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2021年2月 9日 (火)

超格差特権社会<本澤二郎の「日本の風景」(3989)

超格差特権社会<本澤二郎の「日本の風景」(3989)

<マルクスの欧州に変質した腐臭列島化した危ない日本>

 腐敗退治の国では、日本円にして300億円のわいろ高官を見つけ出して処刑した、と報じられている。日本では、自民党とは、真逆の看板を掲げていた宗教政党が、改憲軍拡の国粋主義にかぶれてしまった結果、腐敗の渦に呑み込まれていることも判明した。あろうことか、熱心な活動家の戦争遺児は、やくざにレイプ殺人されたというのに、捜査を妨害している疑惑も浮上してきている。

 

 目を覚ますと、どうやら産業革命時代の労働者の多くが、貧困でまともに暮らせないような社会に変質、列島がとても危ない流れに巻き込まれ、安心・安全が消滅しつつある。突出する超格差社会は、ごく一部に超特権層を生み出している。

 

 鬼滅の刃という鬼退治アニメが、流行する2021年である。司法立法行政三う権の抑制均衡機能が破れ、国民の代表で構成されている国権の最高機関も、まるで烏合の衆と化している。国政調査権を行使した鬼退治も、絵空事という批判に耐えられそうにない。

 

<最高裁長官・衆参議長・内閣総理大臣報酬額は世界一か>

 しかし、戦後70年を生きて迎えられず、非業の死を遂げた木更津市の戦争遺児のことを思い浮かべると、それでも生きていることに感謝したくなる。生者は、清者・正義の士である。桃太郎になって、鬼退治をする使命を帯びているのだから。

 

 そこで大衆と超特権層の収入落差がどれくらいなのか、今まで気にかけたことがなかったが、初めて調べてみた。

 

 最高裁長官のことを激しく批判する友人は「彼らは10年、ろくろく仕事もしないで、それでいて年収として、血税を3000万円を懐に入れている。こんな大金をどう使うのか。株か不動産だろう。1000万円でもいいくらいだ」と叫んできている。一理あろう。憲法違反の悪法にも、高みの見物でやり過ごしている判事の代表である。

 

 正しくは、3200万円以上だ。退職金もどっさり出る。優雅すぎる最高裁のトップである。15人の多すぎる判事にも2900万円。大衆は納得しないだろう。

 

 国権の最高機関である衆参議長はどうなのか。安倍の7年8か月の間、衆参議長が活躍したことは一度もない。国会はろくろく開かれなかった。それでも3239万円、副議長2500万円。最高裁長官と同判事とどっこいどっこいだ。

 

 さて注目の首相の報酬は、4049万円であるが、これに非課税の文書交通費1か月100万円などを加算すると5249万円。

 毎夜官房機密費で贅沢三昧の安倍は、在任中、73回も外遊、その費用1回分が2億円以上である。彼が中国包囲網のためにばら撒いた資金60兆円のほとんどが、ひも付き援助というから、そこからのキックバックだけでも天文学的な収入が予想される。武器弾薬購入からも、途方もないすごい利権が転がり込む。

 

 裏金収入を総計すると、どういうことになるのか。健全なジャーナリストの取材には、もってこいのテーマであろう。ワシントンの主と比較にならないほどの収入である。話題の河井案里に1・5億円投入は、血税である政党助成金からだから、安倍7・8か月の収入額は、想像を絶する金額になるのではないか。

 

<破格の天皇報酬額>

 仮に奇跡が起きて、東京五輪開催となった場合、名誉総裁の天皇が開会宣言をすることになる。この天皇への報酬額は、2019年度分が3億2400万円である。

 イギリスの女王はどうか。英国民の目は厳しいため、存外少ないのかもしれない。ともかく、日本人の民度が裏付けられるような、特権層への報酬額であることが分かる。

 

 国民のための政府誕生が不可欠であることが、以上のことからだけでも理解できるだろう。

 

<日本の富裕層1億円以上の金持ちが133万世帯>

 友人が新聞を見たといって「日本の富裕層133万世帯。自分はその中に入っていない」とがっかりして様子で電話してきた。日本人の富裕層1億円以上の資産家は133万世帯というのである。

 

 超格差社会の優等生なのかどうか。アベノミクス効果なのか。日銀黒田による株バブルというギャンブル株価の恩恵を受けた、幸運な日本人133万世帯が、まぎれもなく安倍支持率の引き上げた人たちに違いない。

 

 日本の人口はざっと1億2700万人、外国人は約300万人。日本人世帯は6000万世帯。財閥1%の周辺にまとわりつく幸運な人たちにとって、超保守的なナショナリストか。米国やアルゼンチンは、そこへと加算税を課して均衡を保っているが、日本政府は8%の消費税で大衆から収奪して、1%族のための税制に突っ込んで久しい。せめて消費税をゼロにする政府実現が、大衆の喫緊の悲願であろう。

 

 日銀の超株バブルによる超格差特権社会は、円が紙切れになる前に、ご破算するほかない。気になる中曽根遺産相続税がどうなったのか。ナベツネの資産と納税額にも、興味を抱く言論人は多い。

 

<ホームレス・母子家庭・非正規社員など貧困層救済策は?>

 コロナ関連でなくても家を手放し、ホームレスになった不運な人たちに、政府・自治体は、しっかりとした公助をしているのであろうか。

 生活保護はなされているのであろうか。政治は弱者・暗闇に向かって、手を差し伸べる使命を帯びているが、本当に大丈夫であろうか。問題だらけではないだろうか。現に自殺率が高いという。行政が、適切に対応していない証拠だ。

 

 失業者に失業保険は、しかと支払われているのであろうか。日本の公助制度は、壊れていないか。地域に根を張る保護司は、しっかりと仕事をしているのか。心配ではある。

 

 武器弾薬購入を止めるしかないだろう。特権層への血税投入費を引き下げるしかないだろう。役人の給与は適正なのか。地方議員の給与と人員は適正なのか。少なくとも安倍内閣は、何もしてこなかった。いまの菅内閣も、貧困層への救済に目を向けていない。富裕層優遇、宗教・医療・教育への優遇策を改める時ではないのか。

 

 課題は山積しているが、全く手がつけられないため、日本丸は沈んでいる。不条理な政府を打倒して、国民のための政府を誕生させる、そんな政治が待ったなしである。救国野党が結成・決起する場面ではないのか。

 

<ワシントンの高給取りは4330万円のファウチ、大統領は4150万円>

 太平洋の彼方からの報道では、アメリカの大統領が4150万円、コロナ退治責任者のファウチ4330万円が、役人の最高額である。日本の犯罪首相よりも、低いアメリカ大統領である。

 日本の特権層給与は直ちに見直す必要がある。そうでないと、この国の大衆があまりにもかわいそうである。以下に関連情報転載。

 

米連邦政府職員の給与に関する入手可能な最新のデータによると、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長(80)は、2019年に給与所得として417608ドル(約4330万円)を得ていた。この額は連邦政府で働く医師にかぎらず、全連邦職員400万人のなかでも最高だ。ファウチはドナルド・トランプ前政権の新型コロナタスクフォースの主要メンバーで、ジョー・バイデン新政権では大統領の首席医療顧問に就いた。2019年の給与額は大統領の40万ドル(約4150万円)よりも高額だ。給与データは情報自由法に基づいてOpenTheBooks.comが請求して収集した

 

参議院によると、案里被告は2020617日の参院本会議に出席したのが最後で、それから7カ月間以上、本会議や所属する委員会に出席していない。
この間も、案里被告には、国会議員の給与にあたる歳費が毎月
1035200円、さらに文書通信交通滞在費として毎月100万円、202012月には期末手当として3095895円が支給されている。
また、
2月分については、歳費は辞職した日までの日割り計算で支給されるほか、文書通信交通滞在費は100万円全額が支給される見通しで、国会に出席していなかった間の支払いの合計は少なくとも1700万円を超える計算だ FNN)

 

{株高を買い支えるのが日銀と国民の年金資金を預かるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という政府マネーなのだ。日銀はコロナ経済危機を乗り切る金融緩和としてETF(上場投資信託)を大量に買い入れ、現在、東証1部上場企業の株式の約7%(推定45兆円)を保有する大株主となっており、GPIFも国内株を約41.5兆円(20209月末)保有している。日銀の保有株の含み益はいまや10兆円ともいわれ、GPIFも株価急騰で年金積立金の運用益は大きく膨らんでいる。にもかかわらず、本来国民に配るべき年金はカットする。一体、誰のための株の買い支えなのか}(週刊ポスト)

2021年2月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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