« 菅義偉の裏切り<本澤二郎の「日本の風景」(4057A) | トップページ | 汚染水海洋投棄不可能<本澤二郎の「日本の風景」(4059) »

2021年4月18日 (日)

はぐれ清和会・安倍晋三<本澤二郎の「日本の風景」(4058)

はぐれ清和会・安倍晋三<本澤二郎の「日本の風景」(4058)

<面子丸つぶれの二階は安倍1・5億円の全使途大公開で反撃も>

(米CNN)会談では中国が主要議題となった。バイデン氏は会談後のローズガーデンでの共同記者会見で、「中国の挑戦に立ち向かうため共に取り組むことを決意した」と表明。東シナ海、南シナ海や北朝鮮の問題に言及し、自由で開かれたインド太平洋地域の将来を確保するためだと強調した。

菅首相は「インド太平洋地域、より広範には世界の平和と繁栄に関する中国の影響力について真剣な協議をした」と指摘。「東シナ海や南シナ海で力あるいは威圧で現状を変えたり、地域の他者を脅したりする一切の試みへの反対で合意した」と述べた。

  以上は米CNNの冒頭記事である。日米の軍事力で台湾を防衛するという、菅とバイデンの意気込みが伝わってくるだろう。憶測と違う。そのための菅・日本軍拡論である。安倍改憲軍拡とそっくりだ。日本はカネが底をついてないのに、福祉を削って、危ない橋を大胆に渡り始めた外交音痴の菅に反吐が出る。

 かくして、菅政権の生みの親である自民党幹事長の二階の面子は、丸つぶれとなった。菅は訪米直前に安倍と麻生の軍門に下って、二階を切り捨てていたのだが、果たして今後の菅と安倍・麻生組と、対抗する二階に河井夫妻も入って、さらに下駄の雪の公明党創価学会の三つ巴の攻防戦に、永田町の関心が移ることになろうか。

 

 安倍は本当に、菅がすがれるような力持ちなのか?安倍が広島の河井夫妻に送金した1・5億円の本当の中身を、二階は承知している。むろんのことで、二階派に所属した河井夫妻は、安倍の捨て駒にされたわけだから、教育勅語の籠池夫妻の立場だ。逮捕回避という約束を守らなかった、安倍への恨みつらみは、爆発寸前であろう。

 

 既に林真琴検察も1・5億円を掌握している。知っていて沈黙する林も悪人だ。間違いなく、自民党本部からの政党助成金・公金である。発覚すれば、安倍は獄の人となる。日米首脳会談での、台湾防衛をにおわせた共同声明に満足する安倍と岸の兄弟だが、1・5億円問題が表面化すれば、安倍はお陀仏だろう。

 この一点で、善良な国民は、目下の二階の勇気に期待している。

 

<菅は二階斬り=安倍・麻生組に潜り込んで政権延命狙うが?>

 権力の甘い蜜を、横浜市議時代に体感した菅義偉は、A級戦犯の岸信介の孫に食らいつくことで、途方もない地位を掴んだ。人の運命は分からないものだ。安倍の悪事の処理を、警察官僚の知恵を借りて、其の結果、自民党総裁・日本国首相の権力を掌握した。夢をもぎ取ったものの、実際のところ、足場が弱すぎる。日本学術会議の委員選考で、頼みにしてきた警察官僚・杉田を傷物にしてしまった。残るは北村と中村格だ。

 創価学会の佐藤浩は、銀座事件発覚で、創価学会婦人部に見つかって失脚。かくして最大派閥の清和会再接近となったものだが、安倍の清和会掌握力は、まだ未知数である。 

 

<清和会候補・町村信孝を蹴落とした安倍の大暴走の罪>

 小泉純一郎もそうだが、安倍も清和会で一度たりとも閥務という汗かきをしたことがない。むろん、清和会会長職と縁がない。永田町無知人間は、首相を降りた安倍が、即清和会会長になると思い込んでいるが、そんなに甘くはない。

 

 そもそも、福田赳夫側近の塩川正十郎が指摘したように「安倍の実父・晋太郎は、清和会の人間ではない」のだ。安倍父子そろって、福田の清和会正式メンバーとなったことがない。

 

 現に、2012年の自民党総裁選で、清和会は町村信孝を候補に担いだ。飛び出した安倍は、金力による議員買収に成功して、石破茂はじめ石原伸晃、林芳正を破って、総裁に就任した。1回戦で安倍は議員票54,町村同27と清和会票の半分を奪い取った。安倍の資金力は、議員による決選投票でも爆発、石破の89票に対して安倍108票で勝利した。

 

 三菱をはじめとする財閥資金が、決め手となったものであろう。安倍にとって金力がすべてだ。菅はそんな安倍の懐に飛び込んで、危ない事件処理をして、安倍の心をつかんだ。底が割れている。

 

<清和会会長就任には大金拠出が前提=ケチな安倍に決断できるか>

 要するに、安倍は清和会に対しての貢献度はゼロ。おいそれと会長の座をつかもうとしても、その犯罪的所業ばかりの内外政に成果は、何もない。財閥を喜ばせただけに過ぎない。残りは株転がし人間が、甘い汁にありついた、その程度である。

 

 あとは読売のナベツネやフジの日枝ら悪党言論人を味方にして、NHK制覇に成功した。そうして世論操作全開、国民の目を曇らせることにも完璧に成功して、隣国の脅威論をがんがん流し続けて、偏狭な改憲軍拡を当たり前のように人々を誘導した。

 

 その結果、日本人の精神は、相当右翼に偏してしまった。中道を自負している筆者にも、右翼の変人は、反日左翼というレッテルを貼り付けた。我は戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬と変わるところがない。平和憲法人間である。そこから自公批判を繰り出している。それだけのことで、底は浅い。

 

 そこで、安倍の清和会会長就任はあるのか。ゼロではないが、政界はカネで動く。蓄財した巨額の一部を吐き出して、それを90人にばらまくことが出来るのか。国税庁はもう遠慮しない。監視もしている中で?できるだろうか?靖国神社や伊勢神宮の、存在しない神が承認するだろうか。注目である。

 

<福田赳夫の清和会本流を乗っ取ることは甘いものではない>

 要するに、政治家不在の政治屋の集団である派閥を自由に操ることは、これは容易なことではない。

 

 安倍は、総裁選において清和会候補の町村を蹴落として、総裁に就任した。これによって、町村は命を縮めて他界した。これらの怨念一つとっても、安倍憎しは今も尾を引いている。

 籠池夫妻や赤木夫人だけではない。コケにされてきた拉致被害者も、である。

 

<閥務ゼロ・親子二代清和会無縁の総裁就任>

 安倍にさしたる政治的な成果はない。三井・三菱・日立・東芝にしても、反原発の嵐の中で、成果はマイナスである。従来の重厚長大の企業文化は、逆転してしまっている。

 

 小選挙区制という大政党大優遇の選挙制度と、連動する愚かすぎた公明党創価学会を、政教分離違反で脅しまくって奴隷化、そうして手にした3分の2議席確保で、やりたい放題の安倍政治を、日本国民はほとんど評価していない。正確な資料を提供したうえで、採点させてみれば、本当の支持率が出るだろう。誰か試験してみてはどうか。

 

<いまも安倍晋三の盛り立て役は稲田朋美と下村博文か>

 森友事件や加計孝太郎事件でも、重要な任務を帯びて登場した稲田朋美と下村博文の二人は、安倍支持派の代表で知られる。

 ともに週刊誌の喜びそうなネタが転がっている、と見られて久しい。

 

 報道によると、311をあざけるかのように、原発推進の議員連盟が発足したという。40人ほどの政治屋が集まったとも。「電力会社のカネが動いている」とのささやきも聞こえてきている。この原発推進の議連の顧問に、なんと安倍が就任した。「責任者を確認すると、あの安倍夫人が好きでないという女性議員だった」というのである。

 

 安倍後継者のもう一人の人物が、下村だ。安倍の思いを、声に出して公開する人物である。二人とも偉くなったものである。お話にならない。

 

 この辺で政界千夜一夜物語を止めようと思う。うんざりするような今の永田町に期待することなしか。

2021年4月18日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)そこにいるのは、まさか――? 原発の新増設や建て替え(リプレース)を推進する自民党議員連盟の設立総会に取材で足を運ぶと、安倍晋三前首相の姿があった。議連の顧問に就くという。ちょっと待ってほしい。78カ月に及ぶ在任期間中、「一強」の名をほしいままにしてきた安倍前政権。退任してから議連の顧問になるくらいなら、どうして在任中にリプレースに取り組まなかったのか。

設立総会に原発推進派ズラリ

 12日、総会の会場となった国会内の会議室。新型コロナウイルスの感染対策なのか、間隔を取って席に座る約40人の自民党議員らと向き合うように、安倍氏が中央に座っていた。総会開催の案内文には安倍氏が議連に参加するとは書かれていなかったはず。思わず案内文を撮影した画面をスマートフォンで確認した。

« 菅義偉の裏切り<本澤二郎の「日本の風景」(4057A) | トップページ | 汚染水海洋投棄不可能<本澤二郎の「日本の風景」(4059) »

恐ろしい国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 菅義偉の裏切り<本澤二郎の「日本の風景」(4057A) | トップページ | 汚染水海洋投棄不可能<本澤二郎の「日本の風景」(4059) »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ