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2020年3月23日 (月)

安倍五輪失墜・後継始動<本澤二郎の「日本の風景」(3633)

 

安倍五輪失墜・後継始動<本澤二郎の「日本の風景」(3633)

<総裁派の細田派は茶坊主ばかりで人材ゼロ>

 自民党に人材が枯渇して久しいが、そのことが安倍のような、国粋主義者の暴政につながった。それを批判もできない新聞テレビ、学者文化人の日本である。目下、呪われた令和・呪われた五輪に人々は、腰を抜かして立ち上がれない。比例して自民党派閥も衰退、これまた右往左往の渦中にある。

 

 事態は動いた!国内外の世論に押しつぶされ、本日、安倍は五輪断念を表明した。政局の季節に突入したことになる。人事で乗り切れるか、解散総選挙か、永田町は大揺れだ。

 

 同党最大派閥の清和会・細田派の構成員は90人を超えて突出しているが、事情通によると、真にお寒い限りだ。「会長の細田には、カジノ汚職の火の粉が舞い、さえない。派内の統率どころではない。派内は魚に例えると、大魚の姿は見えない。雑魚ばかり、玉はなくて石ころばかり」というありさまだ。

 

 そもそも、数人が安倍に引き立てられたが、すでに傷物だらけで、それ以外は大豆のカスでしかない。「派内はバラバラで、有事ともなれば、真っ先に草刈り場となる」のは必定である。

 官邸はというと、菅と安倍・今井の陰湿な確執が続いて、これまた久しい。

 

 人材とは、廉恥の士をいう。信念を貫ける士だ。国民のために命をささげることのできる政治家が、一人もいない。「茶坊主ばかり。安倍に諫言する者はゼロ。お話にならない」という分析が、一番正しい。

 

<安倍の別動隊=池田裏切りの公明党も無気力・無能の羊勢力>

 安倍の暴政の立役者は、信濃町の公明党創価学会である。3分の2議席は信濃町の唯一の誇りであるが、肝心の永田町は1%政治に徹していて、国民を顧みることがない。

 

 桜重大犯罪は言うに及ばず、現在のいい加減すぎるコロナ対策でも、世界に衝撃を与えて久しい。それもこれも創価学会公明党の支援の成果である。

 安倍の別動隊は、維新もそうだが、信濃町が圧倒している。戦争三法・カジノ法の強行成立の場面から、信濃町の内部から「池田裏切り」を突き上げる動きが本格化してきている。

 

 今朝ほどの東京からの情報だと、なんと「信濃町がゴーストタウン」というのだ。幽霊のような街に変身している。興味があれば、近くの人は散策してみれば、確認できるだろう。

 

 池田の日中友好・平和主義を放棄して、安倍・国粋主義に特化してしまった公明党創価学会は、ガソリンのないエンジンだから、走りたくても走れない。

 その理由を事情通は「現在の学会員は、2世や3世ばかり。名簿には載っているが、池田を裏切った、今の執行部に協力する者はほとんどいない。一部の古参会員は、集会もなく、1日をどう過ごしていいかわからず、不安な毎日を送っている。学会本部は、ひたすら池田の人間革命を読め、と叫んでいるが、読めば読むほど、執行部の池田裏切りに、怒りと反発が強まっている」とも打ち明けたものだ。

 

 安倍の暴政を容認・黙認するだけの、無気力な無能集団と化してしまっている。安倍衰退とともに、別動隊も後追いしている。ゆえにコロナ対策にかこつけて、血税のバラマキ選挙運動を推進しようとしている。

 

<反安倍は石破にまとわりつく?>

 安倍に少しだけ反発している人物は、少数派の石破茂だ。

 悲しいかな、彼を廉恥の人だと信じられる材料がない。佐藤栄作に真っ向から対決した三木武夫のような、馬力も信念もない。反安倍は護憲リベラルでなければならないが、実際は同床異夢・同じ穴のムジナでしかない。

 「徳あれば孤立せず」というが、石破の周辺に泥をかぶれる、勇猛果敢な人物がいない。

 石破が政権をとっても、何も変わらないことを国民は知っている。それでも、安倍よりはマシだろう、と納得させている。

 

<飼い猫にされた岸田派に反発力ゼロ>

 安倍にとことん接近して、宮澤喜一譲りの護憲リベラルを放棄してしまった岸田・宏池会も、以前に比べて多少、発言するようになったが、国民的な人気を得ることは、もはや困難である。

 

 選手交代を求められている岸田文雄に期待する点は何もない。国粋主義者のいいなり外交に徹してきたツケを、まずは支払う必要があろう。彼の父親は、まじめな穏健派で知られたが、信念の人ではなかった。せめて宮澤の薫陶を実践できなければ、宰相の芽はない。

 

 宏池会は、吉田茂を始祖とした名門派閥で、保守本流を名乗った。保守本流とは、吉田いわく「呑舟の魚枝流に泳がず」である。

 傍流のA級戦犯の孫は、まさに「大魚を呑み込んだ」もので、反対に岸田は「小魚・傍流に呑み込まれてしまった」ことになる。名門・宏池会は、岸田の時代で死んだ。

 

 保守本流とは、民意を政治に反映させる。99%政治をいう。

 その点で、安倍の飼い猫に主役は務まらない。

 

<総務会長・鈴木俊一と元農水相の林芳正に注目>

 五輪の中止・延期は「政局になる」と、いち早く自民党総務会長の立場で公言した鈴木俊一に、改めて注目したい。石破にも言えなかった正論である。

 

 五輪の犠牲にされた東北は、岩手県の出身である。相当の覚悟で、政局の先を明示した、先見の明はあっぱれだ。繰り返すが、安倍も、本日の国会答弁で五輪断念を表明した。鈴木の判断は正しかった。2020年3月23日に屈服表明したことになる。いよいよポスト安倍レースが始まることになろう。

 

 もう一人が、安倍のことについて、何でも承知している林芳正である。本来は反安倍の河村建夫は、選挙区を林に提供、息子を林の参院に回すという。林と鈴木の、護憲リベラルの二人が手を握ると、面白い展開が期待できる。

 

 小選挙区制は、著しく民意を損なう選挙制度である。廃止すべきだろう。大選挙区か中選挙区がいい。同時に、公職選挙法と政治資金規正法の抜け穴を閉じてしまうのである。

 

 他方で、自民党と公明党を「ぶっ潰せ」の国民運動が、徐々に表面化しつつある。こちらの主役は、山本太郎や山尾志桜里らである。

 

 コロナ禍を蔓延させた安倍後継人事で、この先、永田町・平河町・信濃町とそして霞が関が、小刻みだが大きく揺れていく。すでに始まっている!友人は「安倍と麻生を豚箱に入れないと、日本は再生できない」と。正論であろう。

2020年3月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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