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2022年1月 2日 (日)

初夢!帆船日本丸で安全航海<本澤二郎の「日本の風景」(4312)

初夢!帆船日本丸で安全航海!<本澤二郎の「日本の風景」(4312)

<自公+維新・国民=3分の2で改憲軍拡=日本核武装化NO


1月2日の木更津周辺の空は、どんより曇っていて、人々の精神を暗くしている。しかも、韓国と違って犯罪者・安倍晋三逮捕をしない、毎年、林真琴検察の不正捜査を見せつけられているものだから、余計に心は晴れない。その一方で、改憲軍拡路線を自公に加えて、維新と国民民主党がリード、3分の2議席の猛威を、平和国民とアジア諸国民の頭上に覆いかぶさってきている。その先には、日本核武装という覇権・戦争国家の姿がチラつかせている。

 

 正念場という言葉の本当の意味が問われる夏の参院選挙に向けて、公明党創価学会の事前運動大ポスターが列島に、くまなく掲示されている。腐敗公明党の資金力を印象付けている。先の総選挙の野党の根本的敗因は、金力に負けたことになる。新聞テレビは、そのことを全く報道しないものだから、不正選挙は公然化、参院選に継続する。

 

 話変わって、元日に散歩していて思い出した。この地区の元旦マラソンのことだ。相次ぐ医療事故(帝京大学病院と東芝病院)で、とうとう命を奪われた次男・正文のことである。小学生から中学生までが参加したマラソン競技大会で、彼は小5で2位か3位に入った。強い心臓の持ち主だった。帝京病院の大ミスで、前後10回も頭部を開いたり閉じたりしたが、彼の心臓は止まらなかった。医師失格者の東大医学部OBの教授は「心臓が強い」と驚いていた。

 

 ばい菌が脳に入った脳膿瘍を、担当医は「悪性のガン」と誤診、植物人間にさせられた。いま歩くのも困難な様子の岸信夫も、同じ病気にかかったが、彼は快癒して政治の世界に飛び込んで、現在、防衛相の任にある。正文の医療事故10年目に「医師失格」(長崎出版)を書いたが、いまも父親は苦しくなって、読み返すことが出来ない。彼は植物人間にされながらも13年生き抜いた。

 

 正文の生への執念は、東芝病院のずさんすぎる看護さえなければ、今も生きている。たった一人の孫の楓は、自宅介護のおり、正文に流動食を口に運んでくれた。これもすごいことだった。元旦マラソンは、今も彼の生きざまを後世に生きる遺族に伝えて余りある。

 

 ところで、筆者の頭には、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんの遺言がこびりついている。敵が千万人といえどもわれ行かんの気概が、今もある。極右・原子力ムラに屈してなるものか。平和への戦いは、羊のような日本国民多数の思いでもある。

 

 脱原発・反軍拡・反改憲が彼らの願望である。日本国憲法の平和主義を定着させていく。その道は船に例えると、帆船である。帆船日本丸が日本国民の最善の道である。国民の総意であろう。

 

<99%の平和国民は帆船日本丸による安全航海=貧困から脱却>

 岸田内閣は「新しい資本主義」という標語を打ち出した。確かに日本は、戦後は官僚社会主義という、霞が関と財閥が提携する、怪しげな資本主義国家だった。経済のわからない法学部の霞が関官僚と財閥の二人三脚で、運よく朝鮮戦争やベトナム戦争というアメリカの戦争特需で、経済の高度成長を実現した。

 

 要するに、官僚と財閥におこぼれが落ちる政治経済体制で、その馬か虎に乗った自民党政権が、長く続いたが、99%国民の一部が覚醒した。対して政界の自民党と霞が関の官僚と財界が協議して、集票マシ―ンである創価学会を仲間に組み入れた。自公体制の誕生である。

 

 しかし、原子力ムラ・日本会議の野望である、戦争する国家・核武装の日本を実現することは出来ない。そこで、自公の補完勢力を育成した。それが関西の極右・維新である。そして旧民主党を分断して国民民主党をも傘下に入れて、現在は維新と国民を改憲軍拡の先導役に仕立て上げた。

 

 戦後最も危険な政治体制が構築されたことになる。フジサンケイや読売日テレ・日経などが、自公の別動隊を本気になって押し上げている。歴史を知らない99%のなかには、一部騙されている人たちも増えてきている。戦後の日本は、2022年の段階で、最も危険な水域に入ったことになる。一部識者は、こうした分析に納得するはずである。安倍の台湾有事による日本改憲軍拡路線は、岸田内閣のもとでばく進していることも理解できるだろう。歴史の教訓・311の教訓を放棄する体制が、まさに構築されているのである。

 

 東アジアを第二の中東にしようとしている。お分かりかな。改憲軍拡の背景である。憲法破壊の動きは、最も深刻な状態に置かれている。

 

 戦争反対派の生き抜く道は、武器弾薬の憲法破壊とは真逆である。帆船日本丸である。武器弾薬はいらない。海に捨てるのである。航海は自然エネルギーだ。原発は、地球と列島を気候変動に巻き込んでいる。巨大地震による第二のフクシマ爆発炎上の元凶でもある。

 

<武器弾薬では経済破綻・平和を勝ち取ることは不可能>

 武器弾薬で平和を勝ち取ることは出来ない。大英帝国もナチスドイツ、日本帝国も滅んだ。ソ連も崩壊、今のロシアは、GDPで韓国を下回った。大量の核兵器の維持に困窮している。中国も重すぎる軍事力と官僚腐敗によって、大衆の生活は厳しい。アメリカの社会不安やホームレスも悲惨である。むろん、日本のホームレスと貧困は最悪の状態にある。

 

 これでもって、改憲軍拡と核武装に突き進むと、大衆の血税はすべてそのために収奪される。日本経済のさらなる貧困が、新たな戦争へと突き進む。

 

 軍拡は日本経済の決定的沈下を約束、戦争を確実に引き寄せる。こんなことは、歴史の教訓が如実に証明している。

 

<我らは平和軍縮派は帆船日本丸航海で安全航海=9条死守>

 帆船日本丸は、持てる資金を太陽光や風力発電、波力発電、地熱発電の研究開発に特化してゆく。同時に54基の原発を廃炉にする。フクシマの廃炉にも100年の月日を要するが、これは原子力ムラに相応の責任を取らせる法的義務がある。

 

 平和軍縮派は、2022年に新たな気概をもって、悪魔の改憲軍拡の野望に立ち向かっていく。正月の年始では、98歳の畑田重夫さん、共同OBの先輩・三喜田さんからもお尻を叩かれてしまった。次男や妻のためにも頑張るしかない。天命であろう。

2022年1月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

改憲軍拡と原発推進核武装化を煽るメディア!

(時事)自民党は来年1月召集の通常国会で、国会議員任期の特例延長など緊急事態条項の創設を軸に改憲議論を進展させたい考えだ。
 新型コロナウイルス禍を踏まえて、世論の理解が得られやすいと判断しているためだ。
10月の衆院選で、憲法改正に前向きな日本維新の会と国民民主党が議席を増やしたことも追い風とみている。「改憲ありきの議論」と一線を画す立憲民主党が対応に苦慮する場面が増えそうだ。

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