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2020年9月14日 (月)

自民党は戦艦大和<本澤二郎の「日本の風景」(3844)

自民党は戦艦大和<本澤二郎の「日本の風景」(3844)

<「日本人を辞めたい」と自民党に人生をかけてきた清和会OB

 2020年9月14日は、歴史上最低の、犯罪まみれの極右首相の後継者を選ぶ。自民党総裁選挙が実施され、3人の候補者の中から一番教養倫理の低い人物が、圧倒的な勝利を収める、歴史的な日本悲劇の日である。他方、乾杯する国策会社・大魔神と五輪腐敗関係者も見える。

 

 午前8時に電話してきた清和会OBの、冒頭の言葉が「日本人をやめたい」だった。彼を清和会創設者の福田赳夫が「熱血漢」と称して、将来を期待した人物、福田副総理元秘書だ。おそらく福田康夫元首相らも同じ思いだろう。

 

 自民党派閥政治に人生をかけてきた筆者もまた、同じ思いである。呪われた日本は、とうとう落ちるとこまで落ちてしまった。

 

<「自民党は死んだ!骨の髄まで腐ってしまった!」と落涙>

 数か月前からYOUTUBEで見た、オペラ歌手・佐藤しのぶの歌う「荒城の月」が聞こえてきた。荒れ狂う列島である。

 

 原発54基どころか、東電福島原発炎上の処理、特にトリチウム汚染水の海洋投棄?青森県六ケ所村の核燃料リサイクル施設、増え続ける使用済み核燃料など、悪魔のエネルギーに打つ手なしだ。再生に数百年は、間違いなくかかる。房総半島水源地産廃場に投機された、1万トン以上の福島放射能汚染物資でさえも、放置されたままだ。そこは、やくざ関連の国会議員と地方議員が占拠している。「木更津レイプ殺人事件」の現場近くでもある。

 

 他方、天井知らずの国の借金の山による超インフレ予想から、結果、円の価値ゼロへの恐怖も襲い掛かってきている。腐りに腐りきった霞が関の官僚機構を裏付けて余りある。めまいどころか失神状態の日本列島である。

 

 岡山から青雲の志を抱いて、縁続きの星島二郎元衆院議長の門をたたいた御仁は「自民党は死んだ。骨の髄まで腐ってしまった。行く末を考えると、絶望の二字しか見えてこない」と続けた。

 

<「民主主義のレベルが低すぎる。日本もフランス革命が」と嘆く>

 恩師・宇都宮徳馬がよく「フランス革命を日本人は真剣に考える必要がある」と指摘していたが、確かに十分な理由がありそうだ。

 立憲主義下の日本国憲法を、特に政府や官僚は順守する義務を負っている。ところが、安倍内閣以来、改憲が世論と言わぬばかりだ。護憲リベラルを求める憲法を、ないがしろにする自民党の3総裁候補と、それらの言い分を宣伝するだけの新聞テレビである。

 

 「フランス革命では、皇帝もギロチンに掛けられ、血を流して民主主義を獲得した。日本の皇室を、だれか現人神などと信じているだろうか。誰も信じない。歴史上、民に寄り添った天皇が存在したであろうか。源氏物語を読んでも民衆の姿はない。天皇の行幸にしても、本人の威厳をひけらかすだけのものだった。国民のために何か貢献した天皇がいたろうか」

 

 戦後の70年代から官邸・自民党本部・霞が関を歩いてきた人物の以上の指摘を、だれか否定できるだろうか。

 

<外交力のない日本は致命的・片言英語で御殿女中外交官>

 彼は神戸外語大学OBである。会話をしてても、やたらとローマ字英語が飛び出す。生前の宮澤喜一を連想させる。

 

 「日本には外交がない。外交官がいない。みんな御殿女中のレベルで話にならない。島国の井の中の蛙で、今も相撲を取っている。片言英語を話すことで、いっぱしの外交官だと鼻高々の連中だ。拉致も北方四島も帰らない日本外交だ。安倍のお粗末なプーチン外交を、馬鹿な自民党員はほめそやしているほど、日本に外交がない」

 

 「ぺリーが浦賀に来た時の幕府の驚き、慌てふためいた無様な外交が、安倍の7年8か月だった。ただ、ワシントンの犬を演じて、武器弾薬を購入、アメリカの戦争に自衛隊を参加させる屈辱のアメリカ外交は、日本の恥である。それさえも、もてはやす自民党議員に呆れてしまう」

 

<「外交ゼロの菅義偉は立派」と皮肉絶賛>

 無能無責任の御殿女中の霞が関「外交官」の出番である。おそらく電通と安倍に感謝しているだろう。出番がやってきたからだ。

 

 「人・金・物が国境を超える時代だ。それでも黒船時代の感覚で外交を演じてきた安倍。輪をかけて菅は外交が分からない。拉致問題や沖縄で醜態をさらけ出しながら、反省も謝罪もできない。皮肉を言わせてもらうと、菅はそれでも首相の座に就く。立派な心掛けだ」と斬って捨てた。

2020年9月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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