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2021年3月 1日 (月)

自民党幹事長ピンチ<本澤二郎の「日本の風景」(4011)

自民党幹事長ピンチ<本澤二郎の「日本の風景」(4011)

<「安倍と麻生が二階を引きずりおろす動き」は本当か>

 国民を幸せにする、そのための権力のはずだが、最近のそれは、よほどうま味のある金儲けへと代わってしまったらしい。政治家は政治屋に変身、霞が関の官僚も自分のために働いて、主権者を忘れてしまっている。バレなければ何でもする。ゆえに綱紀粛正の声も上がらない。落ちるところまで落ちてしまった感が強い。

 

 今朝ほどの事情通の電話だと、モリカケ桜と1・5億円事件で窮地に立たされている安倍晋三が、仲間の麻生太郎と協力して「幹事長の二階俊博を引きずりおろす動きを見せている」というのである。

 

 即座に頷ける話ではないが、不人気の官邸と自民党党本部の首脳から、さもありなんとも思えてくる。生き馬の目を抜く永田町である。内閣支持率が落ち込むと、何でもありの星雲状態になるのも事実だ。

 

 「野党が引きずり降ろさないというのであれば、自民党内による政変が表面化する。ありえない話ではない」のも事実だろう。

 菅も二階も、敵は野党というよりも、足元の自民党ということになる。各派の動向にも神経をとがらせるスパイ合戦も。過去に織田信長は、身内の明智光秀に討たれた。「敵は本能寺」だから、信頼してきた身内にも警戒しなければならないから執行部も大変だろう。

 

<安倍7年8か月の功労?もテレビ会見でピンボケ答弁発覚>

 その昔、アメリカに映画俳優のドナルド・レーガンが大統領選に勝利、世界に波紋を投げかけた。そのころ、宇都宮徳馬は米議会の重鎮から「テレビ映りがよかっただけのこと。テレビ時代は予想外のことが起きる」と聞かされて首を傾げたたものだ。

 

 それが日本でも起きた。安倍を担ぎまくったのが二階である。安倍長期政権は、二階の汗かきの成果だった。その一方で、彼は落穂ひろいに徹して、派閥を膨らませることに成功した。

 

 もっとも、二階派に人材はいない、中身は石ころばかりだ。カジノ汚職や河井夫妻などの話題提供者は、決まって二階派が独占した。自公の人気低落は、安倍自身の極右の種まきが貢献したはずだが、当人はすっかり忘れて最近は「菅二階降ろし」というのである。存外、本当かもしれない。

 

 テレビ会見は、首相と官房長官ばかりと思っていたが、最近は自民党幹事長も興味を示したらしい。結果的に大きなマイナスの種をまいてしまった。記者の質問にまともに答えられないのだ。それが分かってしまった。

 代わりに野田聖子がコメントしているのである。「二階では選挙は無理だ」と自民党内で誰もが考えている。「菅二階を一緒に卒業させないと、自民党がつぶれてしまう」と本気で心配する議員が増えてきている。

 

<あてにならない公明党創価学会も自民の深刻不安材料>

 他方で、安倍については「自身が火の粉がいっぱい降り注いでいる。そんな余裕はあるのか」という声もある。

 

 もう一つの不安は、これまでのところ公明党創価学会の支援で、自民党は大きく議席を伸ばすことが出来たが、次回はどうなるのか。

 

 「安倍の腰ぎんちゃくの太田昭弘ことショウコウは過去の人。菅に忠誠を尽くしてきた創価学会副会長の佐藤浩が、婦人部に撃墜されてしまった。佐藤は安倍1・5億円の学会向けの手当ての詳細を知る人物と見られている。林真琴検察次第では、どうなることか」とこちらは信濃町の不安材料である。

 

 自民党は、二つの厳しい難題を抱えての総選挙に突入するか、それとも五輪中止の場面で、官邸と党の主をひきずり降ろして、その後に解散をするのがよいのか。後者の可能性が強い。

 

<「菅と二階では総選挙は打てない」は自民党内の常識>

 安倍重大事件隠しの張本人の菅擁立までは、順調に推移したと思われていたのだが、現実に走りだしてみると、安倍同様に菅の不正腐敗が次々と露出、国民の期待を裏切ってしまっている。同じく公明党創価学会も、大衆のための政治とは裏腹の、池田裏切り執行部が牛耳って、お先真っ暗闇の状態。

 コロナが消えてくれることはないのだとすると、一部の活動家の足にブレーキがかかる。「もう選挙は嫌だ」と公明党離れする信者会員も少なくない。

 信濃町執行部を批判する、善良すぎる会員を除名にする創価学会は、もはや宗教団体でなくなっている?後継者がいない創価学会が、この混迷ぶりをどう収拾するのか?

 

 極端に閉鎖的な創価学会公明党と、森喜朗ら清和会以降の、これまた閉鎖的自民党の二つの組織は、断末魔の様相へと突き進んでいるのか。

2021年3月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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