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2021年5月17日 (月)

朝日まで安倍ヨイショ!<本澤二郎の「日本の風景」(4087)

朝日まで安倍ヨイショ!<本澤二郎の「日本の風景」(4087)

<モリカケ事件から桜事件、そして1・5億円河井事件に蓋する悪辣報道>

 昨日、目を見張るような見出しが、我がパソコンに踊った。あの犯罪首相と、誰もが断罪できる安倍晋三に「復権の兆し」というのである。有料会員記事というので、冒頭の見出しと一部の記事しか読めなかったが、いうところの「安倍ヨイショ」記事である。質の悪い政治記者がよく陥るもので、それが読売産経ならいざしらず、朝日が大々的に報道したものだから、報道内容で左右される永田町の政治屋に、それ相応の影響を与えることになろう。

 

 安倍犯罪はモリカケからTBS強姦魔救済事件、桜事件に1・5億円河井事件と、その犯罪性は主権者を冒涜する極めて悪質なもので、これについての安倍の国会での嘘答弁は数えきれない。議会が首相の嘘でまみれてしまって、国権の最高機関としての機能を果たしていない。衆参議長の無能を証明している。

 しかも、安倍の後継者が、安倍犯罪のもみ消し人の官房長官・菅義偉とあっては、開いた口が閉まらない。日本国民の恥じである。したがって、100年に一度の疫病退治は、すべて泥縄式で、失敗に次ぐ失敗を繰り返している。

 

 ワクチンが効くかどうかも不明だから、新型コロナウイルスのインド変異株が襲来すれば、どうなることか心細い。全ての元凶は、安倍の神がかりの神道政治に帰着する。

 

 安倍犯罪を追及する国民に対して、安倍を再び復権させる?一体どのような国民がそう祈願しているのか。神社に潜んでいる神主か氏子らか?朝日記事の全てが確認できないので、断定できないが、神道政治連盟という原始の不気味な集団の一部が暴走を始めたのか。

 

<安倍事務所来客は安倍が面倒見てきた改憲右翼の面々ばかり>

 冒頭の一部の記事だと、安倍のお陰で大臣にしてもらった政治屋が、国会議員会館の安倍事務所に出入りしている、というものである。これらは別に不思議でも何でもない。誰かが朝日記者に適当な言葉を吐くことは予想されるが、だからといってそれが安倍復権のための談合と決めつけられようか。

 

 安倍と菅の複雑微妙なやり取りは、その通りだが、菅が不人気だからといって、またまた犯罪首相を頭にして総選挙?到底信じられるものではない。むしろ、安倍健在を意図的に吹聴して、さらなる法廷での安倍証拠に牽制球を投げることは想定できそうだが、正義の朝日新聞であろうとするのであれば、この機会に法務検察の捜査怠慢に怒りをぶつける報道がジャーナリズムの使命ではないのか。

 

 そもそも、安倍事務所に出入りする輩は、多かれ少なかれモリカケ事件に関与した側近ばかりではないのか。安倍事件を追及する市民は、いまの安倍事務所の動向を「やくざの出入りそのもの」と捉えている者も少なくない。

 

 改憲右翼の面々ばかりとの指摘もある。それを、安倍の再々復権と呼べるものか。不思議な記事である。本ブログに反論してもらいたい。朝日の編集局長の判断を求めたい。

 

<側近の慰労訪問を「復権の兆し」とラッパを吹く読売産経顔負け記事?>

 政治は結果責任だ。安倍公約の「安全・安心の東北復興の証としての五輪」は、もう誰もが否定している。朝日読者の清和会OBは「復権はあり得ようはずがない。安倍は万死に値する」と切って捨てたのだが、ライターが女性だと知ると、失礼ながら彼は「一般論として女性記者はおだてると調子に乗り勝ち。夢中になる。後先を考えないで書く。プライドばかり高い。いまの朝日に有能な女性記者はいない」と決めつけたものだ。

 

 安倍をおだてるような記事というと、それは読売と産経の独壇場と思い込んできたジャーナリストは、違和感を抱くばかりである。もちろん、すごい反骨の女性ジャーナリストは他にもいる。いずれ紹介したい。

 

<コロナ大失態は安倍内閣の電通五輪強行策の実績>

 安倍・菅のコロナ対策の大失態を、国民は分かってきている。肝心のワクチンにも問題がある。

 昨日、都内でワクチンを打った友人は「今朝起きてみると、筋肉痛と鈍痛がひどい」と副反応を口にした。抗体率18%だから、2回目を打たないと、82%の人たちは安心できない。その後はどうなるか。だれも分からない。「打つと危険」と指摘する専門家も少なくない。

 

 基本的には、この政権の無知に起因している。ダイアモンド・プリンセス号の感染患者の対応に失敗、同時に空港などでの甘すぎた水際対策の失敗と、決定的な失敗は、電通五輪優先・経済重視の二兎作戦の破滅的失敗だ。いまもその継続である。相変わらず金目当てのIOCが、強行ラッパを吹きまくっているが、事態は物理的不可能であることを明示している。看護協会への500人募集要請はまず困難である。

 

 選手感染者を受け入れる専用病院を、自治体は断っている。内閣支持率どころか自民党支持率も末期的数字が表示されて赤ランプだ。

 これら全ての根っこは、安倍・神道政治に由来している。お祓いでは、神風は吹かないのである。万事休すだ。

 

<朝日新聞の著しい劣化=比例して国民を欺く報道姿勢か>

 朝日新聞の著しい部数減は、携帯やスマホのせいばかりではない。

 活字の強さを生かした真実の報道・真実の解説記事について、著しく劣化してしまっている。記者に対する教育・訓練は、十分だったのか否か。清和会OBの指摘は、的外れと言い切れるのか。

 それでいて、NHKレベルの高給を払ってきたことのマイナスも指摘したい。貧者の視線を失っては、いい記事は書けない。大衆を忘れた記者に、鋭い反骨の記事は書けない。

 

 朝日は、この機会に編集局の大改革をすることで、反骨の記者を育成、そうして文春や新潮に対抗できる記事を発信するのである。夕刊紙を廃止、スリム化も求められよう。有料会員向けという、思わせぶりな情報発信に飛びつくような読者が沢山いるだろうか。

 

<自民党を追及しないジャーナリズムの不作為に課題>

 いま大事なことは、新聞テレビが自民党と公明党に対して、真っ当な論陣を張ることである。個々の議員が、モノを言うことが出来ない自民公明である。

 

 言論の自由がない政党に、いい政治など期待できない。首相が事件を起こしても、沈黙する自民党である。「自民監視」を公約した公明党は、これまで安倍の、そして現在の菅の政治に対して、アクセルばかり踏んで、ブレーキを一度もかけなかった。

 

 両党とも大衆・国民の政党ではない。ずばり売国奴政党である。ゆえに売国奴内閣が暴政に突っ込んで、今日がある。思い出すと「派閥の終焉」(長崎出版)を執筆したのは、確か小泉内閣のころであったか。

 

 モノを言う派閥・物言う議員が居なくなった自民党である。自民党の公明党化である。言論の自由を失った自公両党と、それに追い打ちをかけた新聞テレビの日本である。

 

 衰退する日本は必然である。新聞テレビは、堂々と自公批判に徹する、そこから明日の日本を構築しなくてはなるまい。安倍復権記事など論外である。

2021年5月17日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

安倍前首相に復権の兆し 再々登板に渦巻く警戒と熱視線

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岡村夏樹2021516
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