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2022年3月

2022年3月31日 (木)

公明元議員にヒラメ判決<本澤二郎の「日本の風景」(4401)

公明元議員にヒラメ判決<本澤二郎の「日本の風景」(4401)

<遠山清彦に在宅起訴と執行猶予付は創価学会向けの大甘判決か>

 珍しく早朝の5時に起きた。寒くない。既に犬の散歩をさせる隣人がいるではないか。路上が犬の便所になっていることに苦情が多い、と回覧板で見たばかりだ。何気ない風景だが、衛生面で問題が少なくない。これもモラルの低下の一つだろうが、政治屋のそれは重い刑罰を科すべきだが、そうではない。公明党創価学会のエリートが、実は政治家ではなく、自民党以下の利権アサリの政治屋であることが判明、それでも裁判所は執行猶予をつけて放免した。これは創価学会公明党に対する判事の忖度判決と非難を浴びている。

 筆者は、一度だけ元法相と銀座の飲み屋に入った。確か水割りのような洋酒を少し飲んで、小一時間で席を立った。翌日、元法相の金庫番に「いくらぐらいかかったか」と聞いた。「10万円」という返事に腰を抜かした。誘いもなかったが、二度と行っていない。小泉純一郎の1秘書は、銀座の寿司屋に案内してくれたが、こちらは大したことはなかっただろう。一度森美秀秘書や渡辺一太郎秘書ら10人ほどで、銀座の寿司屋で宴会したことがある。そこは嘉悦女子短大の教え子が、その店の若旦那と結婚、彼女を激励するためだった。主役は元警視総監の秦野章さん。楽しい会だった。警察官僚でまともな政治家は、秦野さんと後藤田正晴さんくらいだ。彼らが中村格のことを知ったら、即首にしていたはずである。

 

 さて今回は悪役・公明党創価学会のエリートだったという遠山清彦の貸金業法という聞いたことのない重罪でも、執行猶予がついた。典型的なヒラメ判決の一つに違いない。体制側の人間をかばおうとする裁判所の良心に疑問符がつく。法の下の平等についての裁判所の裁量に問題アリである。 

 

<創価高校・創価大学法学部、参院法務委員長、安倍内閣財務副大臣>

 朱に交わったのか、生まれつきのDNAだったのか。ともかく遠山という人物は、国民の代表どころか、悪質な利権政治屋だったことになる。安倍にぶら下がった太田ショウコウらに染まってしまったのか?

 ネットでは、彼の出自がはっきりしない。創価高校から創価大学、そして法学部である。法的な善悪は、ある程度理解できる人間のはずだった?それとも創価学会の教えにおかしな点があって狂ったのか。

 参院法務委員長も歴任しているではないか。「高潔な人物」が違法行為をしていたわけだから、裁判所も困惑したはずだ。自民党に多くいる腐敗議員にそっくりだ。無登録でコロナ対策融資資金を、違法に仲介していた、それも法廷で分かっただけでも111件、たったの1年3か月の間に。やくざ顔負けの大胆すぎる犯罪手口に呆れる。日本政策金融公庫からの融資額は37億円、仲介の謝礼金が、分かっただけでも1010万円?もっともっとだろう。自民党議員顔負けである。

 

 この事件は、ひとり遠山に限ったことではない。清廉を吹聴しながら、その実は、公明党創価学会が不正腐敗まみれであることを物語っていないだろうか。

 

<池田大作と純朴な信仰者が泣いている?太田ショウコウ・山口那津男の時代に不正腐敗が、極端にはびこった!>

 池田大作については、人によって評価は様々である。日中友好をライフワークにして活動してきた憲法ジャーナリストの目線で評価すると、池田が自民党長老の松村謙三の手引きで、日中友好の橋をかけてきたことを、筆者は現在も評価している。確か「大中国の真実」(データハウス)で、そのくだりを取材して載せたはずである。笹川財団を取り上げたことは、間違いだったのだが。

 だが、安倍晋三内閣のもとで、太田が途方もない「戦争三法」を強行した時点で、信濃町と北京の深い友情は切れた。この憲法違反の悪法は、中国を敵視するものだから、当然のことである。日中対決は、歴史の教訓に反する。しかし、このころは池田も第一線を離れていた。太田・山口らの池田裏切り者が、信濃町の実権を握った瞬間と判断できる。

 安倍と太田、菅と佐藤(学会副会長)という悪党人脈が、官邸と信濃町の太いパイプとなった。遠山が狂うのもこのころからではないか。頭が腐ると、体全体が腐る。安倍が自民党を、太田と山口が公明党を、とことん腐っていく。違うだろうか。創価学会でも、池田側近の理事長が外されるという事態が起きていた。

 

<「やくざの女」に手を出したのか、党内の意向の反映か、選挙は学会員>

 普通の日本人は銀座では遊べない。第一、昼はともかく夜足を踏み入れることなど出来ない。遠山を銀座に引きずり込んだワルが誰なのか。太田なのか山口なのか。想定されることは、彼が「やくざの女」に手を出した可能性を否定出来ない。銀座で活躍する女の背後には、まずやくざが控えていて「俺の女と関係したな」という脅しで、普通の男は一巻の終わりだ。

 銀座での飲み食いと、カネのやり取りと酒池肉林の世界にのめり込んだ創価学会エリートで池田の弟子のご乱交の後に、宗教政党の指導者になっていたとすると、空恐ろしい。

 犯罪件数が多い。党内の要求を遠山が、二人の秘書を動員して処理していたのかも。そうだと仮定すると、公明党創価学会の犯罪だったことにもなりかねないが、どうだろうか。

 他党の議員との違いは、彼らは党から公認されると、一銭もかからないで国会議員になれる。何者か不明な人物が、このレールに乗ると、立派過ぎる議員候補になるのである。純朴過ぎるカルト信者が、信濃町の指令に従がってくれるからだ。こんな楽なおいしい商売はない。苦労知らずで偉くなったと勘違いする人間は、まず100%正道を踏み外すことになる。誘惑に負ける。

 遠山の親たちも、道を外したのであろうか。肩書さえつければ、創価学会のエリートになれる?人間の内面を見抜けない池田の過ちの一つかもしれない。太田ショウコウこそが、その道の先輩だったのだろう。

 こんな宗教政党でも、夏の参院選はほどほどに勝つだろう。野党がお粗末すぎて、お話にならないためだ。悔しいが、とことん沈没するまで、この国の無党派は動かないのだから。

2022年4月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

日本政策金融公庫の新型コロナウイルス対策融資を違法に仲介したとして、貸金業法違反(無登録)罪に問われた元公明党衆院議員で元財務副大臣の遠山清彦被告(52)の判決が29日、東京地裁であった。丹羽敏彦裁判長は「法の趣旨にもとる犯行だ」として懲役2年、執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)を言い渡した。 (時事)

2022年3月30日 (水)

春爛漫と北の戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4400)

春爛漫と北の戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4400)

<小さな庭にも花、花が咲いて自然は幸せいっぱい!>

 近くに二人の息子を亡くした老婦人がいる。自宅脇のひと区画を草花で飾って、通りすがりの人たちの目の保養の助けにもなって、散歩する人たちと交流を深めている。うちも同じような不運に泣かされている。したがって、数年前から彼女が「これを持って行って植えなさい」という言葉に甘えてしまい、小さな庭にも千草が賑わいだして、目下、寒さで遅れた春を取り戻したところだ。

 亡き妻がプランターで楽しんでいた淡い紫の花を咲かせる千草も、今では次男正文の記念に植えた岩つつじの周囲を取り囲むようにして、沢山咲いている。無神論者も、故人を花で癒している?しかし、他方で、北国の硝煙が気になる。コロナ禍の日本経済に破局的な影響を与えて、自然の幸せをぶち壊している。日本の将来にも、無茶なアベノミクスによる円安政策が大きく外れてしまった。黒田・日銀も崩壊過程に突っ込んで危うい。

 

<梅も椿も散って水仙、すみれなど庭の千草やボケ、桃、桜など満開>

 庭先のフキノトウは、花が咲いて食卓から消えてしまった。梅の花も、間もなく満開だった赤色の花を咲かせてくれた椿も散る。代わっていろいろな花を咲かせる水仙が、今春、初めて小庭に彩を添えている。冬場でも咲いてくれたすみれは、今も咲いている。

 伐採してさえない桜に対抗するかのように、ボケや花桃の蕾が勢いよく膨らんで頼もしいし、美しい。心配するフクシマも、表の表情は房総半島と変わらないだろうが、臭いもしない、見ることもできない放射能が、大地に付着して痛々しい気分にさせられる。それはウクライナのチェルノブイリも同様であろう。

 気が付くと、両隣の君津市と袖ヶ浦市の産廃場や不法投棄の埋立地などにも、フクシマの放射能が持ち込まれていることが、ほぼ明らかになってきた。地元の住民の成果に感謝するばかりだが、肝心の市や県の役所の役人が、必死で蓋をかけている。この国の民度の低さには、いつもながら驚愕するばかりだ。

 

<戦後の平和体制封じ込めて戦争体制強行の危機迫る日本列島>

 フクシマもチェルノブイリも、確実に身近に押し寄せている。日本列島も危機がいっぱいだ。政府と東電は猛毒トリチウム汚染水を、太平洋に垂れ流す準備が本格化している。魚も食べられない時代を想定するほかない。

 戦後最大の恐ろしい時代の到来を予感させる2022年である。7月参院選で野党が衰退することは、分かりきっている。となると、民衆の平和悲願の声は掃き消されていくだろう。いまロシアやウクライナから何を学ぶべきか。

 平和憲法が風前の灯に晒される確立が高まってきた。改憲の嵐が吹きすさぶのだろう。今年の防衛大学校の卒業生の中から、任官を拒否する動きが表面化して当然であろう。カンボジアPKO活動においても、自衛隊員や家族から「行かせないで」という猛烈な運動に心動かされたことを思い出す。

 ウクライナ・ロシアの仲間内の戦争の真犯人は誰か、利口ものでなくても誰も分かっている。それが東アジアでも。死の商人は、改憲を不可欠としている。危機迫る日本を、春爛漫の中で、何人の日本人が認識できるのであろうか。

 月刊誌「月刊タイムス」の裏面の広告がなんと「日本会議肯定論」という、世論操作本の1ページ広告で埋まっていた。

 

<悲劇を通り越したウクライナとロシア市民に襲い掛かる悪魔>

 世界をナショナリズムが徘徊している!このことに気付いている日本人がいるに違いない。戦場で泣いている人たちは、決まって女性や子供たちである。「祖国防衛」というスローガンに屈して、二つとない命をミサイル攻撃に体当たりする、ドン・キホーテのような18歳から60歳の男たちも、悲劇を通り越して哀れである。

 ナショナリストは、人類にとって悪魔である。日本にもいっぱい出てきている。本人が気づいていないだけだ。戦争に善悪の物差しなどあろうはずがない。

 ナショナリストに人道主義者はいない。ウクライナの廃墟と化した都市の残骸は、Youtubeでも確認できる。しかし、プーチンもゼレンスキーの心は痛まない?違うだろうか。

 

<ウクライナ政府支援の日本政府の大義ありやなしや>

 岸田文雄も宏池会の伝統を放り投げて、安倍ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)の軍門に降って恥じない。言論界から憲法ジャーナリストが姿を消してしまって久しいが、この期に及んでも目を覚まさない。戦争の片方にテコ入れすることの非を、忘却する政治屋と言論界の不条理にどうしていいのかわからない。

 庭の千草の幸せそうな姿も、大義のない片方の支援に呑み込まれ、戦争を止めようとしない日本政府と現実の地球の争いごとに、本当は嘆き悲しんでいるのであろう。

2022年3月30日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月29日 (火)

石原慎太郎の貪欲<本澤二郎の「日本の風景」(4399)

石原慎太郎の貪欲<本澤二郎の「日本の風景」(4399)

<「都知事で数千億円もうけた」と黒幕・朝堂院暴露=月刊タイムス4月号>


パトロンかタニマチか、大金を政治屋に貢いでいる人物か。日本の三文作家にして、反共ナショナリスト・石原慎太郎に10億円を献金したという朝堂院大覚なる怪人物が、月刊タイムス4月号で、知られざる慎太郎の不正腐敗ぶりを暴露している。伏魔殿・石原都政は本当だった。都民はとことんコケにされたのだが、大阪同様に政治の浄化はいまだ成果を収めていない。

 安倍晋三に比肩される石原慎太郎とオウム事件の関連は、残念ながらコメントしていないが、それ以外の石原都政の裏側をかなり暴いていて興味深い。

 石原も安倍も金に貪欲な点はそっくりだが、都知事時代に限ってみても懐に入れた金額は数千億円?隣国の腐敗官僚と肩を並べる。かの有名な政界のフィクサー・ナベツネの数百億円報道を軽く上回っている。

 このカネは無論、脱税されて海外の秘密口座に秘匿されているだろう。かのゼレンスキーでさえも、租税回避地に秘密口座があると同誌1月号で紹介されている。どこの国も、政治屋・官僚の多くが脱税魔なのだ。一銭一円を納税している民衆は、常に馬鹿にされている。

 羽田空港拡張工事利権や秋葉原再開発利権も、数千億円の中の一部に過ぎないだろう。石原家の遺産相続の行方が、注目を集めるゆえんである。悲憤にかられた東京都民の中には、なんらかの行動を起こすだろう。この機会に政治屋や腐敗官僚、そして財閥関係者らの秘密口座を徹底して洗う必要がある。

 

<産廃の捨て場の豊洲に魚市場移転=鹿島に頼まれて>

 一度徳洲会事件で、フジテレビの取材を受けたことがある。その時、石原のことは排除、触れないでください、と頼まれたものだが、石原は徳洲会からもかなりの金を献金させている。「都立病院の民営化」が徳田虎雄の要望だったという。むろん、闇献金として処理しているので、国税の網に引っかかることはなかった。

 築地市場を豊洲に移転させた黒幕は、何と鹿島建設だったという。鹿島というと、中曽根康弘の親類である。原発の建屋はほとんど鹿島が受注している。政商・鹿島も中曽根と石原を足場にして、莫大な利益を上げていたのだ。

 「鹿島が築地市場を追い出して、そのあとにマンション建設で大儲け」という図面を書いた。それに石原が応じて、豊洲への移転が決まってゆく。小池百合子が暴露するという公約に期待したが、小池も都民を裏切った。

 「豊洲の東京ガスの用地は、ドブの上に廃棄物を投棄した有害物資のところだった」と暴露している。驚いた。都民は知っていたのであろうか。もっとも衛生的な魚市場を、有害物資の山のような泥地に現在の魚市場が移転したことになる。なんとも恐ろしい。ナショナリスト・三文作家の正体が見て取れるだろう。自身の金儲けのためには、手段を選ばないナショナリストの恐怖を知らしめているのではないか。

 

<覚醒剤中毒の浜渦を副知事に起用の仰天!>

 この不正を強行するために起用した人物が、確か浜渦というイカサマ人物だった。秘書から副知事に起用したことにも、都議会が屈服したことも仰天するばかりだ。工作資金はいかほどだったのか。鹿島は知っている!

 朝堂院の浜渦評が衝撃的である。「覚醒剤中毒」だったという。元巨人軍の清原と同じ病ではないか。覚醒剤使用者はセックス魔と知ったのだが、浜渦もそんな人物だったのか。小池は知っていたのか?

 石原に10億円も貢いできた人物の指摘である。事実に相違ない。警視庁や厚労省の麻薬捜査官は、昼寝でもしていたのか。石原はそのことを承知で、浜渦なる人物を副知事に起用していたことになろう。首都での大事件である。

 警視庁は今からでも遅くない。捜査を開始する義務がある。 

 

<「新銀行東京では都民の金2000億円をすった」疑惑などいっぱい>

 新銀行東京という石原が立ち上げた都民銀行のことを、都民はすっかり忘れている。この負債はどうなっているのか。朝堂院大覚は「都民の金2000億円をすった」と決めつけている。

 自身の金儲けと、選挙買収に使用したものであろうか。ナショナリストの正体についての研究が、今後とも不可欠だろう。憲法が容認しないナショナリズムに心酔する人物は、やはり警戒すべきだろう。議会の怠慢も大きい。

 

<愛人の5万円家賃けちる、金集めに執着した三文作家=国税の出番>

 石原の愛人がどこにいるのか?「安倍の愛人は麻生太郎が面倒を見ていた」とする情報が、以前から永田町でくすぶっている。筆者も麻生周辺の人物から聞いている。

 さて石原はというと「愛人の家賃5万円も払わない。愛人の子供の面倒も見ない」という。本人が名乗りを上げると、石原家の4人の息子たちも、遺産相続の場面で戸惑うことになるだろう。既に動きがあるのかどうか。

 

<中曽根も汚い、後藤田とは天と地の違い>

 朝堂院大覚のまともな点は、彼が師事した人物が警察官僚の後藤田正晴だったことである。「5000万円包んで自由にお使いください」といって運んだが、本人は受け取らなかった。後藤田の潔癖な性格を裏付けている。

 彼が中曽根内閣の官房長官に就任したのは、田中角栄が中曽根の監視役として官邸に送り込んだのだが、当時、こんなことがあった。在京政治部長会が、江東区の料亭に中曽根と後藤田を招いた時のことである。宴たけなわの場面で、中曽根と後藤田が政治部長の席に割り込んできた。たまたま後藤田が酒をついできたので、咄嗟に大事な質問を投げた。「中曽根に仕えるのもいいけれど、自ら政権を担ってはどうか」との直球に、彼の反応を試してみた。

 「少し歳をとりすぎたよ」が後藤田の本心だった。筆者は護憲リベラルである。ナショナリストには屈しない。後藤田もそうだった。「ワシが目の黒い間は、断じて改憲はさせない」という彼の信念を知っていて質問したものだ。

 彼は宏池会の宮澤喜一内閣の時に法相としても、宮澤に仕えた。共に護憲リベラルだ。護憲リベラルは戦争しない。戦争を阻止する憲法政治家だ。岸田文雄は宮澤の薫陶を受けていたのだが、いま安倍に屈して恥ずかしい。隣国との関係を重視する政治である。戦争ほど残酷なことはない。

 

<代議士を辞めた原因はオウムについて、なぜかコメントなし?>

 石原慎太郎の面倒を見ていた朝堂院大覚は、安倍や石原のオウム真理教との関係について知っている?しかし、これについての発言はなかった。臥龍点睛を欠いている。いつかおしゃべりする機会があれば、真相を聞いてみたい。石原の4男は麻原彰晃の側近だった。また安倍の神戸製鋼時代の部下が麻原側近だった。オウムの黒幕追及とこれを暴いた島津洋一レポートは、さらなる続報を期待したい。

2022年3月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月28日 (月)

サハリン2巨大利権<本澤二郎の「日本の風景」(4398)

サハリン2巨大利権<本澤二郎の「日本の風景」(4398)

<「安倍・森利権水先案内人鈴木宗男にも」と清和会OB断罪>

 世間では、プーチンの悪口が一般化している。日本にもナショナリズムがこの10年の間に、深く浸透していたことを物語っている。ゼレンスキーの日本の国会議員向けの演説のさい、原子力ムラの衆院議長・細田博之は、ウクライナ大統領を普段使ったことのない「閣下」という別格の敬語で持ち上げた。ナショナリスト・山東昭子の挨拶も話題となったが、閣下に対して国会議員全員が二度も起立して拍手していた。こうした仕草は、しばしば戦前回帰を印象付けるだろう。歴史の教訓を学んできた日本人には、ナショナリストは怒るだろうが、物事を公正に見ようと努めているリベラルな日本人には、残念ながら違和感を覚えるものである。

 

 ナショナリストの行動は、寄らば大樹で身の安全をはかろうとする。時には卑怯者であって、見方を変えると本来の小心者との評価を受ける。そこで日本的ナショナリズムをどっぷりつかってきた清和会OBは「プーチンは終わった」といいつつも「ゼレンスキーはプーチンを倒して自分一人英雄になろうとしている。自分のことばかりで、市民の死は考えようとしない。尊敬などできるものか」と喝破した。筆者は「戦え」と堅固な官邸でハッパをかけるゼレンスキーよりも、女子供の命を守ろうとしないことに怒る。

 

 首相官邸や自民党本部で働いてきた、怖いもの知らずの清和会OBは「清和会を潰さないと日本は本当につぶれる」とも嘆いた。読者諸兄姉はどうだろうか。リベラル・自由主義は、寛容を大事にするが、皮肉や嫌みに付き合っている暇はない。安倍がまとわりつくナショナリストの官邸は、危険極まりないと思うばかりだ。

 

 彼は、ついで「なぜ新聞はサハリンの莫大な石油天然ガス利権のことについて報道しようとしないのか」と怒り出した。石油・天然ガスの推進に3000億円も拠出した安倍利権を、国民にしっかりと伝えない新聞テレビをぼろくそに叩いた。

 確かにネットを開くと、サハリン2プロジェクトについての説明が出ている。安倍の27回のプーチンとの会談で「前進した」と息巻く理由が、ここにあった。島津レポートから類推すると、核兵器開発も、ということになろうか。

 

 永田町を知らない日本人は多い、というよりもほとんどである。政治屋はカネと票で動く。財閥はよく理解している。安倍のプーチンへの徹底した入れ込みは、父親の晋太郎の時代からだが、その前に森喜朗がいた。彼によると「サハリン・ロシア利権が森と安倍の巨大利権である。水先案内人が鈴木宗男だ。特に安倍の利権獲得の成果は大きい。必ず露見する。プーチン後に発覚するだろう」と決めつけた。なるほどそうか、頷ける。

 

 ちなみに言論人は、すべからく日本国憲法を重視する憲法ジャーナリストでなければならない。それゆえにA級戦犯の岸信介を源流とする保守傍流・清和会の取材は苦手だった。もっぱら反安倍で、福田赳夫側近の田中龍夫(田中義一の息子)の胸を借りて、清和会を取材してきたが、まさか安倍晋三が出てくるとは思わなかった。その点で、小泉純一郎の罪は重い。

 

<「実力者Kのコカ・コーラ利権は、1本いくらの収入が懐に」>

 清和会OBは、元農林大臣の自民党実力者Kについての利権話をしてくれた。「コカ・コーラを日本で販売する利権を、Kが握っていた。その利権はコーラ1本について、いくらという約束になっていた。それは莫大なものだった。現に知り合いが、彼の目黒の豪邸で結婚式を挙げたとき、K豪邸を見たがすごかった」と述懐したものだ。

 

 サハリン2巨大利権の行方は、目下の安部も森も気が気ではないだろう。欧米の石油会社は、撤退してしまった。残る三菱商事と三井物産は、どう始末をつけるのか。三菱商事は、安倍家とは格別の関係がある。安倍の実兄が勤務した会社ではないか。

 

 「石油天然ガスの4割を日本に持ち込んでいるサハリン2の利権が、安倍が清和会に復帰する資金に化けたものかもしれない」と清和会OBは推測している。この時を予想していたのか?安倍は側近の萩生田を経産省に送り込んでいる。鈴木は娘を外務省に。

 人事とは、利権で動くものなのだ。注目したい。

2022年3月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)我が家のソメイヨシノが咲き始めた。電線に引っかかるとの不安から、太い桜の木を随分切ったので、さえなくなってしまった。しかし、桜前線の様子を伝えてくれる。梅もそうだったが、寒さで遅れた。異常気象は常態化している。ウクライナの原発を含めて、原発の廃炉は不可欠だ。地球を子孫に残すことから逃げるな。サハリン2の環境被害も心配だ。貪欲人間を一掃する社会にする責任が、人間誰にもある。

2022年3月27日 (日)

安倍打倒の声やまず<本澤二郎の「日本の風景」(4397)

安倍打倒の声やまず<本澤二郎の「日本の風景」(4397)

<不正腐敗の権化の議員辞職を迫る市民グループが次々と攻勢かける!>

 早くも春霞の季節か。近くの山の木々が霞んでいるが、永田町も同様に黒い霧で覆われている。日本の国会議員向けのウクライナ大統領の演説では、会場の後方で隠れるようにしていた安倍晋三が、プーチンとの一件を伏せてくれると、俄然「ウクライナと共に」とぶちまけて失笑を買っている。プーチンとの27回に及ぶ血税を使っての日露交渉を「前進した」と自画自賛したりと、心臓の心臓は高ぶっている。

 

 他方で、議会人は忘れようとしているが、安倍の犯罪を追及する市民活動家の攻勢は、一段と激しさを増していて小気味いい。我が家にも「安倍晋三議員辞職勧告決議」を求める資料が郵送されてきた。これは自民党や立憲民主党など各党党首にも届いているといい、世界一高給取りの昼寝を許さない、とハッパをかけている。

 資料の中には「違法行為を働く首相を認めていいのか」とのテーマで泉澤章弁護士発言の「週刊金曜日」1351号もあった。彼の経歴を見ると、自由法曹団の元幹事長という。久しぶりに自由法曹団の名前を聞いた。金儲けに熱中する日弁連の中にあって、正道を歩んできているという自由法曹団が健在であることに安堵した。

 

 プーチンやゼレンスキーに負けず劣らずの国家主義者(ナショナリスト)・安倍晋三の暴政が災いして、いまの日本は危急存亡の危機に立たされている。その一つ日銀総裁の黒田の、ひどすぎる金融政策で、日本の価値は激減、超円安政策によるインフレで、僅かな大衆のタンス預金も羽が生えて、著しく軽くなっている。アベノミクスの正体極まれり、を裏付けている。

 

 危機的な日本を背景にして、各党の党首に議員辞職を求めるまともな市民活動家の代表は、仲村正昭・石垣敏夫・秋山信孝の三氏。週刊金曜日さいたま読者会の面々だ。彼らは、岸田首相にも要望書を提出している。国賠訴訟認諾の1億円を、血税から出すのは問題で、公文書改ざんを求めた佐川宣寿元理財局長に求償すべきだと、国民の意向を率直にぶつけて注目を集めている。

 

<「日露交渉は前進した」と国民を侮辱した史上最大の腐敗人物打倒>

 国会で嘘を連発して国権の最高機関の品位を貶めた安倍の罪は重い。血税を使っての公選法違反事件(桜事件)、河井買収事件では、これまた血税である政党助成金を流用した安倍晋三と理解されている。森友事件での公文書改ざん事件では、実直な公務員を自殺に追い込んでいる。

(注、この記事を書いていると、途端に消える。怪しい安倍派の工作員のせいなのか。しかし、当方はやめない)

 

 「安倍は右翼雑誌で27回に及ぶプーチン会談で、深刻かつ重大な領土問題が前進したと自画自賛している。とんでもない、まるっきり反対のことをほざいている。こうしたナショナリストは、過去に存在しなかった。それこそロシアなら病院に押し込められる。そんな人物が清和会の代表?もはや清和会を潰さないと、日本は変わらない」と清和会OBも本気で怒っている。

 確かに日本のナショナリストの本拠地は、清和会と断言できる。保守本流の宏池会と保守傍流(戦前派)の清和会は、思想的に対極に位置しているプーチンとは、相性の良かった安倍という事情も理解できるだろう。

 

<安倍を支援する公明党創価学会の政教分離違反追及も>

 この安倍と深く結びついた公明党創価学会によって、自公勢力は3分の2議席を占めることになる。清潔・平和を武器にして政界に進出した公明党創価学会が、自衛隊参戦法や特定秘密保護法・共謀罪、さらにはカジノ法を強行することに貢献したことで、信濃町はそっくり戦前派の安倍ナショナリズムに染まってしまった。

 筆者らが信濃町を警戒するようになった原因は、ここにある。そのためでもあるが、そろそろ政教分離問題について、法曹界の真摯な研究が不可欠であろう。同じく自民党に巣食う神道議員連盟にもいえる。憲法の政教分離規定は、歴史の教訓を踏まえた大事な憲法原則である。

 

<安倍を落選させる会を立ち上げる時=市民運動の核心>

 憲法は、公務員の罷免権を主権者に付与している。これの最終決着は選挙である。長州・山口県から、不正腐敗の議員を落選させる運動体を立ち上げることが、本気の第一歩である。市民が総がかりで、安倍を落選させる日常活動が、何としても不可欠であろう。 

 幸い、ブロック紙の中国新聞、ローカルの長周新聞も前向きに報道するだろう。インターネットを駆使すれば、安倍の牙城を破壊できる。反安倍の林芳正陣営とも連携できる。やればできる!

2022年3月27日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

参院広島買収事件
検察審査会は安倍晋三元首相を「不起訴」にしていた!

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303045

2022年3月26日 (土)

ナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4396)

ナショナリスト(国家主義者)<本澤二郎の「日本の風景」(4396)

<米諜報機関CIAの工作対象者はナショナリスト起用>

 喧嘩両成敗は、古来より普遍的な真実である。プーチンも危険な暴君だが、ゼレンスキーも知恵が浅く、危ないナショナリストである。ゼレンスキー演説に興奮した山東昭子参院議長に失望した国民は、必ずいたはずである。闘いを賛美する日本のナショナリズムに驚いたのは、反戦平和の日本国憲法ではなかったろうか。

 一連の事件の隠れた主犯はアメリカである。軍事同盟のNATOを拡大、ついにロシアの隣国に迫って、喉元に匕首を突き付けた。驚いたプーチンは、ウクライナとNATOに対して警告してきたが、埒が明かないものだから、軍事行動でケリをつけようとした。しかし、武器弾薬を使っての砲艦外交は21世紀の今日、国際社会が容認するわけでもなく、人々の共感を得るはずもない。

 ロシアの暴君は、それゆえにワシントンの仕掛けた大きな罠に落ちてしまった。バイデンはG7を束ねて、ウクライナに軍事経済支援をする一方、ロシアには経済を封鎖した。戦前の日本も、欧米から石油を止められて、暴走へと突っ走ったが、既に勝負ありだ。バイデンの最後の手は、プーチンの核のボタンを、どう食い止めるか、であろう。

 それにしても、ウクライナのナショナリストは、扇動者として一流である。「情報」を武器にして、国際社会から絶賛されている。ゼレンスキーは国民を盾にして「祖国を守れ」と檄を飛ばしているだけであるのだが。ロシア軍による砲撃で破壊された住宅などの残骸を世界に大掛かりに発信して、人々の同情を集めてしまった。プーチンは敗れたりだ。

 日本は、もう10年以上前から、列島にナショナリズムの覆いをかけてきた。山東昭子だけではない。単純にウクライナに賛同、そのための防弾チョッキなどの軍事物資の仕送りを、当たり前だと考え違いさせられている。もしも、参院議長が山口淑子だったら、こうはならなかったろう。尖閣問題の火付け役となった山東は、軍国主義賛成派に変身していた。彼女を政界に引き上げた泉下の田中角栄はどう思っているだろうか。女性のナショナリストは、高市だけではなかった。いただけない。

 米CIAはプーチン打倒に、芸人上がりのナショナリストを対抗馬に仕立て上げ、見事に成功している。悲惨な女子供の無念の死、非難すべき男たちも前線に立たされて命を落としているというのに。恐ろしい地獄の悲劇が、CIA仕込みのアジテーターによってロシアは、翻弄されている。

 

<安倍祖父・A級戦犯岸信介とゼレンスキーは反共ナショナリスト>

 反米右翼雑誌をみると、日本をワシントンの属国という表現が用いられている。これに同意する国民も少なくない。しかし、自民党の本体や政府機構は、CIAの協力者のように変質し、それが不思議だと思われていない。日本はCIA工作が見事に成功した唯一の「国家」といえるだろう。 

 その元凶は、安倍の祖父で戦争犯罪人の岸信介である。CIAに命乞いをした売国奴第一号だ。なぜCIAは岸を抱きしめたのか。日本を反共の砦にするための格好の人物、すなわち反共ナショナリストだったためだ。右翼の大物・児玉誉士夫も檻から放たれた。ナショナリスト・中曽根康弘は、児玉の靴を磨いて跪いた。中曽根の盟友・渡辺恒雄が采配を振るう新聞テレビは、ナショナリズムを列島に流布する役割を担っている。武器の一つが野球だ。いまNHKのスイッチをひねると、野球放送で騒々しい。

 ワシントンの日本操縦士は、武器弾薬利権で笑いが止まらない。

 いずれゼレンスキーを抱き込んだCIA工作員の回顧録が登場することになろうが、かつての仲間同士を戦わせることで、プーチンを排除してNATOを思い切り拡大させようという作戦の秘話は興味深い。日米戦争も、経済力で日本敗北は最初から分かりきっていた。それでも昭和天皇は、配下の二人の皇族(陸軍と海軍のトップ)を引き連れて、米国の奴隷商人の息子だったという反日のルーズベルトに挑戦して、二発の原爆投下で敗北した。

 当時の日本が、ロシアのプーチンか。歴史は繰り返される。貪欲が支配する人間社会に平和は訪れそうもない。死の商人は、世界のいたるところにいる。それらの駒がナショナリストである。

 

<岸の孫はプーチンとの27回会談で(領土問題は)前進した?と開き直る>

 昨日から今日にかけて日本のナショナリスト・安倍晋三が、またしても驚くべき発言を右翼雑誌で吐いていたことが、報道されている。プーチンに手玉に取られた安倍は「日露交渉は前進した」と。事実と真逆のことを載せる雑誌も狂っているが、狂った発言をした安倍は?精神分析が不可欠だろう。

 

<安倍・国家主義を全面的に支援=3分の2議席確保したカルト教団>

 多数の言論人は、カルト教団の金と票に怯えてしまっているが、安倍を斬るのには政教分離裁判を起こす必要があろう。安倍ナショナリストを可能にさせた元凶を放置すれば、第二のナショナリストが登場するだけである。

 

<ロシアの反戦大規模デモがウクライナで見られない!>

 戦争は、いかなる口実を弄しても悪である。大義はない。ロシアでは反戦の激しいデモが起きている。プーチン打倒のうねりは、民主化の象徴である。さてウクライナでは、反戦運動は見られない。おかしいと思わないのか。

2022年3月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月25日 (金)

東芝また暗転<本澤二郎の「日本の風景」(4395)

東芝また暗転<本澤二郎の「日本の風景」(4395)

<反省と謝罪の出来る経営陣起用の有無が決め手=株主の心つかめず>

 レールから脱線すると、ひどい目になるという好見本が、三井住友財閥傘下の東芝である。筆者は株を買ったことがない。若いころは新聞記者の株買いは犯罪だと教えられてきた。在京政治部長会の集まりのおり、仲間の政治部長が「株をやっている」と話したときは、「大丈夫かな」と心配したほどである。

 

 汗をかかないで、株転がしで金儲けすることについては、今でも違和感を抱いている。従って経済記者が「物言う株主」と表現することも、おかしな表現だと思っている。欲深い株主は株価が上がるように、それぞれの意見を経営陣に発信するだろう。その点で日本の株主は、すべて成り行き任せ、経営陣任せという、護送船団方式のようで、株主が期待する企業ではなかったのだ。

 

 しかし、東芝の新たな株主は、当たり前のように、確たる意思を示す。声を上げる、発言する。いい加減な経営陣によって株価が下がれば、大損することになる。物言う株主が、本来の当たり前の株主ということになる。三井住友の金貸し屋の、出鱈目すぎた経営陣を見てきた株主にしてみれば、当然のことなのだ。かくして3月24日の株主総会でも「東芝2分割」議案は否決された。

  

東芝の島田太郎社長は臨時株主総会で2分割計画推進の議案の否決を受け「企業価値向上のため、あらゆる選択肢の検討を行う」と述べた。 (共同)

東芝は24日、グループを2分割する計画について株主の意向を確認するため、東京都内で臨時株主総会を開いた。複数の海外機関投資家が事前に反対を表明していた会社提案の議案は、反対多数で否決された。(時事)

<他人の命を奪っても反省謝罪しない企業体質=社会的責任ゼロの東芝>

 いまベラルーシのノーベル賞作家のアレクシェービッチさんが、NHKの会見で「沈黙する堕落した知識人」を罵倒していたが、知識人でなくともかけがえのない次男の命を奪われながら、12年経っても反省謝罪しない東芝に対して、問題が起こるたびにペンを持つ誘惑にかられる。

 

 元日立エリートが政治記者も知らなかった興味深い、それでいて深刻な話を聞かせてくれた。霞が関の東大OBと財閥東大OBは、若くしてアメリカの大学や研究機関などで、席を同じくする。仲間として帰国すると、政府の政策立案という大事な課題で、研究チームを立ち上げて、年中、飲み食いの勉強会をする。そこでの話題が、霞が関の政策原案として、まずは無能な自民党の族議員のもとへ投げ込まれる。

 族議員は、自民党政調の部会において、官僚を交えて検討すると、それが政務調査会を経て、さらに総務会をするすると経由すると、政府提案の政策となってしまう。衆参の議会にかけられると、応援団の公明党創価学会による3分の2議席で、めでたく成立すると、国民の血税である予算がつく。利益は財閥へと流れる。これが霞が関のエリートと、財閥エリートの成果と実績となる。

 政治記者は族議員については、やや分かっていたが、その水面下の流れを察知することはなかった。そこには市民・大衆の目線はない。多くの新聞記者も分かっていないはずだ。

 

 この怪しげな構造の主体は、戦前の商工官僚、現在の経産官僚である。戦前の商工官僚というと、岸信介や椎名悦三郎が有名だ。岸の孫の安倍晋三が、経産官僚の今井尚弥を重用した理由である。今井の血は、財閥の大手町と太くつながっている。いまでいう原子力ムラである。

 原子力ムラについて、もんじゅ西村成生謀殺事件を追及した「原子力ムラの闇」が参考になるが、悲しいかな旧動燃の人殺し事件は、回避している。関係者は「梶山静六の息子、田中真紀子らも事件の真相を知っている」と語っているが、これの風化は許されない。今の東海村で継続している。

 

 安倍もそうだが、菅も現在の岸田も、原子力ムラの傀儡である。衆院議長の細田博之が経産省出身、今の福島県知事も、である。原子力ムラのカネは、電力会社が一般家庭の消費者からかき集めた資金。従ってフクシマ原発の損害賠償で、東電の腹は痛まない。

 腐敗の電気・電力の労組が連合の主力となって、大政翼賛議会へ!

 

<護送船団・官僚社会主義=経産省・原子力ムラ=東芝沈没の因>

 平和軍縮派の宇都宮徳馬は、戦後いち早く戦前戦後の日本式資本主義を「官僚社会主義」と分析した。いまでいう護送船団方式である。官民一体である。霞が関の天下りは日常茶飯事だ。馴れ合いが重視される。

 東芝が原子炉メーカー買収に失敗、天文学的な赤字を出すと、粉飾決算で誤魔化した。経産省・原子力ムラの、恥ずべき成果である。三井住友傘下の金貸しには、健全な、社会的責任を貫ける企業など実現不可能だろう。自社株買いで莫大なカネを懐に入れるだけだ。非効率と国の過保護に委ねる。新製品開発など無縁である。昨日、日興証券副社長が株価操縦で逮捕されたが、彼ら経営陣は、不正腐敗を常態化、倫理ゼロである!

2022年3月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月24日 (木)

ゼレンスキー演説と核のボタン<本澤二郎の「日本の風景」(4394)

ゼレンスキー演説と核のボタン<本澤二郎の「日本の風景」(4394)

<事前の根回し奏功=安倍とプーチンに触れなかったウクライナ大統領>

 3月23日午後6時からのゼレンスキー演説に一番困った人物は、いうまでもなく安倍晋三。27回もゼレンスキーの不倶戴天の敵と会談していたのだから。結果、ロシア憲法で「領土返還しない」と完全に封じられた。「それ見たことか」と笑い飛ばされる場面だった。彼は、アメリカ議会では真珠湾攻撃を口にし、ドイツ議会でも容赦なく弱腰を批判した。東京に対しても、と誰もが身構えた。特に清和会の面々は緊張していた。

 

 「いつもなら、晋三と女狐が会場の一番前に陣取るはずなのに、二人とも姿が見えない。安倍の実弟の岸信夫が杖をもって、さえない表情でウクライナ大使の横に座っていた。岸田文雄と林芳正は、何やら楽し気にしゃべっていた」とは事情通の報告である。

 

 ということは、逃げ足の速い心臓のことだ。姿をくらましたか、それとも会場の奥の方に身を隠して、様子を見ていたのか。結局のところ、事前の根回しにウクライナ側が屈したのだろう。ゼレンスキーから衝撃的な発言は飛び出すことはなかった。ウクライナ大使は、終始、顔を伏せてこの場をやり過ごした。日本議会に対する感謝の意を、会場で態度でもって示そうとはしなかった。

 

<安倍似のナショナリストは妥協知らずのならず者同士か>

 1か月経過するロシアの隣国ウクライナへの軍事侵攻で分かってきたことは、プーチンとゼレンスキーの性格だ。二人とも安倍とそっくりのナショナリスト(国家主義者)。これは戦闘場面では、ブレーキが利かない最悪の組み合わせだ。アジテーター(扇動者)である。両者に人間性はひとかけらもない。兵士も国民も使い捨ての対象なのかもしれない。

 妥協知らずだ。外交は二の次、三の次で、二人のナショナリストが全軍を率いて指揮している。元KGB上がりのプーチン分析は容易だが、元俳優・芸人上がりのゼレンスキーもまた、ウクライナきってのナショナリストなのだ。

 

 横道に入るが、A級戦犯の岸信介をCIAが重用したことと似ているではないか。妥協知らず、猪突猛進のナショナリストの岸を登場させることで、日本を見事に反共の砦にした。ウクライナでは、CIAが訓練したゼレンスキーこそが、プーチンに対抗することが出来る?どうだろうか。ワシントンの死の商人のすごいところである。今の安倍後の自民党を見よ、である。

 

 そこからプーチン戦争を予想すると、簡単には決着がつかない?長引くと世界経済も市民生活も大変なことになりかねない。

 

<プーチンの核のボタンに一喜一憂する国際社会>

 いま誰もが恐れていることは、プーチンの核のボタンについてだ。ナショナリストに核のボタンが握られているためだ。「プーチンならやりかねない」という怯えである。目的を達成するためには手段を選ばないナショナリストは、安倍政治でも証明されている。第三次世界大戦の火ぶたが切られるかもしれない、という恐怖が世界を覆っている。

 アメリカのバイデンは「CIA工作のやりすぎに戸惑っている」のかもしれない。ゼレンスキーも決起して止まらない。プーチンをへこませてやる、の気概が見え見えである。

 ゼレンスキーにブレーキをかけろ、がワシントンの本音ではないだろうか。 

 

KGB人間が自ら死を覚悟した時必ず押すと怯える人たち>

 諜報機関員の任務は、死と隣り合わせという。自らの死をいとわないという。これが事実だとすると、西側G7も安易に攻勢をかけるわけにもいかない。

 現にプーチンも側近も、核のボタンを押すかもしれない、と示唆している。現在は脅しに過ぎないだろうが、脅しが本気にもなりうるという怖さが、プーチンにまとわりついている。

 

 人類は、いまナショナリストの恐怖の渦中にある。ヒトラーにしても国民が選挙で選んだ。プーチンも、である。ゼレンスキーも。

 日本でも安倍を見るのがいい。森友・加計・桜・河井事件と次々と犯罪を犯してきているが、それでも清和会を牛耳っている。清和会OBは「安倍の派閥復帰はない」と豪語していたが、見事に外れた。彼はナショナリストの本領が分かっていなかった。

 

<ナショナリストの恐怖を思い知らされる人類>

 この安倍にカネと票がまとわりつく公明党創価学会がぶら下がって、3分の2議席を確保した。何でもやりたい放題だ。この人物には反省も謝罪もない。財閥と変わりない。

 ナショナリストの恐怖が、いま安倍からプーチン・ゼレンスキーに移って、人々の心を凍らせている。

2022年3月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月23日 (水)

安倍晋三とオウム<本澤二郎の「日本の風景」(4393)

安倍晋三とオウム<本澤二郎の「日本の風景」(4393)

<岸信介―安倍父子の野望=日本による核兵器開発だった!?>

 島津レポートから推認できることは、岸と安倍一族の野望が垣間見えてくることだが、読者諸兄姉はどうだろうか。CIAを信頼させて政権を手にし、60年安保改定を強行して退陣した岸信介は、米国の核の傘に満足しなかった。核の自主開発を、娘婿の安倍晋太郎と孫の晋三に委ねたのだ。安倍家の長男を、原発企業の財閥・三菱に入社させた。孫を神戸製鋼に入れて、彼の部下をオウムの麻原彰晃の側近にさせた。岸を心酔する石原慎太郎は、4男を入信させて、彰晃の曼陀羅を描かせている。

 オウムの兵器工場・第七サテアンは、旧上九一色村に建設した。笹川財団の広大な別荘地内か、安倍家の別荘もそこから近い。いわばオウムの兵器工場の番犬役?だったのか。地下鉄サリン事件は猛毒ガスを用いたが、実際はその心臓部で核兵器開発が行われていたのではないか。

 ここに公安警察も近づくことが出来なかった。驚くばかりだ。

 

<岸は統一教会・勝共連合、安倍はオウムというカルト教団を利用か>

 岸がなぜ韓国の文鮮明・統一教会と勝共連合と親しい関係を持っていたのか、ずっと不思議な思いで眺めていた政治記者は、筆者一人ではなかったはずだ。岸の出自が分かれば、大いに納得できる。

 うがった見方をすると、天皇家も含めて、日本と隣国の深い関係と、先祖同士の攻防戦が見て取れるのだが、どうだろうか。半島出身者同士の争いだ。勝敗の決め手となる武器が、核兵器となるのだろうか。しかし、ワシントンの主流はNOである。となると、自主開発しかない。

 国内にはCIA要員がいたるところに張り付いて、目を光らせている。カルト教団利用は目隠し戦術か。石原もそうだったが、極右・国家主義者は、カルト教団が大好きな面々である。公明党創価学会は?

 

<なぜソ連崩壊直後にモスクワ・キエフに教団を派遣したのか、そのための莫大な工作資金は?>

 正直なところ凡人ジャーナリストは、息子がサリン事件直後に地下鉄に乗っていたという話を、妻が語っていたことを記憶している。毎年の慰霊祭を何度かテレビの映像で見ていたが、27年も経過すると、空前絶後の無差別殺人事件が、すっかり風化していることに気付かされた。島津レポートを知るまでは、オウムのことなど税金泥棒とささやかれている公安任せでやり過ごしてきたが、今は違う。

 重大な関心事となってしまった。オウムがソ連崩壊後に即座に乗り込んで、教団活動だけではなく核技術者獲得にも手を出していた、そのための莫大な工作資金の出所とそれを誰が?島津取材が明らかにしていることに愕然としてしまった。

 

<核兵器技術を入手=豪州のウラン採掘へ突進した麻原彰晃>

 しかも、テレビ報道でオウムが麻原自ら豪州に乗り込んでいた。目的は何と核兵器の原料であるウラン採掘だった。これでモスクワ・キエフでの工作と、旧上九一色村の兵器工場が結びつく。

 それを見逃してきた公安警察とは何だったのか。オウムは官邸や霞が関の防護服を着ていたのである。警察庁長官殺人未遂事件も見えてくるだろう。坂本一家殺害事件も、そうである。

 

<警視庁の極秘の一斉捜査を事前に分かっていた不思議>

 社会部記者であれば、警視庁などがオウム一斉捜査という極秘の日程が、オウムに事前に伝わっていたこと、その前に地下鉄サリン事件が強行されたことについて、なぜ真相究明をしなかったのか。そのための捜査が行われなかったのか。オウム事件が単なるカルト教団の事件でないことが分かる。

 何ということか、日本の警視庁も事件記者もどうかしていたのか。壮大なる平和国家転覆計画を見て取れよう。

 

<安倍27回のプーチン会談は領土棚上げの核取引だった?!>

 岸を心酔している森喜朗、そして岸から薫陶を受けて成長した晋三が、とことんロシアにのめり込んだ理由も見えてくる。ロシアの核兵器を入手する、そのためだった。プーチンは必ずそれを明かすだろう。

 安倍にとって、平和条約や領土問題は表向きの話題に過ぎなかった。27回ものプーチンとの楽し気な晩餐会のような会談が、いずれ公開されるだろうが、その時までに安倍が生きているのか。

 

<安倍の通訳は?プーチンの暴露に怯える清和会会長>

 安倍の通訳は、いまどうしているだろうか。外務省勤務か、それともモスクワの日本大使館勤務なのか。危なくなれば、口封じが国粋主義者のやり口である。森友事件では、赤木俊夫さんが犠牲になったが、安倍は知らぬ存ぜぬの態度を貫いている。そこに人間性は感じられない。

 本日6時からのゼレンスキー演説について、安倍は少しだけ心配しているかもしれない。安倍とプーチンの関係を、彼がどう説明するのか。プーチンと安倍の密会の中身について、米CIAも調べているのであろう。

2022年3月23日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月22日 (火)

オウム事件27年<本澤二郎の「日本の風景」(4392)

オウム事件27年<本澤二郎の「日本の風景」(4392)

<黒幕追及を止めた忘れた公安と言論界=犯人は安倍晋三=島津洋一チームが暴いていた!>

 国際的に見ても異常なオウムの地下鉄サリン無差別テロ事件から27年、被害者は風化を恐れている?そんなことはない。凡人ジャーナリストは、ようやく昨夜、断片的だった事件の全貌を、見事に暴いた島津洋一レポート全文を見つけた。黒幕の主犯は安倍晋三と決めつける、日系アメリカ人ジャーナリストの英文記事の翻訳者・東北の日本人ジャーナリストは殺害されていた。

 東電フクシマ原発を告発していた彼は、311で崩壊炎上していた原発内で、核兵器を製造していた、という驚くべき分析にも言及していた。

 現在はっきりいえることは、オウム真理教はカルト教団を名乗る憲法破壊を目的とした政治結社だった。背後には、凶悪な悪魔が乗り移っていたことになろうか。オウム死刑囚を殺害しても、証拠は島津洋一レポートに残っていた。

 

<ついに昨夜全貌を伝える爆弾スクープ発見!圧巻 島津レポート

 凡人ジャーナリストは、最近までオウムの黒幕のことなど、全く考えも及ばなかった。もんじゅ西村成生氏謀殺事件・東電渡辺泰子さん謀殺事件、さらに反原発の学者やジャーナリストが、原子力ムラによって変死させられていることに、ただ驚くだけの凡庸な人間だった。

 その関連で、311フクシマ原発崩壊炎上事件を徹底追及していた、反骨のジャーナリスト・大沼安史氏の存在を初めて知った。彼が殺害される寸前に明かしていた島津レポートの、断片的だが、すごい報道分析にたじろいで当然だった。これは世界各国に発信されているはずだ。英文の強みだ。

 ついでTBS報道特集が、オウムのウラン採掘という途方もない豪州での現場を、映像で見せてくれた。ということは、関係者の間では、オウム事件の真相がかなり公になっているのであろう。当然、島津レポートを見て、島津本人とも連携して取材していたはずだが、安倍との関係はカットされたのかもしれない。TBSは毎日系テレビだ。晋三の父親は毎日記者で、毎日本社の国有地払い下げに貢献している。

 オウムがソ連崩壊後に、即座にモスクワやキエフに乗り込んで、核技術者を集めていたことも判明している。生物化学兵器開発に狂奔していたことも、当局は分かっていたが、捜査をしなかった。背後の黒幕は、ロシアのプーチンに接近、表は北方領土問題、裏は核技術入手作戦だった可能性を否定出来ないだろう。核にこだわる安倍の言動は、昨今激しさを増している。高市も仲間なのか。

 オウムこそが、核武器入手の先兵だったのだろう。

 

<反原発ジャーナリスト兼翻訳者・大沼安史氏は暗殺か>

 「電磁波攻撃で殺される」という悲鳴を漏らしていた、島津洋一レポートの翻訳者ジャーナリスト・大沼安史氏は、自身の予告通り変死した。大沼夫人も知っているという。詳細を知りたいものだ。

 自由で開かれたと公言する岸田文雄は、オウム事件の真相を知っているのであろうか。その上での改憲軍拡論なのか。それに同調する公明党創価学会なのか。維新も国民民主党も従うのだろうか。

 戦争犯罪人・岸信介の孫とワシントンのチェイニー・ラムズフェルドらネオコンとの闇の関係も、島津洋一レポートは分析している。

 

<知られざるモスクワでのオウム作戦=ソ連崩壊後に核武器入手作戦か>

 オウムの残党である上祐某は、モスクワ時代の詳細を掴んでいる人物という。彼がいつ真実を明かすか、注目を集めている。事情通は、安倍の神戸製鋼時代の配下の村井秀夫(暗殺)のことについて知っている。第三者は、もうこのことだけで腰を抜かしてしまうだろう。

 

<豪州へウラン採掘の仰天活動=宗教に身を包んだ憲法破壊政治結社>

 毎日系のTBSテレビには、安倍派と反安倍派が存在する。後者が特ダネに突進する社内構図が出来上がっている。オウム報道特集は後者の成果だが、それでも豪州でのウラン採掘の場面で打ち切られている。

 オウムの黒幕は、すべて明らかとなっている。知らないのは多くの日本国民ということになろうか。野党と言論界の決死の闘いとなろう。

 

<大衝撃 島津洋一氏の爆弾スクープ=オウムと核兵器の秘密が見える!>

元ジャパンタイムズ編集長の島津洋一氏の爆弾スク-プ
...

https://ameblo.jp/wingmakersiriusu/entry-12575691538.html

2020/02/16 ·
かなり前の爆弾スク-プは世界でも暗黙のうちに知られていて、
オウム真理教」の黒幕は現日本首相「あべしんぞう」であり、
核兵器の製造を福島原発を隠れ蓑にしてい

 

14人が死亡し、およそ6300人が被害に遭ったオウム真理教による「地下鉄サリン事件」から20日で27年です。現場の1つ、東京の地下鉄
霞ケ関駅では遺族などが犠牲者を追悼しました。(
NHK

2022年3月22日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月21日 (月)

田舎暮らし<本澤二郎の「日本の風景」(4391)

田舎暮らし<本澤二郎の「日本の風景」(4391)

4時に起きて原稿1本、30分かけて溝払い現場へ一人歩く>

 昔は長靴にシャベルを持参、今回はカマで現場へと35分。当地では水田に水を引く小川の清掃を地域(部落)総出で、年間数回する。狭い市道の土手の草刈りや、山から道路に伸びてくる草木の伐採も。従って、健康な老人でないと、農村に住むことは出来ない。田舎暮らしもいいが、辛いこともあることを、都会の田舎暮らし希望者は知っておくとよい。

 欠席すると、大金を取られるという罰則も存在する。そんな日が昨日の、梅の花も散った3月20日に実施された。忘れないうちに言うことがある。都会の自治会費に相当するものが、金額にして数倍以上であることに驚く。都内のマンション暮らしをしてた頃は毎月100円、消防費などなかった。地方では消防費も取られるから、余計に「税金」を払わないと、生活できないのだ。

 そんなわけで、昨日は遅れてはならないと覚悟して、早寝早起きで準備した。午前4時に起きて、炊飯器に電気を入れ、原稿を一本処理した。まだ7時なので納豆ご飯を用意した。幼いころ食べた納豆の味がしない。辛子の味がよくない。それに日々、納豆の大豆の量が極端に減っているのも気になる。

 15歳で上京、北辰電機の大衆食堂で食べた最高の朝食は、納豆に生卵をかけた定食が忘れられない。そんなわけで、納豆に生卵、そこにネギと削り節、庭先で採取したフキノトウを刻んでかき回して完成。おいしく食べて朝の7時30分前に自宅を飛び出した。

 昔は長靴にシャベル、今回は軽いカマを持参して、本日の散歩を兼ねて歩いた。大半の人たちは、車である。たまに自転車組も。途中で「乗りませんか」と声をかけてくれる親切な夫人には「歩く」と胸を張って歩き続けた。約束の8時に現場到着。大勢で1000メートルほどの「溝払い」に参加した。

 半人前の仕事に満足するほかなかった。若いころ、子供連れで山に入った入り口を見つけた。手前の橋は立派に完成していた。山から清水が音を立てて流れていた、美しい自然はそのままだった。この先に住むUさんは、我が家の周辺に大きな土地を所有、野菜を作っていたが、今は外国人が。

 

<少し体力がないと務まらない。車は不可欠=免許更新が大変>

 こんなわけだから、老いたら田舎で野菜作りで安楽に過ごしたい、と思ってもそうはいかない。行事に参加できないと大金をせしめられる。税金なら、異論があれば行政訴訟という方法があるが、田舎はそうもいかない。

 多少の預金と体力が必要なのだ。

 小生には近くに兄と弟がいる。同級生もいるので、何かあれば助けてくれるだろうが、全く縁のない農村に住みつくと、人間関係が大変である。「田舎暮らし」も安直に考えて行動すると、火傷をする覚悟も必要かもしれない。車は必要だ。免許の更新が一苦労だ。

 

<油断すると戦前の国家神道の後裔・神社神道の氏子にさせられる!>

 最近、善良な弁護士と話をしていて痛感させられることは、今の日本人は老いも若きも憲法を読んでいない。政教分離という大事な原則さえ知らない。それは役人や国会議員もいるから始末が悪い。

 戦争体験者もいなくなっている。戦争犯罪の元凶は、天皇制下の国家神道と教育勅語だ。日本人のほとんどが赤紙一枚で、侵略戦争に引きずり出され、300万人が命を落とした。これの先頭を走っていた人物が、やはり昭和天皇であることが、最近になってはっきりと証明された。

 それ以前は、森喜朗が首相として「日本は天皇中心の神の国」と神道政治議員連盟の場で公言、国民を驚愕させた。驚くべき時代錯誤の森の後継者が小泉や安倍だった。森友事件で教育勅語が浮上した。国際社会に深刻な打撃を与えた。正に極右の原点は、国家神道・教育勅語で、それが今に生きている証拠と証明である。

 国家神道は戦後直ちに廃止されたが、神社本庁として看板を塗り替えて再生した。無数の神社神道は、戦争犯罪勢力・戦争神社そのものである。地方に行くと、これが当たり前のように活動している。油断をしていると、神道の信者である氏子にさせられる。 

 事実上、信教の自由がない?歴史と憲法は、日本人として大事な基礎的な教養で、学者・文化人の専売特許ではない。田舎暮らしの大事な点である。

 

<無農薬野菜作りは健康の秘訣=晴耕雨読が最善>

 ことしは義弟夫妻にもらったイチゴの実が出来るかどうか。昨年は桑が初めてたわわに実ったが、天候のせいで腐ってしまった。今年どうか?期待と不安が募る。二本の桃の栽培は、素人には難しいが、どうなるか。高額果物に対抗する我が家の挑戦であるのだが?

 我が家の自慢は柚子ジャムだ。昨年は無農薬ジャムが成功して、友人に喜ばれた。野菜はいまニンニクが成長している。期待しているところだ。

 

<廃屋あり・休耕地あり・山あり=農業大好きな若者大歓迎>

 地方行政に関心がない。先日届いた市長選投票用紙に仰天したばかりだ。袖ヶ浦市の無能・無責任行政が木更津市でも?信頼できる病院が少ないことも悩みの種か。廃屋や休耕地が目立つ農村。それでも、農業や山が好きな若者が地方に、農村に集まる時代になろうとしている。

2022年3月21日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月20日 (日)

どうなる日本<本澤二郎の「日本の風景」(4390)

どうなる日本<本澤二郎の「日本の風景」(4390)

<「日銀・黒田は直ちに辞めよ」「しかし、後任者はいない」という悲劇>


ロシア・ウクライナ戦争に目を向けている間に、日本の金融政策が大失敗・崩壊に瀕している。それでも、アベノミクスの根幹を支えた日本銀行の黒田の舵取りが続いている。この間、500兆円前後か、それ以上の金を溜め込んだ財閥とその傀儡政府は、黒田の首を撥ねようとしていない。

 

 天文学的な金融緩和による円のバラマキをして、意図的に円安政策・日本価値の激減を推進、他方で日銀が株の大半を保有するというキチガイ路線を踏襲してきたアベノミクスが、コロナと戦争と欧米の金利上昇で、とうとう馬脚を現した。もはや打つ手がない。日銀崩壊である。

 

 日々円安が天井知らずに進行している、そこに石油天然ガスなどが急激に高騰して、99%国民生活を地獄へと引きずり込んでいる。日銀の黒田退治が公然と噴きあがって当然だろう。ただし、そのことを新聞テレビは報道しない。相変わらずの黒田の寝言会見を不勉強な記者が国民に垂れ流している。

 

 経済通は怒り狂って、毎日のように電話をしてくる。「書け」と哀願してくるほどである。むろん、ゆでガエルはそれでも気付こうとしない。日本人のすごいところだ。

 

<ぼろぼろのアベノミクス下の金融政策=日銀崩壊か>

 日本人は、アベノミクスという中進国行きの特急列車に押し込められてしまったのだ。そこにコロナが襲来した。4兆円五輪賭博で誤魔化そうとしたが、当然、大きな赤字が生まれた。その臭い赤字処理について、東京都も議会も言論も沈黙している。都合の悪い事実には蓋をかける日本政府・アベノミクス流儀である。

 

 データ改ざんは森友の安倍事件だけではなかった。GDP上げを目的とした、厚労省と国交省のデータ改ざん事件が発覚して、日本政府と霞が関の不正が暴かれたが、今では沙汰闇。果たしてそれだけか。2021年を経過してみると、既にかつての経済大国は、OECDなどすべての国際的データによって、先進国から落馬して、中進国に没落していたのだ。

 

 そのはずだ。異様な円刷りという金融緩和政策による、円の価値を意図的に下げる日銀の金融政策によって、現在は円売りドル買いへと移ってしまった。貿易収支の大赤字で、ドルもなくなっている。それでも黒田は、輸入大国ゆえの急激な物価高を「一時的」という嘘で逃げまくっている。そのことを追及しない政府と与野党の議会と言論界である。ロシアに似ていようか?

 

 市民の台所を直撃しているだけではない。馬鹿高い介護保険を支払わせられている年金族は、年金崩壊の危機を本気で恐れ、怯えている。あまつさえ、その年金で紙っぺらになるロシア債を購入していた事実も判明、その驚きは尋常ではない。

 

 物価は需要と供給によって決まる。今は世界恐慌といえる不況下において、物価がぐいぐいと跳ね上がっている。今後もさらに続くだろう。戦争による異常な原油高が、拍車をかけている。車にも乗れない時代である。

 

 今の喫緊の課題は、戦争を止めることである。しかし、日本は片方を支援して、戦争の継続に突き進んでいる。戦争に正義はない。善玉はいない。被害者は女と子供である。裏でずる賢いバイデンがエンジンをかけ、英雄気取りのゼレンスキーに塩を送り続けている。それにプーチンの大馬鹿が応戦する構図である。

 経済破綻は両国だけではない。世界が深刻な被害を受けている。日本も危うい。本当に深刻だが、政府・霞が関・与野党議会は相変わらず、ゆでガエルの有様である。

 

<「黒田は財務官わずか」「金融は素人」発言を垂れ流すだけの新聞記者>

 経済通の怒りは天を突く勢いだ。「黒田は財務省で財務官を少しだけかじった男。金融政策は分からない。これまでの実績が証明している。黒田は素人だ。直ちに首を斬り捨て、責任を取らせるべきだ」と公然と非難している。

 

 彼は新聞記者の劣化にも言及する。「黒田の出鱈目会見を垂れ流すだけで、真面目に批判しようとしていない」とも。その通りだろうが、今の新聞テレビの首脳部が真実報道にブレーキを掛けているはずだ。

 

 最近の新聞人に反骨の人物はいない。「第一、打つ手のない日銀に後継総裁候補がいない。焼けただれた原野にのこのこと出て行って、再建してやるという気概のある金融政策人間はいない。禁じ手を次々と行使した黒田アベノミクスの日銀を再建できる人物などいない」ということが真相だろう。

 

 経済破綻寸前のロシアを笑える日本ではないのだ。

2022年3月20日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月19日 (土)

喧嘩両成敗<本澤二郎の「日本の風景」(4389)

喧嘩両成敗<本澤二郎の「日本の風景」(4389)

<ロシアのウクライナ軍事侵攻の原因は明白だが>

 喧嘩を売ったロシアのプーチンと喧嘩を買ったウクライナのゼレンスキー!その被害は、後者が圧倒している。女子供の命が奪われている。誰もがウクライナを支持している、支持したがっている。これで決着つくのか?

 

 いずれ決着つくのであろうが、その後はどうか。喧嘩は収まるのだろうか。収まらない。永遠?に続くだろう。子孫へと引きずっていくだろう。喧嘩両成敗という、古来の倫理観は、今回の争いにも当てはまるのではないか。

 

 近く一方の当事者の言い分だけを聞こうとする、日本の政府と議会である。双方の代表を登場させる好機を、政府も議会も逸しているのではなかろうか。

 安直過ぎないか。せっかちで、おっちょこちょいの日本人の気質は、やくざの手口のようで大歓迎とはいいがたい。モスクワでは、新たな怒りと不満の芽が芽生えるに違いない。

 

<ソ連崩壊は米国との核軍拡レース=NATOの東方拡大>

 旧ソ連時代は、モスクワもキエフも同じソ連圏を代表していた。キエフは軍需産業と穀物生産地として、ソ連の中枢を占めていた。双方の歯車は一体で、亀裂が生じる余地などなかったろう。

 

 ソ連の弱点は、核軍拡にあった。アメリカの核に対抗して、核軍拡に集中した。そのおかげで核保有は、アメリカを優に超えた。しかし、そのための経済的負担は、ものすごいものだった。結果、ソ連経済が立ち行かなくなり、崩壊してしまう。アメリカとの核軍拡競争に敗れてしまった。

 

 ソ連崩壊の教訓を、ヒロシマ・ナガサキと続くフクシマの教訓を学ぼうとしない日本の保守・右翼政権同様に、ロシアのプーチンは学ぼうとしなかった。歴史を知らない、歴史を学ばない国と国民は、再び同じ愚を犯すだろう。

 

 日本国民は、両手を胸に当てなくても、よく分かるはずである。たとえ学校で教えなくても、自習さえすれば理解できるだろう。しかし、戦争犯罪者の岸信介が、米国諜報機関の奴隷に変身して、日本の政界に君臨すると、戦前回帰の潮流が生じた。それが孫の時代になって、自公3分の2体制下、改憲軍拡の嵐が常態化している。ロシアを笑えない。

 

 他方、ワシントンの死の商人も負けじとロシア包囲網を構築して、遂にはロシアの隣国・ウクライナにまで手を伸ばした。プーチンの怒りを爆発させたのだ。そして、今回の軍事行動となった。

 ややケネディ大統領時代の、キューバ危機を連想させる事態である。この時はソ連のフルシチョフが作戦を変更して、核戦争を避けることが出来た。今回はどうなるか。まだまだ油断大敵である。

 

<中立ウクライナを許さなかったワシントンの大攻勢>

 既にワシントンからの「サイは投げられていた」のであろう。

 こともあろうにウクライナのゼレンスキーは、隣国の核大国に反撃したのである。これは驚きである。NATOのワシにとことん教育されていたのだ。

 「熊とワシの争いの緩衝役・中立国が、ウクライナの平和と安全を確保すると考えていた大方の予想を裏切って、ゼレンスキーは目には目を、歯には歯をと立ち上がった」のだ。

 

 案の定、ワシントンから武器弾薬がウクライナと周辺国に運ばれていた。ウクライナの兵士が、武器をもってロシア軍に立ち向かっているのである。「ワシントンとの密約のもとで、ウクライナは引くに引けない戦争へとのめり込んでしまった。そこで大きな悲劇が起きている。

 

<堪忍の緒が切れたプーチンの暴走と受けて立ったゼレンスキーの責任大>

 ゼレンスキーが善で、プーチンが悪か、と簡単に言い切れるものか。無理だろう。両者に、それぞれの理屈が存在する。片方がすべて正しいと決めつけるのは、公正な判断とは言えない。

 

 はっきりといえることは、軍事行動を決断し、実行したプーチンの責任は重大である。21世紀の砲艦外交は許されない。同時に、一般の市民、特に女子供を盾にしたようなゼレンスキーもまた、重い責任がある。

 

<貪欲な人間ばかりの世界帝国から抜け出せない人類は哀れ>

 つくづく実感させられる。人間という動物の残虐さ・貪欲さである。引き下がる、妥協するという、当たり前の価値観を共有できない獰猛さに辟易するばかりだ。

 

 この世に、人間を指導する神仏などいないことを嘆くしかないのか。ロシア正教やローマから、何も聞こえてはこない。絶望の二字を食い止める救世主は、人間性のある人間しかいない。これ以上の共食いと共倒れを見たくない!

2022年3月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月18日 (金)

東京新聞採点<本澤二郎の「日本の風景」(4388)

東京新聞採点<本澤二郎の「日本の風景」(4388)

<政治に侮辱される市民の怒りを反映する紙面なのか>

 この10余年の安倍・自公内閣の暴政に泣かされてきた、民衆の新聞離れは、いわば当然なのであろう。一昨日、3月16日付の東京新聞が郵便受けに置いてあった。朝日新聞の右傾化に失望して、新聞をやめたり、東京新聞に切り替えたりと人は様々だが、自業自得とはいえ新聞の購読者は、確実に激減している。新聞を読む余力がなくなった家庭も少なくない。

 

 そういえば、先日、知り合いの東京在住の創価学会員が「聖教新聞をとって」と声をかけてきた。参院選向けか?と直感して、無神論者は丁重に、しかし断固として断った。理由を述べた。「公明党創価学会は太田ショウコウと山口那津男が、安倍と組んで戦争三法を強行した。いまの公明党は戦争党で、憲法違反政党。3年前の参院選では、沖縄から上京した野原善正が、ほとんど運動もせずに20万の票を集めた」と。知り合いは全く認識していなかった。カルト教団の怖さを印象付けたものだ。

 

 戦争三法に対する正確な認識が、東京新聞にあるのかどうか。日本国憲法の平和主義と国際協調主義は、しっかりと貫徹されているのか。プーチンの戦争に便乗している安倍の清和会や、原子力ムラの清和会に対して、厳しい指摘報道をしているのか。

 

 要は、民衆を侮辱するような暴政10年に対して、屈しない報道をする新聞なのか。ありていに言えば、読売やフジサンケイのような政府御用立ての広報紙か、それとは真逆の、主権者・大衆のための、勇気と正義の固まりのような新聞なのか。この点から、人気といわれる東京新聞を手に取ってみた。

 

<気になる衆院議長の原発推進活動を批判しないことに驚く>

 大いに気になる記事を見つけた。9面総合面のベタ記事だが、公然と自民党原子力ムラを代表する「電力安定供給推進議員連盟」が、311フクシマの影響を受けて休眠中の原発を「再稼働せよ」と、安倍側近の萩生田光一経済産業相と松野博一官房長官に申し入れた、というのだ。

 

 驚愕すべきは、公正中立のはずの衆院議長の細田博之が、この異様な議連の会長なのだ。反原発主権者に対する冒涜だ。侮辱政治の典型例である。

 かりそめにも国権の最高機関のトップは、周囲を身ぎれいにして就任するものである。自公3分の2のおごりを見て取れる。このことについて、29行の記事中、全く触れていない。

 

 しかも、原発再稼働の強要は、ヒロシマ・ナガサキとフクシマの教訓を背景にした操業停止に触れる。「プーチンの核」報道に便乗するのも甚だしい、との指摘も強い。プーチンのウクライナの原発攻撃は、小泉純一郎らが叫んでいる原発ゼロを正当化させている。原発はすべて廃炉にすることが正しい。自然エネルギーでも、十分に電力を賄える時代なのだから。

 

 16日深夜の福島沖の巨大地震は、東電フクシマ第一、第二の原発のみならず、東海村や六ケ所村の原発の崩壊危機を、新たに人々に植え付けた。

 原子力ムラの狙いは、カネと票を生み出す電力会社の意向に沿った行動であろう。議連の要請を受けた萩生田と松野は、共に安倍の清和会メンバーである。これ一つ見ても、安倍の暴政が、岸田内閣においても貫徹されていることが分かる。自公内閣の正体は、安倍から菅へ、ついで岸田と、単なる看板をスゲ替えただけであることが明白である。

 

<「画竜点睛を欠く」ことでなければいいのだが>

 1面では、安倍のプーチン戦争便乗組ががなり立てる「非核三原則」見直し論を取り上げ、見出しで「被爆国の重い国是」と踏ん張った点はいいのだが、安倍・原子力ムラ批判が消えていた。

 ついでに言うと、5面の社説を1面の肩においてはどうか。社説は1本でいい。2本だと、社説が散漫になりやすい。

 

 なお議連の記事は、通信社が配信してきたものかもしれない。その場合、東京新聞編集局の威信をかけて、加工して掲載すべきだろう。この点で、廃刊となった東京タイムズは失敗した。

 

<侮辱罪の厳罰化を押しつぶせる大衆の新聞になれるか>

 ジャーナリストの本分は、戦争を阻止することに最大の貢献をしなければならない。戦争をさせないことだ。これが民意・天意である。ヒロシマ・ナガサキの教訓が生きる日本国憲法の立場だ。断固として死守する新聞の倫理である。

 安倍と自公による戦争三法に屈した新聞テレビは、次なる「侮辱罪の厳罰化」はどうか。阻止する義務を有している。

 

 庭先の梅の花は、咲いたと思ったら、もう散っている。桜も同じだ。人生は短い。新聞も1日1日が勝負である。権力に屈せず、法制審議会の危うさを国民に暴いてもらいたい。首都圏紙への期待でもある。

2022年3月18日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

 

2022年3月17日 (木)

日本人は国会議員を目指せ!<本澤二郎の「日本の風景」(4387)

日本人は国会議員を目指せ!<本澤二郎の「日本の風景」(4387)

<主権者排除・1000兆円以上借金でも世界一の高給取りに平然!>

 昨夜の巨大地震で再び東北と首都圏民は青ざめた。震源地を知ってフクシマの第一と第二原発を脳裏に浮かべて「大丈夫か」と心で叫んだ。ウクライナのゼレンスキーは、そのころ英国議会に次いで、米国議会でも大演説。「真珠湾攻撃と911を忘れるな」とバイデンに檄を飛ばした。

 

 昨日の筆者は、永田町一筋で生きてきた友人の解説に歯ぎしりした。そこから感じたことは「1億2000万人の日本人は、すべからく国会議員になれ」「貪欲な人間、カネに執着する人間は、国会議員が最高だ」である。

 

 超がつく日本人の特権階級は、国会議員である。出自を隠しても、ひたすら政界の椅子に座ることが最高の人生を約束するだろう。やくざも気付いて、入れ墨を隠して政治屋に変身。政治屋の夫になっている御仁もいる。

 

 さて、その結果はどうか。自分たちで自由勝手に、血税から報酬を決めるのである。こんなことがあっていいわけがないが、本当なのだ。言われてみると、永田町で飯を食べてきたジャーナリストも「その通り」と回答するほかない。

 

 しかも、日本国の財政は破綻状態だ。借金は1000兆円を優に超えている。おかしな政治屋は「もっと借金しろ」とわめいているらしい。とても永田町の狂気についていけそうもない。

 

 問題は、彼らの中に自身の報酬について「ちょっとひどすぎる。もらい過ぎだ。半分に減らさないとおかしいよ」という正義と公正の御仁がいない。まるっきり聞こえてこないのだ。彼らは憲法を読んでいない。読んでも二度と読まないのだろう。

 

 孫や子供たちの借金のツケのことなど考えようとしない。倫理も道徳もない、人間でないような人間といえるだろう。明日の日本、将来の日本とそこで生きる

日本人のことを考えない。無視しているのだ。主権者を無視している!

 

<自民党から共産党まで全議員が「おかしい」といわない伏魔殿・国会>

 友人に言われるまで日本の国会議員の給与が、世界一だということを知らなかった。永田町に首を突っ込んだ時期は1972年からだ。1980年代に中曽根バブルで浮かれた永田町は、各国に金をばらまいた。

 

 政界の長老は「よくぞここまでこれたもんだ」と驚いていたが、中曽根バブルが崩壊すると、その犠牲者に人びとはため息をついた。しかし、中曽根バブル時代に高額報酬を懐に入れてきた国会議員は、その後の日本経済転落などおかまいなしだった。

 自分たちが、お手盛りで決めた国会議員の報酬は、そのままである。こんな国は他にないはずだ。国の台所が火の車だというのに、国会議員は別格扱いに悪びれる様子がなかった。子供以下だ。

 「おかしいよ。こんなにもらっていいのか」と誰もが口を開くはずなのに、日本人の国会議員と他国から出稼ぎに来たという国会議員は、沈黙を守っている。

 311でフクシマが放射能まみれになっても、原子力ムラに沈黙する自民党など全政党と無所属議員ばかりだった。プーチン戦争を口実にして「もっと作ろう」とわめく悪徳議員ばかりだ。

 

<小選挙区比例代表制は大政党・自民党と宗教政党・公明党創価学会向けの民意が反映しにくい最悪の選挙制度=3分の2議席のからくり>

 「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)を書いたときに調べて分かったことは、戦争犯罪人だった岸信介の最大の野望である平和憲法を破壊するための唯一の手段が、小選挙区制にすることだった。

 

 これに比例制度を導入し、宗教組織票を抱き合わせると、改憲強行に不可欠の条件である3分の2の壁を乗り越えられるという、実に手の込んだ選挙制度である。自公連立のための選挙制度なのだ。これなら極右・戦前派の悲願である「戦争国家日本」を実現できるというものだった。

 「派閥解消」という口実で国民を騙したものだ。このことを証言できる人物は、小沢一郎や河野洋平、それに東大の御用学者らだ。推進派の石井一は、悔恨の本を書いたというが、いかにも遅すぎる。

 

<コロナ・プーチン戦争大不況も5000円買収資金で参院選も安泰だよ>

 またしても、自公の国民を騙す作戦が浮上した。庶民大衆は大不況で収入が激減している。特に年金生活者の減少はきつい。そこで5000円をばらまいて、参院選を勝利しようという買収作戦である。

 

<首相はいくらでも犯罪OK!検察は林真琴・警察は中村格だよ>

<一度手にした議員バッジは未来永劫世襲できるよ!>

 安倍晋太郎と加藤六月の嫌がらせで政界入りに失敗した清和会OBは、甘い蜜が永田町にあふれていると指摘した。挑戦してみてはどうか?

2022年3月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月16日 (水)

プーチンは裸の王様<本澤二郎の「日本の風景」(4386)

プーチンは裸の王様<本澤二郎の「日本の風景」(4386)

<元KGBもバイデンCIAの罠を完全に読み切れずピエロ役!>

 ロシアとウクライナの停戦交渉の行方は定かではないが、感情論を抜きにした双方の戦略・戦術面を眺めると、旧ソ連の諜報機関・KGB生え抜きの暴君は、どうやら今回の現代戦争において「裸の王様」を演じている。IT情報戦に敗れた情報人間だった。

 

 既に「鉄の腕」は錆び付いていた。米CIAに太刀打ちできなかったといえるかもしれない。要するに、プーチンは世界最強の陸上部隊を総動員することで、隣国の元俳優大統領が即座に白旗を掲げて降参すると判断した、という想定での大戦車部隊の侵攻だった。

 

 どっこいそれを想定していたゼレンスキーは、連日、映像で反撃の怒りのメッセージを発信して、国際社会の同情を独り占めにしてしまった。元俳優の演技は、事前に用意されていたものであろう。大量の戦車隊と住宅へのミサイル攻撃の映像を抱き合わせることで、これが「プーチン戦争」(ドイツ首相)、21世紀の暴君と、誰もが容易に決めつけることができた。プーチンの足元からも「戦争NO」の激しい反対運動が巻き起こった。

 

 気が付いてみると、ロシアの価値・ルーブルが急落し、有史以来の経済封鎖にロシア人の誰もが震え上がった。プーチン側近もうろたえて、あたふたと停戦交渉に応じるしかなかった。

 プーチンは、今後も権力維持に執着するだろうが、もはや彼を誰も信用しない。国際司法裁判所の法廷に立たされるだろう。裸の王様をロシア国民は、もはや受け入れないだろう。東側の衰退を決定づけてしまった。

 

<安倍晋三とは違った隣国・ゼレンスキー分析のプーチン>

 思えば、この10年のプーチンは、やりたい放題、言いたい放題の暴君を演じてきた。その極め付きが、かつての経済大国・日本の安倍晋三を、露骨に手名付けたことだった。27回も会談して、日本土産をクレムリンに運び込んで、そこから自身の宮殿に隠したとの憶測も出ている。

 

 「安倍の土産は国宝級ばかり」との声も。巨額の金は、円なのかドルなのか?今回、凍結されることになっている。かつては日本の領土でもあったサハリンでは、英米日のカネと技術で天然ガスを採取、そのガスの大半を日本などが輸入している。笑いが止まらないプーチンと取って代わったバイデンだ。

 

 プーチンは、この10年余、居ながらにして、他人のふんどしで相撲を取って、莫大な利権を手にした。安倍を手玉に取ったプーチンは有頂天だった。「旧ソ連のエージェント・中川一郎は自殺した。ロシアのエージェント・SSはどうなるか。安倍の新たな腐敗も、ワシントンから噴き出すだろう」と事情通は指摘する。

 

 安倍の犯罪は、コロナマスクからイカサマ薬品の売り込みもその一つだろう。史上最大の犯罪王にふさわしい安倍と、今後のプーチンの行方も注目を集めそうだ。

 

 プーチンは、ゼレンスキーを見くびっていた。安倍のあんちゃんと違っていた。元俳優は、CIAからしっかりと手ほどきを受けていた。何でも同調する安倍と、抵抗・反撃するゼレンスキーを見誤ったのだ。北方領土返還を欺いた安倍とは、全く異質のゼレンスキーにプーチンはたじたじなのだ。

 

<先手必勝でバイデンに泡を食わせるつもりだった!>

 先手必勝は昭和天皇の真珠湾攻撃であるが、結果は逆だった。ワシントンの情報戦に、アメリカ国民は怒りで立ち上がった。ウクライナもそうだった。プーチンの侵攻に、ウクライナどころか世界が立ち上がった。

 

 ワシントンは「プーチンの熊が罠にかかった」と小躍りした。NATO諸国、とりわけフランスとイタリアはロシア国債を大量に保有していた。日本の大手行と何と年金までも、高い金利に騙されて買っていた。

 ルーブルが紙になる可能性が高い。安倍責任も大きい。

 

 ロシアはもっと大変だ。年金が払えなくなる!崩壊する年金は、日本も同じような事態が想定されるが、その場合は、市民による暴動やクーデターが起こる。

 世界最大のエネルギー産出国のバイデンは、大喜びである。原油高騰の責任は、ロシアのプーチンなのだから。

 先手必勝でゼレンスキーの黒幕・バイデンに一泡食わせるつもりだったプーチンの戦略は、見事に破綻してしまった。

 

<正確な情報が集まらなくなっていたプーチンの諜報機関>

 裸の王様だったプーチンに情報は集まらなかった。ロシアと米国の諜報機関の連携?さえも疑われる。暴君に隷属する国民はいない。日本は例外だった?ワシントンは知る人ぞ知る覇権大国だ。沖縄を見よ、である。

2022年3月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月15日 (火)

この世は闇か<本澤二郎の「日本の風景」(4385)

この世は闇か<本澤二郎の「日本の風景」(4385)

<哀れ旧千葉3区の自然破壊とやくざに屈する民度>

 朝目を覚ますと、真っ先に腰の痛さを感じた。昨日の山登り?のせいである。といっても、自宅から10キロほど先の久留里城に登ったからだ。三の丸から本丸までおよそ100メートルの高低しかないが、春先だというのに夏日の陽光が照りつける急坂を、休み休みに登った。それでも本丸・天守閣手前で30分ほど休憩した。歳には勝てない!

 

 今年初めての近距離運転となった。今春初めて鶯の鳴き声を聞いた。城の駐車場入り口では、今冬の冷え込みで開花が遅れた寒桜が出迎えてくれた。梅と寒桜が同時に開花している!やはり異常気象は恒常的なのだ。何としても原子力発電所を止めて、廃炉にしないと、人間も大自然も安全に生き延びることは出来ない。孫の時代を考えると、いたたまれない気分になる。

 

 小さな城の天守閣から四方に目をやった。ゴルフ場が真っ先に飛び込んできた。砂利を採取した大きな傷跡が、山裾に広がっている。人間の利権アサリに屈服している房総半島を印象付けていた。美しい日本とオサラバの半島を、今も支配しているのは、やくざと連携する政治屋である。

 

 既に君津市の水源地にある産廃場には、公然と放射能汚染物質が投棄されている。袖ヶ浦市林地区では、それを不法投棄している。残土で蓋をしてやり過ごそうとしている。やくざが関与しているという。

 

 公明党創価学会は、恐ろしいことに自らの野望実現のためだろう、やくざ代議士に票を回していた。今もやくざの倅を、とことん支援している。そのことに違和感を抱かない房総半島の人間を、なんと評したらよいのか。言葉がない。

 

<旧城下町の店舗商品は便乗値上げラッシュ>

 帰路スーパーマーケットに寄って、買い物をしてみた。高い。まだ戦争が起きて10日足らずだが、便乗値上げの値札が貼られていた。

 大好きな生活必需品の納豆が、20円も跳ね上がっていた。無理して買い込んだ。哀れな消費者である。高い果物に手は出ない。割安のシシャモを見つけたが、お腹に卵がいっぱいなので、コレステロールを上げる食材なので止めた。

 

 せめて地元の無農薬野菜を、店頭に並べるという当たり前の知恵を働かせていなかった。なんとなく殺伐さを感じさせる店舗だった。

 

<目の玉が飛び出たガソリン1ℓ167円!買い物にも自由に行けない!>

 自宅近くのガソリンスタンドに寄って、レギュラーガソリンを入れることにした。車がないと田舎暮らしは不可能である。小さい車の運転席は、決まって老人と老婆が占拠している昨今だ。認知症にならない限り、車は無理してでも維持しなければならない地方なのだ。

 

 昨年暮れは153円と高かった。円安と原油高のせいである。安倍と黒田が仕掛けたアベノミクスによる円安政策によって、その分、庶民が被害者となって、財閥輸出企業をぼろ儲けさせてきた。財閥の内部留保500兆円。この悪政を推進してきた公明党創価学会は、連合と同じ穴の貉である。

 

 今回のガソリンは167円!目が飛び出る値段である。円安政策で財閥を儲けさせた結果にプラスして、新たに戦争による原油高が加わったのだ。167円!空前絶後の高値である。車社会が崩壊するのではないか。農業も厳しくなる。いまの農業は完全な機械化だ。油がないと、機械も動かなくなる。ビニールハウスの暖房にも油だ。大変な事態である。

 

<「プーチンこの野郎」と心で叫んだガソリンスタンド>

 167円に「この野郎プーチン」と心中叫び声を上げてしまった。

 隣国・ウクライナに戦争を仕掛けたプーチンは、21世紀の暴君の地位を不動のものにした。彼の周辺には、今では刺客だらけかもしれない。プーチンの相手は、悪役の英雄気取りの芸人・ゼレンスキーである。

 ゼレンスキーは、市民を盾にしている、これまたずる賢い元俳優である。それに裏で強く糸を引くバイデンが、それぞれ主役を演じている。貧乏くじを引くのは誰か。バイデンは笑いが止まらない。

 

<プーチン窮地!本物のワルはバイデン>

 クレムリンの内情も漏れてきている。鉄の結束が壊れてきているのだ。世界を敵に回したプーチンは、最悪のシナリオを選択してしまった。早く収拾しないと、本当に危うい。ロシアの反政府運動も気になる。

 西側の報道も当てにならない。本当のワルは、ワシントンの主である。バイデンの表情は、決して悲壮ではない。正義の士ではない。沖縄を見よ、である。

 周辺でピエロ役を演じている岸田文雄もまた、日本国憲法を破壊する人物で信用できない。この世は闇である。鶴田浩二の歌の文句が浮かんでくるではないか。

2022年3月15日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月14日 (月)

読売記事の河岡義裕氏に注目!<本澤二郎の「日本の風景」(4384)

読売記事の河岡義裕氏に注目!<本澤二郎の「日本の風景」(4384)

<「武漢ウイルスは米ウイスコンシン大学研究室で日本人研究者が開発した生物兵器」と島津洋一氏が暴露>

 

 (本澤先生、今日の読売新聞に「河岡」が載っていました。経歴に加計学園載って無いです。ナカムラ)

 

 日本政府系新聞の紙面に、忘れかけていた河岡義裕が大きく記事化されていた、という市民からの連絡で、彼の素性と実績を暴露した日系アメリカ人ジャーナリスト・島津洋一レポートのことを思い出した。島津とは、島津製作所と無関係だ。

 彼は元日本を代表する英字新聞・ジャパンタイムズ記者をしていたという。

 そのすごい内容からして、彼は本物のジャーナリストだろう。「オウム真理教と安倍のすごい関係」、「311のフクシマの原子力発電所内の隠された核秘密」など、凡人ジャーナリストが全く手が届かない闇に手を突っ込んで、真相を暴露している。日本で無事に過ごせる身ではないだろう。香港にいたようだが、現在はアメリカ・ワシントンに違いない。

 2019年から大騒ぎしている武漢ウイルスを開発した疑惑の人物が、注目の河岡?というのだ。当方の取材で、彼が安倍犯罪で発覚した加計孝太郎の加計学園の教授という仰天肩書は、今消しているらしい。都合が悪すぎるのか?

 

 「武漢ウイルスは中国製」とわめいてきたワシントンのバイデンは、とうの昔からそのことを口にしなくなった。「犯人はアメリカだった」からではないのか。

 島津レポートに限らない。「米ウイスコンシン大学の河岡チームが開発した武漢ウイルス」と島津は暴露しているが、同大学で別の研究をしていた日本の先輩学者も同じ見方をしている。

 河岡―安倍―加計のラインに関心が集まっている。あわてて加計の肩書を外したのだろう、と見られている。こうした疑惑にこたえる義務が、河岡本人にあるだろう。強く要望したい。数日前、彼が関与して開発した「生物兵器」とやや関連するようなニュースを、ロシア軍がウクライナで見つけ、それが国連の安全保障理事会にかけられた。西側諸国は真っ向から否定した。ところが、中国紙の取材に対して米政府高官は、ウクライナの生物研究所の事実を認めた。

 

 因果はめぐるのか。関東軍731部隊の生物兵器研究の秘密は、敗戦後にそっくり米軍が手に渡った。その米国が、中国やウクライナに生物研究支援を行ってきている。当然、日本にも、ということか。その先兵に加計学園が選ばれた?憶測が過ぎるのだろうか?

 

<小早川さとる氏がTwitterでも紹介>

19791月生まれ、大阪府出身。
筑波大学大学院生命環境科学研究科修了。
2007年~筑波理化学研究所BRC
2008
年~オランダライデン大学病院
2010年~自然科学研究機構(岡崎市)
哺乳類の初期発生やガン細胞の研究を精力的に行ってきたが、福島原発事故以降、『脱原発』、『食の安全』などに関心を持つ

https://twitter.com/kobayan_dolphin

 

「東京大学の河岡義裕教授が、免疫システムを回避するインフルエンザ変異株開発、これは生物兵器。2014-07-05

小早川さとる (@kobayan_dolphin)
Twitter

香港に拠点を置くフリーランスのジャーナリスト、ジャパンタイムズウィークリーの元編集者、島津洋一(Yoichi
Shimatsu
)氏の衝撃の暴露情報では、新型コロナウィルス原型の作成に最初に成功した人物は東大教授河岡義裕氏というこったな。

2011年にウィスコンシン・マディソン大学で上級研究員であった時の河岡氏の論文に、インフルエンザ・ウイルスにHIVタンパク質を挿入させることで、ウィルス粒子・ビリオン
(virion 細胞外におけるウイルスの状態であり、完全な粒子構造を持ち、
感染性を有するウイルス粒子)を何十倍もの速度で増殖させることができ、その経過を論じてあるということですがな。

さらに島津氏の調査では、新型コロナウィルスを吹き付けられた数多くの大コウモリを沖縄経由で武漢近辺に持ち込ませ放ったということだ。裏で安倍政権につながるグループが指揮・暗躍してるらしいとのこと・・・

 

中国紙・環球時報は、ウクライナに生物研究所が存在することを米高官が認めたと報じました。

同紙はロシア・スプートニク通信の報道を引用し、ロシア国防省が10日木曜、ウクライナの生物研究所がアメリカの予算で、コウモリの新型コロナウイルスの実験を行っていると主張した、と報じました。

<反原発ジャーナリスト・大沼安志氏が殺害される前に一部発信>

 島津レポートにいち早く気付いた人物は、どうやら大沼安志氏のようだ。筆者は、次男を東芝病院で奪われ、反省謝罪なしにやり過ごそうとしてきた東芝に対して関心を抱いた。其の結果、フクシマ東電3号機(東芝製)の核爆発を知り、フクシマ問題に蓋をかけようとしたコロナ禍の東京五輪強行、さらにはフクシマの子供たちの悲運、後退するばかりの廃炉問題、猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄問題など、いうところの原子力ムラに追及のメスを入れてきた。

 

 既に反原発の先輩がいた。大沼安史氏だ。彼の晩年の作品に島津レポートが取り上げていた。電磁波攻撃で殺害されたという大沼氏に頭が下がる。

 日系アメリカ人の驚くべき暴露記事は、本物の英文のため、凡人ジャーナリストの正義だけでは手が出ない。プロの協力が不可欠だ。

 そういえば、咲いたと思っていたら、散り始めた梅の花、人生は短い。安倍が元気なうちに真相を明らかにする責任が、言論界と議会にある。

2022年3月14日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月13日 (日)

バイデン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4383)

バイデンの戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4383)

<ピエロ役・ゼレンスキーは俳優職フル回転>

 ドイツのメルケル退陣を待っていたのか。首相が交代すると、シュルツ政権は「プーチンの戦争」と定義づけて「戦争するドイツ」に大変身した。EU激変だ。日本でも岸田文雄が、宏池会の護憲リベラルを放棄して、安倍晋三の日本核武装化に向けた改憲強行を放言した。参院選後の日本も、大激変する危険性が起きるかも。財閥・死の商人主導の日本か?平和を願うアジア諸国民も安閑とはしていられない。

 

 肝心のロシアとウクライナの戦争だが、もう人びとは理解しているはずだ。「バイデンの戦争」である。その罪は限りなく重い。戦争を止めるのも、これからも続けるのか?ワシントン次第ということだ。覇権国ロシアは、覇権国アメリカに屈することになろう。

 

 米CIAが脚本を書いたものだろうが、演じるゼレンスキーは大統領となっても、俳優業を見事にこなしている。まだ冬だというのに、半袖のTシャツ姿と髭ぼうぼうで、戦場からの雄叫びを発している。見方次第では、正に英雄気取りだ。比例して国土は破壊され、国民は多く亡くなっている。

 

 ウクライナの悲劇は、限りなく膨れ上がっている。死の商人は、こぞってウクライナに武器弾薬を送り込んで、戦争を長引かせようと必死だ。日本も防弾チョッキを運んで、市民の武装化に貢献している。恐ろしい地獄の様相に、世界が狂気・狂乱している。21世紀のイソップ寓話そのものではないか。

 

<ロシアの奴隷よりも日本のようなアメリカの奴隷がいい?>

 ゼレンスキーは日本に来たことがあるらしい。しかし、ヒロシマとナガサキには行っていない。沖縄には?もし、沖縄に行って、日本の真実を知れば、彼の演技は違ったはずである。

 

 どう考えても、今のゼレンスキーはロシアの奴隷よりも、アメリカのような奴隷、すなわち外交権をそっくりワシントンに委ねるという選択をしたことになろう。年齢的にも政治家としても未熟過ぎた俳優を、CIAはまんまと手なずけたことになる。ウクライナ国民の悲劇である。

 

<ウクライナの国土は破壊・市民の死傷者数知れず>

 そもそも人間とは、残酷な生き物である。信頼できないと判断すると、邪魔な相手だと決めつけて、とことんやっつける。殺し合いを正当化する動物である。

科学技術は殺し合いの武器のためであって、人々の生活のためではない。

 

 このことでは宗教も無力だ。哲学・思想も及ばない。平和のための国際機関である国連も、関係者のいがみ合いの場所でしかない。現在も、この恐ろしい獰猛な人間が、ウクライナの大地で死闘を繰り広げている。

 

 日々、穀倉地帯で知られるウクライナが、火の海となっている。地獄と化している。決着の行方は、ワシントンの死の商人に握られている。アメリカに正義の大義があろうはずもない。沖縄を見れば一目瞭然であろう。そんなバイデンに尽くす日本の奴隷も哀れである。

 

<米CIAの罠にかかったロシアのプーチンの前途>

 元KGB諜報機関員だったプーチンも、自らの傲慢さゆえに墓穴を掘っている。ロシア国民の多くは、戦争に反対である。ウクライナ国民も。

 しかし、CIA仕込みのゼレンスキーの外交的暴走に、プーチンもまんまとはまってしまった。大軍を動かせば、即座に白旗を上げるという勘違いをしたのだ。KGBの弱点を自ら暴いたことになろう。肝心の兵士も、まさか同胞に銃を向けることなど思いもよらなかった。ロシア兵の士気が上がるわけがない。

 

 プーチンは、なんと外国の義勇兵を投入すると言い出した。カネで動く傭兵は、さらに残酷である。

 ロシア国民にも狙われるプーチンの前途も危うい。彼は「核のボタン」を手放そうとはしないだろう。

 

<ウケに入るアメリカのエネルギー大国>

 アメリカは、今では世界最大の原油エネルギー大国である。ロシア原油を止めたこともあって、天井知らずの高騰を続けている。ただでさえ金利を上げて、金融引き締めをしなければならない好景気の場面で、暴利を懐に入れている。

 ロシアの財政破綻必至の報道など無関係とばかりニューヨークは、有卦に入っている。バイデンの表情に笑みが浮かんでいる。プーチンもゼレンスキーも頭を冷やせといいたい。フランスのマクロンも、確実に厳しいはずだった大統領再選を手にした。

 

 焦るプーチン・ゼレンスキーと余裕のバイデン!1日も早い戦争終結が、人類と地球にとって不可欠である。

2022年3月13日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月12日 (土)

維新・国対委員長と山口組<本澤二郎の「日本の風景」(4382)

維新・国対委員長と山口組<本澤二郎の「日本の風景」(4382)

<右翼(議員)・暴力団(やくざ)は一体=元警視総監・秦野章氏断言>

 手元に拙著「秦野章の日本警察改革論」(エール出版)がある。小見出しを見るだけでも、実に具体的かつ明快な、警察の課題がごろごろ転がっているではないか。警察改革不朽の名著と自画自賛したくなる。図書館で見つけて読んでもらいたい。

 彼の名言の一つは「右翼と暴力団・やくざは一体なんだよ」。これを裏付ける事件を、最近週刊誌が暴露した。

 

 先の総選挙で躍進した維新という右翼政党と、やくざの深い関係である。その前に戦前、神奈川県に入れ墨やくざの小泉又次郎が、戦後は千葉県の浜田幸一が有名だ。今も浜田の倅と浜田の運転手だった石井という人物が国会議員になっている。やくざの世襲に仰天する。新しく知事に就任した立民の千葉県知事には、石井がまとわりついている、ともっぱらの噂だ。

 

 自民党右翼議員とやくざの仲は、知る人ぞ知るである。公明党も大分怪しいことが「木更津レイプ殺人事件」の取材の過程で判明した。そして右翼政党・維新もまた、やくざ・暴力団とのつながりを証明する事案が発覚。

 

 「右翼と暴力団は一体」と断言した秦野さんの指摘は、今日の維新にも当てはまると断定したい。国民の代表を選ぶ選挙は、民主主義の基本である。そこでやくざが当選する、やくざと連携する国民の代表が誕生する日本!について、新聞テレビは比較的寛容である。ということは、日本の民主主義は極めて怪しいことになろう。

 

 やくざが国会議員・地方議員になれる選挙制度に、大きな課題と落とし穴があるのである。

 

<公益社団法人「秋田犬保存会」が右翼暴力団の巣になっていた!>

維新・遠藤氏が会長
「秋田犬保存会」副会長が山口組幹部との
...

https://news.yahoo.co.jp/articles/...

2
日前 ·
日本維新の会の遠藤敬国対委員長(53)が代表理事を務める公益社団法人「秋田犬保存会」を巡り、川北晃右副会長と山口組系暴力団幹部との交際が発覚した問題。
川北副会長が虚偽の説明をしていた疑いがあることが、「
週刊文春 」の取材でわかった。 【「週刊文春」が

 

 以上のネット報道を見て、国民は「ああ、やっぱり」とため息をついているに違いない。「西高東低」は気象庁の口癖ではない。やくざ・暴力団についてもいえるらしい。無論、反論もある。「関東にも稲川会など山口組に対抗するやくざが存在している」と。

 

 昔々の話だが、韓国人に日本評を聞くと「わが国にはやくざはいない」といって胸を張った。今は韓国にもいる。北朝鮮にはいないだろうが、中国には間違いなくいる。

 

 入れ墨男が徒党を組んで、一般市民に襲い掛かる。脅しや刀剣・銃をもって、殺し合いもする。これが国家レベルになると、今のロシアとウクライナの戦争なのか?国連も手の打ちようがない。プーチンも怪しからんが、ゼレンスキーもおかしい。

 

 維新の遠藤敬という国会議員を、ほとんどの国民は知らない。彼の年齢が50代というからには、人間としての修行も終えて、日本人としての常識をわきまえているはずだ。やくざとの縁結びは、日本国憲法下の国会議員として失格である。承知してやくざと結びついて、あらぬことに手を出している。

 

<維新も自公並みに失格政党と判定するほかない>

 自民党の清和会に所属したこともある代議士に仕えた知り合いの話だと、やくざは選挙ともなると、じっとしていない。「創価学会のおばさん顔負けで、票集めをする」というのだ。

 「自民党候補の多く、特に右翼候補はやくざの集票力に期待をかける。水商売の票だけではない。脅しで関係した市民にまで、投票を強要するようだ」と。

 「ハマコー選挙の場合、いつも公示日のポスター貼りは一番乗り、なぜか?やくざが選対で指揮している。票が少なくて、田畑を巻き上げられる支持者は哀れだった」とライバルのY秘書などから聞いたことがある。

 「木更津レイプ殺人事件」のやくざ浜名をかばうような公明党も、清潔・正義と無縁な政党と決めつけたい。維新もまた、今回、馬脚を現したと即断できる。

 

<右翼・やくざ・博打覚醒剤(強姦)・集票の恐ろしい正体>

 右翼・やくざが跋扈する日本社会は、確実に斜陽化している。博打だけではない。覚醒剤・強姦だけでもなかった。集票活動も。この国は、内部から壊れているのである。

2022年3月12日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月11日 (金)

危ない侮辱罪の厳罰化<本澤二郎の「日本の風景」(4381)

危ない侮辱罪の厳罰化<本澤二郎の「日本の風景」(4381)

<戦争反対運動阻止の言論・表現の自由を奪う巧妙な手段か>

 11年を経た311の東電フクシマは、依然として何も変わっていない。念のため、昨日の夕刻前にニュースを聞こうとしてラジオをつけた。国会中継をしていた。フクシマの猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄を取り上げていた。野党の委員長質問か、と聞き耳を立てた。違った。優しそうな声の女性議員が、形だけの追及をして閉会!悲しい。これが311向けの日本の最高機関である。

 

 昨夜と今朝のインターネットの情報のなかに国会質疑はなかった。政府・東電という原子力ムラに服従する議会を露呈していた。他方、隣国では見事な選択が行われていた。与党・大統領府お構いなく、不正腐敗をあぶりだしてきた検事総長が、その後、野党の統一候補として大統領選挙に出馬、大接戦の末、勝利した。日本の検事総長・林真琴とは、恥ずかしくて比較など出来ない。そういえば犯罪元首相のもとへと、現職の首相がお伺いを立てる永田町ではないのか。

 

 今新たな不安材料が飛び出してきた。平和憲法を擁護するために戦争反対を叫ぶ市民や、政府の不正を追及する言論界に対して、右翼政権が新たな武器を手にしようとして、そそくさと危険な法改正を強行成立させようとしているではないか。侮辱罪の厳罰化である。法務省の法制審議会は、議論もせずに法案化しようとしていた。

 

 「共謀罪と特定秘密保護法と今回の侮辱罪を、右翼・強権・独裁政権が乱用すると、今のロシアの反戦運動に対する取り締まりと同じことが起きる」と専門家が警戒警報を鳴らしている。

 女性の人権保護のための、第二のTBS強姦魔を誕生させないための強姦罪厳罰化は棚に上げていることからすると、右翼政権がやろうとしていることは、明らかに均衡を欠いている。

 

<戦争反対者拘束の巧妙な手口に似ているようで危うい>

 永田町に関心を抱いているベテラン弁護士は「自公維主導で、主権者の言論・表現の自由を奪おうとしている」と厳しい分析をしていた。これに国民民主党という、有権者を欺くような党名の政党が加わると、まさに21世紀の翼賛議会によって容易に強行されるだろう。

 

 唯一の歯止め役の言論だが、その代表的な新聞を購読している元自民党本部職員が「昔の朝日と今の朝日は異質。政府広報に徹する女性記者ばかりだ」と嘆いている。彼は都内の高層マンションに住んでいるが、大半の住民が新聞を取っていない。「朝日は自分だけだ。いつか読まなくなるだろう」とも予言してきた。

 権力を監視するという責任を果たそうとしているジャーナリズムは、今では日刊ゲンダイと多少は東京・中日新聞くらいか。これも悲しい。そのはずで、プーチンの仲間である安倍晋三らは、この時とばかりに便乗して、日本の核保有を叫び、それを宣伝する新聞テレビばかりではないか。

 

<世界の大勢に逆行=共謀罪・特定秘密と結びつけると誰でも拘束>

 各国の法制に明るい法律家は「世界の大勢に逆行している。各国とも刑罰以前の問題として処理している。今回の法制審議会の対応は異様だ」と鋭い指摘をしている。

 

 「それこそ共謀罪などと結びつけると、国民は声を発することが出来なくなる」とも警鐘を鳴らしている。普通の平和国民が、極右の権力者によって、窒息させられる可能性さえ否定できない。自民党や公明党にまともな判断をする人物はいないのだろうか。

 

<法制審議会は形骸化、名存実亡の悪しき権力者の傀儡審議会か>

 日本の検察を友人らは「税金泥棒」と呼んでいるが、こうした当たり前の叫びが「侮辱罪の厳罰化」によって抑え込まれる可能性が高い。ネットでさえも本心を明かせなくなる警察管理国家となろう。一連の戦前回帰の流れなのだ。

 

<フクシマの子供・妊婦を県外に逃がせと叫んだ義士に侮辱罪で口封じ>

 昨今の野党不存在に、怒り狂う戦争に反対市民は少なくない。現に311のフクシマで、子供と妊婦を県外に逃がそうと必死で運動していたジャーナリストに対して、原子力ムラは侮辱罪で刑事告訴、口を封じてしまった。

 現在の侮辱罪でも乱用すると、市民の活動を抑え込んでしまう。厳罰化が加わると、簡単に拘束される暗黒時代が始まることになろう。

 言論界・市民の覚醒を強く求めたい。

2022年3月11日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

社説:侮辱罪の厳罰化
拙速な議論は禍根を残す
|
毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20211107/ddm/005/070/026000c

 http://www.asyura2.com/2002/dispute3/msg/726.html 

2022年3月10日 (木)

21世紀のイソップ寓話<本澤二郎の「日本の風景」(4380)

21世紀イソップ寓話<本澤二郎の「日本の風景」(4380)

<浮気好きのハトと二羽のカラスとの怪ダンスの結末は?>

 我が家の小さな庭先にハトが飛んでくる。彼女は大胆で、主が追い払うまで口ばしで、何やら餌をついばんでいる。南側にある隣家の大きな杉の木には、よくカラスも飛んでくる。鳴き声は、お世辞にも美しくないハトとカラスである。時にはカラスが大声を張り上げることがある。理由は不明だが、知り合いの中には「カラスの巣に大蛇が襲い、卵を呑み込んでいる」という。

 

 智慧のある二羽のカラスが、競ってメスの浮気ハトに恋をしたという21世紀のイソップ寓話が、本日の話題である。ハトもカラスも人間並みの心の持ち主だ。むしろ純粋かもしれない。カラスに比べてスマートなハトに、二羽のカラスが恋をする。三羽とも浮気が大好きだ。いうところの三角関係が、もつれてもつれると悲劇をもたらすことになる。人間社会でもよく見られる光景である。

 

 浮気好きのハトは、決まったように貧乏ガラスよりも、カネ持ちのカラスが大好きだ。どっちを選ぶか?狼のような獰猛なカラスよりも、ずる賢い金持ち?のカラスが好きになるのは世の常か。ここで終われば、一件落着して問題は小さいが、喧嘩好きのカラスは「俺のハトだ」と力づくで押し返そうとする。激しい争いが始まる。周囲に動転させるような騒音をまき散らす。

 

<狼のようなカラスと狐のようなカラスの攻防戦の行方>

 ずる賢い狐のようなカラスは、いったん誘惑して捉えたハトを、そう簡単に手放すことはしない。既にハトに対して、沢山の餌を撒いて、手なずけており、ダンスを続けさせようと必死で、おいしい餌を届けている。

 

 負けじと狼のようなカラスは、ハトに対して容赦のない攻撃を仕掛けて、傷を負わせて動けないようにしてしまった。浮気ハトの叫びに「負けるな」と必死で声援を送る狐カラスも自身の家庭を壊すようなことは出来ない。三角関係のもつれの解決方法はない。ハトが折れるしかない。そうしないと、死んでしまいかねない。

 

 これらのことが発覚して、周辺の小鳥たちがひどい被害を受けている。要するに、浮気は損であるという教訓だ。浮気ハトに手を出した狐カラス、それを命がけで食い止めようとする獰猛なカラスという三角関係が、鳥の世界を大混乱に陥れてしまった。

 

<戦争で傷つき倒れるのは、いつの世も女性と子供ら市民、市民>

 さて翻って人間社会でのウクライナとロシアとアメリカの攻防戦による被害者は、決まって真っ先に女性と子供である。犬死させられる兵士もまた哀れだ。

 同胞同士血で血を洗う死闘に追い込んだワシントンの死の商人に軍配を上げるだけでいいのであろうか。常に第二、第三のウクライナが生まれる人類であっていいのだろうか。

 

<悲劇の大衆とぼろ儲けに酔う死の商人・財閥>

 日本の大手銀行でも、金利高のロシア国債に手を出していた。これが紙切れになっている。フランス・イタリア・オーストリアはもっと被害を受ける。それどころか、各国の弱者である庶民大衆の生活は、厳しい環境に追い込まれている。エンゲル係数は日本が特に高い。欧米先進国に比べて最低の、かつては世界第二位の経済大国日本だ。

 

 片手落ちの外交でいいのだろうか。友人は「安倍と鈴木宗男父子をプーチンのもとへ、特使として派遣してはどうか」と貴重な提言をしている。安倍と宗男は「森喜朗さんも一緒だ」と声を荒げている?

 

 ともあれ、ひとり威勢の良い1%の死の商人を率いる安倍一族に、昨日も頭を垂れた日本国首相のことを、今朝ほど聞かされて愕然としてしまった。岸田文雄側近も原子力ムラにからめとられている、との指摘は軽視できないだろう。改憲軍拡の先に、ありえないはずの日本核武装論をひけらかしている様子が、なるほどだと小学生でも理解できる。死の商人が政界でも官界でも跋扈する日本社会も、ロシア・ウクライナ・アメリカの攻防戦の影響が大きな災いをもたらしている。それに言論界までが追随している日本である。

2022年3月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月 9日 (水)

12年目のフクシマ放射能<本澤二郎の「日本の風景」(4379)

12年目のフクシマ大放射能<本澤二郎の「日本の風景」(4379)

<廃炉に100年かかる東電第一原発と核爆発の東芝3号機>

 間もなく311フクシマ放射能は11年を経て12年へと入るが、 安倍晋三のプーチン外交同様に一歩も前進していない。廃炉に100年かかる。恐ろしい事態に政府も打つ手はない。11年前に子供だった30数万人の子供たちの今後には、甲状腺被害などの治療と健康診断が欠かせない。妊婦も、である。ウクライナのチェルノブイリ原発事故の教訓でも分かっているが、人命無視の原子力ムラが蓋をかけて、やり過ごしてきている。

 

 フクシマに関して言うと、東電・政府・自治体・医師会は、これからも国民と200万福島県民を騙し続けるのか。許されるわけがない。児玉龍彦教授の絶叫に耳を傾けるべきだ。人類を騙すな、である。4兆円五輪賭博でも騙せなかった。莫大な借金はどうなったか?誰も小池百合子に質問しない?

 

 児玉教授に言われなくても、放射能被ばく地区では、子供や妊婦は生きていけない。

 まして東電3号機の東芝製原子炉は、核爆発を起こしている。水素爆発という嘘をつくな、と叫びたい。廃炉の手段・方法はない。チェルノブイリのように石棺で覆うしかないのか。ロシア報道が正しいとすると、そこで核兵器を製造していると暴露している。核に執着するウクライナ政府も、まともとは言えない。原発はいらない。どこまで行っても、悪魔のエネルギーである。

 

 原発に反対した学者やジャーナリストが、日本でも相当数、殺害されている。もんじゅ西村謀殺事件は旧動燃だ。渡辺泰子さんは東電に殺されたらしい。他にもいる。原子力ムラの魔手を、これ以上許してはならない。

 

 フクシマは何も変わっていない。ますます悪化、厳しい事態が次々と起きている。ロボットをいじっても無駄なことである。山のような汚染物質や土壌の始末は、永遠の課題であろう。やくざを使って日本列島へとバラマキすることが許されるのか。

 

 千葉県袖ヶ浦市林地区の放射能埋設地区からは、確実に地下水を経由して、飲料水にもなっている小櫃川に流れ込む。周辺の水田も放射能汚染で、米が作れなくなるだろう。周辺の住民のガン被害が高いことも判明している。袖ヶ浦市と千葉県は、それでも本格調査をためらっている。自民党と公明党は、この問題から逃げてしまっている。共産党は千葉県出身の委員長を出しながら、いまだ真実の議会活動をためらっているらしい。

 

 この恐ろしい放射能汚染残土が、君津市の水源地にも投棄されている。袖ヶ浦市林地区も水源地なのだ。言ってみれば、フクシマ化した千葉県・房総半島ということになる。当地の国会議員の多くが、やくざと関係を有している。ウクライナのチェルノブイリ化といえなくもない。

 

<猛毒トリチウム汚染水の海洋投棄に中国・韓国など大反対>

 放射能汚染水である猛毒トリチウムの海洋投棄問題について、安倍後継の菅内閣が決断し、それを強行しようとしている。その時点で、日本の水産物は、食卓から消えていくことになろう。たとえIAEAを抱き込んでも、放射能魚介類に手を出す市民はいなくなるだろう。

 海水は蛇のように太平洋からインド洋へと、いずれ大西洋にも流れついていく生き物である。既に中国と韓国は、海洋投棄に大反対している。当たり前のことであろう。

 

 「安倍のお陰で、韓国と中国との外交関係は破綻してしまった」という政治的理由も重なっている。

 日本を襲う巨大な地震が、第二、第三のフクシマを招き寄せることも確実視されている。呪われた日本では、人々がまともに生き延びることを禁じているかのようだ。政治の劣化を証明していよう。 

2022年3月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

児玉龍彦教授の大警告(子供と妊婦が守られる社会を!危ういフクシマ日本)

https://savekidsjapan.blogspot.com/2013/09/a-fukushima-teenager-found-to-have-lung.html

原子力ムラに消された学者・ジャーナリストの悲運!

https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_1741.html

東海村から逃げる本社機能!

帝国データバンクの調査によりますと、去年、東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏の13県から本社や本社機能を地方に移転した企業は351社で、データが残る1990年以降で最も多くなりました。 NHK

放射能汚染残土の処分は絶望的!

中間貯蔵施設に保管した土などは2045年までに福島県外で最終処分すると法律で決められていますが、最終処分の場所や方法などの見通しは立っておらず、除染をめぐる課題は残ったままとなっています。 (同)

怖いワクチンの正体!?

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/677.html

2022年3月 8日 (火)

何が大事かプーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4378)

何が大事かプーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4378)

<戦争は争いの根源を分析して手を打て=ロシアとウクライナに問題>

 7時前に起きてカーテンを開けると、満開の梅が歓迎してくれた。小雨がぱらついていたが、古く大陸からやってきたという白い花は、辺りを照らしてくれている。しかし、一転してプーチン戦争について考察しようとすると、心は暗い。昨日の買い物で驚いたことは、大好きな納豆が20円も高騰していた。水戸納豆も食べられなくなるかも。

 

 プーチン戦争は、各国の経済を直撃している。ロシアの経済破綻で済むわけではない。原油・ガスの高騰で、人々に塗炭の苦しみを与え始めた。すぐにもプーチン戦争を止めることが、地球に住む人類最大の課題である。

 

 仲裁国は、ロシアとウクライナにしかと足場を構築している中国しかない。そう叫んでいたら、昨日北京で外交部長が「国際社会と協力して仲裁する」と言明した。直ちに、モスクワとキエフに飛べ、と厳しく要請したい。

 

 日本政府もワシントンの言いなり外交ではなく、プーチン戦争を煽るワシントン策略に踊るウクライナ政策を改めさせる、そしてプーチンとの対話を強力に推進するように働きかけることが重要だ。戦闘の現場の様子から、プーチンの恐ろしい非人道的な攻撃に息をのむばかりだが、プーチンをテーブルにつかせるためには、そもそもの根源にメスを入れるしか、妥協させる道はない。

 客観的に見て双方に非がある。ワシントンのNATO戦略に呑み込まれ過ぎた、ウクライナのゼレンスキーに非がある。ウクライナのNATO化は、過去におけるキューバのソ連化に反撃した、アメリカのケネディ大統領を想起させる。

 

 喉元に突き付けられた匕首を喜ぶような国は、この地球に存在しない。ゼレンスキーとワシントンの暴走を食い止める自立した日本外交でありたい。

 

<誰が見てもワシントンの罠にかかった旧ソ連圏同士のいがみ合い>

 国際関係を学んだ人間であれば、今回のCIAの手口は大英帝国・ロンドン流であることが分かる。自ら直接、手を下すことはしない。漁夫の利作戦である。今回の戦闘で被害を受けたのは、ロシアとウクライナと欧米どころか、アジア諸国など地球規模の国と大衆である。

 

 そこには大義はない。不条理だらけで、評価するようなことは何もない。しかも、最悪の場合、地球が破滅する危険さえも予感できる。旧ソ連圏内のいがみ合いで終わらない。日本の大衆も大きな被害を受ける。ガソリン車にも乗れない。高騰する電気やガスで、生活が破壊される。死の商人はひとり笑っている。こんなことを長引かせていいわけがない。

 国際紛争には必ずワシントンが関与する。情報はCIAから流布する。日本では、アメリカ的情報の氾濫になる。無知な人間は、ウクライナの正義のみを信じ込む。結果的に戦争を泥沼化させて、被害を受けるのは決まって大衆である。 

 

<プーチンはKGBの人間、追い詰め過ぎると核のボタン?>

 不勉強だったためだが、プーチンはやはりただ者ではない。KGBを知らないが、おそらくCIA顔負けの野蛮すぎる行動を平然とやるような組織だった?彼の核の脅しは、張り子の虎ではないという。追い詰め過ぎると、核のボタンを押すかもしれない。この点が、ワシントンの心臓を凍らせている。

 

 仲裁できるのは、北京とワシントンも、ということになる。ワシントンと北京がゼレンスキーにブレーキを踏。同時にプーチンを説得するのである。トルコが賢明に仲介の労をとっているが、まず成功しないだろう。

 

<地球と人類が滅ぶ可能性がゼロではない>

 ゼレンスキーの狂気じみた発言は、第三次世界大戦を招き寄せようとしているようで、相手が相手だけに、とても危険で怖い。核戦争で人類は生き延びることはできないだろう。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの比ではなくなる。

 ゼレンスキーとプーチンを説得できるのは、いまやバイデンと習近平だろう。

 

<ウクライナは中立国が最善=CIAに騙されて地球を滅ぼしたいのか>

 いえることは、ゼレンスキーはアメリカのドナルド・レーガンと似ている。テレビが作り上げた大統領で、まともな政治を理解しているとは、その発言と対応から、到底思えない。

 NATOに入ることではなく、ロシアとNATOの緩衝地帯、すなわち中立国が最善である。日本と同じように9条憲法は安全を約束する。片足をロシア、もう一方の足をNATOに突っ込んで、争いを許さない平和国家がいい。スイスのような国になれば、人類と地球に貢献できるだろう。

 

 人類救済のために中国が、真っ先にモスクワとキエフを説得し、そこにワシントンを巻き込むことが賢明であろう。早く早く、行動を起こすべきだ。

2022年3月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月 7日 (月)

日本のプーチン便乗組<本澤二郎の「日本の風景」(4377)

日本のプーチン便乗組<本澤二郎の「日本の風景」(4377)

<安倍・国粋主義に同調する維新+αナショナリストに警戒警報>

 「日本国憲法にもいいことが書いてある」と口を滑らせた元首相がいる。ナショナリスト・国家主義者で知られた中曽根康弘だ。彼は東京帝国大学法学部で、日本帝国憲法を呑み込んだ。従って、敗戦後に誕生した日本国憲法を読んでいなかったことになる。ナベツネの盟友だ。読売はいち早く憲法改悪の条文まで用意した。自らジャーナリズムの世界から足を洗った。

 野球チームを編成して、スポーツにうつつを抜かしてきた反ジャーナリズム新聞とテレビ、ラジオを利用して、人々をナショナリズムに洗脳してきている。平和軍縮派の第一人者の宇都宮徳馬が忌み嫌ったメディアとして有名だ。これに追随したフジサンケイの報道の信頼度は、無論の事で低い。

 1週間前に始まったロシアのプーチン戦争によって、世界経済は大混乱に陥ってしまった。ロシアも国際社会からの経済制裁を受けて、青息吐息の状態だ。現在は平和的な反戦運動だが、いずれ暴動が発生するだろうと専門家は予測している。

 「崩壊した年金制度」がロシアの致命傷となっている。むろん、日本も同様の事態へと突入していて危ないのだが。

 繰りかえし指摘しなければならない点は、永田町のプーチン便乗組のいかがわしい叫びである。これをフジサンケイが中心となって、新聞テレビからネットに流している。お陰で、プーチンに連なる日本の国家主義者・国粋主義者の不気味なダンスを知ることが出来る。

 「背後の死の商人・財閥向けに踊りまくっている」と事情通は指摘する。意外や、こうした極右の正体について、無知をかこっている人々がまだ多い。事情を知る言論人は、声を潜め、塹壕にもぐってしまっている。言論の自由は、ロシアでは解体されてしまったが、日本も大同小異である。

 正確に言うと、偏狭なナショナリスト、個人の命や人権を守ることよりも、国家・財閥優先主義者といった方が分かりやすいだろう。戦前回帰・先祖返りの日本にするためだ。ロシアやウクライナを対岸視してると、足元を救われるだろう。要注意である。

 こちらは、双方に言い分がある。足して2で割ればいい、というのが、永田町の55年体制の国会運営だった。右顧左眄するだけでは、この戦争を止めることは出来ない。当然、第一義的にはプーチンに非がある。NATOの全面支援で、ひとり英雄気取りのウクライナ大統領に軍配を上げることも、戦争を長引かせ、とどのつまりは両国の市民と非産油国市民の生活を破壊してしまうだけである。小学生でもわかるだろう。

 いずれにしろ、争いごとを話し合うのではなく、武器弾薬で始末をつけようとするプーチンは、ロシア国民からも見放されてしまっている。21世紀においてナショナリストの運命は、悲劇だけが待ち構えている。

 

<自民党女政調会長は安倍の傀儡政治屋=右翼メディアが大宣伝>

 永田町では決して尊敬を集めることなどなかった女性議員が、ここ数か月の間に有名人になった。安倍側近は以前からだが、最近では安倍の口ばしの役割を担うことで、維新の大阪弁護士同様、右翼の新聞テレビが持ち上げたことが、その理由である。

 本人も気分がいいらしく、プーチン便乗組の先頭に立った。負けじとばかりに大阪維新の市長も声を上げた。すると、俺を忘れるな、とばかりに野党と思っていた国民をよそに、堂々の右翼宣言した国民民主党である。

 要するに「日本も核兵器を持とうよ」と数十年前だと落選必至の言動を吐いている。偏狭なナショナリストの乱舞に泉下の中曽根もびっくりしているだろう。

 

<憲法改悪は日本の地獄への道>

 死の商人に踊る日本のナショナリストの悲願は、9条憲法の改悪にある。そのための環境づくりを、無知な市民に理解させようとしている。カネに糸目をつけないため、新聞テレビもなびいて抵抗しない。永田町は、政治信条どこ吹く風の政治屋ばかりだ。

 ぬるま湯につかっている、多くの市民を巻き込もうと、安倍・プーチン派は躍起なのだ。司直の縄から抜け出したい安倍も必死だ。はっきりしていることは、憲法改悪の先の日本には、地獄が待ち構えている。国民生活の破綻がくっきりと見える。平和軍縮でしか日本人は生きられないのだから。

 

<義務教育で日本国憲法の基本を教えることは教師の重大責任>

 友人弁護士は、学校教育で憲法を教えていないことに、今も恐怖を抱いている。文部省・文科省の戦後教育の悪しき実績である。憲法を知らない安倍に子供たちも引きずり込もうとしている。目を覚まそう、声を上げよう、憲法は帆船日本丸を叫んでいる。

2022年3月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

与野党の参院幹部らは6日のNHK番組で、米国の核兵器を受け入れ国が共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」をめぐり議論した。自民党や日本維新の会が議論の必要性を訴えたのに対し、立憲民主、共産両党などは反対した。 (時事)

国民民主の玉木、ウクライナの原発が攻撃された日に原発再稼働要請
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/03/post-e65b8a.html

2022年3月 6日 (日)

玄愛華女史が北京で永逝97歳<本澤二郎の「日本の風景」(4376)

玄愛華女史が北京で永逝97歳<本澤二郎の「日本の風景」(4376A

<中国人民志願軍の英雄=彭徳懐司令と共に最強の米軍と戦った!>

 中国史には数限りなく英雄が登場するのだろうが、筆者にとって身近な英雄は、2014年暮れに知り合った玄愛華女史。97歳で3月6日午前11時過ぎ、肺炎で入院していた病院で、静かに目を閉じた。老衰である。数日後には、北京市郊外の八方山で眠る夫の遺骨と一緒になる。24歳で元人民解放軍へ、息つく暇もなく、無事に生きて帰れない朝鮮人民志願軍へ参戦した。戦場では、通訳や戦病死者らの介護や埋葬など、それこそ女性ではこなせない、耐えがたい任務をこなして、北京に生還した。朝鮮戦争では、志願軍兵士の死者は100万ともいわれている。毛沢東の長男は、米軍の空爆に倒れている。

 

 抗日戦争から蒋介石の国民党との国共内戦、そして朝鮮戦争へと続く信じられない強行軍に、毛沢東側近の林彪でさえも、大反対して降りてしまった。困り果てた毛沢東は、やむなく彭徳懐を起用した。日本に原爆を投下した世界最強の米軍を相手に戦う志願軍には、武器らしい武器はなかった。それでも引き受けた彭徳懐は、中国軍第一の名将であった。

 

 人間を盾にした戦闘で、38度線を死守した。金日正の朝鮮民主主義人民共和国は、中国人民志願軍の命の代償だった。玄愛華女史は、見事、死闘を耐え抜いた。

 

<野戦病院軍医・元日本兵の通訳も担当>

 志願軍には、侵略日本軍を抜け出して、解放軍で入った日本兵がかなりいたようだ。志願軍の野戦病院は、日本の元軍医が指揮していた。女史は志願軍幹部と日本兵軍医の通訳も兼務する、いまでいう衛生兵だった。

 

 当時の様子を筆談で取材した。老いて耳が遠くなっていた。無数の死者が病院に運び込まれる、厳寒の山岳地帯での任務はきつかった。「二人一組で、凍って棒のようになった死体を洗って、バラックのような建物に運び込む。春になると、土に埋められる。生きた心地もしなかった」と当時を述懐した。

 来る日も来る日も無数の死体との出会いである。食べ物・衣服・武器不足のないない尽くしの志願軍である。「朝鮮の兵士は、酒ばかり飲んでいた」というエピソードも明かした。

 

 元日本兵の軍医や看護師との交流で覚えた北海道民謡「ソーラン節」を歌ってくれた。中国軍に味方してくれる日本兵と親しくなった彼女は、何が起きても日本を嫌うことはなかった。

 

<戦死者の処理は元日本人看護兵と一緒に作業>

 1972年の国交正常化が実現すると、軍務で親しくなった日本の看護兵と北京で再会することが楽しみだった。

 彼女の体は大きかった。老いても165センチ以上もあった。170センチほどではなかったかと思う。色白で美形の持ち主だった。書の達人で、よく新聞紙で練習していた。

 92歳になっても一人で買い物に出かけていたが、不運にも路上で転んでしまった。「これでおしまいか」と医師も諦めたが、本人の再起する意思は固く、見事ベッドから起き上がり、居間でテレビが見られるようにまで改善した。

 

 彼女の母親の苦労は、また壮絶なもので、ここには書ききれない。戦火のなかを二人の幼い娘の手を引いて逃げ惑う姿を想像できるだろうか。日本では空想さえも出来ない運命を乗り越えてきたが、かの文化大革命という恐ろしい政治闘争の渦中、食べるものもなく息絶えた。

 

<毎晩泣いていた元日本看護兵はハルビンで幼子を絞め殺していた!>

 彼女は、悪魔の関東軍・731部隊の本部のあった黒竜江省ハルビンでの日本人幼児の悲劇を語ってくれた。敗戦時のハルビンでは、いち早く731部隊が逃げた。残されたのは、大半が女性と子供たちだった。

 

 幼子を連れて日本に逃げられないため、大人たちは無残にも皆殺しにした。泣き叫ぶ幼児の首を絞めて殺した母親たちのことなど、まるで現場で見たような話をしてくれた。

 

 理由は日本の看護兵が、毎晩泣いているので、その理由を尋ねたら、彼女らも幼児を殺したという。思い出して泣いたと分かった。

 

<前例のない母親・夫と赤子二人の家族総出の戦闘>

 筆者が玄愛華女史を英雄と称える理由は、志願軍に母親と夫と二人の幼子の一家総出で参戦した点である。死ぬ確率の高い志願軍に参戦した勇気は、人民解放軍と朝鮮志願軍合わせても、女史のような人物は一人もいない。

 

 幼子は二歳と生まれたばかりのゼロ歳である。このような人物は、世界広死といえども、彼女以外に一人もいないだろう。北朝鮮は女史のような英雄が作り上げた国家なのだ。仰天するような歴史は、まだ中国に沢山眠っている。

2022年3月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

気候変動と梅の開花<本澤二郎の「日本の風景」(4376)

気候変動と梅の開花<本澤二郎の「日本の風景」(4376)

<昨年より1か月遅れの原因は2021年の寒い冬の異常気象>


前庭のガラス窓を開けると、すぐ目の前に梅の大木(樹齢50年)の花が咲いていた。いたるところで見られる梅の開花風景であるが、本日はほぼ満開だ。そよ風に小さく揺れている。一番の見ごろである。心和む情景だが、嫌な予感がする。昨年は2月上旬に開花しているので、ほぼ1か月遅れ。今冬は寒かった。異常気象だったのだ。2020年2月10日に九十九里方向へドライブした時は、既に寒桜が美しい花を咲かせていた。近くの友人宅の寒桜は、いまも蕾のままだ。

 

 2019年の15号台風は、それこそ強風と豪雨で地底から唸り声が聞こえるほどで、家ごと飛ぶかもしれないという恐怖感を覚えた。昨今、地震は毎日のように発生している。311の再来を心配する専門家も。東海村など新たな原発の崩壊炎上も想定されるだろう。

 気候変動は、日常的に起きていると考えたらいい。地震のことを考えると、高層マンションに暮らしている金持ちの人たちにも気が回ってしまいそうだ。

 占い師とは無縁だが、地球は壊れている。犯人は人間の科学技術にある。自然を破壊するという愚かな行為は、人間であって、人間が生み出した科学技術であると断定することが出来る。

 戦争もまた、地球破壊の元凶である。それが今も、旧ソ連地帯で繰り広げられている。争う人間には、それぞれの宗教が付着しているが、効果ゼロ。数千年前、いや数万年前、人類が誕生して以来、争いはずっと続けられてきている。

 

<気候変動の一番の犯人は原子力発電所の大量の温廃水>

 聡明な友人は、あわててロシアの歴史を調べている。図書館にも出かけて、戦争の根源を洗いだそうとしている。そこに「差別」があると見ている。

 差別は、争いの原因である。江戸時代は、わざわざ士農工商という身分制度まで強要した。武士と農民が大事にされた。その上にまだ天皇制があり、商人の下にも奴隷のような賤民を置いた。これこそが差別社会の典型だった。

 敗戦で人間は皆平等になったはずだが、それでも天皇という特別な存在を、この国の為政者や占領軍が認めてしまった。この差別が無くなる社会が、いつの日にか実現するのか。日本人の悲願であろう。

 平等のはずの男女間にも、差別が存在する。役人と市民の間にも。人間の肌の色でも差別が。インドなどでは、まるで永遠であるかのように、差別制度が人々を苦しめている。無差別社会が人類永遠の課題なのか。悲しいし、情けない。その間は、人間の争いが、自然である地球を破壊・苦しめることになる。

 

 気候変動・地球破壊の元凶は、見方によっては人間の差別・争いに起因するのであろう。戦争は史上最悪の罪悪だが、それでも人間は、それぞれの目的を達成しようとして、日ごろの科学技術を人殺しの兵器を駆使する。死の商人はどこにもいる。巨大財閥が政治を操っている。ロシアのプーチンが、今もそれを隣国のウクライナで行使している。これの怨念は、確実に100年は続くのだが。しかも、原子力発電所を攻撃、そこから火の手が上がった。国際社会を核の恐怖に陥れた。

 

 この10年、安倍晋三と仲良くしていた人物である。驚いたことに安倍の仲間たちも、一斉に日本の核武装論を醸し出す声を高らかに上げた。狂喜が日本列島までも巻き込んでいる。

 

 原発の恐怖について、人々の理解は薄い。信じがたいことだが、311のフクシマの200万県民を指導している人物は、経産省OB、すなわち原子力ムラの仲間だ。原発推進派が福島県知事なのだ。日本の政党と大衆の民度の低さを露呈している。

 従って、原発が地球温暖化、気候変動の犯人という真実を、人々に教えようとはしない。フクシマに限らない。ウクライナの原発やアメリカ、フランスの原発総計およそ400基からの大量の温廃水が、海水温を上昇させ、二酸化炭素を蒸発させて、地球の正常な気候を破壊してきている。

 

 ロシアのウクライナ原発攻撃によって、プーチンは人類の敵となった。これ以上追い詰めると、核のボタンを押すかもしれない、という新たな恐怖を招来させている。

 

<ウクライナのザポリージャ原発はドニエプル川から黒海を汚染>

 欧州最大のザボリージャ原発から火の手が上がったことに驚いたが、筆者はチェルノブイリの教訓をないがしろにして、依然として原発にこだわってきたウクライナ政治に恐怖を覚える。

 ロシア・ベラルーシを経由するドニエプル川を、確実に汚染させている。石棺をかぶせたチェルノブイリ原発からの汚染はどうなのか。水も大気も安全ではないだろう。黒海や河川の水質調査は万全だろうか。フクシマも大変な事態のままであるのも当然か。

 

<世界の原発400基が海と河川の水温上昇犯人=異常気象>

 地球温暖化は、原発が最大の元凶であるが、石炭や石油もまたその一翼を担って久しい。犯人は人間である。科学技術だ。科学者はカネで動く。政治も金で動く、言論もカネで動く。異常気象・気候変動の犯人は、カネに動く人間である。

 

<脱原発・脱石炭=地球を死滅から再生させる人間の責任=帆船日本丸>

 地球は日々壊れている。自然に目を向ければ、素人でも理解できる。人間は、地球を再生させることが出来る。孫や子供たちに美しい日本を残すことも出来る。その方程式は、科学者でなくても出来る。開花遅れの梅の花でさえも、人類に警鐘を鳴らしている。差別のない、争いをなくすことが、地球生存の秘訣なのであろう。帆船で航海できる日本丸が最善の道である。

2022年3月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月 5日 (土)

恐怖のナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4375)

恐怖のナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4375)

<核施設・原発を攻撃したロシアのプーチンは人間なのか>

 プーチンは日本を何度も訪問している。森喜朗・安倍晋三との仲は深い。しかし、肝心のヒロシマとナガサキには行かなかった、と記憶している。それでもチェルノブイリとフクシマの放射能被害については、詳しい情報を知っている。恐ろしい被ばくの恐怖を学んでいる。それにもかかわらず、プーチンの軍隊は、世にも恐ろしいウクライナの二か所の原発を攻撃した。

 

 昨日は、ヨーロッパ最大級の原発で火が噴いた。国際社会を大混乱に陥れた。偏狭なナショナリスト・プーチンの本領が発揮されたものだ。目的達成のためには、手段を選ばない、それが国家主義者だ。仮に核施設や送電線に砲弾が直撃すると、地球の北半球全体が放射能被害に見舞われる。そのことを承知した攻撃だったことから、プーチン暗殺計画が本気で語られ始めた。

 

 プーチンは人間ではない!誰もがそう思ったかもしれない。ナショナリストの恐怖を裏付けている。核施設に手を出したり、核兵器をチラつかせるナショナリストは、自身の命の危機を感じ取ったものか。それにしても核に手を伸ばすようでは、隣国への侵略失敗を認めたようなものだ。戦争犯罪を問われることになる可能性が高い。

 

 nationalistを選んだpeopleの責任も問われている。正しくはストロングがつく。日本語だと国家主義者より国粋主義者を指す。日本国内でも、いまこの手の人間が増大して、インターネット情報を攪乱している。胸に手を当ててみよう。

 

<ユダヤ系ウクライナ人・ゼレンスキーの「国民を盾」はまともか>

 反動的にウクライナの元俳優・ゼレンスキーの評価が高まっているが、この人物にも危険な要素がちらつく。彼もまた、ストロング・ナショナリストに違いない。

 

 国民の命や人権を軽視するナショナリストを、人々が政治指導者に選ぶという恐怖を大衆に呼びかけている。資金を懐に入れている財閥は、さらに血税を懐に入れようとして、民主主義者を拒絶して、国家主義者・国粋主義者を選ぼうとする。そのために新聞テレビを悪用する。広告費で左右できる言論界操作が、極右化を宣伝するため、市民は容易に騙される。

 

 彼らはヒトラーのように、選挙で選ばれて這い上がって権力を握る。国民が気付いて引きずり降ろそうとしても、既に洗脳された大衆がそれを許さない。圧倒的資金力による選挙で繰り返し再選し、都合の良い憲法改正や法律を制定して、反対に市民監視を強め、人権を奪い取る。国家主義者の怖いところだ。

 

 プーチンもヒトラー同様に、選挙で選ばれ、背後の強大な財閥が支援している。ゼレンスキーはどうだろうか。反プーチンを合唱することで、人々の支持を得てきている。ただし、彼が本当にいい政治家かどうかの基準は、危機に遭遇した際の人々への対応いかんである。

 

 国民の命にどう向き合うか、である。残念ながら彼は、人民の味方ではなかった。その反対である。今回のロシアとウクライナの戦争は、双方のナショナリストの激突である。

 

 ゼレンスキーは、アメリカを軸とするNATOの全面的支援を前提としたプーチン対決である。彼はロシア軍の前に、最も大事な国民の命を、盾にしたことで、まともな政治家ではなかった。米CIAを懐深く抱きいれての戦争をしている。プーチンの誤算は、ここにあった。

 

 ロシアの大軍にすぐさま手を上げると考えていたプーチンは、誤算続きだ。事実は、ゼレンスキーのユダヤ民族主義が彼の五体を包み込み、米国の工作を100%受け入れていた。民間人の犠牲を喧伝することで、国際世論を独り占めにした。結果的に、戦闘は泥沼化して市民の命を使い捨てにさせている。

 プーチンが要求するウクライナ中立化は、願ってもない好ましい材料で、スイスとの中立同盟による平和攻勢が、人々の命と人権を守ることが出来る。出来れば非武装中立の9条国家が最善だった。しかし、CIAはそれを許さなかった。NATOの前線基地化に突っ込んで、人々の命をプーチンの軍隊に捧げている。これはゼレンスキーの過ちである。

 

<「ウクライナ首脳陣はアメリカ国籍」との見方は本当か?>

 いま不可解な情報が飛び込んできた。ひょっとして事実だとしたら、ゼレンスキーは、人々を裏切っていることになるのだが。

 ご存知、中国の官僚たちは、こぞって米国などに家族や資金を送り込んで、自身と家族の安全を図っている、と聞く。ウクライナの要人たちも、みなアメリカの国籍を取得している、というのだ。

 

 つまりは、こうなのだ。「CIA当局が、ゼレンスキーの側近たちの身の安全を保障したうえでのロシアとの戦争」というのであるが、果たして事実なのかどうか。単なるうわさなのか、それとも?

 ゼレンスキーの家族は、いまどこに身を隠しているのだろうか?不可解な点は、まだいくらでもあるのかもしれない。

 ちなみに、この戦争区域は、過去にスターリンを育んだ風土だった。そして、そのことは日本の天皇絶対制度下の日本にも、当てはまることになるのだ。

 

<プーチン便乗の安倍晋三・維新・国民民主党もナショナリストかぶれか>

 筆者は、恩師・宇都宮徳馬さんの教えから、以前から日本の財閥の動向に関心を抱いてきた。安倍晋三の改憲論は、三菱や三井の意向の反映である。次男・正文の東芝病院での医療事故死の、無慈悲すぎる対応から、一段と財閥の悪徳に警戒と警鐘を鳴らしてきたジャーナリストである。

 不思議なことに、日本共産党でさえも財閥を蓋して「大企業」と誤魔化してきている。両者の関係は怪しいとにらんでいる。

 

 それはさておき、プーチンと親しすぎた安倍の、目下の核保有便乗論に、自民党別動隊の維新が共鳴するのは当然のこととして、国民民主党までが非核三原則を破壊しようとして、それを国民に向けて発信している。この右翼三党は、財閥の意向を受けてラッパを吹いていると分析できる。

 原発再稼働や戦争三法を強行した、安倍内閣の危険な体質を国民は、現在も記憶している。公明党創価学会もこれに便乗したが、今や安倍や高市ら国粋主義者を先頭に、核利権に飛びついて、大衆を洗脳しようとしている。被爆国日本・フクシマの日本を忘れろ、とがなり立てているのだ。彼らこそプーチンの仲間、国家主義・国粋主義に染まった面々といえるだろう。

 

 天皇制国家主義へと舵を切りたいのだ。財閥の強い期待なのである。ここまで真剣に考える学者や文化人出でよ、と叫びたい心境である。ナショナリストはいらない!大衆の覚醒を強く求めたい。

2022年3月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 追記 昨日、予期しないうれしい贈り物が届いた。岩ツツジの幼木二本。親類の柴崎夫妻が持参してくれた。次男・正文の仲間が出来た、と感動してしまった。実は、正文が早稲田の学生だった頃、妻の真知子と長男・春樹の三人で、養老渓谷に車を走らせた。途中、長南町のレンゲソウが咲き誇る田んぼと、春風に泳ぐ鯉のぼりを見学。養老渓谷では、岩ツツジが見事に開花した場所で記念写真。そこで幼木二本買った。その一本が育った。これを「正文の木」と呼んで大事にしてきた。その仲間が出来たのだ。「医療事故」本の表紙裏の写真は、この時のものである。

 

2022年3月 4日 (金)

暴対法30年で潜るやくざ<本澤二郎の「日本の風景」(4374)

暴対法30年で潜るやくざ<本澤二郎の「日本の風景」(4374)

<典型例「木更津レイプ殺人事件」犯は市民・信仰者にもぐる大変身>


今月3月1日で暴力団対策法が施行されて30年。久しぶりに書棚から「元警視総監 秦野章の日本警察改革論」(エール出版)を取り出してみた。1992年12月に出版していた。暴対法が施行された9か月後の本である。

 懐かしく開いたが、我ながらよくまとめてある。今読んでいても適切な指摘が多い。たとえば「大臣にSPをつけるのは無駄。狙われる大臣はいない」「ピストル不法所持はもっと刑罰を重くせよ」「敗戦直後は警察が暴力団から脅されていた」など興味深い。

 

 施行30年でやくざは、市民社会に潜り込んで犯罪を次々と起こしている。いわゆる「半ぐれ」は、やくざの配下として、事件を拡大させ、市民生活を脅かしている。ここでは2014年に暴いた富津出身やくざの浜名による「木更津レイプ殺人事件」を取り上げてみたい。それこそ潜って潜っての強姦殺人事件であるが、我ながら名探偵・明智小五郎も舌を巻く成果である。

 

 浜名は現在も木更津市のJR岩根駅近くの介護施設で活躍しているが、一部の市民は彼の正体を調べ上げて教えてくれた。なんと浜名は、普通の市民に変身して、さらに宗教団体の会員にもなっていた。夫妻そろってのカルト教団のメンバーなのだ。今回はS教団としておこうか。

 

 うまく化けたものである。一般に信仰者に悪人はいないと思い込む。日本人だけではない。やくざの次なる展開が、また世間を欺く見事な転身である。この罠に、美人の栄養士が騙されて、やくざ新ビジネスでバイトを始めた。彼女も同じSカルト教団の古参会員だった。

 

<教団政治力でデイサービス認可受け、真面目な介護施設経営者か>

 神社本庁もそうだが、教団内では不可解な事件事故が限りなく起きる。現在でも「信仰すればいいことがある」と信じ込む貧困家庭は多い。そこが教団の狙いでもある。

 

 教団の多くは、権力と癒着する。カネと票に政界関係者も飛びつく。S教団

には政治部門が存在し、政党を所有して、今では政権の中枢に潜り込んでいる。化けて潜る政党兼教団にやくざも化けて潜った。

 

 ここから多少推測をまじえるしかないのだが、そこの勢力を利用して厚労省が認可するデイサービス資格を取った。信仰者経営の介護施設だ。信者仲間も、信じて応援することになろうか。名称も「かけはし」だ。木更津市の福祉関係者はみな知っているが、まさか日本初のやくざ介護施設とは分からなかったらしい。第一、日本政府の福祉部門である厚労省が認可しているのだから、ケチをつけることは出来ない。

 

 どのようなやくざ信者なのか?これも不明である。もともとJR岩根駅周辺の住人ではないのだから、大半の市民を騙せるのだ。本気でやくざ稼業から足を洗っていれば、素晴らしいのだが、浜名と会った人は、瞬間胡散臭い人物だと分かる。

 

 余談だが、ハマコーは議員時代、決して仲間の前でも裸にならなかった。この浜名も、夏場でも長袖シャツを着込んで、胴体を見せることはしない。入れ墨やくざがバレてしまうからだ。

 

<美人栄養士をバイトに誘い込み、内職の大工仕事で自宅にもぐり込む>

 浜名の配下で知られるホームヘルパーYが、取材の時に興味深い話をしてくれた。「大声の浜名」「三本指の浜名」と知らせてくれた。やくざの特性というと大声を上げて、相手を威嚇する。脅しに不可欠だ。そして指つめも相当な威力を発揮する。浜名は二本の指をつめた、正真正銘の現役やくざなのだった。

 

 Yがなぜ浜名の正体について内緒話してくれたのか、というと、浜名の強姦殺人事件を取材するな、という脅しのためだった。どっこいそんなことで折れたら、泉下の秦野章に申し訳が立たないではないか。

 

 栄養士を浜名の介護施設に誘い込んだ人物こそが、ヘルパーのYだった。

 彼女はお目当ての栄養士に対して「同じ信者仲間が困っている。助けてあげてほしい」と哀願してきた。2013年夏のことだった。浜名夫妻とYは、共に同じ信者仲間だった。

 

 第三者には理解できないのだが、同じ信仰仲間というと、相手をいっぺんに信用してしまうものだ。介護施設で浜名は、大工仕事もしていた。これも栄養士を騙す策略だった。浜名大工は「家の修理する所があれば、安くやってやるよ」の一声に転んでしまった。二つとない人生を奪われるのである。

 

 強姦魔を本業とするやくざを、一人住まいの住宅に呼び込めば、もはや声を上げることも出来ない。入れ墨を見せつけられただけで、普通の女性は硬直してしまうものだ。

 

 一人住まいの女性は、男性に家をかき回させる場合、決して一人で対応してはならない。だれか友人とか身内を呼んで、立ち会わせることが不可欠だが、同じ信仰仲間という信頼がアダとなってしまった。

 

<覚醒剤など強姦七つ道具で110番通報阻止・性奴隷6か月>

 その都度、知り合いの女性に聞いたりしているが、覚醒剤について理解している日本の女性は少ないか、ほとんどいない。

 

 なぜやくざが覚醒剤を使用し、密売するのか、なぜ男たちが覚醒剤の虜になるのか、どんな場面で覚醒剤を使っているのか。伊藤詩織さん事件では、犯人は人を酩酊させる薬物を使っている。間違いない。ホテルに連れ込むためだ。その後に犯人は覚醒剤で暴れまくるのだろう。巨人軍選手の清原事件で知ったことだ。

 

 強姦魔は事前にレイプ七つ道具を用意しているため、容易にレイプすることが出来るということも分かってきた。医師らも詳しいという。

 「木更津レイプ殺人事件」被害者は、浜名に強姦され、動画撮影もされた可能性が高い。これでは110番通報などできない。ただでさえ日本人女性は、この種の事件について110番通報しない。警察不信は相変わらずだ。いわんや強姦七つ道具で証拠を撮られたら、もはや生きることは出来ない。

 

 性奴隷として6か月、彼女は毎夜木更津市内の浜名の店などで酷使された。性ビジネスに違いない。

 

<逃げ出そうとした途端「ばらす」「ネットに流す」のドーカツで衝撃死!>

 日本では古来より「血も涙もないやくざ」と語られてきたが、このレイプ殺人犯が裏付けている。栄養士は、殺害される直前に浜名の妻に助けを求めていた。むろん、相手にされなかった。彼女の葬儀に、やはり浜名夫妻もYも姿を見せなかった。

 

 お通夜に参集した信者仲間は「まるでお人形さんのようだった」と吹聴していた。栄養士を知る信者は「もう本人は死んでしまった。殺人事件をほじくると、死者の名誉に傷がつく」と。カルト教団の人間関係は浅すぎる。

 

 浜名は殺傷武器で栄養士を殺害したのか。違う。「ばらす」「ネットに流す。本気だ」と恐ろしいやくざ特有のドーカツである。その衝撃で、栄養士は自宅居間に倒れ込んだ。大動脈破裂で即死だった。君津中央病院のヘリコプターが搬送した時には意識不明、強い心臓も2日後に止まった。

 

<千葉県警・木更津署は捜査回避、背後で政治圧力の重大疑惑>

 非業の死である。やくざに強姦されると、もはや人生は打ち切られるのである。逃げたくても逃げられない。携帯電話を、やくざが支配していることも重要である。この携帯を捜査当局が逆手に取れば、やくざ事件は難なく証拠が集まるのだが。

 

 これほどの悲惨な強姦殺人を、未だかつて聞いたこともない。市民に姿を変え、化けて潜ることで、やくざの残忍な事件は、むしろ増加しているだろう。本事件の刑事告発に対して、あろうことか千葉県警木更津署は、告発状を意味不明な理由をつけて放棄した。

 

 安倍官邸とS党も絡んで、捜査を止めた疑惑が新たに浮上している。伊藤詩織さん事件と似てきているのではないか。いえることは、暴対法の影に隠れて、巧妙な潜り戦術で、やくざはしたたかに悪事を働いている。政治にも接近して、利権も手にして、その間隙を縫って強姦殺人も。以上が「木更津レイプ殺人事件」の全容である。

 警察正常化協議会の見解を聞かせてもらいたい。

 

<中村格・警察長官は知っている?>

 本事件の全貌を暴くことになると、S教団やS党と官邸などにも飛び火するかもしれない。それゆえの捜査妨害事件の可能性を否定できない。暴対法30年を契機に、より強固な法改正も不可欠であろう。

 ひょっとして本事件について、中村格も知っているのか、いないのか不明だが、千葉県警に捜査指示を出してもらいたい。人間の命は地球より重い、とは佐藤栄作の議会答弁である。

2022年3月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月 3日 (木)

急げ中国の仲裁出番<本澤二郎の「日本の風景」(4373)

急げ中国の仲裁出番<本澤二郎の「日本の風景」(4373)

<ロシアとウクライナの等距離外交=砲艦外交NO!>

 いかなる事由があろうとも、そのために武器弾薬を行使することは容認されない。21世紀人類の最高の価値観である。国連はそのための国際組織である。

日本時間2月3日国連総会特別会合で、ロシアのウクライナ軍事侵攻を非難する決議案が、圧倒的多数で可決された。賛成141,反対5,棄権35。

 

 ちなみに砲艦外交でソ連は崩壊、アメリカも衰退したことを忘れるべきではない。目下の一大事は、戦争を止めることに尽きる。どうするか?欧米諸国は反プーチンで結束していて、仲裁の資格がない。唯一、両国と友好条約を結んでいる中国が、仲裁の鍵を握っている。王毅外交部長は、急ぎモスクワとキエフを往来して、休戦と同時に、プーチン戦争を止めさせる。ウクライナをNATOの傘下に押し込むことを食い止め、中立国としての再生に持ち込む、これしか、軍民の命を救済する方法はないだろう。

 中国にとって21世紀最大の外交的出番であろう。この名誉を担えるのは、中国だけである。ロシアとは、中ロ善隣友好協力条約、ウクライナとも友好条約を締結している。

 

<米CIAのウクライナ工作の浸透と俳優大統領のパフォーマンス>

 徐々に判明してきたことは、プーチンは大軍をウクライナ東部のロシア人地区に送り込めば、それでもってゼレンスキーが手を上げると見ていたらしい。ウクライナ軍の捕虜の発言などから想像できる。

 

 しかし、事実は逆だった。俳優のユダヤ系ウクライナ大統領は、国民に徹底抗戦を呼びかけた。国民を人質にして戦争を続けるといわぬばかりだ。士気の上がらないロシア軍は、アメリカ製の最新対戦車砲で戦列を破られた。

 ウクライナは徴兵制を強いていた。女性兵士も少なくない。18歳から60歳までの男性を、半強制的に戦線に狩り出している。

 

 大統領は、半袖のTシャツ姿で、繰り返し声明を出して、NATO諸国の首脳部を、仮想の戦場に引きずり出した。ドイツは戦後初めて、禁じ手の武器弾薬をウクライナに輸送する、といいだした。背後でのCIA工作員のテコ入れと、米軍顧問団の隠れた強力支援を見て取れる。

 

 素人政治家をしっかりと操っており、事実上、ウクライナをNATOの先兵に仕立て上げていた。元KGB大統領の裏をかいた作戦にプーチンはいきり立ったのであろう、禁じ手の核使用をチラつかせた。これが、国際世論のさらなる怒りとなった。プーチンの敗北は必至であろう。

 

<国民を盾にするゼレンスキー作戦も間違っていないか>

 髭をそらない、Tシャツ姿に人びとは、英雄と勘違いするだろう。しかし、プーチン抗戦は、国民の命を盾にしていることにならないか。現に民間人の死人が、人々の胸に突き刺さってくる。1分1秒でも早い休戦と、対話による戦争終結が人類の悲願だ。

 住宅へのミサイル攻撃は、本当なのか、ウクライナ側は詳細を明らかにすべきだろう。これ以上の民間人のみならず、兵士の死を増やしてはなるまい。抗戦よりも、無条件で休戦のための話し合いに持ち込むことが、大統領の任務だ。モスクワのクレムリンに単独で乗り込んではどうか。プーチンとて、やみくもに暗殺することは出来ないだろう。虎穴に入れ、である。

 

<非武装中立・日本国憲法9条採用が最善の策>

 ウクライナは中立という素晴らしい宝を手にしたようだ。モスクワの要求なのだから。非武装中立は、人類誰もが望んでいる国家体制である。武装中立は次善の策である。日本国憲法9条を手にすることが出来るのだ。9条国家は、帆船ウクライナ丸を意味する。日本人の夢でもある。

 

<周恩来外交を再現させる機会を逃すな!> 

 中国外交部にかつての周恩来外交が、残っているだろうか。是非とも再現する好機であろう。国際社会は、中国外交の厳しさを強調しているが、決してそうではない。中国習近平主席は、ウクライナとの国交樹立30年の祝いで「戦略的パートナー関係の発展を非常に重視している」と評価、また2月4日の中ロ首脳会談では「NATO拡大に反対」と共同声明を発表している。

 今回の戦争は、旧ソ連圏で行われている。NATOの策略である。欧米は直接手を下さない点で、日清・日露戦争と同じ欧米の策略だ。ここは中国の「内政不干渉」「主権領土の尊重」で両国を納得させるしかない。

2022年3月3日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

中国外務省によりますと、この中でクレバ外相は、先月28日に行われたロシアの代表団との会談について説明し「戦争を終結させることがウクライナの最優先事項であり、現在の交渉は順調ではないが、冷静さを保って交渉を続けたい」と述べたということです。その上で「中国はウクライナ問題で建設的な役割を果たしており、停戦を実現するために中国の仲介を期待したい」と述べ、中国側に停戦に向けた仲介を求めましたNHK

2022年3月 2日 (水)

昔の創価学会はまともだった!<本澤二郎の「日本の風景」(4372)

昔の創価学会はまともだった!<本澤二郎の「日本の風景」(4372)

<三代会長の池田本「人間革命で天皇特別視しない」の良識>

 インターネット情報で興味深い文章を見つけたので、本ブログに張り付ける。日本政治を俯瞰すると、極右化した自民党に公明党創価学会がぶら下がって、憲法違反の「戦争三法」(特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪)を強行した。安倍晋三の腰ぎんちゃくで有名な、当時の国交相・太田ショウコウ(昭宏)が、オウム真理教の麻原彰晃を見習ってか、平和憲法の根幹を破壊した悪法を成立させることに多大な貢献をした。2013年から2015年頃にかけて。

 

 この時点で、多くの創価学会公明党関係者が信濃町から離反した。沖縄の野原善正が、3年前の参院選1か月前に出馬して、それでも20万余票を獲得した。良識のある会員が存在した証拠であろう。

 

 彼らはまた、池田本の「人間革命」で、二代目会長の戸田の一言を記憶しているらしい。「天皇家を特別に扱う必要はない」ときっぱり。破壊する必要もないが、特別扱いもしないという、ごく当たり前の普通国民の認識をしていた。そのことを池田小説で紹介している。

 「創価学会は神道や生長の家などのような天皇教ではない」と内外に訴えたのだろう。多くの国民も同じように受け止めていたであろう立場を、創価学会も公然と鮮明にしていた。

 確かに森喜朗や安倍晋三のように「天皇は神」だと、信じがたい時代錯誤する国民は、まず一人もいない。ごくごく一部の、戦前に洗脳された高齢ナショナリストぐらいである。

 創価学会公明党は、三代会長の時代までは、ややまともな宗教団体と政党だった。それが10年前から急変した。

 

<天皇教の象徴・神棚を燃やした創価学会を評価した松村謙三と周恩来>

 中国問題に関与したジャーナリストは、中国外交部の丁民(元駐日中国大使館参事官)を知っているだろう。彼は周恩来の命を受けて創価学会についての研究をまとめた。理由は、彼が一番信頼した日本の政治家である松村謙三が「ぜひ池田大作と会うべし」と進言した。そこで周恩来は、外交部の日本通らに指示したのだ。その秘事を、晩年の丁民から北京市内の日本料理店で聞かされた。

 

 しからば、自民党の長老である松村が、池田を紹介した理由はなんだのか。それは創価学会が、国家神道・天皇教のシンボルである神棚を燃やしていた事実を知って、松村は密かに池田と交流していた。

 池田と周恩来の歴史的な出会いと、当時、公明党委員長の竹入義勝が、1972年9月の日中国交回復する前に、田中角栄首相と大平正芳外相の命を受けて、北京を訪問して周恩来ら中国の要人と密談、それが竹入メモとして永田町に波紋を広げた、との経緯につながった。

 

 創価学会公明党にとって、この時が最高潮だったことが分かる。以来、池田は中国が信頼する日本人として、特別の待遇を受けてきた。日中友好をライフワークとしてきた筆者が、評価する点はここにある。それが安倍と太田の「戦争三法」で崩壊してしまった。

 安倍の腰ぎんちゃくとなった公明党創価学会は、極右から「戦争党」という高い評価を受けたが、反対に平和を愛する多数国民から忌み嫌われるカルト教団に成り下がった。2月2日の参院予算委員会での公明党議員の質問に、耳を傾けた国民がどれほどいたのだろうか?

 

<戸田二代会長は戦前の天皇制下、神道に屈せず入獄>

 創価学会研究者は、戦前において初代の牧口常三郎と二代戸田城聖らが拘束され、前者は獄死している。憎い国家神道・天皇教との思いがある。多くの平和主義者や民主主義者も拘束された。いまのロシアよりもひどかった。

 にもかかわらず、現在の信濃町は、戦争神社で知られる国家神道(神社本庁)・神道政治連盟の自民党の傘下に入ってしまった。

 牧口・戸田ら学界の先駆者が、泉下で泣いていることが理解できる。

2022年2月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

創価学会の池田大作名誉会長の主著『人間革命』には次の一節がある。

〈仏法から見て、天皇や、天皇制の問題は、特に規定すべきことはない。代々つづいて来た日本の天皇家としての存在を、破壊する必要もないし、だからといって、特別に扱う必要もない。(略)具体的にいうなら、今日、天皇の存在は、日本民族の幸、不幸にとって、それほど重大な要因ではない。時代は、大きく転換してしまっている〉

これは、戸田城聖・創価学会第2代会長の言葉として書かれているもので、事実上「創価学会の教義」

 

欧米戦略の罠<本澤二郎の「日本の風景」(4371)

欧米戦略の罠<本澤二郎の「日本の風景」(4371)

<仲間同士の殺し合いに内心ほくそ笑むワシントンか>

 米国のバイデンの表情は、映像で見る限り、そんなに険しいわけではない。プーチンの方は、血に飢えた狼に似てきた。なぜか?戦場は旧ソ連のウクライナだ。以前は仲間同士の国だった。いうなれば仲間内の殺し合いである。背後に回って、ウクライナのテレビスターのユダヤ人大統領を「やれやれ」とけしかけている。欧米がこぞって反プーチン戦争に、事実上、参戦している。アメリカの属国である日本も、必死で応援する素振りを見せている。これにはシベリアの天然ガスで大儲けしている、三井・三菱財閥も頭を抱えている。

 

 すぐに手を上げるものと思っていた多くの人たちは、ゼレンスキーの徹底好戦ぶりに驚いている。一番衝撃を受けているのは、プーチンであろう。強いはずのロシアの狼が、侵略数日後に核兵器をチラつかせている。

 

 これに悪乗りした我が大馬鹿三太郎のナショナリスト・安倍晋三が「日本も核を持とう」と相槌を打ったものだから、さすがに反清和会の宏池会首相の岸田文雄が、真っ向から反対した。日本列島は大方のところ、反プーチンで反安倍である。いくら読売と産経が安倍を支援しても、国民は相次ぐ安倍犯罪に辟易している関係から、反核の岸田支持に回って、双方の激突を歓迎している。

 

 モスクワとキエフの闘いに呼応するかのような、東京での岸田と安倍の死闘に観客は大喜びである。もはや東京では、野党がはるかにかすんでしまっている。今春の春霞は濃い!

 

<日清・日露の戦争は大英帝国の策略>

 現在の日本の教育は、戦前の侵略史を隠ぺいして、軍部の暴走という大嘘で、昭和天皇を死守してきた。生きている日本人の大半が、そう信じさせられてきた。今時、天皇教を支えた原始宗教・神社神道を崇める風潮が、財閥の中枢と自民党本部、それに地方に残っている。近代の合理主義も民主主義も、このカルト教にかかると形無しか。

 

 そこで誕生した天皇の軍隊は、中国の腐敗した清朝との戦争に勝った。ロシア帝国との戦争にも勝った。勝因は日本を、大英帝国が武器弾薬・資金で支えた結果である。この歴史の真実を学校では教えない。

 

 実に聡明な弁護士も教えてくれた。孫たちと対話する過程で、いまの日本の小中高の教育を知って驚愕しているのだ。なんと、学校では近現代史を相変わらず教えていない。日本国憲法さえも全く教えていない。事実だ。

 思い出すと、シンガポールを訪問した海部俊樹首相は「日本もこれから近現代史をしっかりと教えます」と公約した。それから30年以上も経っている。海部は自民党文教族で知られた。しかし、同じ文教族でも森喜朗ら、清和会文教族とは水と油だった。

 

 戦後の文教族は、清和会ナショナリストの影響が強かったことを、今の若い記者も忘れてほしくない。歴史の教訓を放棄する戦後の教育は、最近も変わっていないのだ。これは深刻すぎる。

 

 筆者のころの日本史は、明治の近代化のところでおしまいだった。中国侵略など教えられなかった。従って大学の受験も、近現代史から問題は出なかったと記憶している。

 

<浮かれた安倍晋三の先輩たちと昭和天皇が戦犯>

 明治天皇が長州の田布施で誕生した大室寅之助だったということや、病弱な大正天皇の子孫がいたのかいなかったのか、など不明な点が、皇室には沢山ありすぎる。記憶では、ナショナリストの中曽根康弘が「万世一系」と平然と嘘をついた現場に立ち会っている。

 

 安倍の後見人・森喜朗が「日本は天皇を中心とする神の国」と叫んだときには、人々が森を「サメの脳みそ」とこき下ろしていた意味を、なるほどと頷いたものである。彼は早稲田の裏口入学組で、勉強をしていない。森もプーチンの仲間だった。

 

 日本のナショナリストは、いずれも戦犯らを英雄と称えていた。戦後の文部省、いまの文科省には、脳みその腐った面々が少なくない。日本の戦犯の最高位は、昭和天皇だ。異論があれば、証拠を見せてもらいたい。

 

<「プーチンを追いかける安倍を豚箱にいれろ」の市民感情>

 血税を使って繰り返し、プーチンを大接待した安倍の大馬鹿を「豚箱に入れろ」と合唱する市民の声は、列島にこだましている。確かに、安倍を丁重な言葉で表現する気分になれないジャーナリストは少なくない。法の下の平等を貫徹しない日本の警察検察裁判所の司法不信は、相変わらず増大している。

 「悪役・黒川検事は辞めて、今は大手の顧問で優雅な生活を送っている」と元国会議員秘書が連絡してきた。毎回横道にはまり込んでしまうが、本日のポイントは「欧米の罠」について。

2022年3月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年3月 1日 (火)

プーチン闇資金凍結の衝撃<本澤二郎の「日本の風景」(4370)

プーチン闇資金凍結の衝撃<本澤二郎の「日本の風景」(4370)

<安倍晋三の闇資金は大丈夫かな>

 昨日ようやく確定申告の書類を税務署に郵送した。初めてのことなので、あらかじめ税務署に問い合わせた。確定申告する所得にはるかに届かないため、申告しなくてもよいといわれたが、せっかく申告用紙が自宅に届いたので、やや興味本位に始めてみた。しばらくの間、収入と所得の意味さえも分からなかった。

 完璧な書類作成はまず困難であるが、何とか格好をつけて郵送した。何でも一つケジメをつけると、人は安堵するものらしい。今朝ほど、気候変動の寒さで、大分遅れていた庭先の梅の枝に白い花を見つけた。春だ!しかし、この瞬間もウクライナの女性や子供たちは、国境で夫や兄弟と泣いて別れている。18歳から60歳までの男たちは、ほぼ強制的に戦場に狩り出される。悲劇だ。二人のナショナリストの暴走が、平和な市民の運命を無理やり変える。耐えがたい不幸である。

 

 戦前の日本でも、赤紙一枚で「天皇の軍隊」を強いられ、有無を言わせず若者の運命を奪った。カルトの神社で必勝祈願なるおまじないの後、死への旅に出かけた。死は決まって善良な市民である。それはウクライナで!

 

 今朝ほど友人に聞いてみた。プーチン個人の資産凍結のことについて。多かれ少なかれ各国の権力者たちは、日本やNATO諸国の金融機関に隠し財産を所有している。その金額は莫大であろう。日本の銀行にも秘密口座を保有し、そこに莫大な金を隠している?どうやら本当らしい。その資金を凍結したというのだ。

 

 事情通に教えてもらいたい。日本の敗戦時期のもたつきぶりは、天皇資産の安全地帯の移送に手間がかかった。その結果、ソ連軍の侵攻とヒロシマとナガサキに原爆が投下された。どうやら本当かもしれない。

 天皇資金を占領軍が確保したのか、それとも無事に保全したのか。この真実を知りたい。天皇家の資産を知りたい。

 

 万一、プーチンが戦犯として捕まる事態ともなれば、凍結資産はロシア国民の資産となるのであろう。「俺の金に手を付けるな」と叫んでも遅い。

 

 既に、途方もないプーチン宮殿が野党政治指導者によって発覚している。ルーマニアの独裁者・チャウセスクの宮殿を現地で確かめたことがあるが、それに劣らない。今後の展開次第では、プーチンは第二のルーマニア大統領のようにはなりたくないだろう。戦争は長引くか?

 プーチンの隠し資金がどこでどれくらいか、世界政治を見聞するうえでは、欧米日の金融機関は、そっくり公開する道義的責任があろう。

 

<中曽根康弘や安倍晋三ら日本ナショナリストの外国秘密口座は?>

 目下、石原慎太郎の闇資金について興味を持っている。事情通は、無論プーチンと比較することは出来ないというが、脱税のための秘密口座はあると指摘する。

 

 海外の秘密口座というと、パナマ文書が判明したが、他にもある。スイス銀行やシンガポールの銀行もよく話題に上る。金融機関のプロは、この機会に公開してもらいたい。たとえば孫正義の宮殿は、東京・港区の白金にあることを知ったばかりだが、彼の所有する闇資金にも興味がある。国税庁はしかと仕事をしているのであろうか?

 

 中曽根康弘の遺産相続はどうなったか。財務官僚の誰かが、手を回してるはずだ。安倍晋三はどうか。ナベツネの資産にも関心が集まっているという。

 

<個人・本人に対する制裁=中身を公開すれば致命的打撃>

 戦争に反対する、ロシアの勇気ある反プーチン市民デモに敬意を表したい。拘束を恐れない抵抗運動が、プーチン最大の恐怖に違いない。中には過激的な市民が、要人テロを起こすかもしれない。

 

 「ブルータスよ、お前もか」という予想外の事態もゼロではないだろう。日本では、そのために安倍・自公勢力によって、いち早く特定秘密保護法と共謀罪を制定した。平和運動・反戦運動を、事前に始末する法体制を構築している。

 

 当面、プーチンの凍結口座が暴露されると、国内の反戦運動で沈没させられるだろう。プーチンに限らない。要人や1%の闇資金を暴くことが出来れば、地球の大概の政治的暴走を食い止めることが出来る。日本には、無党派層が6割もいるのだから。

 

 この機会に、政治屋らの闇資金に関心を持つ必要があろう。プーチン戦争の教訓かもしれない。

2022年3月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

核兵器で岸田と安倍激突!<本澤二郎の「日本の風景」(4369)

核兵器で岸田と安倍激突!<本澤二郎の「日本の風景」(4369)

<非核三原則は堅持=宏池会首相はきっぱりと極右と決別!>

 極右・日本会議の安倍晋三と現職首相の岸田文雄の激突が、より鮮明となった。アメリカの核の持ち込みを容認すべきだとする前者に対して「非核三原則は断じて譲ることは出来ない」と明言した。2月28日の参院予算委員会で答弁した。佐渡金山の世界遺産登録問題で、最初は安倍に抵抗したが、最終的には折れてしまい国民を失望させた岸田だったが、核での譲歩は蹴飛ばした。国民は安堵した。

 

 被爆国日本の唯一ともいえる一線を超える、ありえないことである。安倍の仲間のようなロシアのプーチンが、ウクライナ侵略にかこつけて、核兵器使用をチラつけたことに便乗した、極右の論争にぴしゃりと蓋をかけた。参院選の敗北を意味しかねない安倍暴政に、これ以上は付き合うことは出来ないという覚悟を見せたもので、安倍との対決は今後さらに深化するだろう。

 

<核保有は断固として反対が日本国民の声=極右妥協NOと明言>

 岸田が所属する宏池会の信条は、民主主義の根幹であるリベラル・寛容を原理原則とする点で、強権主義のナショナリズム清和会とは水と油である。具体的な政策は、国民の合意を前提にしている宏池会政治なのだ。

 

 非核三原則は、正に被ばく国民の合意を得ている点で、誰もが理解している。核武装に突進しようとする安倍との対立軸は、歴史の教訓そのもので、日本国憲法以前の人間精神の問題であって、したがってたとえ隣国と厳しい関係が生まれても、核兵器の誘惑にかられてはならない。ここが清和会・日本会議・神道カルトと、宏池会リベラルとの決定的な厚い壁である。

 

 岸田は、恩師・宮澤喜一の薫陶を忘れていなかった。その証拠を参院予算委員会答弁で示したことになろう。

 

 しかし、現在深刻なことは、自民党内に巣食う神道政治連盟ら日本会議の極右勢力が、先祖返りに狂奔していることである。ことあるごとに憲法の平和主義を破壊しようとしている安倍や高市らの清和会勢力に、公明党創価学会が呑み込まれた。以前から大阪の極右・橋下維新、最近は立憲民主党から分かれた国民主党の自民党化という翼賛体制の動きに、国民の注目が集まっている。 さらには、背後の右傾化著しい連合労組と、根っからの右翼のカルト教団(生長の家や統一教会ら)、原子力ムラを代表する原発御三家(東芝・三菱・日立)や東電など電力各社の動向、そして世論を大混乱させる読売産経など新聞テレビに驚愕させられる。当然のことながら、市民の警戒は強まっている。

 

 他方、現在のロシアのプーチン暴政に対して、ロシア国民の反戦運動が日本国民に希望を与えてくれている。

 

<極右・国家神道派の日本会議の安倍は積極的核容認派>

 「核共有」の先には、闇の勢力がオウム真理教に対して、核兵器開発を強いた点を忘れてはなるまい。「安倍の関与は本当なのか」と関係筋で話題になっている。国家神道の回帰を狙う靖国など神社本庁の野望も、安倍を先頭にして膨れ上がっている。無駄な抵抗を諦めてはいない。

 

 危ういのは、非核三原則(持たず・つくらず・持ち込まず)の今である。これを破壊しようとしている安倍一派に対して、宏池会の岸田が厳然と否定した政治的意味は大きい。

 

 プーチンは追い込まれている。ベラルーシに核を持ち込む構えだ。核の脅しにウクライナとNATOが屈するか。屈しない。使えない核など張り子の虎である。核の莫大な維持費にロシア財政は、疲弊している。この世の終わりを覚悟しない限り、核は使えない。日本は断じて、安倍やプーチンの真似をしてはならない。ナショナリストの暴走を止める責任が、世界に対して日本国民にはある!

2022年3月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

安倍の晋三元首相は27日、フジテレビ系「日曜報道
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」(日曜午前730分)に出演し、ロシアがウクライナに軍事侵攻したことに関連し、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が採用している「核共有(核シェアリング)」について、日本でも議論をすべきだという考えを示した。「核共有」は、米国の核兵器を非核保有国が自国領土内に配備して運用する協定。

(時事)日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は28日、日本国内に米国の核兵器を配備し、日米で共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」に関し「議論するのは当然だ」との考えを示した。

(時事)岸田文雄首相は28日の参院予算委員会で、米国の核兵器受け入れ国が使用に際して意思決定に加わるニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)の検討を求める声が出ていることについて、「非核三原則を堅持するわが国の立場から認められない」と語った。立憲民主党の田島麻衣子氏への答弁。

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