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2021年4月 5日 (月)

野党共闘つぶしの連合<本澤二郎の「日本の風景」(4045)

野党共闘つぶしの連合<本澤二郎の「日本の風景」(4045)

<「連合の罪と罰」=電機連合主導の原発推進派=反共勢力>

 菅義偉の訪米大名行列目前の永田町は、疑心暗鬼が渦巻いている。安倍に負けず劣らずのスキャンダル首相を抱えてのコロナ政局、いつ解散があっても不思議ではない。野党側が「内閣不信任案を提出する」と口走ると、自民党幹事長が「受けて立つ」とお互いに牽制とハッタリを咬ませあっている。

 

 自民党強気の原因の一つに、連合という労働組合が化け物のように存在、野党共闘つぶしに狂奔することが決まりきっているせいだ。その昔「連合の罪と罰」(データハウス)を書いたことがあるが、それ以前の総評とは月とスッポンで、大衆の味方では全くない。「財閥丸抱えのような電機連合主導の原発推進派で反共勢力」に、現在も変化はない。改憲軍拡派とも言えるから始末が悪い労働組合を名乗る非労組なのである。

 

 それでいて、口を開くと「命と暮らしを守る」などと共産党や社民党のようなスローガンを吹聴して、市民を騙している。311の10年後だというのに、安倍・自公・日本会議レベルの原発推進派に聞いてあきれるばかりだ。

 

 連合こそが野党共闘つぶしの元凶である。最近は、長野参院補選で、立憲民主党候補を支援する野党勢力結集に横やりを入れて、有権者の顰蹙を買っている。連携する国民民主党も同様だ。今時の反共主義は願い下げにしてもらいたい。

 

 

<財閥の公明党創価学会に次ぐ自民別働隊の野党分断が目的?>

 これまでの極右・安倍体制と今の菅体制を補完しているのは、公明党創価学会であることに、誰も異論はないだろう。

 

 4年前の都議選では、人気浮上の小池旋風に乗り換えた公明党創価学会は、今回は小池不人気のため、再び馬を乗り換えた。もとの自民党に乗り換えたが、全員当選となるのかどうか、まことに心もとない。千葉県知事選での自民党候補は、当選者に100万票の大差をつけられた。自民党ブランドも廃れている。「信濃町の心労はただ事ではない」ものの、それでも最近、大阪の2万平方メートルもある高給料亭を買収、相変わらず金力に衰えはなさそうだ。国税庁の出番を国民は期待している。優遇税制を改正すべきだろう。

 

 公明党創価学会は旗幟鮮明だが、連合は野党の冠をかぶって、有権者を欺くことに長けている。「財閥・自民党の別動隊」との鋭い指摘もある。

 もちろん、連合の中には旧総評系の、民衆の視点を重視している労働組合も存在しているが、主力の改憲軍拡原発に特化している労働組合は、むしろ連合の主力になって、市民運動を財閥や自民党と一緒になって、それらを叩き潰しているようで、お話にならない。

 

 

<日本共産党に恐怖を抱く典型的な反共主義の労働貴族>

 市民運動に軸足を置いている日本共産党とは、水と油の関係にある。

 野党分断が連合の任務として、右翼政治に貢献していると分析できるだろう。東芝だけではない。日立も三菱など原発御三家はいうまでもなく、かつての鉄鋼などの基幹産業労組も、政府自民党よりで知られる。

 

 共通項は反共主義なのだ。「共産党とう党名を変えろ」との声は、昔からである。平和大衆党ではどうか。大衆に足場を置いている政党を、立憲民主党と思い込もうとしたが、どうやら違うらしい。

 元社会党には爆弾男といわれて御仁がいたが、いま一人もいない。日本政治の劣化はいかんともしがたい。

 

 野党を支える労組が、財閥や政府と連携する労働貴族に問題の根源がある。自民党が強きになれる原因なのだ。

 コロナ禍で財閥も四苦八苦しているだろう。連合の労働貴族にも影響を与えている。連合改革の芽を噴出させる好機ではないだろうか。

 

<原発派の電機連合と神津を共に排除がベター>

 自民別動隊・第二維新に変身した、改憲の国民民主党も展望なしだ。国民民主党が自民党に取って代わる?ありえないだろう。維新がそうであったと同様、消えてゆく運命にある。

 

 改憲軍拡は自民党右翼でたくさんだ。新たな需要はない。原発派の連合が主導権を握ることはない。欧米先進国でも原発は、自然エネルギーに取って代わられている。

 若者が国会周辺でデモをする時代である。原発は人間と自然と共存することは不可能である。

 

 連合会長の神津里季生は、風変わりな人物らしい。「野球をしたくて東大に入った」と進んで東大OBであることを吹聴している。ネットを開くと「会長室」などという特別室から情報を発信している。2021年の年頭所感が「命と暮らしを守る」などとうそぶいて、原発推進にいそしんで、反共の闘士を売り込んでもいる。本人は労働貴族に満足しているようだが、国民は連合について感心がないと伝言したい。

 

 

<宇都宮徳馬は立派=アカ攻撃に屈せず中国・ソ連・北朝鮮友好に突進>

 歴史を知る人物は、足場を民衆において、そこから行動するものである。

 その代表的人物が宇都宮徳馬だった。彼のもとには、社会党の土井たか子や河野洋平らが集っていた。

 

 A級戦犯の岸信介らからのアカ攻撃など屁とも思わなかった。共産圏外交に率先して取り組んだ。中国・北朝鮮・ソ連だけではなかった。中東のパレスチナやアルジェリアにも足を延ばした、戦後日本の国際政治家だった。

 

 彼の「暴兵損民」(徳間書店)は、筆者との長時間インタビューが基礎になって誕生した本である。我が人生に圧倒的な影響力を与えてくれた。彼は期待したナベツネが右翼に転向したこともあって、筆者との対話に最大限サービスしてくれた。

 

<玉木は連合の右翼・反共主義者に乗る政治屋か>

(通信社記事)国民民主党の玉木雄一郎代表は1日の党会合で、25日投開票の参院長野選挙区補欠選挙に野党統一候補として立候補する立憲民主党の新人、羽田次郎氏(51)に出した推薦を撤回する考えを表明した。羽田氏が共産党の県組織などと結んだ日米同盟見直しなどを盛り込んだ政策協定を問題視した。共産との距離感をめぐる国民と立民との違いが浮き彫りとなり、次期衆院選での野党共闘にも影響を及ぼしそうだ。

<菅は神だのみ!安倍に押されてか>

 安倍・麻生・菅・二階の確執が続く永田町で、菅が一歩どころか100歩も譲歩して、安倍の議員会館を訪問した。確か二度目だろうか。

 これでは首相の権威は形無しだ。その後に天皇家の伊勢神宮参拝を実施することを、明らかにした。

 

 神だのみの政局運営で、ますます混迷化するだろう。これも悲しい日本であるだろう。

 

<神社本庁が戦後初めて法廷で正体をさらしたが=結果は敗訴崩壊>

〈(敗訴すれば)包括宗教団体としての組織維持ができなくなる。被告は、伊勢神宮や皇室と密接な関係があって、いわば『日本の国体』の根幹を護っている最後の砦である。(中略)決して裁判所が日本の国体破壊につながることに手を貸す事態があってはならないと信じる次第である〉

 

自民党の二階俊博幹事長は4日、野党が今国会で内閣不信任案を提出した場合の衆院解散について「出してきたらすぐやる。会期末だろうがどこだろうが。出してきたら解散だ」と語り、野党を再び牽制(けんせい)した。 (朝日)

 

(通信社記事)菅義偉首相は、4月下旬に伊勢神宮(三重県伊勢市)を就任後初めて参拝する方向で調整に入った。関係者が2日、明らかにした。新型コロナウイルス対策として、閣僚を含めた同行者をできるだけ少人数に絞る方針。今後の感染状況を見極めて可否を最終判断する。

<ワシントン報道に一喜一憂する永田町>

【ワシントン共同】米国のサキ大統領報道官は2日、ホワイトハウスで記者会見し、16日にワシントンで日米首脳会談を行うと確認した上で、バイデン大統領にとって菅義偉首相が対面で会う最初の外国首脳になると述べた。サキ氏は「日本との2国間関係、日本の人々との友情の重要性を示すものだ」と強調した。

 

本澤先生、おはようございます。

貼り付けます。 八千代、青柳

https://bunshun.jp/articles/-/44319

 

2021年4月5日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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