« 原発マネーに群がる自民党<本澤二郎の「日本の風景」(4283) | トップページ | ルール狭窄非寛容<本澤二郎の「日本の風景」(4285) »

2021年12月 4日 (土)

辺野古基地は実現しない!<本澤二郎の「日本の風景」(4284)

辺野古基地は実現しない!<本澤二郎の「日本の風景」(4284)

<普天間基地即時返還運動を国連など国際社会に発信>

 「辺野古は実現するのか」という質問に「できる」と答えられる日米政府関係者はいない。米国事情に明るい専門家の指摘でもある。「ワシントンは辺野古について、全く言及することはない。出来ても出来なくてもどうでもいい」というのが本音というのである。無理と判断している、というのだ。当然のことであろう。

 

 「そもそも軟弱な地盤であることから、そこにコンクリートで杭うちすることが技術的に無理だと分かってしまった。地下90メートルもの杭うち不能が分かった時点で、辺野古は事実上、お蔵入りしてしまった。日本政府・防衛省は承知で前に進めている。アメリカ属国の証である。沖縄県の攻防は、事実上、消えてしまったことになる」というのだ。

 

 ワシントンは、辺野古が幻になったことで、従来通りの普天間を使用する。このことで、何ら不都合はない。にもかかわらず、日本では防衛省と沖縄県が角突き合わせている。属国の哀れさを漂わせている。

 

 しからば、沖縄の人たちは、世界一危険な普天間基地返還を国連など国際社会に働きかけていくしかないだろう。世界一危険な米軍基地キャンペーンを欧米や途上国などに働きかけるのだ。東京の大使館に訴える運動である。合わせて、沖縄からすべての米軍基地返還を勝ち取る運動へと拡大するといい。

 

 そのためにも、基地利権にまとわりつく自公退治と、霞が関外交批判運動の展開である。

 

<海兵隊は特殊任務・沖縄防衛とは無縁=日本から追い出せ!>

 米軍を十把一絡げに論じがちだが、正確に言うと、沖縄に駐留している海兵隊は、兵士の中でも最も野蛮な訓練と獰猛な行動で知られている。兵士仲間の中でも別格なのだ。

 

 アジア諸国で米国の要人が拘束された、という場合、真っ先に現地に飛んで、救済するという特殊任務を帯びている。有事の際、沖縄を攻撃する相手に対して、県民を守備するという普通の軍隊では全くない。

 

 「日本を守るための軍隊」では全くない。日本にとって、彼らが駐留する利益は全然ないのだ。それでも日本国民は、彼らのために住宅その他の支援を強いられている。したがって、グァムなどの米軍基地に戻ってもらうべきなのだ。自立国民・国家ならそうする。

 今時の軍事同盟など、緊張を強いられ、大金を失うだけのものである。誰も知っていることである。

 彼らが駐留することで、日本社会とりわけ沖縄県民は、大きな迷惑をこうむっている。特に婦女子を襲う野蛮な兵士というと、第一に海兵隊なのだから。まともな自治体と政府であれば、ヤンキーゴーホームの対象となる。沖縄県民と本土の市民が立ち上がって、海兵隊を帰国させる運動を大々的に繰り広げるのである。米国の市民運動とも連携すれば、効果百倍である。

 

<米軍基地が沖縄危機招来の元凶>

 安倍・菅の極右内閣を継承した岸田内閣の下でも、安倍・岸兄弟や右翼メディアなどから、相変わらず台湾有事が声高に叫ばれ、報道されている。

 

 1972年の日中共同声明で、中華人民共和国が中国の唯一の合法政府、台湾は中国の不可分の領土であるとの合意を見ている。これは国際社会の常識である。台湾問題は、中国の内政干渉に相当する。安倍ら台湾派の発言などは、文句なしの内政干渉に相当する。

 

 万一の有事で日米両国がこれに関与すれば、沖縄は真っ先に中国軍の攻撃を受けることになろう。日米戦争で多大な被害を受けた沖縄は、再びそれを繰り返す可能性を否定できない。

 

 安倍ら極右の火遊びいかんでは、歴史は繰り返すことになりかねない。米軍基地の沖縄が、沖縄を再び危険な立場に追い込みかねない。

 

<自衛隊基地もまた平和の島に邪魔な存在>

 同じく自衛隊が、沖縄方面に重心を移行させている。これは台湾有事を想定したものだ。右翼化した日本政府と台湾独立派との連携を、誰しもが見て取れる。北京に対する日本極右との連携は危険極まりない。これに安倍と岸が深く関与しているとみていい。結果的に、自衛隊が沖縄の平和をぶち壊そうとしているのだ。安倍内閣のもとで、このことが急速に進行した。沖縄にとって百害あって一利なしだ。

 

<日米安保を拒絶する一国二制、自立独立した沖縄も>

 沖縄県民の覚悟、日本国民の覚悟が求められている。日米軍事同盟によって、沖縄と日本全体が危険にさらされていることに、識者ならすべて理解しているだろうが、全国民がこのことを共有すべきだろう。

 

 おそらくこのまま米軍基地という危険な沖縄が存続するとなると、県民投票による沖縄自立、かつての琉球王国への回帰ではないだろうか。一国二制度である。日米安保と無縁な沖縄の自立、平和な島への意向である。県民投票が表面化するかもしれない。

 

 こうした動きは、世界で起きていることで、なにも不思議なことではない。

 

 繰り返す。辺野古は物理的に完成しない。税金の無駄遣いだ。ワシントンも諦めている。設計変更など論外である。自立する日本政府は、正義を貫く責任があろう。泥沼にはまり込まないうちに。

 

 沖縄県民を、これ以上いたぶってはならない。天の声であろう。

2021年12月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

沖縄の野原善正氏からのお知らせ!

辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議

1125
19:00

 


 ·

 

デニー知事が辺野古設計変更を認めないことを発表!

知事の「不承認判断」を支持し全力で応援しよう!たいわん

「設計変更不承認」を支持・支援する県民集会

日時:123日(金)18001900

場所:県民広場

辺野古ゲート前県民大行動

日時:124()
11
001200

場所:辺野古ゲート前

 

« 原発マネーに群がる自民党<本澤二郎の「日本の風景」(4283) | トップページ | ルール狭窄非寛容<本澤二郎の「日本の風景」(4285) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 原発マネーに群がる自民党<本澤二郎の「日本の風景」(4283) | トップページ | ルール狭窄非寛容<本澤二郎の「日本の風景」(4285) »

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ