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2022年6月

2022年6月30日 (木)

自公圧勝して国滅ぶ<本澤二郎の「日本の風景」(4490)

自公圧勝して日本沈没<本澤二郎の「日本の風景」(4490)

<毎度ため息が出る参院候補者ポスター掲示板をじっと見つめる哀れ!>

 物価の番人のはずの黒田東彦・日銀アベノミクスのお陰で、日本の円は極端に下がり、その結果、食料から原油、原材料が大幅に値上げされた。円売りドル買いが定着した。働く職場もない庶民・母子家庭は、先の見えない厳しい生活を強いられている。反対に財閥はぼろ儲けして笑いが止まらない。原子力ムラの電気ガスは、公然と値上げ。それでも1%富裕者向けのアベノミクス経済政策下の参院選に、異変が起こらない。自公圧勝の声は止まらない。確かに弱すぎる野党はバラバラ、そこへとミニ政党が横やりを入れてくるため、浮上する材料がひとつもない。

 

 余裕の首相
は、バイデンの戦争支援のため海外飛び歩きを止めない。借金で首が回らないのにバラマキとバイデン超軍拡に貢献して、戦争志向で国民に恐怖を与えている。こんな選挙は前例がない。ゆでガエルの日本国民は、とうとう狂ってしまったらしい。

 

 初めてのことだが、散歩中に公設の掲示板と向き合った。8人か9人の見たこともないポスターをまじまじと眺めた。投票したい候補者はいるのだろうか。無論、いない。しかし、棄権するわけにもいかない。どうするか?少しでも自公に抵抗するかもしれない候補者を探すしかない。世論調査だと8割の有権者が投票すると回答しているが、この調査は全くアテにならない。8割投票が実現すれば、地殻変動が起きるのだが、まずは無理である。掲示板を見ながらため息が出てしまった。

 

 「これで自公圧勝だと、この国は極東の小さな島国になるしかない」と永田町

の中枢を歩いてきた友人は、怒りとため息をつきながら、毎日のように電話してくる。日本沈没は、とうの昔からだが、特に国粋主義者・安倍晋三内閣の時代から速度を上げた。さらに、その速度は早まるだろう。霞が関や永田町から理性が失われると、しかもそれに追随する言論ばかりだと、誰もが見たくない、信じたくない国滅ぶしかない。

 

<超借金大国首相はバイデンのために武器弾薬購入とバラマキに専念>

 「いやいやそんなことはない」と自信の持てる有権者がいればいいのだが、円の価値一つとっても誰もが先行き不透明だと判断している。それも地盤沈下する一方の日本という点で共通している。

 巨大地震による第二のフクシマも、間違いなく襲い掛かる。自民党は一度失敗した原始のお祓い宗教・神社神道による「神の国」で、再び対応しようとしているのも不気味この上ない。これも国際社会から採点すると、漫画であろう。改めて記述することにしたい。

 安倍は、カネがないのに60兆円の大金を世界にばら撒いた。それで人々は救われたのか?すべてひも付きだから、受注した日本企業から膨大なリベートが入る。その一部を選挙に使用しているのだろう。同じことを、負けじと岸田文雄がやっている。

 

 安倍の武器弾薬の倍増論をそっくり受け入れて、バイデンを喜ばせている。人殺しの兵器買いに狂奔する行為は、アジアのみならず世界を軍拡の嵐に巻き込む悪魔の所業であろう。

 

<超軍拡で福祉を破壊する戦争国家を支持する日本人の哀れ>

 プーチンも悪党だが、ゼレンスキーも人民の命を守る政治家ではない。バイデンの腕で踊っても恥じない。典型的な英雄気取りのナショナリストだ。なぜロシアとウクライナの人民は、平和のために決起しないのであろうか。

 ヨーロッパも狂っている。否、日本人も狂ってしまった。もうどうにでもなれ、の心境なのであろう。

 人類は第一次・第二次の世界大戦を終えると、目指す目標は人々の生活を保障する福祉国家を目指した。北欧三国が成功して、国際社会の優等生になった。いま同じ国が米国主体の軍事同盟に入って、新たな緊張を作り出した。日本も負けじと、戦前の軍国主義にのめりこんで、緊張政策を採用した。福祉破壊国家への道であるのに止めようとしない、誰もが?

 

<年金から介護と健保の保険を強奪する日本の福祉天国>

 孝行娘のお陰で毎月年金のほかに10万円もらって、我々からすると優雅な暮らしをする友人が、それでも昨今の物価高と、年金から強制的に差し引かれる介護保険と健保に、激しい怒りをぶちまけている。

 「老々介護の人間に対して、介護保険が毎月1万円、年間12万円も強奪する福祉国家があるだろうか。国会に殴り込みをかけたいくらいだ。連中は世界一の高給取りなんだから」と。

 

<消費税廃止で景気回復、ただしその財源を示さない無責任野党>

 経済を少しでも回転させるには、消費税廃止が最善である。野党は財源を示そうとしない。簡単に示せるのになぜ?野党も信頼できない。

 投票したい政党も候補者もいない参院選挙で、それでも棄権は罪である。

2022年6月30日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月29日 (水)

安倍とCIAの攻防戦?<本澤二郎の「日本の風景」(4489)

安倍とCIAの攻防戦?<本澤二郎の「日本の風景」(4489)

<プーチン癒着の晋三に必死の網をかけたワシントンの謀略機関>


昨日「訃報 金田英行君」を書いたついでに、自民党総裁選に出馬して敗北した中川一郎が、その後に札幌市のホテルで自殺したことに触れた。すると、これを読んだ元自民党本部国際部に所属したこともある中原義正が「中川の死は米国がビザの発給をしなかった、それが原因」とわざわざ連絡してきた。

 資料を見ると、スタニラフ・レフチェンコ事件が登場する。KGB東京代表だった彼が、1979年に米国へと政治亡命し、3年後の1982年に米下院情報特別委員会の秘密聴聞会で対日工作を詳細に暴露した。この1か月後に中川は、自民党総裁選に敗北し、直後に亡くなっている。

 

 「反共の闘士」中川は、正確には親ソ反中親台の人だった。彼は、岸信介の別動隊である青嵐会を率いた。総裁選では「福田にも裏切られた」との思いが強かったろう。石原慎太郎も知っていた。おそらく岸の圧力に福田が押し切られたと見たい。娘婿の安倍晋太郎のことで頭が一杯だったのだから。

 中原情報によると、中川がワシントンに行こうとした理由が不明だが、米国政府がビザの発給を拒絶した理由はソ連のエージェントだった、とするレフチェンコ証言が原因だったという。この辺の事情を、中川のすべてを知っている鈴木宗男の証言が待たれるだろう。

 

 ソ連のスパイだった中川のすべてを知る鈴木が、その後に清和会の森喜朗そして安倍晋三をモスクワへと案内する。腹心・佐藤優も。安倍とプーチン会談27回の中身が、不可解な日露関係の真相を暴いてくれるだろう。むろん、このことに一番神経を使った役所が公安調査庁であり、東京のCIAということになる。北方4島を棚上げした安倍の対ロ工作は、この機会に明らかにせねばなるまい。

 

 いまはっきりしてることは、プーチンに感謝するアメリカの軍需産業とエネルギー産業だ。暴利に笑いが止まらない。しかし、水面下ではCIAと公安が安倍・プーチン会談の真相を掴んで、その都度ワシントンに報告しているだろう。それがいつ表面化するのか。

 

 首相の座を降りた安倍が、突如として異様すぎる軍事費2倍論をぶち上げた背景と関係があるだろう。「私を信じて」という米国諜報機関やジャパンハンドラーズ向けのアリバイ作りかもしれない。バイデンを喜ばせる岸田文雄とも関係しているのかも?必死でワシントンのジャパンハンドラーズと産軍体制に媚び・ゴマスリに徹する策略には、稲田朋美と交代した安倍一直線の高市も動員しているようで、なかなか騒々しすぎる。油断すると、国民が殺されかねない。

 

<プーチンの侵略に安倍は軍拡を叫んで軌道修正したが?>

 レフチェンコ証言では、キングメーカー・田中角栄が、中曽根康弘首相の監視役として、官房長官に起用したカミソリの後藤田(正晴)は、官邸に読売新聞の渡辺恒雄を呼びつけて尋問している。

 レフチェンコ証言に中川の名前は出ていない。やはり鈴木の証言が不可欠だ。鈴木の思惑は何だったのか。中川路線の継承に違いないが、それは何だったのか。鈴木も安倍も、プーチンに手玉に取られただけだったのか。それとも深い闇があってのモスクワ工作だったのか。

 

 ワシントンは、日本の核武装を拒絶している。そのための日米安保であるわけだから、そこをどうすり抜けて核武装をするのか。麻原彰晃を使っての恐ろしい策略は、地下鉄サリン事件で頓挫した。残る手段が、モスクワとの直接取引であったのか。安倍・プーチン会談の闇は深いままにしてはなるまい。

 

<27回会談秘録がモスクワとワシントンから飛び出す?>

 プーチンのウクライナへの軍事侵攻に衝撃を受けた人物は、安倍や鈴木だったのかもしれない。国際社会から悪役にされたプーチンにとって、深刻なロシア経済が、強いプーチンのロシアを望むことは困難であろう。政変も起こりうる。そうなると安倍・プーチン会談の中身が、ワシントンよりも先にモスクワからも露見する可能性が強い。

 

<中川一郎自殺にアメリカはビザ発給せず?心臓はどうか>

 安倍や森喜朗、鈴木に問いたい。即刻モスクワに飛んでプーチンを説得して戦争をやめさせることである。出来ないだろうが、それでも行動すべき価値があろう。プーチンと対話することのできる人物は、他にいないのだから。それはプーチンを生かすためでもある。同時に、軍事費2倍論を撤回する。いまも「安倍を獄につなげ」という市民の叫びは止むどころか、その逆である。人びとは「安倍時代の借金の山をどう始末つけるのか」と怒っている。その返済に耐えられる孫たちはいない。どうする考えか。国民は聞きたい。

 「心臓が動いている間に知りたい」とも。

2022年6月29日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

2022年6月28日 (火)

夢と現実<本澤二郎の「日本の風景」(4488)

夢と現実<本澤二郎の「日本の風景」(4488)

<「何か楽しいことが」に夢枕に小泉進次郎が立つ?>

 毎日悲しい記事を書くのも辛い。友人も「何か楽しいことがないものだろうか」

と本気で声をかけてくる。確かにそうだ、いいネタはないものかと考えながら横になった。驚いた、会ったこともない小泉純一郎の息子・政治後継者の進次郎が、枕元に立っているではないか。

 さっそく自己紹介を始めた。「君のお父さんの結婚式に出たよ。福田赳夫さんが仲人だった。その時の引き出物が時計だった。それが今も動いている」と事実を息子に伝えてあげた。

 進次郎のその時の驚きの様子が面白かった。

 

<「純ちゃんの結婚式に出た」「引き出物の時計が今も動いている>

 進次郎の歳を知らないが、彼は政治の世界に飛び込んでいる。確か関東学院というところで学んだと聞いている。安倍晋三と同じく勉強が嫌いなのだ。しかし、政治屋は務まる。自民党の物差しで測定すると、60点ということだろう。

 アメリカでの僅かな生活が、永田町では優位というお国柄だ。新聞テレビがはやし立てた途端に、彼は有名人になってしまった。

 彼の結婚式を知らないし、全く興味などなかったが、彼もまた父親の結婚式を知らない。そして母親が小泉家から飛び出してしまい、父子家庭で育ったという点では、彼の人間性について問題がないわけではない。

 子供の精神に圧倒的に影響を与えるのは、母親である。今からでも遅くない。母親がいるのだから、一緒に暮らすことも出来る。

 

<「両親を復縁させなさい」「わかりました」で目が覚めた>

 「進ちゃん、両親を復縁させなさい。それが息子の責任だよ」と諭すように声をかけると、夢の中の進次郎は素直に「分かりました」と。その場面で目が覚めた。進次郎に狭すぎる自宅玄関で正確な時を告げる、引き出物の時計を見せてあげたいものだ。

 一度電池を交換しただけで、今も正確な時間を刻んでくれている。人間は片親でも育つ。大きくなるが、精神はまっすぐかどうか。今からでも遅くない。父親も十分満足するような、自由な生き方をしてきた。隣国に多大な迷惑と日本の信頼を傷つけたが。進次郎には両親の愛情が必要であろう。そうでないと、ワシントンの操り人形として人生を終えることになる。

 

<母親は泰道家出身、宏池会に所属していた三八さんは今どうしてるか>

 泰道三八というと、確か薬屋のエスエス製薬のオーナーで知られた。小泉純一郎の妻は、泰道家の身内である。生活に困窮しているわけではない。

 

 敗戦後の三重県警の責任者だった渡辺一太郎は、当局の指示だと思われるが、伊勢神宮をくまなく調べ上げた。結論をいうと、戦前の国家神道は朝鮮半島からもたらされた原始宗教だった。そのことを筆者に遺言のように明かした。渡辺さんは、その後に千葉県警本部長・同副知事・参院議員となった。泰道・エスエス製薬との出会いはこのころだ。息子が政界入りすることに力を貸した。彼は大平正芳の宏池会に籍を置いた関係で、筆者とも仲良くなった。

 彼は口には出さなかったが、小泉家から追い出されたような身内のことで、心を痛めていたようだ。彼自身、事件に巻き込まれ、逮捕収監される。警察も検察も、安倍のように忖度してくれなかった。泰道三八いまいずこ?清和会の安倍に忖度して、捜査をしない日本の検察の不正は、今も問われている。

 

<訃報 秀才・金田英行君!日本の最北端でカニ刺身の思い出>

 秋田県の秀才・金田英行君が亡くなった。学生時代は明るく自信満々だった。色白の美男子だった。北海道開発庁のエリートから、書家でも有名な村上北海の後継者となって政界に飛び込んだ。村上の関係で清和会に入ったことが、その後の人生に暗い影を落としたかもしれない。

 清和会の後継者となった北海道出身の町村信孝は、総裁選で安倍の横やりに突き落とされてしまった。他方、安倍晋太郎嫌いの福田赳夫は、晋太郎の総裁選出馬に際して、大野伴睦の秘書から政界入りした北海道の実力者で知られた中川一郎も支援した。

 つまりA級戦犯の岸信介の後継者・福田は、岸の娘婿となった安倍を信用しなかった。嫌いだった。一口に清和会といっても、岸と福田の確執がすごい。北海道という選挙地盤には、魚の関係で旧ソ連、現在のロシアとの関係が深く、そこを日ごろから公安調査庁が目を光らせている。

 中川父子の自殺も記憶に新しい。中川一郎が「星影のワルツ」を歌った直後に首吊り自殺したが、直前の国会近くの事務所での彼の一言を忘れられない。「政界は政友ばかり、心友はいない」と。与野党に通じるだろう。モスクワを愛した宏池会の阿部文男は、岸の別動隊の青嵐会(森喜朗・石原慎太郎ら)を向こうに回して、大平擁護の急先鋒だった。だが、妙な事件で失脚させられた。余談だが、義母・廣岡キヨノの身内の福島出身の正木清は、北海道から社会党代議士となり、衆院副議長まで昇りつめた。現役時代は東京・大田区下丸子の廣岡宅2階に下宿した。妻の眞知子いわく「正木のおじさんは、よく朝日新聞を含めて日本に記者(汽車)はない。トロッコばかりだ、とよく口にしていた」と。ジャーナリスト不在は昔からだった。

 

 ところで、金田君に一度だけ講演を頼まれた。北海道最北端で、というので、喜んで応じた。うれしかったのは、初めてカニの刺身を腹いっぱい食べたことだった。いまロシア船から買えなくなってしまった。地元は大変だろう。戦争はいかなる事由も、理由にならない。27回もプーチンと宴会談義をした安倍晋三の正体が、モスクワから露見するだろう。

 

<白門研究会の曽我部浩君、出世頭・高野利雄君は名古屋高検検事長>

 中央大学法学部には、司法試験向けの研究会がいくつもある。お茶の水から八王子に移転して以来、成績は大きく落ち込んでいると聞く。苦学生がいなくなって、学生の質が低下したとの声も。

 金田英行君との出会いは、白門会だった。努力家の高野利雄君は、いつも研究室にもぐって六法全書と向き合っていた。他方、曽我部浩君はいつもニコニコしながら、ものしずかでのんびりしていたので、家庭教師で生活費を稼いでいた筆者と馬が合った。この白門会は、他の研究室と異なり、全寮制だった。

 施設は松戸市の江戸川沿いの遊郭を買収したもので、そこに学生を住まわせて、司法試験と公認会計士試験の勉強をしていた。うぶな人間は「遊郭」の意味が分からなかった。6畳か8畳の部屋に学生2人を同居させ、そこから廊下伝いに薄暗い研究室へと移動し、思い思い分厚い法律書とにらめっこするのである。

 今考えると、こうしたことは生まれつき性分に合わないし、それよりも松戸駅から電車に揺られて御茶ノ水の大学の机に向かったり、夕刻の家庭教師の方がお似合いだった。1日10時間も机にかじりついて、無意味?な法律用語を丸暗記する?そうして手にした資格ある人間の価値とはなにか。およそ人間性を育むことなど無縁に違いない。

 法律家に欠陥人間が多いという指摘は、本当であろう。いま年間1500人もの合格者を出していると聞いた。仕事がない弁護士は、勢い検事や判事になるのだが、その門はひどく狭い。失業する弁護士は少なくない。やくざに雇われる弁護士も生まれる。

 どうでもいいことではないが、いい法律家はいない、見つけるのが大変だ。

 金田英行君はまずまずの人生だったのかもしれないが、清和会ではどうだったろうか?離婚したと聞いたが、その後はどうか。喪主は弟の公認会計士の英成君。妻を亡くして一人ぼっちの人生だったのか。晩年は誰もが通る道なのか。

 曽我部君の結婚式に呼ばれた。彼の父親は神奈川県を代表する精神科医だった。息子は精神病院の理事長を長く務めたであろう。今どうしているか。結婚式では、同窓生代表として「大平さんのように銅像似のべーちゃん」と披露した。人生は多かれ少なかれ波乱万丈だ。筆者だけではあるまい。

2022年6月28日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月27日 (月)

頭も手足も腐敗<本澤二郎の「日本の風景」(4487)

頭も手足も腐敗<本澤二郎の「日本の風景」(4487)

<元町長・渡邉修男が見た腐りきった地方自治=程遠い民主主義>


安倍晋三の腐敗はただ事ではない。頭が腐った日本の地方自治もひどい。元町長の渡邉修男さんの体験記を、安倍追及に人生をかけている市民活動家の仲村さんが、自宅に郵送してきた。彼は以前、旧動燃のもんじゅ西村謀殺事件関連資料を自宅に届けてくれ、その結果として日本最大の闇組織「原子力ムラ」の存在を暴くことに成功した。

 

 記録映画「チェルノブイリハート」をYoutubeで見れば、政府・原子力ムラが蓋をして、やり過ごしているフクシマ東電放射能問題を暴露できるだろう。渡邉元町長体験記を目にすると、地方自治の腐敗もひどい。54基もの原子力発電所にも圧倒されるが、札びらで自由自在に設置されてきた原発現場だけでなく、それ以外のすべての地方自治においても、市民のための首長もいなければ、地方議員も存在しない!

 

 わが故郷の房総半島も、フクシマの放射能汚染物を不法投棄されていても、その結果、将来は水も飲めない、農耕も出来なくなるという、人間が生きられないことが100%想定されるというのに、千葉県も袖ヶ浦市も警察も議会・議員もソッポを向いている。渡邉さんは理解できるだろう。

 

 埼玉県騎西町を初めて知った。ここで2年半、渡邉さんは町長を務めた。4年は続かなかった。細かい事実関係は、理解できないが、要は役場や議会に巣食う腐敗人に対する心遣いがなかった、そのために引きずり降ろされた。改革の旗がアダとなってしまった。

 地方での生々しい生きた教訓から「安倍の逮捕はない」と認識しているという。案の定、期待した林真琴検事総長も成果を出すどころか、安倍同様逃げ回って辞めてしまった。新任の甲斐という人物も同じことになろう。鍵を主権者が握っている。日本の民主主義は、いまだ確立していない。腐っているのである。

 

<1993年12月に埼玉県騎西町の政争を記録=犬の遠吠え?>

 埼玉県は首都圏に属する。田舎町とはいえ、情報が途絶えている場所ではない。役所の職員もいれば、町民を代表する議員もいる。体制は立派な民主の地方自治だ。

 公務員は公僕・全体の奉仕者だが、現実は違う。親分子分のような腐った組織が存在しているのだろう。それは議会もしかりだ。1期目の首長は、それらとの肩たたきに終始する。渡邉町長はそれを排除した。それが正義の町政と認識していたのだが、悪は行動を起こした。そしてその罠にはまってしまった。

 これこそが、日本の地方自治なのだ。役所は民主・公僕の観念などないに等しいのである。ないものねだりの町長は、内部からの偽りの証拠で自爆する。それにぶら下がる新聞記者だった。

 

<国政が乱れると列島全体が腐る=拙著「房総半島の闇」を連想>

 筆者は以前、行政ものを取材したことがある。「霞が関の犯罪」(リベルタ出版)は厚労省役人の不正を暴いたものだが、途中で右翼が登場してブレーキをかけてきた。官僚と右翼暴力団の人脈の存在に驚かされた。もう一つは「房総半島の闇」(データハウス)だ。

 ここにきて役所のデータ改ざんが厚労省から、国交省でも発生していたことが判明した。官僚が腐ると、政治はそれ以前からだ。特に安倍・清和会の腐敗は、途方もないものばかりだ。

 中央が腐ると、地方は待ってましたとばかり、何もしなくなる。利権に首を突っ込む。議員も役人も利権アサリに走る。国が破れてきている証拠で、隣国を笑える状態ではない。

 

<「地鎮祭」の文字も飛び出す神道国家主義文化の日本象徴>

 渡邉本を読んでいて、驚いたことは原始宗教行事のはずである「地鎮祭」という言葉が見つかった。太古の迷信に相当すると信じられている神社神道の行事を、公的機関が現在も行っているのである。

 日本を崩壊させた元凶は、ヒロヒトだけではない。日本人の心と精神を羽交い絞めにした国家神道の罪は、万死に値する。300万人の若者の命を奪った罪が、消えることはない。それが現在も、となると、中央も地方も原始のしがらみのなかで、蠢いていることになり、現代人は反吐が出る。

 安倍・田布施のしきたりが、今も地方で生きていることに驚愕するばかりだ。この世にいい宗教が存在するのであろうか。個々人が決めることであって、公的な組織・機関では許されない。日本国憲法の政教分離の立場であろう。

 

 憲法を敵視する今の自民党と公明党・維新などが先行する目下の参院選挙であることを考えると、日本の前途は悔しいが明るくない。渡邉本が犬の遠吠えに終わらないことを祈りたい。

2022年6月27日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・反骨の政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2022年6月26日 (日)

米最高裁・中絶禁止の大波紋<本澤二郎の「日本の風景」(4486)

米最高裁・中絶禁止の大波紋<本澤二郎の「日本の風景」(4486)

<女性の人権を奪う政治判決=米国政治外交にも影響必至>

 トランプの置き土産か、保守派の判事で固めた米連邦最高裁判所が、こともあろうに人口妊娠中絶を覆すという判決をした。インフレで悲鳴を上げているアメリカ社会に、ちゃぶ台をひっくり返すような最終司法判断が、ワシントンの内外政を激しく揺さぶることになる。

 近くは秋の中間選挙に影響を与える。バイデンが保守共和党を叩く好材料となるのかどうか、早くも各州で女性の人権を奪う判決に怒りのデモが繰り広げられている。共和党知事と上下両院議員と女性有権者の激突の行方に注目が集まる。

 

 日本の神道文化に徹する右翼勢力にも、これが波及する可能性が高い。早ければ来月投開票の参院選においても、家庭と家計を預かる女性有権者らに多少の影響を与えるかもしれない。

 

<米中間選挙に巨大な地雷=トランプの置き土産にバイデンSOS?>

 人工妊娠中絶は、女性の人権の根幹を支えている!この点について日本人男性の理解はやや問題を抱えているが、覚醒剤による強姦が常態化している社会では、語弊があろうが、筆者は「木更津レイプ殺人事件」の取材体験から、声を上げない、自立していない女性の人権意識からみて、これが相当深刻化していると認識できる。アメリカ社会の分断は、日本社会にも波及するだろう。

 日米の家庭とも、娘を持つ両親の心配は尽きない。麻薬とレイプが氾濫して久しいアメリカ社会では、昔からだから、なおさらのことであろう。妊娠中絶は、女性の人権の根幹という理解は、決して的外れではない。最近知ったばかりの、外部放射能被ばくと放射能汚染の牛乳や野菜などから内部被ばくした妊婦のことも。この世に生まれてくる想像を絶する胎児を記録映画「チェルノブイリハート」(youtube)で確認したばかりなので、余計に感じるのかもしれないが、様々な事情から、女性の好まない出産もまたしかりだろう。311フクシマも気になって仕方ない。

 

 ともあれ、9人の判事のうち6人が保守派といういびつな米連邦最高裁判決によって、女性の多数が保守系キリスト教会の教えという「中絶は殺人」に抵抗することになる。選挙のことを考えると、共和党議員もおいそれと裁判所の判断に従うことも出来ない。中間選挙でまずアメリカ国民の大勢が決まる。投票率も上がるだろう。バイデンに有利ではないだろうか。インフレ退治に専念すれば、民主党に有利だろう。バイデン民主党が圧勝するかもしれない。

 

<夫婦別姓阻止の神道・神の国・国家主義の永田町にも影響必至か>

 日本社会にも影響を与えることになろう。

 多くの日本人は、理解してないことだが、カルト神道・日本会議の価値観が自民党から維新といった右翼政党に影響を与えている。このことの理解が、筆者も不十分だったため、最近は猛省しきりである。

 おそらく森喜朗ら神道政治議員連盟なる教団組織は、安倍の祖父・岸信介の時代から自民党本部の奥深くにこびりついていたのであろう。自民党保守傍流の中曽根派や福田・清和会の時代になって、正面に躍り出てくる。

 森の「日本は天皇中心の神の国」と公言した集会が、この神道議連の会場だった。国民は驚き、あっけにとられた。明治の日本帝国が忽然と鎌首をもたげたから。宏池会の保守本流指導者・加藤紘一が、森打倒に動いた。無念にも中曽根ら国家主義の抵抗に屈した。もしも、加藤の乱が成功していれば、護憲リベラルが現在も、自民党の主流であり続けていたであろう。

 

 森・小泉・安倍という清和会が主導権を握ったことで、自民党から護憲リベラルは放逐されてしまった。代わって神道の日本会議が台頭、護憲派の平成天皇も交代させられた。安倍の暴政は今も続いている。今日では当たり前の夫婦別姓さえも具体化しない。行政・立法・司法が硬直して久しい。隣国との緊張政策を本格化させ、それに服従する新聞テレビによる世論操作によって、現在の日本に戦前のナショナリズムが台頭してきている。おそらく、女性の人権抑圧が表面化するに違いない。

 

<護憲と改憲・カルト教団も亀裂?女性の自立を促す起爆剤にも>

 日本は電通という国策宣伝機関とNHKによって、平和憲法を解体する動きが本格化して久しい。小泉・安倍の暴政の実績といえる。政権維持に執着する岸田・妥協内閣が、安倍路線を踏襲し、同時にバイデン戦争にも追随していて危うい。そこに中絶NOという爆弾が投下される?

 人口減に悩む経済成長派の財閥が乗ると、新たな亀裂を生じさせるだろう。平和か戦争か、女性の人権抑圧か否か。反対に、これらのことが女性の自立を促すことも考えられるだろう。超円安で暴利をむさぼる財閥とアベノミクス。500兆円財閥内部資金に対する一部野党の課税論も飛び出してきた。

 カネに執着する言論界と財閥の結びつきの中で、強化される戦争国家体制と、奴隷化する労働組合のない孤立する労働者・母子家庭の貧困などが絡み合う日本社会を、真剣に考える有権者が出てくるのかどうか。ワシントンの爆弾は、東京にも予想外の影響を与えかねない。

2022年6月26日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月25日 (土)

「チェルノブイリハート」を見よう!<本澤二郎の「日本の風景」(4485)

「チェルノブイリハート」見よう!<本澤二郎の「日本の風景」(4485)

<被ばくジャーナリストの竹野内真理の原子力ムラ対決に改めて敬意!>

  国際社会は、ロシア・ウクライナ戦争やコロナ大不況下のエネルギー・物価急騰という命と生活に振り回されている。日本では、そうした中でナショナリズムという戦前の亡霊が列島を覆いつくし、国政選挙の最中だ。フクシマさえも忘れかけている。もちろん、チェルノブイリの恐ろしい事態とフクシマ危機についても。

 ここで叫びたい。心底から記録映画「チェルノブイリハート」を見ようと訴えたい。友人弁護士が見たのだ。Youtubeを開けば、誰でも散見できる。「チェルノブイリハート」にアクセスしてみよう。

 恐怖で度肝を抜かれる。原発放射能被ばくの本当の恐怖を知ることが出来る。母親の胎内から、それでも生まれてくる赤子を誰も直視することは出来ない。一人や二人ではない。放射能被ばくを言葉では表現できない。道端に奇形児を投げ捨てる母親を、誰も非難することなど出来ない。

 本心から分かった!高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件取材の本質をえぐる分析をしていた被ばくジャーナリストの決死の闘いも!チェルノブイリの真実が、勇気ある行動をくれていたのであろう。正真正銘の決死の勇気なのだ。竹野内真理こそが、本物のジャーナリストであろう。「チェルノブイリハート」のことを知って、改めてそう思う。フクシマの子供たちを救えという、身を捨てた行動力に、繰り返し敬意を表したい。ひとり日本にも、原子力ムラに屈しないまともなジャーナリストが存在したことに感謝したい。

 対して日本政府は、とことん狂っている。バイデンの戦争に加担すべきでない。チェルノブイリ被ばく児童救済に動くべき義務があろう。ウクライナ・ベラルーシ・ロシアの子供たちに目を向けよう。おのずとフクシマの悲劇の原子力ムラの分厚い蓋を開くのだ。帰還運動を恥じるべきである。

 

<原子力ムラの侮辱罪告発に国境なき記者団が対抗、当然の不起訴>

 「フクシマの子供たちを救え。被ばく者を、特に若い女性と子供たちを避難させないと恐ろしい事態が起きる」と訴え続けて原子力ムラの怒りを買った。

 悪魔の原子力ムラは、法を乱用して反骨のジャーナリストに襲い掛かった。なんと最近自公維などの、それこそ悪魔に魅入られたような政党が「侮辱罪の厳罰化」を強行して話題となった刑法の規定を乱用して、竹野内真理に襲い掛かった。

 侮辱罪で刑事告発することで、言論の自由を封じ込めたのである。こんな場合、正義の法律家が決起する、そして悪の原子力ムラを退治して、めでたしで決着が、民主主義の当たり前の結末であるが。

 しかし、市民団体その他すべてが隠れてしまった。窮地の反骨ジャーナリストを助けたのは、国際的に活躍している「国境なき記者団」であった。さしもの原子力ムラという闇の組織も、手を引っ込めた。

 目下、原子力ムラは原油急騰を口実に、大掛かりな原発再稼働に向けて読売など新聞テレビを悪用して、情報操作に余念がない。彼ら悪魔集団は、太陽光発電設置を利用しながら、その地下にフクシマの放射性物質を埋設している。房総半島の水源地が真っ先に狙われた。君津市と袖ヶ浦市と、次いで木更津市の水源地狙いだ。

 

<驚愕の記録映画を見て涙、涙した日本人はフクシマに目を向ける!>

 筆者に「チェルノブイリハートを見た」といって電話をくれた法律家は、説明しながら涙声になった。声も出ないとも。それはこの世の地獄を見たからだ。

 放射能被ばくというと、真っ先に甲状腺がんを連想しがちだが、ここでいうハートは晋三ならぬ心臓病を指す。そして最悪の被害は奇形児らだ。まさに言葉も出ない。日本人は、必然的に忘れがちなフクシマに目を向けることになろう。

 日本の隠ぺい体質は、科学や医学の面でも先進国で知られる。そして嘘もだ。「日本では出産する前に中絶させるだろう」と誰もが考えるだろう。証拠を隠すのだ。ヒロシマ・ナガサキの原爆投下を教育や政治・科学・医学に生かそうとしない日本である。

 ロシアのプーチンと27回も会談を行った安倍晋三という悪魔が宿る自民党は「軍事費を2倍・10兆円にしよう」、さらに陰に回って「核武装しかない」とほざいている。これに追随するのが公明党創価学会、維新である。彼らは真っ先に「チェルノブイリハート」を見たらいい。

 

<奇形児を路上に捨てるしかない被ばく妊婦を誰も非難出来ない!>

 胎児を道端に捨てることに同意できる人間は、この世にいないだろう。しかし、チェルノブイリではだれも非難できない。日本では中絶で隠ぺいする。薄汚い犯罪国家といわれかねないだろう。

 

<被害者はウクライナ・ベラルーシ・ロシア。それでも戦争するナショナリスト>

 「チェルノブイリハート」地域でも、ナショナリストらは「英雄」を目標に殺し合いをしている。それを連日報道する日本のNHKである。被ばく者の子供たちにカメラを向けよ、心から叫びたい。

 

<人道支援しない日米軍事同盟と欧州軍事同盟の野蛮すぎる脅威>

 人類は殺し合いに弓矢から鉄砲、さらに核兵器とますます野蛮遺伝子に染まってしまった。悪魔の科学者がもてはやされる時代である。そのための原子力発電所が世界に400基。ここからの温排水が海の温度を上昇させた。それが原因で大災害が起きている。気候変動は地球崩壊を裏付けている。

 科学者は、それでも「カネ」目当てに悪魔の研究に余念がない。人類も地球も、死への存在にするだろう。77年前を忘れた日本人も、悪魔の路線に100%舵を切っている。思想も宗教も無力どころか、反対に殺し合いに掉さしているのではないか。

 

 繰り返す、「チェルノブイリハート」をすべての日本人は見なければならない。同時並行して311のフクシマに目を向けるしかない。真の人間復興だ、人間の道に回帰せねばなるまい。添付した竹野内ファイルも見てもらいたい。心が清くなるだろう!

2022年6月25日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://savekidsjapan.blogspot.com/2013/09/a-fukushima-teenager-found-to-have-lung.html

 

https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_1741.html

2022年6月24日 (金)

戦争と覚醒剤いま強姦魔<本澤二郎の「日本の風景」(4484)

戦争と覚醒剤いま強姦魔<本澤二郎の「日本の風景」(4484)

<元中学教員相加文代・共同通信記者真下周が世に出した死にゆくヒロヒト特攻兵とヒロポン=この世の地獄

 大英帝国の野蛮な手口は、戦後アメリカ政府に継承されたと見られているが、中国の清を打倒する時はインドで作ったアヘンで戦争を仕掛け、香港を割譲させた。戦争とアヘンは、日本の傀儡政権・満洲国でも重用、そこで活躍したアヘン王・里見機関を動かして莫大な資産を溜め込んだ岸信介の暴政の土台となった。残酷極まりない教訓から中国の麻薬対策は、ひどく厳しい。それを承知で麻薬に手を出す日本人!現在も「愛知県稲沢市の元市議会議員、桜木琢磨被告(78)は、2013年に中国南部、広東省広州の空港で覚醒剤3キロ余りをスーツケースの中に隠し持ち密輸しようとした罪に問われている」!

 「岸の孫は、米国留学中に麻薬を覚えた。現地で捕まったことも」とは、安倍晋太郎のライバル・田中龍夫事務所の金庫番・中内節子さんから直接聞かされたものだ。

 

 覚醒剤について全く知らなかったが、ついに「木更津レイプ殺人事件」の取材で知った。伊藤詩織さん事件では「山口強姦魔が使っている」と厚労省の麻薬Gメンと親しかった友人が断言している。 

 すると、今度は山本太郎支持者が共同通信の記事を見つけて送信してきたので、本ブログに貼り付けることにした。小泉純一郎も興味を示していたヒロヒトの特攻隊が、覚醒剤ヒロポンをチョコレートに包んで、地獄の世界に突っ込んでいたという、これまた衝撃的な史実を書いていた。元教員の相加文代さんの研究成果を紹介したものである。

 

<「木更津レイプ殺人事件」の犯人やくざ浜名にも覚醒剤疑惑>


性犯罪を軽視する警察と検察のお陰で、強姦魔は数知れず、女性被害者は膨れ上がっているとみていい。「木更津レイプ殺人事件」の犯人やくざ浜名は、その挙動から覚醒剤常習者のはずである。強姦事件と覚醒剤は、ほぼ一体関係にあるとみられる。あえて断定したい。

 ことほど覚醒剤は、国内で出回っている。やくざ跋扈を裏付けている。やくざの生活保護は、ほとんど聞いたことがない。覚醒剤は犯罪促進剤なのであるが、取り調べる麻薬Gメンが少ない。警察検察も逃げている。

 しかも男性上位・男尊女卑・女性差別が日本の恥部だ。刑法一つ見ても分かるだろう。根源は万物平等の仏教ではなく、戦争神社で知られる神社神道ではないのか。自民党の支持母体である。仏教派の聖徳太子が知られているが、天皇家はなぜか神道、男尊女卑だ。自民党の家族制度もここから派生している。日本の差別社会解消のためには、政教分離を貫徹することが不可欠である。誰一人として口にしないが、これが正論である。

 

<浜育ちの青柳敏雄さん執念の記事を以下に添付>

真下 周の共同通信記事

 太平洋戦争末期、米艦に零戦機などで突っ込み、時に〝軍神〟とあがめられたり、時に「無駄死にだった」と切り捨てられたりもした特攻作戦の悲劇。出撃前の特攻隊員には覚醒剤「ヒロポン」が与えられていた。この問題は真正面から研究された様子がないが、大阪の元中学教員の相可文代さん(71)は、勤労奉仕で覚醒剤入りのチョコレートを包む作業に従事した女学生の実体験を知ったことをきっかけに独自に調べ、このほど冊子にまとめた。

 覚醒剤と知らされず服用し命を散らした若者らの悲哀と、上官や国家体制の無責任さ。志願制とは名ばかりの死への強制の中で、最後には薬物も使った特攻作戦はまさに「統率の外道」(大西滝治郎海軍中将)だ。「祖国に命をささげた美談のように語られるが、実際には覚醒剤による高揚感に満ちないと敵艦には突入できなかった」と相可さん。「実証」にこだわった研究を、冊子の記述と相可さんの言葉からたどる。引用は原文のままとした。(共同通信=真下周)

 2016年9月、相可さんは平和学習会で戦争体験者から思いがけない話を聞いた。「兵隊さんに送るチョコを包む仕事と言われ、プレハブ工場に連れて行かれました」「チョコを一口食べ、カッと体が熱くなったのを覚えています」

 大阪府高槻市在住の梅田和子さん(90)は、1945年の春、茨木高等女学校(現在の府立春日丘高校)の学生だった。父は弁護士で、大阪市内の裕福な家に生まれ育った。空襲がひどくなり、祖母と高槻に疎開していた。 隣の同府茨木市にあったゴルフ場は陸軍の食糧補給機関になっていた。備蓄用の食料品が保管され、ここから戦地に運ばれていった。市内の山間部に海軍関連の倉庫として建設された地下トンネルにも、特攻隊が出撃前に食べるための覚醒剤入りのチョコ(チューブ型)が保管されていたようだ。

 茨木高女には、食糧補給機関の支所が置かれ、校舎も軍需工場として稼働していた。運動場の片隅に小さなプレハブ小屋が建てられ、梅田さんは包装作業をしながら勤労奉仕の女学生らを監督する任務に就かされた。

 女学生らは15センチほどの棒状のチョコバーをクラフト紙で包んでいた。チョコバーには菊の御紋が付いていた。初日、梅田さんは上級生らに校舎の屋上に呼び出され、「これを食べろ」と迫られた。戦時中は裕福な家庭でもめったに食べられなかったチョコ。一口食べるとカッと体が熱くなったことを今でも鮮明に覚えている。上級生らは「特攻隊が最後に食べるもので、何か入っているみたい。食べたからにはおまえも同罪。先生にはゼッタイに言うな」と口止めした。

 教員として生徒を送り出してきた身近な高校で、過去にこのような出来事があったことに相可さんは衝撃を受けた。背景や実態を調べようと思い立ち、最初に参考にした本が「50年前日本空軍が創った機能性食品」。陸軍航空技術研究所(東京・立川市)の研究員として戦時中、航空隊の携行食開発に従事していた岩垂荘二氏が93年にまとめた著書。ヒロポン入りのチョコの話が記されていた。

 43年ごろ、ナチス・ドイツ空軍がヒロポン(覚醒剤)入りのチョコを製造し、飛行士に食べさせ効果が上がっているとの報告があり、上官である川島四郎大佐から「すぐにつくって補給したい」と命令され、棒状のヒロポン入りチョコをつくり、特別に補給したという。「今考えると、とんでもない、おそろしい機能性食品である。(中略)これも戦争という残酷な状況のなせるわざであろう」と岩垂氏は回想している

 ヒロポンは大日本住友製薬の前身の大日本製薬が開発した覚醒剤の商品名だ。戦争中、兵士や夜間勤務者らの間で「ヒロウ(疲労)がポンと回復する」との効果で知られていた。戦後民間に出回り、大量の中毒者が若年層にも出たことで51年に制定された覚醒剤取締法により厳格に規制された。

 相可さんは「『名将』『愚将』大逆転の太平洋戦史」(新井喜美夫著)に「かつて筆者は某製菓会社の重役から聞いたことがある。そこではヒロポンが大量に供給され、回りをチョコレートでくるみ、菊の紋章を刻印したものを、定期的に軍に納めていたという」というくだりを見つけた。梅田さんの経験と一致した。

 チョコ以外にも覚醒剤はいろいろな形で提供されていたようだ。ミュージシャン大貫妙子の父親大貫健一郎少尉は、鹿児島・知覧基地から沖縄特攻に出撃した時の話を記している。「菊の御紋が入ったタバコ、沢の鶴の二合瓶…(中略)…。長距離飛行の途中で眠くならないようにとヒロポン入りの酒まで用意されており、『元気酒』と名づけられていました」(共著書「特攻隊振武寮 証言・帰還兵は地獄を見た」より)という。

 「(チョコやタバコの)菊の紋章を見た特攻兵たちは、自分たちへの天皇の期待を感じ取っただろうし、覚醒剤効果で恐怖心はかなり軽減されていたのでは」と相可さんは推測する。

 「突撃錠」と呼ばれていた丸薬を飲み「腰の軍刀を振り回しながら、離陸していく士官もいた」との証言を記したノンフィクション作品(日高恒太朗作「不時着」)もあった。「特攻とは」(沓名坂男著)に収められた元白菊特攻隊の一等飛行兵曹の手記には「定刻になって出撃隊整列、(中略)腕をまくり注射、今まで酒でふらついていた身体がみるみる立ち直ってくる。その内にシャキーッと酔などどこへやら、神経は昂り身内から闘志が湧いてくるのを感じる。そして水盃をいっきに呑み干し、その盃を地面に叩きつけ、勇躍機上の人となる」と記されている。 出撃前に整列して杯を飲み干杯を地面にたたきつけるシーンは、2013年12月に公開された映画「永遠の0(ゼロ)」でも、印象的な場面として描かれている。

 「重い飛行機雲 太平洋戦争日本空軍秘話」(渡辺洋二著)には、戦後、覚醒剤の後遺症に悩む戦闘機の元操縦士が取り上げられていた。首都圏を夜間に空襲する米軍のB29爆撃機を打ち落とす任務のたびに“暗視ホルモン注射”を軍医官に打たれた。「眠気もよおさず、妙に頭が冴えわたり、帰投後は強い睡眠薬を定量よりも多く服薬して無理に横になるときもあった。また、食欲の減退もはっきり現れてきた」

 戦後、通勤の満員電車で奇妙な感覚にとらわれた。「押し合いながら乗っている周りの人々の手や鼻が、自分の目に飛び込んでくる感じ」。40年ほども症状に悩まされ続けた。症状がよくなってから数年後、かつての軍医官が現れ、暗視ホルモンの正体はヒロポンだったと告げ、謝罪したという。覚醒剤は人体をむしばみ、生き残った人にも、取り返しの付かない影を落としていた。

 軍国主義教育で染め上げられた社会の中で、徹底的に粗末に扱われた若者の命と対照的に、上官や軍部の無責任さも浮かび上がる。「最後の一機で必ずおまえたちの後を追う」と部下を鼓舞しながら、敗戦となると「後始末も大事だ」と言葉を翻し、戦後を長く生きた上官らもいた。

 特攻隊を考える時、相可さんの頭にはいつも映画「永遠の0」の存在がある。「映画館には若い人がいっぱいで、終了後には感動のため息が漏れていた。私は非常に複雑な気持ちだった」と述懐する。優秀なパイロットを死なせる特攻作戦のまずさ、軍司令部の愚かさは表現されていたが、「死」を受け入れる心情の美しさ、自ら犠牲になる気高さが強調されることで戦争責任をあいまいにし、日本がやった戦争への反省から目を背けている、と厳しく批判する。

 相可さんは1950年、三重県生まれ。大阪府摂津市の小学校教員となり、84年から定年退職の2010年まで中学校で社会科を教えてきた。

雪崩を打つ中間層に衝撃!

 忘れられない体験がある。ロールプレイを見て「日中戦争は是か非か」を生徒たちが判断する授業を見学した。最初は「非」の立場の生徒が圧倒的に多かった。だが「戦争はやむを得なかった」論が展開されると、オセロのように意見がひっくり返っていく。立場を変えた生徒らは「納得できた」と生き生きした表情を見せ、最後まで「非」を表明した少数の生徒たちはしょんぼりしていた。

 「是」の理屈が「非」を上回る“説得力”を持っていると痛感した。「戦争はダメ、平和は尊い」と情緒に訴えるやり方では不十分で、「非」を表明した子どもたちを支える論理が必要だと悟った。相可さんがリアリズムに徹する原点はここだ。戦争の実相を伝え、なぜこうなったのか事実から論証することを肝に銘じてきた。

 「いつの時代も右側の人もいるし、左側の人もいる。しかしほとんどは真ん中にいる人たち。その人たちがどちらの側につくかで世の中は変わる」。退職後、教科書問題に取り組み、戦争を美化しようとする言説に徹底的に目を光らせてきた。国内外の情勢や時代状況で、雪崩を打つように中間層が「戦争やむなし」の言説に傾斜し、好戦論者を生んでしまわぬよう引き留めるのが役目と自任する。

 調査を終えた今、こう語る。「戦争で命の奪い合いを兵士にさせる時、国家権力は残酷なことをする。隊員たちは死を前に苦しんでいた。面目もあった。(果たさぬことで)家族に累が及ぶことも考えた。彼らの心情にウソはなかった。普通、命は惜しいもの。異様な興奮状態にならなければ自らの命を絶つことはできない。美談がいかに危険な論理か。特に若い人には、きちんとした歴史認識に結びつけて考えてもらいたい」

 連絡はo-fumiyo@kdt.biglobe.ne.jp

 

2022年6月23日 (木)

戦後初ナショナリズム選挙<本澤二郎の「日本の風景」(4483)

戦後初ナショナリズム選挙<本澤二郎の「日本の風景」(4483)

<改憲軍拡・国家主義VS護憲リベラル決戦=天に届け!9条危機>

 戦後の日本に戦前のナショナリズム(国家主義)が台頭したのは、A級戦犯の岸信介が活躍する、保守合同直前の鳩山一郎民主党が吉田茂内閣を打倒し、間もなく岸内閣が誕生し、60年の日米安保が改定された時である。黒幕は米国の謀略機関・CIA工作が見事に開花したもので、これが第一期だ。

 第二期は岸の実弟の佐藤栄作内閣を経たのち、護憲リベラルの田中―大平体制が蓋をしたが、続く中曽根康弘内閣が平和憲法破壊の動きを本格化させた。この政権を支えた新聞が生まれた。戦前の特高警察を指揮した正力松太郎が急成長させた読売新聞だった。読売は自ら改憲新聞を名乗った。

 

 第三期が「日本は天皇中心の神の国」と公言した森喜朗内閣で、続く小泉・第一期安倍内閣。いうところの自民党極右派閥・清和会内閣で本格化、戦争神社で知られる靖国神社参拝を強行する。中国や朝鮮半島などアジア諸国に日本不信の芽を植え付けた。

 第四期が、第二期安倍内閣から現在に至る菅・岸田政権である。こともあろうにロシアのウクライナ軍事侵攻を好機とばかり、軍拡改憲を大合唱し、これに連立を組む公明党創価学会と、安倍の別動隊と指摘される関西の極右政党・維新に、旧民主党から離反した国民民主党が、そして支持母体の労組連合体の連合の右翼化が、今日の日本ナショナリズムの本体を形成している。

 

 こうした日本ナショナリズム形成を俯瞰すると、議会は戦前の近衛内閣時を想起させるような翼賛体制が形成され、肝心要の言論界が著しく衰退し、政府・権力機関に対する批判をやめてしまった。このことが国民レベルでナショナリズムを本格化させ、そのもとでの反ナショナリズム・平和憲法重視派との決戦が現在の参院選である。昨日の2022年6月22日公示、7月10日投開票の参院選挙が、日本ナショナリズムの行方を決定付けるだろう。反戦の平和憲法が、戦後初めて本格的な危機にさらされることになる。日本SOSだが、もはやこうした当たり前の政治分析が、公共放送は言うまでもなく、リベラル・高級紙といわれた朝日新聞からも聞こえてこない。

 いうまでもなく、背後には戦後復活した財閥と原始カルト教の神社本庁(国家神道の後裔)がある。むろん、米CIAの監視下で繰り広げられる。

 

 以下は一部の23日付の記事である。

(与野党は選挙戦で、岸田文雄首相が意欲を見せる憲法改正を巡っても、論戦を交わす。自民党は憲法9条への自衛隊明記や緊急事態条項の創設を含む4項目の条文イメージを掲げる。改憲に前向きな自民、公明、日本維新の会、国民民主の「改憲4党」が憲法改正の発議に必要な3分の2の議席(166議席)を得られるかが焦点で、4党が3分の2以上の議席を獲得するには計83議席を得る必要がある。)

 

<杉並区長選挙方式を採用すれば、自公撃破は夢ではない!>

  数日前の東京都杉並区の区長選挙で、反ナショナリズム・護憲リベラル勢力が勝っている。大政翼賛の政治に危機感を抱いている国民は、正確には少なくない。受け皿を用意すれば、棄権する無党派層を動かせるだろう。どうするか、これらの政党、特に立民と共産が身を捨てるしかない。しかし、この期に及んでも党利党略に埋没する両党の党首は、平和を願う国民を裏切っている。

 立場を変えると、軍拡改憲・軍国主義日本に塩を送っていることになろう。いまだ11選挙区でしか共闘を組んでいないという。売国奴政党なのだろうか。

 今からでも全選挙区で、反ナショナリズム連合を結集する責任があろう。健闘を祈りたい。

 

(東京都の杉並区長選は20日開票され、無所属新顔で公共政策研究者の岸本聡子氏(47=立憲民主、共産、れいわ、社民、新社会、杉並・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパン推薦=

 

<党利党略から抜け出せない反自公の立憲と共産は売国奴党なのか>

 無党派層が覚醒すれば、大政翼賛会に負けることはない!無念にも、戦いに臨んで初めから白旗を上げているようで、心ある識者は衝撃を受けている。悲しすぎる事態である。このまま最終日まで行くのであれば、志位も泉も売国奴とののしられることは間違いない。

 今回の国政選挙いかんで国家主義圧勝となれば、21世紀の日本没落を約束することになる。膨大な借金予算のもとでの、空前の武器弾薬予算国家は、戦前の二の舞となろう。

 

金力の自民圧勝となると、歴史が繰り返される!>

 アベノミクスによる1%財閥の暴利の一部は、選挙の帰趨を確実にするだけの爆弾となって、野党を抑え込み、無党派層を眠らせ、組織票を期日前に投票させるだろう。

 その先に東アジアを火薬庫にさせるという誘惑にはまるナショナリズムの再現を恐れる。偏狭なナショナリズムは、森の「神の国」や安倍の「日本会議」が証明している。言論に次いで、議会も崩壊する日本を、誰も目にしたくない。

2022年6月23日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年6月22日 (水)

黒田日銀の功罪判明<本澤二郎の「日本の風景」(4482)

黒田日銀の功罪判明<本澤二郎の「日本の風景」(4482)

<衝撃!大手銀行・外国基金・株主は莫大な利益=からくりアベノミクス>

  ようやくのことで、大不況下の物価急騰危機についての日銀・銀行・外国ファンド・株主のぼろ儲けの内実を明かしてくれる人物が現れた。安倍・神道日本会議の「神の国」のアベノミクスの正体である。黒田東彦なる人物が日銀総裁になり、ゼロ金利と異次元金融緩和という、まさに狂気乱舞の日本破壊者であり続けているのか。

 黒田の手口は、実に単純なものだった。誰でも、ロボットでも出来ることだった。改めて日本に財政通が存在しない、エコノミストがいないという悲劇的な証拠を見せつけられることになる。

 「日銀は9年の間に通貨(福沢諭吉の1万円札)を5倍にした。134兆円から、今年5月の時点で673兆円に水ぶくれさせた。この金が市中にばらまかれたわけではなかった。何と8割の549兆円が、大手銀行を経由して日銀当座預金に預けられていた。ブダ積みという。その金利は1%。国民の預金は0・01%、その10倍で、日銀は銀行に莫大な利息を与えている。なぜか、なぜか。大手行は闇の金で潤っている。大手行は笑いが止まらない。何もしなくても1%金利で昼寝できる。急激な円安による物価急騰など関係ない。黒田様様なのだ」「銀行からの黒田ボーナスはいかほどか。貧者は黒田邸に行ってカネくれ運動を始めるかもしれない」との手厳しい声が浮上してきた。そうか、黒田は売国奴か。

 

 「日本銀行の本体はボロボロ」になって当然だろう。そんな日銀を黒田を起用した腹黒い安倍は「日銀は政府の子会社。(物価の番人ではない)」と決めつけた。全国銀行協会からの闇献金の裏の裏か。

 

 数字に強い日本人は、さっそく549兆円の1%金利がどれくらいなのか、計算してみるといい。100万円、500万円の0・01%とは違う。超がいくつもつく格差社会のからくりでもある。「(衆院議長の)私は月収100万円、会社の社長は1億円」などと大嘘をほざいた衆院議長がいたが、財閥1%族にとって森喜朗のいう「神の国」は、本当かもしれない?「ヒロヒト日本兵1銭五厘」の子孫が、この惨状を知ったら?空恐ろしい日本か。

 

<不可解!大銀行の日銀預金(549兆円=ブダ積み)1%の超格差>

 無知は幸せ、それとも犯罪か?民衆の預金は0・01%金利、お金を預けている価値はないが、財閥銀行は別格なのだ。道理で、この危機において財界人は悲鳴を挙げていない。財閥担当の経済記者も、ゆでガエル人生を送っているのであろう。しかし、反対に民衆は悲劇である。このような惨状を自民党から共産党まで沈黙している?これもおかしい。日本には民衆に味方する政党も言論人もいないのだ!

 日本銀行は物価の番人である!これを黒田がドブに捨ててしまっていたのだ。そうしてみると、日銀は安倍の言うように、政府の子会社ということなのか。内部告発者のいない日本が情けない。日本は闇ばかりなのだ。

 

<「消費者・民衆は死ね」、恐ろしいゼロ金利と超金融緩和で超円安物価高>

 「黒田の日銀は、真っ黒い福沢諭吉を刷りまくってきたが、その8割は大手行経由で日銀に預けさせ、ぼろ儲けさせている。市中には2割、カネが流れないようにしている。ただし、これを活用して暴利を得ている輩は、外国のハゲタカ基金だ。今後とも異次元緩和を続けると公約しているので、円キャリーという手口で、安心して莫大な日本の資産を海外に持ち出し、円売りドル買いでぼろ儲けしている。残るは財閥株の自社買いで、経営陣と株主はこれまた暴利をむさぼっている。そこから放り出されている民衆・家庭の主婦ということになる」と事情通は分析した。

 

 世界恐慌・コロナ大不況・欧州戦争不況も、悲鳴を上げているのは大衆・母子家庭・年金生活者など弱者のみということになる。

 古来より為政者は、国が災難などで困窮すると、真っ先に武器や税金を放棄して、国民の胃袋を温めて危機を乗り切ってきた。現在の日本は、大軍縮と消費税廃止が常道である。だが、日本の政府は真逆の政策を、本日からの参院選でもぶち上げて、全く恥じない。当たり前のようにうそぶいて、圧勝ムードだ。日銀は信じられないほどの円札刷りによる超円安に加えて、欧米金利に反して金利ゼロによる、さらなる円安という日本売りを続行する。狂気だ。

 物価急騰に加えて、年金生活者は年金引き下げと、健保負担額の倍増という大増税を強行する。これは「老人よ!死ね」という政策である。内部留保500兆円財閥も、黒田の実績という。これでは経済は回らない。超金持ち優遇で国が破れる日本なのか。

 

<ハゲタカ基金は黒田公約に安心して円売りドル買いで空前の暴利>

 ハゲタカをよく知らないが、おそらく鋭いくちばしと獰猛な爪を持っているのだろうが、これが太平洋の対岸から公然と「自由」の名のもとに、日本列島に襲い掛かって、日本の資産を根こそぎ奪っている。彼らの実績を誰も紹介しないが、彼らが悲鳴を上げたとは聞いていない。思い切り円安の円を借りる。それでドル買いでぼろ儲け!こんなにうまい商売はない。その都度日本資産は海外へと消えてゆく。黒田は100%売国奴そのものであろう。

 

<市中にはカネを流さないアベノミクスの黒田は売国奴>

 黒田の刷りも刷ったり673兆円も、しかし市場には2割ほど。分配先はハゲタカと財閥1%と連なる株主。政府は今「99%国民に株主になれ」!冗談にもほどがあろう。友人の電話に日銀は出ない。腹黒く後ろめたいのであろう。

2022年6月22日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月21日 (火)

おかしな検察<本澤二郎の「日本の風景」(4481)

おかしな検察<本澤二郎の「日本の風景」(4481)

<安倍事件捜査から逃げた林真琴検事総長が定年前に辞任=裏がある?>

 政府は6月17日の閣議で、林真琴検事総長に代わって、東京高検検事長の甲斐幸夫氏を次期検事総長に起用する人事を決めた。林氏は定年前に辞任することになる。一部で憶測も出ている。安倍晋三事件捜査から逃げている、との専門家や市民団体の怒りの声は、現在も聞こえてきている。法の下の平等原則に抵触するだけでなく、首相犯罪を目の前にして捜査をしないことは、刑事訴訟法や検察庁法にも違反している、との指摘もある。同じころ地方の新聞が、真剣な捜査をしない熊本地検に警鐘を鳴らす記事を流していた。

 この10年の法務検察に対する国民の評価は、著しく低い。検察の不起訴・警察の告発状回避の事案は多い。国民の監視が強まって当然であろう。

 

<熊本検察の怪しげな対応を熊日新聞が暴露>


熊本地検が怪しい。おそらく長崎も鹿児島も千葉も神奈川、埼玉もそうであろう。無論、群馬も、であろう。このことを主権者は忘れてはならない。長州・山口県の対応は、一番ひどいとの指摘は、ずっと昔からだ。正確には大英帝国のお先棒を担いだ明治のころからだから、100年以上も前になる。以上は侮辱ではない。真実である。

 

 「権力に屈しない熊日」と言いたいのだが、余りのひどさに新聞社の社長も阻止できなかったのだろう。熊本地検の暴走とは、検察の不起訴処分が多すぎる、すなわち悪を成敗するのではなく、逃がしているという深刻な事態を検察担当記者が総括したものだろう。

 本当の悪人は、正義を押しつぶすために告発・告訴したりするが、この種の事案を真っ当に振り分ける正義が、検察になければならない。現実は、起訴しなければならないような事件を抑え込む事例が多すぎるというのだ。

 その典型的事例が安倍犯罪だった。国民の99%が認識している事案だが、林真琴検察は国民を裏切ってしまった。法務省に「検察官適格審査会」があることを知った元大臣秘書官がいた。「おかしい」と判断した市民活動家らと共に検事総長を不適格検事と判断して、それを求める文書を提出した。いわば、憲法が保障する公務員を罷免する主権者の権利を行使したものである。

 

 検事総長をこの審査会に掛けた事案は、無論初めてのことである。野党委員もいるこの審査会に、多少の期待をかけて申請したものだが、法務省は門前払い。しかし、この事実は記録として残ったはずだ。

 

 熊本日日新聞には、熊本地検の検事正を「検察官適格審査会」に掛けるよう進言しようと思う。7割が不起訴ということは、検察の怠慢どころか、不正の存在を裏付けているのではなかろうか。この熊日報道を察知した正義の士がいた。群馬県で活躍する「警察正常化協議会」の元警部補・大河原宗平。

 

<大河原・警察正常化協議会が注目>

 警察正常化協議会のブログに掲載したすると、これがTwitterFacebookなどで拡散した。大河原さんの盟友・仲村正昭さんが、筆者にもメール送信してきた。彼らは、血税である警察の裏金問題を暴露した、国民が期待する勇者の面々である。検察の裏金を暴いた検事もいた。正義の衣を着た公的な捜査機関が、その実、犯罪組織になっていた?それが暴かれると、本物の正義の士である身内を逮捕するのである。許しがたい愚挙だろう。

 対抗して正義の元警察官は、警察や検察、判事らの不正を監視する市民組織を立ち上げた。その一つが警察正常化協議会だ。市民活動家の紹介で、既にその存在を知って、blogで何度も報じてきた。こうして今回、熊日新聞の活躍を紹介することが出来たものだ。

 

 横道に入る。熊本県には吉田茂内閣の御三家の一人、松野鶴平がいた。息子の頼三は小泉純一郎の指南役で、よく昔話を聞いたものだ。むろん、A級戦犯の岸信介の所業など。日中友好派の野田毅は、中曽根派1年生のころからの知り合い。松野秘書からどこかの市長になった者もいた。馬刺しを初めて食したのも松野事務所だった。国会近くのパレロワイヤル事務所は、戦後初めての億円マンションで、松野はそこに事務所を構えていた。日航の美人秘書は、千葉県鴨川市の出身だった。この億ションは、俳優の長谷川和夫が料亭「長谷川」をつくり、二足の草鞋を履いた所。しかし、時代が億ションを求めたものだろう。

 

 以下に大河原メールを貼り付ける。

http://keiseikyo.blog.jp/archives/88331963.html
2022060517:54
    理由を明らかにしない 「検察の 不起訴処分」を許さない活動
<http://keiseikyo.blog.jp/archives/88331963.html>
カテゴリ
 * keiseikyokeiseikyo <http://portal.profile.livedoor.com/>
  * Comment(0) <http://keiseikyo.blog.jp/archives/88331963.html#comments>
理由を明らかにしない 「検察の 不起訴処分」を許さない活動
事件に巻き込まれ 逮捕・勾留されたり 実名報道で 名誉を著しく棄損されても 「検察の(不起訴)処分」 の一言で 裁判で無罪の主張もできず 泣き寝入りしている国民が少なくない。 
 言い方を変えれば 「検察は 無罪判決が怖いから 不起訴処分で 事件を 闇に 葬る」といっても 過言ではないと確信する。 日本の司法裁判は 「99.9% とか 99.4% とかが有罪だ。」 等という 馬げた数字が 独り歩きする所以でもある。 私は 「警察が扱った事件を 検察は 全件裁判に 付せ(全件起訴)」を 訴えている。 そして 裁判官については 「冤罪は 裁判官の犯罪だ。 勇気をもって無罪判決を出せ。」 と激励している。 
宣伝カー(2) <https://livedoor.blogimg.jp/keiseikyo/imgs/e/c/eca6374a.jpg> 
この問題について この程 「熊本日日新聞」が 大きく取り上げてくれた。 ネットで公開されたニュース を 以下に 引用させていただく。 
この 「熊本日日新聞」の問題提起が 日本の 「司法三権(警察・検察・裁判所) の改革に 繋がる 大きな原動力」となることを 願うとともに 問題を抱える方々の大集結を期待する。 
多くの国民の参加を求めたい・・・
*処分の理由、説明なく…検察による「事件」終結 連載<不起訴の陰影>~くまもと発・司法の現在地*  



2022年6月21日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月20日 (月)

ヒロヒト天下の軍人<本澤二郎の「日本の風景」(4480)

ヒロヒト天下の軍人<本澤二郎の「日本の風景」(4480)

<花森安治さんの「軍人は一銭五厘」の価値しかなかった神の国日本兵>

 こうしている間にも国家間の殺し合いが繰り広げられ、二つとない命が失われている。そのことに為政者・国家主義者は、意に介さず戦争に狂奔している。「やめろ」の人々の叫びは、空を切るばかりだし、人々の中にも「ウクライナ支援が正義」と信じ込んで、戦争継続のための支援をしている。

 おぞましくも哀れな人間という生き物であろうか。「カラス以下」と書いたが、間違ってはいないだろう。多すぎる人間を減らそうと思っている輩は、心に痛みを感じないのかもしれない。ハルビン731部隊を想起させる生物兵器・コロナウイルスが、日本の研究者の成果でないことを祈りたい。それがウクライナでも起きていないことも。

 

 人殺しを業とする軍人は、国家主義者にとって貴重な存在に違いない。その価値はどうだったのか。知り合いが、これまで聞いたこともなかった「一銭五厘」の花森安治さんの、詩のような文章をメール送信してくれた。ヒロヒトの侵略戦争を支えた日本兵の「価値」が、当時の金にして「一銭五厘」だった!

 

<「暮らしの手帳」も知らない凡人が脱帽したすごい文章を以下に紹介>

 1972年ごろ、日中友好派ジャーナリストが結成した「ジャーナリスト同盟」の機関紙を最後まで支えてきたペンの盟友・長沼節夫さんは、生前に「天皇の軍隊」を書いた反骨のジャーナリストだった。

 無念にもフクシマ放射能被ばくによる急性の白血病で命を落とした。幅広い活動をしてきた彼は、花森さんのことを知っているに違いない。恥ずかしいことに「暮らしの手帳」もよく知らない凡人は、安倍晋三の国粋主義の元祖・A級戦犯の岸信介については、多少知っている。いま岸の亡霊が、永田町から平河町・信濃町を徘徊していることに衝撃を受けたものだから、昨日まで「乱の時代」を9回連載した。

 2022年危機の正体である。後輩のジャーナリストへの遺言となれば幸いだが、深刻なことは岸信介を知らない日本人ばかりの今なのだ。しかし、歴史を隠ぺいすることは出来ない。この日本に秘密があってはならない。怪しげな宮内庁での祭祀は、今も秘密にされている。

 赤紙一枚で、自宅の神棚と近所の神社で必勝祈願、ついで靖国に遥拝して出征した天皇ヒロヒト軍隊の価値を、自ら体験した花森さんは以下のように明確に記録した。

フェイスブックに投稿している文章です。 八千代、青柳

花森安治さんの「一銭五厘」を思い出しました。引用文をそのまま転載します


「軍隊というところは ものごとを おそろしく はっきりさせるところだ
星一つの二等兵のころ 教育掛りの軍曹が 突如として どなった
貴様らの代わりは 一銭五厘で来る 軍馬は そうはいかんぞ
聞いたとたん あっ気にとられた しばらくして むらむらと腹が立った
そのころ 葉書は一銭五厘だった 兵隊は 一銭五厘の葉書で いくらでも
召集できる という意味だった
(
じっさいには 一銭五厘もかからなかったが… 
)
しかし いくら腹が立っても どうすることもできない
そうか ぼくらは 一銭五厘か そうだったのか〈草莽(ソウモウ)の臣〉〈陛下の赤子(セキシ)〉〈醜(シコ)の御楯〉つまりは〈ー銭五厘〉
ということだったのか そういえば どなっている軍曹も 一銭五厘なのだ 一銭五厘が 一銭五厘をどなったり なぐっている もちろん この一銭五厘は この軍曹の発明ではない 軍隊というところは 北海道の部隊も鹿児島の部隊も おなじ冗談を おなじアクセントで 言い合っているところだ 星二つの一等兵になって 前線へ送りだされたら 着いたその日に 聞かされたのが きさまら一銭五厘だ 陸軍病院へ入ったら こんどは各国おくになまりの一銭五厘を聞かされた 考えてみれば すこしまえまで 貴様ら虫けらめ だった 寄らしむべし知らしむべからず だった
しぼれば しぼるほど出る だった 明治ご一新になってそれがそう簡単に変わるわけはなかった 大正になったからといって
それがそう簡単に変わるわけはなかった
富山の一銭五厘の女房どもが むしろ旗を立てて 米騒動に火をつけ 神戸の川崎造船所の一銭五厘が同盟罷業をやって 馬に乗ったサーベルに蹴散らされた 昭和になった だからといって それがそう簡単に変わるわけはないだろう 満洲事変 支那事変 大東亜戦争 貴様らの代わりは 一銭五厘で来るぞ どなられながら 一銭五厘は戦場をくたくたになって歩いた へとへとになって眠った 一銭五厘は死んだ 一銭五厘は けがをした 片わになった 一銭五厘を べつの名で言ってみようか《庶民》ぼくらだ 君らだ」私は花森安治さんの「暮らしの手帖」の愛読誌のひとつでした。上級国民、権力者❓がどんな目線で庶民=茹でカエル?¥ᄌツ民・国民を視て?観て?見ているかを表しています‼️何事も気づきが大切です‼️ 

<無知の知>
驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
魑魅魍魎男
(asyura2.com)

https://twitter.com/takigare3/status/1534362169940516864

https://twitter.com/hellomitz3/status/1525006323108130817

https://news.yahoo.co.jp/articles/dca07f064dba51207ac8510d7e30c1fcea82f230 

https://torideorg.web.fc2.com/kitano1.html

2022年6月20日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月19日 (日)

乱の時代(最終回)<本澤二郎の「日本の風景」(4479)

乱の時代(最終回)<本澤二郎の「日本の風景」(4479)

<米CIAに寝返り=売国奴・岸信介の亡霊が徘徊する永田町・霞が関


早々と参院選の投票用紙が郵送されてきた。封を開いてないが、問題の「ムサシ」が作成した用紙には、公示になると直ちに期日前投票OKという!おかしいではないか。候補者の公約を知らせる選挙広報が届く前の投票が可能という。これも怪しい。組織票への優遇措置か、公平さを欠いている。問題アリだ。

 昨日珍しく玄関先で「9条」という声が聞こえた。出てみると、白髪のおばあさんが日本共産党のチラシをもって、支持を訴えてきた。こんなことは初めての経験だ。昔なら追い返したかもしれないが、今は違った。有難くチラシを受け取った。彼女に隣家の夫妻にも声かけては、とも呼びかけた。

 

 何を言いたいのか。ロシアのプーチンのウクライナへの軍事侵攻報道に便乗した軍拡改憲の叫びが、新聞テレビを通じて激しい。岸信介の孫の安倍晋三の腹心・自民党の高市早苗が嬉々として「虎視眈々と(日本侵略を)狙っている」と映像の前で大っぴらに発言する始末だ。「借金して10兆円軍事費」とわめいている。

 

 米国の謀略組織・CIA工作によって、ワシントン右翼に寝返ったA級戦犯の岸信介の亡霊が徘徊している日本を象徴しているようで、不気味この上ない。戦後史を知る人物であれば、軍靴の音にたじろいでいるだろう。今では多くの日本人が、悲惨すぎる侵略戦争を体験していない。歴史の教訓を学んでいない。「イケイケどんどん」などに恐怖を抱かない。第一、戦争犯罪者を記憶していない。恐ろしいような時代の変化に気付かない羊の群れに、公然と襲い掛かる岸の遺伝子が、永田町から平河町そして信濃町に伝染し、それを新聞テレビが喧伝するものだから、泉下の岸は笑い、わが師・宇都宮徳馬さんは悲鳴を上げている。

 

<はるか彼方の戦争に首まで突っ込んで軍事支援する保守本流>

 外交官としてソ連時代を知る人物ならともかく、多数の日本人はウクライナについて知らない。キエフをかすかに記憶していても「キーウ」といわれると、さっぱりわからない。現在はウクライナでの殺し合い報道で、誰もが知っている。

 

 日本は敗戦後、二度と戦争しない立憲主義の憲法を誕生させて、戦後77年の間、多少の紆余曲折があっても武器弾薬で戦争に加担したり、巻き込まれることはなかった。日本国憲法第9条がカンヌキの役割を果たしてきた。たとえ死の商人の片棒を担いでいるとみられる国粋主義者の岸一族の安倍でも。

 

 菅義偉は、安倍犯罪処理に貢献したことが理由となって、後継者になったが、現在の岸田文雄は護憲リベラルの伝統を有する宏池会派閥で、しかも選挙区が被爆地・広島だ。彼の政治の師は、護憲リベラルの宮澤喜一である。日本国憲法に理解もあるはずの人物だが、国民と共に狂ってしまった。

 

 政権を担当する場面で、たとえ安倍との密約が存在したとしても、岸の亡霊に染まっている国粋・国家主義の立場をとることは出来ないはずだった。だが、プーチン戦争が発生すると、安倍が軍事費倍増論をぶち上げると、安倍人事で自民党政調会長の地位を射止めた極右の高市が、同調して大声を張り上げた。「まるで安倍の腰ぎんちゃくのような、いつもの調子で合唱している」(事情通)という有様である。

 

 憲法が求める日本外交は、国連の場でロシア非難をするだけでなく、モスクワに飛んで「プーチンに即時停戦を呼びかける。そのための国際外交を展開する。北京に飛んでウクライナとロシアの仲介を働きかけるべきだった」のだが、意外や意外、ウクライナ支援に飛び込んで片棒を担いでしまった。

 

 はるかな欧州の戦争は、歴史を知れば、CIAのゼレンスキー攻略が前提となっていることが分かるが、その手口は岸信介の二番煎じであることがわかるだろう。「旧ソ連の隣国同士の戦闘による地盤沈下狙い」である。いうなれば事実上の米国バイデン戦争なのだ。岸田はこのバイデン戦争に真正面から飛び込んでしまった。9条にもとる許されざる行動である。

 新聞テレビが死んでしまった中での、憲法違反の岸田外交であると指弾しなければなるまい。正に岸の亡霊を呼び起こしてしまったことになろう。護憲リベラルの保守本流が、反共の軍拡改憲の岸路線に突っ込んだ罪は重い、余りにも重すぎる。

 

<21世紀の治安維持法防護服に身を固め、平和憲法の首を絞める!>

 いま法律家の間で戦前の治安維持法が話題になっている。当時の事情は経験する機会がなかったので、詳しくは知らない。ただ政府に反対する市民や自由主義者、共産主義者に襲い掛かり、有無を言わせずに拘束して、自由な言論を封じ込め、戦争反対運動を阻止した。

 

 原子力ムラで知られる読売新聞の正力松太郎は、怖い特高警察の親分で知られる。政府に盾突く市民を拘束することで、ヒロヒトの侵略戦争を遂行した。悪魔の法律が治安維持法だった。

 安倍内閣が太田ショウコウ(昭宏)ら公明党創価学会と連携して強行した特定秘密保護法に加えて、先の通常国会であっけなく強行成立した侮辱罪の厳罰化が新たに加わった。運用次第では、乱用すれば、憲法が保障している言論の自由など主権者の人権を封じ込めることが出来る、というのである。「護憲派を抑え込む役割を担った新侮辱罪」というのだ。刑法の乱用で、基本法の憲法を破壊する?ありえないような事態が、本当に具体化しないものだろうか。強行されるのかもしれない!これは憲法の名において、断じて許されるべきではない。

 

<警鐘乱打=日本を侵略する国はいない!いたら教えなさい>

 「日本を虎視眈々と狙っている国がある」と公言する自民党政調会長に聞きたい。「その国はどこか」「どんな事情があるのか」「つまびらかにすべき責任がある」と反論したい。

 

 「ロシアが日本に攻めてくる?」これは100%ない。「高市は妄想に取りつかれているのかもしれない」という指摘もあるようだが、21世紀の今日、理由もなく軍事侵攻するような国はない。

 今回のプーチンの愚かすぎた軍事侵攻は、喉元に刃を突き付けられたと判断したものだ。たとえそうだとしても、話し合いで徹底的に議論すべきだった。それが駄目だった、とはいわせない。まだ不十分だった。外交がすべての基本である。軍事的威嚇は国連憲章違反である。同時に永続的な軍事同盟は、同じく憲章違反である。NATOも日米安保も、国連憲章違反である。

 

 安倍や高市に言いたい。「日本を攻める国はない」「専守防衛・戦争禁止の日本に攻める国はない。100%ない」。虎視眈々と狙っている国はどこか。その理由は何か。詳細に説明する責任が公党の政策責任者にある。このことは重大なことである。「岸の亡霊に取りつかれているのか」との疑念を抱く。

 許されざる暴言である。

2022年6月19日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)昨日は真っ昼間、缶ビール1本飲んだ。直前に草取りで汗をかいたのでシャワーを浴びた。初めて採れた1本のキウリを、味噌をつけて食べてると、懐かしい女性が幻となって現れた。彼女が「缶ビールを飲んだら」と声をかけてくれたので、さっそく冷蔵庫から取り出した。本当においしかった。ほろ酔い加減で電話に出た。この瞬間、岸の亡霊は、どこかに逃げてしまった。休息・休養も長生きの秘訣である。

2022年6月18日 (土)

乱の時代(その8)<本澤二郎の「日本の風景」(4478)

乱の時代(その8)<本澤二郎の「日本の風景」(4478)

<死んでしまった地方自治=地方創生は何だったのか>

  この国の内政は完全といってもいいほど壊れている。国民の命・生活を守ろうとする姿勢が、全く見られない。日本銀行の対応が、その典型だろう。急激な円安にして、消費者・庶民を生活苦に追い込んでいる。物価の番人である日銀の出番だが、3500万円以上の血税を懐に入れている黒田東彦にとって、生活苦など感じない。物価高に国民は耐えられる、心配ないと認識して、物価の番人である立場を放棄して、財閥の暴利に骨折っている。

 彼は主権者である国民の生活よりも、円激安のため、ただそれだけで2か月6000億円稼ぎ出すトヨタのぼろ儲けが大事だ、これからもゼロ金利の超金融政策を継続すると開き直っている。これがアベノミクスと言わんばかりである。

 首相の岸田は、そんな悪徳な日銀総裁の首を撥ねる力がない。黒田の背後の安倍晋三に遠慮している。しかし、選挙目前である。どうするか、国民の目を外に向ける作戦を、露骨に演出することになる。バイデンのロシア叩きにのめり込むことになる。対抗するウクライナのゼレンスキー肩入れに必死だ。

 

 足元の地方経済は、ここ10年以上、青息吐息の状態だ。地方経済の潤滑油である銀行など金融機関を利用する者がいない。地方経済はとうの昔に死んでしまっている。投資活動が見られない。地方の金融機関が生き延びるために必死なのだ。

 

 安倍内閣が大声を張り上げて打ち出した「地方創生」?一体これは何だったのか。地方経済は完全に疲弊しているため、外国人観光客を呼び入れるしか方法はない。しかし、それもコロナ襲来で物理的に止まった。もちろん、観光で生き延びられる地方は限られているのだが。

 お目当ての中国人観光客は、ゼロコロナ政策で海外に出ることが出来ない。しかも、日中関係は国交正常化50周年にもかかわらず、清和会による「神の国」路線の強行で、関係は依然として最悪の状態にある。

 

 地方経済も死んでしまった。永田町事情に明るい人物は「地方創生」で元気の出た自治体はどこにもない、人々を騙したアベノミクスの一環だった、と総括している。そういえば過去に地方創生担当大臣をした石破茂の口から、この言葉は消えてしまった。いま「核戦争のために核シェルターを作れ」とわめいている。気が狂った元総裁選候補でしかない。

 

放射能が地中から噴き出ても頬被りの千葉県と袖ヶ浦市の無知無能

 地方が死んでしまっている事例を、これまでも繰り返し房総半島を取り上げてきた。そこは首都圏である。首都・東京都に隣接しているため、昔は財閥・三井の利権で埋まっていた。東京湾の美しい浅瀬を埋め立てるという暴挙を、自民党は推進して、関係議員はカネを手にした。またゴルフ場乱開発で半島を埋め尽くした。拙著「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)は今読んでみても、迫力ある文字が散見できるだろう。

 

 そして今気づくと、千葉県はゴミためと化している。風光明媚な半島の水源地に、無数の産業廃棄物を投棄する産業廃棄物処分場がある。そこに有害物質が投棄され、即座に砂で蓋をして何食わぬ顔をしている悪徳業者と、そのおこぼれを懐に入れる悪徳地方議員と悪徳役人が跋扈している。

 

 驚愕すべきは、県民の飲み水となっている水源地に、311福島放射能が押し寄せていることが発覚した。袖ヶ浦市林地区に、あろうことか人間・生き物を死滅・破壊する、放射性物資が投棄されていた。周辺の住民が次々とガンで倒れるという不可解な健康被害に、元自民党議員秘書らが「おかしい」と直感し、袖ヶ浦市が保管している放射能測定器を持ち出して測定したのだ。

 天地がひっくり返るような想定できない事態に、気が動転するほど地元住民は衝撃を受けた。測定器の針が動いたのである。高い数値だ。

 

 悪徳業者は無法者のやくざだった。ご存知、千葉県はやくざが跋扈する土地柄で有名だ。高級車と接触すると、大変な事態へと発展する。ちなみに「木更津レイプ殺人事件」は、公明党創価学会関係の悲劇的事件だが、犯人はやくざである。

 放射能事件が森田健作という前知事の置き土産でないことを祈りたいが、地元住民は森田疑惑とやくざと関係が深い自民党の衆参議員に対して、懸念と疑惑を深めている。

 住民の怒りの直訴に袖ヶ浦市役所の担当小役人は「測定の方法が違う」と、住民をあざけるような頓珍漢な見解でやり過ごそうとしている。魚の頭が腐ると、体の全ても腐る。日本の地方自治体も死んでいるのである!

 

<自公党議員は当たり前のように姿を隠し、期待の共産党までも逃げる?>

 市役所を動かすためには、議会を動かすしかない。死んでるふりをしているのであろうから、市議会議員に直訴するしかない。そう判断した放射能被害者住民は、市議会に駆け込んだ。

 ことがことである。各党の議員は現場を視察した。住民は詳しく事情を説明した。自民党と公明党から共産党にも声をかけた。結果はどうだったか。自公連立政権を象徴するかのように、真っ先に自民党と公明党の市議は姿を消した。期待した共産党の市議の活躍を聞かない。機関紙にも載らないようだ。

 日本共産党の委員長は、千葉県民ではないのか。不思議な政党に堕してしまったのか。

 かくして、今もって袖ヶ浦市議会では、林地区の放射能問題を議題にしていない。古くからやくざとの癒着が懸念される千葉県警と木更津署も、不法投棄疑惑から逃げている。永田町の環境相もそっぽを向いている。

 

<霞が関に倣って市民に奉仕する公務員の自覚は無いに等しい>

 この10年の間に日本の腐敗は極端に進行している。首相官邸が犯罪の巣なのだから、国民のため息は尋常ではない。森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の清和会政治によって、日本政治の極右化の進行は早すぎる。国民もナショナリズムという、危険な道に踏み込んでいることに鈍感になりすぎている。

 特に官僚の心臓部である霞が関の腐敗が深刻である。

 首相の犯罪に喜んで手を貸す役人ばかりだ。現に、そんな悪徳官僚がどんどん出世をしてきた。財務省にもいたし、警視庁・警察庁にもいた。自民党と公明党の防護服になってしまった捜査当局に反吐が出る。ここまで落ちるとは、国民の誰もが想定できなかったことだ。

 上を向いて歩く地方議員も、悪い見本に腐敗まみれだ。足元から放射能が出れば、地方公務員は切腹ものであろう。市民生活を守ることが、役人の使命である。守れなかった役人は、昔なら切腹・腹切りだろう。今は違った。安倍晋三を真似て「逃げるが勝ち」だと信じ込んでしまっている。

 

 死んだ地方自治か。

 

<介護保険1か月1万円天引きに怒る元自民党本部職員が抗議>

 「健康保険が倍増、防衛費が倍増、介護保険に1か月1万円天引きされる。この国は狂っている」という年金生活者から抗議の電話が入った。彼は厚生年金・厚生年金基金・国民年金・公務員共済年金、さらに面倒を見た警備保障の会社から、終生月5万円が入る。筆者などからすると、まるで殿上人・上級国民と思うのだが、しかし、介護保険1か月1万円天引きに、彼は激しい怒りをみなぎらせている。「介護保険は福祉・国の責任だ。老々介護の年金者から年間12万円も奪う、悪質すぎる。是非紹介してほしい」と駆け込んできた。

 戦争無縁国家の日本が、なぜ防衛費を倍増するのか。庶民からかき集める悪政の極みであろう。まさに乱の時代を象徴している。

2022年6月18日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月17日 (金)

乱の時代(その7)<本澤二郎の「日本の風景」(4477)

乱の時代(その7)<本澤二郎の「日本の風景」(4477)

<自立しない羊の群れとなっも気付かない哀れ21世紀の民衆>

 歴史は繰り返すのであろうか。アメリカは周到に準備されたロシア・ウクライナ戦争を、背後で巧妙に操っている。中国は毛沢東の時代へ舵を切っている?日本はA級戦犯の岸信介の時代に、大きく踏み出している。 

 「人びとはアベノミクスも黒田日銀も知らない。金利や物価の急騰にも。ロシア・ウクライナ戦争の真相などは、全く知ろうともしない。軍拡改憲の危険な渦に巻き込まれようとしている。武器弾薬で平和は勝ち取ることは出来ないのに。ただノホホンとしてついて行こうとしている」「期日前投票の闇にも無関心。落ちるとこまで落ちるしかないのか」

 以上は識者の本音の声だが、これが新聞テレビで報道されることはない。「ごまめの歯ぎしり」か。

 「せめてインターネット上でモノを言おうとすると、侮辱罪の厳罰化。戦前の治安維持法のような恐ろしいことにも、議会も言論も無頓着。恐ろしい」とも指摘するのだが。

 

<やくざにレイプされても110通報しなかった美人栄養士の最期>

 いま中国・河北省唐山市の焼き肉店で黒社会・やくざが、客の女性に暴行する映像が、世界に流れて注目を集めている。スマホ社会の中国である。沈黙する中国人社会は、動画を世界に発信することで、政治と社会を変革しようとしているのであろう。

 この事件は、やくざと官僚・警察が癒着していることを、内外に伝えようとしているのが分かる。日本の女性に比べると、中国人女性は自立している。店内に多くの客がいることも意識していたのであろう、果敢にやくざに対抗している。日本では見られない光景である。

 

 アメリカの映画を見ると、取り締まる側の警察とやくざが癒着していることが分かるのだが、このような映画を見た当初は、ひどく驚いたものだ。民主の先進国と教えられてきたものだから。米国ではギャングと呼ぶ。日本だとやくざと警察が癒着している?ありえないことだと信じ込んできた。

 実際は違った。サツ回りしていたころの体験が、幻想であったことを、いま思い知らされている。やくざは政治屋の懐に入り込み、警察とは仲間同士の間柄であることが分かってきた。「木更津レイプ殺人事件」では、やくざがカルト教団の信者だったことに驚愕した。しかも、そこをステップにしたのであろう、やくざが介護施設を経営していた。さらに同じ教団の純朴な栄養士をアルバイトとして引きずり込み、遂には一人住まいの瀟洒な住宅にまんまと入り込んだ。

 以来、性奴隷として水商売をさせられていた。逃げ出そうとした途端、ばらすぞとやくざ特有の恐ろしい死のドーカツを繰り出し、哀れな被害者は大動脈りゅう破裂で即死状態となって、強い心臓が2日後に止まった。犯人は木更津市に住む富津市生まれの浜名。共犯者はヘルパーの吉田ふみえと大工の佐久間清。

 勇気ある市民の告発状を木更津署の刑事二課長は、人事異動直前に「無理だ」とほざいて逃げた。筆者は官邸と千葉県警が介入して、捜査を止めたと見ている。

 

 この悲劇的事件のもう一つの問題点は、被害者が110番通報をしなかったことである。日本の女性は自立していない。それをよいことにやくざと警察は、闇のつながりでもみ消そうとしている。

 

<岸の孫・安倍晋三事件を徹底追及しない稲田信夫検察と中村格警察>

 安倍晋三の事件というと、沢山あってなかなか一つに絞り切れない。稲田信夫検察も、中村格警察も手を出さない。なぜか。政治論で分析すると、それは彼の祖父・岸信介に辿り着く。ワシントンの反共右派の野望は、日本を反共の防波堤・砦とするものであった。日米安保はそうして存在している。これを実現した人物が安倍の祖父ということになる。

 

 東京でのCIA工作の頂点が岸だった。岸・安倍一族をワシントンの右派は、守ってくれている?検察も警察も動けない最大の理由であろう。TBS強姦魔に対して、安倍の意向を受けた中村格が逮捕を阻止しても、おとがめなしだ。裁判所の逮捕状も、空手形となった。

 出鱈目・いい加減な政治が、歴史の歯車を逆転させている!日米安保が存在する限り、日本はアメリカの属国に甘んじるのであろう。安保廃棄が日本自立の要諦なのだ。言論も野党も死んでしまったのだ。

 

<警察と政治屋に癒着して生き延びるやくざ暴力団>

 この年になって、ようやく日本の全貌が見えるようになった。恥ずかしいことに天皇ヒロヒトのことも。神社神道のことも。やくざは右翼の先兵として動く。このことは、60年安保騒動で裏付けられているではないか。

 右翼の私的な暴力装置である。法治も建前に過ぎないのか。名存実亡の日本民主主義といえなくもない。

 

<憲法を学ばない・歴史を知らないため、国家主義に埋没する多数国民

 法律家は泣いている。日本国民の多くが、小学高学年から中高の間に、世界の宝ともいえるすごい平和憲法を学んでいない。文科省(文部省)が逃げてきたことが、いま深刻なナショナリズム台頭の日本を誕生させている。

 近現代史を学んでいない点では、筆者もそうだった。幸い中国を旅して、多くの悲劇的遺産をこの目で見て分かった。朝鮮半島を覗いても見えてくる。36年間も植民地支配した日本帝国でさえ、大学生でも知らない日本人が多数なのだ。

 これでは隣国との友好が実現するわけがない。

 急激な円安で、隣国を旅する機会が少なくなってきた。急いで南京と盧溝橋とハルビンを見ておくべきだろう。亡くなった極右・石原慎太郎は中国を知らない。行ったことがないのだから。平気で嘘をついて人々を翻弄した。 

 岸とCIAが期待した、日本の反共ナショナリズム・戦争する日本へ開花する危険性は大きい。乱の時代の本格的な幕開けか。

 

A級戦犯となった岸信介を学べ!安倍も見える=歴史は必ず繰り返す>

 筆者は、中国に行ったことがない法律家を案内できる時を楽しみにしている。

恩師・宇都宮徳馬さんは午年だ。平和軍縮を高らかに歌い上げて一瀉千里を駆け抜けた。真に幸運な人生だったろうが、彼の一つの大目標は岸と徹底抗戦したことだった。

 いま侵略戦争を推進した人物が戦後の日本に君臨し、その火が燃え盛っている2022年である。岸を知れば、安倍を知ることが出来る。彼の悪行の数々を知ることが出来る。このまま羊の群れでは、日本は再び悪しき歴史を繰り返すことになるだろう。杞憂であれば幸いだが?

2022年6月17日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月16日 (木)

乱の時代(その6)<本澤二郎の「日本の風景」(4467)

乱の時代(その6)<本澤二郎の「日本の風景」(4476)

<死んでしまったような無様すぎる日本の言論界>

 2022年危機は、戦後の日本にとって最悪である。言及するまでもなく、300万人の命が消えた侵略戦争を、二度と繰り返さないと誓って誕生した日本国憲法は、日本のみならず世界の宝物である。核兵器の時代においては「ますます光り輝いてきた」と喝破した自民党きっての名門派閥・宏池会の宮澤喜一。その後継者の岸田文雄内閣は、A級戦犯の岸信介の軍拡改憲の政治路線に突っ込んでいる。これに警鐘を鳴らさない言論界の存在こそが、日本危機そのものであろう。

 

 2022年6月15日に閉幕した国会は、無風も無風で、政府が用意した法案が100%成立した。野党らしい野党が存在しない、それこそ戦前の侵略戦争遂行時の大政翼賛体制そっくりである。現に首相自ら人殺しを目的とする軍事費の倍増を、盟主のようなワシントンに発信するだけではなく、欧州・アジアなどでわめいて、それを評価する国民がいるという不思議な日本!

 

 元凶は、皮肉ではなく日本のマスメディア・言論界が死んでしまって、正論を吐こうとしない、正に新聞テレビの成果なのだ。物事を言論界の報道で判断する多くの日本国民は、結果的に再び戦争国家へとのめり込むことを容認していることになろう。ドイツのナチスがワイマールの平和体制を崩壊させたナチズム体制下、侵略戦争を強行したサマを見る思いなのだ。それでも自民党内からナショナリスト・原子力ムラからの叫び声ばかりが聞こえてきている。「乱の時代」の恐怖に、敏感的確に反応しない日本社会でもある。

 

<世界不況+コロナ不況+戦争不況+円安物価高=政府支持上昇>

 昨夜も、7月10日に実施される国政選挙である参院選挙を前提にしたコメントを求められた。唯一権力に屈しない新聞である日刊ゲンダイのS記者が「どうして内閣の支持率、自民党の支持率が下がらないのか。圧勝するような政府与党支持なのか」と質問してきた。

 

 要するに、民主主義が全く機能しなくなってしまった日本社会について、S記者は危機感を覚えて質問してきた。筆者からすると、実に当たり前の取材なのだが、他の新聞テレビは全く違う。読売新聞どころか、公共放送であるNHKは英国のBBCに相当するメディアだが、現実は「読売化」して恥じない。労働組合もあるのに、不思議なことである。国粋主義に徹する危うい政府と与野党にブレーキを踏もうとしない。

 

 NHKは国民からカネをほぼ強制的に集めて、優雅すぎる報道資源を駆使しているのだが、それでも責任を果たそうとしない。もう大分前になるが、息子が運んできた大型の液晶テレビを廃品業者に贈呈した。最近は駐車中の愛車・スズキ車を、外国人廃品業者が「くれませんか」と声をかけてくる。仰天するしかない。以前からずっと購読してきた朝日新聞をやめた。朝日も反権力新聞をやめてしまい、読売化してしまった。

 

 現在の日本を世界大不況が襲い、続くコロナ疫病で経済活動は止まってしまった。それでもフクシマ放射能隠しの4兆円賭博五輪の強行で大金を失った。そこでバイデン戦争が始まった。バイデン父子のウクライナ攻略は、副大統領時代からであることも分かってきた。ウクライナの生物兵器研究所を米国防総省が支援していたことも。

 友人は今図書館から借りてきたジョン・ダワー「戦争の文化」を読んでいる。日米戦争が起きる以前に「日本占領」の図面を準備していたワシントンに驚愕していた。筆者はまだ読んでいない。拙著「アメリカの大警告」(データハウス)は、読売新聞の改憲案とワシントンの因果関係を追及したものだが、友人から「図書館にない」との連絡が入った。

 アベノミクスによる超円安路線の日銀・黒田東彦総裁を連日、こき下ろす元自民党本部職員から、今朝も電話があった。悪は何枚もの防護服を着る。個人情報だけではない。特定秘密保護法だけでもない。新たに侮辱罪の厳罰も。「戦前の治安維持法レベル。言葉に注意するように」と指摘すると、彼は「いつでも豚箱に入る覚悟がある。黒田や安倍だけではない。国権の最高機関の長・細田のスキャンダルは前代未聞。それでも議長席をおりない。それを退治しようとしない新聞テレビも崩壊している」と激しい口調をやめない。

 

<「権力に屈するな」「岸政治に妥協するな」の宇都宮徳馬さん>

 昨日久しぶりに声を聞いた東京・多摩地区の公団住宅に住むM子さんは、毎日blogを見てくれる。その都度、ほめてくれる。理由は「歯切れがいい」と。しかし、侮辱罪で狙われると逃げることも出来ない。安倍のように気楽に嘘をついたり、身軽にプーチンと会ったりすることが出来ない。

 言論の自由を封じ込める日本など全く想定しなかった反骨ジャーナリストも打つ手なしだ。困ったものだ。

 朝起きると、耳元で恩師・宇都宮徳馬さんの声が聞こえてくる。「権力に屈するな。悪しき権力に屈するな」と。彼に仲人をしてもらい、保証人にもなってもらい読売新聞に入社した渡辺恒雄氏も、老いると昔を思い出しているだろう。

 

<近現代史を教えない戦後教育+国策電通に支配される新聞テレビ>

 多少とも歴史や日本国憲法を知る者にとって、直感的に2022年は最悪の年であることが分かる。しかし、現役の新聞人や大学を出たばかりのテレビ記者は、我々とは違うだろう。単純にウクライナのゼレンスキーを善人と評価して、報道している。「戦争は悪だ。双方とも悪魔だ。背後で糸を引く真犯人も」とは決して思わないだろう。

 

 歴史、特に近現代史を知らない若者や憲法を学んでいない記者は、今の日本危機について寛容なのであろう。ナショナリズムの潮流に身を任せ、中にはのめり込んでしまっているのであろうか。戦前の治安維持法のような法体系にも、気付かないのかもしれない。

 反骨の言論人出でよ!と繰り返し声を上げるしかない。

2022年6月16日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月15日 (水)

乱の時代(その5)<本澤二郎の「日本の風景」(4475)

乱の時代(その5)<本澤二郎の「日本の風景」(4475)

<原子力ムラの野望を明るみに出した旧動燃もんじゅ西村成生謀殺事件>

 日本政府の秘密というと、いまでは原子力ムラと称される闇の世界のことであろう。ヒロシマ・ナガサキの原爆投下に続く、極め付きの重大惨事の311福島原発大爆発にもかかわらず、原発再稼働に突進する日本政府に誰しもが重大な懸念を抱いている。

 

 その秘密が今ようやく見えてきた。旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団)の高速増殖炉もんじゅナトリウム重大事故に絡む、中堅幹部・西村成生氏を生贄にした当局の謀殺事件を究明していくと、凡人ジャーナリストも納得することが出来るのである。

 

 多くの国民は、1995年12月に発生した福井県敦賀市の動燃(現在は日本原子力研究開発機構に変身)の深刻極まりない事故のことを忘れてしまっているだろう。当時、動燃の闇が暴かれようとしていた当局は、原子力ムラに人生をかけてきた西村氏を謀殺し、自殺に仕立て上げて、マスコミの追及をかわし、危機を脱した、その陰謀の全貌が見えてくる。

 

 村山富市内閣の科技庁長官の田中真紀子、続く橋本龍太郎内閣の官房長官の梶山静六、当時動燃の職員で、西村氏の後輩だった息子の前経産相も、謀殺の事情を知っていると見られている。

 

<命がけの未亡人の法廷闘争と反骨の弁護人・大口弁護士>

 以前にも記事を書いた。命がけで20年以上もの間、法廷闘の争をしている未亡人の西村トシ子さんはすごい。夫の殺害の真相を暴くために現在も戦っている。アメリカであれば、記録映画になっているだろう。

 もう一人が自らの健康も顧みずに弁護人となって、血を吐くような壮絶な法廷闘争を続ける大口弁護士。反骨の同士である。

 「夫の遺品を返してほしい」という当たり前単純な要求を拒絶する動燃、現在の機構に「おかしい」と感じる。なぜ遺品の返還を断るのか、謀殺が明らかになるからだ。謀殺した理由は?と追及すれば、核兵器開発がばれるので、ということなのだ。

 

 大口弁護士が控訴のためにしたためた理由書は、まさにそれを裏付けている。このような正義・不屈の塊のような弁護士が、この日本にいることに敬意を表したい。それにもまして、未亡人の人生をかけた決死の法廷闘争を知れば、多くの善意が集まるに違いない。西村トシ子さんを守れ、と叫びたい。

 日本国憲法が断じて拒絶する核武装のための核兵器開発を、阻止する義務が日本国民に課せられている。主権者の義務である。立憲主義に違反する政府の蛮行を許してはならない。54基もの原子力発電所を設置した日本が万一、争いごとに巻き込まれると、ミサイル攻撃に太刀打ちできない。核兵器開発は悪魔の所業である。

 

A級戦犯の岸信介主導の原子力・核開発政策だった!>

 資料を調べると、戦後の日本政府が右傾化したのは、想定できることだが、吉田茂内閣が敗戦後の経済復興を成し遂げた後、同内閣を打倒したA級戦犯の岸信介と、戦前の文部大臣だった鳩山一郎の時代に、核開発の野望が芽を出す。表向きの口実は「原子力の平和利用」である。

 政権を担当した鳩山内閣が保守合同で安定多数を確立した自民党幹事長の岸のもとで、歴史の逆転が始動する。その一つが原子力研究所だ。1955年11月のことだった。読売新聞の正力松太郎や青年将校の中曽根康弘らが、これの推進役であったことが容易に想像される。

 翌1956年に日本原子力研究所と原始燃料公社が設立された。その目的は高速増殖炉と新型転換炉の開発と核燃料物質生産とウラン濃縮など。


岸のツルの声で誕生したとされる茨城県東海村の原子力研究所は、1957年に原始力の火が灯った。核兵器開発・核武装のための原発乱舞へと突っ走ることになる。巨大地震に耐えることは物理的に不可能だ。311の東電原発崩壊は、必然的に起きた重大事故である。

 第二、第三のフクシマも必ず起きる。廃炉を強行しないと、日本列島は太平洋に沈下する。

 

 本連載の「乱の時代」とは、財閥の官僚である岸信介の「大日本帝国」復活への野望、にほん軍国主義の復活である。軍拡改憲に走る岸の後裔たちによって、その大半が実現している。岸の孫の安倍晋三のプーチン接近は、ロシアの核技術入手作戦と理解したほうが分かりやすい。オウム真理教による核開発は、地下鉄サリン事件によって挫折した。米国の核の傘に懸念を抱く国粋主義者による、プーチン懐柔作戦とみたい。政治論で分析可能である。

 

<311フクシマ東電原発爆破を契機に台頭した原子力ムラの猛威>

 戦後最大の乱は、すべて岸政治に発する。そのことを一人でも多くの国民に知らせたい。そのための連載である。

 岸は福田赳夫が首相を降りると、清和会の後継者に娘婿の安倍晋太郎をするように催促した。安倍が総裁選に出馬すると、福田は中川一郎も出馬させた。岸と安倍の政治に不信感を抱いていた証拠である。両者の出自を嫌っていたのかもしれない。しかし、岸になびく森喜朗が自民党内の談合で運よく政権に就いた。神の国で倒れると、後継者に小泉純一郎が田中真紀子人気で継承すると、長州と薩摩の田布施同士の結合が浮上した。安倍の二度目の総裁選では、清和会の町村信孝を蹴落として勝利すると、岸の遺言実現に突っ走る。

 

 既に小選挙区制は実現していた。残るは戦前の教育勅語の理念を挿入する教育基本法改正を第一次で強行、そして二次では自衛隊参戦を可能にした戦争三法を強行、原発再稼働へと舵を切った。さらにフクシマ隠しのための4兆円賭博五輪を、コロナ禍にもかかわらず強行した。嘘と五輪役員買収で。不浄きわまりない安倍の岸政治は、他方で平成天皇を引きずり降ろし、自ら令和の新天皇を強行した。

 

 安倍内閣以降の官邸を原子力ムラが支配している!そのレール上を宏池会の岸田文雄が走っている。欧州の戦争に加担して恥じない。他方、日銀総裁・黒田東彦のアベノミクスというゼロ金利と超金融緩和路線による急激な円安で、庶民は泣き叫び、国力低下によって日本列島は太平洋上に沈んでいる!

2022年6月15日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年6月14日 (火)

乱の時代(その4)<本澤二郎の「日本の風景」(4474)

乱の時代(その4)<本澤二郎の「日本の風景」(4474)

<総評+同盟=労働貴族の連合=死んだ日本の労働運動>

 神社神道の男尊女卑を、戦後も引きずる日本において、組織・団体の長に女性が起用されると、何かが起きる!日本政治の場合、特に注視する必要がある。現在、日本の労働者を率いる?連合に女性が君臨した。案の定、かつての革新は当然のことながら、一気に岸信介の野望にまい進する自民党に接近し、許されざる改憲軍拡の渦に飛び込んだ。しかし、女性だと抵抗は少ない。

これまた乱の時代を象徴していることに民衆は、気付く必要があろう。

 

 戦争犯罪者として巣鴨入りした商工官僚・岸信介を操った米CIAの手口を、ウクライナのゼレンスキーも見せてくれているが、日本で活躍するCIAは、岸を政権に就けると、直ちに警職法改正という国民を弾圧する法制を導入させようとし、ついで日本占領を永続化させるための60年安保改定を強行させた。この時、戦後日本の革新の火を灯す闘争に総評が、率先して対応した。CIAの野望は強行されたが、岸は首相という地位を失った。

 

 だが1989年に総評と同盟が合同し、連合が誕生すると、日本の労働組合運動は、坂道を転げ落ちるように落下してゆく。現に、初代会長の山岸章に対して、政府は天皇制国家主義を象徴する時代錯誤の勲章(勲一等瑞宝章)を与えた。山岸は喜んで受け取った。連合衰退の要因である。

 

 日本国憲法は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権を保障している。労使の緊張関係による労働条件向上を期待しているが、肝心の連合が財閥に屈して、労使協調へと突き進んだ。結果として労働貴族の連合へと堕落。ナショナリズムの自公政府に足を乗せてしまった。事実上の連合の死を意味する。

 

<国民の生活苦を見て見ぬふり=自分中心+カネ中心>

 それにしても世界も日本も激変している。平和外交を忘れ、死の商人に従って、激変に掉さす政治指導者ばかりだ。311のフクシマ東電放射能隠しのための安倍晋三の大嘘を前提とした、不況下の4兆円の賭博五輪とコロナ向けの怪しい超大型予算の連鎖、昨日はというと、悪しき腐敗している権力者のための侮辱罪の厳罰化刑法を強行した。個人情報保護法に次ぐ言論封じだ。

 ここにこそ、日本政府の人権規制が見て取れる。また昨日は急激な円安が襲った。遂に135円台に突入した。それでもアベノミクスに突進する黒田東彦の日銀は、ゼロ金利と超金融緩和を続行するという。庶民は物価の急騰に泣いているが、年収3500万円+αの優雅な日銀総裁は、庶民を無視して、金持ち大優遇路線を改めようとはしない。そのことに野党は怒り狂うこともしない。彼らとて世界一の高給取りなのだ。こんな場面でも、労働組合の連合は沈黙し、見て見ぬふりをしている。市民と縁を切ってしまった連合である。

 労働貴族には、コロナも円安もどこ吹く風だ。むしろ金儲けできる。庶民を差別する高級国民なのだから。今だけ・自分だけ・カネだけの連合に変身してしまったのだ。

 はるか欧州の戦争にもNOを突き付けない。むしろ、超軍拡軍事費予算に同調している。彼らの仲間は、武器弾薬製造労組員なのだから。

 かくして岸田内閣の支持率は下がらない。軍拡緊張外交に飛び歩いていることに対しても抵抗しない。ナショナリズムの埋没した連合は、もはや真っ当な労働組合の連合ではない。

 社会党が崩壊し、野党が分断し、男尊女卑の神社神道が笑う改憲軍拡の右翼・自民党が永田町を制圧する今日なのか。 

 

<消えた革新の正義=自衛隊違憲・日米安保解消・非武装中立・脱原発>

 岸の60年安保闘争が光り輝いて、目に浮かぶ昨今だ。国民に向き合っていた労働組合は、さっそうとしていた。昼休みの千葉県庁内を歩いていると、どこからともなくロシア民謡や朝鮮の美しい曲が流れてきた。自治労の組合員の合唱は、不思議と美しかった。「流れとうとう」という歌詞と曲が今も耳たぶに残っている。

 革新の正義のスローガンを彼方から眺めるだけの凡人ジャーナリストは、いま消えてしまってみると、当時の総評の正義に感動する。日本国憲法の正義を体現した労働運動を懐かしがっているだけでは恥だ。これに違反する日本政府の暴走に屈していいわけがない。

 国粋主義者のA級戦犯・岸信介の改憲軍拡論は、いま孫の合唱で開花しようとしている。それに驚くなかれ、護憲リベラルの宏池会派閥の岸田文雄が合唱している!水面下では、神社神道の天皇教が押し上げている。そこに女性が先頭に立っている。白装束の巫女なのか?

2022年6月14日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)昨日義弟が届けてくれたサツマイモの苗30本を植えた。場所がないので、ジャガイモを掘り出し、そこをミニ耕運機で耕し、畝を作って苗を差し込んだ。妹が沢庵1本を送ってきた。亡き妻が仕込んだ黒酢に柚子をつけたビンを見つけた。口に含むととろけるようだ。今はフキがおいしい。我が家に変化はないが、闘う労働歌は消え、労働界は急変して庶民生活を見放してしまった。岸の悲願が目前に迫ってきた!

2022年6月13日 (月)

乱の時代(その3)<本澤二郎の「日本の風景」(4473)

乱の時代(その3)<本澤二郎の「日本の風景」(4473)

<公明党創価学会が中道リベラルから右翼改憲軍拡政党へ変身>


民のカマドの煙に心を注いだ為政者が当たり前の世の中と思いきや、その反対に緊張を意図的に創造する、悪魔のような政治指導者の存在を、人びとは現在目の前で見ることが出来る。それを支援する宗教政党が、カルト教団・創価学会の公明党である、と断じることが出来るだろう。宗教指導者・池田大作が指揮棒台から姿を消した途端、A級戦犯の岸信介の遺言に突っ走る国粋主義者・安倍晋三の配下となり、平和主義を放棄した政教分離違反の創価学会政治部(公明党)に、特に平和を追求する人々は衝撃を受けている。乱の時代第三弾を記録したい。

 

 財閥を除くと、おそらく日本一の資金を誇る政治宗教組織といえる。日の当たらない貧困層に、自身の資金から善政をばらまくのであればいいが、借金を膨らませる血税バラマキによって、集票力を上げることに特段の力量を発揮し、無知な国民を騙すことに長けている信濃町。大方の世評であろう。

 

 世に左翼から右翼に転じた新聞人がいたが、彼らは中道から右翼に変じて、反省も謝罪もしない不思議な宗教政党である。

 

 宗教も政党もこんなもんさと吹聴しているようで到底、それに屈する訳にはいかないだろう。どうだろうか。彼らのお陰で岸が夢見た政府は、イケイケどんどん政治路線を突っ走っている。立憲主義の憲法を踏みにじって恥じない。

 

<日米安保の段階的解消論いまは昔=自衛隊の戦争に前のめり>

 融通無碍・寄らば大樹の、信念のない個人・団体は、気楽なものである。過去には信濃町に右翼の街宣車がうなりを上げていたというが、今はない。全くない。右翼も歓迎する宗教政党となった。

 そのはずである。自民党の支持母体・神社神道と提携する公明党創価学会なのだから。その変身ぶりも極まっている。地下鉄サリン事件という無差別殺人を強行したオウム真理教は、表は宗教の仮面をかぶった裏は極右の政治団体だったことが、日系アメリカ人の島津洋一の徹底追及で判明したが、ことによると創価学会にも同じような懸念が噴き出ている出ているらしい。

 

 中道時代の信濃町は、日本属国の元凶である日米安保を段階的に解消すると公約して、ワシントンにも槍を突き付けていたが、今は羊のように変身して、全く恥じない。岸の野望実現に共闘する公明党創価学会と断じることが適当であろう。

 岸の孫の安倍が強行した自衛隊参戦法・特定秘密保護法・共謀罪という「戦争三法」は、公明党創価学会の手柄といってもいい。日本の若者の命を奪う靖国神社へと落下しているのではないか。所詮、宗教は若者の命を奪うものであることが、ウクライナとロシアの戦争でも証明されている。目下、宗教界は悲惨な人殺しに沈黙している、これも不思議であろう。

 

<池田大作を裏切った太田ショウコウの公明党の前途と学会の内紛>

 元気なころの池田大作は、安倍の戦争法強行に突進した太田ショウコウ(昭宏)を重用していたが、彼の野心に気付くと創価学会から排除して、公明党に追いやった。そして側近らに「ショウコウ監視」を命じたとされる。

 太田もさるもの、国粋主義者の軍門に下って、それまで国是として禁じてきた集団的自衛権の行使を破って、戦争しない日本を「戦争する日本」にさせた。これに安倍からの謝礼がいかほどか、政界雀の話題になって久しい。集団的自衛権行使容認には、山口那津男や北側一夫、石井某らも深く関与した。

 

 この場面で公明党創価学会の内部は揺れた。離反する信者は多かったようだ。沖縄の野原善正のような山本太郎と連携して、3年前の参院選に出馬した。東京で20万票以上の支持を得ている。

 

<上命令下服の集票教団に神社神道の自民党も大歓迎>

 宗教団体の特徴の一つは、軍隊のような組織である点である。思考停止の教団ばかりである。上の指令を、黙々と従うだけの、正に羊軍団に等しい。

 本来であれば、崩壊するような事案でも組織が分解することはない。内紛で飛び出す信者は少なくないが、それでも本体は残る。現在の信濃町の現状といえる。

 近年は腐敗も激しい。銀座の女にのめり込んだ人物とか、議員宿舎に彼女を連れ込む輩とか、清潔さとは無縁の公明党議員ばかりだ。

 それでも集票機械とも呼べる創価学会は、小選挙区制の下では神社神道の自民党は大助かりだ。野党分断にも成功して、今では戦争前夜の大政翼賛会のような政治状況が生まれている。

 

<日蓮御遺命(神社神道参詣禁止)を放棄した信濃町に顕正会が諫言>

 数か月前、参院議員の小沢一郎側近で知られる青木愛の政治集会に参加した市民活動家の青柳さんが、会場入り口で何やら新聞のようなチラシを配っていたことを見つけた。それを受け取って、わざわざ自宅に郵送してきた。初めて知る顕正会という教団機関紙で、内容は池田・創価学会を真っ向から批判。気にも留めなかったが、そのうち自宅に同じような新聞を、センスのいい近所のNさんらが持参した。新聞だけでなく分厚い書籍まで。むろん、興味などなくずっと放置していていたが、やはりNさんの手前、パラパラとめくった。

 そこで何と新発見!それは房総半島の漁師の子から釈迦仏法を極めた鎌倉時代中期の僧侶・日蓮(日蓮宗の開祖)の御遺命をめぐって、宗門(日蓮正宗)と池田・創価学会との論争などを記述してある。わが目に飛び込んできたのは、いち早く神社参詣を禁じていたことだ。「邪教信仰は国滅ぶ」が立正安国論の核心という。現に当時は蒙古が中国を占領、朝鮮半島も支配し、二度にわたって蒙古襲来に怯えた鎌倉幕府のことも。

 明治期に大英帝国の支援を得て、日清日露の大戦に勝利したものの、天皇ヒロヒトによる朝鮮と中国侵略に手を広げたあげく、米国の2発の原爆を投下されて日本は敗北した。この明治からの日本の戦争は、森喜朗の言う天皇を神とする国家神道・神社崇拝のもとで、遂には侵略戦争を強行した。神道天皇のヒロヒトが、赤紙一枚で若者を戦場に狩り出して、300万人もの命を落とした。

 

 それでも戦後に神道は復活して、再び若者と年寄りの命を奪いかねない目下の日本政治だ。311の時、誰かが天罰・仏罰と叫んでいたが、顕正会は「本物の仏罰を日蓮聖人が予言している」と叫んでいる?

 いま平家物語が流行っている!沙羅が開花する季節である。友人の警告は厳しい。

 

<永田町・平河町・信濃町に諫言=読者の怒りここにあり>

おはようございます。

今、早朝散歩では、町のあちこちの家で紫陽花の競演が見られます。様々な色、形、大きさの紫陽花は梅雨時のうっとしさを吹き飛ばしてくれます。我が家でも、真っ白の大輪(花の直径22cm)が通りがかりの人の注目を集めています。その紫陽花の隣には、沙羅の木が花を咲かせています。

この沙羅の木は、平家物語の「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ。ひとへに風の前の塵に同じ」を思い起こさせます。(日本で沙羅の木は、釈迦の周りに植えられていた沙羅双樹とはちがって、夏椿のことと言われています)

平家物語でのこの続きもなかなか興味深く、中国でも、日本でも、快楽を極め、諌言を顧みることなく・・・庶民の憂いをしらなかったので、長くつづくことなく滅亡してしまった者どもに触れています。

21世紀なっても、今だけ、金だけ、自分だけの強欲人間たちによる戦争、人殺しの戦争に狂奔する者共に対して、庶民は悲嘆にくれるばかりというのはあまりにも酷い、人類はこんなにも愚かなのかと

ふつふつと怒りがわいてきます。

2022年6月13日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月12日 (日)

乱の時代(その2)<本澤二郎の「日本の風景」(4472)

乱の時代(その2)<本澤二郎の「日本の風景」(4472)

<小選挙区制と共に消えた革新の日本社会党>


1955年体制は何だったのか。再軍備・軍国主義復活という日本国憲法に敵対する、自民党内に巣食うA級戦犯の岸信介らの暴政を食い止める革新の日本社会党に善良な国民は期待した!国民生活にも目を向けた革新政党は、今は存在しない。

 

 欧米の学者の中には、日本はとうの昔に軍国主義が復活した、との政治分析も少なくない。かつて日本の軍国主義に痛めつけられた朝鮮半島や大陸の人たちは、したがって日本警戒論が消えることはない。そう、戦後77年経っても東アジアの人々の心を癒す日本ではない。そのことさえ理解できない日本人が増えてきている。正に危機なのだ。

 

 現にそうした危ない政治潮流が、太平洋の荒波のように盛り上がっている。朝鮮戦争やベトナム戦争の時は、経済的暴利に終始していた財閥だったが、軍国主義化した現在、彼方のヨーロッパのロシア・ウクライナ戦争に対しても、軍事的な役割を担おうとしている。否既に担っている。昨日は日本とシンガポールの首脳が、軍事面での深化という表現で、反中国・反北朝鮮の危険すぎる対応を示し、ワシントンの死の商人を狂喜させている。

 

 もし、社会党が健在であれば、憲法違反の日本外交・防衛政策を、断固として拒絶していたであろう。「乱の時代」とは、暴走する神道・自民党と創価学会・公明党を主軸にした、戦後最大のカルト教団の反乱とも分析可能であろう。どうしてか、小選挙区制と共に社会党は解党し、日本列島から革新の火が消えてしまったからである。

 

<村山富市内閣=一将功なりて万骨枯る>

 総評の主力労働組合の日教組から政界に転じた村山富市は、いま故郷で何を書き残しているのであろうか。最後の社会党委員長として、あるいは最後の社会党首相として、55年体制を総括しているのであろうか。

 「若者を二度と戦場に送るな」と合唱して政治運動に飛び込んだ自分史を、どう総括しているのであろうか。いえることは「一将功なりて万骨枯る」であろう。胸を張れる状況ではないはずだ。

 

 大衆は盲目である。無責任である。歴史を学んでいないと、時の新聞テレビや公共放送に踊らされ、舞い上がってしまう。その先陣を切っているのがジャーナリズムなのだから、誰もが群集心理よろしく「ウクライナがかわいそうだ」と単純に思い込み、なけなしの財布を開けて寄付までする。日本政府が軍事品をウクライナに支援する憲法違反に抵抗しない。

 

 そのはずだ。今の日本人は歴史を学んでいない。近現代史を知らない。歴史の教訓がなんであるかさえ知らない。第一、憲法さえも知らないのだから。目下、日米の死の商人を狂喜させている!武器弾薬株の暴騰さえ気付いていない。

 

 「おかしい。断固として反対する。予算を成立させない」という革新の火は、国会や地方議会からも消えてしまっている。官邸の主の重大な犯罪を目の前にしても、警察・検察は沈黙している。税金泥棒だ。それを批判しない日本の言論の自由度は、世界で71番目。

 

 思えば、政治改革という小選挙区制導入革命に押し切られた当時の内閣は、現岸田文雄首相の恩師のような宏池会の宮澤喜一。護憲リベラルの人だった。これに盾突く小沢一郎ら右翼議員や東大教授の佐々木毅らの民間臨調が踊りまくった。新聞テレビのボスは、読売新聞の小林与三次らだった。原発推進に続く改憲新聞を吹聴した極右メディアに、朝日や毎日など大手の新聞テレビさえも舞い上がって、護憲の宮澤内閣を打倒し、自民党・社会党・さきがけ三党の細川護熙内閣を誕生させ、とうとう小選挙区制を強行した。

 当時の自民党総裁は河野洋平、衆院議長は社会党の土井たか子だった。

 政府も民間も挙げて、岸信介が実現できなかった改憲軍拡・戦争国家復活のための小選挙区制を実現した。ブラックユーモアそのものである。正しくは小選挙区制比例代表並立制。世紀の悪法である。平和憲法を敵視する体制の誕生だった。

 

 筆者一人「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)で抵抗した。読売新聞の多田実は評価した。彼は渡辺恒雄の先輩政治部長で、硫黄島玉砕の生き残りの学徒出陣兵でもあった。

 

<言論界総出で岸革命実現=気が付くと反共産党の翼賛体制>

 民意の反映しない小選挙区制の導入は1994年で、2年後から適用されている。村山内閣が総辞職したのは、1996年1月。1989年の第8次選挙制度審議会の会長が小林で、27委員のうち11人が大手マスコミの幹部だった。

 愚かな日本人は、大衆だけではなかった。財閥と戦争神社・神道カルトが言論界・学界を躍らせた結果だと見たい。A級戦犯・岸信介の野望実現に狂奔、護憲リベラルの宮澤内閣は崩壊した。その後に社会党の一輪咲きで、革新は消滅した。

 野党分断の自民党カルトと公明党カルトの戦略と、背後の米CIA工作のもとで、選挙の投開票自動装置「ムサシ」も作動している。

 

 敗戦の1945年に社会大衆党を中心に、労働組合の自治労・日教組などの官公労、そして民間労組も加わった総評を地盤とした革新政党も、日本財閥とCIA工作に呑み込まれ、その結果、共産党を排除するという策略は、今も変わっていない。野党分断に日本共産党までもが乗ってしまった、と総括できるだろう。

 

 それがこの7月参院選でも踏襲される?野党一本化が不可欠だが、それが出来ない。自公カルト体制に維新と国民民主党までがぶら下がる現状のもとでは、この国の暗澹たる先行きが見えてくる。原子力ムラ・死の商人に魅入られてしまった日本なのだ。

2022年6月12日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)梅雨空に人の心も湿っぽい!庭先のもぎ終わった梅の木から、それでも取り残した梅がぼたぼた落下してくる。「間もなく自公体制が強化されると、この国は100%亡びるだろう」と誰もが心配している。故郷房総半島の水源地に放射能が埋設されているが、新聞テレビも自民党から共産党までソッポ。YouTubeで動画を作成する奉仕団はいないか。連絡してほしい。

 

2022年6月11日 (土)

乱の時代(その1)<本澤二郎の「日本の風景」(4471)

乱の時代(その1)<本澤二郎の「日本の風景」(4471)

<国粋主義者・岸信介執念の9条改悪狙いの小選挙区制>

 世は正に「乱の時代」に突入、それが燃え盛ろうとしている。近くの朝鮮戦争やベトナム戦争も対岸の火事でしかなかったが、今は欧州はるか彼方の戦争に、まるで子供が玩具で遊ぶかのように、自民党・公明党創価学会のみならず、維新・国民民主党の翼賛政党がそろってはしゃぎまくっている。反共右翼ばね

全開である。その芽は、A級戦犯の国粋主義者・東条英機内閣の商工大臣・岸信介の政界復帰にあった。ワシントンの反共政府の対日工作が、岸の孫の時代に大きく大輪を咲かせた。戦後最も危うい日本を象徴している。乱の時代は、すでに50年代に地雷のように自民党内に埋め込まれていたものである。

 

 戦後政治史を俯瞰すると、したがってその助走はかなり古い。敗戦後の吉田茂内閣に取って代わった鳩山一郎内閣からだ。幹事長の岸信介のもとで、改憲軍拡強行のために、選挙制度に小選挙区制を導入しようと、必死の努力をしていたが果たせず、宮澤喜一内閣打倒工作と共に実現した。憲法敵視の岸の改憲軍拡の野望は、岸の孫が毎日のように叫んでいるではないか。

 

<保守傍流=東京裁判でA級戦犯不起訴組と米CIAの反共合作>

 戦前の戦争内閣・東条英機のもとで、財閥の代理人格で商工官僚として商工大臣になった岸は、それ以前に満洲傀儡政権で麻薬利権に手を出して、大金を手にしていた。

 2発の原爆投下で敗戦を迎えると、戦争犯罪人として巣鴨刑務所の人となったが、当時の吉田茂内閣の官房長官となっていた実弟・佐藤栄作の裏工作で不起訴となった。同時並行して米謀略機関のCIAは、米ソ冷戦下、日本を反共の砦にしようと画策していた。

 

 彼らの目に合った人物が国粋主義者の岸だった。岸のほか巣鴨の仲間も次々とA級戦犯不起訴組で、共に協力して反吉田勢力を結集、保守傍流の土台を構築していく。

 

<右翼ばねに結集する鳩山一郎・岸・児玉誉士夫・笹川良一・正力松太郎>

 戦争犯罪者が次々と不起訴となり、政界に復帰する様子の記録はほとんどない。従って当初、政治記者として永田町に足を踏み入れたものの、A級戦犯の岸が政権を担当した事情が理解できなかった。CIA工作に納得した。

 とはいえ、政治はカネがモノをいう世界だ。政治資金はどうして手に入れたのか。そして右翼の親玉である児玉の羽振りの良さに注目した。宇都宮徳馬が保証人となって読売新聞に入社した渡辺恒雄が、児玉の広報マンになった事情も見えてきた。

 ロッキード事件で浮上した中曽根康弘が、児玉の靴磨きをした秘話も分かる。児玉が上海から飛行機で持ち込んだ貴金属の多くが、鳩山・岸の反吉田で反共の保守傍流に流れ込んだことも。不条理の極みであろう。

 

<選挙資金は児玉の上海強奪の貴金属類の山>

 中国侵略は、財閥に限らず、岸ら官僚当事者にとっても「金のなる木」だった。大英帝国のアヘン戦争も。貴金属収奪の児玉機関とか、電通創立者で中国語使いの里見甫機関は麻薬利権に特化しており、いずれも岸の仲間だ。

 

 保守傍流とは、いうなれば中国侵略による利権あさりグループである。彼らが敗戦後の日本政界で、岸を頂点に結集し、自民党右翼ばねを構築してゆく。商工官僚の岸と内務官僚の正力松太郎(読売新聞中興の祖)の連携は、東大閥でともにA級戦犯の仲間だ。

 

 原子力ムラの元祖は岸と正力だ。その後をナベツネや中曽根が続く。自民党の不条理の根っこは、すべからく吉田茂の保守本流と対立する反共勢力の保守傍流であると断言できるだろう。

 

 児玉が上海から持ち込んだ莫大な価値ある貴金属は、鳩山・岸の民主党へと流れ、吉田の本流を打倒してゆく。背後にCIAも資金その他で支援してゆく。反共右翼ばねは、CIAの配下なのだ。今もワシントンにひれ伏す日本政府に合点するほかない。

 

<保守合同でA級戦犯を消し去る!吉田茂の保守本流に対抗>

 吉田自由党と鳩山・岸の民主党による1955年の保守合同の仕掛け人は、間違いなく政局安定を求めるCIAの策略であろう。日本をソ連や中国に対抗する反共砦に突進する岸にとって幸いだった。彼の野望は、日本軍国主義の復活に尽きる。そのための平和憲法の破壊なのである。

 

 その実現は、民意が反映しがちな中選挙区制では、改憲に必要な国会議席3分の2確保は不可能である。民意が反映しない小選挙区制が最善である。かくして岸の鳩山内閣の幹事長の野望の第一が、小選挙区制を実現することだった。拙著「小選挙区制は腐敗を生む」を参照されたい。

 

 55年体制は、戦争犯罪勢力を悪魔のイメージから払拭する政治的効果があったし、保守本流を吞み込むことで、右翼ばね天下の到来を意味した。そのためには、言論の自由をする抑制ことが不可欠だった。

 後に触れることになろうが、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の内閣は、文字通りの反共右翼ばね政権として、言論統制に狂奔していることが分かる。それに正力松太郎の読売新聞に、右ナラエした公共放送NHKの屈服で、世論操作を自在に演じることが出来る。極めて危ない日本・反民主の日本を象徴して余りあろう。

 

<復活した財閥と国家神道(神社本庁)を支持基盤に勢力拡大>

 改憲軍拡の右翼ばねによって、莫大な利益を得る組織・団体はどこか。死の商人グループだが、その世界というと、それは日本財閥。その源流は、戦前の日本帝国・天皇制国家主義を支えた勢力でもある。

 

 「天皇のために命を捧げる」という21世紀では、想像もできない時代が、77年前の日本だった。そうして侵略戦争が具体化した。

 国家神道による国民精神の支配である。全国の神社と家庭の中に神棚信仰という、およそ宗教と呼べない原始の宗教でもって、人々の生活を拘束した。敗戦で国家神道は廃止されたが、神社本庁として蘇り、自民党内に神道政治議員連盟なる政治組織を付着させた。右翼ばねの成果といえる。

 

 地域の祭礼には、ほとんどの自民党議員は参加している。集票組織として創価学会や生長の家を凌駕している。

 財閥も戦後解体されたが、それは形だけで、間もなく財閥は復活し、さらに拡大して、日本経済を支配している。経産省は戦前の商工省だ。岸の孫の安倍晋三が、経産省官僚を重用した理由であり、彼らは財閥と一体関係にある。財閥の信仰対象は、むろん神道である。宗教を盾にするナショナリストだ。

 

<保守傍流が重視・支配した教育政策(文科省)・近現代史軽視>

 影が薄いが、教育政策を担う現在の文科省は、保守傍流が特に重視してきた役所である。なぜか、戦前の悪しき侵略史を消すために、次世代日本人に真実を隠ぺいするためである。

 保守本流は、防衛とか文科を軽視しがちだが、傍流右翼ばねは、ここを重視する。正確な歴史認識を恐れ、隠ぺいしようというものである。

 

 結論を言うと、乱の時代の芽は、戦前の不条理復活への蠢動と決めつけることが出来る。平和憲法を封じ込める戦争国家志向なのだ。

2022年6月11日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月10日 (金)

老人殺人本格化?<本澤二郎の「日本の風景」(4470)

老人殺人本格化<本澤二郎の「日本の風景」(4470)

<年金が毎年減って防衛・軍事費が2倍へ=戦争危機倍増>


戦後日本の経済成長に汗をかいてきた功労者の老人たちが、コロナだけではなく、何と改憲軍拡で新たな地獄へと突き落とされている。大げさな表現ではない。毎日のように「老人が殺される」「年金が減額され、生活が苦しい」「犯人は防衛・軍事費倍増だ」と叫び声を上げている。

 

 戦前と同じ過程を繰り返している。いまや軍縮派は少ない。軍拡派と改憲派が急浮上している。戦争の悲惨を知らない現役世代が、ワシントンの「死の商人」に躍らされて、軍事費1%から一気に2%へ押し上げろ、とわめいている。その輩たちが、昨日の三文作家・極右の石原慎太郎の会に出席していた。生長の家の平沼赳夫までが参加していた、とスポーツ紙が本日報じている。ナベツネの姿は?もう動けなくなったのか?

 

 老人年金を引き下げて、武器弾薬購入へと突き進むと、戦前の二の舞となるだろう。危機を引き寄せ、結果的に日本が再び敗北して、消えていくことになるのだが、77年前のような馬力はゆでガエル世代は無理というもの。

 歴史を知らない、歴史の教訓を学べない石原的ナショナリストに、まずは年金世代が殺されていく。「死の商人」企業株のぼろ儲けを、黒田アベノミクスが推進、貧者は高騰した消費税でも収奪させられる。

 

<アメリカの軍需産業並みに日本の「死の商人」株も急上昇>

 株という金持ちの金儲けに触れたことがない。よく分からないが、黒田のお陰で人殺しの武器弾薬に関係している財閥株が、膨れ上がっているらしい。らしいのではなく事実だ。むろん、米ニューヨークの死の商人株も急騰している。

 

 戦争は悲惨だ。最悪の悲劇を人間にもたらす。その分、戦争屋は空前の利益を懐に入れる。識者がヒロヒトの蓄財に関心を寄せるのも当然なのだ。無知は犯罪である。

 

 欧米の金利高に対して、日本はゼロ金利。しかも空前絶後の円札刷り資金がドル買いに走る。ドル急騰に対して円急落。日本の貧者・庶民は、急騰する物価を購入、消費税でも。ここまで説明すれば、黒田を知らない、為替を知らない、円ドルのかかわりを知らない市民も、少しは理解できるだろう。

 

 軍事費を2倍に引き上げろ、と叫ぶ安倍晋三と黒田アベノミクスは深く結びついている。しかも年金は下げて、健康保険は倍増し、その資金をそっくり武器弾薬資金に回すわけだ。

 

 よほど愚か者でなければ、軍拡のカラクリが分かるはずである。「年金老人は死ね」という岸田内閣の政策は、アベノミクスの継続そのものである。その結果、トヨタは2か月で寝ていて6000億円を稼いだ。黒田と安倍のお陰だ。感謝を込めて?岸田が首相としてトヨタ参りするという。本末転倒である。

 

<ハゲタカ基金は安心して安い円借りでドル買い=空前の暴利>

 今朝ほども「黒田追放」の叫びが届いた。「もう何度も書いたよ」と指摘しても、相手は黙らない。何度でも書け、と言い張るので、こちらが腹を立ててしまう。しかし、年金生活者としては確かに踏んだり蹴ったりだ。

 老人年金が「人殺し」の資金に化けで、とどのつまりはこれが実際に人殺しをする可能性を否定出来ない。その反動で日本も戦争に巻き込まれて、第二の核攻撃を受けて、太平洋上に沈むことになるのか。夢物語といえるのか。

 

 笑いが止まらないのは、好戦派の米ハゲタカ基金だ。黒田が「福沢諭吉を刷りまくる、さらなる円安容認」と公言するものだから、彼らは安心して安い円を買うのではなく借りて、その金でドルを買うと、天文学的な利益を上げる。

 日本の資産が、アメリカの財布に化けて、ニューヨークへと流れている。日本属国・日米安保の日本を象徴しているではないか。この国の没落を裏付けている。歴史を知らない日本人でも理解できるだろう。

 瞬く間に日本は20年前に落ち込んでしまった。小銭で外国旅行したいといっても、これからは無理という。恐ろしい到来を避けて通ることが出来ない。自業自得といって耐えられるものではない。

 

<政府に次いで議会の権威喪失=細田博之も罪万死>

 清和会・原子力ムラの細田博之の衆院議長のセクハラ・公選法違反事件発覚で、国権の最高機関も崩壊してしまった。司法はどうか?

2022年6月10日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)庭の片隅に季節の紫陽花(あじさい)の大輪が花開いて、散歩する老人が声をかけてきた。早めに梅ももいだ。朝鮮の国歌という木槿(むくげ)も蕾をつけた。バラの一部に病気が。バラは民主主義に例えられるか。きれいに開花させるためには、相当の知識と面倒が不可欠だ。そういえば、畑のブロッコリーが実をつけてくれない。蝶々夫人ならいいが、幼虫が葉に巣食って、民主の崩壊を印象付けている。

2022年6月 9日 (木)

「サメの脳みそ」健在<本澤二郎の「日本の風景」(4469)

サメの脳みそ健在<本澤二郎の「日本の風景」(4469)

<「ホントのこと言うと、よくしかられる」と今もぼやく森喜朗>

 清和会OBは、森喜朗という清和会元首相を呼ぶとき、失礼ながら必ず「サメの脳みそ」という。永田町の隠語なのか、昔からだからそれなりの理由があろう。早稲田の先輩の竹下登も、後輩の運動部無試験派を同じように揶揄していた。

 

 彼の実力が発揮されるのは、仲間の石原慎太郎が都知事になり、安倍晋三が首相になった場面である。今もフクシマ311放射能隠しの4兆円五輪賭博のツケが、国民・都民に支払わせている。

 女性差別発言で東京五輪の責任者を外されたが、このことについて最近、自民党議員の集金パーティーで再び発言した。「ホントのことを言ったまで。何が悪いのか」と開き直った。永田町という日本政治のメッカは、怨念や嫉妬が渦巻いている。真面目な人間は生きられない世界だ。その典型が日本会議・神道派が群れる清和会であろう。カネ・利権が圧倒するような派閥だ。およそ政策勉強をする派閥ではない。

 

 ワシントンにぶら下がり、日本国民の血税を「アメリカのポケット」にして恥じない、改憲軍拡派の典型的な派閥といえる。およそ国民に目を向けるリベラルな憲法感覚は皆無だ。その対極が宏池会、さらには政党レベルでは日本共産党だが、最近の同党は原則・根本を忘れて、右傾化の波に乗ってしまってぱっとしない。森喜朗のような人物でさえも、健在?でいられる理由といえるかもしれない。

 

<天皇中心の神の国の「何が悪いのか」とぶつぶつ>

 森を日本国民とアジア諸国民、それに国連の人たちは、筆者を含めて、それでも心底感謝せねばならないのではないか、と思う。彼はホントのことを公言してくれたのだ。2000年の首相在任中だから、首相として本心を明かした勇気を誉めたい?

 多くの国民は、自民党内に戦前の国家神道の流れをくむ政治連盟が存在してるという事実を知らない。たったひとり20年も現役の政治記者として、官邸と自民党にぶら下がって生きてきた凡人ジャーナリストも、この事実をほとんど理解していなかった。

 

 そのはずで、自民党名門派閥の宏池会を率いたこともある大平正芳の秘蔵っ子・加藤紘一でさえも、戦争神社で知られる靖国神社の歴史館・遊就館を見学するまで気付かなかった。同館の展示資料は、侵略戦争を否定する文字通り、皇国史観で彩られている。彼は腰を抜かした。正に森喜朗のいう「天皇中心の神の国」の資料で埋め尽くされていたのだから。

 「天皇中心の神の国」が存在している?ありえない!あってはならない。だが、清和会の極右・神社神道派の脳みそには、この神がかりの、戦前の皇国日本が宿り、潜んでいたのである。世界に衝撃を与えた。赤紙一枚で300万人の若者の命を奪ったヒロヒトの世界が、清和会の森・小泉・安倍の頭脳にこびりついていたのだ。

 加藤紘一が森打倒に走った理由である。加藤こそが日本の勇敢な英雄だった。加藤の乱を阻止したのが、中曽根康弘や小泉などの森・安倍一族だった。歴史は逆転する。いまの日本政治が、そのことを教えている。

 


森は今も「何が悪いのか」とほざいている。仏教界・キリスト教社会・イスラム世界との敵対関係が見て取れるだろう。戦争神社が再び?日本の不安材料だ。

 

<原始宗教「神社神道は男尊女卑」の信仰者だから気付かない?>

 森の女性差別は、神社神道の教えと関係している。井上清教授の言う「原始宗教の毛の生えた神道」は、男の宗教である。女性を汚らわしいと考えている男尊女卑のカルト教団なのだろう。

 

 安倍や森などの神道信者は、それを当たり前と考えている。気付くわけもない。憲法の人権主義・平等原則などは理解できない信仰者といえる。

 

<森喜朗は日本工業新聞出身とは口が裂けても言わない>

 以前、森をよく知る人物がいた。彼は日本記者クラブの仲間だった。産経新聞と同系列の日本工業新聞のOBだった。「森は産経新聞ではなく、日本工業新聞の人間」と彼の所在を明かしてくれた。ここにも差別主義が潜んでいるとの指摘に頷いてしまった。こうした手合いは、永田町に沢山いる。

 

<反知性・反道徳派=改憲軍拡好戦派=戦争神社崇拝派>

 友人らの清和会関係者に対する評価は手厳しい。反知性・反道徳派で、ひたすら憲法破壊派。そして盲目的な神社参拝派ということになる。日本の沈没を裏付けていないだろうか。

2022年6月9日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追記)昨日お店でくず餅を買った。生まれて二度目だ。子供のころ、風邪をひくと母がくず湯を作ってくれた。数年前、北京でもくず粉を買って、久しぶりにくず湯を飲んで感動した。大地には、すごい食材がある。人間にも善良な人間がいる。永田町や霞が関に少ない。不思議なことである。

2022年6月 8日 (水)

黒田東彦袋叩き<本澤二郎の「日本の風景」(4468)

黒田東彦袋叩き!<本澤二郎の「日本の風景」(4468)

<「日本人は物価高を容認」ふざけた寝言吐くな!と怒り殺到>


安倍・皇国の日本会議に順じて、憲法違反の集団的自衛権行使を認めなかった国是を、売国奴官僚が公明党創価学会を抱き込んで強行した前例にならって、アベノミクス経済では、中央銀行である日本銀行に黒田東彦を送り込んだ。急激なゼロ金利・円安路線に突っ込んで、目下、99%の庶民の懐を著しく軽くさせている。

 

 その原因の一つが判明した。黒田の年収はなんと3530万円。このほか相当な+αの実入りがあるはずだ。「物価高どこ吹く風」とばかり、引き続きゼロ金利と大量の福沢諭吉の1万円札を刷りまくる円安方針を貫くというのだ。

 この恩恵を受けるのは、既に500兆円の巨費を溜め込んだ1%財閥、さらに肥え太らせるという。庶民大衆に対しては「物価高は、コロナ経済ゆえに国民はカネをため込んでいる、懐が痛むわけはない」と開き直った。これにはアホすぎる羊の群れも騒ぎ出した。

 

 年収100万円、150万円の母子家庭から、年金5万円の貧困層がこぶしを振り上げた。それでも傲慢な黒田は、嘘を連発する安倍とそっくりだ。トヨタは為替急変で6000億円以上を手にしたと評価しているらしい。99%の国民の大半は怒りに燃えているが、幸い新聞テレビは1%広報宣伝に徹しているものだから、反響は少ないようだが、庶民大衆の心臓は大地震のように振動している。毎日のように「黒田追放を叫べ」という電話が自宅にかかってきている。

 

<安倍晋三も実弟岸信夫のことも忘れて笑っている=黒田も適当な釈明>

 ところで、さすがは共同通信だ。電通の大株主である。杖をつかないと歩けない安倍の実弟・岸信夫の健康問題を、少しだけ触れた。筆者は数か月前に防衛省となじみのある人物にボールを投げて、様子を見ていたが、事態は悪化している。主治医が会見する場面であろう。

 岸・安倍一族の病気遺伝子と関係しているはずだ。健康的な政治判断など出来ない。本来なら兄は、弟のことで頭が一杯のはずである。老いた母親の心労は尽きないのだから。ようやく活字にした共同配信記事を、西日本新聞が掲載したが、その他の地方紙は?

 

 そんなことよりもアベノミクスによる1%財閥の莫大な為替利益に、安倍も黒田も喜んでいることが分かってきた。黒田は「誤解を招いた」と釈明することで、逃げまくっている。さっさと辞めればいいものを、まだ続けている。1%に貸しを作れば、次も生きられる舞台が手にできるということらしい。

 

<物価高・消費税高で1%と財務省はぼろ儲け=大衆を蹴飛ばす政府>

 昨日の円は1ドル133円にまで下がった。20年ぶりの円安は記録更新中である。国力の衰退を裏付けている。

 振り返ると、敗戦後の1946年のブレトンウッズで日本円は360円。1971年のニクソンショックを経て、1985年のプラザ合意で変動相場制に移行、円高へと舵を切った。日本は経済大国の地位にのし上がったが、5年後に中曽根バブル崩壊で急落した。再生に向けた秘策が後世にツケ回しの莫大な借金と円安政策。アベノミクスで突っ込んで、このざまである。

 物価急騰で高額消費税も、財閥は輸出する際、消費税の還元優遇策で二重の暴利、そしてドル高で三重の利益を手にして、安倍も黒田も笑っている。その分、国民は特に貧困層や年金層がとばっちりを受けている。

 年金は物価にスライドする、ところが政府は年金を下げている!国民を主権者の地位から引きずり降ろしているのである。

 

<日銀の使命は物価の番人=物価を上げることではない!>

 日銀の使命は、物価の番人である。為替の番人ではない。株式の番人でもない。黒田を1分1秒早く辞任させることだろう。

 

<神道・自民党を潰さないと日本は滅びる!>

 友人らの叫びはすさまじい。安倍・清和会を潰せ、から現在は「自民党を潰さないとこの国は滅びる」というものだ。核心を突いた叫びであろう。

2022年6月8日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

もんじゅ西村謀殺事件控訴審<本澤二郎の「日本の風景」(4465)
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(追記)昨日S君来訪。地元の四方山話を聞く。夫が糖尿病や夫を亡くした農家の婦人が目立って増えてきているという。「性力がすごい」と教えてくれた。しばし、考え込んでしまった。薬物の使用は?やくざの出番かもしれない。真面目な警察員は大変だろう?

 

黒田日銀総裁は年収3530万円、5年前から18万円増!「家計は値上げ受け入れ」発言に庶民激怒
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/306384

2022年6月 7日 (火)

日米安保破棄する時<本澤二郎の「日本の風景」(4467)

日米安保破棄する時<本澤二郎の「日本の風景」(4467)

<沖縄を平和な島に戻さねば戦後は終わらない>

 沖縄返還から50年、その悲惨な戦後を顧みる時、改めてヒロヒトは万死に値することに気付く。「天皇制廃止は半数を超えている」と指摘する市民も現れた。多くの国民に代わって断罪したい気分である。

 日本国民の人権を奪う実態は何か。外国の軍事基地のある非独立国家に甘んじる、ゆでガエルの政府と羊の群れがいいのか。77年経っても変わらない沖縄が存在を直視できる日本人でいいのか。はっきりといわねばなるまい。日米安保は邪魔だ。いらない、破棄する時ではないのか。

 

 岸信介が主導した54基の原発、フクシマ放射能下の再稼働、核兵器開発目的だった旧動燃もんじゅ西村謀殺事件、岸の孫が主導した自衛隊参戦法(戦争法制)、バイデン戦争に加担する岸田内閣と軍事同盟NATO首脳会議に参加、飲み込まれる日本首相!

 以上の日本政治の経緯を直視すれば、日本人を名乗るならば、愛国心のある主権者であれば、立ち止まって猛省しよう。米軍基地に支配される沖縄の復帰50年を当たり前に受け入れている日本政府与党と、それを律する日米安保という軍事同盟の日本を許せるか!

 恒久的軍事同盟を否定する国連憲章を、もちろん日本国憲法は断固として拒絶している。一体これはどうしたことか。声を大にして叫ぼう。日米安保を破棄する時である!

 

<「日米同盟は絶対」という思考停止は知的堕落と栁澤協二の叫び>

 自宅に郵送される月刊誌をパラパラめくってみた。「おや」と直感した見出しを見つけた。政府の要人として沖縄問題に関与してきた栁澤協二元内閣官房副長官補が「月刊日本」6月号インタビューで、復帰50年の沖縄について「日米同盟は絶対」という思考停止と決めつけ、断罪した。

 霞が関の正義派の主張に「その通り」と納得した。彼は「本気で沖縄の基地問題を何とかしようとするならば、日米同盟の有無、米軍駐留の是非そのものを問わねばならない。それをしない、それが出来ないところに日本の知的堕落、思想的退廃がある」とも喝破した。

 

 久しぶりに日本人に出会った気分である。この主張こそが日本人の当たり前の正論である。神道カルト神主教団の異論を聞きたい。彼は本心から日米安保を問え、と叫んでいる正義の士であろう。

 日米安保・地位協定・日米合同委員会が、すべての足かせとなっている。沖縄の基地強化を阻止するためには、日米軍事同盟を破棄するしかない。彼は日本国民に正義の覚醒ボールを投げて、目を覚ませと叫んでいる。日本政府の知的堕落・思想的退廃に槍を突き付けたものだ。

 彼は政府と言論界・議会に直球のボールを投げている。それは戦争犯罪者から米国に寝返った、岸信介とヒロヒトの政治責任を、厳しく問うていると理解できるだろう。

 外務省に外交官がいるのであれば、猛省して内部から声を上げねばなるまい。霞が関や官邸の官僚たちの正義に期待する方がおかしいかもしれないが、栁澤のような国士は他にもいるに違いない。最後は主権者の資質だ。

 2022年7月の参院選でどれだけの国民が、事態の深刻さを感じて投票するのであろうか。このまま「在日米軍の抑止力に依存する安全保障政策を続けるならば、日本が対米従属から脱却することは出来ず、沖縄の基地問題が解決することもない」のだ。全くである。 

 彼は沖縄研究の第一人者として、日本の愛国者としての当たり前の正義を披歴している。このような人物を議会の野党からも見つけることが出来ない「思考停止」の議会に怒り狂うばかりだ。

 

<日本は対米従属から脱却できない=独立否定の自家撞着>

 ちなみに、米国の抑止力がゼロではないものの、何のためなのか、真実はアメリカのアジア戦略のためであって、日本防衛では全くない。第一、日本防衛は不要である。9条国家に怯える国はない。逆に平和を約束しているのだから。

 日本を侵略する国などない。反対に米軍基地が沖縄などの危機を招来させている。米軍基地のない沖縄は、直ちに平和の島になる。小学生でも分かる。アメリカ属国を由とする神社神道の自民党を潰すしかない。

 自立・独立を放棄する自民党政府を拒絶することが、日本の安全を約束してくれる。沖縄研究の第一人者は「思考停止の対米従属が、日本全体を危険にさらし、沖縄にさらなる犠牲を強いようとしている」のだ。

 

 この地球上に、金を出して外国の軍事基地を受け入れる国は一つもない。9条国家を侵略する国など存在しない。対米従属国家が、危機を招いている元凶である。当然すぎる理屈であろう。

 

<9条の政治力と外交力の帆船日本丸が最善>

 9条国家とは、船に例えると、帆船日本丸である。自由にどこにでも行ける。安全航海そのものである。戦争の教訓を100%活かした人間の知恵の結晶である。外交力と政治力を生かせば、人類から称賛されること請け合いだ。

2022年6月7日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月 6日 (月)

労働者を抹殺した日本財閥<本澤二郎の「日本の風景」(4466)

労働者を抹殺した日本財閥<本澤二郎の「日本の風景」(4466)

<生きていた国家神道の深すぎる男女差別=山の神の焼き餅>

 戦前の国家神道がそっくり脈打つ宗教法人・神社本庁が揺れている。男女問題や不動産売却に絡む不正発覚など、一般企業の中枢で起きていることと変わりない大騒動が、大きく報じられることはない。現実には、そこが極右・日本会議や皇室をも操る不気味なカルト教団の本陣なのだ。

 

 著名な京都大学の歴史学の大家・井上清教授は「神道は原始宗教に毛の生えた程度のお祓い教団」と喝破した。この神社神道の男女差別は、異常そのものであることも知られている。四国の神社の氏子総代は「女性の巫女は売春婦」と明かしてくれたほどだ。現に富岡八幡宮殺人事件では、女性の宮司が日本刀で、男の前宮司に殺された。その後の詳細は報道されない。靖国神社には日本刀が鎮座していると聞いたが、神道の世界はすべからく男中心で、女性は汚れたものと位置づけられているという。男尊女卑の戦うカルト教団であることを裏付けている。

 

 今回紹介する事案は、古河財閥が経営していた足尾銅山で起きた、労働者首切り事件に対する地位保全の仮処分裁判における現場検証の事案である。この事件の弁護団のなかに、当時25歳の女性弁護士がいた。トロッコに乗って地底の掘削現場を、担当判事と共に視察する時点で、問題が起こった。

 

 女子禁制の場所だった。理由に仰天!「女が坑内に入ると、神が焼き餅をやく。入れるな」と大騒ぎになった。弁護団・判事らも当惑した。最終的に女性弁護士の判断に任せるという結論に達した。現場検証のために来た足尾銅山の入り口で止められる?ありえないことに「入ります」という本人確認の上で、トロッコに乗った。男性用のだぶだぶな作業着にライトのつくヘルメットをかぶって、生まれて初めて坑内に飛び込んだ。神道が生きる異様な世界で、日本の労働者の置かれている環境は、欧米のキリスト教社会と異なる。

 

<「地底(じぞこ)の歌」(三井炭鉱)は命の叫び=聞くと涙が出てくる>

 足尾銅山というと、鉱毒事件が有名だが、坑内で真っ黒になって働く労働者の人権保全の闘いが、日本の労働運動の原点の一つとなっている。

 日本財閥が金の鳴る危険な坑内で、労働者を奴隷のように、虐げながら働かせた悲惨な原点が、全国各地で起きた炭鉱労働者の争議だ。悲しいかな筆者は知らない。多くの国民も忘れたり、記憶の彼方に霞んでしまっている。

 しかし、人生100年の時代である。80年の大台に乗って初めて人間は、世の中の姿をほぼ正確にとらえることが出来るものなのだ。「50,60は鼻たれ小僧」である。今の自公連立政権は、そんな鼻たれ小僧が日本丸のかじ取りをしている。危なくて見ていられない。言論で警鐘を鳴らすことになる。

 足尾銅山の坑内に入ったたった一人の女性弁護士は、三井炭鉱争議のことも記憶の一つだ。初めて知った「じぞこの歌」を、どなたか知っているだろうか。地の底で命がけで働く、労働者の命の叫びだ。彼らが作詞作曲した歌が、闘争のシンボルだった。「地底の歌を聞くと、涙が出てくる」という。日本の労働者をぼろぼろになるまで酷使した、戦後解体されたはずの日本資本主義を主導した財閥は、敗戦後の日本で瞬く間に大きく復活した。朝鮮戦争とベトナム戦争の特需も舞い込んだ。隣国の徴用工問題にも頷ける。

 

 背後に、財閥に虐げられた労働者の一群がいたことを忘れてはなるまい。労組連合の総評と同盟が誕生、前者が革新野党を育んだ。そして連合に一本化された時点で、気が付くと財閥に抱きかかえられて漂流している。7月の参院選で政府与党に接近、労組解体を印象付けている。労働者抹殺だろう。

 

<産業別労組を封じ込め、企業別労組にして労組崩壊に追い込んだ財閥>

 政府自治体、そして財閥も建物を建てようとすると、そこに当たり前のように国際社会から「戦争神社」といわれる神道が忽然と現れる。地鎮祭という神道の祭祀が繰り広げられる。

 

 自民党清和会・日本会議の森喜朗が首相として「日本は天皇中心の神の国」と公言した世界は、財閥から自衛隊基地にまで及んでいる。政教分離を破壊して、憲法違反を公然化させている。財閥の巨大な高層ビルの屋上などにも、井上清が断罪した原始宗教が鎮座している。

 戦前の国家神道は、今も権力中枢で生きていたのである。天皇は当たり前のように神道祭祀に、血税である大金を浪費し、神社参拝に熱を上げている。歴史の教訓を拒絶している。反省と謝罪を拒否する政府と財閥なのだ。命を奪われた者に反省謝罪もしない東芝だけではない。神道崇拝の安倍桜に酒を持ち込んだサントリーだけではないだろう。男尊女卑の悪弊は、永遠に継続するかのような日本である。

 

 国際社会は、産業別労組が主体だ。労組としての影響力・政治力も強力だ。日本は違った。日本財閥の威力が見て取れる。平和憲法を破壊する動きも本格化している。戦争国家・日本軍国主義復活も。議会の大政翼賛会も頷ける。「神の国」が鎮座する日本は、また歴史を繰り返すのか!

2022年6月6日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月 5日 (日)

もんじゅ西村控訴審<本澤二郎の「日本の風景」(4465)

もんじゅ西村成生さん謀殺事件控訴審<本澤二郎の「日本の風景」(4465)

<「原子力ムラ大陰謀」を暴く未亡人・トシ子さんから届いた便り>

 国民も市民団体も高速増殖炉もんじゅ西村成生さん謀殺事件を忘れて、プーチンの核のボタンに目下、翻弄されている?筆者は市民活動家の仲村正昭さんから届いた資料を手にして、初めて自殺したと決めつける原子力ムラ配下の旧動燃と警視庁の陰謀に気付いた。被ばくジャーナリスト・竹野内真理の必殺の、フクシマ追及ファイルも裏付けてくれた。

 

 すると、未亡人のトシ子さんの不屈の戦いなども記録した今西憲之執筆の「原子力ムラの陰謀」(朝日新聞出版)が自宅に届いた。「西村・機密ファイルが暴く闇」が暴露されたが、東京地裁で加害者の旧動燃は、その後変名して「原子力機構」として逃げ隠れ、最近は米国ビルゲイツの新原子炉開発会社と提携して、生き延びようと必死であることも分かってきた。

 岸信介・正力松太郎・中曽根康弘ら原発派の狙いが、核兵器開発であることも見えてきた。恐ろしい、ホントに恐ろしい戦前派ナショナリストの大陰謀が、地平線の彼方から浮上してきた、あたかもドス黒い原子力潜水艦のようである。

 

 西村謀殺の原子力ムラの大陰謀を知ると、日本の極め付きの危険すぎる未来を予見することが出来るだろう。なぜ憲法が禁じてやまない核兵器開発を、言論も国会も沈黙しているのか。日本共産党さえも沈黙する原子力ムラの大陰謀を、西村トシ子さんは一人挑戦している。彼女から昨日メールが届いた。

 

<遺品隠しの旧動燃に屈したヒラメ判決に大口弁護士執念の控訴理由書>

 無念の謀殺被害者は、大学の同窓であることも分かった。もんじゅナトリウム漏れ事故について無関心だった筆者も、資料を目にすると、必然的に戦前の天皇制国家主義者らの野望が目に浮かんできた。

 赤木・森友事件が、ひどく小さく見えてしまう。西村事件は、日本国民の今後の運命を左右する!この重大事件を隠ぺいしようとする、官民の原子力ムラが総力を挙げて、地底に隠そうと必死なところも見える。

 「夫の遺品を返せ」という当たり前の訴えを拒絶するという東京地裁の、ヒラメもヒラメ判決から、改めて西村謀殺の重大性を裏付けている。すべての日本国民とアジア諸国民、国際社会に波紋を投げかけている。

 

 不幸中の幸いというべきか、西村トシ子さんの弁護人が命がけの戦いをしていることが、今回届いた控訴理由書をサラッと目を通しただけでわかった。大口弁護士の奮闘に敬意を表したい。平和を望む日本国民・市民団体は、トシ子さん支援に立ち上がってもらいたい。孫や子供の将来を考えるのは日本人の義務である。覚醒した言論人・議会人・法曹界の義務なのだ。

 

<高速増殖炉に執着する国策会社の目的は憲法違反の核兵器開発!>

 悲しいことに、添付してくれた控訴理由書を、本ブログに張り付ける技能がない凡人ジャーナリストである。トシ子さんと連絡を取って、それぞれが手にしてみるといい。

 大口弁護士ともう一人の弁護士による見事な控訴理由書は、旧動燃・現在の原子力機構という納税者・主権者を欺く悪魔の機関が、核兵器製造のための、プルトニウム生産であることが分かる。これの加工燃料がMOXというもので、既にこのMOX燃料を使用した原発が、東電フクシマの東芝製3号機。311において、3号機が水素爆発ではないピカドンの核爆発を起こし、そこから鉄やコンクリートを射抜く中性子が首都圏に飛んだ。多くの市民が亡くなったり、傷害を受けているはずだ。

 ことによるとわが妻の肺腺癌死も、この可能性を否定出来ない。そうだと仮定すると、我が家から東芝は、二人の命を奪ったかもしれないのだ。それでいて反省も謝罪もしない、文字通り悪魔の東芝を裏付けて余りあろう。

 

 もんじゅと東芝の間には、原子力ムラという太い線で結ばれている。無知は許されない。「原子力ムラの陰謀」と竹野内さんの「地震・福島・子供の健康・チェルノブイリ森林火災」を手に取ってもらいたい。

 

<岸・安倍の田布施一族がオウムを操った核兵器開発との不気味な闇?>

 週刊朝日取材班の「原子力ムラの陰謀」は画竜点睛を欠く作品であろう。西村謀殺事件へと、第二弾をまとめる責任があると指摘したい。

 日本のナショナリストは、皇国史観に酔いしれている反憲法人間である。侵略戦争を、自衛のためとか、アジア解放のためなどと吹聴して恥じない。再び天皇を神として崇めようと画策している。改憲軍拡論を当たり前に主張する極右の危険な輩だ。

 その政治の源流は、A級戦犯の岸信介とそれに追随する日本会議の面々である。安倍・小泉一族か。とうの昔に日本は、戦前の国家神道も財閥も復活して、日本会議を立ち上げて、既に言論界も掌握して世論操作にも力を入れている。しかも核兵器開発に余念がないことが、オウムの地下鉄サリン事件を徹底的に追及した日系アメリカ人ジャーナリスト・島津洋一によって、見事に暴かれている。

 長州と薩摩の田布施一族の野望が、旧動燃による高速増殖炉もんじゅだった、とほぼ断定できる。

 

<国民は西村トシ子さんと大口弁護士の支援に立ち上がろう!>

 以下は西村トシ子さんから届いたメールである。

 

本澤様

お元気ですか?今、原子力機構に対し、控訴審を行っています。

 最近の控訴審は1回で、すぐ判決とのことで、アッという間に終わらせるとのことでした。しかし、何とか、第2回の期日を確保するために粘り、決まり、でも先が短いことに変わりません。私の今のビッグロブBLOGは、今年いっぱいで別の社に移行されます、その際、排除されるかもしれません。他の社のBLOGを申し込みましたが、内容が規定違反とのことで、外されてしまいます。残す6ケ月、発信できそうなところを探しています。

 添付した控訴理由書、結構長く、大口先生が、事実基づいて記載されました。私がもんじゅ西村裁判をしなかったら、また、大口先生がこの裁判を請け負って下さらなかったら未だに、もんじゅへの廃炉作業は無く、その意味で、この裁判の意義は大きいと思います。今まで、27年以上ビクともしなかったもんじゅ廃炉作業が始まりました。

 そして、もんじゅ廃炉作業と西村裁判は連動しています。裁判所より、控訴理由書の提出期限は事前に決定し12.25付で提出していました。

  2021.12.21 もんじゅナトリウム取り出し失敗

 2021.12.25 控訴理由書 提出

 2022.
4.22  もんじゅ燃料取り出し完了

 2022.5.18  控訴審 第1回

 2022.7.13  控訴審 第2回



<小澤製本・西村彰さんが姉崎まで来てくれた!=我が夢に一歩前身?>           昨日たまたま山形県出身の西村彰さんと会った。東京・荒川の小澤製本の技術屋さん。西村謀殺事件の資料を送ってくれた、仲村さん経由で紹介された西村さんという不思議なめぐり合わせだ。土曜日だというのに、わざわざ内房線姉崎駅まで来てくれた。   

 コロナ疫病事件以降、ほとんど外に出歩くことがなかったが、昨日は腰を上げて家族食堂デニーズに飛び込んだ。昼時は若い女性やお年寄り夫妻などで大入りだ。マスクをつける客は少ない。我々もそれを真似た。西村さんは持参したパソコンを駆使し、なんとなく我が夢へ一歩前進させてくれたらしい。

 

 原子力ムラの大陰謀から目をそらすと、無数の羊のような貧者は同じことを繰り返す。反省と謝罪のない東芝やサントリーからも?

2022年6月5日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月 4日 (土)

日本の民主主義<本澤二郎の「日本の風景」(4464)

日本の民主主義<本澤二郎の「日本の風景」(4464)

<言論と議会が正常に機能することが前提条件>

 人類がようやく手にした人民が主人公となる民主主義も、それを正常に機能させることは容易なことではない。そのことを人びとは、特に弱者である庶民は、日々肌で感じさせられている。要するに、民主主義が正常に機能していない日本なのだから。

 

 どこに問題があるのか。首相が公然と犯罪行為に手を染める。しかし、警察も検察も取り締まろうとしない。原因ははっきりしている。言論・マスコミが正常に機能していない。権力を監視するどころか、逆に権力者の情報操作・広報活動に専念している。

 第二に立法府である国会が、正常に機能していない。「提案型野党」と吹聴して、すべてを政府与党任せに徹しているイカサマ野党が現れた。戦前のヒロヒトの侵略戦争時に登場した大政翼賛会という、議論をやめてしまった非常時の悪しき体制に潜り込んでしまっている。

 日本の民主主義は、形はほぼ完ぺき・立派だが、肝心要の二つの機能が腐蝕してしまっている。それを良しとする無気力な戦前の国民性が、今も継続している。戦後77年は戦後最大の危機といえる。敗戦後憲法が否定したナショナリスト(国家主義者)の勢力が権力を掌握して、今も危険な航海をしながら、羊のような国民を危ない餌場に引きずり出している。

 

<天皇も政府も憲法を尊重し順守する義務を負っている!>

 現在の日本国憲法は、戦前の天皇制国家主義体制下、近隣諸国家を侵略植民地にし、その歴史的な敗戦の教訓を真摯に反映させた戦争放棄を、政府に約束させた人類がうらやむ平和憲法である。戦争は政府の行為によって始まる。決まって防衛の名のもとに始まる。それにカンヌキを差し込んだ不戦の憲法である。

 天皇も当然のことながら、政府も憲法に拘束されている。それ故に死の商人の一翼を担うナショナリストや、戦前の国家神道という極右戦争宗教が、あれこれと屁理屈をつけて、平和憲法を破壊しようと日ごろから暗躍してきている。

 戦争の悲惨さは、今のウクライナの様子を見聞するだけでも理解できる。実際はもっともっと悲惨だ。特に女性と子供たちの運命は、より深刻である。未来ある青年が、殺し殺される戦争は、いかなる事由をつけても正当化することは出来ない。

 はっきりといわせてもらう。天皇が信仰する神社神道は、戦前の侵略戦争を強行した精神的支柱そのものだった。そこへ昂然と参拝することを、憲法は禁じている。首相や国会議員の参拝もNOである。国際社会では、戦争神社と評価されている。戦争を禁じる憲法の政教分離規定は厳しい。森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の清和会は、ナショナリストの売国奴派閥であると断じるべきだろう。

 

<権力に屈する新聞とテレビばかりの日本メディア>

 言論機関は、第四の権力といわれる。国民に代わって権力を監視する重要な任務を帯びている。社会の木鐸なのだ。権力を監視しない新聞テレビは、ジャーナリズムといえない。

 「ジャーナリズムとは報じられないことを報じることだ。それ以外は広報に過ぎない」(ジョージ・オーウエル)

 現在の日本の新聞テレビは、ごく一部の例外を除いて、ジャーナリズムといえるものはほとんどない。公共の電波を使うNHKが、政府の宣伝機関ではお話にならない。これまた売国奴放送であろう。

 政府宣伝の反ジャーナリズム新聞テレビは、政府の世論操作の役割を担っている。到底民主主義の日本では許容されてはならない。

 

<世界一高給という恵まれ過ぎた待遇に満足する翼賛体制下の国会議員>

 正常に機能しない国会は、これまた売国奴議員の特権的集団という評価を受けるだろう。国会は国権の最高機関である。行政府の暴走や悪政を糺す責任ある重大な使命を帯びている。

 与党議員の質問は聞いていられないほど低調である。八百長質問という昔からの評価は変わっていない。政府の不正を追及する野党には、爆弾男といわれる勇猛果敢な議員がいたが、今はいない。

 世界一恵まれた高給を枕にしている議員ばかりではないのか。戦前のヒロヒト体制下の翼賛体制に似ていて、不気味この上ない。

 

<死に体マスコミと国会=庶民に襲い掛かる貧困と格差社会>

 国民はどうしたらよいのか。

 世界不況下のコロナ経済、そして日銀の悪政で、急激な円安による物価急騰、一方でロシアとウクライナの戦争が、エネルギー価格を異常に引き上げて、庶民の懐は日々いたぶれている。政府は原油元売り業者の面倒を見ても、庶民のための消費税廃止を決断しない。

 死に体マスコミと死に体国会の被害者となって、厳しい生活を強いられて、変わるところがない。貧困と超格差に耐えられない事態に追い詰められているのではないか。泣きたいが声も出ない!民主主義の死滅を許してなるものか。

2022年6月4日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月 3日 (金)

アメリカ大陰謀?<本澤二郎の「日本の風景」(4463)

アメリカ大陰謀?<本澤二郎の「日本の風景」(4463)

<バイデン=これ以上ロシアを追い詰めない=東アジアに舵を切る!>

 数日で決着がつく、と思い込んだロシア・プーチンのウクライナへの軍事侵攻は当てが外れた。2022年5月30日米国大統領のバイデンは「これ以上ロシアを追い詰めない」と宣言し、いち早く舵をヨーロッパから東アジアに切り替えた。その先頭にウクライナに代わって、日本を選んだとみたい。かつて米陰謀集団CIAが育んだ、反共ナショナリスト右翼勢力の活用である。

 

 従来のアメリカ覇権超大国の手口は、米兵が自ら血を流すことで対応してきたが、繰り返し大敗を喫してきた。今後は戦前のロンドンの大英帝国の方針に切り替えた。

 ロンドンの戦略は「アジア人同士で戦わせる」もので、今回アメリカはスラブ人同士の戦いをさせて、ヨーロッパでほぼ成功した。戦前の日本人が浮かれた日清日露の勝利は、背後の大英帝国の強力な支援の賜物であった。日本は近現代史で教えていない歴史の真実である。

 

 現に敗戦後の日本支配を強固にするために、米占領政策は戦争犯罪者を擁立し、強引に政権に就かせて、日本を反共の砦とした。その血脈が今も安倍・清和会に流れている。ワシントンにとって、実に好都合な布陣といえるだろう。ワシントンの「死の商人」は東アジアに狙いを定めたといえよう。危機的な東アジアだ。日本は参院選後に改憲軍拡を本格化させるだろう。

 

<深追いしないワシントン=ロシアは大混乱=プーチン失墜>

 モスクワとワシントンのホットラインは、デジタル時代の現在、当たり前のように機能しているだろう。極秘のプーチン・バイデンの会談が行われている。その核心は「モスクワの核」を封じ込めるための双方の密約だろう。その見返りが、バイデン発言につながったと推論できる。

 プーチンの目論見は外れた。隣国のフィンランドなど北欧中立国がNATO軍事同盟入りを宣言し、これに目下、トルコのエルドアンがブレーキをかけているが、どうなるか。米国の最新鋭兵器のウクライナ投入も、裸の王様にとって予想外のことだった。ゼレンスキーがCIAの操り人形であることも、プーチンは気付かなかった。

 

 深刻なことはロシア経済の破綻である。国内からプーチンNOの合唱が噴き出ている。いま戦争をやめても、ロシアの混乱は続くことになる。「プーチンを生かさず、殺さずが得策」がワシントンの判断か。

 

<米産軍複合体の最高の餌は東アジア利権>

 戦争こそが空前の暴利を得る手段と考えるワシントンの産軍複合体・死の商人の標的は、人権侵害を大義とした中国介入である。「中国の習近平を台湾におびき寄せる作戦」は、二匹目のドジョウ狙いであろう。バイデンにとって幸いなことに、台北には北京が決して譲歩できない台湾独立派政府が存在している。日本では安倍晋三・岸信夫兄弟が、祖父の岸信介以来の悲願ともいえる台湾独立に、とことん入れ込んでいる。ワシントンの台湾ロビーは、イスラエルロビーに次ぐ勢力だ。

 

 とうの昔から防衛省と在日米軍は、台湾有事のための布陣を敷いてきている。台湾有事を煽り立てる台北政府と日本の極右勢力、さらにはワシントンの台湾ロビーも派手な動きを見せて、北京をイラつかせている。

 覇権大国の二匹目のドジョウ作戦で、まんまと北京をおびき寄せることに成功すれば、ワシントンは笑いが止まらない。その場合の先陣役に、日本を指名してきているとみたい。これに安倍同様に、外交音痴の岸田が乗ってしまうと、日本は100%破滅することになるのだが。

 

 先月の日本初訪問時の記者会見で、バイデンは台湾有事に応戦するというきわどい発言をして、日本と台湾の右翼メディアを喜ばせた。具体化すると、沖縄県民どころか、54基の原発を保有する日本列島に人間が住めなくなる覚悟をしなければならない。こうした事態を回避する戦略が、日本政府に不可欠だが、目下の財閥傀儡政権は掉さして、改憲軍拡に狂奔していて危うい。

 

 ワシントンの死の商人跋扈をどう阻止するのか。このことが日本政府と国民の深刻な課題であろう。杞憂とは言わせない。ワシントンが用意した中国封じの経済戦略は、事態を悪化させるばかりだ。日米豪印の4か国体制も危うい。中国は世界最大の消費市場である。日中友好は、アジアの平和と安定の基礎であることに変わりない。

 

<欧州ウクライナ・ゼレンスキーアジア版は日本の台湾派?>

 日本と中国・南北朝鮮との関係は、ぬぐいがたいヒロヒトの侵略戦争の深い傷が、未だ癒えることなく存在している。1972年の国交正常化という日本外交の成果を無にしてはなるまい。米中対話と日本の橋渡しが基本だ。日米の資本家・財閥の犬でいいわけがない。

 ウクライナのアジア版を断固として拒否したい。警鐘乱打しておきたい。

2022年6月3日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

2022年6月 2日 (木)

変よ、ほんとに変だ!<本澤二郎の「日本の風景」(4462)

変よ、ホントに変だ!<本澤二郎の「日本の風景」(4462)

NHK日曜討論会=自衛隊は憲法違反と誰も言わない>

 教養人が声を上げ始めた!筆者はNHKの日曜討論会を聞いたことがない。各党がそろって党利党略・自党宣伝する場のため、情報の価値がない。それでも真実の情報を得ようとして、毎週の政党討論会を聞く教養人はいる。

 そんな一人が電話をくれた。「おかしい。どうかしている。変だよ」と声を上げた。「恐ろしい。この国がひっくり返るのも、そう遠くない」と言ってうめいた。

 討論の中身は、安倍や高市ら極右・日本会議の主張に岸田も同調、改憲軍拡の嵐が本格化していることに対する各党の対応だったらしい。

 

 政府は日本国憲法を順守する義務を憲法上、課されている。憲法は武器の所持を禁じ、戦争を禁じている。答えは決まっている。それなのに「どこの政党、政府も日本国憲法について、出席者の誰も口にしなかった。もともと野党は日米安保に反対していた。それなのに日本共産党でさえも、発言しなかった。正論で勝負しない共産もどうかしている。なぜ政府の腹の中に手を突っ込もうとしないのか」といって声を詰まらせた。

 

 多少、日本の先行きを考えている識者は、以上の指摘に同意するだろう。「イケイケどんどん」の日本政府に野党までも追随している現在の日本である。

 歴史を振り返ると、ドイツの民主的なワイマール憲法体制が、選挙で選ばれたナチス・ヒトラーによって崩壊してゆく。同じ有様が、今の日本であることが、はっきりと見て取れるというのにである。だが政府も野党も、憲法を口にしない。どういうことか?筆者の不安が的中する2022年の、戦後最大の日本危機に、教養人も遂に口を開いてくれたのかもしれない。

 

<日米安保・地位協定・合同委員会=占領体制そのままに沈黙>

 アルバイトで学費を稼ぐのに忙しかった筆者は、法学部に籍を置いても勉強は二の次だった。それでも橋本公亘教授が憲法9条を解説してくれた時は、本心から「日本はすごい国だ」と感動した。中学や高校で、9条のことを教えてくれる教師はいなかったものだから、戦争を拒絶する平和な日本の前途に、心底から希望を感じたものである。

 言論活動の原点である。日本人の普遍的な原点だ。これを何人たりとも破壊することは無理だろう。改憲軍拡は憲法に違反する行為だから「世の中は変わった」というイカサマの煽りで、死の商人の言い分に与することは、日本人にとって大罪である。

 独立国として平和に生きるためには「日米安保を廃止することである」という論理へとつながるはずだが、この点が筆者も「寄らば大樹」を決め込んできた。しかし、教養人は「日米安保・地位協定・合同委員会が日本の平和主義を損なう元凶だ」と喝破した。最近になって「合同委員会」を調べると、まさに77年前の占領下の日本が継続している。

 

 自民党本部の国際局に所属していた人物も委員会は「ジャパンハンドラーズが事実上、操っている。彼らこそがワシントンの死の商人」と決めつけた。国際条約にも関わらず、秘密裏の組織が日本政府を拘束しているとなると、もう開いた口が閉まらない。日本はアメリカの属国そのものである。

 敗戦後の日本は、平和憲法によって平和に生きる権利を手にした。が、その実、ワシントンのポチ・ワシントンのポケットを強いられている。このことに野党でさえも、現在はなびいて恥じない、今の日本なのだ。ウクライナのゼレンスキーと大差ないだろう。

 

<駅前で自衛隊員募集=大変な事態=これに気が付かない国民>

 プーチン独裁下のロシアでは、若者の兵役拒否が表面化しているという。当然であろう。ウクライナもそうだが、こちらの報道を西側はカットしている。21世紀において、人を殺し、殺される人生に飛び込む人間などはいない。

 それでも生きるために軍隊に入る若者の多くは、アメリカでも貧しい家庭の黒人青年が多い。

 

 100歩譲ろう。軍拡を叫ぶ与野党の議員と政府要人、霞が関の特に原子力ムラの輩は、率先して子弟を戦場に送り出す義務があろう。これを自衛隊法に規定してはどうだろうか。憲法を蹂躙する輩の義務として?できるか!

 「駅前に自衛隊員を募集する事務所が列島にくまなく配置されている」という教養人の説明に頷くばかりだ。ことほど人の道に反する、殺し合いの世界を誰もが拒絶する。しかし、働く場所のない青年、最近は子供を持つはずの女性も自衛隊に入隊している。

 憲法違反を堂々と推進する財閥傀儡政権に反吐が出るだろう。日米安保を廃止すれば、憲法に従って武器弾薬を海中に放棄し、魚介類の住み家に提供することが、真っ当な憲法人間なのだ。

 

<憲法を前面に出す政党がいない>

 それにつけても「討論会において、憲法を取り上げて改憲軍拡の非を指摘する議員が一人もいなかった」というのである。

 

 世界一の高給を自分たちで決めて、優雅な昼寝する国会活動に、自民党から共産党までが、永田町劇場でお芝居をしている?いまこうした真実に目を覚ます国民は、かなり増えている。間違いない。

 

<原発反対の知事候補が大敗した新潟>

 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの核爆発を経験した日本人である。誰もが核はNOであるが、安倍晋三は違った。「彼はロシアから核兵器の技術を手に入れようとして、27回もプーチンと肩を叩きあってきた大罪人。そのためだろう、北方四島を二島でいいと主権放棄もした大罪人」との指摘は、おそらく事実に相違ないだろう。

 

 教養人は、最近実施された新潟の知事選に触れた。「反原発派候補が現職を打倒するかもしれないと期待した。たとえ敗れても、接戦に違いない」と判断していた。蓋を開けると反原発派候補は、完璧に敗北してしまった。

 東電からの選挙資金がモノを言ったのだろうが、フクシマの教訓さえも活かそうとしなかった新潟県民に「腹が立つ」といった。当然であろう。読売宣伝の成果ではないにしても、日本国民の劣化にも識者は衝撃を受けている。

 

<「戦争停止せよ」と誰も言わない日本と国際社会>

 確かにおかしいことばかりの日本と世界ではないだろうか。日本は憲法に違反して、ワシントンの指示に従ってウクライナ支援に狂奔している。肝心要の「戦争を止める工作」に無関心である。このことはウクライナとロシアの共倒れを狙っているとしか言いようがない。

 

 不思議なことは、唯一トルコのエルドアンだけが調停役で、中国が全く動こうとしていない。「ロシアがこけると中国にプラス」ということが、果たして本当なのか?戦争被害者は、アメリカを除く人類すべてだ。それなのに国際社会は、戦争阻止に動こうとしていない。まるでドラマを見るように、偏見映像に興味を示している。おかしいと教養人は嘆く。 

 

NATO軍事同盟に日本の首相が参加する!=どういうことか>

 NATOは軍事同盟である。その外相会談に日本の外相が参加した。ワシントンの厳命に従ったものだ。今度はNATO首脳会議に首相が参加するという。まるでNATOの一員になって、戦争の世界に埋没する日本に、誰も異論を唱えようとしていない。

 危険極まりない事態に掉さすだけの日本丸に、武器弾薬のみが膨らんで、財閥を喜ばせている。狂喜乱舞の列島か。

2022年6月2日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年6月 1日 (水)

岸田イカサマ答弁<本澤二郎の「日本の風景」(4461B)

岸田イカサマ答弁<本澤二郎の「日本の風景」(4461B

<物価急騰は日銀の無策(円刷りゼロ金利)とバイデン戦争>


当初のプーチン戦争も、よくよく見ると、はるか遠い北米大陸のバイデン戦争であることが分かってきた。忠実な番犬であるロンドンのジョンソンと東アジア極東の島国・東京の岸田を従えての、ロシアと中国封じ込め大作戦であることが、はっきりと判明してきた。

 小学生でも分かる方程式だ。ウクライナのナショナリストのゼレンスキーに肩入れしている日本人は、ぜひ冷静に、しっかりと解いてほしい。戦争でアメリカの軍需産業は、空前の利益を上げている。人殺しの武器弾薬だけではない。原油産出国世界一のため、笑いが止まらない。そしてインフレ物価高抑制のために、国債の金利をぐいぐいと上げたため、ドル高でその分、日本円は急落して日本国内の物価は、便乗組も含めて異常な急騰だ。バイデン戦争はアメリカに莫大な利益をもたらし、その一方で、日本の庶民大衆は二重三重苦に見舞われて、明日が見えない。柱である岸田はというと、物価の高騰は「ロシアによるウクライナ侵攻が主な原因」だと開き直り、例によって安倍レベルの出鱈目答弁で、2・7兆円の借金補正予算を数日で処理した。

 

 まともな政府・議会であれば、最低でも消費税を廃止することが、99%に対する善政である。なぜしないのか、なぜ議会では、徹底して議論しなかったのか。踏んだり蹴ったりの庶民の懐事情である。

 

 日本は、ヒトラーがワイマール体制破壊過程において、ドイツ国民の選挙でその地位をつかんだということを、心しなければならない。安倍・国粋主義も岸田も国民の審判を経て、危険な戦争への航海を始めている。2022年危機は、戦後最大の危機だと国民は理解しようとしていない。

 世界の誇り・日本の宝である日本国憲法を、与野党がこぞって足蹴にしている。それに気付こうとしない、ブレーキをかけようとしない日本国民言論界に反吐が出る。

 

<物価高騰は「予備費で対応」?ふざけるな!>

 せめて2・7兆円補正予算案国会で、安倍桜晩さん会でのサントリー酒提供という政治資金規正法違法事件の証拠を手にしながら、犯罪監視役の中村格警察庁長官と稲田信夫検事総長は見て見ぬふりをした事実を真剣に議論する、二人を国会に召喚して責任を取らせる、再捜査をさせようとしなかったのか。

 

 自民党の膨大な国会対策費に転んでいる、野党の無様すぎる責任回避が悔しい、情けない。庶民大衆への与野党の裏切りに対して、せめて革新の共産党に期待する国民は多いはずだったが、何とトップの志位は30年も居座っていることを知らされて、もはや声も出ない。ならば「真実を報道できない新聞テレビのジャーナリストを、機関紙赤旗に吸収してはどうか、と気付いたが、赤旗入社の条件は共産党員でなければ駄目という縛りがある」ということにがっかり。それならば「ロシアやウクライナのように、外人部隊として雇用して紙面に反映させてはどうか」と思うのだが、代々木もこのままでは水没必至だろう。

 

<民衆は消費税10%でダブルパンチ=政府の懐は膨らむ>

 日銀・黒田のゼロ金利政策は、要するに、例えばトヨタに2か月で6000億円以上の為替変動地益をもたらした。NTTなどにも。財閥・財界も声無しだ。ウハウハなのだ。アベノミクス効果だ。

 庶民・弱者は、ダブル・トリプルパンチを食らって、地獄への片道切符を握らされている。消費税ゼロ政策を、それでも採用しない日本政府と議会!ということは、与野党の政治屋は、納税者である国民を、バイデン並みに奴隷扱いしているのではないのか。

 「この国の国民は、どんなにいたぶってもゆでガエルから飛び出そうとはしない」と思い込んでいるのだろう。

 

<国民に還元不可欠=消費税廃止がまともな政府の施策>

 繰り返し訴えたい。政府の物価対策は、急騰する原油高・物価高に対して、石油元売り企業に1兆円以上を付与するだけで、庶民をいたぶり続けることではない。せめて消費税を廃止、経済の循環を取り戻すしかない。

 経済危機乗り切り策の最低の政府責任である。防衛費倍増は狂気の沙汰だ。バイデンに吸い上げられることしか考えないポチでは、余りにも情けないではないか。国民の覚醒を望む。諦めない!

 

<与野党政治屋は庶民の怒りの声を聞け!>

 市民活動家の仲村さんが、今季、北海道産玉ねぎ不作のため、高騰して腐心している近くの子ども食堂に、玉ねぎを寄贈してきたという。安倍や高市、岸田に泣かされていることが耐えられないという。彼の声を聞けといいたい。

2022年6月1日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

たった今子供食堂に玉葱を持って行きました。自国民の子供の食事を満足に出来なくて何が(防衛費)倍増?
安倍の政権から日本は完全に変質しました。でたらめな農政自国民の食料を増産、まずは農業従事者に
安心して農業を営む方針に転換、バカな議員ばっかり23世議員に庶民の暮らし等解るハズも無い❗原発を即廃止ヨーロッパより光熱は9倍、風力、波力、地熱、  30年前は世界のトップを走って、、今や一流国の周回遅れ政治が機能していない現実、悲しい国になりました。
         5/31       仲村

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