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2021年1月 5日 (火)

懲りない日本財閥<本澤二郎の「日本の風景」(3955)

懲りない日本財閥<本澤二郎の「日本の風景」(3955)

<韓国は日本よりはるかに進歩した民主主義の国>

 この世に、正直に生きられない懲りない面々がいる。強姦・賭博・麻薬に執着する、入れ墨やくざ暴力団だけではない。過ちに対して、反省も謝罪も出来ない面々には、塀の上を歩く政治屋とその仲間たち、そして戦前の言語に絶する過ちを、反省謝罪できない日本財閥である。

 日本を代表する三大恥部と呼びたい。

 

 やくざの跋扈と連携する政治屋と財閥を何とかしないと、この国は国際社会で、日本国憲法が公約した「名誉ある地位」につくことは出来ない。今も朝鮮半島の被害者が、日々ひどすぎた耐えがたい過去と向き合わされている。

 韓国は日本よりも、数段高い民主主義の国だから、余計に怒り・憎悪が天を突いているはずだ。

 

 今日本を代表する岩崎弥太郎の三菱が、やり玉に挙がっている。韓国の司法は、三菱の韓国内の資産を差し押さえにかかっている。それに対抗して、三菱が即時抗告した。

 

 無駄な抵抗だが、本心は時間稼ぎに相違ない。日本政府の圧力に期待をかけているのであろう。いじらしくも哀れな大財閥も、仲間の安倍晋三は、もはや正面から喧嘩する地位がない。

 かくして日本の恥は、国際社会で喧伝されることになる。泣きたくなるような、三菱の対応であろうか。矛を収め、被害者に賠償を払うしかない。

 

<日本では最高裁判決を左右できるが、韓国では不可能>

 日本では、最高裁の様子を見ながら判決するヒラメ判事が、ほぼほとんどである。渥美東洋ゼミ1期生の、日本を代表した人権派弁護士に指摘されるまで、ある程度司法を信用してきたジャーナリストも、具体的に説明を受けると、納得するほかなかった。

 

 俄然、最高裁の横暴と、官邸との癒着を知るところとなった。日本の三権分立は、機能していないどころか、壊れてしまっている。憲法9条や日米安保に関連する事案ばかりでなく、真正面から良心に従って判決する判事は、一人もいないといっても言い過ぎではない。

 

 それに国権の最高機関である衆参の国会議長が、まるで人形かロボットの役割しか果たしていない。首相官邸にひれ伏して恥じない。そのことを、真っ向から批判する新聞テレビも存在しない。内閣独裁は、特に7年8か月の間、徹底していた。

 

 そんな史上最低の悪しき政府の治政で、甘い汁を吸ってきた財閥である。財閥の意向が、政策に反映されてきた。極端にいうと、政府は財閥の傀儡そのものだった。自民・公明・維新は、財閥に忖度、それが議会に反映され、司法にも影響を与えてきた。

 日本の民主主義は、立派な憲法が強く要請しているにもかかわらず、仏作って魂入れず、の形だけのものといえなくもない。このことに満足してきた財閥である。彼らは韓国を見下し、傲慢な態度でビジネスを行ってきた。

 

 従軍慰安婦問題から徴用工問題などの歴史認識をひっくり返そうとする安倍内閣の対応を、むしろ支持してきたものだから、韓国民の心情を受け止める度量などあるはずもなかった。

 半島の人々の司法への訴えも、政治力で簡単に弾き飛ばせると甘く見ていたのであろう。成熟した韓国の民主主義・三権分立が正常に機能する韓国、言論の自由が確立したマスコミ界を、正確に分析できなかった。自ら墓穴を掘ってしまったのだ。

 

 思うに、政商から財閥にのし上がった岩崎弥太郎は、天皇財閥と一体化して暴利を得てきた。まだ学んだばかりだが、長州の田布施の大室寅之助、後の明治天皇との結びつきは、皇居の広大な東側丸の内一帯を占拠したことでも理解できる。

 

 三菱のおごり・傲慢さが韓国で墓穴を掘ったものだが、それでも反省謝罪するという、当たり前の行動をとれない。哀れな財閥である。

 

<繰り返す・命に向き合えない三井傘下の東芝と同じ反社会的企業か>

 またしても福島で核爆発をした東芝3号機の東芝、三井傘下の東芝を連想してしまう。医療事故死に反省も謝罪もしない東芝のことだ。

 検察を抑え込んで不起訴にした東芝。同じ手口で、韓国の裁判所を押さえつける!三菱も同じ判断だった。

 

 無謬性神話の虜になっている財閥なのか。過ちや誤りを認めない、認めようとしない財閥なのか。恐ろしい財閥である。

 

 「東芝が医療事故を起こすはずがない」「東芝原発は核爆発を起こさない」という無謬性が、三菱にもあるのだろう。この世に、絶対に正しい、は存在しない。そうだとすると、彼らは反社会的企業・財閥ということなのか。

 したがって、従軍慰安婦や徴用工は「彼女彼らのため」という論理を貫徹しているのであろうか?労働者から搾取は当たり前、当然のこと、正しいことだと信じ込んでいるのであろうか。

 

<死の恐怖から誕生した金大中政権から、韓国は人権重視の国>

 日本人は、筆者を含めて韓国政府と社会について、甚だしく理解不足に陥ってしまっている。キムチは、納豆に相当する素晴らしい食べ物である。

 昨夜、同級生からいただいたキムチを食べて、改めてそう感じる。しかも、人権意識では、韓国がはるかに勝る。軍事政権から、民主派の金大中が政権を担当した時点で、180度変わったのだ。

 

 死をかけた金大中の闘争は、日米リベラル派の支援で、ついに政権を手にしたのだが、彼が軍事政権によって東京で拉致されたさい、救出したのは宇都宮徳馬と後藤田正晴だった。二人は旧制水戸校の先輩後輩。この絆が、拉致され、海中に投げ込まれる寸前の金大中を、劇的な形で助けたものだ。

 

 都内のホテルで拉致されたことをいち早く知った宇都宮は、官邸の官房副長官の後藤田に救済を指示、彼は米大使館にも急報、在日米軍機も飛んで、殺害を止めた。危機一髪の救済劇だった。

 

 時代は、重厚長大の季節を終えた。生き残りをかける厳しい時代に突入して久しい。韓国内で忌み嫌われる、日本財閥の無謬性がいつまで続くのであろうか。反省と謝罪の出来る、社会的責任を果たせる、健全な企業体に生まれ変わるしか、この世で生存することは出来ないだろう。

2021年1月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

【ソウル共同】韓国の元朝鮮女子勤労挺身隊員訴訟で敗訴が確定し、韓国

で中部の大田地裁から資産の差し押さえ命令を受けた三菱重工業は3日までに、命令を不服として同地裁に即時抗告した。聯合ニュースが報じた。

 同地裁は差し押さえ命令書を同社に送ろうとしたが、日本政府が受け取りを拒否。このため地裁ホームページなどに一定期間掲載することで同社が受け取ったと見なす公示送達手続きを取った。昨年1229日に原告2人について、30日に別の原告2人に関し、それぞれ効力が発生していた。

 

 

 

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