« 木更津事件=オスプレイ+産廃場etc<本澤二郎の「日本の風景」(4146) | トップページ | バイデンの片手落ち<本澤二郎の「日本の風景」(4148) »

2021年7月17日 (土)

傷だらけの安倍後継<本澤二郎の「日本の風景」(4147)

傷だらけの安倍後継<本澤二郎の「日本の風景」(4147)

<コロナ担当・西村康稔強権主義に自民支持基盤飲食店から総スカン>

時事通信が912日に実施した7月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比38ポイント減の293%で、不支持率は56ポイント増の498%となった。 (時事)

 


身代わりに菅義偉を立てた安倍晋三・神道日本会議の作戦は、見事に失敗していることが、身内のような世論調査結果でも証明されてしまった。

 コロナ対策担当の清和会・西村康稔は、自民党の強力支持基盤の飲食店からも総スカンを食らって、野党から辞任すべしと厳しい追及を受けている。「安心安全な東京五輪の立役者」として、菅の後継者に格上げしようとした安倍の目論見は、見事に失敗してしまった。

 

<商工官僚でA級戦犯の岸信介直系・田布施の吹田晃の娘婿>

 西村について、関心外だったので調べたことはなかった。連絡をくれる清和会OBも、だった。だが、吹田晃の娘婿だったと教えられた。吹田といえば、自民党最右翼議員として、記憶に残っていた。そのはずである、山口県は田布施の出身である。

 地元では、岸信介直系で知られていた。安倍からすると、岸祖父さんお抱えの御用人のような政治屋だった。その吹田の娘婿、しかも西村は通産官僚である。昔は商工官僚と呼んだ。財閥の配下だ。

 

 戦前の商工官僚は、財閥の意向を受けて、半島や大陸への侵略の絵図面を書いた、悪しき官僚で知られた。財閥が支援するカネには苦労しない官僚は、今も変わらない。地球を破滅させる原子力発電所の推進勢力の中枢を占めていることを、忘れるところだった。

 

 商工族といわれる自民党の族議員は、菅が師匠と呼ぶ梶山静六の倅も含めて、原発ロビーの主役だったのだ。10年前の311という恐ろしい放射能汚染事件にも関わらず、原発再稼働にばく進する悪しき官僚が、通商産業省に巣食っている。いまその代表が、コロナ退治で戦果を上げようとして、五輪成功を強行しているのだが、現実は、コロナが勝ってしまった。

 

<岸信介の一味の特徴は強権主義>

 いわずとしれた岸信介は、天皇制国家主義者である。岸を崇敬してやまない森喜朗は、日本が「神の国」だというキチガイじみた日本論を披歴して、日本国民の失笑を買って退陣に追い込まれてしまった。

 

 天皇主権説を唱えた東京帝国大学の憲法学者・上杉慎吉の一番弟子だった岸は、それゆえ上杉から「大学に残れ」と説得されている。それを蹴飛ばしての財閥の代理人となって、商工官僚の道を選んだ岸であった。

 ちなみに上杉の極右憲法に対抗したのが、美濃部達吉の天皇機関説だった。双方で激しい論争が繰り返された。

 

 国家主義者の特徴は、政治手法において民意を反映させる思考がないか、著しく不足している。上からの目線である。強権主義そのもので知られる。戦後に国民が主権者の地位を占めたものの、それでも彼らの国家主義政治は、主権者に目を向けようとしない。安倍が最近の代表格だ。

 

 戦前の内務官僚にもそれが残っている。警察官僚ともなると、これが末端の巡査になると「おいこら警察」である。この許されざる、排除すべき体質は、今も温存されていることを、先の入江憲彦元警部補のインタビューで裏付けられた。

 

 仏作って魂入れず、の日本の民主主義は、安倍・自公内閣の下で露呈した。西村もコロナ対策で見事に演じて、国民の怒りを買ってしまった。

 

<下村・萩生田はモリカケ事件関与、加藤は馬毛島事件で傷物>

 モリカケ事件の追及は、これからも続いていく。安倍にとって針の筵である。

 赤木ファイルの標的は、安倍晋三であることを、国民はしっかりと承知してしまっている。首相犯罪が、次々と表面化した安倍は、戦後政治において突出している。モリカケ事件に関与した安倍側近を、無念の自殺をした赤木俊夫さんが永遠に追及するだろう。

 加藤勝信には日本医師会からの闇献金、馬毛島疑獄関与も表面化している。

 新聞テレビがまともであれば、1年と持たない政権だった。憲法に違反する悪法を、次々と強行したことを忘れる国民はいないだろう。

 

 重大なことは、原発推進に自ら首相の地位を悪用して、海外にそれを売り込んだ実績には、ひたすら驚愕するばかりである。これに公明党も突っ込んだことは、いまも驚きである。核兵器開発を念頭に入れた改憲軍拡に対して、遂に天の怒りか、コロナ襲来が水を差した。これは、国民を含めて想定外のことだった。

 フクシマ隠しの五輪を、竹野内真理ブログが詳細に記録してくれていた。たった一人、原発ロビーに立ち向かった勇気に敬意を表したい。

 

<原発推進派閥の清和会派閥解消が日本再生の第一歩>

 呪われてしまった日本の再生はあるのか。400基以上の原発を止めて廃炉にすることが、地球の生きる道である。人類の唯一深刻な課題である。まずは54基の日本の原発を止める!野党にその覚悟があるだろうか。時間は少ない。車の電動化や石炭火力の廃止だけでは、人間は生き延びることは出来ない。

 

 まずは原発推進派閥を消滅させることから始める、日本の主権者の使命である。強く強く訴えようと思う。

2021年7月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(共同)12日に発令された4度目の緊急事態宣言で、東京の飲食店は特に厳しい立場に追い込まれている。時短営業や酒類提供禁止に応じなければ罰則対象になる上、政府は順守しない店との取引停止を酒類販売事業者に要請(後に撤回)。店の感染対策を客が予約サイトで評価する仕組みも発表した。狙い撃ちとも言える状況に、要請に協力してきた飲食店も行政批判の張り紙をする「反旗」を掲げ始めた。

(西日本)新型コロナウイルス対策で、酒類提供を続ける飲食店に対応を取るよう酒類販売業界と金融機関に行った要請を撤回した菅義偉政権が、「西村康稔経済再生担当相の独断だった」との印象付けに躍起になっている。ワクチン接種や東京五輪・パラリンピックを巡る混乱で内閣支持率が低迷する中、これ以上、首相の傷口が広がるのを回避しようとの思惑がにじむ。(読売) 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省近畿財務局と学園の交渉記録を財務局に一時不開示にされた上脇博之・神戸学院大教授が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が16日、大阪高裁であった。石原稚也(ちがや)裁判長は、1審・大阪地裁判決に続いて国の不開示を違法と判断した。



|

226


 


 飲食店に対する酒類提供禁止などの要請をめぐって、金融機関に事業者への働きかけを求めると発言して批判を呼んだ西村康稔・経済再生相(58)。同氏の事務取扱秘書官で経産省出身のI氏が71日付けで交代した。背景には「週刊文春」がこれまでも報じてきたパワハラや過酷な労働環境があったとみられる。

 

« 木更津事件=オスプレイ+産廃場etc<本澤二郎の「日本の風景」(4146) | トップページ | バイデンの片手落ち<本澤二郎の「日本の風景」(4148) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 木更津事件=オスプレイ+産廃場etc<本澤二郎の「日本の風景」(4146) | トップページ | バイデンの片手落ち<本澤二郎の「日本の風景」(4148) »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ