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2020年12月 9日 (水)

米リベラルVS日本右翼<本澤二郎の「日本の風景」(3929)

米リベラルVS日本右翼<本澤二郎の「日本の風景」(3929)

<安倍のトランプ犬のツケは格段に大きくなった菅の衝撃>

 日本政府がようやく、米国バイデン政権を見越して、これまでのトランプ再選も想定した人脈を、総入れ替えする羽目に追い込まれていることが、次期駐米大使人事で発覚して、内外に波紋を投げかけている。

 

 日米両政権は、根幹の太いパイプが食い違って、うまく接続しないというマイナス面が露見したのだ。未だにトランプ再選記事さえも見受けられるほど、日本政府と右翼論壇の偏向ぶりが、さらけ出されているほどだ。

 

 ワシントンのリベラルと日本の右翼片肺内閣とのダンスは、けだし見物である。安倍のトランプ犬のツケは、すこぶる大きい。民主党のバイデン・オバマは、安倍の露骨な変節を、この4年間のゴルフ外交のいやらしさと目撃させられてきた。ワシントンと東京の双方に、不信の芽が大きく育っている。

 

 改憲軍拡の先に敵基地攻撃体制、さらには核武装計画もちらつかせる安倍と菅の日本会議・自公体制に、ワシントンのリベラル政権は強く反発することになろう。平和を希求する日本国民にとって、一息つけるかもしれないが、それでも電通仕込みの国民投票法の採決は、9条を破壊しかねない威力を有している。これにもワシントンの出方が、微妙に影響することになる。

 

 日本会議と財閥の野望家にとって、バイデン政権は厄介な存在となろう。

 

<民主党バイデン人脈ゼロの首相官邸と霞が関のお粗末>

 元北米局長の韓国駐在大使のワシントンへの異動人事は、前例のないものである。4年前から民主党人脈を切断した官邸と霞が関だったことを、内外にさらけだしたことになる。

 ワシントン人脈ゼロの日本政府というのも、異常というよりも異様である。菅の外交音痴を「そんなことはない」と擁護する御用評論家の本が出回っていると聞いたが、お粗末この上ない太鼓持ちの捏造本の類だろう。

 

 トランプ再選を本気で受け止めてきた、日本外務省の秋葉という事務次官の大失態でもある。今年になって、安倍は辞任するまで、秋葉を官邸に呼びつけて、トランプ再選情勢を毎日報告させた来た。

 ワシントンの大使館も、挙げてトランプの勝利で動いて、それを東京に発信してきた。しかし、目算が崩れた。安倍退陣の理由といっていい。

 菅になっても、しかし、トランプの巻き返しに期待をかけたが、それは虚しいものだった。必死で、バイデン政権への売り込みをしようとしなかった。オバマ人脈も切れてしまっていた。

 

 わずかに岸田文雄が、バイデンとの人脈を有したが、彼は自民党反主流派として、広島3区で公明党創価学会との対決に必死である。ようやく対抗馬も決まって、本格的な攻勢をかける地歩を固めたばかりである。それも大事だが、バイデン人脈を使って、菅打倒に走ると面白いかもしれない。

 

 昔から外務省を「御殿女中」と揶揄する自民党関係者が多かった。この用語は、今は禁止されているというが、要するに「井の中の蛙大海を知らず」の意であろう。拉致問題も北方4島返還も死語にさせた安倍外交を見れば、一目瞭然であろう。

 

<前政権のペンスしか知らない菅義偉訪米計画に注目>

 菅で思い出すが、彼のワシントン人脈はペンス副大統領一人である。ペンスは、まもなくホワイトハウスから去る運命の人である。もはや過去の人だ。

 

 ワシントン外交を主導する議会対策が、ほぼゼロという日本政府・外務省である。たった二つの政党をカバーすればいいのだが、それでも外務省にはそんな腰の軽い外交官はいないし、育てようともしない。

 

 菅をワシントンがいつ招待するか、アジアが緊急事態でも起きない限り、どんどん遅れるだろう。バイデンは何よりもコロナ対策に集中、菅と会見する余裕などない。いつ出かけることが出来るのか?注目したい。

 

<家庭菜園で里芋収穫、ことし初めての我が家の収穫祭>

 じっとしていると、敵?が襲来するものである。我が家のそれは、深夜の呼び鈴とイノブタである。後者が遂に現れた。昨日、急いでサトイモを掘り起こした。午後から太陽がさえぎられる畑だから、そんなに大きくなることはない。

 掘ってみて気づいたのだが、サトイモには太い根がタコの足のように地中に張り付いている。肥料なしだが、それでも収穫できた。家庭菜園での晩秋になっての初収穫である。

 何事も根っこが大事だ。事をなそうとする人は、足場が肝心だ。自民党も公明党・維新も、ここが腐り始めている。日米外交にも、根っこ・足場が喪失している。宮澤喜一の揮ごう「大樹深根」が居間に飾ってある。

2020年12月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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