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2021年11月16日 (火)

房総半島フクシマ放射能危機<本澤二郎の「日本の風景」(4266)

房総半島フクシマ放射能危機<本澤二郎の「日本の風景」(4266)

<袖ヶ浦水源地不法投棄場所に3倍の放射能(市の線量計住民調査)>

 ともかくお話にならない。千葉県袖ヶ浦市の水源地に無断で山林伐採、そこを無断で怪しげな建設残土?この中にはアスベストやフクシマの放射能汚染物質も?環境省の担当官も「事実なら大変なことだ」と驚いている。既に君津市の水源地の産廃場には、1万トン以上の放射能汚染物質を含んだ猛毒なものが投棄され、住民運動が起きている。君津市も原状回復の裁判を起こしている。悪党知事で知られた森田健作に疑惑がもたれている。

 

 不思議なことは、この君津市の1万トン投棄事件を、小さく報道したのは、毎日新聞の千葉版でしかない。地元紙も他紙もテレビも報道していない。原子力ムラの圧力を受け入れているのである。

 

 今回の事件はどうか。市民運動家が昨今健闘著しい東京新聞千葉支局に取材を要請したが、普通であれば率先して飛び込むところだが、その逆で担当記者は電話を切ってしまった。看板倒れの首都圏紙だった。「東京タイムズが健在であれば、連日1面トップを飾れる重大事件」と想定すると、残念でならない。

 

 問題の不法投棄した同市林地区の大規模山林開発無届け地区を、健康被害を心配した住民が、市の放射能線量計を借りて、地表を測定したところ、何と3倍(毎時0・130マイクロシーベルト)という高い数値が記録されて、地元の住民は腰を抜かしてしまった。

 

 穴を掘って地下5メートル、10メートル、20メートルで測定すると、より高い放射能が測定されることになろう。

 

<刑事告訴されても屈せず一人フクシマ放射能危機を叫んできたジャーナリストは健康被害の可能性にも言及>

 国民はだれしもヒロシマとナガサキのことを聞いて知っているが、具体的に被ばくについては無知である。311報道でも、分かっていない。凡人ジャーナリストもその口である。友人の元時事通信記者が、虎の門病院で白血病で亡くなっても、放射能の恐怖について深く理解しようとしなかった。

 悔しいことは、311の翌年に肺腺癌が見つかり、翌年の2013年11月23日に非業の死を遂げた妻の不運。フクシマ放射能が311の4日後の315に、茨城・埼玉・千葉を経由して、東京上空を通過したことさえも、最近知ったばかりである。フクシマに限らず、沢山の市民がフクシマ放射能被害に遭遇して、二つとない命を奪われている。そのことについて東北復興名の莫大な予算をかすめたゼネコンとその下請け、さらに配下のやくざの産廃業者による不法投棄が、首都圏は民度の低い房総半島に襲い掛かっている。間違いではないだろう。千葉県知事の周辺には、やくざ代議士の運転手上がりの自民党参院議員幹部がへばりついている。筆者は森裕子と海江田万里の投票依頼郵便で1票を行使したことを、今悔やんでいる。立憲民主党にも責任があろう。

 

 話は変わる。市民運動家の指摘を受けて、福井のもんじゅ西村成生謀殺事件を活字にした時点で、既にこの原子力ムラの大事件を徹底取材して、堂々と公開している国際ジャーナリストの竹野内真理氏が記録したblog記事を知った。彼女がフクシマ追及の、屈しないたった一人の反骨のジャーナリストであること、チェルノブイリ研究の第一人者であることも。

 

 原子力ムラは、彼女を侮辱罪という聞いたこともない犯罪で刑事告訴、言論弾圧の挙に出たが、何と日本で初めてのことだろうが、世界的な言論の自由機関の「国境なき記者団」が二度も声明を出して、彼女を救済した。これも異例な事態だが、日本政府の言論弾圧の不気味さを裏付けた。

 

 彼女に、今回の袖ヶ浦事件の0・130マイクロシーベルト(毎時)のことも、分かりやすく解説してもらった。普通なら0・04程度が、袖ヶ浦水源地区のそれは3倍以上に跳ね上がって高い。地表に付着した猛毒の放射性物資は、風が吹くと微粒子と共に巻きあがり、それを人が吸い込むと、当然のことながら内部被ばくする。

 真っ先に甲状腺や肺がやられる。野菜や穀物などに付着すると、それを食べた人は、胃や腸にも悪影響を与えることになる。ガンになると、いずれ転移する可能性も。

 

 「一般の放射能線量計は、ガンマー線のみで、アルファー線、ベータ―線の測定は出来ない。特に幼児や妊婦の抵抗力が低いため、私は福島県の30万人の子供たちの健康を心配して、弾圧にひるまず報道活動をしてきた。これまで何人もの学者・ジャーナリストが命を落としている」という。測定できない放射線のことを初めて学んだ。

 

 311から10年経っても、フクシマは何も変わっていない。廃炉に100年かかると専門家は明かしている。安倍晋三の「フクシマを制御した」という大嘘は、原子力ムラが、東電原発放射能を隠すためのものだった。これに安倍内閣はIOC買収事件を引き起こしながら、それでも4兆円五輪を強行した。この大赤字で、東京都などはどうするのか。小池百合子知事の体調不安が、目下、話題になっている。

 

 以上が房総半島フクシマ化第三弾、いずれ第四弾を予定している。権力に屈しない新聞テレビが誕生するまで継続することになろうか。

2021年11月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

東芝は倫理違反企業<本澤二郎の「日本の風景」(4265) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

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