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2020年10月20日 (火)

財閥のおごり<本澤二郎の「日本の風景」(3880)

財閥のおごり<本澤二郎の「日本の風景」(3880)

<極右政権を操って慰安婦問題、ついで徴用工で有罪判決>

 戦前の超国家主義による朝鮮半島36年の植民地支配は、一片の条約でケリがつく問題ではない。日本と韓国、日本と北朝鮮の関係は、日本がよほどの誠意でもって対応しないと、本当の関係正常化は訪れることはない。

 

 幸い、歴代の政府の努力で押さえることに成功したものの、安倍・国家主義内閣によって、寝た子を起こしてしまった。従軍慰安婦問題に火がついて、国際社会から日本の信用を落下させてしまった。続く徴用工問題では、韓国の法廷に持ち込まれてしまった。

 

 徴用工問題は、日本の負の遺産である財閥の問題である。そもそもは歴史を正当化する黒幕は、財閥や日本会議という極右の団体である。財閥と日本会議のロボットに過ぎない安倍晋三が、これを政治問題化して、火の粉を朝鮮半島からアジア・国際社会に降り注いでしまった。

 

 安倍・自公内閣の負の遺産は、憲法に違反する戦争三法の強行と日韓関係破壊に尽きる。後者では、韓国世論の怒りの噴きあがりの中で、司法が次々と日本財閥に対して有罪判決を下した。それもこれも、日本の財閥のおごりからである。

 

<反省謝罪無縁の日本の財閥は東芝や電通だけではなかった!>

 人間は過ちを犯す。人間の組織体も同じであるが、日本政府を操り、一体となって半島と大陸に侵略戦争を強行した財閥は、戦後解体されても、すぐさま息を吹き返し、戦前の規模を数百倍かそれ以上に拡大して、政府与党から野党にまで手を伸ばして、やりたい放題である。

 

 したがって、民衆のほとんどは仕事・労働で収奪され、税金でも略奪されるというカール・マルクスが生きていたら、それこそ第二の資本論を書き表す時代だろう。契約社員・非正規労働者の悪しき制度は、財閥の意向に沿った政府の右翼政策である。

 

 筆者は、運悪く次男を財閥の東芝病院で命を奪われてしまい、それでも東芝から、いまだに反省も謝罪もしない驕りに心を痛めている。東芝の医療事故を覆い隠した主犯が電通であったことを、最近になって確認できた。

 

 何を言いたいのかというと、財閥という悪魔の吸血鬼は、反省することも謝罪もするという、人間の道理・人の道をわきまえていない。これは今を生きる日本人にとって、最悪のことである。人間が人間である所以は、1日を終えてみて1日を振り返る動物という特質にある。儒学を持ち出す必要もない。

 

 反省する人間にのみ、進歩と希望がもたらされる。財閥は、それが出来ない不気味な組織体といっていい。「飛ぶ鳥は跡を濁さず」という方式からすると、財閥は同じ動物でもケダモノであろう。

 

<慌てて配下の菅と自民党議員を操って韓国制裁に懸命>

 財閥は、政府与党関係者に対して、雨あられのごとく闇献金を降り注いでいる。与党の議員を操って、標的をなぎ倒し、目的を実現する。その点で国粋主義者の安倍晋三は、戦後で一番使いやすかった政治屋となった。

 

 安倍の二代目が、菅義偉である。議員宿舎生活で質素倹約を印象付ける、元横浜市議で秋田県の富裕農家出身が、国民を欺くのに好都合である。

既に財閥・日本会議の意向を受けて、侵略戦争の戦場で倒れた日本軍兵士を祀るとされる?靖国神社に安倍同様の、真榊の奉納をして神社を安堵させている。

 政権発足間もないが、韓国制裁に大きく踏み出し、財閥の意向を投げつけて、中国包囲のためにベトナムとインドネシアへと、休息を兼ねた旅をしている。

 

 他方で、財閥の意向を体して、韓国制裁を自民党内で爆発させている。歴史を知らないわけではない。菅の父親は、大陸支配の先駆者となった満鉄職員である。父親から、甘い昔話を聞きながら大人になっているのだから。

 

<「サムスン電子日本支社の差し押さえ」に法務省も仰天>

 日本の財閥の韓国の資産が差し押さえられ、近く現金化される見通しである。韓国は三権分立の国である。司法の判断を、政治が押しつぶすことなど出来ない相談だろう。

 

 しかし、彼らは苦肉の策を配下の自民党に伝えたらしい。それは、日本国内の韓国企業の資産(サムソン電子日本支社)を差し押さえるというものだ。トランプの、中国企業締め出しを参考にしたものだろうか。

 実に、頓珍漢な策を自民党議員は真剣になって、これこそが韓国政府を追い詰めるものだと信じ込んだらしい。早速、外務省や法務省で検討したというのだ。国連主導の自由主義経済の国際社会で、こんな手口が通用するわけがない。

 安倍犯罪の防護服を着こんでいる上川の法務省も「そんなことは出来ない」と突っぱねたらしい。

 

 徴用工問題では、麻生太郎も関係しているという。麻生セメントのことかもしれない。彼の韓国制裁方法は、韓国製品に対する関税引き上げ、国際仲裁裁判所への提訴、駐韓国大使の引き上げとされる。

 双方に打撃を与えることになるだけだ。そもそも、日本に大義などあろうはずがない。

 

<右翼新聞テレビ動員で反撃すれど国際社会はソッポ>

 おそらく確認していないが、ネット情報を見ただけでも、電通配下の右翼メディアが、財閥支援の立場から韓国制裁をがなり立てているようである。

 従軍慰安婦・徴用工問題は、日本が抱える最大の国際的外交的恥部・弱点である。歴史を正当化する財閥と右翼をあざけるかのように、韓国の慰安婦の少女像は、アメリカの大地に定着して久しい。日本政府の反撃を、アメリカ社会は弾き飛ばしている。

 

 世界の人々は、日本右翼と財閥の暴走をよそに、日本という国家に違和感を抱くようになっている。

 

<三流国を演じながら墓穴を掘る財閥の自業自得>

 よくドイツと比較される日本だが、かの国は欧州の指導国の地位を固めて久しい。ヒトラーのドイツの復活に怯える国も人々もいない。それは歴史を直視しているからである。

 日本はというと、国家主義政府の実現で、財閥が跋扈して三流国を演じて恥じない。日本会議のような国粋主義も、羽を伸ばしている。自ら墓穴を掘っていることに気づこうとしない。反省しない。謝罪することを忘れてしまっている。

 北朝鮮に対して人道支援をすることも忘却して恥じない。

 

<午前3時ごろの呼び鈴に友人が監視カメラを届けてくれた!>

 毎日、せっせと新聞テレビが真っ当に報道しない事柄を書いていると、ネットでの嫌がらせがある。1週間ほど前から数回、深夜の呼び鈴が鳴った。明らかな嫌がらせだ。友人が、心配してすかさず監視カメラを送ってきた。隣家で大型犬を飼い始めたのもうれしい。

 

 犯人は誰か。地元駐在所には親切な警察官夫妻が住んでくれている。やくざを恐れる千葉県警と木更津署だが?正論はやめない。

2020年10月20日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論・日本記者クラブ会員)

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