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2020年8月 2日 (日)

電通大魔神の襲来<本澤二郎の「日本の風景」(3802)

電通大魔神の襲来<本澤二郎の「日本の風景」(3802)

<ライブドアブログに次いで、勇気ある掲示板・阿修羅にも>

 全国民が青くなっている。早期発見・早期治療という大原則を怠った、五輪優先の新型コロナウイルス対策が、ついに火を噴いた。感染者が急増している。しかし、電通が許さない。五輪スポンサーが再契約に足踏みしているからだ。利権五輪ゆえなのだ。安倍が政治生命をかけている東京五輪の黒幕は、大魔神・電通の巨大利権だからである。筆者はそれとは知らずに、10数年継続してきたライブドアブログ「ジャーナリスト同盟」通信2019年3月25日付で「2020東京五輪返上が正義」という標題で発表した。

 

 東電福島原発放射能漏れについて、真逆の嘘をつき、IOC委員買収で獲得した東京五輪に大義はない。詐欺五輪に、純な若者を道連れにし、歓喜させるスポーツの祭典ではない。ここは返上して、五輪の発祥地であるギリシャから再スタートを切るべきだ、と当たり前の正論を披露して、国民の覚醒を求めたものだ。

 すると翌日から、このブログが使用できなくされてしまった。やむなく新たに立ち上げたのだが、当時数千の読者がゼロになって衝撃を受けてしまった。ネットブログの世界まで監視の目を向け、それを自在に操る権力は、誰なのか?

 犯人は官邸と即断したが、その後に信濃町が筆頭株主と知った。この一件を月刊誌に公表したが、訂正せざるを得ない。

 平然と言論弾圧をする悪魔の組織は、中国侵略時代に暗躍した、アヘン王で知られた里見甫の里見機関が発足させた電通こそが真犯人、が正解なのだろう。

 電通こそが官邸・自民党・霞が関を操る大魔神そのものなのだ。彼らにとって、五輪返上は、たとえ言論の自由の範囲内でも許せないのだ。

 日本国憲法が認めている「言論の自由」を封じ込める悪魔組織・電通の被害者は、新聞テレビだけではなかったのだ。

 

 新たに、また起きた。昨日ブログに公表した財閥東芝の役員報酬について書いた記事が、ネット掲示板・阿修羅に転載されなかった。

 

<電通大魔神が擁護する東芝役員2億円報酬に掲示板・阿修羅屈服>

  この記事の基礎的なデータは、商工リサーチが公表した財閥の役員報酬である。人命・人間軽視の東芝によって、我が家の人生はひっくり返させられてしまった。原発にのめり込んだ財閥・三井住友傘下の東芝とは、生涯の闘争をしなければならなくさせられてしまった。

 

 なぜ東芝が、医療事故死に反省も謝罪もしなかったのか。

 なぜ東芝刑事告訴を、時事も共同もその他多くの新聞テレビが報道しなかったのか。

 なぜ明白な業務上過失致死事件を、東京地検検事の松本朗が不起訴にしたのか。

 なぜ悪党検事の不起訴を、検察審査会はすんなりと受け入れたのか。11人の中に、善良な日本人は一人もいなかったのか。

 

 事件は、いうところの医療事故以前の初歩的な、お粗末すぎる東芝病院の対応だった。東芝経営の東芝病院は東京・大井町にある救急医療病院である。

息子は近くの主治医の判断で、誤嚥性肺炎の疑いで、救急車を呼んでの緊急入院だった。

 

 昼過ぎから数時間かけて診断、其の結果、誤嚥性肺炎の治療で1週間の入院計画となった。金儲けの病院は、患者を個室に入院させるものだ。仕方なく受け入れたのだが、そこは看護師センターから離れていた。のみならず、緊急措置として不可欠な警報装置も設置しなかった。

 そうして100分も放置され、その間に、痰がのどに詰まって窒息死した。以上が事件の概要だが、これほどのお粗末な病院の看護・治療体制も珍しい。明らかに、救急医療病院として不適格・失格病院である。

 

 それでいて反省も謝罪もなしである。

 それこそ悪魔のような東芝病院を、徹底して擁護した黒幕が、電通だったのである。

 

 2010年4月7日のことである。桜散る東芝病院で次男正文は40年で、人生を打ち切られた。時に、息子の怨念と思う時がある。東芝は311で、福島の東芝製の3号機が核爆発を起こして、中性子を首都圏にまき散らした。むろん、報道規制の対象であろう。続く空前絶後の粉飾決算が判明、東芝は沈没した。

 そんな黒い企業役員報酬2億円は、確実に狂っている。息子の線香代よりも、役員優先の東芝の体質に変化はない。それを擁護する大魔神も同様であろう。

 

 勇気あるネット掲示板・阿修羅も、大魔神に蹴散らされてしまった。東芝と電通との戦いは、これからも命ある限り続く。息子と妻に誓っている!

(暮れてなお 命の限り 蝉しぐれ 康弘)

2020年8月2日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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