福田達夫正体見たり<本澤二郎の「日本の風景」(4319)
福田達夫正体見たり<本澤二郎の「日本の風景」(4319)
<文春インタビューで安倍晋三をべた誉め・自民きっての変節漢>
ロッキード事件で中曾根康弘を救済、田中角栄を失墜させる報道に徹した文春メディアが、今度は安倍晋三に対抗した福田達夫を、とことん持ち上げて悦に入っている!凡人ジャーナリストや福田赳夫・康夫ファンを舞い上がらせておいて、自民党三役に就任するや、大地に叩きつけた福田の孫の変節ぶりに、自民党内では「安倍の実弾に白旗を挙げてしまった。岸田文雄人事を見事に欺いた。これがカネで動く自民党の正体さ」と酷評する向きも。
自民党きっての変節漢は、ケロッとして安倍忠誠を口にして、先輩の右翼女性をも困惑させている。
<「心臓の魔手に踊る5年後の首相候補」に舞い上がったか>
先の自民党総裁選で、若手をまとめ上げて反安倍運動に決起した達夫だった。人は池田勇人内閣に盾突いた、福田赳夫の党風刷新運動と勘違いさせて、小泉純一郎を蹴落として、一躍永田町で頭角を現わした。
岸田は、そんな反安倍の達夫を、自民党三役の総務会長に大抜擢した。「女性極右の牽制役を期待したのだが、蓋を開けるとびっくり玉手箱、岸田も仰天している」というのだ。
永田町の廊下トンビもすっかり騙され、文春アンケートで「5年後の首相候補」に持ち上げてしまった。しかし、数々の犯罪歴でお尻に火がついている心臓は、冷ややかすぎる清和会を統率するために、達夫攻略にかなりのエネルギー(金と時間)を費やしたようだ。
其の結果を報じる文春記事に対して、福田赳夫父子の支援に情熱をかけてきた清和会OBや、犯罪首相の神道・日本会議退治に奔走してきた面々を、土俵際で見事に打っちゃったのだ。
「ボンクラ首相候補」に舞い上がった達夫の時代は、果たして到来するだろうか。群馬など日本列島も、原発による気候変動でいつどうなるのか。巨大地震で崩壊する第二のフクシマ(東海村)について「せめて入浴中だけは勘弁して」と悲壮な思いを吐露する市民も少なくない中で。
<政治を動かす原動力はいつの世もカネ、カネ>
事情通は、安倍の8年の間に50兆円のバラマキ、莫大な軍事利権による裏金の大山について、重大な関心を抱いている。
安倍の父親は、奥座敷の金庫に6億円の札束を秘匿していた。事情を知る安倍の筆頭秘書の証言である。いまの心臓にとって6億円は、はした金でしかないだろう。
「蓄財した山のようなカネを有効活用すれば、林検察を牛耳ることは簡単ではないか」との声も聞こえてくる。「文春もカネで操作している」との指摘も。未確認情報に違いないが、つまるところ長期政権の甘い汁は、世人の想定を超えて巨大といえる。
したがって「国税庁を大改革して、悪人政治屋の裏金を暴くGメンを養成することが不可欠な時代」との提言が巷で叫ばれている。
<「福田赳夫・康夫を裏切ったこざかしい若者」と福田シンパ>
犯罪首相を「尊敬する」とほざく福田家の孫に最も激しい怒りの反応を示した御仁は、福田家の大奥に入り込み、事件性のある問題の処理にも奔走してきた「熱血漢」である。
彼は福田とは、東京帝国大学同期生の内田常雄(宏池会・元幹事長)から「おぬし福田君は、人を見る目がない。娘を越智道雄に差し出した。おかしいよ」と忠告を受けたことも。案の定、越智は性的な変人だったらしく、銀座の女性と問題を起こした。離婚騒動にまで発展したという。「福田の兄の長男も、よく問題を起こし、それの火消しに苦労した。康夫の長男の達夫はまともだと思ったが、安倍を尊敬する!に地獄に突き落とされた感じだ」と激しい衝撃を受けている。
福田家の凋落を印象付けている。それにしても犯罪首相を「尊敬する」という小賢しい福田家の後継者を、首相に担ぐ御仁が出てくるのであろうか。世も末である。
2022年1月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
「安倍先生の電話のかけ方は凄かった」(文春オンラインから抜粋)
「安倍先生と私を並べて批評する人もいて迷惑で仕方がないんです(笑)。先方は9年間も総理を務めて、G7の中でも、最も発言力のあった政治家ですよ。申し訳なさすぎて『並べないで!』と言いたい。
(安倍先生
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