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2021年6月10日 (木)

三匹のハイエナ<本澤二郎の「日本の風景」(4110)

三匹のハイエナ<本澤二郎の「日本の風景」(4110)

<安倍・菅についで加藤勝信も日本医師会献金疑惑大炎上!>

 動物に例えると、今の自公政権を切り盛りしている悪党は、どうみてもハイエナではないだろうか。食らいつく電通と配下のパソナ・竹中平蔵ら、血税を吸血する五輪資金の一角が告発、6月7日JOC金庫番の森谷経理部長が電車に飛び込んだ。コロナに加えて、五輪疑獄炎上である。警視庁の対応が注目される。第二のもんじゅ西村謀殺事件へと発展するのか。

 

 もとはといえば、元凶は「神の国」信奉者の安倍晋三である。目下、御用記者をせき立てて「復活記事」を書かせて、生き延びようと死に物狂いである。コロナ五輪問題で、世論や議会の非難は菅に集中していたが、遂に菅のお目付け役で、安倍家の執事・加藤勝信も、大掛かりな政治資金規正法違反事件が発覚、法曹関係者や市民運動家を狂喜させている。

 

 加藤の刑事告発は必至のようだ。となると、三匹のハイエナ大炎上となる。「人殺し電通五輪」が強行されるか?泥船から逃げ出したコロナ専門家の分科会会長の最後っ屁、WHOの最終方針、そして英国でのG7宣言も影響を与えるものか?

 

<河井1・5億円の犯人と自民幹事長に決めつけられた安倍晋三>

 宏池会の岸田文雄が、本気度100%でもって安倍に体当たりして、河井1・5億円事件の使途解明を、自民党幹事長に強く求めた。これに対して、二階は当然のことながら「安倍が犯人」と事実上決めつけた。

 

 捜査権をにぎる検事総長・林真琴に対して、自民党本部として安倍有罪の核心を提供したことになる。林検察は動かざるをえないだろう。国民は、検察に重大な監視の目を向けている。JOC金庫番の自殺事件によって、電通五輪が真っ黒であることも判明、国民の怒りは頂点に達しているのだから。

 

 宏池会の必殺剣は、法相の上川陽子にも向けられたことになり、彼女も正念場に立たされた。安倍逮捕も現実味を帯びてきている。安倍は解散総選挙で生き延びようともがいているが、深刻化するコロナ感染は、次々と変異株に変身して、ワクチンを蹴散らしている。そんな余裕もない菅である。到底無理な五輪に四苦八苦している。

 

 「安倍の神棚信仰次第だ」と神道政治連盟関係者でさえも突き放している。菅は、安倍救済のための解散どころではない。日本を押しつぶした元凶を、神道の神風が吹き払うことができるのか?

 

<「人殺し五輪」を追及された菅義偉も落馬寸前>

 「国民の命と健康を守るのが私の仕事」と繰り返す菅には、国民から「人殺し五輪に加担するのか」と非難ごうごうである。「駄目な時はやれない」と覚悟の発言もしている。要するに、これら一連の菅答弁は、目の前にいる安倍が押し付けた、お目付け役の官房長官・加藤勝信向けに「俺は約束を守っている」と発信しているのだ。

 

 前向きに解釈すると、五輪中止宣言は自分がやる、そのあとに内閣を投げ出すよ、とも聞こえるのだ。覚悟をしてのG7出席が、菅の最後の晴れ舞台?となるのかどうか。

 

<菅お目付け役の安倍家のお庭番と日医の深すぎる関係>

 「6月9日付の朝日新聞が、遂に書いてくれた」と、清和会OBが狂喜して電話をくれた。日本医師会が、加藤の政治資金集めの集会に、200万円もの大金を献金していた!それを政治資金収支報告書に記載しなかった違法行為の発覚だ。2018年から19年の、4回分のパーティーであることも判明した。

 

 日本医師会の献金問題は、過去にも橋本龍太郎1億円献金事件を起こしている。開業医の団体である日本医師会の、政界への巨額献金は常態化しており、全く反省が見られない。悪辣な開業医団体なのだ。厚労省高官の天下り先としても定評がある。医師の懐を膨らませてきた医療費値上げの国民いじめの団体としても知られている。

 医療事故に対して、反省と謝罪をしない倫理ゼロの風土は、政治を裏で動かす財閥レベルである。結果、繰り返し医療事故を多発させている。医療事故死は、コロナ死を優に上回っている。

 

 そんな団体からカネを受けとる政治屋の方は、献金隠しで逃げ切るのだが、とうとう加藤も正体を暴かれてしまった。

 

 過去に自民党内の任意団体「国民の健康を守る議員連盟」の事務局長として、彼は500万円もの大金を日本医師会から受けとったと報じられた。違法献金である。任意団体は献金を受けることを禁じられている、それを承知での500万円だ。

 

 これを日本共産党の機関紙「赤旗」がすっぱ抜いた。続いて大衆紙の「日刊ゲンダイ」が追撃、加藤に取材攻勢をかけたが、加藤は沈黙して逃げた。その後に、こっそり日医に返却した?本当に返金したのかどうか?新聞テレビを、電通が完璧に抑え込んだようだ。

 

 清和会OBは、他にも日医の暴走ぶりを掴んでいた。厚労省が「開業医の職員に掛ける保険料38億円を支払うよう」要求した問題である。それは5人以下の看護師や事務員でも、開業医に社会保険料を義務付けた法改正に応じた措置であるが、何と小泉純一郎厚労相がパーにしてしまったという。同じようなことが人材派遣のパソナでも行われた。

 

 政府自民党に食らいつく団体・企業は、甘い汁を吸う資本主義の悪徳を体現しているハイエナ群だ。腐敗を隠ぺいすることに長けている。電通が言論を抑え込んでしまう日本は、独裁国と同じレベルの言論の自由度なのだ。国民が覚醒しないと、せっかくの民主主義も、遠い彼方の夢でしかない日本である。

 この国の腐敗は、底なし沼である。新聞・言論の無力と比例している。

 

 加藤の犯罪追及は、さしずめ当面する言論のリトマス試験紙といっていい。警鐘乱打したい!

2021年6月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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