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2020年12月 3日 (木)

日米トップの資質<本澤二郎の「日本の風景」(3922)

日米トップの資質<本澤二郎の「日本の風景」(3922)

<バイデンはトランプよりましだが、それでも凡庸な大統領か>

 女性人気に期待する政府は、洋の東西を問わないらしい。次期米大統領に就任する民主党のバイデンの人事が、徐々に公表されている。注目の財務相に女性が初めて就任するなど、ホワイトハウスに女性スタッフが目立って多いことが明らかになっている。

 

 背景には、米国社会の各界各層において、強姦など性的虐待を受ける無数の女性を意識したものであろう。数年前からアメリカ女性社会が世界に発信した♯MeToo運動を、政治的に積極的に受け入れる、人権重視のホワイトハウスを印象付けている。TBS強姦魔事件をチャラにした、安倍と菅の右翼内閣のワシントン評価は、決して高くないだろう。黒人初の副大統領誕生も日本政府にマイナスだ。大統領選挙戦では、中間層から落下した貧困層や女性票を掘り起こすことで、トランプを押し切って、勝利をつかんだのだから、女性登用は当然とはいえ、ワシントン政治に微妙な影響を与えることになる。いいことである。

 

 女性の感度を内外政策に生かすことで出来れば、大いに期待したい。詳しくはないが、米国の女性は日本の永田町のそれに比較すると、人権意識と教養・モラルは高いはずだ。

 

<若者人気のサンダース起用を避けて女性人気頼み>

 ただし、筆者が宇都宮徳馬を想起させるような、戦闘的リベラリストのサンダースを起用しない、と報じられている。バイデンもまた、最大のライバルが煙たい存在なのか。ワシントンの保守派に屈したものか、この点で、失望を禁じ得ない。

 

 民主党再生の旗手としてのサンダースは、それこそ国民目線の弱者若者に希望を与える人物である。米産軍体制に屈しない信念の政治家だ。世界を混乱に巻き込んで、敵対する相手を封じ込めて喜ぶ人物ではない。

 

 リベラリストの本領は寛容である。なんとなく池田勇人内閣の官房長官の大平正芳が演出した「寛容と忍耐」の人でもある。サンダースを活躍させる舞台装置をしないバイデンだと、凡庸な政治家として多くを期待できないだろう。

 

<森内閣以降の清和会首相の5つの大事な資質?>

 我が日本はどうか。福田康夫を除外した清和会首相というと、森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三の3人だが、これらの首相に共通する点が、4つあると清和会OBが連絡してきた。むろん、清和会の安倍主導の菅義偉も、この枠に当てはまる。筆者は、もう一つ加えて5つを指摘したい。

 

 昔から、神輿は軽い方がいいと言われてきた。神輿を担ぐ側の言い分であるが、清和会の福田をのぞいた3人と、清和会が擁立した菅の4人に共通する大事な資質?を披露すると、多くは納得してくれるだろう。

 保利茂にいわく「中曽根康弘は、遠くで眺めると富士山のようなだが、近くで眺めると岩がごろごろしている。いうなればカンナ屑のような人物で、マッチ1本で燃え尽きる」と。この寸評は清和会首相にも当てはまろう。

 

<1、知識・教養不足ですべて役人任せ>

 安倍もそうだったが、菅義偉は1秒たりとも秘書官をそばに置いてないと、1日を過ごすことが出来ない。

 

 4人とも知性がない。教養不足は否めない。記者会見を恐れる菅は、安倍にも劣っている。清和会OBは、毎日のように朝昼晩、高級ホテルでの会食に、秘書官引率で勉強会をしないと過ごせない菅に同情しきりである。

 就任早々からメッキが剥げてしまう点で、森と似ている。コロナ対応は、トランプと似ている。

 

<2、口先だけの政治責任と逃げ足の速さ>

 安倍がそうだったが、彼は何度も「私の責任」を口走った。にもかかわらず、その責任を取ったことが、一回もなかった。

 都合が悪くなると、逃げて逃げてやり過ごすのだ。今の菅がそれをまねている。官房長官時代は、毎日の記者会見も相手がヒラメ記者ばかりだったことから、役人のメモ読みでやり過ごしてきた。現在は安倍に倣って逃げまくる。

 国会軽視も甚だしい。弱い野党と3分の2議席に助けられている有様だ。

 

<3、平気で嘘をつけるずば抜けた才能の持ち主>

 国会の首相答弁が、嘘で固められて、それが議事録になっている日本国だ。国権の最高機関である国会答弁が、真実に基づかない嘘というのだから、議会制民主主義も絵に描いた餅なのか。

 

 同じ嘘でも、平気で嘘をつくという才能が、清和会首相の共通項である。

 

<4、モラル・道徳なし=修身斉家の人ではない>

 古来より、思想家は為政者の姿形について研究してきた。治国平天下の社会にするための為政者の心得である。これが当たり前のように叫ばれ、皇帝や国王は、幼くしてそれらを学んで君主の務めを果たしてきた。

 

 立派な君主たりえて、立派な人民が従うものである。これ因果である。そのために修身斉家が、名君や聖君になるために不可欠だった。

 

 最近の清和会首相には、こうした観念がない。ことによると、ならず者が政権を担当している!そう感じ始めた国民は少なくないのではないか。モラル・道徳が欠落している。正義の法務検察も、内部の乱れはひどい。警察検察共に裏金で甘い汁を吸っている!

 このことに、NOという反論が聞こえてこない今である。

 

<5、廉恥とは無縁の政治家でない利権アサリの政治屋ばかり>

 清廉で恥を知る人間、すなわち政治家が永田町に居たら、是非とも連絡してもらいたいものだ。一人ぐらいはいるかもしれない?一人もいないかも?ともかく政治家がいなくなった。

 

 野党にはいるのだろうか。どなたか手を上げられるだろうか。

 政治家がいない、信念を貫ける政治家がいない。誰か「ここにいる」との

声を聞きたい。永田町にいないのであれば、霞が関に居るだろうか?ここも怪しい感じがしてならない。

 

 廉恥の政治家は、修身斉家の人である。治国平天下の名君になれるのだが、清和会首相からは、まったく空想すら出来ない。岸信介を象徴する人物が目立っている。

 

 財閥の金目当ての改憲派ばかりが目に付く。驚いた。本日は吉川という二階派事務総長が農水相として、河井夫妻から500万円もらっていた!1・5億円事件の新たな真実か。公明党創価学会はどうだったのか?ナツオやショウコウは、そろそろ自白してはどうか、との声も聞こえてきた。広島戦争は第二、第三ラウンドのゴングが鳴り響いてきた。

2020年12月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

読者からのメール

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https://www.youtube.com/watch?v=KBgnqCC7dco&t=11s

 

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