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2020年6月29日 (月)

日医・中川新会長に忠言<本澤二郎の「日本の風景」(3729)

 

日医新会長に忠言<本澤二郎の「日本の風景」(3729)

<医療事故に真摯に向き合い遺族の悲劇連鎖を回避せよ!>


 日本医師会の会長選挙で、中川俊男が現職の横倉義武を破って新会長に就任した。「安倍がこける」と次々とこける、それが医師会でも起きた。歓迎したい。この機会に医療事故で泣いている無数の遺族を代表して、厳しい注文を突き付けねばならない。ミスは誰にもある。医師にも病院にも。したがって、その時は、真摯に反省謝罪する医道、医師・病院に舵を切って、国民の信頼を手にしてほしい。

 

 反省と謝罪から、医療事故は減少する。のみならず、残された遺族の心をいやすことが出来る。遺族への悲劇の連鎖を回避できる。我が家の悲劇的体験は、ほかでも起きている。遺族をいやし、救済するためにも、反省と謝罪をする医師と病院へと舵を切ってほしい。日本医師会への切実なお願いである。中川新会長に強く要望、期待したい。

 

<徳洲会・東芝病院の卑怯な医師・看護師を許すな!>

 医療事故は、統計学上、年間最大で4万件以上と言われている。まじめで、まともな善良な医師もいるが、その数はわずかである。医学無知の遺族をよいことに、大半の加害者が嘘と隠ぺいで逃げているのが実情である。

 中国では、怒った遺族が医師を殺害した事件まで起きている。

 

 具体的な事例を紹介すると、日本最大の徳洲会グループの千葉県四街道市の医療事故では、遺族が徳洲会を立ち上げた徳田虎雄の特別顧問をしていた。彼の身内の事故でも、病院側は政治や行政を悪用して、千葉県警の捜査に横やりを入れてきた。そのため捜査は打ち切られ、元特別顧問は抵抗を余儀なくさせられている。

 彼は屈せず、千葉県公安委員会や警察庁、国家公安委員会などに不当捜査を指摘、追及しているが、そこから徐々に判明したことは、TBS強姦魔を逮捕目前で阻止した警視庁刑事部長の中村格が関与したという疑惑が浮上している。

 中村は、言うまでもなく「検察の黒川弘務」のような人物で、官房長官の菅義偉の秘書官から、今では破格の出世をしている。この中村と徳洲会の現理事長が親しい関係にあるということ、過去に中村が千葉県警捜査二課長を歴任していた、という二つの理由から、遺族の刑事告訴を潰したと見られているのだが、筆者も徳洲会疑獄を追及してきたジャーナリストとして頷ける。

 要するに、徳洲会は医療事故に対して、反省謝罪するどころか開き直っているのである。

 

 同じような、事例が我が家の次男正文の東京品川区の東芝経営だった東芝病院でも発生した。誤嚥性肺炎で救急搬送、診察の結果、1週間の入院計画のもとで入院たものの、数時間後に痰がのどに詰まって、非業の死を遂げさせられてしまった。こうした異常死の場合、病院による110番通報が不可欠だが、東芝病院は公然と怠った。したがって、司法解剖をしなかった。保健所にも連絡しなかったらしい。

 

 明々白々の医療事故にも関わらず、なしのつぶて、もう10年経ったが、東芝は反省も謝罪もしない。警視庁に告訴したが、電通が関与してきて報道を封じ込めた。電通は、人々に災いをもたらす大魔神である。電通の株主である共同通信、時事通信さえも告訴記事を配信しなかった。朝日と東京が小さく、申し訳なさそうに活字にしただけ。テレビはTBSのみだった。東京地検の悪徳検事・松本朗は、卑怯にも不起訴にした。理由は「司法解剖していないので、死因の特定が出来ない」と。遺族は怒り狂うしかなかった。

 

 息子を失った数年後に、妻も後追いしてしまった。家族全員の運命が狂わされてしまった無念が、どういうものか、医師に理解できるだろうか。

 改めて強調したい。日本医師会は、医療事故に真正面から向き合う21世紀でなければなるまい。中川・日医に強く求めたい。

 

 課題は少なくないが、政府の医療事故調査委員会は、医師の申告を受けて初めて調査するという欠陥委員会である。カルテの改ざんを処罰できない。加えて、コロナ禍で注目を集めた保健所だが、所長が医師のため、病院と癒着して、医療事故に関与しない。

 年に一度の医道審議会で、医療事故で医師の資格をはく奪された例はなく、形骸審議会となっている。これらの組織は、すべて医師会のためであって、国民・被害者・遺族のためのものではない。新会長に取り組んでもらいたい大きな課題である。

 

<泣いている遺族はゴマン!逃げないで反省謝罪する医師会へ>

 四街道市の及川夫妻は、市原市の帝京大学病院と裁判をしているが、これまた反省と謝罪に積極的ではない。医療事故による大半の遺族は、泣き寝入りしているのが実情である。提訴すると、証拠を隠し、嘘で医療に無知な判事をごまかしてしまう。

 かくして、病院・医師との信頼関係が全く生まれない。医療事故で泣いている遺族・家族はゴマンといる。大事な故人を、忘れることを強要されている有様なのだ。

 当事者になって初めて気づく衝撃的悲劇だが、これは日本医師会の覚醒と正義のかじ取りで大きく改善できる。反省と謝罪する日本の医師と病院に改革する時である。

 

<異常死は即110番通報、司法解剖で死因特定を>

 河井夫妻の選挙違反事件を捜査していた、東京地検の若手検事の急死のことである。余談だが、しかと司法解剖が成されたものか、気になる事案である。

 

 異常死に、医師と病院の110番通報義務は不可欠だ。司法解剖をしてしかと死因を特定しなければならない。東芝事件の教訓である。

 医師と病院は、この原則をあいまいにしてはならない。日医の強い指導を期待したい。 

 

<医師の保健所長と病院の癒着はもってのほか>

 繰り返すが、保健所の対応についてである。所長が医師という事情から、両者の癒着が問題になっている。保健所の大改革が不可欠だ。医療事故と向き合う日医にすることで、課題はおおむね解消するだろう。放置すれば、日本の医療崩壊に拍車をかけることになるだろう。

 中川・日医の勇猛果敢な患者第一の公正医療に期待したい。医療事故家族の心からの願望である。日本社会に明るい希望の灯をともしてもらいたい。

2020年6月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 


2020/06/28
07:10

 自民党の有力支持団体である日本医師会(日医)の会長選で27日、4期8年にわたりトップを務めた横倉義武氏が落選した。安倍晋三首相ら政権中枢との距離の近さを誇った「長期体制」に対し、くすぶってきた不満が噴出した格好と言える。政府・与党との蜜月関係は今後、変化を余儀なくされそうだ。

 第2次安倍政権発足に先立つ2012年4月、日医副会長だった横倉氏は当時の民主党政権と太いパイプを持った現職を破り会長に就任。副会長が現職会長に引導を渡すのは、くしくも今回と同じ構図だった。

 横倉氏は特に、地元が同じ福岡県で旧知の麻生太郎副総理兼財務相とは、頻繁に電話でやりとりする仲。原則2年に1度、医療の公定価格を決める診療報酬改定では「実際、役所の出る幕はほとんどなかった」(財務省幹部)という。

 一方で、日医内部からは「主張すべきはするのが本来のあり方」(医療関係者)などと、政権との近さへの批判が絶えずあった。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大後、横倉氏が一時不出馬を示唆し、結果的に翻意するなど判断がぶれたことも、盤石とみられてきた選挙の様相を一変させた。

 新会長の中川俊男氏は、日医の副会長を長く務め、政府の各審議会では「うるさ型」で鳴らした。介護報酬改定は年末に向けて議論が本格化するが、政府内からは早くも、「今までのようにはいかない」(厚生労働省幹部)と警戒の声が出ている。

 加藤勝信厚労相は27日、首相官邸で記者団に、会長選の結果について「医師会が決めることだ。新会長としてリーダーシップを発揮してもらえると思う」と述べるにとどめた。

 新型コロナウイルス対応でも、感染拡大の中、政府への声高な要求を控えた横倉体制に対し、東京都医師会などは医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を受けて、不満を募らせた。会長選では都医師会幹部らが中川氏陣営に参加。中川氏は当選後の記者会見で「政府に言いづらいこともはっきり申し上げる」と言明した。

 会長選終盤で接戦が伝わると、有力な政権幹部が各医師会に対し横倉氏支援に回るよう「介入」したという。来年10月に衆院議員の任期満了が控える中、自民党議員は「ああいうことをやると反発を食らう」と衆院選に与える影響を懸念した。(時事通信)

 

 

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