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2022年4月

2022年4月30日 (土)

緊急発信!人道支援はチェルノブイリ被ばく児童救済<本澤二郎の「日本の風景」(4430)

緊急発信!人道支援はチェルノブイリ被ばく児童救済<本澤二郎の「日本の風景」(4430)

<日本政府はバンダジェフスキー博士の悲痛な叫びが聞こえないのか!>

 人殺し目的の戦争は、悪魔の所業である。目下の事態は、第三次世界大戦へと突き進んでいるかもしれない。そこへとワシントンは、日本までも巻き込もうとしている。被ばく地ヒロシマ出身の岸田文雄首相の対応は、そこに飛び込もうとして平和国民をイラつかせている。コロナもGWもない日本列島である。そこに昨夜、フクシマ被ばくジャーナリストの竹野内真理から、チェルノブイリ被ばく研究に命を懸けているバンダジェフスキー博士からの、4・26チェルノブイリの日講演録をメール送信してきた。

 

 改めて人間の命に向き合うことの重大さを、人類に突き付けている。日本政府やNPOは、戦争向けのウクライナ支援を即刻中止して、チェルノブイリで泣き叫んで、助けを求めている被ばく児童救済に舵を切るべきだ。

 

 被ばく事情を知るバ博士を日本に招致して、人道支援の具体策を固めて、同時にフクシマの深刻な児童被ばくについての知恵を借りる責任と義務がある。これは人間の道である。

 

<何千人もの被ばく犠牲者を救いたい。助けてほしい!>

 「何千人もの人々がチェルノブイリ周辺にいる。その多くの人々が慢性の病気にかかっている。どうか救ってほしい。私たちはチェルノブイリ周辺地域の戦争犠牲者を救わねばならない」

 以上のメッセージに日本政府は、即座に応える道義的義務がある。「日本も核武装だ」とわめく日本の安倍一派(死の商人)の言い分に応じるような、愚民の群れであっていいわけがない。

 

 「原子力ロビーは、世界の人々に知られたくない、放射能で苦しんでいる人々の情報を封じ込めようとしている」という博士の指摘を、誰も否定することなど出来ないだろう。

 「人々の苦しみは深刻、そのためにチェルノブイリ地域に住んでいる子供たちの研究してきた」という医学者の一言一言は、政治屋の虚言とは違う。具体的に「ブルーベリーを持ち込んだ人の体内には、高濃度のストロンチウム、家の中の薪はセシウムやストロンチウムに高度に汚染されて安全ではない。地域の人々の病理的障害も見つかっている。放射性元素は人体に入り込み、多臓器を破壊する」と当然とはいえ、深刻すぎる命の危機を吐露した。

 「特に子供たちに蓄積された放射性セシウムは危険。アミノ酸の一種ホモシステインは、子供たちの健康を左右する。50%の子供たちが高い値が出ている。2015年の森林火災後には75%に上昇した。その結果、微小血栓症、心血菅障害、心臓病、脳卒中、先天性障害、神経系障害、先天性奇形、精神障害、腫瘍性疾患など多くの障害が引き起こされる」恐ろしい真実に立ちすくむ。

 

 被爆二世にも起きている。「ホルモン分泌異常、甲状腺障害、35%の子供は肝臓に構造的変化がみられる、80%以上が心臓に問題を抱えている」と、これまた深刻すぎる研究の一部を明らかにした。

 

 フクシマも心配だ。だが、日本のNHKに相当するウクライナ国営メディアは「何も危険なことは起こっていないと報道している」とウクライナ・ゼレンスキー政権の不条理の一部も暴露した。

 詳細は以下の竹野内blogに詳しい。

https://maritakenouchiyoutube.blogspot.com/2022/04/2022426chernobyl.html

 

IAEAは国連の冠をかぶった原子力ムラとグル=改めて裏付ける!>

【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は29日、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出について、安全性を検証する調査団による最初の報告書をまとめた。

 

<注目のもんじゅ西村成生謀殺事件上訴審5・18!>

期 日:2022518日(水)1400〜 東京高裁817号法廷

被 告:①日本原子力研究開発機構(旧動燃)

        ②大畑宏之元理事(死亡)の相続人

原 告:西村トシ子 内 容:未返還全遺品請求
未返還全遺品について

    1995.12.08 もんじゅ事故発生

    1995.12.22 理事長が西村成生らに特命を出した、特命の内容は「もんじゅ事

故隠ぺい、事故のビデオ隠しの内部調査」だった。

(追記) このところの風雨で庭の梅の実も落ちた。しかし、多くは風雨を蹴散らして大きく成長している。ツツジも元気だ。タケノコの季節も終わった。自然の生き物は元気だが、放射能に太刀打ちできる人間も植物もいない。特に幼児・児童は放射能に対抗力ゼロだ。いま日本人は、チェルノブイリとフクシマの放射能問題の取り組みについて、深刻に問いつめられている。

2022年4月30日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月29日 (金)

沈む天皇制<本澤二郎の「日本の風景」(4429)

沈む天皇制<本澤二郎の「日本の風景」(4429)

<ヒロヒトはヒトラー・ムッソリーニと同列が世界の常識と日本の非常識>

 「無知は犯罪」というべきか。ウクライナ政府のアカウントとかで、第二次世界大戦の三国同盟の主導者である日本のヒロヒトとドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニをネオナチだと公開した。歴史を学んでいない日本国民はさぞや驚いたであろう。現に、連日のように友人らが「天皇制は不要」「皇室を廃止せよ」という怒りの声が届いてきている。

 

 「名前を出して公表してもいい」という清和会OBは、星島二郎・中野四郎・福田赳夫ら自民党の有力者のもとで政治活動をしてきた。一番長く仕えた中野は、日本の戦後右翼との関係も深かったことから、清和会OBも「中曽根康弘は児玉誉士夫の靴磨きをした。その児玉が中野に敬意を払っていた」というほどだから、在任中に右翼暴力団や公安調査庁との交流も長かった。その御仁が「もはや天皇などいらない。ヒロヒトはネオナチそのもので、侵略戦争を主導した最高責任者。軍部独走?ありえない。昭和天皇が始めた戦争である。世界はそう見ている。日本人は目を覚ます必要がある。ドイツもイタリアも変わったが、日本だけは今も変わっていない」「先日も宮内庁に抗議の電話を入れた。皇位継承1位の秋篠宮妃の曾祖父の出自を明らかにせよ、と追及したら黙ってしまった。警察官僚の宮内庁は腐っている。たとえば秋篠宮家の改修費用33億円はどういうことか。贅沢もほどがある。国民は生活苦で泣いているのに、宮内庁役人は国民を馬鹿にしている」などと非難している。

 

 凡人ジャーナリストは、憲法を盾にして生きてきた。とりわけ政府に戦争させない9条に熱い思いを抱いて、今もこれからも書き続けていく。権力監視のジャーナリストを止めることはない。

 そんなわけで、天皇問題というと、7条の国事行為の「衆院解散」を、あたかも政府に解散権が存在するとしてきた政府自民党の7条解散論について、厳しく批判してきた。国権の最高機関は国会(41条)である、69条解散が憲法の立場である。憲法を読んだ識者の認識でもあろう。国民が選んだ代表を、政府の都合で任期途中で首にすることは出来ないし、許されない。

 したがって「軍部の独走」で戦争が始まった。「天皇は平和主義者」という、それこそ政府の嘘の天皇論を信じてきた、実に平凡で無知で愚かなジャーナリストでしかなかった。

 

<懸念は166億円かけた皇位継承と政教分離違反の原始的祭祀>

 どうも怪しいと気付き始めたのは、安倍晋三が強行した166億円かけた法外な皇位継承費用と、憲法が否定した政教分離違反の神道儀式による原始的祭祀に懸念を抱いた。そこに衝撃的な百武三郎侍従長の日記が、2021年9月に公開され、それこそ度肝を抜かれた。ヒロヒトこそが戦争を主導した張本人だった。「軍部独走」は捏造されたものだった。

 

 今回はしたがって、天皇問題を研究してきた学者に、匿名を条件にして敗戦時のヒロヒトの様子を聞いてみた。無知は犯罪である。だいたい本日の休日理由を知らなかった。「昭和の日」という。何のことか、念のため調べると、昭和天皇の誕生日というではないか。ドイツでは想像もできない「ヒトラーの日」なのか!?日本の識者も文化人もいないのか。悔しいかぎりだ。

 

<日本国憲法の根本矛盾=良心的法学者の憲法認識>

 ヒトラーは愛人と結婚したあと自殺した。ムッソリーニはイタリア国民に殺害され、さらし者にされた。ヒロヒトは、なんと一切の戦争責任から逃れた。全く違った。「自殺もしない、退位もしなかった。ずるいというレベルではなかった。本当に腹が立つ」に同意したい。結局のところ、日本国憲法において象徴天皇の地位を占めた。その意味するところは「人間と人間は平等であるのに、憲法は制度として特別扱いにした。これは憲法の根本的な矛盾である」と指摘した。全くその通りだ。

 「敗戦の年の1945年2月、近衛文麿首相は終戦すべきだと進言したが、ヒロヒトは蹴った。もう一回勝ってからだと押し切った。もし、この時点で戦争をやめていれば、東京大空襲もなかった。沖縄の悲劇も。そしてヒロシマとナガサキもなかった」。まさにその罪万死に値する。これは史実として日本国民は忘れていないだろうか。「日本国民の馬鹿さ加減は尋常ではなかった」のである。

 

<その罪は万死に値する戦争主導>

 「占領軍GHQのマッカーサーもずる賢かった。直接ヒロヒトと会見してみて、この男を利用すれば、占領政策を成功させられるだろうと。結果はその通りとなった。同じく絞首刑にされるはずだった岸信介も。日本属国を確約したのであろう。それを孫も。いまも天皇は血税でぬくぬくと生きている。莫大なヒロヒト財産が秘匿されているはずなのに。こんなに腹の立つことはない」

 繰り返そう、無知は犯罪である!

2022年4月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

昭和天皇をヒトラーと同列に…ウクライナ政府“公式”アカウントが動画投稿、日本政府の抗議受け削除(NNN )この阿修羅記事を複写して貼り付けようとしたが、出来なかった。ネット工作もすごい。

2022年4月28日 (木)

一瞬の油断<本澤二郎の「日本の風景」(4428)

一瞬の油断<本澤二郎の「日本の風景」(4428)

<「木更津レイプ殺人事件」の記憶すべき全女性必須の教訓>


2022年4月28日は、やくざ浜名(介護施設「かけはし」のオーナー)に殺害された「木更津レイプ殺人事件」(未解決)被害者K子さん(当時栄養士)の7回忌。共犯者は木更津市内のヘルパー(吉田ふみえ)と大工(佐久間清)。

 見方次第では、公明党創価学会最悪の恥部といえる。筆者は捜査に政治的圧力がかかったと見ている。被害者は殺害される直前の2013年12月、極右ナショナリストの安倍晋三首相(当時)に同調して「特定秘密保護法」を強行した同国交相・太田ショウコウ(昭宏)に対して「創価学会の裏切り者」と強く非難して、周辺に注目を集めていた。

 

 この悲劇的な殺人事件から浮かんでくる教訓とは何か。すべての女性が安全に生きるための貴重な生き方を教えている。多くの日本人女性は、いうなれば「のほほん」として生きている。だが、彼女らの周囲にはオオカミ・強姦魔が蠢いている。一瞬の油断・スキを彼らは、まず見逃すことはしない。

 

 その点で、一人住まいの女性は、老いも若きも油断すると、命取りになる。本事件の犯人の浜名はやくざだが、一定の条件があると、平凡な男でも狼になる。覚醒剤使用者ともなると、老いても獰猛な狼になるだろう。

 

 最近の事例では、ワシントン支局長だったTBSの山口敬之強姦魔の犯罪が有名だが、彼は幸運にも安倍・官邸の身内だったことから、驚くべきことだが、現在警察庁長官の中村格(当時警視庁刑事部長)が強姦魔逮捕を封じ込めた。それによって安倍と続く菅義偉(当時首相)らによって、破格の出世を手にしたもので、今後の動向が注目を集めている。

 

 最近の強姦魔は薬物を使っている。人混みのレストランで男と食事していても、薬物を使う相手だと、女性は簡単にレイプされる。伊藤詩織さんの事件は、それでも本人の勇気が世界に流れて、強姦魔が大衆の評価をえることは、もはや不可能である。ともあれ一瞬の油断も、時には女性の人生を奪ってしまう。

 筆者の印象だと、K子さんや伊藤さんの事例は、他にもかなりたくさん起きている。ほとんどが泣き寝入りしているのだ。女性の自立に縁遠い日本ではなおさらであろう。したがって、この二つの事件を完ぺきに解明することが、この国の安全と女性の人権を確保するための指標であろう。

 

<狙われている一人住まいの女性・家に男(狼)を入れるな!>

 福田赳夫側近の田中龍夫に生涯仕えた秘書の中内節子には、森喜朗でさえも一目置いていたようだが、むろん彼女の生活環境は優雅を極めていた。それでも国会近くの超高級マンションに、龍夫の出戻り娘と一緒に暮らして、一人住まいを避けて身を守ったことは、一般に知られていない。安倍の麻薬好きを最初に教えてくれた人物は、彼女だった。

 

 一人住まいの女性は、間違いなく狙われている。野田聖子はどうだったろうか?今は大丈夫だろう!

 

 K子さんは、秋田県本庄市で二人の娘と一人息子を一人前にしたあと、老いた戦争未亡人として、人知れず苦労をしてきた助産婦の母親の介護と夫との不仲のため、木更津市内の実家に戻り、君津市の山の手病院で栄養士として働いた。その間に老衰の母を見送ると、文字通り、一人住まいの生活をするようになった。今からすると、そんな彼女にやくざ狼が狙いを定めた。

 

 無論、彼女の日常生活は、外からの侵入者に警戒を怠ることはなかった。郵便局と宅急便を事前に確認した後、玄関の扉を開けた。それ以外は、誰も玄関口にも入れなかった。だが、例外もあった。油断である。熱心な信仰者だった彼女は、信仰仲間に対しては別だった。ここにこそ大きな落とし穴を、自ら用意してしまった。

 彼女にとって信仰仲間は、信頼できる身内のような存在だった。自ら落とし穴をつくり、そこに落下してしまった。信仰する仲間にやくざが市民に姿を隠して潜んでいることなど、信じようがなかったのであろうが、現実は違った。やくざ学会員は、いわば当たり前だという現実を彼女は、全く信じなかったのだから。

 

 木更津市など千葉県は、古くからやくざが跋扈する土地柄で、現在も変わっていない。その点でK子さんは、無防備だった。

 「男はオオカミ」とは古くから言われてきたことだが、敗戦後の日本も同様である。日本の観光案内に載っていないが、これは真実である。日本警察最大の恥部である。

 

<大工仕事でも知り合いを同席させる知恵が女のたしなみ>

 小心者の筆者は老いた法律家の一人暮らしを心配している。事務所には誰でも入ることが出来る。知らない人物も法律相談にやってくる。つい応対するだろう。「もうおばあさんだから」という理由を狼は信じない。

 

 K子さんの話に戻すと、彼女が油断して自宅に入れてしまった人物は、男であった。学会員の大工のはずだった。大工道具の木箱には強姦七つ道具が入っていた。普段は長そでを着ているやくざは、上着を脱ぐだけで、相手の女性は体が震えてしまい、声も出ない。部屋には一人住まいの栄養士、小柄だが色白の美人で胸も大きかった。

 

 間もなくして、彼女は夜の街で出かけるようになった。いうところの水商売とは、性ビジネスである。2013年夏の出来事から、彼女の生活は一変していく。

 

<市民に姿を変えたやくざ学会員を信用したツケが命奪う!>

 美人栄養士に介護施設で「働いて。同じ学会員よ」と誘われて、当時は自由の身だったことから断る理由もなく、JR岩根駅近くの「かけはし」に通いだした栄養士を待ち構えていたのは、介護施設のオーナーである浜名だった。

 「若いころ大工をしていた」といって3本指の手を見せた。「大工見習の時落としてしまった」という嘘を信じた栄養士のK子さんにとって、それがやくざの指つめであることさえ分からなかった。「特別安くするよ。どこか修理する所はない」というセールスに彼女は飛びついてしまった。

 

 普段であれば、近くに住んでいる親類の伊藤正夫さんに頼んでいたのだが、これこそが運命なのか、彼は体の調子が悪くて鴨川病院に入院していた。同じ信仰仲間の介護施設のオーナーが、家の補修を安くしてくれる?という甘言が罠であることに全く気付かなかった。

 

 「介護施設を経営する浜名は学会員」「大工仕事もできる親切な学会員」という、そのことだけで、まさかやくざ浜名ということに全く気付かずに、玄関口の補修を頼んでしまった。

 

 もしも、その日に栄養士が、四街道市の長女か知り合いを家に呼んでいれば、彼女の運命はあと20年は間違いなかったろう。栄養士は毎日の散歩以外に毎朝のヨガ、月に数回の富来田公民館での体操、肺の運動にもなるソプラノ合唱団など、体調管理は万全だった。

 「味噌汁は1日一杯」が肝心とも。「同窓会に行くと、私一人若すぎて目立って仕方ない」ともこぼしていた。

 

 しかし、強烈な精神的衝撃による大動脈破裂を避けることは出来なかった。物凄い痛みは、気を失うまで続く。非業の死そのものだった。

 「毎日3時間題目」にかけて、やくざ浜名から逃げ出そうとしてきたK子さんも、殺人に相当する動画を含めて「ばらすぞ」との浜名ドーカツに耐えることは出来なかった。

 「信仰で幸せになる」という信仰者の思い込みは、癒しを求めるものでしかない。運命を変えるような神仏はいない。

 

<死ぬ覚悟で110番通報すれば性奴隷・殺害から逃げられる!>

 取材を敢行してみて改めて考えさせられたことは、なぜ110番通報をしなかったのか。警察を信用しない日本国民は多いが、それでも警察に駆け込むしかない。問題でも法律に期待をかけるしかないだろう。

 

 中村格が抵抗しても、110番通報をすれば、栄養士は今も生きている。性奴隷から逃げ延びることが出来たろう。戦後教育も関係しているのか。自立しない人間教育が災いしているかも。

 

 分かってほしい。カルト教団は、殺害された会員を助けることはしない!7回忌だというのに、遺族は今も姿を見せようとしない。数十回も遺族に連絡するように手紙を出したが、返信なしだ。母親の殺人事件に沈黙する遺族もまた、皆信仰仲間である。次女の夫は、公明党本部職員。それなのに?それゆえか?

 「死んだ人間はもう会員ではない」と口にした被害者の信仰仲間もいた。金集めと集票目的の宗教団体に慈悲心はない!のだろう。カルト教団にとって、カネと票だけがお目当てといわれかねない。

 

木更津レイプ殺人事件7回忌<本澤二郎の「日本の風景」(4425)
:
jlj0011
blog
(livedoor.blog)

 

 繰り返す。この世に神仏はいない。お互いをいたわる・支え合う組織・教団はないに等しい。むしろ教育こそが重要である。古来より宗教は戦いの武器となってきた。いまもそうであろう。

2022年4月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年4月27日 (水)

バイデン戦争とコロナ<本澤二郎の「日本の風景」(4427)

バイデン戦争とコロナ<本澤二郎の「日本の風景」(4427)

<竹野内真理がウクライナ戦争の真相をつく情報発信!脱帽!脱帽!>


メール送信直後は、さっと見ただけでは判断がつかなかった。東スポのコメントを見て、これは大変だと判断して、本日公開に踏み切ることにした。凄い内容である。なぜ新聞テレビは報道しなかったのか。日本で「バイデン戦争」を指摘することは、タブー視されている。報道管制下の日本であることを、改めて思い知らされた。

 フクシマ被ばくジャーナリストは翻訳家だ。国際的な情報収集に長けている。その一つを送信してきた。感謝の意味を込めて、恐る恐る公表しようと思う。

 ウクライナ戦争の核心は、ウクライナに少なくとも15か所以上存在する生物兵器研究所をめぐっての米国とロシアの一大攻防戦といえる。しかも、2019年末に表面化した武漢ウイルスが、ウクライナで培養・研究されていた!

 正に驚天動地そのものである。知らぬは、羊だらけの日本人ばかりなのか。

 

<東スポ記事がワシントン議会での攻防戦を伝えている!バイデンSOS

(東スポ)「米国ではニューヨーク・タイムズなどがバイデン大統領の息子のハンター・バイデン氏がウクライナで細菌の研究などで動き回っていたと報じ始め、議会の委員会でも取り上げられているのに、日本では報じられない。米国防総省がウクライナの研究所に資金援助もしている日本のはしごが外される可能性がある」(同)

 

 以上は米議会の内情をマークしているジャーナリストのコメント、実に鋭い内容だ。米国人は目にしているのだろうか。米高級紙などが報じているわけだから、米国の知識人はすべて知っているだろう。

 「バイデンの息子が、ウクライナの生物兵器の研究所で暗躍していた」という事実を、日本人は知らない。どうやら2か月前から欧米では、ネットなどで流れていたのだ。そのうちの一つが本日の竹野内真理URLをご覧になると納得することが出来る。二本のURLは長いが、諦めずに読んでいくと、ロシアのプーチンとバイデンの激突の事情が理解できるだろう。

 

 米議会は日本と違う。梯子を外されるであろう岸田内閣のあがきが見て取れそうだ。落とし穴がいくつも出てくる。バイデンの館や資産がウクライナに存在する。ウクライナの大富豪が、所有するテレビに出演していたゼレンスキーをスカウトし、大統領に担いだことも判明する。

 

 彼もまた安倍晋三のような、反共ナショナリストの傀儡指導者だ。プーチンのいうネオナチは真実か。ゆえに市民を盾にしての戦争も平気なのだ。ウクライナの建造物の多くは破壊され、廃墟となっているが、それと生物兵器研究所の関係はどうなのか。ロシアはどう報道しているのか。

 

<コロナウイルス生物兵器争奪戦が隠されたウクライナ戦争の危うさ>

 一時バイデンはこぶしを振り上げて「武漢ウイルス」の真犯人を突き止めると叫んでいたが、もう過去のことで、誰も記憶していないかのようだ。

 だが、米国の国務省でさえも、議会証言で米国のウクライナの生物兵器研究所の存在を認めていた。この衝撃的な報道はネットで見ないと確認できない。

 

 ウクライナの生物兵器研究所とアメリカの関係は、国防総省がそこで契約までしていたという、これまた途方もない新事実によって、米産軍体制とウクライナの深い仲は、もはや明白である。

 

 日本人はウクライナがどこにあるのか、第一チェルノブイリの場所さえ知らないのだから、それでも遠い世界の戦争から逃げてくる美人さんのお尻を追いかける報道に「いいことをしている」と素朴な印象で見つめて、そんな日本政府を支持している。

 新型コロナウイルスが米国のウィスコンシン大学から、ついでウクライナの研究所で培養、その一つが中国・武漢でばら撒かれていた?ウクライナの研究所と米国防総省の契約で大金が流れていたことも分かってきた。

 

 腰を抜かすような事実に対して、ただただ仰天するばかりだ。ロシアの報道のすべてを嘘だ、陰謀だと決めつける日本人でいいわけがない。米国大統領が怪しい。ホワイトハウスが、いうところの大本営といえるだろう。

 

 翻訳家兼被ばくジャーナリストの取材力に再び脱帽である。怪しいバイデン戦争に思考を凝らして見つめ直す必要がある。

2022年4月27日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

U.S.
Department of Defense awarded a contract for ‘COVID-19 Research’
in Ukraine 3 months before Covid was known to even
exist
米国国防総省、か月前に、ウクライナで「COVID-19リサーチ」の契約を締結

The
true cause of war!? US Bio weapon labs in Ukraine!?
米国の生物兵器研究所がウクライナにある?ウクライナ戦争の本当の理由??

以下の記事はかなり広くニュースになってます。思考!

http://savekidsjapan.blogspot.com/2022/04/us-department-of-defense-awarded.html

 ちなみに欧米の情報の早い人々は2か月近く前から騒いでました。

http://savekidsjapan.blogspot.com/2022/02/the-true-cause-of-war-us-bio-weapon.html

201912月に武漢で新型コロナウイルスが発生しました。
   
*この新型コロナウイルスについて世界が知ることになったのは、20201月初旬のことでした。
   
*世界は、20202月に世界保健機関が正式にそう命名するまで、この新型コロナウイルスがCovid-19と呼ばれることを知りませんでした。
   
*米国国防総省は、「インフラ整備を専門とする世界的なエンジニアリング、調達、コンサルティング、建設会社」とされるBlack
& Veatch Special Projects
Corp'
に専門、科学、技術サービスに関する契約を発注しました。
    
*契約は、ウクライナにおける生物学的脅威の削減プログラムに関するものだった。
    
*この大きな契約の一部として、20191112日にLabyrinth
Global
Health
に「COVID-19研究」のための別の契約が発注された。
    
*これは、新型コロナウイルスの出現が疑われる少なくとも1カ月前、そしてCovid-19と正式に呼ばれる3カ月前に授与されたものです。
    
*ラビリンス・グローバル・ヘルスは、「エコ・ヘルス・アライアンス」、「メタビオタ」とともに活動し、USAID
PREDICT
プログラムにも参加しました。これらの人々や組織はすべて、少なくとも過去10年間はコロナウイルスの研究に取り組み、ウクライナにバイオラボを設立する手助けをしてきたのです。そのために米国国防総省の資金を使用している。
    
*ここにある情報は、エコ・ヘルス・アライアンスがコビッド19ウイルスの作成に関与していたことを示しています。
    
*ここにある情報は、ModernaCovid-19ウイルスの作成に関与していることを指摘しています。
    
Moderna」は、「国立アレルギー感染症研究所」(NIAID)と共に、NIAIDModernaが開発し共同所有する「mRNAコロナウイルスワクチン候補」を、20191212日に受取人「ノースカロライナ大学チャペルヒル校」に譲渡することに同意しました。

2022年4月26日 (火)

安倍晋三と原子力ムラ(死の商人)<本澤二郎の「日本の風景」(4426)

安倍晋三と原子力ムラ(死の商人)<本澤二郎の「日本の風景」(4426)

<安倍ナショナリスト打倒でしか生き延びられない日本は本当か>


欧米メディアが安倍晋三を何と呼んでいたか、ストロング・ナショナリストすなわち国粋主義者だと。戦後否定された国家主義者が、岸信介に次いで、権力を掌握したのだ。それも10年、未だに成仏しない。なぜか?原因は原子力ムラ(死の商人)と一帯だからである、と断じることが出来る。

 

 日本は、この10年でとことん疲弊して、中進国へと落ち込んでしまった。この先どうなるか。安倍を打倒し、原子力ムラに大胆なメスを入れるしか、おそらく日本は生き延びられないのではないだろうか。

 

 他方で、原子力ムラについての国民の理解は進んでいない。フクシマがあり、それでも原発再稼働、そして新たな原発開発へと進軍は止まらない。その工作資金の多くは、血税と電力料金である。

 

 ナショナリストの資金源でもある。安倍の配下は、いまや政官財+学界から言論界、さらに連合なる労働界へと拡大している。公明党創価学会や右翼・維新だけではないのだ。21世紀型の翼賛体制が、日本を危険すぎる過去の道に引きずり込もうとしている。したがって、夏の参院選が重大な岐路となろう。恐ろしい時代が既に始まっている!この予言は的中する!

 


そもそも無知の凡人ジャーナリストに、原子力ムラのことを知らせてくれた御仁は、市民運動家である。全く気付いていなかった旧動燃の「もんじゅ西村謀殺事件」について、びっくりしてblogに発表したところ、フクシマ被ばくジャーナリストから数々の進言を受けて、腰を抜かしてしまった。その一方で、西村成生未亡人のトシ子さんが「原子力ムラの陰謀」(今西憲之と週刊朝日取材班)を自宅に送ってきた。

 

 「西村成生の機密ファイルが暴く闇」にこれまた腰を抜かしてしまった。反原発派学者の不審死だけではなく、反原発派ジャーナリストの大沼安史が、それまで聞いたこともなかった「電磁波攻撃」を受けて殺害されるという事件のこと、さらにはフクシマの子供たちに避難を呼びかける、被ばくジャーナリストに対する刑事告訴(侮辱罪)事件。翻って、我が息子が東芝病院での信じがたい医療事故によって、尊すぎる命を奪われながらも、全く反省も謝罪もしない原子力ムラ構成企業・東芝の不埒な対応などから、深刻な思いで「日本原子力ムラ」の猛威を、多くの国民に伝える凡人ジャーナリスト責任に立ちすくんでいる。

 

 今西憲之の「原子力ムラの陰謀」第二弾が、朝日新聞出版からなぜ出ないのか。原子力ムラのことを書くと、記事が拡散しない、それどころかすぐに消される。パソコンの記事が突然、消えたり、最近では突然、パソコンが音を立てて唸りだした。自由なはずのネットでの記述にも、横やりを入れてくる原子力ムラの犯罪に、正直なところうんざりさせられている日々である。

 

 200万人の福島県民は、原子力ムラ知事によって、避難させるどころか、反対に安全だから帰って来い、と呼びかけられている。棄民そのものである。生き物が生きられない放射能汚染地区に拘束される若者の健康被害は、ぞっとさせられるばかりだ。チェルノブイリの教訓さえも学んでいない。いわんやヒロシマとナガサキの教訓も。国粋主義者に取り込まれてしまった日本に屈するしかないのか。「ゼレンスキーのウクライナ」は即「安倍の日本」そのものではないのか。

 

 原子力ムラは、猛毒トリチウム汚染水を海洋投棄すると、安倍の後継者となった菅義偉内閣が決断し、現在の岸田文雄内閣もこれを踏襲するという。山のように積まれた放射能汚染物質は、密かに日本列島に運ばれ、秘密裏に地下に埋設されている。その一角が、既に房総半島で発覚したが、自治体も住民の感度も恐ろしいくらい鈍い。正確な情報を新聞テレビは流さないように原子力ムラによって、規制をかけられているのである。

 

 無知は犯罪だ、分かっても行動しない貪欲人間は、犯罪の共犯者であると、あえて断じなければなるまい。

 

<原子力ムラ=原発プルトニウム=核兵器製造=死の商人>

 原子力ムラの構成員の頂点に経産省官僚が君臨している。安倍内閣の今井尚弥こそが、権力の頂点で原子力ムラの意向を発信していたことは、日本国民であれば、誰もが知っている事実である。経産省こそが原子力ムラの政策の中枢機能を果たしてきている。文科省も、である。

 この体制は、現在もこれからも!フクシマ隠しと原発再稼働の元凶である。支える原発派議員は、首相を頂点に、今では国会の議長・細田博之も深く関与している。これを支援する言論界は、電通や原発推進の読売グループやフジサンケイなどが突出している。むろん、NHKもだ。週刊誌も、である。週刊文春も原子力ムラを書くことは出来ない。

 

 資金は国民の税金である。さらには電力会社からの膨大な闇献金である。原発御三家の東芝・三菱・日立からのそれも莫大である。東芝の粉飾決算犯罪は、そうした背景のもとで発生した。

 政党の懐は、特に共産党を除くと、血税投入(政党助成金)だけでもすごいが、原子力ムラからの金と票も、である。これにカルト教団が結び付くと、到底野党が勝利することは不可能である。最悪事態には、選挙屋「ムサシ」の出番も想定される。既に連合は、電力や軍需産業・電気の原子力ムラ労働者によって動いている。21世紀の翼賛体制は、極めて深刻なのだ。

 

 原発建設の土建屋というと、中曾根康弘と関係が深かった鹿島や、竹中・大林組、学界では東大・東工大・京大・阪大が御用学者の根城である。

 

 意外な点は、国際原子力機関(IAEA)と世界保健機関(WHO)も。怖いことは、自民党や民主党内の原発派議員の中に、安倍と同じ核武装派が存在し、平和憲法解体に取り組んでいる。最近は「地下原発議連」も組織されている。

いうなれば、原子力ムラはイコール死の商人の範疇に取り込まれていることになろう。

 

 昨今の敵基地攻撃や核の共有という安倍暴言の意味するところは、日本国民やアジア諸国民にとって、到底受け入れることは出来ない。安倍と共に沈没する日本でいいのだろうか。憲法を読み、憲法に違反するナショナリストは、排除する使命が、日本国民にあるのである。

2022年4月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

本澤先生、また、経産省が蠢いています。八千代、青柳

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220420/k10013591331000.html 

2017年の元自衛官が飛び入りスピーチした時の文字お越しです。

残念なことにこの方「泥」さんは亡くなられたようです。 八千代、青柳

https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db?s=04&fbclid=IwAR0JOI0UP_qPw6-NlvHV7jThqLoalrVqEnHw5igzqraXCqtNKmKWry4lHH0

ハフポスのデジタル記事を貼り付けます。  八千代、青柳

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_625f96bfe4b052d2bd67ade9?utm_campaign=share_facebook&ncid=engmodushpmg00000003

何度でも言う!
安倍首相こそが福島原発事故の最大の戦犯だ!
第一次政権で津波による冷却機能喪失対策を拒否
(リテラ)

2022年4月25日 (月)

木更津レイプ殺人事件7回忌<本澤二郎の「日本の風景」(4425)

木更津レイプ殺人事件7回忌<本澤二郎の「日本の風景」(4425)

<真相究明どころか蓋をかける信濃町と千葉県警木更津署!?>

 60歳で芽を出した名ピアニスト「フジコ・ヘミングの軌跡」をYoutubeで見た。彼女は、自分は幸せと言いながら、暗い世の中が気になって仕方ないので喜んでいられない、と今を生きる芸術家の心境を明かしていた。苦労人の感性に拍手したい。彼女には到底及ばないが、我も花咲く新緑の4月だというのに、心はひどく耐えられないほど重い。それというのも、いつもなら庭の千草で、自宅周辺を草花で美しく飾りつけ、戦場で散った父親を想い、そのための「草取りが大変」と笑顔で口走っていた栄養士・K子さんの、富来田中学校の真ん前の瀟洒な家と庭は、主が木更津市の隣の富津市出身の入れ墨やくざ・浜名の罠にかかって8年、今は草花もなく、雑草とゴミと廃車寸前の4台の車が占拠していて、前を通りすぎる学童も顔を背ける。この国の法律も司法も素知らぬ顔をして、庭先はまるで見る影もない。K子さんが相続した、戦争未亡人の助産婦の貴重な遺産は消えてしまった!このような悲劇を、彼女が心酔してきた教団も政党も、公然と排除してこの国の不条理をさらけ出して恥じない。

 

 思えば、2014年4月28日彼女の強い心臓も、ドクヘリで搬送された木更津市内の君津中央病院で止まった。直前のやくざのドーカツに驚愕、一瞬にして大動脈りゅう破裂。無念すぎる非業の死である。間もなく8回目の命日が来る、近くの富来田郵便局の駐車場裏手の、日当たりのよいK子さんの母親が建てた墓地は掘り返されて、ずっとそのまま放置されている。これ一つだけでも、やくざ事件の恐怖を物語っているだろう。遺族は犯人逮捕に奔走するどころか、沈黙して逃げているのである。

 

 法も正義もないこうした場面を、彼女が愛した中国語では「無法無天」と呼ぶ。

 

 そして繰り返し指摘したいことは、市民である筆者でさえも犯人の強姦魔を特定したのに、担当する千葉県警も地元木更津署も捜査をやめて逃げてしまった。筆者は、次男・正文の東芝病院による、業務上重過失事件を不起訴にした、東京地検の松本朗なる不正検事に裏切られた経験者だ。原子力ムラの政治力に翻弄させられたことも分かった。この強姦殺人事件にも、ほぼ同じような腐敗権力の闇が、どす黒く存在していることを察知している。

 腐敗権力に屈するわけにはいかない。

 

<2010年4月27日から殺人に時効停止=やくざ浜名は逃げられない!>

 念のため、殺人事件の時効を調べてみた。うれしいことにK子さんのためであるかのように、殺人事件には時効がない。千葉景子法相が主導したもので、これは民主党政権の見事な実績である。

 正しい政治は、善良な人間によってのみ実現する。だが現在の自公政権は、危険すぎるナショナリストによって推進されて危うい。いい政治ではない。金配りによって人々を誤魔化して、空前の借金を次世代に回している。

 昔話だが、渡辺美智雄という大蔵大臣に質問した議員がいた。「山ほど借金をして誰が返すのか。責任を持てるのか」という庶民の不安に対して、渡辺は「私は10年後に大蔵大臣はしていません」とけろりと言ってのけた。今の世の中は「今だけ、カネだけ、自分だけ」に徹している。政治屋は特にそうだ。典型が原子力ムラに群がる輩たちである。

 

 先のことは、野となれ山となれ、の責任を持たない政治屋・政党ばかりである。それでも殺人鬼は、逃げることが出来ない。殺人には時効がない。自公が永遠に政権を維持するわけではない。筆者以外にもやくざ強姦魔を追及して、殺人鬼を退治するジャーナリストが現れるはずだ。人の道である。やくざ浜名が逃げ延びることは不可能である。

 

<強姦殺人は2014年4月28日=AU09044591637が永久に記録>

 昨夜は偶然に21世紀の英雄であろうエドワード・スノーデン(元米国家安全保障局職員)の勇敢な発言と行動を記録したオリバー・ストーン監督のインタビュー、共同通信のスノーデン会見、さらに元NHK名キャスター・国谷裕子さんのスノーデン会見を、Youtubeで見てしまった。

 大量監視時代について、恐ろしい実感がわいてきた。腰を数回抜かす驚きのスノーデン解説だった。反対に相手が安倍のような人物でも、犯罪者は簡単に証拠を取られる時代という見方も成立する。

 

 したがって、本事件の被害者のAU携帯電話の09044591637の通話記録から、犯人の殺人的脅迫証拠を、容易に確保することが出来る。被害者を卒倒させた浜名ドーカツも証拠にできる。2014年4月26日の長時間ドーカツ証拠から逃げることは出来ない。やくざ強姦魔は、当時、被害者の携帯を独占していたのだから。そのことを友人は目撃している。

 

 共犯者のようなヘルパーの吉田ふみえと大工・佐久間清も判明している。うそ発見器という便利な捜査機器もある。市民に姿を変えて、JR岩根駅近くの厚労省所管の介護施設「かけはし」を経営しているやくざ浜名を、いつでも逮捕できるだろう。当方は、2014年から100回前後、ネットや雑誌で具体的に報道してきている。

 事情を知る友人らは「安倍や菅が重用している中村格だって、数年後は警察庁長官を卒業する」と背中を押してくれる。警察庁などを監視する警察正常化協議会も関心を示してくれている。殺人事件は時効がない。「木更津レイプ殺人事件」を迷宮入りさせることは出来ない。

 

<伊藤詩織さんのようになれなかった美人栄養士の非業の死>

 近年の強姦魔は、女性の生死を奪うような場面を動画撮影する。犯人は覚醒剤を使用して容易に強行する。相手が入れ墨やくざ、しかも浜名は3本指の男である。

 被害者は、体が硬直して声も出せず、抵抗などできない。さらに、110番通報さえも。事実、K子さんは、殺害される寸前に「浜名はやくざ」と告白したものの、警察に駆け込むことはしなかった。

 大動脈りゅう破裂は、衝撃的な恐怖を受けると、発症する病で物凄い痛みを感じる。非業の死である。やくざは逃げ出そうとする被害者に対して「ばらす」とドーカツすることで、女性を生きる屍・性奴隷にして性ビジネスを強要する。今日において、やくざは女性最大の敵なのだ。

 

 被害者K子さんは、毎日3時間、仏壇の前で祈り続けていたのだが。この世に神仏はいない。それでも祈って、やくざから生き延びようとしていた。このような悲劇は、沢山あるはずだが、それが公開されることはない。犯罪史上特筆に値する事案である。対する警察の逃亡は、断じて許されない。

 

<加害者も被害者も公明党創価学会関係者!>

 女性にとって、この世の地獄に相当する事件について、種明かしをしなければならない。K子さんは、やくざ強姦魔の罠にかかったのだが、そこには一つの共通点が存在した。同じ信仰者仲間だった。

 同じ組織の仲間は、お互い信用しがちだ。それがカルト教団だとなおさらのことである。このことを掴んだことで、殺人事件の概要を証明できたのだ。

 

 ネットを開くと、公明党創価学会関係者の犯罪が沢山出てきて、第三者はびっくりする。しかしながら、犯人も被害者も同じ仲間という事例の発覚は、あまり聞かない。たとえあっても蓋をかける。これもそうだろうが、そうはさせない。

 政治力でねじ伏せる手口は、安倍内閣のもとでいくつも露呈している。この強姦殺人にも言えるだろう。このドーカツ殺人事件追及は、今後とも続くことになる。やくざを退治しないと、女性の人権は守られない!

2022年4月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月23日 (土)

米マイケル・ムーア監督の叫び<本澤二郎の「日本の風景」(4424)

米マイケル・ムーア監督の叫び<本澤二郎の「日本の風景」(4424)

<米国関与の戦争に大反対!戦争に引きずり込もうとする奴が出現!>

<善良な米国映画監督の言葉を反安倍の長周新聞が紹介>

 

ゼレンスキーの演説は強く感情的なものになるだろうが、その背後に私の知っている者たちがいる。私たちを戦争に引き込もうとしている奴らがいるが、それはプーチンのような人々ではない。

  私は、旧ソビエト連邦とソ連崩壊後のロシアを訪問したことがある。その時に数回プーチン氏と顔を合わせて、ウクライナについて考えを聞いたこともある。その時のプーチンの考えと今のプーチンの考えは、何も変わってはいない。

  変わったのは、私たちを戦争に引きずりこもうとしている奴が出現したことだ。それは政治家、マスメディア、戦争で何千万、何億ドルともうけようとする軍需企業だ。私たちは、「われわれはウクライナに行かねばならない。われわれは戦争しなければならない」という内側からの誘惑に対して抵抗しなければならないのだ。

  アメリカは第二次世界大戦後の75年間に世界で暴虐の限りを尽くしてきた。それらは朝鮮、ベトナム、カンボジア、ラオス、中近東諸国。中南米ではチリ、パナマ、ニカラグア、キューバ。第一次イラク戦争とそれに続くグロテスクなイラク戦争、アフガニスタン戦争など数えたらきりがない。

  アメリカはイラクで、アフガニスタンで100万人もの人々を殺し、多くの米兵が死んだ。その陰には息子を失った親、夫を失った妻、父親を失った子どもたちがいる。もはや、アメリカ人は戦争することは許されないのだ。

  私はアメリカのテレビがどんな放送を耳や目に押し込んでいるかを確認するとき以外はスイッチを切っている。テレビは毎日、毎日、悲しいニュースばかり流している。道路の死体や子どもたちを見せて、ひどいひどいと刷り込むことであなたの心をむしばんでいく。悲しければ、悲しいほど、大衆洗脳と戦争動員プロパガンダ効果があるのだ。

  フォックスニュースの記者がウクライナで殺された。それはアメリカ人を再び戦争に巻き込むためには、良い知らせだ。「今、彼らは私たちアメリカ人を殺している」と。これは非常に悲しいことだが、私はこの戦争で死んだすべての人を思っている。アメリカ人であろうとなかろうと、さらに破滅的な道を進むわけにはいかない。

  今日、私があなた方にお願いしたいことは抵抗だ。それはプーチンに対してではない。政治家とマスメディアと戦争産業集団が仕組んだ大衆プロパガンダに対してだ。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアとの停戦」をいう一方で、「アメリカはロシアと戦争するべきだ」と主張している。私たちアメリカ人は、たとえウクライナ人のためであっても、戦争に参加してはいけない。私たちは世界中を破滅させる戦争をしてはいけないのだ。

  プーチンがウクライナに攻め入ることを宣言したとき、ロシア陸軍大将が不満そうな顔をした。私はそのとき次のようなクレイジーな考えが浮かんだ。「荒稼ぎして金もうけして安楽生活をむさぼっているロシアの為政者にとってはもちろん、高給を稼いでいるロシア政府の陸軍大将、高級官僚にとっては、プーチンの戦争を止めさせるか、プーチンを失脚させることによって、資本主義ロシアでの裕福な盗人生活をとり戻せることができると考えているのではないだろうか」と。

  私は、アメリカが関与するいかなる形の戦争にも反対だといいたいのだ。報道機関は真実を伝え、実際に起こっている政治の話、なにがおこなわれているかを伝えてほしい。プーチンを排除するために、ロシア人と一緒になにを計画しているのか、彼らの軍隊はなにをしているのか。それが本当のレポートになるのではないか。

  私たちは賢い人間であり、プーチンを止めるためにいくつかの独創的な方法でウクライナを助けることができる。皆さん方には今すぐ、あなたが選んだ国会議員に連絡をとり、ホワイトハウスに「戦争は解決策にはならない」「アメリカの戦争には反対だ」と伝えてもらいたい。

  私たちはベルリンの壁がとり壊されたときに、NATOを廃止すべきだった。アメリカ軍はウクライナに行ってはいけない。ロシア領土に入ってはいけない。NATO軍に参加してはいけない。
 メディアだって?! 糞食らえだ!

 

2022424日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 プーチン戦争は米国「死の商人」戦争だ!

本澤先生、長周新聞のデジタル記事を貼り付けます。  八千代、青柳

https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/23299

(追記)月刊タイムス掲載記事について、辛口の弁護士が合格点をくれた。自宅北側の窓を開けると、次男・正文の岩つつじが赤紫色の花を咲かせている。千葉市から「医師失格」(長崎出版)を二度も読んだ、という報告が届いた。被ばくジャーナリストに次いで、法律家とこの半年で3人目。うれしい。

2022年4月22日 (金)

日本の懲りない面々<本澤二郎の「日本の風景」(4423)

日本の危うい選択<本澤二郎の「日本の風景」(4423)
 久しぶりに雑誌に原稿を書いた。新緑の季節に合わせて、例によって「死の商人」「原子力ムラ」の暗躍・蠢動にも多少、焦点を合わせてみた。「好きなテーマでどうぞ」という編集長の依頼に少しだけ応えさせてもらった。同号には、孫崎亨・内田正敏・安積明子らの注目される小論も掲載されている。
 
月刊タイムス日本の懲りない面々・政治評論家本澤二郎(HONZAWAJIRO

  コロナウイルスという「生物兵器」が、人々の命と生活を奪うという異常な事態下、今度は軍事大国ロシアのプーチンが、隣国ウクライナに軍事侵攻して新たな世界経済危機が日本にも及んできている。NATO東方拡大の政略に踊らされたのはアジアの日本も。妥協知らずのナショナリスト・民族主義者同士による大げんかに連動するかのように、日本の政治の中心地・永田町も危険な兆候が見られる。与野党仲良く予算をそそくさと処理して、7月参院選とその後の危ない橋を渡ろうとして恥じない。政府予算を賛成するという破天荒な野党も登場するなど、21世紀の国家主義化・大政翼賛会政治が、戦後日本の礎である平和主義憲法を標的にしている。日々の生活に追いまくられて惰眠をむさぼっている国民と知識人らが、国家主義や国粋主義の野望に立ち向かう力量があるのかどうか?戦後77年継続した平和体制が、とうとう深刻な危機を迎えている。

 

<21世紀型大政翼賛会の先に見える日本の核武装化と東アジアの危機>

 労働組合の連合体・連合の会長に女性が座った。途端に連合の支持政党の旧民主党系右派の国民民主党と左派系の立憲民主党の間でざわめきが起きた。背後の財閥・原子力ムラの蠢動を見て取れる。

 連合は、左派の旧総評と右派の旧同盟が合体して誕生した。もともと呉越同舟の労働組合である。後者は労働貴族と評される軍需産業労組や原発推進の電力労組などが、連合の主導権を握ってしまった。それ以前には、国家主義的な中曽根内閣が、国鉄民営化で労組の分断を先行した。その前には特別給与を支給することで、行動的な日教組や官公労を懐柔していた。その結果、連合の右傾化は教則に進行した。かくして弱者に配慮する反自民の旧社会党も消滅してしまった。連合は文字通り労働貴族に変質してしまい、市民の味方となるはずの野党もまた、衰退してゆく。そんな中で一人護憲リベラルの旗幟を鮮明にしたJR総連と、傘下のJR東労組のみが、松崎明の主導で革新の旗を振ってきたが、彼が亡くなると、分裂して小さな労組に落ち込んでしまった。

 市民に味方する連合は、もはや存在しない。右傾化した連合のトップに女性が座った背景と狙いは、男尊女卑の日本社会では、極めて意味深で、決して軽いものではない。

 進歩的な労組の衰退は、財閥労組(重工業・電気・電力など)が連合を主導する。いわゆる原子力ムラ企業の右寄り労働組合である。そうした場面での女性連合会長のもとで、国民民主党が真っ先に政府予算案に賛成して、野党から転んでしまった。政治屋・政党は、カネと票で転ぶ好例だろう。

 関西の維新は、スタートから野党とは名ばかりで、安倍内閣や菅内閣の別動隊と見られてきた。「極右政治の立役者のような存在」と指摘する向きも多い。7月の参院選を目前にして野党は、立憲民主党と日本共産党と米粒の社民党のみとなってしまった。大勢は野党不在、大政翼賛会の様相を色濃くさせている。ずばり2022年は、戦後77年にして最大の政治危機を迎えたのだ。

 それかあらぬか水面下では、信じがたい日本核武装化が秘密裡に進行していることが分かってきた。いち早く察知したジャーナリストは、日系アメリカ人ジャーナリストの島津洋一元ジャパンタイムズ記者。彼の難解な英文リポートの翻訳者は、反原発の反骨ジャーナリストの大沼安史で知られる。案の定、彼は原子力ムラの電磁波攻撃に倒れてしまった、とささやかれている。

 「311の東電フクシマ原発内で、極秘裏に核兵器開発が繰り広げられていた」という驚天動地の暴露記事を翻訳、概要を自身のTwitterに発信した直後に、大沼は二つとない命を奪われた、とされる。夫人は健在だというが、公然と活動することは出来ないらしい。

10年前から政界に暗雲が垂れこめて大分経つ。日本政治の右傾化とは、ナショナリズムが列島を押し包んできていることと比例している。日本の平和憲法はリベラルを基調としている。それはナショナリズムを否定している民主憲法ゆえである。反対にナショナリスト・国家主義者は、憲法を破壊しようとする。その先頭に立った安倍晋三は、口を開けば改憲軍拡を吹聴する。彼はストロング・ナショナリスト(国粋主義者)と欧米で評価されている。核武装国家が国粋主義者のお目当てなのだ。

 改憲軍拡は、アジア諸国民の猛反発を受ける。とりわけ東アジアの緊張を招き寄せるだろう。

<オウム真理教が核兵器開発に手を出した背景を島津レポートが暴露>

 凡人ジャーナリストは、オウム事件の裁判で麻原彰晃ら主要な関係者が処刑された時点で、地下鉄サリン事件は一巻の終わりと判断して、以来関心を抱くことはなかった。ただ、安倍首相(当時)が起用した上川陽子法相(同)が、なんと2回に渡りオウム関係者13人を大量処刑した前後、安倍と上川らが乾杯する写真がネットに流れたことに、どういうことかと少しばかり違和感を抱いたくらいであった。

 誰かに言われて彼女の出自を調べてみたが、不思議と確たる証拠を確認することが出来なかった。怪しいものだ。だが、島津レポートは、夢か幻なのか、オウムと安倍父子との闇の関係を暴いていた。これにも腰を抜かしてしまった。

 言われてみると、オウムというカルト教団は表の顔で、裏の顔は闇の政治テロ集団なのか?知らなかったが、オウムはソ連崩壊後にモスクワやキエフに乗り込んで、大掛かりな信者獲得だけでなく、核兵器関連技術を入手していたという、これまた雲をつかむような事実を、同レポートは暴露していた。このための莫大な工作資金は誰が?どのような手づるでモスクワなど未知の世界に飛び込んだのか?確かに疑問は次々と出てくる。背後の黒幕を設定しないと、オウムの蛮行を説明できない。それこそ夢幻の類にされかねない。

 このころ中国や北朝鮮なども、キエフなどウクライナから核兵器開発技術を入手したとされるが、日本もまた負けじと、カルト教団を手名付けて闇工作に現を抜かしていた?そのための資金など土台を政府筋が用意した?そのように仮定すると、オウムがサリンだけでなく、ソ連製の武器弾薬にも手を出していたことが理解できる。それでも本当だろうか、と疑問符がつくのだが、島津レポートはワシントンのCIA情報などから、オウムの黒幕を暴いていたのか。

 核兵器に執念を燃やしているという安倍周辺の情報を、寝言話のように理解していた凡人ジャーナリストには、いざ現実といわれてみても、見当もつかいないことだった。とはいえ笹川別荘のある山梨県の旧上九一色村に聳え立っていた、壮大なオウム第七サテアンなる兵器工場が発覚した。これを技術屋が目撃すれば、単なるカルト教団ごときのレベルで建設できないことは分かるだろう。が、凡人にはそのような情報さえも手にしてなかった。事実上、無関心派でしかなかった。

 ふと目撃したANN報道特集をネットのYoutubeが、麻原らが豪州へと旅していた映像を映し出したのだ。なんと核燃料のウラン採掘と、既に手に入れた猛毒ガスのサリンの実験のためだった。ここまでテレビ局は掴んでいながら、なぜオウムの核開発計画を、さらに深く追及報道しなかったのか。これもくさい。なぜ追及しなかったのか。その先に黒幕が登場することになるからだろう。

 安倍が口を開けば憲法改悪論、戦争する日本改造をがなり立てていたことを、日本国民であれば、誰でも知っている。平和憲法を破棄した後に日本を核武装するというのだろう。そのために、秘密裡に核兵器開発をカルト教団を使っていたと決めつける島津レポート?むろん、日本の核武装NOの米CIA工作を逃れるためだったのか、当たらずとも遠からずなのか。

 いずれ島津レポート第二弾が飛び出すかもしれない。

<諸悪の根源は小選挙区比例代表制という民意が反映しない選挙制度>

 話題を変える。自公3分の2議席という圧倒的多数は、民意が反映しない有権者を欺くカラクリ選挙制度である。小選挙区比例代表制によってもたらされた議席である。実際は、有権者総数の2割から3割前後の支持と考えられる。それまでの1選挙区から3人、4人が当選する中選挙区制では、こんな数字にはならない。

 極め付きの不公平・不平等な選挙制度である。ましてや小選挙区で落選した候補が当選する?というおかしなイカサマ制度である。当選した比例候補を国民は何者か知らない。小粒ぞろいで閣僚の名前さえも、国民は知らない。しかも、党本部執行部が公認を決めるため、自民党議員でも総裁・幹事長に対して意見表明さえできない。物言えば唇寒し秋の風が党内に吹きまくって、言論の府も言論の自由が確保されていない、異様な全体主義政党ばかりだ。

 自由で民主主義を名乗りながら、自民党議員には自由な言論が保障されていない。派閥は、議員の言論を保障する役割を果たしてきたが、これも機能しなくなってしまった。極め付きは、内閣に人事局を設置、人事権を内閣が牛耳ることで、霞が関の官僚も口封じされてしまっている。議会も官界も全体主義が貫徹されている。さらに言うと、司法もである。今の日本は、言論の自由がない。さらに侮辱罪の罰則強化で、言論人も封じ込めようとしている法務省である。

 永田町と霞が関で言論の自由が保障されないという異様な雰囲気が、特に10年前の安倍・ナショナリスト内閣から定着して、民意が反映されない1%のための政策が次々と実現してきている。

 これらが自公の独裁を可能にしてきた。特に安倍内閣においては、安倍独裁がことさら突出し、国民不在ともいえる異常な政治が堂々とまかり通って、市民の不安と不満を高めてきた。拙著「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)を地で行く安倍犯罪が次々と起こり、政策面では特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪の、いわゆる戦争三法が公明党創価学会の強力な支援のもとで強行されてしまった。

 言及するまでもなく、小選挙区制にこだわった人物といえば、戦前戦後のナショナリスト・岸信介である。理由は、少数の民意で圧倒的多数の議席を占めることが出来るためだった。核武装国家日本が、岸以来の極右・ナショナリストの悲願を実現するためであった。

 「岸は韓国生まれのカルト教団・統一教会を利用した。娘婿と孫はカルト教団・オウムを手駒として使った」という事情通の鋭い指摘は、的を射たものではないだろうか。

 小選挙区制はもういい。ナショナリストを跋扈させる国民不在の政治の暴走を、これ以上許してなるものか。民意が反映しやすい選挙制度に、一日も早く切り替えるべきだ。与野党とも、小選挙区制のいかがわしい点、憲法が容認しないナショナリストのための選挙制度を廃止して、国民の声が聞こえる寛容な選挙制度に改める時である。一刻も早く実現すべき責任が議会にある。天の声でもある。これに手を付けないと、参院選後に大変な事態を招来させることになるだろう。

 岸信介・安倍晋三のナショナリストの野望実現のための制度は、日本国憲法が許さない。いま正常な軌道に乗せないと、日本政治は大変なことになる。

<歴史の教訓を学ばないナショナリスト(財閥神道傀儡政権)>

 77年前の歴史の教訓を忘れてはなるまい。隣国は近現代史をしっかり教えている。二度と同じ過ちを繰り返さないための防護服である。日本人は老人も若者も、清和会的文科省のお陰で、歴史の教訓や憲法を学んでいない。

 戦後解体された財閥と国家神道は、現在、見事に復活してしまった。自民党は彼らの傀儡政権である。民衆を幸せにするという観念がない。参院選挙後に、人類の宝ともいえる平和憲法が、21世紀の大政翼賛会によって破壊される危険性が高い。必然的にアジアに緊張が生まれることになる。

 民衆が期待する野党は没落して久しい。改憲軍拡と円安経済に疲弊する庶民の生活が、根っこから奪われていく。

<身構える中国・北朝鮮・韓国、その時日本は?>

 疲弊する国民生活と人々の精神の荒廃が比例すると、ナショナリズムに浸食される日本列島を招来させる危険性が高い。戦争国家に向けた国民投票法に翻弄される日本人の精神の狂いを、誰が食い止めることが出来るのであろうか。

 日本国憲法危うし!このことに沈黙する心ある知識人が、惰眠から覚醒することが出来るのかどうか。あっさりと77年前のアジアとの厳しい約束事を放棄する日本人になってしまうのか。2022年は日本人とアジア諸国民に対して、厳しすぎる選択を迫られている。覚醒せよ、目を覚ませ!

2022年3月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

属国日本の悲劇<本澤二郎の「日本の風景」(4422)

属国日本の悲劇<本澤二郎の「日本の風景」(4422)

<不思議!フィリピン民衆による米軍追放が日本人になぜ出来ないのか>

 「米軍基地は犯罪の基地である」と繰り返し断言して、各方面に訴えるしかない。軍人は戦争の要件だ。平和の敵である。戦争でなくても基地の街・沖縄では、この77年もの間、女性の人権が蹂躙されている。それでもアメリカ海兵隊を後生大事にして「帰れ」といえない政治屋政党ばかりだ。

 フィリピンは違った。かの国は米国と同じキリスト教国、日本は神社神道の国だからなのか。敗戦後も原始宗教の国家神道・戦争神社を放棄しない原始的民族ゆえなのか。

 

 かつてフィリピンのスービック米軍基地は、世界最大の在外米軍基地だったが、1992年に返還された。今はアメリカ兵はいない。2020年2月フィリピンのドゥテルテ大統領は、米国との不平等な地位協定を破棄すると通告した。

 彼の麻薬撲滅作戦に米上院が非難決議したことも影響したらしい。ワシントンの戦争屋は、麻薬による住民支配に熱心なのだ。これは香港での大英帝国のアヘン戦争を想起させる。同じく安倍の祖父・岸信介は、満洲国傀儡政権下、麻薬で蓄財している。孫はロサンゼルスで吸ったとされる。

 

 フィリピン大統領は日本と違った。自立した主権国家の強固な信念の政治指導者だった。ワシントンの死の商人にコロコロと引きずりまわされる無責任な政治家ではなかった。日本のやくざに操られた入れ墨やくざを徹底して追い詰めた。抵抗するやくざに警察は、銃で対抗してひるまなかった。女性の人権が守られるマニラに変わってきている。コロナ後のマニラから、スービックを見学してみたいものである。

 アメリカの植民地から戦後独立したフィリピンは、日本の自民党政権のようなマルコス体制を打倒して、外国の軍事基地を禁じた。それでも日本人は動かなかった。沖縄県民の悲劇は今も続いている。

 

<反共の砦・軍事的要衝の故だけか>

 考えてみると、CIAの傀儡政権となったA級戦犯の岸信介の政治責任は、侵略戦争を強行した昭和天皇に次いで重い。財閥と神社神道がまとわりついた戦前体制が、戦後に再び確立したものであろう。現在はこれに公明党創価学会と維新が、新たに国民民主党と連合がまとわりついている。

 軍国主義の確立そのものであろう。

 

 要は、反共の砦となったワシントンの死の商人最大の成功例が、日本なのだ。この事実を識者はすべて知り尽くしているが、声を出すことはしない。米軍基地に寄り添って生きる沖縄県民と同じなのか。しかし、それだけなのか?

 

<アメリカのポケット、自由に手を突っ込むとカネが出る便利さ>

 元自民党の関係者との会話で気付かされたのだが、それは「日本はアメリカのポケットだ」と自嘲気味に語ることの真実に、なるほどと頷いたものだ。

 「アメリカのポケット」とは図星であろう。1000兆円も借金をしながら、世界一の高給取りで、多すぎる国会議員たち。しかも共産党まで含めて誰一人として「半分にしようよ」と言わない国会議員。子供のことを考えない貪欲な国会議員に政治家はいない。ステイツマンではなくポリテイシャンばかりだ。年収100万円の貧困層でも、このことに文句を言わない。不思議な原始の民族か。

 

 「日本はアメリカのポケット」を今も続けている。カネがないのに「2・5兆円の補正予算だ」と戦争屋に取りつかれている自民公明は、即決してしまう。日本のポケットは、湯水のように溢れ出るものと思い込んでいるのである。

 

<改憲軍拡派・財閥が武器弾薬を大量買いしてくれる>

 ワシントンの死の商人にとって日本属国は、この77年の間、笑いが止まらないだろう。特に岸・安倍一族のナショナリスト政治に大満足なのだ。これに抗議もしない、抵抗もしない日本の政治屋を、フィリピンのドゥテルテは日々驚いているのかもしれない。

 

 アメリカは、いまゼレンスキーを擁立、そこへと武器弾薬を山のように運び込んで、戦争を継続させている。その事実を報道させない報道管制下の日本、そして悲劇に立ち上がろうとしない沖縄県民、ひょっとして次なるゼレンスキーは、日本の自公政治屋なのか。主権者が目を覚ます日は来るのか?

2022年4月22日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

本澤先生、こんばんは、長周新聞の書評を貼り付けます。八千代、青柳

https://www.chosyu-journal.jp/review/23057 

https://www.chosyu-journal.jp/review/23156 

(沖縄タイムス)米海兵隊上等兵による強制性交等致傷事件について玉城デニー知事は19日、コメントを発表し「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)するもので断じて許せるものではなく、激しい怒りを覚える」と強い憤りを示した。
 知事は「このような非人間的で卑劣な犯罪は、基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に強い不安を与える」と非難した。

2022年4月21日 (木)

国税「伝家の宝刀」<本澤二郎の「日本の風景」(4421)

国税「伝家の宝刀」<本澤二郎の「日本の風景」(4421)

<ゼレンスキーも保有する政治屋の「秘密口座」にメス入れよ!>


日本は、OECD先進加盟国中、最悪の借金超大国という事実に誰も異存などない。借金して予算を編成することが当たり前、特に国民不在のアベノミクス以来、それがひどくなった。同時に、所得の格差が著しい。超格差を是正することが不可欠だ。税金集めの国税庁の出番となる。「伝家の宝刀」を抜くという。ならば庶民大衆の怒りを解消するための公正な課税が、国税庁の大事な使命である。

 

 Youtubeに映し出される、前沢とか孫などの超豪邸に庶民は、腰を抜かし、ため息をつく。数十億円とか数百億円もかけているという。他方、20代30代の若者は、前途を悲観して、自殺するかもしれない孤独の状態だ。この国は完全に壊れている。

 

 知らなかったが、政治屋を含めて金持ちは、脱税資金を海外の秘密口座に隠し持っていることが分かってきた。国税は知っていながら放置してきた。いまやウクライナの英雄ナショナリスト・ゼレンスキー大統領までが、海外に秘密口座を持っていることが判明してきた。

 

 秘密口座というと、パナマ文書が有名だが、スイスなどにも。最近ではウクライナの戦争に絡めて、バイデン米大統領はニューヨークの超高層マンションを

所有するロシアの新興財閥にメスを入れるという。中国の腐敗官僚の資産にも手を出すと思われる。富裕層への巨大資産課税の時代は、世界的趨勢と思われる。

 

 1000兆円以上の借金を抱えたOECD最悪の沈没国家の日本を救済するためには、真っ先に政治屋の脱税秘密口座を暴くしか、方法は無くなってきた。これによる超格差是正を避けて通ることは出来ないだろう。国税の「伝家の宝刀」は、直近の中曽根康弘や石原慎太郎の遺産相続にも、公正なメスを入れなければ大衆は納得しない。

 

 安倍晋太郎の遺産相続においても、裏財産目録の存在が露見して注目を集めている。富裕層の遺産相続逃れも許されない。政治屋や財閥の脱税逃れは現下の財政事情を考慮すれば、もはや許されないだろう。国税庁の奮起を注視したい。

 

<優遇税制を廃止する時=宗教・教育・医療>

 財政が悪化すると、必ず問題となるのが、優遇税制廃止論である。

 信者からの金集めは、ほとんどの教団で行われている。これに公正な課税をすれば、法外な税収が入ってくる。公明党創価学会や神社本庁などは、政教分離の憲法原則もさることながら、カネの処理についても疑念がまとわりついている。この機会に優遇を廃止するほかない。

 

 病院もしかりだ。筆者は徳洲会の医療事故取材で、これの問題に気づいた。教育では、最近、日大理事長の事件発覚で、不正行為が大学のキャンパスでも繰り広げられていることが判明した。宗教・教育・医療の優遇税制を廃止すれば、かなりの税収を期待できるだろう。

 

<富裕層に対する課税強化は世界的潮流>

 アベノミクスは、超格差社会を生み出した。これは社会の不安定要因である。株屋はしこたま資産を積み上げた。日本の富裕層は、日本社会の不安定そのものであろう。

 米国のバイデンも富裕層への課税強化で国民の支持を得て、大統領に就任した。低所得者からの課税は、世界の潮流ではない。自民党の富裕層優遇税制は、是正されるべきだ。消費税ゼロが民衆のこえである。

 

<内部留保金500兆円課税を決断する時>

 富裕の象徴が財閥の内部留保の500兆円である。国税庁は堂々と500兆円に知恵を出して、民衆に返すべきだろう。時代の要請である。

 

<庶民いじめはやめよ>

 庶民いじめの課税では、消費は伸びない。経済は委縮するばかりだ。富める者たちから、応分の協力を求めるしかない。彼らは汗をかくことなく資産を増やしてきた。日本沈没を目前にして、汗をかく必要があろう。

 日本沈没を食い止めるられるか、それは富める人たちが支え方一つで決まる。同時に、大衆悪税である消費税をゼロにすることが、消費の大幅減少を食い止めたらいい。

 年金生活者いじめは、本末転倒である。

2022年4月21日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(ニュース)国税庁は相続財産の評価方法に関する通達で、実勢価格が路線価による評価額と大きく乖離(かいり)する場合に再評価できるとする例外規定を設けている。財産評価を変更できるため「伝家の宝刀」と呼ばれるが、専門家からも「適用基準があいまいだ」との声が聞かれる。

2022年4月20日 (水)

米バイデンの戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4420)

米バイデンの戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4420)

<気味が悪いことばかりの日本と世界>

 ようやくネット上にも正論が飛び出してきた。ドイツ首相・ショルツの「プーチン戦争」にすっかり騙されてきた西側の言論界も、早くも真実を暴露する報道が出てきた。友人がメールしてきた。事実はバイデン戦争である。従来は米産軍複合体(死の商人)は、右派の共和党との関係が深かったのだが、なんと民主党のバイデンが、ウクライナのゼレンスキーを操って、ロシアのプーチンという大魚を釣り上げたものだ。

 この外交的秘密は、公式には30年後だ。それでも、永久秘密の日本の外交秘密に比べれば、より民主的であろう。安倍の暴走は、つまり30年後、もしくはロシア崩壊なら、意外と早くなるかもしれない。外務省内の告発なら、もっと早くなるだろうが?以下の遠藤誉さんの小論は、小気味いい内容である。

 日本の記者は知っていても書けない?哀れだ。

 

本澤先生、満州に残り中国で教育を受けて日本に帰国して教授になった方のコメントです。貼り付けました。八千代、青柳https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220413-00291294 

 

 

 そういえば、昨日農道の入り口を、胃から吐いたと思われる大きな固まりが塞いでいた。人間の吐いたものは、社会部記者になりたてたころ、部長が身内のような小料理屋に案内し、そこで日本酒をぐいぐい飲まされた。初めて苦しみながら吐いた。その後も一度ある。

 明らかに人間のものではない。大型犬が吐いたものだろう。気持ちが悪い。しかし、それを片づけないで放置した市民による嫌がらせか?防犯カメラに映っていれば幸いだが。

 同じようなことが、先日、水汲み場であった。蛇の死体の皮を、水溜のヘリに置いてあった。利用者は目を背けようとしても見てしまう。気味が悪い。偶然ともいえない。社会が壊れているのだ。

 

<ポーランドからの特別機ではペットも同乗させていた!>

 昨夜法律家と長話をしていると、うかつにも知らない、気付いていなかった事柄を知らされて反省しきりである。新聞を読まない、NHKテレビも見ないツケかもしれないのだが。

 それは先の林外相のポーランド訪問の際、特別機を利用して20人のウクライナ人を避難させた。新聞テレビはそれらを岸田内閣の美談のように報じた。

 ロシア・ウクライナ戦争に加担して反省するどころか、有頂天になっているような政府に危うさを感じるのだが、バイデンやNATO諸国は、大喜びで評価しているらしいが、実際は危うい。9条の、戦争を拒絶して関与しないという強固な精神にも反している。

 

 問題は、機内の20人の中には、ペットも同乗させていたことである。日本人の価値観にそぐわないと指摘されるとなるほどそうだ。日本人であれば、何よりも人間優先である。ペットには「御免」といって別れるしかない。しかし、ウクライナ人に対しては妥協した。今は人間の移動も厳しく規制されている。外国からの動物の受け入れは、そう簡単ではないということも知った。

 

 戦争当事国ウクライナへの支援について、一つはバイデン戦争を支援するためという理由であろう。敗戦国を引きずっている。それだけではない。「ウクライナ人は白人で美人」ということも関係しているというのだ。これが大きな理由かもしれない。

 

 ここで問題!ウクライナには黒人もいる。彼らも避難の対象者だ。ところが、黒人の受け入れには、抵抗しているらしい、というのだ。明白な人種差別である。美人の白人がOKでは、人道支援が泣く。

 

 そういえば、テレビも白人女性をアナウンサーに起用している。黒人女性を起用する日が来るのだろうか。恥ずかしいことに、数年前近くの公民館で遊ぶ黒人の小学生を見て驚いたものだ。国際化する日本になれる日は本当に到来するのだろうか?

 

<軍事同盟NATO外相会談に出席した米属国の日本外相>

 指摘され猛省したこともあった。日本外相の林芳正が、NATOの外相会談に参加したことに対する、メディアと国権の最高機関の対応についてだった。

 憲法ジャーナリストも指摘されて言葉も出ない。確かにおかしい。間違いである。日本は敗戦後に独立する場面で、日米安保なる悪しき条約を、米国から無理やり締結させられた。安倍の祖父の岸信介は、それをより強化するための改定を強行した。したがって敗戦国の恥部である条約を取り払うことが、日本国と主権者の悲願だったが、日本の右翼はそれにどっぷりつかって恥じない。

 特に安倍・清和会がそうだし、岸田内閣もそれに屈している。逆に、軍事同盟を禁じている憲法を、清和会は破壊しようとして、バイデン戦争を悪用して改憲軍拡の銅鑼を叩いている。NATO外相会談に参加した林外相の大きな失点である。それを言論も国会も沈黙している日本も異常だ。日本国崩壊を裏付けているだろう!

2022年4月20日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月19日 (火)

チェルノブイリ危機発覚!<本澤二郎の「日本の風景」(4419)

チェルノブイリ危機発覚!<本澤二郎の「日本の風景」(4419)

<被ばく研究者バンダジェフスキー博士の血の出る叫びが日本にも届く!>

 フクシマの被ばくジャーナリストが、チェルノブイリ原発の被ばく実態を現在も継続している、ユーリー・バンダジェフスキー博士の緊急支援メッセージを、昨日メール送信してきていたことを見つけたので、あわてながらblogで発信したい。まずは、日本政府の真の善意を見せてもらいたい。国境なき医師団の活躍にも期待したい。

 

 フクシマの関係者は、もう彼のことをご存知のはずだ。チェルノブイリ原発の放射能被ばく研究の第一人者である。真相を隠したいウクライナ政府に逮捕された不屈の医学者で、悲しいかな彼のような医学者は日本に一人もいない。

 ロシア軍の侵略によって、博士の所在が心配されていたが、無事だった。彼の血の出るような緊急支援メッセージによって、生きていることが判明したことになろうか。

 

 チェルノブイリ制圧に関与したロシア兵の放射能被ばくが、大きく報道されたが、肝心の地元の住民の深刻な生活や健康被害の実態について、ゼレンスキー政府は、知ってか知らずか蓋をかけてきたが、今回、バンダジェフスキー博士の叫びで、その悲惨な事実が発覚した。

 

 医療・医薬品や食料の緊急支援が求められている。本来の人道支援とは、このような事態を前提にしている。一部の国のNGO支援が届いたようだが、本格的な支援にEU諸国もアメリカなど西側諸国は、南部マリウポリ攻防戦に釘付けになっていて、北部のチェルノブイリ原発放射能被害に目を向けていない。それは西側のウクライナ取材陣の怠慢とも重なっているのだろう。

 

<森林大火災とロシア軍の制圧で子供や住民が深刻な放射能被害!>

 チェルノブイリ森林火災による、放射能の拡散による被ばく被害の深刻さを、博士は既に論文で発表している。詳細は下記のURLに詳しい。

 

 このことは、フクシマにも当てはまるものである。大掛かりな放射能除染でも、それは森林原野に及ばない。現在も高濃度の放射性物質が、森林に付着している。そこが火災になると、住民は新たな重い被ばくを受ける。この研究が日本にはない。原子力ムラが禁じているのだろう。200万福島県民は、いわば棄民・人体実験にさらされているようなものなのだ。

 

 バンダジェフスキー博士は、そのことを論文にして発表している。なんと現在も森林火災は続いているのである。住民の健康被害は確実に起きている。特に抵抗力のない子供たちは、放射能のない遠隔地に避難させるしか、生存が約束されない。そのことも博士は緊急要請している。同じことがフクシマでも起きており、現在は法廷で裁かれようとしている。

 

<日本の人道支援が期待される深刻な場面=動け岸田文雄!>

 日本は、戦争当事国に武器弾薬の支援を禁じている国家だ。それでも防弾チョッキなどを自衛隊輸送機で送り届けた。主権者である日本国民は、憲法9条で戦争に関与することを禁じているため、政府は国民の意思に反したことになる。理解できない人は憲法を学んでほしい。

 

 為すべきは人道支援である。チェルノブイリ放射能被ばく住民を救済するための食糧や医薬品・医師団の派遣と、そして被ばく地で生きられない子供たちを避難させることに、しっかりと貢献すべきなのだ。これはフクシマにおいても、現在も有益な対応策である。

 

<ロシア軍の立ち入り禁止区域占領に勝利するために補給物資と汚染地区からの避難を緊急要請>

 戦争ほど残虐・悲惨なことはない。それがウクライナのチェルノブイリ原発と周辺の立ち入り禁止区域で繰り広げられた。ロシア軍の狂気を物語っている。ロシア兵も放射能に被ばくして、現在もベラルーシの病院で治療を受けているようだが、これなどは自業自得の部類に違いない。

 

 戦争に常識や道理は通用しない。断じて起こしてはならない。日本国憲法は、主権者に対してそのことを命じている。政府に対しても「許さない」と禁じている。いま安倍の清和会は、抑止力というケチな屁理屈でもって改憲軍拡を強要しようとしているが、主権者は断じて動じてはならない。清和会を撲滅する義務を負っていることに気付くべきだ。

 

 そのためにもバンダジェフスキー博士の緊急要請に応じるべきだろう。岸田文雄よ!ヒロシマの教訓を活かす好機ではないか。

 

<今も森林火災による恐ろしい放射能被ばくが住民・子供たちに>

 森林火災というと、アマゾンやアメリカなどを連想するが、旧ソ連圏でも多発する。そして今チェルノブイリ森林が燃えて、放射性物質を人々の体内体外に付着させている。

 分かりきったことだが、いま我々はその深刻な実態を知った。真っ先に岸田内閣の人道支援を強く求めたい。

 

<家を失った子供たち600人から700人も放置されている!>

 立ち入り禁止区域周辺には、今も放射能被ばくにほとんど抵抗力のない子供たちが、600人以上いるという。彼らにとって、そこでの生活は無理だ。避難する必要がある。日本が真っ先に支援の手を差し伸べるべきだろう。

 NHKが国民のための放送局であるならば、明日にでもバンダジェフスキー博士との会見を報道してもらいたい。

<詳細は以下のURLにアクセスして現実を知ってほしい!>

https://savekidsjapan.blogspot.com/2020/04/urgent-help-needed-chernobyl.html

2022年4月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月18日 (月)

賢者と愚者<本澤二郎の「日本の風景」(4418)

賢者と愚者<本澤二郎の「日本の風景」(4418)

<今の永田町住人は腰抜けばかり=やくざレベルか>


「ワシの目の黒い間は、中曽根康弘の憲法改正はさせない」と自身の公約を果たした元警察官僚の後藤田正晴が、未明の夢に現れた。彼は「世の中、そんなに単純ではない。複眼的に見る必要がある」と叫んでいた。白や黒で割り切ると、間違いを起こしやすい、というのだ。

 

 彼は財閥のことを口にしなかったが、改憲軍拡による空前絶後の暴利が死の商人・軍需産業に流れることを、当たり前のように理解していた。宇都宮徳馬さんの旧制水戸高の後輩で、金大中事件のさいは、宇都宮からの緊急連絡に、即座に官邸から防衛庁・米国大使館と連携して、韓国の民主派大統領候補の暗殺を封じ込めた。

 

 それにしても現在の永田町住人は、小者で腰抜けが目立つ。昨日は、犯罪まみれと評価されている安倍晋三の暴言が、福島県から聞こえてきた。同じような音が、テレビ局からも。群れてドーカツするやくざレベルの議員ばかりか。

 

<安倍の抑止力論=その心は核武装して財閥にぼろ儲けさせたい?>

 4月17日の郡山市の講演会で、27回も裏切られたプーチンを「自己過信」と皮肉った。同じようなナショナリストを診断する能力がある、といいたいのであろう。また、毎日のように口走ってきた改憲軍拡論についても言及した。

 

 「戦争するためではなく、戦争を抑止するためだ」と言い張って、事情通の失笑を買っていたらしい。その心を「みなさん、憲法を改正して戦前のような軍国主義の日本にすれば、国民の税金をどっさりと軍拡のために投入できます。核武装だって簡単です。そうすると、一番喜ぶのは財閥・軍需産業です。そこで働く労働者です。どうです皆さん、そうすれば日本を侵略する国などありません。平和な日本が維持されます。外交も砲艦外交でうまくいきますよ」などと解説したものだ。

 当たらずとも、遠からずか。「晋三の心臓は薄っぺら」と評されるのも、仕方ないのかもしれない。首相を10年もやった人物の抑止論に国民は、また騙されるだろうか。「岸信介を知らない、憲法を読んでいない大衆の中には、案外、引っかかる有権者も出てくるよ」との声も。

 有権者は次回選挙から18歳以上となる。何も知らない、ゲームに熱中する有権者も参加する参院選は深刻だ。背景には学校教育が関係している。憲法を教えない教師の氾濫である。いわんや戦争の教訓を知らない教師の教え子たちに、いま憲法ジャーナリストは、絶望の淵に突き落とされそうになっている。

 

<河野太郎はアジア版NATO=群れれば安全=核時代に効果なし>

 多分、右派系のテレビ局だろうが、先の自民党総裁選に名乗りを上げた河野太郎という、やはり国民が警戒しなければならない同党広報部長が、ロシアとウクライナの戦争を念頭に置いた安全保障政策論をぶち上げたらしい。

 ウクライナの善戦は、西側のNATO軍事同盟の支援にある、そのウクライナがNATOに加わっていなかった、そのための戦争だ。したがって、日本も軍事同盟をアメリカ一国でいいのか。アジア版NATOを形成してはどうか、おそらくこうした見解を表明したのであろう。もっと沢山の国による軍事同盟が安全ではないか。そのための議論を、と呼びかけたのだろう。

 

 安倍に劣らない愚かな安保論であろうか。安倍も河野も武器弾薬で国の安全は保障される、と思い込んでいる。彼の父親の立場とは真逆だ。父親は、祖父・一郎の悪いところを放り投げて、平和国民やアジア諸国に評価された。息子はその逆の立場なら、政権を盗れると思い込んでいるのだろう。

 

 戦前のようなナショナリズムが謳歌する今日では、改憲軍拡の方が財閥の支援を受けて有利と判断した?違うだろうか。群れることで、自身の安全が確保出来るという彼は、歴史の教訓を学んでいない。それとも右翼・日本会議の批判が怖いのか。岸田文雄のように安倍になびこうとしているのか。

 戦後のもやしっ子なのか。

 

<政府に戦争させない憲法9条が最善=帆船日本丸で安全航海>

 改めて言いたい!日本の安全保障は、9条憲法をしっかりと堅持することである。9条が日本の平和を確保してくれる。政府の戦争を断じて禁じる9条は、日本のみならず、アジアと世界の宝物である。反戦平和とは、帆船日本丸の航海が最善であることを、歴史の教訓としている。砲艦外交を否定した、平和外交こそが戦争抑止策である。

 

 9条国家は人類悲願の現実化で、これこそが人々に最善の航海を約束する。断言できる。永田町の腰抜け議員による情報操作に屈してはならない。言論人の矜持である。

2022年4月18日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b537f1dd85cc31514a90eb8d0b6d643ee60eadb8

2022年4月17日 (日)

「ドンバス2016」必見<本澤二郎の「日本の風景」(4417)

「ドンバス2016」必見<本澤二郎の「日本の風景」(4417)

<「ウクライナオンファイアー」と合わせて見ると今の戦争が見えてくるよ>

 人間は、なぜこうも残酷になれるのか。残虐な行動をとれるものか。

 信頼する友人弁護士は、プーチンのウクライナ軍事行動に驚くと、真っ先に図書館に駆け込んだ。「独ソ戦」の本を読みあさった。そのうちに有名なアメリカ人の記録映画監督の「ウクライナ オン ファイアー」をYoutubeで見るよう勧めてくれた。昨日は、新たにフランス人監督の「ドンバス2016」を。これも有難いことにYoutubeで見た。ウクライナの内戦記録である。

 

 ウクライナ軍と新ロシア派の、正に死闘を映像で見せてくれる、実にありがたい参考になる作品だ。ソ連崩壊の残滓なのか。そこで民族主義が噴き上がり、さらにファシストやナショナリストに、政治に無知な人びとが翻弄される。

 

 新ロシア派の反政府勢力に、モスクワは水面下で支援したのであろう、それを抑え込むウクライナ軍による市民に対する弾圧・残虐行為がすごい。前者の若者も銃をとって、内戦の主役となって次々亡くなっていく。怨念の拡大で、悲惨すぎる。内戦下の民家には年寄り、それも女性が目立つ。男たちは老人も戦闘に加わっているのだろうか。痛ましすぎる映像に震え上がってしまった。おそらくその先に、ワシントンのNATO拡大戦略がじわじわとロシアに迫っていた。プーチン決起の背景であろう。

 27回もプーチンと会談した安倍晋三は、よほどおかしくなければ、その様子を知って、即座に当時のトランプに伝えていたはずだ。そういえば、安倍もトランプもプーチンとの関係がよい。

 

<内戦下の虐殺いとわないウクライナ軍=野獣の死闘か>

 単純に白黒をつけられない人間の獰猛さ、残虐さが露呈していたウクライナ東部のドンバス内戦は、それ以前からずっと継続してきた。旧ソ連の崩壊で、タガが外れた途端、人びとは、というよりも一部の過激派が暗躍、武器弾薬で利権を奪おうとする。この場面で「死の商人」が大胆に暗躍する。死闘を激化させる。利益は決まって「死の商人」である。彼らの暗躍に比例して、事態をのっぴきならないように追い込む。

 すでに「ドンバス2016」で米ロが激突していた、とみたい。

 

 「法の支配」「民主主義」は、闘いの場での嘘のスローガンでしかないのが、むなし過ぎる。インドでは非暴力不服従のガンジー主義が、中国では仏教や儒学が為政者の暴走に歯止めをかけようとしてきた。それが欧米ではないのか。キリスト教もロシア正教会も姿が見えない。

 

 余談だが、安倍と太田ショウコウが「戦争三法」を強行した際、創価学会というカルト教団は無力だったことを、天下にさらしてしまった。

 

 少数派に対する配慮しないウクライナの強権主義に、ブレーキをかける思想も哲学も宗教も存在しなかった。中世の武闘しかなかったのか。そこへとNATO拡大戦略が強力に割り込んで、ゼレンスキーを支援、決起を促してきたものであろう。さしずめプーチン軍は、飛んで火にいる夏の虫だった?

 

<アメリカによる代理戦争に間違いない=日清・日露の二番煎じか>

 頭かくして尻隠さずのワシントンのウクライナ工作の中には、現大統領のバイデンも加わっていたことを、オリバーストーンは関係者の証言で明らかにしている。真相追及する点が、アメリカのわずかな民主主義の成果なのであろう。日本には、これが全くないのが悲しい。未だにCIAと岸の怪しげな関係は、活字や映像にも残っていない。

 

<南京大虐殺やハルビン731の生体実験が思い浮かんでくる!>

 筆者は、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんから「できるだけ中国に行くべきだ。深い思想・歴史も勉強できる。困っていることは何でも支援したらいい。中国人は誠意に必ず応えてくれるよ」とお尻を叩かれた。その訪中歴の中には、観光旅行も含まれていた。

 そこで知り合った中国人にお願いして「昔ここで何がありましたか」と繰り返し問いかけた。その結果をまとめたものが「中国の大警告」(データハウス)、これの姉妹編が「アメリカの大警告」(同)である。

 

 南京大虐殺や731部隊の生体実験など、世にも恐ろしい天皇の軍隊・教育勅語と国家神道の日本軍の蛮行にたじろいでしまった。そのことを「ドンバス2016」を見て、急に思い出してしまった。

 

 ゼレンスキーは善人ではない。アメリカ仕立ての防護服を着ている演技者か。日本では岸信介のような役者なのか?岸の孫の安倍晋三はどうか。安倍に操られている岸田文雄も同じなのか。安倍がまともなら、すぐにもモスクワに飛んで、プーチンと刺し違えても、戦争を止めさせることだったのだが。

2022年4月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月16日 (土)

メディアの情報操作<本澤二郎の「日本の風景」(4416)

メディアの情報操作<本澤二郎の「日本の風景」(4416)

<猛毒トリチウム海洋投棄についてNHKの情報操作から身を守れ!>

 幼いころ、NHKラジオから流れてくる名作「君の名は」に、必ず「忘却とは忘れ去ることなり」という文句が入っていた。自分流に勝手に解釈すると、戦争の記憶を忘れることで、明日を生きようとした日本人!歴史の教訓を学ばない、学んでも忘れる。そして政府が垂れ流す情報、新聞テレビが垂れ流す報道を信じきる。戦前の大本営発表という偽情報さえも、忘却してしまった日本人が目の前にいる。

 

 メディアの情報操作から、身を守るという自覚が欠けている。筆者も以前は、NHKニュースを100%信じて育った。ついでに朝日新聞を日本の高級紙と信じて、それを購読してきた。宇都宮徳馬さんの口癖だった「50,60鼻たれ小僧」を卒業して、ようやく「男盛りは真っ八十」のレベルに到達して気付くことは、昨今のメディアの情報操作の悪質さである。

 

 たとえば、放射性物質トリチウムは猛毒である。生き物は死ぬ。それをいとも簡単に海洋放出する東電と日本政府。命を大事にする日本人の多くは、魚貝類海藻を食べなくなる。漁業は成り立たなくなる。だが、NHKが昨日報道した記事は、以下である。「大丈夫、心配ない」と巧みに国民を誘導している。いまやメディアの情報操作から、身を守ることが、今世紀を生きようとする日本人に必要不可欠な素養であることを訴えている。遊んでばかりいられない日本なのだ。

 

NHK「トリチウム」は、放射性物質の1つで、自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、水道水にも含まれています。水の一部として存在し、トリチウムだけを分離するのが現在の技術では難しく、ALPSなどの設備で大半の放射性物質は基準値以下まで浄化処理できますが、トリチウムは除去できず残ります。

 

<「軍隊と同じ入管職員」について報道しない新聞テレビ>

 昨日、信頼する弁護士の話を聞いて、日本の玄関で仕事をしている入管(入国管理局)職員の悪質というか、ひどすぎる勤務態度に気付いて驚いた。確か最近、そこで東南アジアの女性が、乱暴な扱いを受けて亡くなった。この事件は報道されて、国民の多くが入管業務に反発した。しかし、この事件は例外的な事例ではなかった。

 この事件の弁護を務めた弁護士は、入管職員の仕事ぶりが、およそ人間らしい態度でないことに衝撃を受けたという。弁護士は「まるで軍隊」と表現した。彼らは外国人を人間扱いしていない、というのだ。77年前の軍国主義時代の軍隊が存在している、というのである。

 敗戦後、日本軍は解体された。ということは、現在の入管も解体されなければならない。しかしながら、新聞テレビは事柄を矮小化して、亡くなった被害者の悲劇を報道しながらも、入管職員の体質について報道しない。真実の報道をしないため、入管の恐ろしい業務体質は、今も存続していることになる。

 

 外国人は、こうした日本をしかと理解しないと、安心して来日すべきではない。

 

<読売新聞の原発報道は、フクシマ外しの原発推進誘導報道>

 読売の偏向報道は、いまでは国際的に知られているようだが、特に原子力ムラの先兵的報道に、311後のいまも徹している。友人が時々、そのような記事の切り抜きを郵送してくる。その新聞は、わざわざ買ったものではなく、オシガミといわれるタダの新聞という。

 有難く切り抜きを読ませてもらうのだが、昨日届いたのは3月22日付の2面のトップ記事。フクシマの放射能問題に無関心?そんな記事ばかりと思われている紙面で、なんと「渡り鳥の鴨の鉛汚染」問題を大きく取り上げている。切り抜きの郵送人は「ふざけた記事だ。フクシマの汚染水を取り上げようとしない、まるでこれでは人間の命よりも動物愛護団体向けの紙面」と斬り捨てるメモも貼り付けてきた。

 4月12日付12面では、ロッキード事件で一躍有名になった元検事の堀田力を派手に紹介している。「司法30年 福祉30年」と持ち上げて、88歳の本人の満足そうな顔写真を掲載、検察に食い込んでいる読売を言外に宣伝している?

 彼のロ事件捜査は、田中角栄5億円を立証したが、本丸の児玉誉士夫・中曽根康弘の20億円を捜査しなかった。画竜点睛を欠く大失態捜査だった。そして彼が突如、検事を退官した特別な事情を、本人に糺していない。

 

 2022年の元日号は「米高速炉計画 日本参加へ」と1面トップで大きく報道、原子力ムラ再生を宣言するような記事。同9日付で「高速炉の中核技術協力」と日米協力での新原発推進を宣伝した。同27日付では「次世代高速炉」と謳い上げ、日米が覚書を交わし、米計画に技術協力と、もんじゅ西村成生謀殺事件など吹き飛ばすような大報道だ。

 

 筆者の分析だと、原子力ムラは4兆円五輪賭博で大穴を開けて、フクシマ放射能問題から目をそらさせた。さらに計画断念に追い込まれた旧動燃もんじゅを、アメリカで再生させて、新たな原発時代の到来をやんわりと国民に植え付けている。メディア誘導の典型であろう。

 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの視点が全く欠けている。以下のURLはフクシマ被ばくジャーナリストの記録である。目を通して欲しい。

http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/03/to-jpn-bar-association.html

 

 メディアの情報操作から身を守る、そのためには、まずは信じ込むのではなく、疑問を抱くこと、そして自ら考えること、命と健康にプラスかマイナスか、と考える自立した日本人になることであろう。情報操作はネットで大々的に繰り広げられている。勇気ある正論には、カネで雇われた哀れな「水かけ人」を批判する体制が確立している。現代を健全に生きるには、それなりの覚悟と努力が必要である。諦めてゆでガエルになることは、自分の首を絞めるに等しい。

2022年4月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2022年4月15日 (金)

プーチンと死の商人と<本澤二郎の「日本の風景」(4415)

プーチンと死の商人<本澤二郎の「日本の風景」(4415)

<「ウクライナオンファイアー」(ストーン監督の記録映画)を見るべし>

 現在の日本を語ろうとすると、どうしても近現代史を知る必要がある。明治・大正・昭和の歴史、特に侵略戦争の背景を知らないと、現在の自民党の、特に安倍政権の本当の姿形がわからない。誤解してしまい、その結果、誤魔化されるだけである。

 同じことがウクライナにおいても通用する。尊敬する弁護士に言われて、昨夜米国の反骨の記録映画監督オリバーストーンの「ウクライナ オン ファイアー」をYoutubeで見た。プーチンがウクライナに軍事侵攻した場面では、不勉強のためゼレンスキーに同情ばかりしたが、しばらくして彼が市民を盾にして粋がるナショナリストだと分かってきた。

 ストーンのウクライナの近代史の記録映像から、改めて彼が民主主義の衣をかぶった、過激な民族主義者であることを理解することができる。喧嘩両成敗が正しい。特に戦争の場合は、そうである。双方に非がある。

 

<核の時代に戦争はいかなる事由があろうとも反対>

 軍事力で圧倒的に勝るロシアの独裁者が、西側の軍事同盟であるNATO

東方拡大作戦は、過去における米ソのキューバ危機を連想させる。この時、米国大統領は、核戦争を覚悟した。一触即発の場面で、ソ連のフルシチョフが妥協して危機は回避された。キューバは米国の裏口、ウクライナの軍港はロシアの玄関口に相当する。

 プーチンが怒り狂うのも理解できるが、その解決のための手段方法が間違っている。砲艦外交でケリをつけようとして、見事に失敗した。ゼレンスキーの背後を、鉄壁のように防御していたバイデンの米国を甘く見ていた。かくして現在の国際的力学ではるかに勝る中では、プーチンが戦争犯罪者としての汚名を着せられるだろう。

 

 77年前の日本では、勝利者の連合軍側が、理屈に合わない不条理な処理をした。このことが、今日の日本政治の民主化にブレーキをかけている。知識人は分かっているはずだったろうが、日本の国民も審判を下さなかった。戦争犯罪者の最高責任者を罰しないという不条理な処理は、いよいよ夏の参院選後に浮上することになろう。2022年危機は、戦後最大のもととなろうか。今後の日本と東アジアに、深刻な不安定要因となろう。心配である。

 

<ウクライナを笑えない日本の戦後体制>

 繰り返すが、連合軍も主権者の地位を手にした国民も、昭和天皇の戦争責任を問わなかった、その悲劇は日本国憲法の第一章に明記された。同時に、たとえそうだとしても、天皇自ら退位するという決断をしなかった、これも不可解である。

 

 そして悲劇は、天皇擁護の右翼陣営から、繰り返し憲法改正論が飛び出し、それが夏の国政選挙の後から、激しく噴き出そうとしているが、多くの国民にその覚悟が出来ていない。侵略戦争の教訓を生かした憲法の平和主義に対して、右翼政権がまき散らしてきたナショナリズムへの情報操作に屈するかもしれない。戦争反対派は国民多数に及んでいるのだが。

 

 天皇を神とする右翼陣営は、戦争する国・軍国主義による利権アサリに狂奔している。すなわち武器弾薬造りの財閥の傀儡となって、そこに肩入れしている。歴史の教訓を排除する日本に対して、隣国も身構えている。既に助走が見られる。同じくウクライナの内部抗争に関与するロシアとアメリカなどNATO諸国によって、キエフの今後も揺れ動くのであろうか。悲劇だ。

 

<死の商人を警戒せよ、警戒せよ!>

 「死の商人」について少し触れてみたい。武器弾薬を販売して巨利を手にする輩や組織体の蔑称である。駆け出し記者のころ、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんが、米国の産軍複合体のことをよく語ってくれて、ワシントンの危険な体制を知った。「彼らは世界各地の緊張を利用してますね」と問いかけると、彼は「そうだ、緊張がないと、緊張を作り出すんだよ」という説明に納得した。緊張は作り出せるのだ。

 

 宇都宮さんは、佐賀出身の陸軍大将・宇都宮太郎だ。長州の山県有朋に対抗して屈しなかった、との説明を受けたが、大勢は動かなかった。「軍人は勲章を欲しがって困ると親父は言っていた」「軍人の中に戦争好きがいる」のである。しかし、もっと怖い存在は、武器弾薬メーカーである。産軍体制は日本にも存在したことになる。

 

 日本占領軍は真っ先に軍と財閥を解体した。国家神道も廃止した。しかし、これら死の商人は間もなく復活した。その先頭に立っているのが、主に自民党の清和会だ。首相を辞めた後も清和会を率いて恥じない。死の商人の輪は大きく広がっている。

 

<復活してしまった戦前体制=国民は屈してはならない>

 気付くべきだ。首都のそばに横田基地がある。北に三沢基地、神奈川に原水基地の横須賀基地、そして沖縄は基地だらけだ。こんな外国があるだろうか。日本だけである。日本独立はいつの日か。

 神国派は、憲法を改悪して、日本を核武装することが独立を意味すると考えているのであろうか。愚かでお粗末すぎる。武器弾薬は、平和を約束しない。死の商人は、世界各地で緊張を作り出し、戦争を起こそうとしている。

 

<メディアの情報操作から身を守る知恵が生きる道>

 ワシントンの罠にはまったプーチンは、有能な国民の命や生活を守る指導者とは言えない。米国の死の商人の策略に乗ってしまったゼレンスキーも、善良な政治指導者ではない。日本もまた、この戦争の輪にはまってしまっている。日本の危機でもある。

 確かストーン監督は「情報操作に要注意」と警鐘を鳴らしている。メディアの情報操作から身を守れる人間になれ、との指摘に頷くばかりだ。

2022年4月15日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

2022年4月14日 (木)

政界の怨念・安倍危うし<本澤二郎の「日本の風景」(4414)

政界の怨念=安倍危うし<本澤二郎の「日本の風景」(4414)

<国民は政治屋にやられるが、政治屋は秘書にやられる!>


日本人ジャーナリストや編集者は、連日ロシア・ウクライナ戦争に耳目を集中しているが、足元のコロナ禍の日本経済・社会の衰退からの政治的混迷に焦点を当てようとしていない。特に森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の日本ファシズムの元凶である「神の国」神道国家論にソッポを向けたままだ。アベノミクスに代表される、異常な円安・原油高に四苦八苦している民衆の深刻な悲劇にも目を向けない。しかも政府与党にとって、実に幸いなことは、野党がこぞって議会で居眠りをしているかのようで、言論機関に比例して国民に無知を強要している点にある。

 

 こうした現状にしびれを切らす面々が現れてくる。日本国民を散々な目に遭わせてきた森・小泉・安倍を「三馬鹿トリオ」と批判する人物が、清和会の足元から現れた。国民は政治屋にやられるが、政治屋は秘書にやられるものである。政治屋の不正腐敗は、すべて秘書の手に握られている。いま安倍晋三に対して、元自民党本部国際局職員・中野四郎・福田赳夫秘書として活躍してきた中原義正が、安倍晋太郎と晋三の恥部を暴露、極右の神道日本会議政治・清和会政治を「ぶっ潰す」と決起して注目を集めている。秘書が安倍晋三の清和会を打倒する!けだし見ものだ。

 

<安倍晋三にドスを突き付けた清和会元秘書・中原義正の必殺剣>

 安倍の疑惑事件は、数えられないほど多い。国民の誰もが知っていることだが、法務検察は「政府の番犬」に徹して、国民に奉仕しない、安倍疑惑を解明しない。森友幼稚園での戦前の教育勅語を丸暗記させる問題から表面化した、日本会議がらみの国有地払い下げ事件では、安倍擁護のために公文書を改ざんさせられた財務省の赤木俊夫さんが自殺した。

 善良な国家公務員が命を捨てさせたことにも、安倍は反省もせずに、逃げまくって恥じない。この事件一つでも安倍の政治生命が断たれる場面であるが、肝心の秘書が安倍をかばっている。秘書が告発しないと、政治屋は逃げ切る、そして国民は被害を被るばかりだ。

 

 かくして清和会秘書会の裏方として、秘書の配置などで縦横に活躍してきた中原の堪忍の緒が切れた。安倍と安倍家の真実の一部を告発し始めた。安倍晋三にドスを突き付けたのだ。昨日は清和会事務局長の松本に電話をしたところ、彼は二度と電話に出なくなった。安倍事務所にも。

 

 生前の福田赳夫いわく「中原君は熱血漢だからなあ」と。「福田さんは安倍晋太郎を全く信用していなかった。私の目の前で、福田さんは二度も晋太郎をしかった」というし、清和会事務総長だった大蔵大臣経験者の塩川正十郎でさえも「安倍晋太郎は清和会の人間ではない」と親しい国会議員(経世会)に打ち明けていた。福田の長男・康夫も大の晋三嫌いで有名だ。安倍の祖父・岸信介と福田赳夫の関係も、事実上はそりが合わなかった。

 中原は清和会本流、晋三は同傍流という関係もあるのだろう。森・小泉・安倍を「三馬鹿トリオ」と批判する中原は、連日の円安に打つ手のない政府日銀の狼狽ぶりに、一段と怒り狂うのかもしれない。

 

<清和会タニマチ・鯉渕守雄の300万円で小泉後継に王手かけた晋三>

 鯉渕守雄を知る政界人は、今では少ないようだが、安倍はもちろんよく知っている。小泉や森も、である。鯉渕は町議の経験もある。その人脈を丸紅が仕掛けた土地買いの先兵となった。二束三文の土地が莫大な価値を生んだ。彼は一躍莫大な資産を懐に入れた。彼らにとって脱税は朝飯前だ。庶民は1円でも申告するが、彼らは違った。成金は別荘・妾持ちから、政治屋に貢いで、そこから新たな利権取りへと飛躍する。

 

 鯉渕は、茨城の政界を牛耳った元朝日新聞記者から政界に転じて、田中角栄内閣の幹事長になった橋本登美三郎のもとで、タニマチとして頭角を現わす。彼にまとわりついた人物に梶山静六がいるが、彼を銀行に強い清和会に引きずり込んだ人物が、なんと中原だった。

 「神の国」の森喜朗が失脚すると、小泉が手を上げた。清和会とは無関係に。事務所をつくる資金もない小泉に、カネに細かい安倍が、なんと300万円を持ち込んだ。田中真紀子も動いた。小泉内閣誕生の原動力は、安倍の300万円だった。

 

 このころ、鯉渕が中原に「安倍に300万円渡したよ」という連絡が入った。政治資金収支報告書に届け出る義務が安倍にあるが、むろん、裏金がもの言う政界である。政治資金規正法違反だ、と中原は断言する。そうに違いない。

 この300万円のことを知っている人物は、小泉と安倍と中原と鯉渕の4人である。安倍がどう答えるか、小泉は?

 

<鹿児島の田布施と山口の田布施の権力転がしの裏に日本会議の野望?>

 孤立無縁の小泉が、この安倍の300万円提供にどのように感謝したか、その後の安倍に用意されたポストが物語っている。官房副長官から官房長官にさせた。無尽蔵ともいわれる官房機密費を握った安倍である。

 その後に小泉は、さらに自民党幹事長という破格の地位に就けた。党本部の金庫を任せたのだ。小泉後継に、派閥そっちのけで、安倍に国盗りを約束させた。小泉に目をかけられた安倍の天下取りを、はた目にもはっきりさせたのだ。一度は試運転に失敗したが、二度目は即座に世論操作できるNHK支配を確立するなど、盤石の体制で長期政権を実現した。

 これを仕掛けたのは小泉一人ではない。現役時代は知らなかったが、小泉と安倍の出自は、まるで同根のようなのだ。人は「鹿児島の田布施と山口の田布施の、知られざる秘密が関係している」と明かしている。日本会議・神社本庁の野望ではないか?

 

<靖国参拝を強行した宗教ナショナリズムの小泉と安倍は「神の国信仰者」>

 森と小泉と安倍の共通項は、戦前の国家神道、現在の神社本庁の宗教的政治的路線を踏襲している点だ。戦後派の日本人にとって違和感を抱く。

 戦前の侵略戦争において、日本人のファシズム化・精神的支柱となった国家神道への信仰である。政教分離を原則とする近代の憲法原則に反する。象徴が靖国神社参拝が、三者に共通する。それを繰り返し強行した小泉を全面支援した安倍、これに抵抗した福田康夫である。

 靖国参拝や伊勢神宮参拝・明治神宮参拝は、正に明治の宗教ナショナリズムを象徴するもので、そこから半島や大陸への侵略戦争へと突入した。日本の過ちの原点であるが、それでも彼らは時代錯誤の「神の国信仰者」の立場を堅持して譲らない。 

 

<中原義正が安倍家に放った二人の密使・垣内と古後恵一秘書>

 筆者は安倍晋太郎のライバルで、福田赳夫側近の田中龍夫から、岸の娘婿の安倍家の様子を取材してきた。だが、中原は違った。自ら鯉渕だけでなく、二人の秘書仲間を安倍晋太郎事務所に送り込んでいた、というから、これは衝撃的である。それもこれも清和会秘書会の実務を主導する立場にあったことが、それを可能にした。

 安倍晋太郎(外相)の秘書官となった垣内秘書と、もう一人が安倍夫人に信頼された古後恵一秘書である。

 

 意外性もあった。中原は、福田内閣の時の参院選で、扇千景候補者の担当に垣内をつけた。自らは看護協会の石本茂。当選した扇はすっかり垣内に信頼を寄せた。「その扇に安倍晋太郎が手を出した」という話を、彼は中原に知らせてきた。

 後に毎日新聞OBから「晋太郎は垣内に死ぬまで脅された、といっていたよ」と聞かされた。筆者は三木派の信頼するSから、二人の料亭マージャンでの往来を聞かされたものだ。扇千景が何というか?

 

 問題の垣内は、中途で安倍外相秘書官を外されてしまった。後釜に晋三が座った。彼は、生涯、安倍家を許さなかった。秘書の怨念は怖い。

 

<安倍夫人に好かれた古後秘書・裏遺産相続に関与、その後に急死?>

 垣内に代わって、古後が安倍事務所の筆頭秘書になると、晋太郎夫人が古後に信頼を寄せるようになった。

 古後は北海道の貧しい街から中学卒業で札幌へと集団就職した。働く場所は地方議員をしていた酒の販売店。話好きの若者は、選挙運動が好きだった。その後、いろいろな経緯を経て、旧内務官僚の村上茂利(北海)の秘書になった。彼の死後、中原が古後を安倍事務所に送り込んだ。ちなみに村上の後継者が、中央大学法学部の同級生の金田英行君。一度は彼の後援会に呼ばれた。日本最北端の地で、二度とないカニの刺身を食べた。彼は大学の研究会・白門会で机を並べた秀才。北海道開発庁から村上後継者となって4期当選したが、小選挙区制の壁に抑え込まれて引退。いま旭川でどうしているか。

 

 おしゃべり上手の古後は、晋太郎が亡くなった時、裏遺産目録まで持っていた。奥の間の晋太郎の大きな金庫から、古い1万円札がどっさり出てきた。脱税資金だろう。その後まもなくして、元気な秘書が急死した。このことについて中原は重大な疑念を抱いている。今の清和会は、福田赳夫の期待とは無縁。存在することで、国民が被害を受ける。潰すしかない、という中原の清和会打倒の戦いは、続いていく!

 カネと女が政治屋を堕落させていく。安倍家の体質なのか。

2022年4月14日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

2022年4月13日 (水)

戦争被害者は女子供<本澤二郎の「日本の風景」(4413)

戦争被害者は女子供<本澤二郎の「日本の風景」(4413)

<「子供を殺すな」とウクライナの母親がデモして世界に向け叫んだ!>

 人間は植物、他の動物と同じようにさまざまだ。それでも個性のないもの、逆に強いもの。野心に満ちた人間も。最悪なのはナショナリストやファシストらだ。彼らが権力を握ると、人びとは悲劇を被る。日本のナショナリストは、容易にプーチンやゼレンスキーになれるだろう。自身の野望達成に女子供らを踏み潰す、殺す。悪魔に魅入られていて、反省するとか謝罪するという観念がないか、薄い。

 

 日本に安倍や安倍的な政治屋が権力を握ると、国民は泣かされる。10年前から続いてきた日本が、その後に菅義偉を経由して岸田文雄へと経由している。これこそが日本の悲劇である。「死の商人」がまとわりついているのが、くっきりと見えるではないか!

 

 目下のプーチン戦争でウクライナの母親が、避難先の隣国・ポーランドで声を上げた。ウクライナのゼレンスキーのもとでは、出来なかったことである。ナショナリズムは、いつの世にも存在する。70余年前に押しつぶされたはずの日本のはずだったが、選挙で彼らはヒトラーがそうであったように、権力の椅子についてしまった。日本でもプーチンやゼレンスキーが生まれる。ごく普通の日本人が、今現在、両者の側に立って騒いでいる。これもまた悲劇である。

 

<「悲劇は避けられなかった」プーチン発言に世の母親は怒り狂う!>

 プーチンの軍事侵攻がなければ、まるで英雄気取りのメッセージを連日発信して、国民に対して士気を鼓舞したり、公然と各国政府に「軍事支援」を要請する元俳優の出番はなかった。

 

 春秋の筆法をもってすれば、ゼレンスキーを決起させたのは、まさにプーチンそのものだった。その当人が、昨日「悲劇は避けられなかった」とほざいた。してやったりのゼレンスキーを見て取れれば、事態を冷静に見つめていることになろう。

 

 プーチンは、ウクライナの女子供に向かって詫びたわけではないが、さらなる激しさを増す戦闘場面で、早々に自己弁護したのである。悲劇は拡大するとの通告でもあろう。彼が隣国大統領をネオナチと呼ぶことも、多少理解できるようにもなった。

 日本の公安調査庁がウクライナのテロ集団と危険視してきたアゾフ大隊が、ウクライナの正規軍に加わったことが裏付けられている。悪プーチン・善ゼレンスキーという認識は、公正な評価とは言えない。

 

 米諜報機関CIAの巧妙な工作は、戦争犯罪人の岸信介を重用して、日本を反共の砦にしたのと同じように、キエフではゼレンスキーが適役だった。彼はアメリカ大統領のレーガン(元俳優)を連想させる。政治的演技は、そこいらの政治屋を超える。確実に女子供の悲劇が起きる。

 

<憎悪の連鎖は止まらない、死の商人に魅入られた西側諸国>

 人間の憎悪は止まらない。憎悪は新たな憎悪を増大させていくだろう。ロシア人とウクライナ人の憎悪が今後50年、100年と続くことになろう。比例してナショナリスト・ファシストという戦争屋を生み出すことになる。

 プーチンは、許されざる戦争犯罪者となった。ワシントンの死の商人の新たな成果に違いないが、いずれその手口は歴史家によって裁かれるだろう。日本もまた、しかりである。

 

<日本人母親は逃亡のため自分のいたいけな幼子を絞め殺した!>

 2022年3月6日に北京の病院で、筆者が書いた「中国の大警告」(データハウス)に感動してくれた玄愛華さんが、98歳を目前にして逝った。彼女が生前語ってくれた悲劇について、繰り返し日本人に知らせるべきだと思い、再び筆を取る。

 

 77年前の日本敗戦時の中国のハルビンである。ソ連軍は1945年2月のスターリン・チャーチル・ルーズベルトによるヤルタ会談で、ソ連の対日参戦が決まった。同年8月日本敗戦時にソ連軍が中国東北地方に軍事侵攻、そこで悲劇が起きた。日本軍の731部隊はいち早くハルビンから飛行機や列車で逃亡、関東軍に見捨てられた軍属や満蒙開拓団の老人、女性、子供、幼児が取り残された。彼ら彼女の逃避行が、想像を絶する悲劇を招いた。

 

 足手纏いになるという理由で、幼児を貨物車に押し込んで、そこにガソリンをかけて焼き殺す、はては自らのお腹を痛めて生んだ幼子を、母親が絞め殺すのだ。度肝を抜くような惨劇が、敗戦時の中国の東北で発生した。

 

 この惨劇を生前の玄愛華さんが語ってくれた。中国人である彼女が、どうして知ったのか。1950年の朝鮮戦争である。中国・人民解放軍の林彪が指揮した第4野戦軍が朝鮮志願軍に衣替えし、朝鮮半島での米軍と対峙した。武器弾薬の少ない志願軍兵は多くが亡くなっている。戦死者100万人ともいう。

 志願軍の総指揮官・彭徳懐は38度線で休戦協定を結んだ。この戦闘で毛沢東は、長男を失った。この戦闘において、仰天するような活躍をしたのが玄愛華さん一家だった。夫は軍の参謀格として参戦した。彼女の母親は、指揮官の幼児や娘の1歳の長女と3歳の長男の世話をするために、すなわち一家総出の命を捨てる覚悟の戦争だった。こんなことは近代戦ではない。彼女一家は英雄である。

 愛華さんは、衛生兵になり、日本人軍医と日本人看護師の通訳を兼務していた。彼女は、毎夜すすり泣く彼女らに「どうしてか」と尋ねた。「実は」といって明かしてくれたことが、ハルビンで我が子を絞め殺した、という驚天動地の秘事だった。この史実を忘れない、忘却してはならない。

 

 731部隊は、中国人やソ連人を生体実験にしたことで知られる。それでいて戦争責任を問われなかった。昭和天皇もしかりだ。ナショナリストのもとで、女子供が殺されていく真実は、現在も、である。

https://www.chosyu-journal.jp/review/23156 

<いまフクシマでも生体実験が繰り広げられている。以下のblog必見!>

 友人が貴重なblogを送信してきた。日本人必見である。フクシマでは

今も幼児や子供たちが棄民の対象になっている。

http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-6365.html

 

dmenuニュース)ロシアの軍事侵攻を受け、ポーランドに避難したウクライナの母親らがデモ行進を行い、子どもが巻き込まれ犠牲になっているとして、「子どもを殺さないで」などと訴えました。

ポーランドのクラクフで10日、“母親たちの行進”と題したデモが行われ、ウクライナから子どもを連れて避難した母親ら数百人が、市の中心部をデモ行進しました。

母親らは、軍事侵攻で亡くなったウクライナの子どもをイメージした人形を腕に抱き、「殺されていい子どもなんていない」などと訴えました。参加者の中には、涙を流しながら行進する人の姿もみられました。

ウクライナでの出来事は悲劇とプーチン氏

共同通信3051 4月12日







2022年4月12日 (火)

狂い続ける日銀総裁<本澤二郎の「日本の風景」(4412)

狂い続ける日銀総裁<本澤二郎の「日本の風景」(4412)

<「日本の景気は持ち直している」と仰天強弁した黒田東彦日本銀行総裁>


経済も外交も分からない安倍晋三の分身となってアベノミクスを強行、ひたすら円安誘導のために、外国投資家以外借り手がいないにもかかわらず、円札を天文学的にすりまくってきた、日銀の黒田東彦がこの期に及んでも、またまた仰天発言をして事情通の批判を浴びている。

 莫大な株買いや国債買いなど、決してやってはならない金融政策?を連発して、アベノミクス向けの犯罪的禁じ手を強行してきたツケを、黒田はどう考えているのか、誰が支払うのか。むろん、弱者の庶民が支払わせられるだろう。生活苦で女性の自殺が増えることになるはずだ。

 しかし、それでも黒田は「景気は持ち直している」と涼しい顔をしている。

 

{黒田総裁は景気の現状について、「新型コロナウイルス感染症の影響などから一部に弱めの動きもみられるが、基調としては持ち直している」と述べました} (4月11日TBS

 

<「精神鑑定をする必要がある」との怒りの正論も>

 「こやつ気が狂ったのか」と経済・金融に明るい友人らは、連日、黒田をののしっている。「精神鑑定が必要ではないか」とのぼやきも漏らしている。

 収入のない母子家庭やわずかな年金暮らしに対して、安倍一族は「乞食をしろ」と強要しているのだろうか。経済も外交も分からない安倍国粋主義者に引きずられる現在の岸田文雄も同罪だろうが、官邸も落ちるとこまで落ちるのだろうか。

 

 現在も史上最悪の安倍政治が継続していることを忘れてはならない。よって、元自民党本部職員でさえも「清和会を潰せ」「自民党を潰せ」と叫んでいるほどである。

 正直なところ、それは当たり前なのだが、困ったことに相変わらず受け皿が存在しない。世界一の高給取りの与野党の国会議員と霞が関の官僚らは、ゆでガエルの暮らしに満足している。言論界もしかりだ。

 断じてやってはならない黒田の株転がしで懐具合のいい連中も、依然として事態の深刻さを理解していない。

 

 「そもそも黒田が何をしてきて、いま日本経済がどんな状態に落ち込んで、これからどう進行するのか、ということさえも分かっていない国民が多すぎる。135円になろうとしている円安の恐怖さえも。そのことを新聞テレビは伝えない」と清和会OBは歯ぎしりしている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領の宣伝にふりまわされてきたプーチン戦争報道も怪しいことが分かってきたが、それでも旧ソ連圏内の戦争に人びとは、やや余裕をもって目をそちらに向けて、今後の異常で必然的な物価急騰に一時的に関心をそらそうとしている?

 

<円安はさらに進行して原油も物価も跳ね上がって日本沈没!>

 欧米の金利高についていけない、日本の円安の進行は止まらない。日本が金利を1%上げると、それだけで3兆7000億円の財政負担になる。先進国?最大の借金大国ゆえである。9年前の日銀の国債保有高は1兆7000億円、いまは36兆円以上に膨れ上がって、政府の肩代わりしている。

 黒田の株買いの結果、上場株式の実に43%を日銀が保有して、円安株高路線を強引に引きずってきた。かくしていまや日銀の危機が叫ばれ、破綻寸前なのだ。「円安135円で日本は沈没する」と専門家は危機感を口にする。「日銀が耐えきれず少しでも株を売れば、株暴落で市場は破綻しかねない」という有様だ。

 

 財界はというと、口にチャックして沈黙している。存在感ゼロだ。黒田の円刷りに誰も借りない、それでも円を紙切れのように刷ってきた黒田だ。悪用したのは外国の基金だ。ハゲタカファンドである。彼らは黒田様様だろう。

 

 大手銀行も笑いが止まらない。「外人買い同様に安い金利でカネを借り、それを日銀に預けていると、高い金利がついて大儲けしてきた」というのだ。結果、日本の価値はべら棒に落下した。庶民の外国旅行にブレーキがかかっている。

 

 円安の恐怖は尋常ではない。輸入大国の日本の影響は、既に原油高でその助走が始まっている。むろん、これからが本番である。

 

<議員・官僚など1%は別格!庶民大衆の金欠は財布に穴がぼこぼこ>

 だが、それでも日本の国会議員は「草津の温泉に入っている気分らしい」と見られている。7月の参院選にさしたる変化は起きない。腐敗になじんでる官僚も安泰か?被害者は常に庶民大衆である。

 これほどの悪政・失政でも安倍は議員をやめない。国民の罷免権は空振りするばかりだ。民主主義も絵空事だったのか?

 

 安倍と黒田の行方はしかし、凡人ジャーナリストにとって目が離せない。

2022年4月12日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月11日 (月)

花春4月されど悲し<本澤二郎の「日本の風景」(4411)

花春4月されど悲し<本澤二郎の「日本の風景」(4411)

<燃える草花は、大自然を破壊している人間に気付いていない!>

 山野が燃えている!山桜が周囲の木の葉を照らし、鶯が盛んにさえずり山里に春を告げている2022年の4月。窓を開けると、散り始めたソメイヨシノ桜が、薄緑の葉に衣替えをして忙しそうだ。小さな庭の千草に囲まれて、亡き次男を象徴する岩つつじも再生に意気込んでいる。周囲を亡き妻がプランターで楽しんでいた、薄いブルーの小さな花が集落のようにして、抱擁しているかのように囲んでいる。思い出は尽きないし、消えない。

 数日前からチューリップも赤や黄色の花をつけ始めた。東側農道のそばのボケが、赤々と燃えたぎって、別れを惜しんでいる。そばの白とピンクの桃の花は、今が真っ盛りだ。

 二人の息子を亡くしたMさんが大事に育てていたすみれが、今春は家の周囲で開花して威勢がいい。圧巻は、紫の大輪を4個つけた木蓮(玉蘭)を久しぶりに見たことだ。

 まだ小さな海棠も、柚子の大木に挟まれているものの、それでもピンクの花で化粧している。映画で見た北京・中南海の周恩来邸前の海棠は、いまどうしているか?水仙は飽きるほど見てきたが、この時期になると、存在感が薄い。小さな庭桜が、ポツンと咲いているのも風情がある。菜園に植えた桃の花がキレイだ。昨年は数個の甘い桃に感動したが、今年はどうなるか。既に台風一号が発生した。今年の気候変動が気になる。

 義弟がくれたイチゴにも白い花が。だが、肝心なことはミツバチが全くいないことだ。チョウが数匹舞っている程度だ。ハチを殺す近代農法が憎い。

 

 我が庭の千草は、以前とは比べ物にならないほどにぎやかに燃えている。しかし、彼ら彼女らは、ひしひしと迫りくる野獣のような人間の破壊に気付かない。今の一瞬を咲かせて明日を考えることが出来ない。哀れ、庭の千草よ、か。

 

<破壊者に気付かない大自然と警鐘を鳴らさない科学者>

 科学の進歩を単純に喜んでいる、無数の人々が暮らし、支える地球である。

声も出せない、言葉を持たない植物が育む大自然・地球号は、科学技術時代に突入した前世紀から特に傷ついて、音が出ない大きな声で絶望的な悲鳴を上げているのだろう。

 

 知っているのは、無数の科学者のみだ。しかし、科学者には湯川秀樹を含め、正義を貫く人物はいない。人間を裏切る輩ばかりだ。ノーベル賞組もしかりだ。不都合な学者にのみ賞が贈られる。それを良しとするのは、無知なる羊の大軍の仲間でしかない凡人ジャーナリストか。

 

<繰り広げられるケダモノに劣る殺し合いと先の見えない前途>

 本日のインターネット情報の、気になる黒いニュースのいくつかを紹介しよう。

 「署内引き出しに覚醒剤を所持していた警視庁警部補・中川一政」「土中から女性遺体発見 別件逮捕女供述 愛知県警」「3回目ワクチン 若者接種を  コロナ分科会提言」「NHK事件記者 闇に消えたカツオ 水揚げ日本一の漁港で何が」「全国各地で巨大地震のリスク」

 

 「シリアで残虐行為の総司令官がウクライナ戦へ プーチン任命」「ウクライナ人女性の叫び ロシア兵はケダモノ」「ロシア軍 ウクライナ侵攻で1222人の遺体確認」

 

 鶴田浩二の「右も左も真っ暗闇」ではないか。今朝ほどの清和会OBの電話では、昨日も岸田が、国粋主義者の安倍晋三と会食した、と連絡してきた。そういえば、昨日二人の女性が訪ねてきた。世の中の終わりを、ややにこやかに語っていた?

 

<晴耕雨読も素晴らしいが、本物の幸せとは無縁か>

 既に庭の桜の古木も、さわやかな風にも耐えられないで散っている。ボケもあとわずかだろう。桃の花も。代わってツツジの季節に入るのだろうが、そのころ「太陽光(ソーラー)の建設をしたい」という説明会がいたるところで。

 彼らの手口は、水源地にソーラ―建設と触れ込みながら、そこいらの樹木を伐採、穴を深く掘り、そこに有毒・有害な危険産業廃棄物やフクシマの放射能汚染土壌などを埋める。その上に土をかぶせ、細分したガラス類で固めて、近隣住民の科学に無知な素人を騙して、大地と水・空気を汚染して、あとは「野となれ山となれ」で逃亡するだろう。しこたま暴利を懐に入れて、銀座界隈へと押し出して、公明党創価学会の遠山のいなくなったスキに潜り込んで、酒池肉林の世界でやくざの女に手を出し、うつつを抜かすのであろう?

 

 市民運動家の見立ては、そうそう間違っていることはない。ロンドンで生まれたという産業革命の行きつく先は、地球と人類を滅ぼすことにある。科学者も共に!それとも悪魔は、宇宙船に乗って火星にでも逃れられると思っているのであろうか。イギリスのホーキンス博士はまともだったが、米Microsoftのビル・ゲイツはどうだろうか?

 フクシマ200万県民という棄民が、来る参院選で決起するのであろうか。

2022年4月11日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月10日 (日)

金魚が死んだ!<本澤二郎の「日本の風景」(4410)

金魚が死んだ!<本澤二郎の「日本の風景」(4410)

<房総半島の水源地が放射能などで汚染されている!!

 近くに、地下水を汲み上げている水場がある。そこへと近隣やはるか遠方、さらには東京湾の橋を渡ってくる東京・横浜・川崎の人たちもくる。この辺の人たちも、水道水(上水)に汚染した小櫃川の水も汲み上げていることが分かってから、房総の山から浸み込んで地下水となった浄水に目を向けて久しい。しかし、この水に入れた金魚が死んだ!このことがいま小さな話題となって、春爛漫の房総半島を走っている。

 

 いずれにしても生水は要注意か。筆者もゴミため化した、房総半島の水に関心を持つようになった。今日では、11年前の311フクシマ東電原発の放射能汚染物質が、水源地に埋設されているという、途方もない事実にたじろいでいる。それを許す千葉県や関係する自治体を、中央の環境省が見逃していることにも、この国の前途に暗い影を落としている。

 

 清浄な水と空気は、生き物が健康に生きるための必須要件である。それが破壊されている。千葉県と各自治体は、総力を挙げて地下水と水道水の総点検をして、汚染水を排除することが何よりも優先課題であろう。

 

<放射能残土がれき類が君津市水源地に1万トン以上も投棄>

 もう3年も経とうか。北京から戻ると、昔ダンプ街道の過積載・騒音・速度違反などで「甘い取り締まりの警察」と戦っていた森美秀派大工の、今回はその子供からの留守電に飛び上がってしまった。

 君津市の産廃場にフクシマの放射能汚染物質が投棄されている!腰を抜かすような事態である。小櫃川の放射能汚染が、いずれ水道や水田を汚染、人間の命を奪っていく。警察官の息子というタレント・森田健作知事の大暴走を裏付けていた。千葉県の民度の低さは、やくざが国会議員になるところであるが、それにしても知事に対する非難が聞こえてこない。

 森田が、県内に高級別荘を建てたことも分かってきたが、12年もの利権行政の不始末が表面化しないまま、県政を去った。言論不在・県議会不在を物語っている。「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)の執筆者もお手上げである。やくざが跋扈する千葉県・房総半島に屈するだけの千葉県警・公安委員会とはどういう組織か。

 

 気が付いてみると、フクシマの放射能汚染物質の投棄場所になっていた!ため息が出るなどというレベルではない。「房総半島のフクシマ化」を阻止した沖縄県の話も聞いた。この調子では、フクシマ化が全国に拡大するのかもしれない。そしていま第二の君津市が、袖ヶ浦市で起きている!放射能まみれの房総半島は、他にもあるはずである。

 

<袖ヶ浦市林地区水源地埋め立て現場から噴き上がる放射能!>

 木更津市にワコーという目下、巨大な廃棄物処理工場を建設した会社に関心が集まっている。袖ヶ浦市林地区の水源地に不法投棄した疑惑だ。森林法に違反して、こっそりと森林を伐採、そこに危険なものを埋設、その上に土や廃材をかぶせ、高く盛り固めた場所から、恐ろしい放射能が噴き上がっている!

 

 近くに13軒の住宅があるが、うち7軒からがん患者が発生して、そのうち一人が亡くなった。「おかしい」と判断した地元の区長らが、放射能測定器を市から借りて、見事な盛土の上で測定すると、驚くべき数値がでた。測定器の針が大きく触れたのだ。それは人の命に影響する値であった(本ブログ既報)。

 出光興産に勤務していた区長は、万万が一のことを考えて、出光所有の放射能測定器で試してみた。なんともっと高い数値が出て仰天、以来この半年の間、袖ヶ浦市や千葉県に掛け合って、徹底した測定と対策を求めている。

 

 驚いた袖ヶ浦市議会議員も現場を視察した。もっと驚いたことは、自民公明は全く動こうとしない。原子力ムラに抑え込まれているのである。さらに仰天したことは、共産党市議まで二の足を踏んでいる。まともな質疑を行おうとしていないのだ。腐った市議会と市の行政当局である。 

 

 これとは別の不法投棄現場(日高金属)から流れ出ている汚濁水からは、高い有毒物質が見つかった。水源地が有毒・危険物質のゴミ捨て場と化しているのである。近くを国道が走っている。ダンプでの持ち込みが容易なのだ。

産廃業者にとって最適なゴミ捨て場なのだ。そこに放射能ゴミも、というのだ。

 

<君津市山砂採取近くの地下水で金魚が死んだ!>

 「金魚が死んだので、もうあそこの水場の水汲みはやめた」と打ち明けた、その場所とは、君津市小櫃の山本地区にある。近くにはダンプ公害の原点ともなった山砂採取現場がある。

 聞くところによると、巨大な山を跡形もなく削り取り、そこを格好の産廃場として使用、その上に砂をかけて隠ぺいしている。そこを農場にしたりしているらしい。危うい。内部告発はまだである。

 

 房総半島は、数千万年前に海が隆起して形成された。昨日は70余年前に初めて登った貝殻坂に行ってみた。そこには現在も貝殻が散乱、子供たちの遊び場だった。雨水でえぐられた山道脇の土手には、まだ手を付けていない貝殻が砂利にこびりついている。それを土建業者が建設資材にと運び出した。真っ裸にされた房総の山肌は、今も痛々しい。自然と共にあるという観念が、現在の科学技術にはない。人間の命を奪い取っているおぞましい人間の本性を、露呈して余りあろう。

 

 雨水を浸み込んだ地下水が、生き物の命を奪っている。金魚の命を奪う地下水が、人間の命に襲い掛かっている!愕然とするばかりだ。

 

<木更津市も狙われている!>

 産廃業者は大方のところ、やくざが関与している。住民の反発を力で威圧しておさえこむのである。「木更津レイプ殺人事件」は、偶然発覚したもので、実際は常態化している。女性の人権は危ういままだ。

 木更津市の我が地区でも産廃業者が暴れ、水利組合の人が犠牲になった。先日、近くを散歩していると、ないはずの道路が山裾に向かって伸びているではないか。ダンプ街道にするのだろうか。そばに高速道路が走っている。要注意だ。安心して農村にも住めない!

 

<房総半島の水脈が有害物や放射能で汚染は確実か>

 近くの人の説明では、房総半島の水脈は半島全域につながっている。一か所が汚染すると、全体に影響を与える。友人は鴨川で長狭米をつくって高級米として販売して、生計を立てている。

 このまま有害物質や放射能で汚染すると、房総半島では水も飲めない、農作物も作れなくなるだろう。

 

<千葉県や袖ヶ浦市は火消しに躍起!>

 直ちに行動を起こさなければならない。ところが、袖ヶ浦放射能問題について、行政は動こうとしていない。新聞テレビも、行政の後ろから歩いて、まともな取材をしない。それどころか水をかけて、蓋しようとしているのである。

 

<命と健康に蓋をする自治体に怒り狂う住民> 

 房総半島の悲劇的な現状は、明日の日本列島そのものであろう。第二第三のフクシマは、最近の地震を知るだけでも想定できる。無論、戦争すれば真っ先に原発が狙われ、もうそれだけで相手の息のを止めることが出来る。

 林地区の住民は、がん患者となって怒り狂っている!棄民なのだ。

2022年4月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月 9日 (土)

朝日よ、お前もか<本澤二郎の「日本の風景」(4409)

朝日よ、お前もか<本澤二郎の「日本の風景」(4409)

<一線を超えた安倍晋三子分はTBS強姦魔だけではなかった!>


朝日新聞は変わった、変えられた。変えた人物は、国粋主義者の安倍晋三もその一人だ。いわば朝日新聞の敵に塩を贈り続けていた人物が、朝日のベテラン記者だった。ミイラ取りがミイラになった典型かもしれない。朝日読者の清和会OBからの連絡で知ったのだが、昨日インターネット情報で確認した。

 朝日も変わったものである。筆者は30年ほど前に購読をやめた。正解だった。ブルータスお前もか、である。平和憲法を破壊することに執念をたぎらせる国粋主義者は、目下の旧ソ連の二人の戦争当事者と精神が共通するのであろう。人の命に向き合えない野獣のような存在か。

 そこでは、一方が人間と建造物を破壊すると、それを口実にして西側から武器弾薬を集めて反撃する。日本のストロング・ナショナリストには、憲法が容認しない危険な政治屋に入れ込んでいた朝日記者!呆れてモノも言えない。安倍の子分は、TBS強姦魔の山口だけではなかったのだ。NHKの岩田はいまどうしているだろうか。 

 

<峯村某が停職1か月?朝日不動産の凋落を裏付けたものか>

 朝日新聞というと、記憶に残るまともな記者は、在京政治部長時代に隣り合わせた松下宗之さんだ。1983年から87年まで政治部長をしていた。穏健だが、肝は座っていた。「汐留グループで交流しませんか」と声をかけてくれたものだ。即応しなかったことが悔やまれてならない。その後に、彼は社長になって朝日の改革途上、肺がんで亡くなった。

 

 今はどうか知らないが、以前の「天声人語」は評判だった。名コラムニストの原稿にあこがれた人は多かった。いま「天の声」を発する記者はいないのであろう。朝日の内情を知る人物は「不動産業で生きている。不勉強な女性記者が目立つ」と批判的だ。

 

 昨日に安倍のために働く峰村某のことを初めて知ったが、泉下の松下さんが知ったら即刻クビにしたろう。「停職1か月」は甘すぎる処分だ。社内に第二、第三の安倍の子分がいるのであろうか。

 「有楽町前の元本社跡地の不動産売上で何とか生きられる朝日新聞」と揶揄する向きもあるが、要するに「朝日の読売化」では衰退するばかりだろう。

 右傾化というよりも極右化した現在の日本の政治経済下のもとでは、言論機関は国民の怒りで抜刀して叩きのめす課題が山ほどある。99%の弱者国民は泣いている。

 

 安倍の時代に、何か外交で得点を挙げたことがあるのであろうか。常人は思いつかない。領土問題や拉致問題は一歩も前進しなかった。台湾にのめり込んで、東アジアに緊張を作り出すことに、峰村某は安倍を煽っているのだろうか?

 

<日本を墜落させた元首相支援!恥を知れ>

 特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪の憲法違反の悪法強行に、背後から支援していたものか。武器弾薬で平和を手にすることは、77年前に証明されている。改憲して核武装国家にすれば、そのための原子力発電所建設にまい進すれば、日本の将来は明るくなるとでも思っているのであろうか。

 

 教育勅語にこだわった、戦前回帰の森友幼稚園問題に対して、彼はどんな知恵を授けてきたのか。政治資金規正法や公職選挙法違反の「桜を見る会」の強権的行事について、いかなる逃げの方法を、馬鹿な心臓に知恵をつけてきたのか。

 

 朝日新聞記者は、高額報酬のため、アルバイト記事を禁じてきた。峰村某は貪欲な人物なのか。この手の人物が、今後はテレビで世論操作すると思うと、泣けてくるではないか。

 

<政界の翼賛体制が新聞の世界でも進行していた!>

 ひょっとして政界の翼賛体制下を主導しているのは、読売産経ばかりではなく、朝日も関与しているのか?疑惑を持たざるを得ない。

 停職1か月という軽い処分を詮索してみたくなるではないか。言論界の狂いにナベツネの高笑いが聞こえてくるようで、正直いたたまれない。読者はどうか?政界も言論界も落ちるとこまで落ちようとしているのか。

2022年4月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

朝日新聞の現役記者が“安倍元首相の代理人”として他メディアに「ゲラ見せろ」と圧力! 政権御用『ひるおび』がコメンテータ…
赤かぶ
(asyura2.com)

2022年4月 8日 (金)

ロシア兵チェルノブイリ被ばく<本澤二郎の「日本の風景」(4408)

ロシア兵のチェルノブイリ被ばく<本澤二郎の「日本の風景」(4408)

<「地震・福島・子供の健康・チェルノブイリ森林火災」(竹野内真理共著)を読めばよく理解できる>

 米CIAの罠に見事なくらい落下したロシアの裸の王様・プーチンの軍隊は、チェルノブイリ原発を制圧するという愚挙をやらかした。その結果、重い放射能被ばくを受けて遁走した。ようやくその事実の一部をウクライナ政府が公表した。既にそのことを予見した本が、日本人の勇気ある翻訳者・竹野内真理によって自費出版されていた。「地震・福島・子供の健康・チェルノブイリ森林火災」(2021年7月発行)。医学者は手にして読んで欲しい。「チェルノブイリ森林火災」による予想を上回る放射能被害は、今日では原発被害研究の第一人者のユーリ・バンダジェフスキー博士による、30年間に渡る医学研究論文がそっくり日本語と中国語で紹介されている。

 研究では、頻発する森林火災によって、強烈すぎる放射能が拡散、生き物の命、特に子供たちの細胞を破壊している事実を、詳細に調べ上げて、世界に発信している。

 その渦中に飛び込んだロシア兵のほとんどが被ばくしたもので、ウクライナのエネルギー省の発表の75人にとどまらないはずだ。このことは、日本のフクシマにも当てはまることに日本人は要注意だ。猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄問題だけではない。森林や土壌に蓄積されている放射能に、生き物は耐えることが出来ない。被ばくすると、細胞に異変が起きるだろう。

 

<ベラルーシの学者が政府の圧力に屈せずに恐ろしい放射能被ばくの実情を研究で証明済み>

 これまでも著者の貴重なblogファイルを紹介してきたが、彼女も被ばくジャーナリストとして、フクシマの子供の命を守る運動に専念したことを知る市民はほとんどいない。他方、原子力ムラは彼女に対して徹底して攻撃を加えてきた。なんと彼らは、侮辱罪で刑事告訴して、活動の息の根を止めてしまった。それでも屈せずに、昨年、10歳になる息子と共に立ち上がって、この貴重な本を自力で出版した。

 このような人物が言論界に存在したことに驚くばかりだが、1986年のチェルノブイリ原子力発電所の事故が、被ばくジャーナリストを突き動かした原動力といえる。筆者は「もんじゅ西村成生謀殺事件」について、市民運動家から聞かされるまで、彼女の存在を全く知らなかった。

 

 彼女のすごいところは、バンダジェフスキー博士の研究論文をそっくり翻訳して掲載した点で、翻訳家としての才能を開花させて、素人でも概要をつかむことが出来る。素人には、内容が難解であるが、医学者であれば詳細を理解することが出来るだろう。30年前の原発事故について、論文は冒頭で「今後何世代にわたって人類の生存を脅かす」との認識を示して、無知な人間に核の脅威をさらりと指摘している。

 日本では中曽根康弘や渡辺恒雄らが、地球上最も危険な原発を、安心神話に作り上げて、まき散らしてきた。その本来の狙いは、日本の核武装化だ。改憲はこの点に絞られている。世論操作の先兵が、日本の原子力ムラが推奨する読売新聞グループである。

 

 ウクライナはソ連時代は核兵器を製造する地域だった。原発はそのためだった。現在は隣国・ベラルーシもまた同様である。原発推進派が支配する地域での、チェルノブイリ被ばく研究は、当局による弾圧が待ち構えている。しかし、学者としてのバンダジェフスキーは、拘束されても屈しなかった。その研究論文が日本で、日本語と中国語で出版されたことは、フクシマの311被ばく者のうちの約30万人の当時の子供たちの人生と、その後にも数世代にわたる被ばくの遺伝的影響を考慮すると、フクシマ被ばくの大きさを裏付けて余りあろう。

 

 フクシマに帰ろうという運動が政府と県によって進められている。被爆地での生活は、まさに731部隊のような「人体実験」を意味する。既に「福島エートス」なるプロジェクトがその先陣を切って推進されている。驚くべき事態が過去11年も継続してきている。

 甲状腺がんで手術を受けた若者に対して、手術医は必ず311とは関係ない、という嘘をいう。原子力ムラに支配されている福島県の病院であることの証明であろう。

 原発の安全神話は311で崩壊したが、新たに甲状腺311無関係神話が福島県内で始動しているのである。ここで言いたい。医師を名乗るのであれば、この竹野内本を読むべきであろう。

 

<同じことがフクシマでも起きている!原子力ムラ傀儡政府の福島200万棄民政策は重大な犯罪>

 ウクライナやベラルーシ、さらにロシアの被ばく地の住民は、政府によって嘘で固められたチェルノブイリ原発を教え込まれている。筆者は半年前にYoutubeで「チェルノブイリの森に動物が蘇っている」というような映像を見た。当局が作成したものであろうが、フクシマでも同じようなYoutubeの映像が飛び出すであろう。既に放牧された牧場の牛の映像を見たことがある。チェルノブイリでは、牛乳を飲んでる子供たちの健康異常を指摘している。

 

 フクシマの酪農は要注意であろう。低線量被ばくに問題はない、という嘘に騙されてはならない。放射能汚染地域の住民・200万福島県民は「棄民」にされていることに気付くべきだ。生き物は核と共存することは出来ない。コロナやインフルエンザとは全く違うということに、誰もが気づくべきだ。

 

 この機会に言いたい。戦争したい改憲派は、真っ先に戦場に立つと約束しなければならない。原子力ムラの面々は、ナベツネを先頭に311原発の街で生活してほしい。国会議事堂をフクシマに移転するのもいいかもしれない。

2022年4月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

【ワルシャワ共同】ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は5日、ロシア軍が一時制圧したチェルノブイリ原発近くでロシア兵が被ばくし、75人前後がベラルーシの病院で治療を受けているなどと述べた。事実だとすれば、重大な被ばくが起きたことになる。共同通信のオンライン取材に応じた

 

全漁連が東電・岸田首相に猛毒トリチウム放出大反対は当たり前だ!
この中で、岸会長は「国民や全国の漁業者の理解を得られない処理水の海洋放出に反対だという立場はいささかも変わっていない」と述べました。NHK

2022年4月 7日 (木)

東芝医療事故死12年「明日は我が身」<本澤二郎の「日本の風景」(4407)

東芝の医療事故死12年「明日は我が身」<本澤二郎の「日本の風景」(4407)

<東芝経営陣に対して反省と謝罪を強く厳しく要求する!=社会的責任を回避・逃亡することは極悪非道の財閥企業と断罪>

 桜散る4月7日は、東芝病院で命を取られた次男正文の命日だ。父親は今も正文のベッドで寝起きして、人知れずペンを磨いて、姿を見せない国家主義者らの抵抗と戦っている。東芝は知る人ぞ知る武器弾薬製造会社だ。原子力ムラの防護服を着ていることも分かってきた。だからといって、人の命を奪う大罪に対して、反省と謝罪をしない反社会的企業であることを継続することは、日本社会も国際社会も許容しない。

 被害者遺族は、ひるむことなく東芝に反省と謝罪を強く求めていく。12年経っても東芝は、被害者の無念の思いに、これっぽちも誠意を示さない。反省と謝罪のない組織体は、再び事故を繰り返している。人の道から外れる日本の医療だとすると、「明日は我が身」となる。731部隊の延長線で相撲を取るような東芝の倫理無視を、遺族は生ある限り、とことん監視・追及してゆく。

 

<人間一個の命は地球より重い=呪われた倫理不在東芝に明日はない!>

 人間のすごいところは、過ちを認め、二度と繰り返さない点である。

 人間から反省と謝罪という行為を取り外すと、何が残るだろうか。何も残らない。どんな悪人でも、過ちを反省することができる。そうして世の中は、安定が保たれる。いわんや人間一個の命は「地球より重い」ものであるから、なおさらであろう。

 

 東芝での医療事故死は、12年前の2010年4月7日、東京・品川区大井町の東芝経営の東芝病院で起きた。話にならないようなひどい医療事故だった。医師・看護師の怠慢から、次男正文は命を奪われてしまった。

 初歩的ミス以前の責任放棄によって、正文は人生を閉じられてしまった。

 それに対して、未だに反省も謝罪もしない。最近になって、東芝の原発作業員の無念の死を知ったが、東芝関係で命を奪われた人はかなりいるようだ。正文も、それらの仲間の一人にされたものか。

 

 入院直後の看護放置という信じられない孤独死である。にもかかわらず、東芝は反省も謝罪もしない。東芝製品の欠陥は、その世界で有名という。さもありなん、というべきか。

 

<救急搬送=1週間の入院=恐ろしや数時間後に窒息死>

 その日の朝、父親が正文のベッドを上げて、流動食を口に入れると、珍しくうまく飲み込めない。大事をとって、近くのかかりつけ医に連絡、訪問診断を求めた。医師は「誤嚥性肺炎かも」といって、都立病院と近くの東芝病院に連絡した。後者の了解が取れて救急車を呼んだ。昼前後に、救急車で東芝病院の門をくぐった。一度定期検査を受けた病院だったので、正文のカルテが残っているはずだった。内科医が診断する4時間ほど両親は、内科の待合室で待機していた。緊張感はなかった。やれやれと安堵しながら、結果を待った。

 

 結果は、誤嚥性肺炎の疑いで1週間の入院となった。このような場合、患者は大部屋を希望する。大部屋だと何かあれば、看護師がいなくても、周囲が気づいてくれる。個室だとべら棒に値段が高い。しかし、妥協するほかなかった。正文は個室に入院すると、看護師は付き添いの家族に「どうぞお帰りください」と声をかけてきた。両親は歩いて10分ほどの自宅マンションに引き上げた。

 安心して父親は、一人車で郷里の木更津市へと向かった。正文が要望したのか、車のCDはベートーヴェンの「運命」。品川から一般道で千葉市に入ったところで、携帯が鳴った。妻からだ。胸騒ぎがした。「正文の様子が変なので引き返して」と言ったきり、多くを語らなかった。

 後で分かったことだが、既に正文は息絶えていた。事実を伝えると、ハンドル操作に影響を与える、それへの配慮だった。突然の妻眞知子からの知らせだから、無論不安が心臓を高鳴らせた。東芝病院に飛び込むころは夜の7時すぎか。病棟から漏れる電灯の明かりが、櫻花の散る様子を映し出していた。

 

 担当医師は「痰がのどに詰まって窒息死」「自分も初めての経験」と釈明するばかりだった。医師らの遺族向けの心臓マッサージ演技のあとだから、正文の手はまだ暖かかった。入院からさほど経っていない、それなのに突然の別れの悲運に茫然自失、考える余裕が全くなかった。

 

 ところで数年前から父親は、妻から言われて大井町駅ビル7階のジムで、毎日体力をつける運動を始めていた。ジャーナリストなど、もうどうでもよかった。生涯を息子の介護に専念する人生に、計画を切り替えていた。13年のベッド生活で、すっかり痩せてはいたが、それでも178センチの、元気なころのハンサム青年を、ベッドから車いすに乗せるためには、どうしても父親の腕力を必要としていた、それゆえの筋力運動だった。

 何としても、自身で車いすで家の中を動き回れるようにさせたい、という一心から、強引にも病院が押し付けた経管栄養食を止めて、流動食を口から食べさせる嚥下能力を見事に開花・成功させていた。それこそ医師も出来ない介護に、自信も沸いていたころのことである。花咲く4月7日に、その希望を絶たれた瞬間ともなった。空中を舞い始めた凧の糸が、突然切り離された瞬間のようだった。

 

<看護師が100分間放置なぜ?=タンの吸引放置なぜ=カルテが裏付けている真実!>

 しばらくして、恐る恐るカルテの開示をお願いしてみた。拒まれたらどうしようか、との不安は、間もなく解消した。看護記録を見て仰天してしまった。看護師が、喉に詰まったタン取りをしていない!どういうことか。

 タン取りは看護でも介護でも、必ずしなければならない基本の看護作業である。我が夫妻は、それを日常的にこなしていた。痰が詰まると、患者はぜーぜーと声を出す。急いでタン取りをする。それは夜中でも、いつの時間でも。未経験者は想像できないかもしれないが、医療事故などで自宅介護をしている家庭では、しごく当たり前のことである。

 

 東芝病院は、それをしていなかった。看護師が100分も放置していた!こんなことは空前絶後のことであろう。正文は、当たり前の看護を受けられなくて、一人もだえ苦しんで悶絶したのだ。ああ、どういうことか。自宅ではありえないことが。

 

 それでも、東芝は反省も謝罪もしない。12年も逃げている!

 

<警報装置なしはなぜ=無理やり個室に押し込むはなぜ=看護センターから遠い病室はなぜ>

 誤嚥性肺炎の患者を入院させた東芝病院は、警報装置を病室に設置しなかった。これはどういうことか。普通はモニターで看護師が監視していて、異常があれば、直ちに対応するものだ。東芝はそうしなかった。

 正文を殺害しようとしたのか、と勘ぐりたくなるではないか。恐ろしい病院である。家族は経費のことも考えて、大部屋に入院できるようにお願いしたが、病院は個室入院を求めてきた。屈するほかなかった。

 そこは看護師センターから大分離れた場所だった。こんなことも通常はあり得ない。東芝病院は、異常で異様な病院だった。

 

<担当医は痰がのどに詰まった窒息死と遺族に説明に愕然!>

 担当医は、遺族に対して「痰がのどに詰まって窒息死したもの」と説明した。それ以外には、説明しようが出来なかったのだろう。

 突然「痰がのどに詰まって」といわれて、遺族が「それはないだろう」と怒り狂う場面だが、いざ当事者になると、そうした当たり前の行動をとれる遺族はいない。茫然として聞き置くだけだ。

 死を強いられた身内のことを、突然適切に表現できないものである。

 医師は30代後半か40歳前後か。「こうした事例は初めて」とも医師は口走った。何ということか。不運ということで、片づけられようか?

 

<救急病院失格=想定できない医師・看護師の患者管理能力>


東芝病院は病院失格である。いかなる弁護人が弁護しようとしても無駄なことだ。しかし、それでいて謝罪も反省もしない。12年が経つのに、なしのつぶてなのだ。

 人生を変えられたのは、遺族である。そして東芝も、である。翌年の2011年3月11日に東電フクシマ原発が崩壊炎上した。3号機は東芝製である。核爆発を起こしていた。ついで戦後最大の粉飾決算が発覚した。東芝は、政界から官界、電通などに湯水のような闇資金を流していることも判明してきた。

 

 東芝再建の道は遠い。無理かもしれない。命に向き合おうとしない東芝だ。三井の銀行屋が天下りしたが、失敗した。経営陣はくるくる代わっている。東芝経営陣に、人間性のある人物が一人も誕生しない。不可解なことである。いえることは、救急病院はおろか一般病院としても失格・欠陥病院である。

 医師や看護師の無責任体制は、驚くべきことである。さしもの東芝は、病院を手放したというが、現在も宙ぶらりんという。この重すぎる傷は、永遠に消えることはない。

 

<警察に通報しないはなぜ、司法解剖しない無法逃亡病院はなぜ>

 正文の事例は、医療事故でも変死に当たる。変死は警察に通報する義務がある。それを東芝はしなかった。そうすることで、東芝は意図的に司法解剖を免れた。倫理不在の逃亡好きの悪徳病院といえる。

 死の商人がまとわりついているのであろうか。

 

 遺族は永久に東芝の謝罪と反省を求めてゆく。ひるむことはない。正文を奪われたことで、遺族のペンは比例して冴えわたってきている。正文は犬死ではない。遺族に新たな役割を課したかのようだ。

2022年4月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月 6日 (水)

異常!岸田―黒田会談<本澤二郎の「日本の風景」(4406)

異常!岸田・黒田会談<本澤二郎の「日本の風景」(4406)

<アベノミクス 円刷り乱舞 株と国債買いまくり 日銀崩壊寸前>

 このところ金融政策に詳しい御仁が、毎日のようにアベノミクスを操ってきた日銀の黒田東彦批判を通り越して、口ぎたなくののしっている。先月30日の岸田首相との1時間会談が背景にある。確か岸田は銀行マンだった。金融についての知識が豊富なはずだ。

 アベノミクスに徹してきた黒田の金融政策は、なんのことはない、紙の円を刷りまくることで、市場に札束を氾濫させる。それが投資に回り、賃金が上昇して景気がよくなるという、子供だましの愚策を10年も継続してきたが、財閥主導の財界は、投資の危険を回避して、自社株買いで毎年数億円を懐に入れてきたにすぎなかった。

 

 愚かすぎた黒田・アベノミクスと、株高利権にうつつを抜かしてきた財閥1%と

、一方で政府は、国債の大量発行による改憲軍拡予算を積み上げて、武器弾薬購入に注ぎ込んできた。およそ健全財政も健全な経済活動も放り投げて、10年を迎えようとした時点で、とうとう黒田も息切れしている。

 

 中央銀行が株を買い支えるという、断じて手を付けてはならない破滅的な政策に、海外の基金が小躍りして、日本の資産を盗み続けてきたのだが、今ではアメリカ国債の金利がどんどん上昇、円は墜落している。

 アベノミクスの狙いの一つは、円の価値を下げて、財閥の輸出による利益を狙ったものだったが、肝心の円が黙っていても下がり続けているのである。日本没落である。円の価値の急落で、輸入大国は瀕死の状態が続くことになる。安倍と黒田の金融政策は、完全にお陀仏になってしまった。

 

 そうした背景を背にした岸田―黒田会談だったわけだ。体よく責任逃れの黒田と首相のせめぎ合いを見て取れる。イラついている庶民や金融政策の専門家などは「黒田と安倍の責任」を追及すべきだと怒り狂っている。そのはずでタンス預金に羽が生えて舞い上がっているのだから、さしもの安倍防護服の女たちも沈黙している。アベノミクスを擁護する声を聞かない。

 

<株放出で大暴落=金融政策分からない安倍様総裁で殺される日本?>

 黒田は金融政策の専門家ではない。いうなれば安倍の操り人形だった。その安倍を操るおかしな学者の言い分を、真に受けた結果が、現在の日本の中央銀行の実態なのだ。

 日銀に何人の職員がいるのか知らないが、まともな金融のプロはいないのであろう。「中央銀行が株の買い占め屋」「国債の買い占め人」という世界に前例のないアベノミクス日銀に、1億2000万人の日本人が殺されようとしている。

 これは漫画の世界ではない。本当のことである。

 霞が関も永田町も打つ手なし、黒田は万事休す、の有様である。

 

<ロシア財政破綻と日本超インフレのレースの行方>

 日本の新聞テレビは、ロシアの財政破綻を報道するが、日本のそれについて全く報道しない。肝心なことを報道しない。よっていかがわしい人物が徘徊して、あらぬことをわめいて、混乱の輪を広げている。

 

 ロシアの財政破綻は必至だが、日本もまた大同小異である。「ハイパーインフレに突入しようとしている」という専門家は少なくない。77年前の敗戦時の円である。

 事情通は「黒田はいま辞めさせてほしいと直訴、これに岸田は敵前逃亡は許さないというのが、会談の中身ではないか」と憶測している。「ドルに対して円は135円まで下がるのではないか」とも危惧している。

 

 ロシアもウクライナも深刻極まりないが、日本もまた余裕はない。世界一高給取りの国会議員を全員排除するくらいの決断が、求められるかもしれない。

 

<先進国初の中銀破綻は史上初めては本当か>

 その昔「大変な時代」というような本が出たことがあったが、本当の「大変な時代」とは2022年ではないか?

 事情通は「過去に先進国の中央銀行が破綻したことはない。このままだと日本が史上初めての日銀破綻となるかも。アベノミクスの罪は余りにも大きすぎる」とも指摘する。

 日本に財政通・金融政策通はいないのだろうか?

 

[東京 30日 ロイター]
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日銀の黒田東彦総裁は30日正午ごろから約1時間、岸田文雄首相と官邸で会談した。黒田総裁はロシアなど内外情勢について話をし、為替に関して特別な話はなかったと説明した。

(追記)昨夜80歳の誕生日を迎えた法律家とおしゃべり。驚いたことは視力が40歳前後から変わらない。夜間でも運転が可能だと。すごい人物に驚いた。それでいて何かあれば、図書館で本を見つけては、読書三昧の日々。世の中、頭脳明晰、元気な人がいる!いい友人を持つことが大事!

2022年4月 5日 (火)

西山太吉は記者の鏡<本澤二郎の「日本の風景」(4405)

西山太吉は記者の鏡<本澤二郎の「日本の風景」(4405)

<毎日新聞に西山先輩の後継者は一人でもいるのか!>

 この国も国民もボロボロだ。そろそろ誰もが気づくころではないのか?時事通信が90歳の西山太吉元毎日新聞記者を取り上げた。安倍晋三の父親は、元毎日記者だった。国有地だった毎日本社の不動産払い下げ問題で活躍したことは、知る人ぞ知るだ。ナベツネは読売の本社の国有地を。晋太郎は、戦争犯罪者(東条内閣の商工大臣)の岸信介の娘婿。政界で頭角を現わした理由だった。筆者が政治記者となったころ、安倍を「清和会・福田派のプリンス」などと吹聴する新聞が多かった。「竹下登や金丸信らとの料亭での深夜の賭け麻雀がすい臓を破壊した」とささやかれたものだ。同じ毎日新聞に晋太郎とは対極の、反骨のジャーナリストがいた。時事通信が掲載した西山さんの写真を見ると、まだかくしゃくとしている。後ろめたいことがない人間の強さだろう。

 

 外務省秘密電文漏洩事件は、安倍の叔父である佐藤栄作内閣の沖縄返還に絡んでの国家犯罪である。アメリカが支払うべき金額を、佐藤内閣は日本政府が肩代わりするという、許しがたい犯罪的密約を、西山記者が暴いたもので、普通の国であれば、記者の鏡と称される大スクープだった。

 いま西山記者レベルの記者が日本にいるだろうか。いない。毎日新聞には間違いなくいない。全国紙の中でいち早く、ジリ貧状態に追い込まれた。読者の目は厳しい。そこから信濃町との疑惑の関係が生まれたものか。岸・佐藤・安倍という戦前派の疑惑の人脈に侵されてしまった新聞だったのか?

 

<国会内の平河クラブで毎日新聞キャップに隣席から激励?!>

 1972年に政治記者となった筆者は、国会議事堂でさえも、何がどこにあるのか分からず、右往左往しながらはいずり回っていた。沖縄返還を花道に官邸を去る佐藤栄作の後継者問題が、1972年初頭から派閥戦争に火をつけた。

 世田谷の経堂に住まいがある、宏池会(大平派)参謀の鈴木善幸邸の夜回りが、政治記者1年生の1日目の取材だった。夜中の8時ごろ、鈴木邸の門をくぐると、既に共同通信の三喜田恭三先輩が陣取っていた。善幸さんに名刺を差し出すと、彼は自らジョニーウォーカー赤ラベルの水割りを作ってくれた。

 

 現在は麻生太郎夫人のちかこさんが、甲斐甲斐しく新鮮な刺身を、洋酒のつまみに出してくれた。右も左も分からない政治記者にとって、外務省秘密伝聞事件など知る由もなかった。3か月後の国会で、社会党が電文のコピーをかざす場面で、沖縄の密約事件の新聞の切り抜きを、なにも分からずに国会記者会館の部屋で始めた。

 日本では報道関係者は、何はともあれ記者クラブに所属しないと、記者会見や、記者懇談という発言者を特定しないという不可解な約束事の場に参加することは出来ない。週刊誌や雑誌がいくら文句を言っても、この閉鎖的な新聞の特権的防護服は、双方に便利なため、完璧で壊れない。最近は首相官邸などでは変化が起きているようだが、日本の言論の自由は戦後も危うい。

 

 政府与党の暴走原因ともなる。幸運にも筆者は72年からおよそ20年、官邸の永田クラブと自民党の平河クラブに所属、名誉ともいえない記録保持者となったのだが、1年生のころは何も分からなかった。先輩たちは、クラブの中で公然と賭け麻雀をしていた。これまた信じられない新聞記者の慣習として、当局も保護してやり過ごしていた。取材は、もっぱら駆け出しの記者が担当するため、大事な発言や行動を見逃すことが少なくなかったろう。

 

 この記者クラブは、国会が開会されると、官邸から議事堂内のクラブに、他方、自民党本部から議事堂内に移転する。議事堂内の正面左手に自民党幹事長室、その隣が平河クラブだ。この点は恵まれていた。幹事長室に出入りする要人らをチェックすることが、容易に出来る。

 平河クラブの席が、毎日新聞の隣で、東京タイムズの隣が内外タイムスだった。この西山事件が話題になると、毎日記者たちは緊張していた。毎日記者クラブの責任者・キャップに、何度か無意味な激励をしたものである。思うに、政治部に移り、自民党を担当することになったころは、なんとなく政府自民党に違和感を抱いていた。悪いイメージが常に覆っていた、そのせいでもあった。腐敗した問題議員は、決まって自民党議員だったのだから。

 わが反骨は生まれつきか、さらに言うと、自民党議員でありながら、不正腐敗を追及する、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんに惚れこんだ、その結果かもしれない。反骨を抜きにすると、せいぜい小心者の凡人ジャーナリストに過ぎない。

 

<「ナベツネは西山さんのアカでも煎じて飲め」といいたい>

 それにしても、沖縄返還に絡んでの日米政府の密約は、日本が依然として戦争に負けた敗者のままであることを、見事に裏付けて余りあるが、その証拠を西山記者が世界に発信した。日本人は、反骨のジャーナリストに目を向けてもらいたい。

 

 だが、敵もさるものである。情報漏洩に関与した外務省の女性事務官と西山記者の男女の関係に絞って、「情を通じて」という卑猥な週刊誌向けにして切り返した。TBS山口強姦魔の警察のやり口を連想させる。

 勝敗云々のレベルではない。勝者は明らかに西山である。有罪になっても「執行猶予」をつけるほかなかった。言論の自由を曲がりなりにも死守できた。その証拠が本人の健在ぶりではないか。

 権力の走狗となった読売のナベツネは、内心、苦虫をかみしめているだろう。彼の最後の仕事は、蓄財したカネの始末のつけ方だという。同じことが、安倍晋三にも言えるのではなかろうか。

2022年4月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(時事)1971年6月の沖縄返還協定をめぐり、外務省の女性事務官から機密公電を違法に入手したとして、元毎日新聞記者の西山太吉さん(90)が国家公務員法違反容疑で逮捕された事件から4日で50年。西山さんが取材に応じ、「私は犠牲者だが勝利者。負けたのは国家だ」と振り返った。

「沖縄密約」半世紀 90歳の西山太吉さんが語ったこと【news深掘り】

 

2022年4月 4日 (月)

衆院選挙制度改革は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(4404)

衆院選挙制度改革は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(4404)

<自民・高木国対委員長の制度見直し提起を実現する時>

 民主主義を正常に機能させる方法は、国民の声を反映させる選挙制度が何よりも不可欠である。四半世紀前に政界と言論界が強行した衆院の小選挙区比例代表制は、分かりきっていたことだが、ことごとく国民の期待を裏切ったことが判明している。選挙の不正も表面化した。拙著「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)の指摘は、すべて的中した。

 1票の格差は、選挙が実施されるたびに法廷に持ち込まれた。次回の選挙

では10増10減が施行される、その時点で当事者が悲鳴を上げた。自民党の国対委員長の高木毅が、現行の選挙制度の見直しを各党国対委員長に提起した。遅すぎた対応だが、現行の小選挙区制に問題・課題がありすぎるため、本格的な制度改革を進めることに、大半の有権者は賛成であろう。

 

 ここ10年来は特に、腐敗は首相官邸でも繰り広げられた。これに法務検察は手も足も出さなかった。最近は、主権者のいら立ちは、列島をひっくり返すほどである。国対委員長の事情はともかく、選挙制度の改革の提起は、時宜を得たもので、少数の意思を強行したい1%を除いて、誰もかれもが賛成するはずだ。

 自民党の村上誠一郎の持論だし、彼の大先輩の志賀節もそうだった。後者は、自公による極右内閣が誕生すると、直ちにヒトラーの研究を始めた。池田勇人秘書から、宏池会の事務局長になった木村貢は「品格のある政治」を徳間書店から出した。産経の阿部元政治部長が校正を手伝っていた。渡辺恒雄の前に読売の政治部長をしていた多田実は、拙著を高く評価した。反中曽根の武藤嘉文は、小選挙区制の欠陥部分を詳しく語ってくれた。

 

<国民の声が反映される制度で投票率を引き上げることが民主>

 小選挙区制の致命的な欠陥は、国民の声・民意を反映しにくい、少数の意思で議席が配分され、それによって少数1%のための政治・政策が推進される点である。それを批判しない、出来ない言論界のため、国民は目隠し状態に置かれて久しい。

 それでも、この国の国民は、新聞テレビの報道を信頼して一喜一憂している。政治の腐敗は、常に氷山の一角でしかない。よって1メートル先しか分からないので、1000メートル、1キロ先を判断しなければならない状況に置かれている。

梅雨空で星を見つけるのに等しい。

 有権者は、選挙制度にあきれて、大半の市民が見向きもしない。投票しても無駄、何も変わらないと思い込んでしまっている。そのため投票率は、常に低迷することになる。組織票を有する大政党とそこにまとわりつくカルト教団が、議席のほとんどを占めることになる。人々の不満は増大するばかりだ。きわめつきの不公正な選挙制度が、ようやく四半世紀を経て、議会で理解されるようになったことを喜びたい。

 

 既に検証は不要であろう。国民の声を反映する選挙制度に改正することが、喫緊の政治課題どころか、人々が生きるための文化など生活や仕事の全てに影響を与えるだろうから。

 

<落選候補が当選する現行制度で腐敗が蔓延>

 うんざりする現行制度では、落選候補が当選するという、信じられないことが次々と起きている。自動開票機「ムサシ」の不正も常態化している、との指摘も毎度のことである。

 政党が公認すると、もうそれだけで当選者が決まるため、彼ら特権者を国民は「国民の代表」と信頼することができない。何者か不明の「国民の代表」が、閣僚になっても、国民は知らない。国民の監視は弱体化して、それに比例して議員の不正腐敗がはびこって、国民を困惑させることになる。

 清潔を売り込んできたカルト教団議員の相次ぐ犯罪もまた、常態化していると見られている。「国民の代表」の価値が失われているのだ。

 それでも300億円の政党助成金を手にして、選挙違反が繰り広げられてきている。河井事件は氷山の一角である。廃止は天の声であろう。

 

<先進国で落下するばかりの三流国・日本と無関係ではない>

 かくして極右の暴政が驀進することになる。アベノミクスの魔術が消えると、日本の価値は激減していたことに、人びとは仰天している。最新の事例を株式市場で見ると、東京はニューヨークにはるかに、はるかに及ばない。上海にも追い抜かれてしまった。

 安倍と黒田のアベノミクスによる急激な円安政策が、物価の急騰を約束してしまっている。市民の家計崩壊が、本格化してきた。コロナと北の戦争によるエネルギーの高騰も、すべての活動に歯止めをかけている。

 三流国に落下した日本の90%の前途は、どす黒い雲に覆われてしまっている。本当の「お先真っ暗」の日本の到来となる。民意を反映する制度の確立は急務であろう。

 

<直ちに国会議員の定数と世界一の報酬を半減することから開始せよ!>

 日本の政界官界法曹界財界も、ことごとくゆでガエルそのものと表現されている。検察・警察・会計検査院・国税庁などの監視機能が、ほとんど正常に機能していない。正常ではない。民の側にいる弁護士会もしかりだ。むろん、言論の腐敗もひどすぎる。

 社会から健全さが消えてしまって、市民の目に見えない。司法立法行政がヒラメ状態で、改革・変革の機運が感じられない。まずは「国民の代表」から行動を起こしたらいい。世界一の報酬など、財政破綻状態の下では、とうてい許容できない。半減である。議員数も半減だ。隗より始めよ!

2022年4月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

キチガイに刃物?

そのうえで、「防衛費を増やすことに偏見を持つ必要は全くない。自国の防衛に努力しない国のために、命をかけてくれる国はどこにもない」と述べ、日本の防衛費をGDP2%を念頭に増額し、来年度予算では、少なくとも6兆円程度を確保すべきだという考えを示しました。( NHK4月4日)

2022年4月 3日 (日)

日本は戦争しない国・出来ない国<本澤二郎の「日本の風景」(4403)

日本は戦争しない国・出来ない国<本澤二郎の「日本の風景」(4403)

<おだてに乗らない見識を持つことが平和国民にとって不可欠>

ウクライナのコルスンスキー駐日大使は1日、ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する日本の役割について、「日本はスーパーパワー(超大国)という認識で、非常に重要(な存在)だ。ウクライナの戦後の復興に向けてリーダーシップを取ってほしい」と述べ、戦争終結後の積極的な関与に期待を表明した。都内の日本記者クラブで記者会見した。 (時事)

 このところ、古巣の日本記者クラブに足を踏み入れていない。コロナ禍ではとても無理だし、無理して出かけようとすると、途中まで車で行き、そこから電車かバス利用というのも面倒である。と同時に、それよりもクラブの体質が、以前とすっかり変わってしまっていることによる不信感も災いしている。要するに、無理して聞く必要もない記者クラブに堕してしまっている、そのためでもある。昔の話だが、読売の多田実さんが「高い会費納め会員は無駄なので辞めなさい」といわれて記者クラブを去った。我もまたその口かもしれない。本日、ふと時事通信のネット記事をみて驚いた。目下、世界の注目を集めているウクライナの大使が、こともあろうに日本超大国論をぶち上げていた。通信社が意図的に嘘を流すとは思えない。日本が超大国?冗談にもほどがあろう。

 日本は韓国の下に下がった三流国ではないか。

 

 日本は戦争をしない国である。戦争できない国だ。とはいえ自民党を背後で支えている最大派閥は、安倍派・清和会である。安倍は戦前の商工官僚として東条英機戦争内閣の商工大臣として、重大な戦争犯罪者で知られる岸信介の孫で、当人の薫陶を受けた危うい人物。国家主義者というよりも、国粋主義者が欧米の理解となっている。

 こう指摘しても、その意味するところが分からない日本人が少なくないらしい。これは日本記者クラブの責任である。真実を報道しないで、笛や太鼓で安倍を持ち上げてきた新聞テレビの責任は重い。

 

 こんな悪党が政権を担う危険性を日本国憲法は、あらかじめ予想して「二度と再び政府が戦争をすることを禁じている」のである。安倍ごときが改憲軍拡に走ろうとしても、憲法が封じ込めている。従って戦争の当事国への支援は許されない。実際は、ウクライナ支援にのめり込んで恥じない岸田内閣だ。

 

<憲法違反は内閣不信任案を提出する場面を忘れた野党>

 戦争当事国への支援は、平和憲法にもとる行為である。

 憲法を学んだ言論人は、真っ先に気付いているだろう。憲法学者はいうまでもなく、法曹界の人間はおかしいと考えているだろう。一般人は、そのことを新聞テレビから学ぶことになるのだが、誰一人正論を吐く人物が現れない。

 はっきり言うと、岸田内閣の参戦国への支援は、憲法に違反している。したがって憲法違反行為に対して、内閣不信任案を提出しなければならない。たとえ議会で否決されても、司法の判断で「違憲」となるだろう。異なる判断をすれば、その司法官を弾劾裁判にかければいい。

 人道支援は、この限りではない。ロシアにも人道支援者がいるはずである。

 

<プーチンも悪いが、戦争に誘いこんだゼレンスキーもワル>

 ロシアとウクライナの隣国同士の争いは、プーチンのロシアが大軍を動かした。プーチンが悪い。しかし、ロシアのナショナリストを軍事行動に踏み切らせた原因は、ウクライナのゼレンスキーである。

 

 この二国とも旧ソ連圏、仲間同士の争いである。欧米諸国は高見の見物をしているが、既に旧ソ連圏の軍事同盟のワルシャワ条約機構は消滅して存在していない。他方、ワルシャワ条約に対抗してきたNATOは、それをよいことに拡大攻勢を強めてきて、ロシアを脅かしてきた。

 ウクライナへのNATO加盟工作は、米国の謀略機関のCIAが主体と見られている。戦争の脚本を書いた犯人は、ワシントンの死の商人だろう。

 ウクライナの戦場では、アメリカの武器弾薬がロシア軍の戦車を攻撃、戦果を挙げている。戦前の日清・日露戦争とそっくりだ。大英帝国が脚本を描いて、日本が踊り、勝利したもので、ロンドンが漁夫の利にありついた。

 歴史は繰り返すものだ。悲劇は両国の軍民同士である。

 

<一番のワルはワシントンの死の商人に踊らされるバイデン>

 一番のワルはワシントンである。戦争による原油高で米国はウケに入っている。世界一の産油国は北米・アメリカだ。米国の軍需産業も大変な利益を上げている。バイデンはウハウハなのだ。

 

<最悪の日本国民生活、何が超大国か>

 日本は最悪の状態である。原油高だけでも国民生活は、疲弊してしまっている。日銀の黒田の円安政策のお陰で、輸入品が暴騰して庶民は四苦八苦している。世界一の高給取りの国会議員や公務員は別格だが、庶民大衆は先の見えない生活苦を強いられている。ゼレンスキーの狂いは、駐日大使も、である。

2022年4月3日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月 2日 (土)

「中国の大警告」を評価した3人<本澤二郎の「日本の風景」(4402)

「中国の大警告」を評価した3人<本澤二郎の「日本の風景」(4402)

<胡錦涛・肖向前・玄愛華「これぞ中国人の対日感情」と絶賛>

 人生は、人との出会いで決まる。平和軍縮に生涯かけた宇都宮徳馬さんを好きになったことから、日中友好の人生へと突っ走ってきた。戦争の愚は、いまのロシアのプーチンとウクライナのゼレンスキーという、共にナショナリストの争いが裏付けている。背後のワシントンの罠に、まんまとはまった狐とタヌキなのか。

 

 1か月ほど前に2014年暮れに出会った北京の玄愛華さんが、98歳になる目前に人生の幕を閉じた。亡くなって、間もなく1か月がたつ。彼女もまた拙著「中国の大警告」を読んで涙を流してくれた3人目の読者となってくれた。ちなみに、この本の題名を英文にしてくれたのは、東芝病院で無念の最期を遂げた次男の正文。不思議な運命的な本といえる。

 根っこは宇都宮さんである。反戦平和の闘士が健在であれば、モスクワとキエフに乗り込んで「馬鹿げた戦争を止めよ。女子供の命を奪うな」と岸信介や安倍晋三と同じような野心家・ナショナリストの首根っこをつかんで、戦争を止めたはずである。

 それはさておいて、彼がお尻を叩いていなければ、中国にのめり込むことはなかっただろう。昨夜友人弁護士とおしゃべりしていて「まだ中国に行っていない」という話に、改めて宇都宮さんに幸運を感謝したい。

 

 この本は、中国を旅しながら、そこで出会った人々の生々しい声を聞いた。それを活字にして出版したもので、出版社「データハウス」に対して、この場を借りて謝意を表したい。

 

<小渕恵三に「これが中国人の本心。必読してください」と胡前主席>

 田中角栄・竹下登に仕えた小渕恵三さんから、国盗りの秘訣を訪ねられた時のことである。「中国に行きなさい。中国を知らずして政治を語るなかれ」と諭したのだが、彼は外相経験のある中山太郎ら3人で北京を訪問した。

 中国人民大会堂で待ち構えていたのは、当時中国共産党副主席の胡錦涛さんだった。彼は一冊の本を手に持っていた。「中国の大警告」の翻訳本だった。「本澤さんが書いたこの本に中国人の本心がすべて書いてあります。是非とも読んでください」と念を押した。

 帰国後、小渕秘書から「通訳がモトザワさんと言ったので本澤さんと分からなかった」と悔しい秘事を伝えてきた。実をいうと、小渕さんは10冊も買ってくれていたのだが。

 

 このことを宇都宮事務所の中国語が堪能な山谷秘書に伝えると、彼は大喜びしてくれた。「国家副主席が読んだということは、政府や党の幹部も読んでいるはず。素晴らしい」と言ってくれた。犬も歩けば棒に当たる類なのか。

 

<「本澤さんは本当の中国の友人」と中国外交部知日派長老の肖向前さん>

 中国には偉大な人物がいる、沢山いる。呉学文は哲人を思わせる穏健派の日本通だったが、この本が出版されたころは老いていたのだろう。外交部の長老といえば、1972年にいち早く日本入りした肖向前さん。彼は突然、自宅に電話してきた。

 九州からだったが、筆者は留守していて連絡を取ることが出来なかった。数日後、今度は大阪からだったが、この時も帰宅が遅くて応対できなかった。彼が「今都内のホテルにいる」という場面で、やっと連絡が取れた。赤坂プリンスホテルへと翌日、出向いた。

 手土産などない。手ぶらで扉を叩くと、杖をつく肖さんを、娘の肖紅さんが片方の手を支えて、握手を求めてきた。「本澤さん、あなたは中国人にとって本当の友人です」と言った。この場面を今も記憶している。

 人との出会いは、初対面にある。以来、北京に出かけると、必ず彼の自宅に電話して、遠慮もしないで手ぶらで訪問を続けた。彼は日中友好に人生をかけた大平正芳を、心から尊敬していた。これは宏池会史上、特筆されるだろう。現会長の岸田文雄が理解できるだろうか?

 

 筆者を「中国の友人」として扱ってくれた肖向前さんは、戦後50年の1995年に50人の仲間との南京・盧溝橋の訪問の際には、中日友好協会で歓迎の講演をしてくれた。国交正常化30年の時は、元読売新聞政治部長の多田実夫妻も同行したさいも。

 

 彼は日本訪問のさい、一冊の本を手に持って成田着の便に乗った。一気に読破して、九州から電話をかけてきたのである。お陰で外交部が太鼓判を押した「中国の友人」になれたのだが、それもこれの「中国の大警告」が本が導いたものだ。活字の威力をこれほど感じたことはない。

 

<「一睡もしないで涙で読み明かした」と玄愛華女史>

 以上の昔話は、以下のことも記録するためでもある。すなわち、第三の友人となってくれた玄愛華女史が、先月97歳で亡くなって間もなく1か月になる。彼女も「中国の大警告」を読んで感動してくれた中国人だった。

 

 2014年9月、中国社会科学院日本研究所の招きで北京を訪問、そこで賀雪鴻さんに出会い、その年の暮れに再訪、初めて彼女の母親に出会ったのだが、名刺代わりに「中国の大警告」の中国語訳本を贈呈した。

 翌日強風のさ中、早朝にバスに乗り、小一時間かけて滞在先に現れた。当時92歳だった。バスを乗り降りして押しかけてきたのだ。なぜ?「本を一睡もせずに読んだ。感激して直接本人に謝意を」と考えて来たというのである。

 あまりの突然の来訪に戸惑って、当方の対応が不十分だったことを今も猛省している。こうして彼女は、子供たちにも詳しく話そうとしなかった自らの生きざまを、何度も語ってくれた。

 それは敗戦後の貧しい生活を送ってきた日本人にも、衝撃的であり、文字通り命を懸けた人生そのものだった。彼女の母親は、中国・東北地方で生まれた。幸せな農村生活を夢見ていたはずだが、夫が急死してしまって暗転、清朝末期だった。日本軍が東北侵略、対抗する人民の蜂起と、世はまさに戦乱の東北地方だった。

 戦乱期に嫁ぎ先から追い出された二児の放浪する母親が、どう生き抜いたのか?幼かった娘の記憶も定かではない。農家のヒサシや家畜との同居や農機具小屋が、3人のねぐらとなった。

 この次女が、今回の主役となってくれた玄愛華さん。彼女の悲しい思い出は、凍てつく寒い冬のことだった。時間は語らなかった。まともな着物も履物もない寒さに震え上がる幼子のそれは、お金もあるわけではない。それで、どうして豆腐の店に行っておねだりするのか。子供心にたじろいだ。路上は凍てついた上を荷車が押しつぶし、ぐしゃぐしゃしている。冷たさで足の感覚がなくなっていく。それでも母親の命に従わねば、生きて呼吸さえも出来なくなる。この時の様子を語る、玄愛華さんの顔を見つめることなど出来なかった。

 

 日本侵略軍と抵抗する中国の人民軍との攻防戦を生き抜いた母子に対して、息苦しい罪悪感をに押しつぶされながら、万感の思いでもってペンを走らせた。その悲劇の元凶は、言わずと知れた日本の天皇の軍隊・侵略軍である。当時の時代を重ね合わせても、これは悲劇を通り越している。

 それでも、彼女は親日的な中国人だった。筆者を受け入れてくれた。彼女は幼くして、東京帝国大学に留学した朝鮮人の革命家に見初められて結婚した。母親の決断である。長身で色白の美形の持ち主に、革命家は惚れこんだのだろう。だが、夫はまもなく姿を消した。幼い妻は顔に泥や炭を塗りたくって、ハルビンなど東北一帯を駆けずり回ったが、夫の死を確認できなかった。革命派同士の殺し合いだったという。

 

 母親は人民解放軍に身を委ねることしか、生きる道はなかった。赤軍に身を投じた。そこで玄愛華に二番目の夫が紹介される。延安で訓練を受けた四川省出身者だった。無口で小柄な夫と共に、死を宣告されたような戦場へと突き進む。林彪が指揮する、中国人民革命軍の第4野戦軍に所属していたことも関係したらしい。朝鮮志願軍に、なんと母親と玄愛華さん、夫と二人の幼子と共に参戦する。愛華さんの姉の長女は結婚したものの、産後の肥立ちが悪くて亡くなっていた。まさに一家総出の志願軍に応じたことは、世界の戦争史上初めてのことではないだろうか。

 母親は司令官の幼子と娘の二人の子供、といってもゼロ歳の娘と2歳の長男の世話、夫は革命の基地・延安で訓練を受けた司令部付の作戦参謀、妻は衛生兵兼日本語通訳として従軍参戦した。

 玄愛華の日本語は、東北地方を日本軍が支配した当時、日本語教育を受けたことから、志願軍に日本軍から投降した、軍医と看護兵の通訳を兼務していた。毎夜泣き続ける日本人看護兵に事情を聞いて、彼女も涙をもらった。彼女らは、ハルビンで赤子の首を絞め殺して来たばかりだったという。

 日本人すべてが悪いわけではない。自分たちと同じ日本人がいることに、玄愛華さんは、いち早く気づいた中国人だった。

 

 中国人の心情をまとめた「中国の大警告」本に涙して、その著者に感謝するために、滞在先に押しかけてきたものだった。

 

 彼女は数年後、買い物中に路上で倒れた。救急車で病院に運ばれた。ここまでは日本と同じであるが、この先が違う。診断治療には、まずカネが先なのだ。その運命の日に、普段は誰もいない電話口に、偶然長女が訪問していた。

 仮に身内と連絡が取れないと、そこで革命の老闘士の命は消えることになる。幸運にも長女が、玄愛華さんの命の危機を救ったことになる。もしも、病院からの連絡の際、だれとも連絡が出来ないと、信じがたいことだが、病院は患者を放置するだろう。それで人間誰もおしまい、これが現在の中国の病院の、悲しい実情ということになる。危うく玄愛華さんは、長女が訪ねてきていて電話に出て対応して、危機一髪奇跡的に助かった。急いで現金を確保して、病院に届けて治療が始まった。時間が遅れれば、もうそれだけで危うくなるところだった。これまた運命なのだ。彼女の命は幸運にもつながった。とはいえ自宅での介護は不可欠だった。

 

 寝たきり老人の世話を、東芝病院で命を奪われた次男・正文の介護で多少のことは分かるようになっていた筆者は、血液の循環が決め手となることを学んでいた。そのためのマッサージの基本は、両手と両足と頭である。彼女の子供たちは、誰一人足のマッサージをしない。筆者は必死で足の指圧に力を入れた。足の運動も。遂に立ち上がることが出来た。うれしかった。正文のお陰だ。彼女はベッドから起き上がり、皆と一緒に食事することも出来るようになった。

 しかし、コロナがその後の介護の機会を奪った。2020年1月末、無念の帰国となった。彼女への適切な介護は、もはや絶望的となった。2022年1月、肺炎で入院すると、遂に帰らぬ人となった。あと2年生きると、夫の歳まで生きられたのだが。これも運命か。合掌!

2022年4月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年4月 1日 (金)

チェルノブイリ森林火災!<本澤二郎の「日本の風景」(4401A)

チェルノブイリ森林火災!<本澤二郎の「日本の風景」(4401A

<狂気の沙汰=理性を失ったバイデンとプーチン、ゼレンスキーの愚か者>

 余りにもひどい惨状に声も出ない、筆も進まない!人類は分かりきった犯罪に手を染めている。日本も片方に手を突っ込んで、反省するどころか、争いの継続に狂奔している。お話にならない。

 いま地球が亡びようとしている。プーチンが核のボタンを押す前に、この世の地獄が始動している。国連はまたしても、機能していない。

 2022年4月1日は「エイプリルフール」ではない。地球を滅ぼそうとしている悪魔が、3人どころか西と東の独裁者に委ねられて、人類は右往左往している。

 

<死の灰に漁夫の利はない=愚か者の日本政府と議会>

 

<恐ろしや死の商人が地球と生き物を殺戮している!

 

<理性・知性が喪失した確たる証拠がプーチン・ゼレンスキー戦争>

 

<地球は生き延びることが出来るのか=地底からの小さな叫び声>

 

「チェルノブイリ原発、ロシア兵が汚染地域通る「自殺行為」 事故知らない兵士も=職員」(ロイター 2022/3/30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b05c52b6483e4ef99f5d82e9cf81d3d69438df06

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/833.html「チェルノブイリ原発周辺で森林火災 放射性物質が風で拡散の恐れ、IAEAに支援要請」
(東京新聞 2022/3/28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/168316

 ウクライナ最高会議(議会)のデニソワ人権担当調査官は27日、ロシア軍がウクライナ北部チェルノブイリ原発を武力制圧した際、周辺で森林火災が起き、1万ヘクタール以上が焼失していると発表した。土壌中の放射性物質が舞い上がり、風下の欧州各国を汚染する恐れがあると警告した。

2022年4月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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