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2021年8月 1日 (日)

呪われた国<本澤二郎の「日本の風景」(4161A)

呪われた国<本澤二郎の「日本の風景」(4161A

<満洲事変(9・18)90周年から何が変わったのか!>

 とろんとした目で、ぼそぼそ声の、一向に風采の上がらない、地方議員出身の小男が、何も言っても、国民は聞く耳を持たない今である。311フクシマ東電原発隠しのコロナ五輪に浮かれる国民は、ほんの僅かである。筆者は日本勢にメダルを乱発して、日本国民を浮かれさせているIOCJOCの策略にも、反吐が出る思いである。NHKラジオから流れる、アナウンサーの絶叫宣伝を聞くと、即座に止める。

 

 そんなことよりも、日本を満洲事変前後の日本に墜落させた犯人である、安倍逮捕への林検察の動向に注目している。国民はイラついている。マッチ一本で、人びとは立ち上がる社会環境に置かれている。全体の奉仕者を義務付けられている検察ゆえ、横道に反れることは、万万が一ないと判断している。

 

 東京都では、感染者が4000人という大台を超えた。五輪感染である。やってはいけない5万人、10万人を結集させるという、狂気の五輪を強行している。それでも中止しないというIOCと、むしろ激励するWHO!世界がこぞって日本破壊に刃を向けている!呪われている国は、安倍の祖父の内閣からだから、戦後からずっと続いている。それでも目を覚まさない。日本原子力ムラ・原発派政治に対して、地球は原発推進による温暖化で、恐ろしい気候大変動を起こしている。

 

<731・広島・長崎の教訓をドブに捨てた戦後の米傀儡政権日本?>

 未だに判明しないが、新型コロナは細菌兵器ではないか、との憶測が消えない。もし、そうであればハルビン731部隊の生体実験に由来することになろう。

 

 731部隊の蛮行の延長線上に、広島と長崎に原爆が投下された。さらに敗戦後の日本統治に、米謀略機関CIAが標的にしたのが、侵略推進派の官僚グループだった。1953年に米大統領のアイゼンハワーが国連演説で、核の平和利用をぶち上げると、翌年に日本政府は原子力関連予算をつけた。政権は保守本流の吉田茂から、民主党の岸信介が支える鳩山一郎内閣に移行していた。

 

 この素早い日本政府の対応を主導したのが、内務官僚の正力松太郎と中曽根康弘、財閥官僚(商工官僚)の岸だった。「夢をもう一度」と夢見る戦前派官僚を、CIAがたき付けたものであろう。歴史の教訓を学ぼうとしない侵略戦争勢力である。

 

 読売・日テレを率いる正力は、1955年総選挙でバッジをつけると、初代科技庁長官(岸内閣)に就任、1957年8月には茨城県東海原発の実験炉を建設した。

 この間、読売記者の渡辺恒雄と元海軍主計中尉・中曽根議員が、間に右翼の児玉誉士夫を交えた、恐怖のトリオが構築される。この時点で、渡辺は大恩ある宇都宮徳馬を斬り捨てて、左翼から右翼に転向、正力の原発派新聞+改憲新聞づくりに狂奔、宇都宮をして「ツネは忘恩の徒だ」と言わしめた。

 

 「ナベツネの資産は200億、300億は原発利権」とささやかれている。101歳で亡くなった中曽根の遺産の真相も注目を集めている。彼ら原発派にとって、広島も長崎も眼中になかった。

 

 第五福竜丸被ばく事件を呑み込んで、遂に2011年の311へと突き進む。それでも彼ら原発派は、公明党創価学会を引きずり込んで、再稼働に舵を切りながら「311隠し」の戦略に突っ走った。これの311隠しの主役が、岸の孫・安倍晋三だった。

 

<財閥官僚岸信介と内務官僚正力松太郎の核・原発国日本>

 商工官僚は現在の通産官僚である。日本財閥の配下の者たちで、国民の命に目を向けていない。

 CIAは商工官僚を政権に就ける一方で、内務官僚を手なづける。正力や中曽根である。さらに言うと、右翼の児玉である。ただでさえも反共主義者で知られる。そこから見ると、1972年の日中正常化交渉が、いかに難題であったか、命がけの決断であったのかが、一般人も理解できるだろう。

 

 幸い、当時の新聞テレビはややまともだった。それに財界も、市場としての中国に手を伸ばそうとしていた。直前に、ニクソン大統領補佐官・キッシンジャーの電撃北京訪問と、続くニクソン訪中が重なって、国際情勢は大きな変革期にあった。

 とはいえ岸と正力が敷いた原発レールは、岸の実弟・佐藤栄作長期政権下、ほぼ定着していた。原発の安全神話に人びとは、不安を抱きながらも「安いエネルギー」という嘘の宣伝に乗せられていた。

 

<初代科技庁長官正力・7代中曽根(岸内閣)・平泉渉(佐藤内閣)>

 中曽根取材は1972年からだが、記者懇談などで彼の口から原発の話が出たという記憶がない。原発の「平和利用」と「安全神話」にすっかり慣らされてしまっていた記者クラブの面々だった。

 

 中曽根文献を開けてみると、初入閣に喜ぶ中曽根のことを知っても「なぜそんなに喜ぶのか」と首を傾げたほどである。永田町では、科技庁長官ポストは、閣僚として「もっとも軽いポスト」と見られていた。政治記者にとって科技庁は関心外の役所だった。ことほど読売ナベツネの宣伝に、他の朝日や毎日も振り回されていた証拠といえる。

 

 科技庁は2001年まで継続するが、この間に中曽根の倅・弘文が59代、60代を歴任している。中曽根家の執念を見て取れる。岸の実兄・佐藤も、12代、13代を歴任、岸=佐藤ラインの強固な原発派が、いまの安倍に継承されていることを裏付けている。

 

<神道勢力も平泉渉長官就任で深く原発派に関与>

 新発見である。戦前の国家神道の流れを継承する白山神社宮司の平泉澄

は、その世界では有名らしいが、彼の息子の外務官僚の渉が鹿島守之介の三女と結婚するや、鹿島建設の専務に就任、その後、参院議員になるや1971年に科技庁長官(佐藤内閣)に就任している。

 

 侵略戦争に深く関与した神道は、今も反省謝罪さえもしていない。それでいて原発利権にも手を伸ばしてきたことに、驚きを禁じ得ない。神道はすべからく靖国派・戦争神社である、と国際社会から警戒されている。しかし、いまでは開き直って、核・原発にのめり込んで恥じない。

 改めて原発建設を独占してきた、鹿島の太すぎる原発人脈を見て取れる。

 中曽根の娘が鹿島に嫁入りしたことは知っていたが、それが原発利権がらみの政略結婚であることに気付かなかった凡人ジャーナリストとして、毎日猛省するばかりである。

 

 最近気づいたことの一つは「悪人は他人も自分と同じような悪人である」と決めつけている点である。したがって、反省も謝罪もしない、それが当たり前だと思い込んでいる。安倍もそんな一人なのであろう。

 

 満洲国傀儡政権を作った戦前の官僚たちにとって、アメリカの傀儡政権日本もまた、しかりだと満足しているのだろうか。311はそうして起きた。また起きるのであろうか!

2021年8月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

<阿修羅も逃げた深刻重大ニュース・拡散希望>

南相馬被ばく市民怒りの涙<本澤二郎の「日本の風景」(4160)

<五輪だけでない!原子力ムラが支配するフクシマの裁判所!?http://fukushimaworkerslist.blogspot.com/2014/02/

 

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