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2021年7月 3日 (土)

フクシマ隠しの惨状<本澤二郎の「日本の風景」(4133)

フクシマ隠しの惨状<本澤二郎の「日本の風景」(4133)

<復興資金をがぶ飲みしたゼネコン・中曽根康弘の鹿島・原子力ムラ>


ゼネコンの鹿島は、戦後いち早く政界に政治屋を送り出していた。派閥は、右翼の岸信介の影響力が及んでいた。そこに手を突っ込んだのが、中曽根だった。娘を鹿島に嫁入りさせた。政略結婚である。

 

 気が付くと、原発建設NO1が鹿島になっていた。ロッキード事件の田中角栄逮捕に貢献した堀田という検事は、鹿島の顧問弁護士になった、と元衆院議長で読売出身の、反ナベツネ・伊藤宗一郎(三木派)が語っていた。ロ事件児玉―中曽根ルートは、原子力ムラが事件化させなかったことが、今は理解できる。堀田は、その歯車の一つでしかなかった。彼は福祉の分野に飛び込んで、朝日が支援していた。

 堀田が検事を辞めたのも、石原慎太郎が国会議員を辞めたのも、共に息子の事件をチャラにするためだった。後者はオウム関連である。五輪をぶち上げた最初の人物が、石原と森喜朗の台湾派の青嵐会コンビだった。

 

 そんな鹿島が、東北復興・フクシマに関連して、国税が小さな脱税事件を告発した。東北支店営業部長の宮本卓郎が下請け業者から、2億2000万円を受け取っていた。それなら支店長やその他の社員はどうなのか。鹿島本体の懐は、どれほど潤ったのか。他のゼネコンも推して知るべしだ。

 

 国税は、全貌を明らかにしない。会計検査院も見て見ぬふりをしている。日本の政府機能は、完全に壊れてしまっていることが、この事件から推認・理解できるだろう。

 

 2億円もの謝礼金を払える下請け業者の、詐欺まがいの脱税と暴利もまた、天文学的といっていい。この国は、確実に地獄へと真っ逆さまに落ちている。警察も検察も、そのおこぼれで満足しているのであろう。

 

 下請けの下請けの孫請け業者も、これまた法外な金を懐に入れている。東北・フクシマの水商売はどうなのか。だれも報道しない。

 

<復興庁の腐敗は経産省も顔負けか>

 ゼネコンの談合を容認して恥じない、復興庁の腐敗も半端ではない。フクシマ原子力ムラの御用と呼ばれる、学者・医師・病院・国会議員・地方議員と小役人への資金の流れも、日本国民誰もが気にするだろう。

 

 フクシマには、裏金告発の勇気ある群馬県警の大河原宗平や長崎県警の入江憲彦はいないのであろうか。第二、第三の入江や大河原が誕生しないものか。

 原発を喜んで受け入れたための自業自得だとして、東北フクシマを冷ややかに眺めている主権者でいいのだろうか。林検察の怠慢も度が過ぎていることが分かるだろう。

 法律も制度も破壊してしまっている。人間が腐ってしまい、全体の奉仕者であることを忘却しているのだろう。

 

 復興庁は悪党に支配されている。利権の宝庫・伏魔殿になっている。それを内部告発しない、腐食した組織に成り下がっている、と決めつけてもおかしくないだろう。

 

<原発作業員は奴隷のごとく、やくざはピンハネの311東北復興>

 フクシマには、怖がって近寄ろうとしない国会議員ばかりだ。政務調査費というムダ金を手にしている、地方議会の視察会が行われたということを聞いたことがない。

 

 放射能汚染地区で働いている原発作業員は、100%被ばくしている。内部被ばくの恐怖を教えられていない。それどころか「もう安全だ。帰れ!金を用意する」と政府は、放射線下の人体実験に必死というから、もうこれは人間社会であろうはずがない。

 

 やくざが跋扈して原発作業員の被ばくの代償をピンハネしている。東芝・三菱・日立の原発御三家に罪の意識など、これっぽちもない分かった。 

 

 

 今朝不思議な夢を見た。原発による内部被ばくの恐怖と、原子力ムラによる人体実験の恐ろしさを、指摘して叫んでいる良心的な学者・文化人・ジャーナリストらが次々と倒れてゆく。真っ当な市民の運動体に、当局がスパイを送り込んで、攪乱してくるのだ。

 

 とどのつまりは、彼らによって翻弄・もてあそばされて、遂にはフクシマから追放される。そんな彼ら彼女らも、正常な精神が失われて、吐く息に毒が交じっていて、他人の素朴な声を素直に聞き入れない。毒矢を放つ!そこで夢から覚めた。

 

 この国の生き物すべてが異臭を放って、健筆をふるう人間にも襲い掛かってくる。たじろぐほかないのか。人間を人間として信用できない社会の到来に、愕然として梅雨空を仰ぎ見る今日である。

 

<7月5日もんじゅ西村成生謀殺事件の証人尋問>

https://savekidsjapan.blogspot.com/2021/07/jaea-formerly-donen-murder-case-trial.html

 筆者もそうだったが、もんじゅ西村謀殺事件を知らなかった。だが、今も関連する法廷が、7月5日に開かれる。市民運動家のNさんが傍聴してくれるはずだ。閉廷後の弁護士会見を聞かないと、中身を理解できない。出来ると信じ込んでいる人間は、裁判を知らない。

 弁護士は知っている。それを聞かないと、話にならない。新しい事実があるのか。もう20年も刑事ではなく、民事で続けられている不思議な裁判である。悪辣過ぎる法廷も、原子力ムラが仕切っているせいだ。ヒラメ判事が主役であることも納得できるのだが。

 

 ともあれ、この20年裁判そのものが、原子力ムラの犯罪性の大きさを物語っている。弁護団の活躍による成果を期待したい。この原子力ムラの悪辣な殺人事件は、刑事事件としても取り上げるべきだ。いまなら検察審査会もややまともだから。

 

 

 余談だが、昨日は雨天にも関わらず、blog読者が家庭菜園用にと、鶏糞と草刈り機を持参してくれた。断っても無駄だった。お返しは、庭のフキ・畑のインゲン・玉ねぎ・テンサイ・梅ジャムと、ささやかな無農薬野菜ばかり。それでも彼は喜んでくれた。人間の情が生きてることに安堵した。

2021年7月3日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(朝日)東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者から受け取った謝礼金など約22千万円を申告せずに約8300万円を脱税したとして、仙台地検は29日、大手ゼネコン「鹿島」(本社・東京)東北支店の宮本卓郎・元営業部長(54=仙台市青葉区=を所得税法違反の罪で在宅起訴し、発表した。関係者によると、起訴内容を認めているという。
 起訴状などによると、宮本元部長は
201718年、複数の下請け業者から受け取った謝礼金など約22千万円の所得を申告せず、約8300万円を脱税したとされる。
 元部長は当時、福島県富岡町の解体工事で鹿島
JVの現場所長だった。下請け業者を自ら選び、受注業者が得た利益の一部を現金で受領。高級外車の購入や海外旅行、キャバクラでの飲食などに充てたという。
 鹿島は昨年
12月、過剰な接待を受けていたなどとして元部長を懲戒解雇処分にした。仙台国税局が25日、地検に告発していた。(三井新)

(同)準大手ゼネコン「前田建設工業」(本社・東京)の元現場幹部らが東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者から接待や現金提供を受けていたことが、同社が201718年に行った内部調査で判明した。復興事業に絡む業者からの利益供与は、鹿島東北支店の元幹部にとどまらず、ほかのゼネコンにも広がっていた。

 

<上川陽子法相に警鐘を鳴らした福田康夫>

本澤
先生、福田元首相のデジタル記事を貼り付けます。 八千代、青柳

福田元首相、文書改ざんを批判 講演で「法理念覆す」
|
2021/7/1 -
共同通信

https://nordot.app/783268061651533824

 

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