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2020年6月 8日 (月)

世界的な警察不信<本澤二郎の「日本の風景」(3708)

 

世界的な警察不信<本澤二郎の「日本の風景」(3708)

<差別と暴力警察が警視庁管内で発生、抗議されても処分なし>

 超軍事大国のアメリカから湧き起こった性差別・女性虐待問題が#MeeToo運動へ、ついで現在は白人の人種差別警察官が、黒人男性ジョージ・フロイドさんの首を圧殺死したことから、差別と暴力の警察に対して、怒りの抗議デモが全米から、全世界に広がっている。トランプ再選なしが常識のようだ。

 

 日本も例外ではなかった。前者は官邸警察官僚が関与したTBS強姦魔事件が、国際社会で話題を呼んだ。いまは警視庁渋谷警察署の人種差別警察官が、無実の外国人を、力づくで取り押さえるハレンチ事件が動画で炎上している。渋谷警察署やJR渋谷駅前での、怒りの抗議デモが数回繰り広げられた。この異例な深刻重大な抗議デモを、NHKは意図的に報道しなかったが、多くのネット国民は察知した。警視庁の処分はまだらしい。国会での議論はこれからか。国会は、これまで以上に、性と人種の差別・暴力の警察力に対する不感症体質が問われている。どうやら日本も、無数の警察不祥事に加えて、新たに、差別と暴力という警察犯罪の国際化が問われよう。血税で奉仕活動する警察に対する国民の不信と不安は、確実に増大している。

 

 確かに、強姦性差別・虐待と、警察官暴力行為は見過ごせない重大事であろう。差別と暴行に対する無責任な当局の対応についても、筆者のみならず日本国民も覚醒させられている。

 

 

 

<戦前の居丈高の「おいこら警察」の復活か>

 国民は無防備であるが、警察官は警棒をぶら下げ、拳銃を腰にぶち込んでいる。怖いものなしだから、本人の自覚が薄れると、つい傲慢になり、時には居丈高になりがちだ。

 何らかのことでストレスが溜まると、それを爆発させる者も現れる。警察組織の危うい点であるが、そこは心配させないという一部の選ばれた人たちが、警察官となるのであろうから、何としても暴発は許されない。

 家庭円満が妻の大事な務めである。したがって戦前の「おいこら警察」の復活はなしだ。善良な人々の安全を守る、悪を退治する民主警察でなければ、失格である。血税が泣くというものだ。

 

 道を踏み外せば、辞めてもらうしかない。勧善懲悪に徹する警察官に国民は安堵するだろう。

 しかしながら、この道理を踏み外す者が現れていたことを、渋谷署の二人の警官が証明した今回の事件である。通信革命の成果でもあるが、暴行的取り締まりの様子が動画で明らかとなった意味は軽視できない。繰り返し「おいこら警察」の復活であってはならない。

 

<医療事故で病院に肩入れする千葉県警>

 元国土庁長官秘書官の中原義正は、昨年、千葉県四街道市の徳洲会病院で身内を亡くした。ここでは詳細は控えるが、原因はお粗末な医療事故死である。

 いまだにインフォームドコンセントさえしていない。出来ないのだ。それでも管轄の保健所は動かない。千葉県の担当者もそっぽを向いている。警察に捜査を依頼したが、医療知識のないような人物が「無理です」と電話一本でやり過ごそうとしてきた。

 

 要するに、警察は例によって、病院側に配慮したものだ。この種の事例はかなり一般化している。病院に反省も謝罪もない医療事故であるにもかかわらず、千葉県警はまともに対応しなかった。

 

 この問題は、千葉県公安委員会や国家公安委員長、警察庁長官の元にも伝えられているのだが、問題は人間の命に向き合おうとせずに、やみくもに病院に肩入れしている捜査に問題がある。背後で何があるのか。

 

 追及は続いているが、筆者も東芝の東芝病院で次男を医療事故で失ってしまったが、同じく警察・検察は、財閥東芝に肩入れして押し切った。無駄金などないため、示談を求めたが、東芝の悪徳弁護士は一度も当方の依頼人に会見しようとさえしなかった。いずれ白日の下にさらすしかない。

 弱者に味方しない警察に対する市民の不信感は、中原に限らない。世間の常識になっている。

 

 

<オウム事件・拉致事件で無能をさらけ出し、それでも責任なし>

 目下、拉致問題のシンボルとして活動してきた横田滋さんが亡くなって、改めて警察力の無能・低下が問われ始めている。危機管理能力の衰退は、拉致問題だけではない。サリン事件など一連のオウム事件もそうである。

 

 二つの大事件とも、国際社会に波紋を広げているが、つまるところそれは、日本警察の無能と、合わせて無責任体質が問われている。反省・責任のないところでは、同じような事件がまた発生するかもしれない。

 「石原慎太郎は、息子がオウムに関係していたことで、国会議員を辞めて、都知事に転身、五輪利権に食らいついたり築地市場移転など、都政を伏魔殿と化した。今の五輪を牛耳っている森喜朗とは、血盟の青嵐会の同士だった。都知事選に際しては、徳洲会の徳田虎雄から4億円をもらっている。清和会には悪党が多すぎる。福田赳夫先生が泣いている」とは前述の中原の怒りの指摘である。

 

 彼はいま、毎日のように日本のドブ掃除の必要性を訴えてきている。

 「危機管理の大家と言われた佐々淳行は、昔富山県警本部長をしていた。何度か電話で話したことがる。ところが、足元で拉致が起きていた。それでいて危機管理の大家とほざいて、責任を取ろうとしなかった」とも。

 

 

<やくざ性凶悪犯「木更津レイプ殺人事件」捜査から逃げる警察>

 6年前からやくざの性凶悪犯罪事件である「木更津レイプ殺人事件」を追及、その過程で、やくざ犯罪の正体を知る機会を得たジャーナリストは、やくざ犯罪から逃亡する警察の体質に気づいて驚愕している。

 

 信じがたいことだと思う市民は多いに違いないが、これは明らかに事実である。千葉県警に限らないかもしれない。

 

 香川県で活躍した日本タイムスの川上さんというジャーナリストは、目下、黒川弘務の500万円賄賂事件を追及している山岡俊介さんの仲間のようだ。

 彼のすごいところは、香川県警とやくざの癒着を記事にして、やくざの銃弾を浴びたが、屈せずに不正と戦っている。最近、メールでのやり取りができるようになったばかりだ。

 

 世の中には、勇気のある法治・護憲の仲間はいっぱいいる。周囲に警察官僚をはべらしている首相は、1・5億円の河井事件で重箱の隅に追い詰められている。悪徳警察が、どう悪徳首相をガードするのか、高みの見物といこうか。

 

 血税をはたいて、国民生活を守るはずの警察が衰退・狂っている現状に、国民はもがくばかりでなく、立ち上がる時であろう。警察大改革なくして、国民の希望はないことも事実である。

2020年6月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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