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2021年2月11日 (木)

清和会の罪<本澤二郎の「日本の風景」(3991)

清和会の罪<本澤二郎の「日本の風景」(3991)

<「日本を奈落の底に突き落とした清和会」に非難の渦>

 犯罪首相が退陣してくれて、ほっとしていたら、今度は五輪組織委員会の仲間の森喜朗が、内外で女性差別・蔑視発言表面化で、話題の中心人物となって、沈没寸前である。昨日の2月10日、清和会OBが電話をしてきて「怒り狂う毎日だ」と激しく清和会暴政をこき下ろした。

 

 彼の本心からの怒りは「日本を奈落の底に突き落とした清和会」が原因。腸(はらわた)から絞り上げるような、悲壮な声でいうものだから、感度の鈍いジャーナリストも頷くほかなかった。

 

 奈落の底とは、地獄の底、這いあがることが出来ない底の底のことである。

 その最初の道案内役がサメの脳みそで、今話題の人物。そこから小泉純一郎を経由して、安倍晋三に継承された。総括すると、もはや修復も回復も出来ない、奈落の底に突き落とされた日本である。

 

 清和会OBの苦渋に満ちた怒りを共有できる国民は、決して少なくはないだろう。トランプによって人々がズタズタにされたアメリカは、バイデン誕生で再生の機会を手にすることが出来るかもしれないが、日本は絶望的の菅義偉である。

 

 じりじりと痛めつけられていく年金生活者、非正規・契約社員は、低賃金と首切り不安を抱えながらの暗闇人生が、これからも継続してゆく可能性が大きい。他方で、超金融緩和政策を継続する、日銀の黒田による133万世帯への株投棄バブルの超格差社会である。

 

 そういえば、後輩の群馬県知事の山本一太が、清和会大先輩のはずの森の首に鈴をつけている。彼と一度だけ会ったことがあるが、彼が安倍に心酔してることを吐いたので、二度と会うのを止めてしまった。しかし、彼も清和会人間として、永田町から逃げ出して、覚醒してくれたのだ。歓迎したい。

 

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を巡り、群馬県の山本一太知事は10日、記者団の取材に、「発言は日本のイメージを極めて悪化させた。思い切って会長を辞任されたほうがいい」と語った。 (毎日)

 

<清和会は神道の男女差別・人権軽視の日本会議・神の国信者?>

 神社神道は、戦前の国家神道として若者を侵略戦争に狩り出し、いまだに反省も謝罪もしていない、著名な歴史学者の言葉を借りると「原始宗教に毛が生えた程度のお祓い天皇教(カルト)」でしかない。

 

 男女平等を説く仏教と異なる。したがって、専門家の中には「清和会の人間は、男女差別・人権軽視の日本会議・神の国信仰で知られる」とも評している。

 

 その代表的な人物が、森喜朗ということになる。今回の五輪組織委員会での女性蔑視発言は、日ごろの感情が自然に露呈したにすぎない、とも指摘されるゆえんだ。要するに、明治の廃仏毀釈運動の結果、国家神道を手にいれた神社神道の流れそのものという。

 

<「神の国の森喜朗から、靖国参拝の小泉純一郎」へ>

 あえて言うと、皇族や宮内庁にも付着している。神主の天下とも呼べそうで、女性である巫女(みこ)は、怪しげな飾り物でしかないようだ。

 

 国家神道から神社本庁に姿を変えた日本会議の政(まつりごと)に対抗したのが、民主主義者の護憲リベラルの宏池会・加藤紘一だった。森打倒に走ったが、清和会神社連合に封じ込まれて、敗退してしまった。

 

 政権は、小泉純一郎の天下となったが、伊勢神宮などと共に、日本会議の象徴の一つである靖国神社を繰り返し参拝して、神道政治を敢行した。

 

 小泉内閣の女性起用は、飾り物であって、真の人材登用ではなかった。現に、それを嫌う田中真紀子外相は、更迭される運命にあった。彼女は、米国で民主主義を学んでいるため、神がかりの清和会に屈服しなかった。

 

<「郵政をハゲタカに貢いだ後、大馬鹿ナショナリスト・安倍晋三」>

 隣国との外交を破綻させた小泉外交は、対韓外交を破綻させた安倍晋三と共通している。神主政治の特徴は、戦前は大英帝国とヒトラーだったが、戦後はワシントンの属国化を良しとする。

 

 その餌食にされたのが郵政で、とうとう民営化を強いられ、米国のハゲタカへの貢ぎ物にされた。画策した人物の筆頭は小泉だが、彼を引っ張った悪党は、東芝の西室泰三と竹中平蔵だった。西室は、その後、東証社長を経て、日本郵政社長に就任、郵政崩壊に手を突っ込んだ。小泉と西室は、慶応の先輩後輩の関係だった。

 

 世の中、世界の趨勢を見極められなかった人物の後継者が、さらに人間の屑のような、薄っぺら人間の安倍だった。薩摩の田布施と長州の田布施という、不可解な闇のつながりがある?

 A級戦犯の岸信介の孫である。国粋主義者で口を開けば、改憲軍拡が口から吐き出して恥じない。トランプの家来になって、米国の軍需産業を肥え太らせて、日本の財政を小泉以上に痛めつけた。この片棒を担いだ公明党創価学会を「大衆の敵」と断罪した、沖縄の野原善正と木更津の戦争遺児は、真っ当な判断である。

 

<財政再建不可能で、国民が油断すると戦争も>

 財政再建は、もはや不可能であろう。今後、数世紀かけても、健全な日本財政の回復再建は絶望的である。

 

 日銀の黒田の大馬鹿を活用して、円を紙切れにしようと必死の悪政は、今も継続している。ひたすら財閥1%に貢ぐような株高政策で、人々の目を狂わせている。それを菅も継承して恥じない。

 

 トランプとの密約は、なんと台湾防衛である。中国との軍事衝突を予見するような日本の軍拡を、引退した後も実弟の岸信夫に委ねている。

 

 アジア版NATOを画策する「インド太平洋戦略」にトランプを巻き込んだ安倍は、まさに戦争屋に恥じない危険人物、と懸念する声も聞こえてきている。

 

 大ピンチの日本丸の生き延びる道はただ一つしかない。日本国憲法を定着させることである。困窮時になすべき第一は、武器弾薬を捨てることである。軍艦を沈めて、帆船航海に切り替えるのである。

 

<与野党が駄目なら無党派層が立ち上がるしかない!>

 国民は野党に期待をかけているが、なかなか難しいとの認識も抱いている。

 清和会OBの大胆な提言は、国民の4割、5割、6割を占める無党派による決起しかない、と叫んでいる。清和会と共に歩んできた人物が、正義の士に生まれ変わった結果の政治判断なのであろうか。

 彼らをどう覚醒させるのか。清和会を総括すれば、無党派は必ず立ち上がると信じている。まともな清和会OB人間が、いま鬼滅の刃に変身している!奈落の底に突き落とされた人間の、最後の戦いというのであろうか。

2021年2月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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