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2019年11月

2019年11月26日 (火)

NHKの大罪<本澤二郎の「日本の風景」(3508)

 

NHKの大罪<本澤二郎の「日本の風景」(3598)

<国粋主義・財閥に公共の電波を譲り渡した売国奴>

 日本に憂国・愛国の士がいればの話だが、桜を見る会に限らない。安倍・自公・日本会議の、活字表現できないような不正・出鱈目・国民愚弄の暴政に、事実上、対抗できない、まさに自由と民主主義が消えてしまった日本の現状に怒り狂うばかりであろう。

 元凶は、世論操作が可能な公共の電波・NHKが、国粋主義者と背後の財閥に乗っ取られてしまったことにある。屈したNHKの罪は計り知れないほど大きい。

 

<反対行動を起こさなかったNHK職員>

 NHK職員の多くが裏口社員だと承知していても、それでもジャーナリズムを体現する公共の電波との認識と誇りをもって、国民に寄り添う報道に徹してきたとの自負があったはずである。

 

 それが安倍・日本会議政権に、あっという間に乗っ取られ、それに役員も抵抗しなかった。数万人を擁する労働組合でさえも、徹底した抵抗運動をしなかった、と外部からは見えていた。

 

 一部のジャーナリストが排除されると、もうNHKは御用電波に衣替えして日本の世論操作の中核を占めている。それが7年も。

 桜を見る会の安倍晋三の違法行為を、国民の7割以上が反対していても、内閣支持率は依然として4割台を維持している。このからくりはNHKの御用報道ゆえである、とあえて強調しておきたい。

 

<新聞テレビも共犯者>

 こうした無様なNHKを、新聞テレビは傍観する程度の関心を示さなかったことも、日本の言論界の悲劇となった。

 それどころか、財閥の御用新聞首脳が、NHKの解体を推進する役目を担ったことも、重罪であろう。新聞テレビもまた、NHK解体の共犯者であると指摘しておきたい。

 日本新聞協会や日本記者クラブにも問題があった。

 民放の質の悪さには、反吐が出るほどだが、国民はそれに慣れ親しんでしまっている。日本の1億総白痴化は現在進行形なのだ。

 

 金・カネで動く社会は、品格がなく、貧相で耐えがたい苦痛を、まともな知識人に投げつけている。

 

<安倍の不正に審議ストップ掛けられない野党も>

 返す返す残念なことは、現在もそうだが、野党の抵抗力の弱さである。アメリカや韓国の民主主義と比較できないほど、それは極端に落ち込んでしまっている。

 

 国民の怒りを、議会で反映しようとしていない。口の悪い人は「連中は世界一の高給をもらって、もうそれで満足している。国民の幸福実現に体を張れる人材がいない」と嘆いている。

 

 インターネットの世界でも、堂々と自身の名前で発言する者は米粒ほど小さい。言論の自由を放棄する輩が目立つのも悲しいが、これは野党の体たらくと無関係ではない。

 「違う」と反論する右翼か左翼の御仁は、名前を名乗ってもらいたい。

 

 憲法が保障する自由と民主主義が崩壊している政府に対して、国権の最高機関である議会野党が、審議ストップで応戦することは、憲法違反ではない。主権者である国民は、公務員を罷免する権利があることを忘れてはなるまい。

 

 自由と民主主義の崩壊とNHKの大罪は、硬く結びついている!

20191128日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月25日 (月)

女性虐待ゼロ運動<本澤二郎の「日本の風景」(3507)

 

女性虐待ゼロ運動<本澤二郎の「日本の風景」(3507)

<知事失格下の千葉県と千葉県警の深刻な課題>

 知らなかったが、1112日から同25日までが、女性虐待防止運動の期間である。入れ墨やくざを、政府主催の「桜を見る会」に招待する国粋主義政権と、知事失格の烙印を押された森田健作の千葉県の対応を、千葉県人はみな心配している。文句なしのやくざ跋扈の千葉県は、房総半島でもある。

 

 木更津市や君津・富津・袖ヶ浦の各市では、湯船を占拠する入れ墨やくざが、以前から指摘されてきた。悲劇の「木更津レイプ殺人事件」は、そこで発生した。犯人は特定されているが、まだ拘束されてはいない。

 他方、徳洲会医療事故を擁護する千葉県と警察に対して、清和会OBが怒りの糾弾を行っている。これでは女性虐待阻止を貫けるか、一部には「やくざと提携する警察」との懸念の声も聞こえてきている。

 

<どうする!泣き寝入り組ばかりの女性被害者>

 「木更津レイプ殺人事件」の深刻な課題は、被害者が決して警察に駆けこもうとはしないことにある。

 千葉県には「女性サポートセンター」が365日、24時間対応をしていても、ここに連絡できるのは女性に限っている。肝心の被害者は、自ら口にチャックをしているため、周囲の勇気ある男性が事態に気づいて電話しようとしても、係は応対しようとはしない。

 

 せっかくの公的な制度も宝の持ち腐れである。いい加減な森田健作に右ナラエしている窓口行政と見られている。

 警察は「相談サポートセンター」を設置しているが、時間帯に制限を設けている。平日のみで、それも830分から1715分の間でしか、応対しないのだ。

 やくざや強姦魔のそれは、多かれ少なかれ平日の午前から夕刻前の日中と限らない。むしろ夜の時間帯が少なくない。というわけで、森田県政と千葉県警の取り組みは、被害者に全くといっていいほど寄り添っていない。

 

 これでは、被害者の泣き寝入りを促進させる効果しかない。入れ墨やくざを抑制するという観点が見えてこない。

 

<入れ墨やくざを退治する意思があるのか>

 女性の敵は、一般人もいるが、本当に怖いのは入れ墨やくざと相場は決まっている。

 伊藤詩織さんの場合は、TBS山口強姦魔だった。それでも彼女が覆面を脱いで警察に告訴したことは、本人にとってだけでなく、家族にも相応の覚悟が求められたのである。現に、彼女は家族への迷惑を考慮して、現在は海外生活を余儀なくさせられているほどだ。

 

 「木更津レイプ殺人事件」の捜査の行く方を眺めていると、100%犯罪者と断定できるやくざ暴力団の人権尊重を口実にして、捜査の手抜きをしているように見えてしまうのだが、どうだろうか。

 

 一般的に警察の暴力団捜査は、事前に情報が流れていて、成功率は低い。ことほどやくざと警察の、闇の情報ルートは太い。この点、千葉県は特にそうした印象を持たれがちである。

 

 筆者は、マル暴担当の刑事をフィリピンに教育派遣して、抵抗する者は容赦しないという、しっかりとしたやくざ捜査を身につけさせてはどうか、と提案したい。せめて福岡県警のレベルに引き上げる努力が不可欠である。

 

<議員にまとわりつく暴力団対策はあるのか>

 もう少し昔のことになるが、現在の内閣参与とかいう飯島君が、面白いことを教えてくれた。彼が仕えた小泉純一郎の選挙区は、千葉県の富津市の対岸の神奈川県横須賀市である。

 「選挙になると、地元のやくざがいなくなる。どこへ行ってしまったのか。なんと富津市のハマコー選挙を手伝っていた」と笑えない本当のことを打ち明けられた。

 

 素人や一般人は気づかないが、入れ墨やくざは、選挙は稼ぎ時で多忙を極める。彼らは平気で違法行為をするし、行動力もある。ビラ張りは、他候補の追随を許さない。

 

 ある運動員が、予想していた票が出ないと、やくざが出てきて「お前が金を懐に入れてしまったんだろう。全額返せ」となる。

 

 保守系議員の周囲には、やくざがいっぱいはびこっている。このことに千葉県警はどう対応しているだろうか。おそらくは、何もしていない、やくざ任せではないだろうか。

 善良な県民の懸念材料である。

 

<暴力団追放県民会議は機能していない!>

 千葉県には、暴力団追放県民会議という立派な名前の組織がある。実態はどうか?何もしていない金食い虫か?どうやら名存実亡である。格好・形だけのものである。

 もっとも、筆者が新聞社の千葉支局長のころ、沼田知事が発足させたもので、各社の支局長は参与か何かになって、やくざ退治に協力したものだが、当時の支局長会は、だれも入れ墨やくざの強姦魔のことを知らなかった。

 

 嘘みたいな本当の話である。現在も存在しているのであれば、やくざに強姦されているゴマンの女性被害者救済に取り組む責任があろう。

 

<木更津レイプ殺人事件捜査は進んでいるのか>

 「木更津レイプ殺人事件」は20144月のことである。半年前に被害者となった美人栄養士のKT子さんは、富津生まれのやくざ浜名、二本も指を詰めた50代のチンピラに、夜は性奴隷として水商売、昼は住宅のリフォーム注文など四六時中働かされていた。

 

 逃げ出そうとするや、連日のドーカツに遭っていた。性奴隷の被害女性に対する「すべてをばらしてやるッ」というドーカツは、殺人に相当する強烈なものだった。KT子さんは、床に卒倒して意識を失った二日後に、強い心臓が止まった。死因は大動脈りゅう破裂、それも強烈な脅しによる突発性によるものだった。倒れる数時間、浜名のドーカツは彼女の携帯電話で繰り広げられていた。

 

 いま彼女の瀟洒な住宅の庭は、枯れ草とゴミの山で見る影もない。むろん、戦争未亡人が命がけで働いた金で購入した家と宅地は、やくざに乗っ取られてしまっている、と親類は嘆いている。

 

 やくざに手も足も出ない市民の悲劇は、哀れをかこっているが、千葉県警は見て見ぬふりをしてやり過ごすつもりなのか。

20191126日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

「声を上げよ」伊藤詩織に続け!<本澤二郎の「日本の風景」(3506)

 

「声を上げよ」の伊藤詩織に続け!<本澤二郎の「日本の風景」(3506)

<参院議員・青木愛の房総半島での1か月に感謝>

 現在、参院の東日本大震災復興特別委員会委員長の青木愛が、房総半島の住民の支持と感謝を得ている、とのニュースが飛び込んできた。15号台風の時、山武町の別荘に逃げ隠れした、俳優崩れの森田健作に衝撃を受けたばかりだが、彼女は住宅や屋根が壊れた被災者に寄り添って、9・9からほぼ1か月かけて、支援の手を差し伸べていたという。(敬称略)

 

 そういえば、9・9直後の夜中に、予告なしに秘書の日景省吾が運転手と共に押しかけてきた。信じがたいことに、コンビニ弁当を差し入れしてくれたのだ。近くの児童養護施設「野の花」には、60人分の弁当を持ち込んだ。

 

 「桜を見る会」で発覚した、やくざ暴力団を周囲に抱え込む安倍・自公・日本会議の政府に対して、真正面からやくざ撲滅にも取り組むというのである。ペンでの支援をしたくなった。TBS山口強姦魔を告訴した、2015年の伊藤詩織の勇気に感動した国民は多いが、彼女もその一人であればいいのだが。

 

 2018年のノーベル平和賞の、中東はイラクの、性暴力と戦う女性活動家ムラドは、コンゴの婦人科医のムクウェブと共に受賞したが、彼女は「声を上げよ」と叫び続けている。

 伊藤・ムラドの勇気と、欧米で表面化した「#Me Too」運動と連動しているようでもあるが、ともかく肉体的弱者である女性の決起は素晴らしい。日本の女性のすべてが「沈黙」「泣き寝入り」を強いられてきた、レイプ文化の日本だと知れば、余計に評価できる。彼女を国際世論が支持している。

 

<やくざを恐れないドブ掃除に市民の注目>

 青木秘書の日景によると、やくざを全く恐れないという。やくざ暴力団の弱点を知っているのかもしれない。

 ここ君津郡市や千葉県には、やくざと関係する国会議員や県議・市議が少なくない。なぜやくざは入れ墨をするのか、その理由も分かっている。なぜドーカツするのかも。

 世の中には、偉そうにふるまっている政治屋や官僚、文化人は少なくないが、いざ入れ墨やくざと対面すると、態度が変わる。やくざに弱点を握られているためだ。

 

 千葉県に限らないが、入れ墨やくざを撲滅しないと、日本に民主主義は確立しない。女性の人権は保障されない。青木を千葉県、日本のジャンヌダルクにすれば、日本の再生が可能かもしれない。

 

<やくざ疑惑の自民党退治も視野に君津郡市テコ入れか>

 幸いなるかな、青木事務所はボスの郷里でもある君津郡市の環境問題にも関心を寄せている。

 房総半島の水源地のやくざ関連の産業廃棄場に、実に1万トン以上の放射能汚染物資が投棄されてしまっている。これは将来、確実に水と土壌を汚染、生き物を殺すことになる。森田の悪政の最たるものだ。

 こんな大それたことが、なぜ強行されてしまったものか。自民党・自公政治の悪しきツケでもあろう。

 

 青木事務所は、房総半島の入れ墨やくざの実態調査にも余念がない。木更津市には、二つのやくざ組織が存在している。その一つは、小原建設という土建会社を名乗っているという。

 千葉県警と木更津署の不正と関係があるのか?市民の監視が強まっている。

 

<君津ではプロ歌手(榎本京子、竹本三佳、篠宮則子)ら音楽で浄化>

 多少横道に入る。昨日、君津市のJR久留里駅前の上総公民館で、開館50周年の記念コンサートが

開かれた。

 ど田舎の閑静な場所でのコンサートに期待などなく、誘われるままに出かけてみたのだが、なんとなんと本物のアルト歌手・榎本京子の歌唱力に圧倒された。「カルメン」がよかった。こんな古典歌手の本物を、身近に聞いたことなどなかったものだから、余計に感動してしまった。

 ピアノの竹本三佳、司会の篠宮則子といい、皆さん素晴らしかった。長男春樹が馬来田小学校で学んだ、長坂教諭の身内の歌い手とあいさつもできた。

 

 房総半島にこんな歌い手がいるはずはない、やはり武蔵野音楽大学声楽家卒業のアルト歌手は日本で一番住みよい富山県の出身だった。岳父・廣岡慎次は福光町だ。慶応の経済を卒業して、東宝に入った。戦後三大労働争議といわれた東宝争議の時の総務部長だ。福光町には戦後日中友好派の第一人者の松村謙三もいる。周恩来が一番信頼した日本人だった。

 「君津市など7つの合唱団の指揮者としても活躍中」という歌手は、歌と音楽で、濁りきった地域を浄化しているのである。女性決起、声を上げる時が、半島にも押し寄せてきている。

20191125日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月24日 (日)

桜を見る会とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3505)

 

桜を見る会とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3505)

<日本の恥部=やくざが跋扈する日本列島>

 標題は謎解きではない。無関心を決め込んできた多くの日本人に、特に魅力的な女性に対して、要注意を強く喚起するしかない!

 

 政府主催の桜を見る会に「招待者」となったやくざ暴力団から見える日本最大の恥部は、やくざが跋扈する日本列島だ。女性を強姦することが本業ともいえるやくざ社会は、レイプ文化の日本であることを裏付けている。まさに日本の恥そのものであるから、鼻の高い紳士は認めようとしたくないだろうが、間違いなく事実である。2014年前までの筆者の目に見えなかったことだ。安倍・自公・日本会議の国粋主義政権が教えてくれたことであるから、相応に評価したくなる?

 

<取り締まる最高責任者の国家公安委員長にもやくざ疑惑>

 自民党議員の多くが、多かれ少なかれ、神社本庁・統一教会・創価学会のみならず、やくざも選挙運動にかかわっている。ベテランの自民党本部職員や秘書連も、常識として承知している。

 

 みな見て見ぬふりをしている。それが桜を見る会に収れんされてか、やくざ暴力団代表が、一般人の「国の功労者」の代表として、新宿御苑に集ったわけだ。安倍後援会の前夜祭名簿を開くと、そこにも登場している、との疑惑を呼んでいる。

 

 先の内閣人事では、警察を監督する立場の国家公安委員長にやくざ疑惑が浮上して、ネットにも記録されている。出身の福岡というと、千葉・神奈川・愛知と並んで、やくざ大県として有名だ。清和会OBが教えてくれた、悲しい日本の秘部である。

 

 国家公安委員長に限らない。叩けば埃が出てくる自民党議員ばかりだ。公明党創価学会はどうなのか?

 

<入れ墨やくざ=覚せい剤=強姦=性奴隷=木更津レイプ殺人事件>

 やくざと入れ墨は不可分な関係だ。相手を威圧する手口である。暴力・脅しを効果的に行うために入れ墨は、やくざの武器の一つなのだ。

 

 フィリピンの監獄は、この入れ墨やくざで膨れ上がっている。反対に、多くの女性は歓喜して、大統領のドゥテルテを支持している。反社会的勢力の側は、あの手この手で国際的人権団体に救済運動を繰り広げて、入れ墨やくざ保護運動を展開している。

 

 日本でも行われたらしく、昨日のネットで確認することができた。ということは、フィリピンのやくざは、政府の取り締まりに悲鳴を上げているということなのだ。 

 覚せい剤は、元巨人軍選手の清原事件で確認できたことだが、性行為に使用するものである。筆者も驚いたが、多くの女性は知らない。性行為に麻薬を使用するやくざは、文字通り強姦用である。

 

 その場面を撮影して、女性の人権・生活を奪いつくすのである。具体的には、性奴隷として歓楽街に落とし込んで、性ビジネスを強い、やくざは大金を稼ぐ。

 木更津レイプ殺人事件は、まさにその典型であった。徹底した取材で判明したものである。レイプ文化の日本は、間違いなく事実なのだ。

 その主体である入れ墨やくざが、政治・政府の、事実上の保護を受けている?これほど恐ろしい社会はないだろう。

 やくざを撲滅することが、日本政治の喫緊の課題であることが理解できるだろう。声を上げよ、である。

 

<女性の安全が保障されていない日本>

 先日、君津市の「君津の森」というところで風呂に入ってみた。そこでは、しっかりとした文字で「入れ墨NO」の看板があった。3か所で目撃した。ところが、木更津市内の風呂では、反対の現象が起きていた。

 

 15号台風被害のため、対応不能の千葉県や市当局に代わって、青木参院議員の日景省吾秘書は、実に1か月余、館山から南房総市、富津市、君津市、木更津市の破壊された屋根にのぼってブルーシート張りを、むろん、奉仕で汗をかいて、市民から感謝されている。

 彼は疲れをいやすために木更津市の風呂に入ったのだが、なんと周りには「入れ墨やくざがいっぱいだった」と打ち明けてくれた。数年前、木更津署の刑事二課長に向かって、自動車部品工場長から同じことを聞いていたので、伝えると、やくざ跋扈の木更津に怪訝な表情をみせた。

 

 取り締まり側がノーテンキなのか、とぼけているのか、お話にならない。「木更津レイプ殺人事件」捜査に疑惑がまとわりつく。

 

 結論を言うと、日本では女性の身の安全は確保されていない。

 

<一般人も覚せい剤使って、の典型がTBS山口強姦魔か>

 入れ墨やくざの手口をマネする役人、政治屋、経済人、マスコミ関係者その他横道に入りこむ一般人も少なくない。その典型がTBS山口強姦魔であろうから、こうした輩は至る所にはびこってもいる。

 

 一部の地位の高い輩は、発覚しても示談して隠してしまう。「昔やくざ代議士の倅が事件を起こしたが、新聞種になることはなかった」と反対派の国会議員が明かしたものだ。

 教員・坊さん・警察員も例外ではない。

 

 レイプ文化の恐ろしい点は、被害者が泣き寝入りすることにある。ずばりいうと、伊藤詩織さんのように声を上げる女性が、日本には皆無なのだ。

 根本は教育に課題がある。日本の大学など教育機関は、詩織さんを招いて大掛かりな講演会を開くといい。それを新聞テレビが報道するのである。そういえば、いまだにTBS山口強姦魔事件を日本の新聞は、蓋をしたままである。官邸に対する配慮も度が過ぎよう。朝日新聞も読売レベルだ。

 

 欧米では、反対に大きく報道されている。伊藤さんは本当に立派である。木更津レイプ殺人事件の被害者は、殺されるまで110番通報をしなかった。周囲に知れると、もはや女性として生きられない、と信じ込んでいたのである。哀れを通り越している日本女性の実態なのだ。

 

 日本のレイプ文化を消滅する運動こそが、偉大な日本の政治改革といえるだろう。安倍の暴政を許してしまう日本の政治土壌は、ここにある。

20191124日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月23日 (土)

桜を見る会で馬脚!<本澤二郎の「日本の風景」(3504)

 

桜を見る会で馬脚!<本澤二郎の「日本の風景」(3504)

<表の安倍・自公内閣=腐敗警察官僚、裏はやくざ暴力団>

 郵送されてきた保守系雑誌の見出しにも「国家を私物化する安倍晋三」がつく。小沢一郎と亀井静香が「安倍から政権を奪取する!」とZ旗を掲げた。凡人でも、今回の桜を見る会を総括して見えてきたことは、安倍・自公・日本会議政権の表は、腐敗した警察官僚で守りを固め、裏ではやくざ暴力団を駆使して政敵を蹴散らす体制であった。

 

 誰が考えついたものか、日本会議の体質なのか、祖父のA級戦犯の遺言なのか、仰天するばかりである。政府の裏方である官僚機構が、悪に染まって正常に機能していない。この極右政権を維持存続させるためには、平気でうそをつき、証拠を隠ぺいしてしまう役人ばかりだ。

 

 こんな政権を、10年近くも支えさせてきた新聞テレビと野党と、とどのつまりは主権者の日本人ということになる。地球を転がしても、こんな原始的レベルの国家は存在していないだろう。

 

TBS山口強姦魔救済などお手の物>

 殺人に相当する性的虐待を受けた伊藤詩織さんが、命がけの勇気を出してTBS山口強姦魔を刑事告訴した。司法である裁判所も逮捕状を出したが、警視庁の刑事局長の中村格が、逮捕目前に握りつぶした。中村は検事ではない。警察行政を担当する公僕である。公僕は国民の人権を守る使命を果たすことで、血税を懐に入れてきている。その中村が、強姦魔を救済した。

 

 法治国家の下での「法の平等」を排除することで、中村は強姦魔の逮捕を止めてしまった。民主の国ではありえない。

 

 冒頭の安倍内閣の正体、体質を知れば、お手の物だったことになる。民主的な政府を立ち上げることができれば、中村とその背後の黒幕は、豚箱行きとなるのだが。

 

<前川喜平元文科事務次官撃墜事件も>

 「飲食・歓楽街を支配するやくざ暴力団と、やくざと連携している警察によって、正義の文科官僚は押しつぶされてしまった。加計事件の不正に抵抗する官僚も、安倍体制に対抗できなかった」

 まともな役人は、いまの霞が関では仕事ができない。安倍の不正に呑み込まれないと出世できない。役人であれば、このことを誰でも知っている。

 

 官僚機構が崩壊してしまっているのである。野蛮な野心家役人でないと、生きられなくなっているのである。

 

 国有地の不当な払い下げ事件の森友学園問題では、一人の財務省の役人が自殺している。もうこれだけで、財務大臣も首相も、その地位にいられなくなる。しかし、麻生はいうまでもなく、安倍も違った。役人の命など奴隷以下と思っているのであろう。悲惨である。

 遺族は安倍を殺人の共犯で告訴すべき事案だったが、それはなかった。闇の勢力が、すべて処理できる体制なのだから。

 

 加計事件での当事者らとの口裏合わせは、うそつきにとって簡単なことなのだ。恐ろしい暴君は、田布施の極右人間である。

 

<「やくざお抱えの犯罪政府」に怖いものなし?>

 「昨夜、森らと一緒に飯を食っていた日経新聞関係者の裏は深いよ」と清和会OBが連絡してきた。説明されても、闇の世界にうとい凡人ジャーナリストには、理解できないのだ。

 

 森喜朗は、安倍と同様に「天皇中心の神の国」という神社神道の狂信者で知られる。166億円の原始宗教秘儀を推進した片割れと見られている。その人物が五輪を仕切っている。それに電通が総力を挙げて、犯罪五輪で大儲け、その下請けが新聞テレビなのだから、お話にならない。

 放射能まみれの五輪が、本当に実施されるのかどうか、疑問を抱く国民は少なくない。放射能放出現地は、やくざが仕切っている、と聞いた。

 

 警察力とやくざでガードした自公内閣に怖いものなし、なのであろう。それでも永遠に継続することはない。泥田のハスは、美しい花を咲かせる。小沢や亀井の奪権闘争も表面化してきた。

 

<墜ちるとこまで落ちた亡国の日本政府>

 誰しもが思う。墜ちるちるとこまで落ちてしまった亡国日本!救世主は必ず現れる。国民が声を上げれば、実現するだろう。警察とやくざの城は、決して強固ではない!

20191123日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月22日 (金)

熱血漢の咆哮(下)<本澤二郎の「日本の風景」(3503)

 

熱血漢の咆哮(下)<本澤二郎の「日本の風景」(3503)

<政府主催「桜を見る会」の功労者はやくざなど無制限>

 政府主催=安倍後援会事務所主催=無制限=官房長官答弁(枠はない)という事実が判明した。その結果、安倍応援団が、「功労者」となって、財貨や名誉を手にしたものである。制約などない、希望者は無制限に参加できるため、1万人のはずが1万5000人、2万人近くに膨れ上がったと見るべきである。

 警視庁は入園者をすべて撮影しているので、これを国政調査権で公開させると、やくざ暴力団も「功労者」としてすべて判明することになる。

 

 菅官房長官答弁の「枠はない」は正しい。安倍選挙運動に枠などあろうはずがない。「田布施」からも参加しているだろうから、誰が「田布施」なのか興味がある国民は多いだろう。中原義正の分析は、共産党の上を行っている?

 

<目的外使用の財政法違反、会計検査院の不正発覚>

 国や政府の功労者が、その実、安倍の選挙に汗をかいたり、献金したりしたものが「功労者」と認定して、観桜会が開催されたことになる。

 

 何が問題になるのか。公職選挙法や政治資金規正法違反に限らない。公金の目的外使用である。中原は「財政法違反である」と断定した。財政の目的外使用の罪は重い。

 

 さらに問題なことは、財政の適切使用の有無を監視している会計検査院である。毎年のことで、担当者はしっかりと精査しているはずであるが、官邸から隠ぺいを指示され、それに屈したものか。官邸か安倍事務所から賄賂を受け取って、監査を止めたものか。野党もマスコミも、まだ追及していない。

 

 福田赳夫が「中原君は熱血漢」と命名しただけあって、前夜祭でのシャンソン歌手向けの設営、準備一つとっても、安倍事務所とホテル側の対応は大変なことだが、これもまだ誰も追及していない。

 

 それにしても安倍晋三の毎年の買収選挙運動は、壮観かつ圧巻である。日本を代表するホテルで、銀座一の寿司を食べさせて、美しい歌も聞かせる。さらに日本を代表する桜の名所で、政府挙げて歓待させるという、毎年恒例の安倍流おもてなし買収選挙運動に、貧者はため息が出てくるではないか。

 

<徳洲会病院では身内の医療事故死で徳洲会告発>

 実を言うと、福田赳夫も一目置いた清和会OBの元徳田虎雄最高顧問も、自身に降りかかった徳洲会での医療事故死の事件解決に奮闘している。こともあろうに、徳洲会病院での大事な身内の事故死について、現在も医師も病院も逃げ回っている。それどころか、千葉県警に刑事告訴したものの、警察は捜査打ち切りを決めて、病院の側についてしまったのだ。

 

 徳洲会医療事故は、かなり多発している。現に、ある病院長は個人で、元名古屋高検のT検事長を雇って、身を守っていたほどだ。日本は医療事故多発国なのである。問題は、事実を認めないで、逃げてしまい、あとはやくざまがいの顧問弁護士を使って、被害者を押さえつけてしまう。

 

 筆者も、次男正文の東芝病院医療事故死で体験したばかりである。当方の弁護士は、東芝弁護士と一度も接触しないで白旗を上げてしまった。いい加減な弁護士は、どこの国にもいるが、日本もまた例外ではない。その筆頭であろう。

 松本朗なる悪党検事にも泣かされたが、善良なそぶりを見せる弁護士にも騙されてしまった。安倍暴政が影響してか、検察も弁護士も腐ってしまった日本である。官僚もその枠内というのだから、世も末であろう。

 

 中原の身内の事故は2018429日、本人が病院に駆け込んだ時には亡くなっていて、医師は救命のためのポーズを見せていただけだった。「1500ミリの出血に対して輸血もしない、血圧を上げる治療もしていなかった。心電図を見たいといっても見せない」という酷過ぎるありさまから、担当医の混乱と出鱈目な治療がわかる。肝心かなめのインフォームドコンセントさえ、いまだに行っていない。

 千葉県警は、こうした実情を正確に把握して、それを捜査に生かそうとしなかった。遺族が怒り狂うのは当たり前だろう。

 

 患者の急死は、警察への報告義務があるが、それさえも怠っていた。主治医は留守をしていて、適切な救命治療の指示をしていなかった。遺族は死体解剖を求めた。千葉県警四街道署は動いたが、不可解な捜査を印象付ける結果に終わった。

 それは中原の元へと、捜査員が電話で「捜査打ち切り」を伝えてきただけで済まそうとしたため、中原を憤慨させた。要は、警察は病院の説明を良しとして、捜査を打ち切ってしまったともいえる。大病院と地元警察署の不透明な関係を、暗に第三者にもわからせている。

 

<千葉県と警察が医師・病院を守護、背景に徳洲会の知事選応援>

 筆者も警視庁大井署で体験させられた。警察は病院の言い分に耳を傾けがちで、被害者・遺族の側からの捜査を徹底しない。日ごろからの関係が、捜査に微妙に影響している。しかも、警察に医療知識はないに等しい。

 

 本来であれば、第三者の複数の専門家から見解を聞き出し、公正な判断を引き出す必要がある。だが、ほとんどの捜査員はこうした作業をしない。

 四街道署の場合は、病院側を擁護する意見を聞き出し、そこから結論を出した。それは中原の情報開示請求によって、明らかにされた捜査報告書によって証明されよう。病院側の言い分を正当化する医師の見解は、黒塗りして見せない。手口の不当性を警察が認めているのである。

 

 医療事故には、千葉県の医療整備課も調査をする義務があるというが、筆者が同課に問い合わせたところ、応対に出た横柄な態度をとる女性職員は「担当者は、もう人事異動で、ここにはいない」とそっけなかった。

 

 千葉県の対応は、徳洲会幹部が、15号台風で浮上した森田健作という役者崩れの知事の選挙対策本部で大活躍した、文句なしの選挙違反事件と関係しているだろう。元幹部が、中原に直接証言した事実である。

 徳洲会の選挙違反事件は、奄美群島に限らなかったのだ。佐倉の千葉県議会議員にも応援していた。選挙違反どこ吹く風の徳洲会なのだ。

 

 以上のことから、徳洲会医療事故もみ消しは、県警と千葉県が関与しているという疑惑を否定できない。中原の追及は、さらに徳洲会本部=菅義偉=中村格へと拡大するかもしれない。中村は千葉県警捜査2課長も歴任していた。

中村の暴走は、いま発売中の週刊新潮で報じられている。伊藤詩織さん事件に限らないことがわかる。

 

<国家公安委員長に直訴、県警捜査を情報開示>

 彼は警察への疑問を千葉県公安委員会にもぶつけた。さらに国家公安委員長にも書面を提出、秘書官と面会もしている。警察庁長官にも、抗議の文書を送りつけている。

 

 ここまで丁寧に、怒りをぶつける日本人など見たことがない。検事総長に安倍・内乱予備罪で告発した人物がいたが、中原も不正腐敗、それも人間の命に関係していることに、断じて妥協をよしとしない。徹頭徹尾相手の非を、悟らせるまで走り抜ける点は、さすがだと思う。我は猛省するばかりだ。

 福田赳夫の熱血漢論は、中原への正しい認識であろう。

 

 千葉県警捜査の情報開示資料を見ると、黒塗り箇所があまりにも多すぎて、内容をつかむことができない。彼が「警察員を見たら泥棒と思え」という決めつけ方は、必ずしも過剰な反応ではないだろう。

 

<警察の任務と責任>

 警察の権限と捜査には、公平・中立性、公正性が必要不可欠だが、同時に捜査に当たっての独占性、権力性に留意しなければならない。それゆえに厳しい倫理観が求められる。特に、不偏不党かつ公正な捜査を徹底しなければ、主権者・納税者に応えることはできない。

 

 国家公務員倫理法に準拠した地方公務員倫理規定は「県民全体の奉仕者」であって一部特定の奉仕者であってはならない。徳洲会の医療事故隠ぺい無責任逃れの場合、中原のような市民からの苦情の申し出が頻発するだろう。

 2000年の警察改革では、「(苦情の申し出について)誠実に処理しなければならない」(警察法792項)と定めた。市民の叫びを軽視することは許されないのである。

 

 官邸の警察官僚やそれに準じているような千葉県警などは、警察法違反に問われかねない。

 

 日ごろからの人格・能力を磨き上げ、清潔にして堅実な生活態度に努力することが不可欠であって、為政者の権力乱用に便乗して、不偏不党を逸脱して、自己の出世に励むような中村的警察員を排除する警察法なのだ。

 中原の挑戦は、これからが本番なのである。

20191122日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月21日 (木)

熱血漢の咆哮(中)<本澤二郎の「日本の風景」(3502)

 

熱血漢の咆哮(中)<本澤二郎の「日本の風景」(3502)

<野党は「国会を止めよ」「それでお陀仏」と断言>

 中原は神戸外語大を卒業すると、青雲の志を抱いて星島二郎の懐に飛び込んだ。彼なりの「自由と民主主義」の実践を思い描いていたと思われる。筆者は、逆に多くの若者と同様に、自民党の保守的体質に違和感を抱きながら、ポスト佐藤の総裁選前後に平河町に飛び込んで、大平派を担当した。護憲リベラルの派閥に安堵と期待を持ち続けてきた。

 

 悔しい限りだが、安倍・自公・日本会議のもとで、自民党内からリベラルが消されてしまった。小選挙区制の悪しき成果でもある。他方、中原が期待した「自由と民主主義」もアベ独裁のもとで雲散霧消、そこから激しい怒りが込み上げてきている。

 

 目下の桜政局ともいえる政治大混乱に対して、清和会秘書会のドンとして、まるで小僧レベルでしかない安倍退陣を叫んで、筆者のペンを磨き続けてくれている。「野党は国会を止めよ」「本人は疲れ切って、政権に嫌気を指している。お陀仏しかない」と厳しい指摘を繰り返している。

 正論であろう。

 

<「今政府自民党は野党懐柔に総力を挙げている」とも>

 永田町と平河町、信濃町をドローンを飛ばして、空中から眺めてみると、政府と自民党は、官房機密費と自民党国会対策費をすべて吐き出しての野党懐柔作戦が見えてきているという。

 

 筆者も同様である。官僚が不正にまみれて、覚せい剤に手を出して、やくざのえさになっている。そもそもやくざまみれの問題議員が、警察を管理監督する国家公安委員長である。

 やくざを動員しての野党攻略さえも想定される今の混迷ぶりに、まじめな国民はとてもついていく勇気などない。

 中原には、凡人が見ることも、想定もできない様子が、過去の経験から見えるのである。

 

 「私が仕えた代議士がホテルオークラで宴会を開いたとき、それこそ何度もホテル側と打ち合わせをした。会場設営から看板、清和会秘書会から20人ほど支援要請、終わると1万円の謝礼と一席を設ける。これらすべてが必要経費として届け出る。収支が一致することなどありえない。昭恵は私人でありながらたくさんの仲間を呼んでいる」

 「シャンソン歌手に6曲も歌わせている。となると、楽団も入る。リハーサルもする。ホテル側と安倍事務所は頻繁に折衝する。金をもらっていないのに、ホテルが領収書を出すわけがない。現在の安倍答弁は何もかもが出鱈目。国会を止めて真相を明らかにすることが、自由と民主主義の議会である」

 

<「国民はマスコミの変節を監視せよ」と>

 国際情勢にも明るい清和会のドンは、政府を監視する報道関係者の幹部が首相と飯を食うという昨今の東京慣習を理解できないでいる。監視役が、監視する側から接待を受けるというマスコミ人は、読売のナベツネからだが、彼は中野四郎衆院予算委員長の訪米のさいにナベツネの正体を見ていた。

 

 「ワシントンに着くと、ナベツネと日経のK特派員が待ち構えていた。彼らは親父にエロ雑誌を買わせたり、エロ映画に誘って小遣い銭を稼いでいた」と証言した。そういえば、筆者は読売OBの元衆院議長に「ドイツのフランクフルトで売春婦が、ナベツネの名刺をちらつかせてきた時は仰天した」と打ち明けられている。

 

 「今回の桜事件では、縁起担ぎなのか安倍はまずフジの日枝、次いでナベツネに代わって読売の編集局長・論説委員長と飯を食った。昨夜は現場担当の官邸キャップと上海料理店で接待した。今日の毎日新聞1面の大きな記事が変節している。今朝8時台の報道から桜が消えたテレビが目立った」というのだ。

 

 日本国民は、いまもマスコミ報道を信じている。マスコミに左右される国民ばかりである。それでも不買運動が起きない民度に辟易するばかりだが、いまだに治る気配がない。

 国民の代表である野党は、断じてマスコミに屈してはならない。

 

 中原は、政治が混迷しながら、経済が破綻しながらも、悪しき政権が存続する原因は、新聞テレビの報道が元凶だと決めつけている。

 

 外交は失敗だらけ、山のように膨れ上がる借金財政下の大軍拡予算で国民生活は落ち込んでいく。株式は、国民の資金と日本銀行が買い支えている、異様な財閥のための政策運営などから、彼は日本会議の正体にも関心を強めている。

20191121日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月20日 (水)

熱血漢の咆哮(上)<本澤二郎の「日本の風景」(3501)

 

熱血漢の咆哮(上)<本澤二郎の「日本の風景」(3501)

<徳田虎雄を当選させた清和会秘書会のドン・中原義正>

 「人生いろいろ、人間さまざま」である。ここに登場する元国務大臣秘書官の中原義正は、名前の通りの「正義の士」である。老いてますます盛んだ。得意の口角泡を飛ばしながらの、八方破りの鋭い言動には定評がある。彼は福田派清和会の秘書会のドン。政界の裏も知り尽くしている。実績の一つは、70余の大病院を立ち上げた徳洲会・徳田虎雄を政界入り、男にした人物でもある。

 

 東京タイムズの政治記者として20年、官邸と自民党取材に埋没してきた派閥記者でも、時には歯が立たない。多くの政治家と数倍の秘書連との交流があったが、中原のような激しくも鋭い口舌の徒は初めてである。内閣参与という飯島勲なども形無しだ。極右も弾き飛ばす馬力も持っていて、時に痛快でさえある。

 いま炎上している「桜を見る会」の安倍事件の嘘など掌に分析する持ち主だ。今朝は早朝に「週刊新潮」の特ダネの中村格事件をFAXしてきた。

 

<福田赳夫が命名した「熱血漢」は今も健在>

 神戸外国語大学を卒業すると、衆院議長もしたレベラル派・星島二郎に師事、さらに請われて中野四郎、一時は三木内閣の副総理・福田赳夫の秘書も歴任している。

 

 福田康夫の父親は、ポスト佐藤栄作の後継を狙ったが、田中角栄と大平正芳の大角連合に敗北したものの、中原はこのころから福田派秘書会の決起集会などで、得意の弁舌で頭角を現していた。

 福田赳夫は、そんな若手秘書の中原を「熱血漢」と命名した。福田派を後継した安倍晋太郎を面罵する場面を、彼は数回、福田の前で目撃している。「星島家との姻戚関係」、自民党初の入党試験合格者、中野・国土庁長官秘書官を32歳の若さで経験したことなどが、彼の自信を裏付けたものだろう。

 

 ともかく、臆するということを知らない。非は非、是は是と論破する点で、筆者とは波長が合うのだ。

 

<安倍晋三を「小僧」と呼べる唯一の日本人>

 息子・次男正文の東芝病院での医療事故死の衝撃、極右化した自民党政治に辟易して、以来、永田町に足を踏み入れる気を失ってしまった中で、彼は毎日のように電話してくれる。

 

 彼の生々しい情報も、筆者のペン先を鋭くしてくれる。彼の怒りは、新聞テレビなどマスコミにも向けられる。首相と飯を食う、などということは、先進民主主義の国では、想定さえできない。それをナベツネどころか、共同通信までが演じるわけだから、ジャーナリズムの死に怒り狂うことになる。

 

 166億円の血税を使っての神社神道の子供じみた秘儀を強行した主役の安倍を、安倍の清和会秘書時代を思い出して「小僧」と言って弾劾、それこそ嘘で固められた「天皇制」にも懸念を抱いている。

 

 清和会は、安倍の祖父・岸信介のA級戦犯の腐臭が、いたるところに立ち込めた派閥で知られる。彼はその中で生きてきた人間なのだが、相応の平衡感覚を有している。

 

 「秘書会の隅にいた程度の人物で、勉強などしていない。女癖の悪さは、彼の面倒を見てきた秘書から、よく聞いている。安倍の首相に一番驚いている人物は、泉下の父親の晋太郎だ」と率直である。

 

<二階堂派の安岡興治外しに金丸信攻略>

 徳田虎雄の大きな名刺を、恩師の宇都宮徳馬の事務所で見たことがある。彼はバッジをつけることで、徳洲会病院の拡大を実現した人物となるが、当時は一介の医師でしかなかった。

 

 まともな医療に徹していれば、選挙違反その他で失速することはなかったのだが、大掛かりな選挙違反事件発覚で実権を失った。ノーバッジの徳田にとって、まずは政治家になることが、日本医師会と厚労省の役人が支配する、医療機関の厚い壁を突き破るために必要だった。しかし、奄美群島は安岡興治が田中派の支援を受けて、安定していた。

 

 鉄壁ともいえる安岡城を落城させる秘策は、徳田になかった。可能性は、本人も含めてゼロだった。徳田が三回目の挑戦をするときに、中原に出番が回ってきた。

 

 茨城県に鯉渕という成金がいた。最初は橋本登美三郎の配下で町議もしていたが、不動産バブル期に「丸紅の先兵」となって、大掛かりな土地買収で莫大な富を築いた。瞬く間に鯉渕は、永田町でタニマチの地位を不動のものにした。

 梶山静六に限らない。「福田秘書の市村でも、5000万円ももらっていた。三塚その他の清和会議員へと枠は広がっていく。安倍晋太郎にも。心臓も学んだのであろう。小泉純一郎が総裁選に名乗りを上げたとき、300万円を届けた。この金は鯉渕から提供してもらったものだ」とも証言する中原である。小泉が安倍を官房副長官、官房長官、自民党幹事長に起用した原動力ともなった。

 「安倍の暴政の責任は小泉だ」とも決めつけるのだが、それにしても当時の不動産バブルの物凄さを裏付けてもいる。

 

 この鯉渕から中原は「徳田の面倒」を依頼された。そして徳田から、三顧の礼でもって迎えられ、最高顧問となった。「田中派の安岡をつぶす方法は、同派の二階堂と提携する安岡に対して、反二階堂派の金丸を攻略するしかなかった。幸い、鹿児島出身の毎日新聞の電波担当が、金丸の麻雀仲間だったので、金丸との会談をセットしてもらった。竹下登の擁立にかけていた金丸は、説得に応じてくれた。32歳で国務大臣秘書官を辞めて、まもなくのころだった」という。金丸説得に成功した晩に彼は、銀座で、徳田と金庫番のノウソの3人で祝杯を挙げた。

 この時の手土産が、1000万円と大島紬だった。むろん、徳田に用意させたものだった。

 

<1000万円と大島紬を直接手渡す荒業で>

 現在の1000万円と不動産バブル期のそれの重さは、相当の開きがあるとはいえ、それでも法外な金ではある。

 32歳の秘書官上がりの自民党秘書の、大胆すぎる行動に仰天するばかりである。かくして中原は、徳田の頭の上がらないたった一人の人物となった。後述するが、彼は身内を徳洲会四街道病院で、いい加減な救急治療の結果、失っている。徳田夫人は「申し訳ない」と言ってきたが、病院は頑固としてミスを認めない。警察を抑え込んでいるためだが、それにも言及したい。

 

<警察庁官房長・中村格と背後の菅義偉を監視中>

 徳洲会医療事故を擁護する黒幕は、話題の警察庁官房長の中村格と彼の親分である菅である、と標的を絞ったようだ。

 いまの中原にとっての関心事は、つまるところ庶民にとって泣き寝入りするしかない永田町と霞が関の悪党退治である。

 

 くしくも伊藤詩織さんを泣かせた中村は、それゆえに大出世した警察庁の官房長である。そして親分・菅である。中原の監視の行く方に注目したい。

20191120日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月19日 (火)

税金泥棒<本澤二郎の「日本の風景」(3500)

 

税金泥棒<本澤二郎の「日本の風景」(3500)

<安倍後援会事務所・内閣府も不正腐敗まみれ>

 神話に出てくるヤマタノオロチという大蛇がのたうち回っている姿か?凡人は今の心臓の鼓動を聞いて、こう表現したものだ。一国の宰相のうろたにえる様子は、ここ数日、最もひどい。安倍後援会事務所が企画運営した「桜を見る会」観光と、その前夜祭の豪華な食事に、国会関係者のみならず国民はため息をついている。これに公僕のはずの内閣府が、率先して汗をかいたことで、世紀の選挙犯罪は実現したものだから、彼らは文句なしの税金泥棒と指弾されている。

 

<選挙目当ての公費を使った空前絶後の買収行為>

 永田町の監視役は、連日、口角泡を飛ばしながら早朝に電話をしてくれる。彼は新聞とテレビと雑誌に目を配りながら、小さな記事・報道も大事なものを拾い上げてくれる。

 

 星島二郎・中野四郎・福田赳夫らの秘書をしてきた中原義正である。議員秘書や大臣秘書官の前には、自民党本部職員として情報部門に籍を置いていた関係で、警察公安・内閣調査室・外務省などの情報関係にも詳しい。右翼暴力団についても、である。

 別名は「清和会秘書会のドン」だから、安倍の幼いころからの暴走にも通じている。安倍家に仕えた多くの秘書連を指図してきた関係から、安倍の弱点である「女癖」までも詳しい。

 

 「すべては、安倍晋三のための安倍後援会事務所が企画実施したものである。知らなかった、では済まない。人集めもホテル接待も後援会を指揮する安倍の秘書によって行われたものである。安倍は逃げられない。これの企画・明細書がないなんて言い逃れはできない。選挙目当ての、公費を悪用した空前絶後の買収行為である」「こうした違反行為を止めさせるはずの内閣府がまた、全面的に協力している。許しがたい。役人は安倍を向いて仕事をしていて、国民に向いてない。内閣府職員は全員罷免すべき対象である」

 読売・産経フジに異論はあるか。

 

<菅義偉・太田ショウコウ・山口那津男はどうか>

 ネットには4月の「桜を見る会」の写真がたくさん紹介されている。それを見ると、注目は官房長官である。

 キャバクラ嬢という文字を生まれて初めて書くのだが、菅は彼女とも記念写真を撮っている、とネットで炎上している。それだけではない。やくざ好みの趣味があるらしく、その筋の男とも。

 「本人は10人程度と語っているが、これは嘘だ。安倍に負けず劣らず横浜の支持者をかき集めているだろう」と見られている。

 

 菅と並んで、公明党の戦争三法を強行した太田ショウコウと、それを党上げて支援した山口那津男も、安倍と並んで乾杯する姿が映って出ている。

 「太田は池田先生を裏切った悪党」と叫んでいた木更津市の戦争遺児を思い出した。池田本をぺらぺらとめくった御仁であれば、彼女の指摘を、誰しもが頷くだろう。

 ところが、学会幹部を含めて、本の内容を読んでいないのでわからない。沖縄の野原善正は例外で、よく承知している。二人とも池田親衛隊である。

 

 池田親衛隊と山本太郎の大攻勢が、早ければ年内に実施される総選挙で表面化する。昨日、創価学会は会長の原田の4選を決めたという。中原が毎日新聞の小さな記事を見つけてくれた。

 

 原田留任は、学会の内紛の大きさを裏付けている。池田を封じ込めた信濃町は、引き続き急速に沈没、選挙力を低下させていくことになろう。

 

<読売・フジなどマスコミにも手を回す心臓の悪辣さ>

 中原に限らないが、首相日程に特段、注目している国民は多い。特に最近は、安倍日程の詳細を活字にする新聞が読まれている。

 昨日は、読売新聞の編集局長と論説委員長を接待している。その前にはフジを支配する久枝と。本来であれば、ナベツネの出番だが、高齢で動くことができないらしい。

 

 中原のフジテレビ批判は鋭い。「フジは禁止されているはずの商品売買をテレビを使って強行している。テレビは格安で、公共の電波を使っている。それでいて、商品売買に手を出しておとがめなし。許されない」と指弾している。国民は知らないだろう。筆者も初めて聞いた。

 

 国民のための電波であって、総務省のものではない。同省には右翼の女が、また就いているではないか。

 それにしても、首相と食事をする新聞やテレビの幹部について、諸外国ではありえないわけだから、日本のメディアの腐敗も極まっている。

 

<「桜を見る会」の不正よりも悪質>

 「新聞人やテレビ首脳が首相と飯を食う。あってはならないことだ。しかも、官房機密費という血税で、となると、容赦できない。見方によっては、観桜会よりも悪質。亡国の日本を象徴している」との指摘もその通りであろう。

 

 思うに、日本は三権が分立していない。議会も司法も、内閣に服従していて恥じない。政府の憲法違反に沈黙する裁判所である。

 弱者である国民に味方をしない警察と検察である。これまた真実である。自由で民主主義の日本は、はるか彼方である。

 

 要は、日本国憲法を定着させる国民運動が、国民の生活と安全を約束する。そのためにも、安倍犯罪を断固として糾明、つるし上げるしか、日本人の前途は明るくなりそうもない。一身独立・一国独立という。福沢諭吉のこの言葉は正しい。

20191120日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月18日 (月)

因果応報<本澤二郎の「日本の風景」(3499)

 

因果応報<本澤二郎の「日本の風景」(3499)

<もう逃げられない安倍晋三とメディア抜きの国民世論>

 知り合いが4月の「桜を見る会」の動画を送ってくれた。途中で止めてしまった。とても見ている気持ちになれない。いうなれば地元の支持者850人との記念撮影を終えて、今度はミーハーと呼ばれている(失礼)芸能スポーツ界その他、国粋主義も国家主義も分からない安倍信者1万8000人との記念撮影である。ことによると、ここは安倍夫妻にとって、1年で一番安心感を味わえる時なのだ。桜の花は、本人も招待客も、いわば刺身のツマでしかない。

 

 ナベツネ配下がテレビ出演して、必死の予防線を張っているが、埒外の大衆の気分はよくない。「安倍許せない」と怒っている。新聞テレビの世論調査の関係者も、時期をずらすとか、これまた懸命の工作をしているらしい。

 因果応報である。

 

<政治資金規正法違反は100%確実>

 知り合いは、もう1本の静止画像も届けてくれた。明らかにその筋の人間と、閣僚二人を首にされ、かつ横浜のカジノ導入で追い詰められている、話題の官房長官の菅義偉が記念撮影をしている写真である。

 

 安倍850人というと菅は500人、600人か。萩生田や下村も相当送り込んでいるだろう。かくして国の功労者は、安倍一族の選挙投票人ということなのだ。

 

 今回の安倍事件の主体・主催者は、安倍後援会事務所である。同事務所による活動において、金の出し入れがあれば、それは政治資金規正法によって、届け出をする義務を負う。金額の大小は関係ない。まずはこれの義務違反である。

 

<ニューオータニ社長の証人喚問でお陀仏>

 あわててホテルニューオータニと口裏合わせをして、領収書の偽造工作をしたようだが、国会は同ホテルの大谷を呼んで、証人喚問すればいい。参考人でもいい。

 偽証なら豚箱行きとなる。

 

 1970年代の角福戦争のころのニューオータニは、元ソ連大使が社長をしていた。福田派のライバル・田中派の牙城で知られた。現在は大谷家がすべての実権を握っているが、上客寄せに経済界の大物を取締役に起用している。安倍の秘書官・内閣補佐官と称する今井尚哉、彼の叔父の今井敬(元経団連会長・日本原子力産業協会会長)のラインで、このホテルがオークラや旧赤坂プリンスホテル、帝国ホテルを蹴飛ばして、内閣ご用立てホテルに昇格していた。

 

 フィリピンのマルコス大統領が、ここを利用していた理由がこれで分かった。天皇交代劇の場面でも、ここを利用している理由も判明した。

 ネットを見ると、慧光塾という霊感・占いの不気味な新興宗教の本陣が、このホテルに存在しているという。これの信者が安倍と母親、一説にはTBS山口強姦魔や中村格も、という未確認情報もネットに出ている。

 

 このような次第だから、安倍はかなりの工作をして危機を脱出する構えだが、事情通は大谷の参考人・証人喚問でつぶれると断言している。

 

<渕上弁護士との最後の打ち合わせも効果なし>

 安倍は今度ばかりは、相当にあせって右往左往の毎日を過ごしている。素人でもわかる。昨日はいたたまれず自宅を飛び出した。

 埼玉県和光市の病院に入院している渕上という弁護士の元に駆け込んだ。

 

 ホテル側との工作は今井に任せたものの、それだけでは安心できない。しびれを切らして、渕上の入院先に押しかけて、最後の逃げ道を教えてもらったのであろうが、まず政治資金規正法の壁を乗り越えることは不可能だ。

 

 ホテル側の特別優遇工作にしても、相応の枠がある。この枠を超えることなど無駄である。政治資金規正法と公職選挙法の壁は高い。

 これについては、まともな秘書経験者であれば、誰も知っている。

 

 太平洋の対岸・アメリカのトランプのお尻に火がついている。再選に赤ランプだ。かの国のジャーナリズムは健在である。野党も。日本は死んだマスコミによって、政権は生き延びてきている。

 翻って安倍の内外政は、ことごとく失敗している。衰退の7年だったことに、誰も異論はない。166億円かけた天皇交代劇の秘儀にうんざりさせられている。国民の覚醒は本物である。東京駅前の「天皇辞めろ」の動画まで出て、人々を驚かせた。

 戦争法制三法を廃止、消費税をゼロにする帆船・日本丸の航海が、日本国民の安心安全を確保する唯一の道である!

2019年1118日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月17日 (日)

混迷の法務検察<本澤二郎の「日本の風景」(3498)

 

混迷の法務検察<本澤二郎の「日本の風景」(3498)

<安倍と菅の水面下の乱闘が浮上>

 凡人は法務検察の内情に詳しくない。過去に法務大臣経験者複数から、恐ろしい人事抗争の内情を聞いて驚いたことがある。次男が東芝病院で、単純な医療事故死を強いられ、それでいて反省も謝罪もしない東芝経営の東芝病院を刑事告訴したものの、東京地検の松本朗という悪党に不起訴にさせられたことから、法務検察の怪しげな体質を学ばされたものだが。

 

 しかしながら、それでも法務検察の、一般人が予想もできない検事総長レースを、日常的に繰り返されている現実に無関心を決め込んできたのだが、最近になって事情通に叱られてしまった。目下、法務検察人事をめぐって、安倍と菅の間で、激しい水面下の乱闘が繰り広げられている!

 

<菅ー黒川ー森本ー中村ラインに安倍が森雅子投入で反撃>

 外国の権力維持機能というと、軍事か法務検察を握る、ということになる。国粋主義内閣の下では、誰が法務検察を握るのか、で決まる。目下の韓国の政情を目撃すれば、ある程度理解できるだろう。

 民主派大統領は、必死になって側近を法務大臣にしたものの、検察が容赦しなかった。世論が納得せず、側近の首をはねた。

 

 新聞テレビを配下にした日本では、世論は埒外だ。コップの争いが決め手となる。事情通は「菅は従来の慣行を破って、黒川官房長を事務次官、検事総長にして法務検察を掌握した。配下に森本・東京地検特捜部長、その下に中村格が控えている。この体制を、さらに強固にするために、菅は河井を法務大臣に押し込んだ。要は安倍の首に鈴をつけたことになる」と深読みする。

 

 幸い、河井が腐敗の尻尾を見せると、安倍はすかさず首をはねた。直ちに森雅子を後任に据えた。「実に素早い後継人事選びだった」と言われると、確かに頷ける。

 

<伊藤詩織さんの告訴をつぶした中村の背景判明>

 日本で一番勇気のある女性というと、TBS山口強姦魔に対して刑事告訴した伊藤詩織さんということになる。

 強姦された女性が刑事告訴するという事例は、ないか、わずかである。訴えても、頭を隠してのものだから、一般人は被害者が誰なのかわからない。

 彼女は命がけで、顔を出して叫んだ。警視庁高輪署が詳細を暴き、裁判所も認定して、山口逮捕を認めた。

 

 あろうことか、これを止めて、山口の強姦事件を押しつぶした犯人が中村だった。当時、警視庁刑事部長である。その前は菅の秘書官として、忠誠を誓う間柄となっていた。中村も相当な悪党である。

 その結果、彼は警察庁幹部へと大出世した。つまりは強姦魔救済の指令は、菅ラインによって具体化したものであろう。菅の法務検察ラインは、女性の敵ということになる。

 

 この点で、野党の追及はいかにも弱い。徹底追及する使命を帯びている。女性の味方であれば、これに蓋をすることは犯罪の共犯となろう。

 

<雅子の伊東正義尊敬はポーズなのか>

 安倍の指示に、二つ返事で河井の後任となった森を、当初は有名な歌手なのかと勘違いした。念のため、ネットで調べると、苦労して弁護士になっている。経歴は、世襲議員に比べると、格は上である。

 

 彼女の「尊敬する人物」がいい。伊東正義である。彼こそが、護憲リベラルの大平正芳の盟友で、政治後継者だった。彼は首相になれたが、断った。「看板を張り替えても、自民党は変わらない。やっても無駄だ」と判断して、政権に執着しなかった。

 

 そんな伊東を尊敬するという森は真っ当であるが、その先が不透明である。伊東の宏池会に入らず、右翼の清和会に参加している。彼女の精神に狂いが生じているかもしれない。

 

 女性蔑視・レイプ文化の日本に、切り込める勇気があるのか。宏池会の上川陽子は、安倍の期待するオウム事件関係者の死刑執行だけで終わり、国民を失望させ、安倍と乾杯した。

 

 森の役割は、安倍や菅の不正腐敗にメスを入れることである。到底無理だろうが、挑戦する価値はある!権力者がその地位を悪用して、政府の行事に招待させるという栄誉と財貨を提供するという前代未聞の首相犯罪に対して、法務検察を動かせないとなると、森の政治生命も終わることになる。

 

 この世は、原因と結果を結び付けている。

20191117日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月16日 (土)

誰のための警察・検察か<本澤二郎の「日本の風景」(3497)

 

誰のための警察・検察か<本澤二郎の「日本の風景」(3497)

<安倍事件、関電疑獄にそっぽむく正義の十手取り縄>

 政府主催の公的行事を、長州は田布施選出の国会議員・安倍晋三のための「桜を見る会」に悪用していたことが発覚、日本列島は激しく揺れている。新聞もテレビも、そして安倍報道に徹していたNHKまでもが、珍しく大きく報じている。「もう守れ切れない」というNHK幹部の悲鳴も聞こえてきているようなのである。

 そこで、再び注目を集めているのが、日本の捜査機関である。不祥事だらけの警察と、一向に国民に寄り添わない検察である。江戸時代でも、幕府から十手取り縄を預かっている正義の捜査機関に相当する。

 

 だが、様子がヘンだ。関電疑獄事件と大阪地検特捜部は「関電と身内同士」という評価が下されている。疑獄事件を見て見ぬふりをしている。モリカケ事件から逃げた警察・検察に、現在も変化はない。

 

 首相と前大臣と3人の公選法違反、さらには政治資金規正法違反事件に対しては、東京地検特捜部もまた、じっとしたままだ。主権者の怒りは爆発寸前である。

 

<税金泥棒・卑怯者と信じ込む日本国民の怒りは爆発寸前>

 日本は民主主義の国である、と教科書で教えてきた。世界最高の日本国憲法を保持している。安倍が国粋主義者であろうと、9条は健在である。安倍の日本会議の戦争はできない、不可能である。

 こんなすごい憲法の存在に、日本国民とアジア諸国民は感謝している。自衛隊が「出雲」を空母に切り替えて、再び半島と大陸に大砲を向けようとしているものの、発砲することはできない。

 

 日本の民主主義は、徹底した平和主義に支えられている。翻って、国内の政治経済に目を向けると、紹介したように権力者の犯罪、財閥の犯罪にうんざりする状態である。それでいて新聞テレビは衰退して、本気で声を上げようとしていない。議会・野党も、国会議員という特権と世界一の高給に満足していて、政治を変えようとはしていない、そう国民に教え込んでいる。

 

 残るは、警察と検察の正義の剣しか残っていない。だが、悲しいかな正義の剣は、さび付いていて、腐臭に覆われている。

 

 かくして、国民は警察と検察に対して「卑怯者・税金泥棒」と声を上げてきている。これは事実である。腐臭列島には、放射能も飛んでいる。土壌や水中にこびりついた放射能、汚染された植物や魚介類と、人間が生きるための環境も破壊されている。

 

 最近ペンの盟友が亡くなった。白血病である。勇気と正義のジャーナリストは、福島取材を敢行していたようだ。やりたいことをたくさん残しての、憤死である。

 

<半封建制の日本の近代、皇室は平安時代の秘儀>

 国粋主義政権は、それまで気づくことがなかった様々な日本の恥部をわからせてくれている。

 

 日本最大の恥部は、レイプ文化の日本だということだ。やくざが跋扈する日本では、魅力的な女性を、入れ墨と覚せい剤で、次々と強姦して性奴隷、そして歓楽街で性犯罪を強要している。 

 筆者は初めて「木更津レイプ殺人事件」を取材してみて分かった。東京ではTBS山口強姦魔を、あろうことか警視庁の中村刑事部長が、逮捕状を握りつぶした。国粋主義者の仲間は、何でもありなのだということを国民に伝えた。

 

 天皇交代劇では、誰も理解不能の秘儀、宗教的秘密の儀式を、166億円もの血税を使って、公然と演じてみせて、現代人を驚愕させた。文句なしの憲法違反である。天皇と国粋主義内閣が、そろって政教分離に違反したものだ。神社神道の原始宗教の、おぞましい正体を見せつけたものでもある。

 

 戦後の日本も、いまだ半封建制のままなのだ。

 韓国の三権分立、民主主義が輝いて見える今の日本といえる。

 

<それでも公選法・公職選挙法違反の安倍晋三は助からない>

 観桜会について、御用学者の見解を排除する本物が連絡をくれた。安倍は助からない、と断じたうえで、以下にその理由を挙げた。

 

1、安倍後援会による一連の行事は、たとえ収支がゼロでも、政治資金規制法は、収支を、記載し、届け出をする義務がある。

2、ホテルの大広間「鶴間」の利用料は275万円と明かしているが、一般の企業は900万円。本当なのかどうか。経費5000円を事実だとしても、掛ける850人で425万円。足りることはない。これに安倍夫妻の会費は含まれていない。ホテルが出した領収書に設営費用、警備費用、駐車場代などはどうなっているのか。

3、会場に持ち込んだ寿司は、銀座一番の「久兵衛」。サービス値段にしても、相当な金額となる。「寄付行為」が存在したことは間違いなし。どうみても5000円ではできない安倍接待といえる。

4、政府招待状と政治資金の関係も大問題である。中には8万円で招待状を購入した事実も分かってきている。招待状そのものが「財貨」に相当する。それによって、入苑に当たって本人確認なし、安倍後援会は警備のチェックなし、お土産の升は、オークションにかけられていることからも、招待状そのものの価値・財貨は大きい。招待状付与そのものが財貨となり、政治資金規正法に100%引っかかる。

5、新宿御苑の開園時間830分の規則を破ったことも問題である。警備上、重大な問題のみならず、御苑のルールを破った行為も許されざる行為として指弾されてしかるべきなのだ。

 

 一連の違反行為に警察は、沈黙・容認した事実も、事件化の条件ともなっている。官邸のアイヒマンは何をしていたのか?

20191116日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月15日 (金)

安倍・森田と読売<本澤二郎の「日本の風景」(3496)

 

安倍・森田と読売<本澤二郎の「日本の風景」(3496)

<国民投票法案を阻止しないと本格的な戦争国家へ>

 読売新聞は、財閥の意向を受けて憲法を解体・破壊しようと必死のようである。ナベツネが実権を握って、改憲新聞に引きずり込んで久しい。目下、そのための手段となる、国民投票法改正案の突破を、与野党に働きかける報道に全力投球している。

 昨日、それを目撃した。そのために安倍の嘘を正当化して、やり過ごそうというのであろう。「ナベツネ健在」なのか?これに決着をつけられると、日本の前途は絶望的である。財閥の野望阻止いかんが、我が国の前途を決めることになる。

 

 改憲と軍拡は表裏の関係にある。主権者も気付いてきている。改憲新聞の読売の凋落が裏付けている。同じく15号台風のさい、別荘「芝山御殿」に逃げ込んだ千葉県知事の森田健作は「自宅だ」と言い張って、すり抜けようとしているが無駄なことだ。

 安倍・森田ともに嘘が下手だ。読売の嘘情報にも主権者は、わかってきている。国民投票法阻止が野党の使命である。

 

<観桜会「関与していない」、15号台風「別荘ではない」>

 昨日は「心臓が止まる!?」という記事を書いた。これは嘘ではない。

 野党が、自民党国対費である毒饅頭を、牛になって吐き出せば、安倍を退陣に追い込むことができる。首相の嘘答弁に体を張れば、おのずから道が開かれる。国会空転に国民もじっとしていない。街頭に出て野党を支援する。

 

 「自由と民主主義」を死守するためでもある。日本を救済する手段なのだ。850人もの地元支持者を公費で接待するという、途方もない買収行為を、御用学者が弁護しても、国民は納得しない。

 権力の乱用を指摘されて、慌てて中止すると方針転換した。公金利用の事前選挙運動を安倍本人が認めたことになる。これは河井や菅原の比ではない。悪辣である。辞めるしかない。

 「私は関与していない」といういつもの嘘答弁を放置することは、野党もまた共犯であると容認することになる。

 解散を恐れて居たら、天は野党を見放す。二階ごときの脅しに屈するな、である。安倍暴政を1日も早く止めて、10%消費税を止めさせて、せめて5%に下げるしか、この国の経済は生きられない。

 

 史上最大の台風の時に雲隠れした俳優崩れの、知事として史上最低の千葉県知事の嘘にもほどがある。悪徳弁護士が知恵をつけたのか、超高級別荘を「自宅」といって開き直ってやり過ごそうとしている。

 安倍に負けず劣らず、悪党人間である。千葉県民は、今度こそ一票の重みをかみしめたことになる。やくざが跋扈する千葉県、容認する千葉県警に反吐が出る思いである。 

 5000万円事件も発覚した。警察は動くのか、それとも逃げるのか?過去に川上県政は、5000万円念書事件で倒れた。5000は因縁のある数字だ。

 

<人の集まる施設に無料新聞の山、哀れ読まれない新聞>

 この8か月の間に、3回ほど安い宿を見つけて息抜きという「奥さん孝行」をしたのだが、そこでの新発見は、読まれない読売新聞が山のように積まれていたことである。

 

 読者が減る一方の読売は、タダで新聞を人の集まる施設に配っているのであろう。友人がその一部を手にしてきた。それが冒頭の国民投票法審議を煽るような、4面トップ記事の内容だった。

 

 国民を裏切るような、戦争志向紙面作りで、部数が増えるのであろうか。

 

<「君津の森」の風呂は、杉板でぬくもり満点>

 読売を目にしたのは、やくざが跋扈している君津市の森の施設だった。宿泊もできるが、日帰りの入浴も可能な施設「君津の森」に、初めて足を踏み入れた。

 

 森の杉の被害は、台風15号の70メートル級の突風の物凄さを、今も印象付けていた。施設の入り口では、いまも業者が忙しく働いていた。

 

 広い風呂には、杉板が沢山使われていて、自然のぬくもりを入浴客に感じさせていた。施設の周囲を散策できる獣道も整備されていた。いつかまた訪ねてみたい施設である。

 

<初めての低温サウナを体験>

 広い浴場の利用客は、お年寄りがほとんどを占めていた。お腹がぷっくりと膨らんでいる。露天風呂もついていた。

 

 サウナを探すと、そこは「低温サウナ」という初めて目にしたものだった。最高の温度60度である。10分入っていても、汗はわずかで心もとないが、大きな窓ガラスが気に入った。

 多少体を斜めにすると、空や樹木の様子が目に飛び込んできた。ぽっかりと浮かんでいる雲が、じっとしていない。動いている様子もわかる。大自然の一角をサウナの窓から眺めるのも一興である。

 

 人間社会も国粋主義者の首相や、役者崩れ知事が長期間、権力を欲しいままにすることは不可能である。ついでに言うと、8%消費税強行の松下政経塾のノダブタも駆逐すべきだろう。

 

<入れ墨客はNOと3か所で確認>

 九十九里の国民宿舎でも確認できたのだが、ここでは入れ墨NOの標識を3か所で確認することができた。これを見て、この「君津の森」の信頼度を確認できた。やはりまた小銭を貯めて訪問しなければなるまい。

 

 やくざを大量に生産する富津市を取り囲んで、木更津市と君津市がある。すでに富津市は財政が破綻したと聞いている。19号台風では、港が東京や川崎、横須賀のゴミで埋まった、とも。

 

 やくざが跋扈する大地と人間社会は乱れる、疲弊する。東京湾アクアラインをまたいでくる都心の客は、木更津や君津、富津を通過してしまう。道路ができてから、ずっとである。

 

 勝浦市の国道では、暴力団追放宣言都市の立て看板を見つけて安堵したものだが、木更津・君津・富津にも「やくざ追放宣言都市」の看板を立てるしか、この地域の安全と経済活性化はない。

 

 先ごろ、やくざ問題を調べている青木愛秘書が「木更津市にはやくざの勢力が二つ存在する。その一つが小原組で土建会社を表の仕事にしている」と教えてくれた。

 

 三市のやくざ追放宣言都市は、君津の森から火の手が上がるだろう。日景・青木参院議員秘書を相談しようと考えているところである。千葉県警の腐敗に任せておくわけにはいかない。

2019年11月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月14日 (木)

安倍晋三の心臓が止まる!?<本澤二郎の「日本の風景」(3495)

 

安倍晋三の心臓が止まる!?<本澤二郎の「日本の風景」(3495)

<国粋主義者=独裁・利己主義・排外主義・法律違反>

 ベルリンの壁崩壊30年記念式典でドイツ大統領のシュタインマイヤーは「

利己主義を止めよ」と叫んで、トランプどころか安倍にも釘を刺した。首相のメルケルは、自由と民主主義の価値とそれを維持する対価の大きさを、日本人にも訴えていた。

 

 安倍晋三の独善・利己主義による暴政で、自由と民主主義が死期を迎えようとしている。そんな場面で、ついに馬脚を現した。政府主催の観桜会・桜を見る会を、自身の大掛かりな選挙事前運動に悪用していた。こすからいというか、内閣府の網で蓋した巧妙な手口で、公職選挙法に違反する悪政を、国民に隠して、公然と毎年強行していた。

 

 公金使用の主催者は、政府・内閣府である。850人もの安倍支持者を結集しての観桜会である。閣僚を首になった河井や菅原の違法行為顔負けである。

 

<河井・菅沼の公選法違反の比ではない。安倍はお陀仏!>

 新宿御苑で毎年繰り広げられてきた、政府主催の観桜会の記念写真が一枚、自宅に今も残っている。取材でのこのこ出かけたわけではない。

 安月給でいつも苦労させてきた妻に、御苑の桜で癒そうと思って出かけたもので、その時の写真には、リベラル政治家の河野洋平や藤波孝生の姿が映っている。

 

 新聞社にも、社長・編集局長・政治部長に、内閣府から招待状が届いていた。

 

 安倍時代になって、これを我が身のために、利用・悪用していたものである。政府主催を安倍主催に切り替えたのだ。地元の山口県で、安倍事務所が「募集」したもので、内閣府が公正・客観的な審査をして、招待状を出したものではない。権力乱用も度が過ぎていた。

 

 権力乱用、政府の私物化、恥のない品性下劣の心臓は、不気味でどす黒い。だれか弁護する人物がいるだろうか。極右・日本会議はどうだろうか?

 

 この世は、因果応報で動く。安倍はお陀仏になるしかないだろう。世の常・摂理なのだ。

 

<怒る国民と野党の審議ストップ、国民大集会で沈没>

 新聞テレビが死んでしまった現在では、政府の失政を多数国民が理解して街頭に飛び出すことは、なかなか期待できない。しかし、桜を見る会は日本人であれば、誰でもわかる。

 いまは、それ故に国民は怒り狂っている。委員会を開いても、安倍の嘘を突き崩すことはできない。どうするか、審議ストップである。徹底抗戦すれば安倍の心臓は止まる。

 

 国民運動も、である。全国でアベ退陣の大集会を開催すれば、国粋主義政権・日本会議政権は100%沈没する。学生や若者も動く、家庭の主婦も。10%消費税ゼロ運動も連動させればいい。

 

<公金を使っての選挙事前運動・買収事件は史上初めて>

 850人も地元支持者をかき集めて上京、前夜祭は都内の一流ホテルで大パーテー・宴会は、政治資金規正法にも関係する。収支を公開、届け出なければならない。バス17台で、御苑に乗りつけて、桜の木の下で、安倍と記念写真というのだから、もう声が出ない。

 

 「私は関与していない」という嘘を国会で公然と吐いた。責任転嫁など通用するわけがない。国会審議など出来ない。うそつきの内閣が提出した法案を審議など出来るわけがないだろう。

 

 天の声が議会内に鳴り響いている。議会人の資質が問うてもいる。政府与党からの野党の毒饅頭組は、腹の中から牛になって吐き出すしかない。

 

 「自民党国対の森山は、中馬元代議士の秘書をした農協職員。いま森山に期待を寄せるシンゾウに、今回ばかりは野党が転ぶことができない」と永田町の雀も興奮して怒り狂っている。

 

 公金を使っての大掛かりな選挙買収事件、それも一国の首相が暴走していた。それがようやく曇り空から日の目を見せてくれた。桜花爛漫も瞬時に散る。今は秋、その時が訪れたのだ。桜は縁起がいい?

20191114日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

2019年11月13日 (水)

ペンの盟友・長沼節夫氏逝く!<本澤二郎の「日本の風景」(3494)

 

ペンの盟友・長沼節夫氏逝く!<本澤二郎の「日本の風景」(3494)

<「日本ジャーナリスト同盟」の最後の継承者>

 親中派ジャーナリストの集まりである「日本ジャーナリスト同盟」の最後の継承者として、粉骨砕身汗をかき続けてきた盟友・長沼節夫氏が、116日東京・虎の門病院での治療もむなしく亡くなったという知らせが、同12日の友人からのメールで知った。覚悟していた「盟友逝く」である。

 

 19729月の日中国交正常化の前後に、日中友好の大道を貫徹するという信念の新聞記者有志が立ち上げた「日本ジャーナリスト同盟」は、その後、毎日OB・創価大学教授の新井宝雄を経て、時事通信OBの長沼さんが支えてきた。彼は昨年6月から病床にあっても、原稿を書き続け、ペンで最期を飾った。

 

 永田町は、国家・国粋主義の極右・日本会議に支配され、それを信濃町が支えるという異様な政治構造が定着、筆者同様に長沼さんも、精神をかきむしられていた。ゆえにジャーナリストらしく暴政に抵抗のペンを放ってきた。その途次に重い病に侵されてしまった。憤死したといっていい。その生きざまに盟友として深く敬意を表したい。

 

<時事通信最後のジャーナリスト>

 思えば、東京タイムズ政治部長を卒業して、独り立ちした時点で、時事通信の内外情勢調査会の講師として全国を講演して歩いた。当時の同通信政治部長の配慮でもあった。

 

 したがって、当時は時事通信が政府系通信社という事情さえ知らなかった。その内実を教えてくれた人物が、長沼さんだった。いうなれば、彼は時事通信最後のジャーナリストだった。

 日本記者クラブの記者会見では、彼がよく鋭い質問をしていたのを覚えている。ということは、あらゆる事情に通じていた勉強熱心な記者だった。

 詳細は不明だが、彼は生涯ヒラ記者を貫きとおした。会社のいい加減な労働条件にかみついて、一歩も妥協しなかったらしい。徹底して、退社するまでジャーナリストであり続けた。それは誰もまねすることができない、見事なふるまいだった。家族の暖かい支援を見て取れる。

 

 たしか「天皇の軍隊」という本を書いている。戦前の史実に容赦なくペンを走らせた、勇気あるジャーナリストだった。対抗したわけではないが、筆者は「天皇の官僚」を書いたのだが、それでも友人らは「身辺を注意すべし」と忠告してきたほどである。

 そういえば、故郷は長野県飯田市。農民は満蒙開拓団として、中国・東北地方に大量に送り込まれている。

 朝日新聞OBの本多勝一氏も長野県出身である。「中国の旅」は今も我が狭い書棚にある。本多さんとの交流は、長沼さんが間に入って実現したものだ。

 

 韓国に民主的な政府・金大中政権が誕生した。その就任式に日本のジャーナリストとして一人招待されるという栄誉を手にしている。

 

1011日に最後の電話と依頼原稿の交代要請>

 普段のやり取りはメールである。東京生活のころは、彼の職場でよくお茶をご馳走になった。時にはビールも。行くと、とても歓待してくれた。笑顔と優しい口調に誰もが引かれていた。一度、一緒に中国を旅したこともある。

 

 体調を考慮してメール中心の連絡ばかりだったが、先月1011日に自宅の電話が鳴った。長沼さんは数日後、また電話をくれた。声を聞いて「よくなったのだ」と喜んだのだが、今からすれば、それは人生の幕引きに際しての、命がけの身辺整理だったことがわかる。

 

 用件は、彼が最後まで書いていた政党機関紙の、多分、コラムのような依頼原稿を引き継いでほしい、というものだった。彼の意向に沿って、編集者と連絡をとった。再び電話が鳴った。「連絡が取れましたか」というもので、これが最後の別れの声となった。

 抗がん剤の恐怖は、妻の病気で知っていたので、それこそ1年半の闘病生活は厳しくも壮絶なものであったはずである。そうした中での原稿執筆を果たしぬいた精神力に、涙が出る思いである。

 

<「ジャーナリスト同盟」通信が消された衝撃>

 この「ジャーナリスト同盟」通信は、筆者の提案である。薄っぺらな機関紙印刷に資金面で苦戦していた様子を察知、ネット新聞に切り替えてはどうか、に二つ返事で応じた。彼が知り合いに依頼して誕生したのが、ライブドアのブログである。jlj001でアクセスすると、「ジャーナリスト同盟」通信が出てくる。すでに10年以上も継続してきたが、それが今年325日に打ち切られてしまった。

 

 驚いた、本当に衝撃を受けてしまった。毎日書いていた記事が、どうしても

載らなくなったのだ。

 反権力のブログを安倍・官邸が横やりを入れたのだろう。衝撃は長沼さんにも走った。闘病中をしらないままメールで伝えた。彼は「ブログを作成した本人にも調べさせる」と言ってくれたが、何も起きなかった。当局の言論弾圧として月刊タイムス7月号に書いて、内外に警鐘を乱打した。

 

 数千人の読者が、一夜にして消えてしまった。ジャーナリストの土台を

崩壊されたのだから。頭が真っ白になってしまった。

 

 発奮、ゼロからのスタートを開始した。屈してなるものか、である。宇都宮徳馬さんの顔が浮かんできた。あらたにjlj0011とhonji-789の二本立てで再開した。ようやくにして500人、700人の読者が戻ってきたところである。

 

<「犯人は信濃町」と訂正報告>

 やくざによる性凶悪殺人事件の「木更津レイプ殺人事件」の取材を開始したのが2014年である。概要をつかんだものだから、社会部記者のプロでもある長沼さんに解説すると、よく耳を傾けてくれた。

 被害者も加害者やくざも創価学会員である。やくざに殺害される直前に、被害者の戦争遺児が、特定秘密保護法強行に手を貸した国交相の太田ショウコウを「創価学会の裏切り者・池田先生に対する裏切りを決して許せない」と叫んだのだ。

 

 大義のある叫びである。太田は、その後も戦争法制と共謀罪という戦争三法を、国粋主義者の安倍に服従して強行した。戦争遺児の慧眼に感服したものである。ゆえに池田主義を放棄した、現在の公明党創価学会に批判の矢を次々と放ってきた。長沼さんにも協力を求めた。

 

 最近になってネットで偶然にも「ライブドアのブログが消された」という情報を見つけた。中身を調べると、なんとライブドアの筆頭株主が判明した。戦争遺児が尊敬する池田大作氏である。しかし、実権はすでに公明党創価学会の首脳部に移行している。

 

 「ジャーナリスト同盟」通信を消した犯人は信濃町ということになる。この恐ろしい言論弾圧事件の真相を、長沼さんにもメールで伝えた直後の、虎の病院からの電話だった。

 

<宇都宮徳馬事務所での出会い>

 思えば、長沼さんとの出会いは、東京・四谷の宇都宮徳馬事務所だった。京大の大先輩の事務所で二人は、軍事政権で弾圧を受けていた韓国の民主派大統領候補の金大中救出と支援に奔走していたものであろう。

 

 戦闘的リベラリストを任じる宇都宮さんは、読売のナベツネの面倒を見たことでも知られる。とことん裏切られた恩師は「忘恩の徒である」と無念の声を発し、同時に「ジャーナリストは権力を監視、決して屈してはならない」と筆者に訴え続けていた。

 

 リベラリストで宇都宮、長沼、本澤は一体だった。長沼さんが、彼の勉強会の講師にと筆者を招いた理由でもあった。一緒に飲み食いしたりの間柄ではなかったものの、ジャーナリストとしていつも心は一緒だった。

 

<筆者原稿に全幅の信頼と激励の数々>

 いまはペンに代わってパソコンを駆使して記事を書いている。自由奔放に、大義ある内容に突き進む毎日である。

 そんな記事を、彼は毎日読んで「感服!ごもっとも」と激励することを忘れなかった。

 親中派ジャーナリストが立ち上げた「日本ジャーナリスト同盟」は、新井から長沼を経て、ついに信濃町によって押しつぶされてしまったが、その精神とペンは剣よりも強し、である。

 

 日本国憲法の国際協調主義は、日中・日朝・日韓友好である。護憲平和を反対できる勢力は小さい。帆船・日本丸の航海が、人類の進むべき道であろう。

 宇都宮徳馬・長沼節夫の思いを、これからもペンで貫くことを、改めて誓うものである。

  20191113日 合掌

 

20191113日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月12日 (火)

森田ー徳洲会ー千葉県警の闇<本澤二郎の「日本の風景」(3493)

 

森田ー徳洲会ー千葉県警の闇<本澤二郎の「日本の風景」(3493)

<医療ミス多発国「明日は我が身の日本」と向き合うべし>

 日本どころか世界一の徳洲会病院は、やってはならない選挙に、それでいて、勝てる候補の応援に必死だという現実を、医療事故の経験者はわかる。厚生労働省や県の医療行政、さらには捜査当局を操作するためである。医療事故多発国でありながら、刑事告訴や医療裁判が少ない日本の現状なのだ。

 第三者には理解不能だろうが、明日は我が身だから、突然の不幸に人生を奪われることになる。

 

 徳洲会が、役者崩れの森田健作選挙を支援した事情と背景なのだが、その結果、万一業務上過失致死事件が発生しても、警察はいい加減に対応して、遺族の味方をしてくれない。裁判所判事も、引退後の生活を念頭に、これまたいい加減に判断してしまう。よほどの事故でもない限り、遺族が満足する司法判断は期待できない。

 

 すなわち、病院の不正選挙応援と闇献金が、この国の正義を崩壊させてしまう。これは医療に限らない。教育や宗教などにもいえる。日本の司法も腐ってしまっている。憲法違反事件に沈黙する裁判所でもある。

 

 ドイツ首相の叫ぶ「自由と民主主義を維持することは容易なことではない」ということが、医療事故においても理解できる。

 

<泣き寝入りに助けられる倫理喪失の病院・医師・看護師>

 人間の命を救済する世界での不正腐敗を、自ら経験した時点で気づいても、もはや手遅れなのである。

 人間は神や仏ではない。間違いを犯す。その時は反省して謝罪する。これが人の道、人道である。立派な学者・言論人も、いざとなると、この当たり前のモラルを貫こうとしない。遺族は傷つき、倒れていくしかない。悲劇の連鎖は至る所で起きている。

 「明日は我が身」なのだ。今は健康人でも、いつか必ず襲い掛かってくる。いい医師と病院を見つけるのは、曇り空に星を見つけるほど容易ではない。

 

 

 また無知は犯罪である。それゆえに遺族は泣き寝入りして、ひたすら忘れようとするのだが、情で生きる人間にそれは不可能である。

 

 医師の倫理教育は、もっとも重要なことだが、日本の医師会も厚生労働省もこれを軽視している。そもそも中国はハルビンの731部隊の生体実験の医師団が、敗戦後の医師を養成する責任者となっていたのだから。これほどの腐敗は珍しいことであるが、このことさえ筆者は、息子の医療事故に遭遇してから気づいた情けないジャーナリストだった。

 

<医療事故捜査は手抜き、手抜きの現場>

 筆者は、東芝経営の東芝病院で、入院した直後の息子を窒息死させられた。看護師が100分も誤嚥性肺炎患者のタンの吸引をしなかった、きわめて初歩的なミスだった。

 

 東芝病院は、反省も謝罪もしなかった。週刊誌「週刊新潮」で警鐘を鳴らしたが、それでも無視された。やむなく警視庁に刑事告訴したものの、1年間もたなざらしされた。

 警察官僚OBの亀井静香氏が、何度も警視庁刑事部長に陳情したが駄目だった。ようようにして書類送検となったが、東京地検の松本朗という悪党検事は、東芝を守って不起訴にした。松本朗は今どうしているのか。出世したはずだが、ペンはいつまでも追いかけてゆく。

 

 以来、我が家から東芝製の電化製品とパソコンが消えていった。息子が亡くなった翌年に311、東電福島の東芝製原発3号機が核爆発を起こして、多くの人命を奪い、傷つけている。これからも、である。因果応報であろう。東芝は紛れもない、殺人企業・殺人病院と断罪したい。

 

 現在、徳洲会病院でも同様の事件が起きている。

 

<隠し・逃げる医療機関を支援する国民不在の行政と警察>

 先に徳洲会病院の不正を隠ぺいする、千葉県庁の担当課に電話してみた。

応対に出た女性職員の態度が横柄なのだ。森田県政を継承していたのだろう。女性は男性に比べて親切だが、彼女は違った。 

 「OOさんをお願いします」という要請に「いません」、再度声をかけると、異動した、とそっけない。それ以上の会話は無駄だった。身内をかばっているのだが、女性職員のつっけんどんな対応に「官尊民卑」の雰囲気を感じてしまった。

 

 そのことは、警察行政にも通じている。市民が警察や県庁に駆け込んでも、まず親切な職員に出会えないだろう。特に、当局の不正にかかわる問題だと、逃げてしまい、徹底して隠ぺいして恥じない。

 「警察は税金泥棒」と友人は決めつけているが、確かにおかしな態度の職員は少なくない。「県民に寄り添う役人や警察は、まずいない」といっていいだろう。帝京にいい医者が一人いたが、役所や警察にはほとんどいない。 

 

<帝京病院と及川夫妻の示談の行く方に注目>

 わが息子の医療事故の最初は、市原市の帝京病院だった。最近は名称を変えたらしい。拙著「医師失格」が影響したものであろう。

 

 植物人間にされて6年間、入院生活を強いられた次男の無念に、現在も泣いている父親である。四街道市の及川さん夫妻も、そんな一人だ。「医師失格」を読んで、日本記者クラブに手紙をくれた。

 

 夫妻は、一人息子を帝京で奪われた。その無念に今も泣いている。反省・謝罪が皆無だからだ。やむなく、一人息子の位牌を抱いて裁判所に駆け込んだ。

 ところが、帝京は医師資格のある弁護士を立てて反撃してきた。これは想定外であった。プロの医療弁護士は日本にいない。いたとしても、正体はイカサマである。この手に騙される遺族も少なくない。

 

 筆者も東芝病院との示談しようとして、仕方なく弁護士を頼んだが、本物ではなかった。東芝の顧問弁護士との直接対話もできなかった。判事も弁護士も、警察も検事もイカサマが多すぎる。善良な正義の士があまりにも少ない日本なのだ。

 

 目下、及川夫妻は、法廷において帝京と示談交渉中という。二人の背後には、医療事故で泣いている無数の遺族が支援していることを忘れないで欲しい。愛する子供のために、ひるむことなく奮戦してほしい。油断すると、夫妻に病が襲い掛かることも予想されるためだ。

 

 我が家の場合、妻は悪党検事の不起訴のあと、重い病が襲い掛かり、またしても息子に次いで、命を奪われてしまった。

 

<検察不起訴の衝撃で亡くなった妻、民事で対抗しなかった夫>

 55歳で人生暗転、波乱万丈の人生を強いられてしまった筆者である。病院・医師・看護師・警察・検事の不条理に泣かされた不運を、少しでも跳ね返してペンを握って離さない。

 医療事故は遺族にも襲い掛かる。気力を喪失した父親は、東芝との民事での裁判を断念した。司法の腐敗に気づいてしまったからでもある。せめて経験していない第三者の「明日は我が身」に役立てようとしてのリポートでもある。

20191112日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月11日 (月)

シンちゃん雲に乗る!?<本澤二郎の「日本の風景」(3492)

 

シンちゃん雲に乗る!?<本澤二郎の「日本の風景」(3492)

<「私の天皇、長州・田布施の天皇!?万歳」の皮肉も>

 166億円の巨額の費用をかけた、新天皇庶民向けの披露の場としての30分パレード(1110日午後3時)では、新調した高級オープンカーも登場、興味を抱いた車ファンもいたようだ。いくら?メーカーはどこ?その後ろに安倍晋三ならぬ「シンちゃん雲に乗る」の主役が続いた。彼の心情を忖度すると、友人は「私が作・演出した新天皇に無知蒙昧の徒らが、日の丸の小旗を振っている。わが人生に幸あれだ。田布施の天皇、万歳」「残るは9条解体だけだ」と打ち明けてくれた。風刺漫画は米紙NYタイムズ任せになろうか。

 

<摂政を蹴飛ばして退位、新天皇誕生へ神社神道の現人神儀式>

 憲法学者や宗教学者・法律家そして大学で日本国憲法を学んだ日本人は、ことし5月から、国家神道に乗っ取る、大時代がかった現人神の宗教儀式の、真っ向からの憲法違反にため息をついている。11億円で済ますことができる天皇交代劇に、実に166億円と166倍の巨額費用をかけた宗教儀式に対して、年収200万円以下の多くの大衆は「166億円返せ」と怒りの悲鳴を上げている。

 

 憲法は、天皇は世襲で、事故があれば摂政を置くことができると明記してある。本来は摂政が誕生する場面である。退位の規定などない。いわんや明治に作り上げたような現人神向けの宗教儀式は、むろん、政教分離違反である。

 

 法律を学んだ裁判所の判事も、検事も、弁護士も知っている。それを承知で、仰々しい、大陸や半島の皇帝や王の儀式を拝借した原始宗教儀式を延々とこなし、権力乱用を得意とする心臓・シンゾウ・晋三の有頂天な様子を「シンちゃん雲に乗る」と揶揄したものだろう。

 

 「ノンちゃん雲に乗る」という児童文学作品とは異質である。最大の皮肉を込めての「シンちゃん雲に乗る」11・10パレードで、天にも昇る国粋主義者・シンちゃんに日本会議の面々は「乾杯」であろう。

 

<天皇制廃止論者となった友人の警告>

 友人いわく「民主主義の下での独裁は実に厄介だ。ヒトラーもそうして独裁者を演じ、世界に銃砲を向けて、地球を大混乱へと追い込んだ。早く卒業させないと、本当に怖い。日本人がかわいそうだ」と警鐘を鳴らす言動を、今朝も吐いていた。

 

 目を転じる。1989年のベルリンの壁崩壊から30年を経た。119日にドイツ大統領のシュタインマイヤーは「利己主義を捨てよ」と米大統領のトランプにかみついた。

 

<民主主義と自由は、油断すると独裁>

 首相のメルケルは「民主主義と自由を、あって当然のものとみなしてはいけない」と警鐘を鳴らした。旧東ドイツ生まれのメルケルの慧眼に首を垂れるしかない。日本国民への叫びと理解するといい。

 

 無知は犯罪である。166億円の憲法違反の天皇交代劇を、安倍にいいように利用される日本人でいいわけがない。さもないと、歴史はまた繰り返す。議会・司法・言論の再生と復活が急務であろう。

 

 自由と民主主義を尊重する国民は「声を上げよ」である。沈黙は悪である。

20191111日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月10日 (日)

歪む森田・千葉県政<本澤二郎の「日本の風景」(3491)

 

歪む森田千葉県政<本澤二郎の「日本の風景」(3491)

<石原慎太郎同様に徳洲会との深い関係>

 事情通は、石原慎太郎を悪党と決めつけている。彼は、東京の高級地で知られる、田園調布に自宅を構えている。森田健作の実家は、すぐ近くの久が原だ。彼の名前は芸名・偽名なのか。本名ではない。「地元の民社党議員のところに飛び込んで、その後に、石原が出自をばらして自殺に追い込んだ自民党議員の後釜になった形で政界入りした。政治的な信念など絶無」という。

 

 徳洲会との関係は、清和会OBによると「石原同様にただならぬ関係」と決めつけられている。徳洲会というと、全国から医師や看護師などを大量動員してバッジをつけた公選法違反の大事件を思い起こす。医療法人は、国の恩恵を受けているため、選挙の支援はご法度。その禁を破って、国会議員を誕生させていた。そこを珍しく検察が動いた。

 

 事件捜査直前に活字にした張本人にとって、徳洲会は、実になじみ深い医療機関である。友人が徳洲会のボスだった徳田虎雄の特別顧問という関係から、徳洲会から石原に流れた莫大な資金のことを聞いていた。石原と徳洲会の関係が、なんと森田と徳洲会の関係となって、今も続いているのである。

 

<知事選挙に院長秘書を選対本部入り、徹底テコ入れの仰天>

 「3回目の森田知事選を徳洲会が全面的に応援している。医療法人として禁じられている公選法違反事件」なのである。

 

 「徳洲会の千葉西病院の院長秘書兼電子カルテ部長の井上氏は、正直な人物だ。すでに徳洲会を離れている。前田院長時代の秘書で、彼は森田知事選挙の選挙対策本部の正式メンバーとして、森田選挙を手伝わされていたのだ」

 徳田元特別秘書は、直接、井上から聞いている。前田も承知している。

 

 闇献金も、相当な金額にのぼることが想定される。医療法人幹部の森田選挙支援は、確実に県政をゆがめることになる。間違いない。森田は「第二の石原」なのだ。県政のゆがみは、推して知るべしか。

 

 千葉県警も千葉地検も頬かむりしていることが、新たな疑惑へと発展する。

 まだあった。井上は、佐倉市から県議になっている、佐藤という選挙も手伝わさせられていた。「知事選も県議選も徳洲会上げて支援している。むろん、事情が大ありだ」と誰もが推認できるだろう。

 

<大甘の千葉県医療行政!>

 石原は、腹心を副知事にして、自身は自宅で寝て暮らす知事として定評があるが、このことも表面化するのに徳洲会事件を必要とした。森田の場合は、15号台風のお陰で、週刊誌が取材を開始して、狂った千葉県政を露呈させたものである。

 

 余談ひとつ。我が家の道路沿いの二本の杉が、電線に引っ掛かる可能性が予測できた。東電に何度も掛け合ったが、枝切りしただけで逃げた。一本の杉は枯れて、倒れかかっていたのだが。

 15号台風を受けて再度東電に直訴した。ようやく東電も動いてくれた。思うに福島原発爆破事故であるが、15メートルの高波を受けて、初めて目を覚ましたことがわかる。事前の予測を受け入れようとしない電力会社。311でも原発再稼働に突き進む電力会社と安倍・自公政府。ここに共通点を見出すことができる。

 

 話を戻す。森田も石原をまねて、側近を知事室に置いて、自分は芝山御殿で寝て暮らしているのか。それともゴルフか?それとも、役人を小僧のようにして、使い走りさせているのであろうか。

 「役所に出てこない役者崩れの利権屋知事」という可能性が一番強いかもしれない。県庁担当の記者は、すべて知っている。彼らは真っ先に「今日の知事日程」を確認して、取材を始めるのだから。

 

 心配なことは、人間の命を預かる医療行政のことである。「地球より重い」人間の命に対して、千葉県はまともに対応しているのであろうか。答えはNOである。この点について次回書くことにする。

 

<腐敗は県庁の隅々までに>

 行政を知らない知事、仕事をしない知事、仕事ができない知事の千葉県政である。それを県議会も良しとしている。

 

 よく考えなくともわかる。千葉県民の資質に由来する。こんな屑のような役者崩れを、選任して恥じない県民がいる。民度があまりにも低すぎる。県議レベルも低すぎる。現に千葉県議から、首相にのぼりつけた松下政経塾議員は、嘘をついて8%消費税を強行した。現在は、もっと悪い安倍・自公政権のもとで10%強行で、消費激減である。そういえば、法相辞任の河井も松下政経塾だった。幸之助も悪党の一人だった。

 

 知事選に医療法人幹部を投入する森田となると、少なくとも医療行政は大きくゆがむ。それは他の行政行為にも反映する。指揮者がどこにいるのかわからないという県政が、ほかにあるのだろうか。99台風に雲隠れしていた健作という東京生まれの知事にとって、房総半島の人間などどうでもいいことなのだ。

 

<千葉県庁も伏魔殿>

 かつて東京都を伏魔殿と呼んだ。魔物が住んでいる首都に都民は怒り狂ったが、どうやら現在も大差ない。

 「魔物の慎太郎を退治するのかと期待した都民は多かったが、完全に期待外れに終わった。小池も石原と50100歩」というありさまだ。

 

 東京都の職員も都知事などは高給取りだ。森田は全国知事会の中で2番目の高給取りである。年間の休日141日に祭日を加えると、1年中寝て暮らしていることになろう。

 「役所にいるのも数時間でとんぼ返り」というのだから、これを聞いた安倍晋三でさえも、存外、仰天しているに違いない。

 トップがこの調子だから、綱紀粛正という言葉も死語となっている。警察・検察も寝て暮らしているかもしれない。千葉県庁が伏魔殿ということにもなろう。

 

15号台風で露見>

 15号台風で千葉県民は、今も悪戦苦闘している人々がいる。森田が自衛隊を出動要請しなかったことで、山間部の樹木の伐採は中途半端である。近くを散歩していても、そのことに気づかされる。

 

 屋根にブルーシートをかぶせた家は、相変わらずである。だが、他方で森田県政の無様な実態を全国民に知らせてくれている。「やくざの千葉県」に新たに「千葉伏魔殿」が誕生した。

 これで森田を弾劾する市民運動が起きるかどうか。

 

<許せないマスコミ人の不正腐敗>

 マスコミの世界に身を置いて生きてきたジャーナリストには、なんとしても不甲斐ない、恥もない千葉県政、社会部担当の記者の存在に対してである。

 新聞テレビの地盤沈下である。「新聞がなくても生きられる社会」へと移行して当然であろう。新聞がそれの元凶だからだ。泣けてくる!

20191110日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 9日 (土)

15号台風で浮上した森田健作・千葉県知事<本澤二郎の「日本の風景」(3490)

 

森田健作・千葉県知事<本澤二郎の「日本の風景」(3490)

<仕事しない、出来ない、無教養の悪徳俳優崩れ>

 ともかく腰を抜かしてしまった。仕事をしないのだ。したくてもできないのか。経歴を調べると、教養のない俳優崩れである。たとえ民主主義社会とはいえ、彼が手を出してはならない世界だ。千葉県民のためにはなれない人間であることがわかる。差別ではない。人それぞれ役割がある。知事としての識見がなければ、やってはならない。県民がかわいそうだ。かくいう筆者も、現在はそんな一人である。即刻辞任して、公給を返上しなければ、罷免のための行動を起こすほかない、と多くの県民が思い始めている。

 

141日もさぼって何をしているのか?利権アサリ?>

 しばらく東京で暮らしていたこともあって、千葉県政について無関心を決め込んでいた。「どうしてタレント崩れなどを知事にしたのか」と10年前には頭をひねったことはあろうが、それ以上の関心を持たなかった。

 

 週刊文春には頭が下がる。知事として年間141日も休んで県庁に出てこなかったという。つまり学生だと「さぼった」ことになる。落第だ。進級できない。ところが、森田知事は違った。それでも3回も当選している。

 自業自得の千葉県民ではあるが、それにしてもひどい。森田は悪党である。「都知事時代の石原慎太郎レベルかそれ以上」と誰もが悔しがる。

 

 9・9の15号台風の時も。そこで、ようやく週刊誌が取材を開始した。というよりも、たった一人の善良な県庁職員の内部告発と思われる。

 

 「県庁に出てきても、せいぜい昼前に引き上げる。数時間しか知事室にいない」というのだ。こんなずぼらな知事を、県庁職員や千葉日報・千葉テレビと朝日・読売・毎日の新聞が「お目こぼし」をしていたのか。ジャーナリストには、このことが不思議でならない。

 

 年中政府専用機を乗り回して、海外にばら撒き行脚をしている安倍のほうが、まだ勤務成績は良い。森田の利権アサリかもしれない。その事情の一つを確かめることができた。

 

<芝山の超高級大豪邸写真にため息が出た!>

 一度一部改装したたものの、50年ほど前に借金200万円、自己資金100万円で建てた家に住んでいる者の、嫉妬で目が狂っているわけではない。

 昨日、初めてネットに登場した悪党知事の自宅と称する超大豪邸にため息が出てしまった。芝山町に建てられたものだ。写真週刊誌の記者も気付かなかったものか、これも不思議だ。

 頑丈な門の背後には、まるでロスかフロリダあたりで見られるような、うっそうたる大木が豪邸を隠している。ヘリに乗って上空からでないと、全貌を撮影することは困難であろう。

 

 「マフィアかやくざの親分が住むような頑丈な豪邸」と表現する友人は、テレビ報道で見たという。「ソフトバンクの孫正義宅と比べても、遜色のない森田邸」とも。ともかく圧倒されてしまった。

 

 いうところの芝山御殿の建設収支も公開させると、もっとすごい話題が飛び出すかもしれない。利権アサリは本当か?

 

<あっぱれ安倍顔負けの秘密主義は「巡査の息子」?>

 安倍内閣を操っている極右組織の「日本会議」の全貌を、大半の国民も議会人・言論人も知らない。国粋主義の本丸ゆえに、徹底して秘密主義を貫いている。

 

 いつだれが秘密の扉を開けるか、に関心が移っているが、森田の秘密主義も相当なものである。彼の豪邸を知っている県民は少ない。県庁内も。県幹部はどうだろうか。時には豪邸会議もしているはずだから、当然、漏れてくるはずだが、漏れなかった。

 

 15号台風が来なければ、森田の秘密はずっと継続したかもしれない。ほとんど仕事をしない知事のことも、豪邸のことも、彼が「巡査の息子」で、ろくろく勉強をしなかったことなど。そして都知事に次ぐ高給取りであることも。

 

 行政は県庁幹部任せ、それを10年もしてきたこと、ということは「利権アサリ専門」ということか。疑惑だらけである。

 

<県議会が不健全でまともではない理由は県民の民度ゆえ>

 新聞を読んでいない家には「ちば県議会だより」という議会広報紙は届かない。知り合いの知恵を借りて、直接自宅に郵送する方法をとった。二日前に「ちば県民だより」と共に、議会広報紙も届いた。

 そこに千葉県議会の会派別議員数が出ていた。また驚いてしまった。定員94人のうち、自民党は53人だ。立憲民主党10人、初めて知る千葉民主の会9人、公明党8人、共産党がたったの2人である。

 

 巨大与党が森田を支援しているのである。自公合わせると、房総ならぬ暴走行政=悪政が表面化することになる。

 

 9・9大災害を受けての9月定例県議会は、紙面を見る限り「おざなり」もいいところだ。15号台風に対する深刻・真剣な議論を感じない。2面に質問と答弁の記事を載せてはいるが、答弁者が不明。森田ではないのだろう。

 

 こんな千葉県議会の様子を見ていると、永田町のいい加減な野党追及も仕方ないのかもしれない。余談だが、県民だよりに広告が載っていた。これも驚きである。財政難なのか?まるで子供議会を見ているような錯覚にとらわれてしまった。

 

 1万トン以上の放射能汚染物資を水源地に投棄したことを、誰も質問・追及していないようなのだ。情けない、本当に悲しい千葉県であろうか。

2019119日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

腐臭列島・房総半島の闇<本澤二郎の「日本の風景」(3489)

 

腐臭列島・房総半島の闇<本澤二郎の「日本の風景」(3489)

<利権のすべてを吸い取った財閥三井>

 昨日は「高知の乱」を書いた。支援の輪の拡大に健全野党を自負する政治家は、土佐に殴り込みをかけてほしい。相手はカジノ候補、それに自民党県連はすでに分裂気味だ。すると、今度は「房総半島の腐敗を追及せよ」との突き上げも相次いでいる。千葉県の行政・治安の乱れ、税金泥棒の実態を暴け、というものだ。

 

 2001年に「腐臭列島・房総半島の闇」(データハウス)を発表した。国政の腐敗は地方の腐敗と連動している、そのための作品である。東京新聞記者・知事特別秘書・千葉日報編集局長・千葉テレビ常務などを歴任した、郷里の先輩・野村泰が、晩年、遺言のように明かしてくれた恐ろしい財閥三井の野望をベースにまとめたものだ。

 悲しいかな「房総半島の闇」は、現在も継続している。

 

<役者崩れの森田健作の正体を週刊誌が暴いて辞任目前!>

 すっかり故郷のことを忘れてしまっていたのだが、現実は安倍の暴政が、森田という大馬鹿野郎にも伝染していた!これは衝撃である。

 

 千葉県にも県紙もある、テレビも。そして大手の新聞は支局を構えている。現役時代には九社会という支局長の集まりがあり、月に4回知事と懇談する機会を持っていた。不正腐敗は直ちに知事の耳に届いた。今はどうなっているのだろうか。機能不全のマスコミに堕してしまっているのだろう。

 

 暴力団追放千葉県民会議は、沼田県政のもとで発足、やくざ代議士をけん制したものである。いまも存続しているらしいが、形骸化していて、結果、やくざ跋扈の千葉県になり果てている。

 

 女性は、少しでも油断すると、入れ墨やくざの覚せい剤・強姦・性奴隷を強いられて、人間として生きる権利を奪われてしまう。それを「木更津レイプ殺人事件」取材で、とことん学ばされてしまった。安心・安全が保障されていない房総半島である。捜査が出鱈目、いい加減なものだから、被害者は110番通報をしない。

 

<「警察を見たら泥棒と思え」との市民の声も>

 トップの千葉県知事は言うまでもなく、県警も公安委員会も県職員もノーテンキを決め込んでいる。それどころか医療事故にも蓋をかけて、病院に軍配を上げる始末だ。これらをおりに触れて、いくつか公表することにしたい。

 政府の「地方創生」はまやかしに過ぎなかった。国民もそろそろ気づき始めているだろう。中国では、こうした事態を「無法無天」と呼んで、善良な市民に恐れられている。

 

 元大臣秘書官でも「こんなに世の中が乱れているとは知らなかった」と年金生活に入ってみて驚愕している。多少の良心のある市民であれば、同じ思いであろう。

 彼は最近発覚した警察の不祥事件を見て「警察を見たら泥棒と思え」と心情をぶちまけている。「ありとあらゆる犯罪に、取り締まる側の人間が、犯罪を引き起こしている。世の中は真っ逆さま・真っ暗闇だ」とも。

 

<安倍に追随?豪邸別荘住まい、都知事に並ぶ高給取り>

 最近は、めっきり新聞の株を奪ってしまった週刊文春に、特ダネが次々と舞い込んでいる。これまでの公安情報ではない。

 内部告発者は、堕落してしまった新聞を排除して週刊誌の文春と新潮に駆け込んでいる。特ダネは両誌の独壇場である。残念なことは、大将である安倍を回避している。

 

 森田は、千葉市内に豪邸別荘を構えていると報じられ、それが新聞広告に出たと友人が連絡してくれた。

 立派な知事公舎を嫌って、蓄財した豪邸別荘に住み着いて、そこからなかなか出てこない、というのである。

 

 「朝寝朝酒朝湯が大好きで」の小原庄助さんか。彼はそうして財産を失ってしまったのだが、千葉県の大馬鹿知事は、逆に資産が増えている?ここは徹底して暴くしかない。

 

 血税で生きる公僕に許されるものではない。ここは高知方式で房総半島を大掃除する時である。因果応報を国民に知らしめる時でもあろう。

 

 森田よ!即辞任しなければならない。

2019119日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 7日 (木)

高知の乱<本澤二郎の「日本の風景」(3488)

 

仰天!高知の乱<本澤二郎の「日本の風景」(3488)

<極右・日本会議+創価学会VS共産候補+保革連合>

 日本にようやく灯が見えてきた。安倍の全てを知る人物が、驚いて高知の乱を伝えてきた。ありえない事態が起きているのである。高知知事選に対して、保革こぞって共産党候補を支援するというのである。極右は神社本庁+生長の家+統一教会+池田裏切りの創価学会という宗教カルト勢力に対抗して、立憲民主党+国民民主党+健全保守が共産党候補を全面的に支援する!

 

 高知新聞・高知テレビは、いまも健全さを保ってくれていれば、県民は安倍の自公を圧倒するかもしれない。安倍暴政の効果といっていい。

 

<疲弊著しい安倍の国会答弁は呑気な父さん>

 「菅原も河井も適材適所人事。しかし、問題が表面化したので辞任させた。任命責任は私にある。行政を前に進めることが責任を取ることだ」と116日の国会答弁で開き直った。

 安倍の責任論は、これまで通りの口先のみ。新天皇の前で万歳三唱の安倍が、天皇認証の閣僚二人の首をはねた。代わりを皇居に行かせてまた認証させた。それでいて、これである。日本語ではない。

 のんきな父さんは、戦後初めての独裁者でもある。

 

 極右の論理からすると、これほどの「不敬」な首相は初めてという。戦前であれば首相が打ち首にされるところだろう。日本列島には、台風直撃で明日の生活も見えない被災者の群れ、同時並行しての庶民・大衆から収奪する10%消費税という大増税である。相変わらずの放射能列島である。

 

 ようやく野党と保守リベラルが提携して、安倍退治を始めた。その先頭を板垣退助の自由民権の地・高知は土佐でゴングが鳴り響いている。

 

<松本けんじ決起集会に広田一、中村喜四郎、平野貞夫も激!>

 共産党の松本けんじ候補の選対本部長は、保守を自負する広田一代議士が指揮を執る。今後の日本の前途を占うことのできる一大決戦の陣頭の指揮者だ。成功すれば、一躍、高知県政はおろか日本の政治リーダーへの道が待ち構えることになる。

 

 広田選対のかじ取りに全国民は注目している。決起集会には、若いころは田中角栄が手塩にかけた元建設相の中村喜四郎も現れた。久しぶりに彼の姿をネットで見たが、依然として若い。保守無所属での連続当選の秘訣を、筆者も知りたいところだ。

 ひょっとして筆者の「選挙必勝法」(エール出版)をよく読んでいるのだろうか?喜四郎は「奇跡を起こせ」と大声を張り上げた。

 

 安倍の内乱予備罪で、検事総長に告発して注目されている平野貞夫も、国民民主党高知県連顧問としてあいさつした。「戦争しない、県民全てを幸せにする松本候補だ。相手はカジノ候補。負けられない」と檄を飛ばした。

 

<農漁業立国目指す帆船・日本丸船出に日本の希望が見えてきた!>

 松本けんじの公約がすばらしい。高知県を農業・漁業・林業で生活することができるようにする、一人の落後者もなく、ということらしい。

 これは筆者が主張する帆船・日本丸と波長がぴったりである。9条国家の言い換えでもある。原発も武器弾薬もいらない。財閥もいらない、戦争しない帆船・日本丸でもある。

 

 帆を上げて風で航海するという、実に優雅な21世紀国家を象徴している。高知県から日本列島へと拡大させるのである。安倍・自公の国家主義に対抗する国家論は、国民主権論を基盤としている。

 

 血税を武器弾薬に化けさせる、天皇狂国家は有害無益である。

 

<大馬鹿知事のいる千葉市郊外でも遊んでいる農地がいっぱい>

 安倍晋三が天皇認証大臣の二人の閣僚任命責任を追及された116日午前、県民を愚弄する知事のいる千葉市に押しかけた。お目当ては、同市郊外に住む妹夫妻の家庭菜園でサツマイモ掘りを手伝うことだ。小春日和の素晴らしい天気と、まるで根菜のためのような豊穣な畑にスコップを入れて、見事に育ったサツマイモを掘り続けた。

 我が家の借りている菜園に比べて、土がいいのが素人でもわかる。義弟が透析をしながらの野菜作りに感謝しながらの芋ほりだから、手伝っていて気分がいい。

 

 土いじりの人間の心は澄んでいる。県政や国政の不正腐敗に耳を傾けてくれる。昼時に妹は、母親が伝授した糠みそ漬けや、酢モノや煮物を出してくれた。まさに「おふくろの味」である。昨年100歳でなくなった母を思い出した。

 

 義弟の話では、このあたりに遊閑地はいっぱいだという。都心から地方に移転すれば、誰も家庭菜園にありつけることができるのだ。そうさせない農政に怒りがこみあげてくる。

 

 工業化の先に武器弾薬国家と原発と放射能汚染、その先に地球温暖化と台風のハリケーン化が首都圏にも襲来する。そんな9・9の15号台風のとき、役者崩れの千葉県知事は、知事公舎でなく自身の豪邸別荘に雲隠れしていた、と週刊誌が今日も暴いているという。

 

 何事も度を過ぎると、天が大暴れする。それに野党とリベラルな政治家が気づいた。先陣を切ったのが土佐である。房総半島にも、まもなく訪れるだろう。首都・東京も国民の手に落ちるだろう。

 

<帆船・日本丸の帆を上げよ!>

 国破れて山河あり、の日本列島である。安倍退治の先は、帆船・日本丸の優雅な安全航海の日本にしたい。主権者の希望である。憲法審査会での極右の野望を駆逐することも可能である。

 

 ここしばらくは、全国民あげて、高知の乱に支援の輪を広げていきたいものである。

2019117日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

2019年11月 5日 (火)

世界的バブル危機<本澤二郎の「日本の風景」(3487) )

 

世界的バブル危機<本澤二郎の「日本の風景」(3487)

 

<破裂すると中曽根バブルやリーマンの比ではない>

 国際的にみて経済を予測できる専門家はいない。過去の数値を分析できても、生きている将来経済の予測は複雑すぎて、正確に分析はできないのだが、現在の世界的な超金融緩和による巨大バブルの予測は可能だろう。他方で、大半の専門家はいい加減な発言をして、身近な収入源のために貢献して金を蓄えている。

 世界的なバブルは、これまでの中曽根バブルやリーマンショックの比ではない。深刻な事態は、刻一刻と迫っているのだが、日本の安倍と黒田のノーテンキは無関心を装っている。

 

<大不況下、お札に羽が生えて舞い上がっている!>

 不況を予防するため、金融を緩和する。お札を大量に発行すると、それが金融機関経由で企業などに流れて、経済が回転してインフレになる。

 日本はこの数十年来、札を刷りながら、それが市場に流れない。日銀が国債や株まで購入して、株価対策に必死だ。政府の金も株式に流れて、株高をまやかしの人工操作で「景気は上向いている」という大嘘を垂れ流し、それを新聞テレビが宣伝している。

 

 インフレでお札に羽が生えてくると、政府は慌てて引き締めを図るのだが、政府日銀は、依然として必死で札を印刷している。それでも物価は上がらない、インフレにならない。お金がまともに循環していないためである。

 いくら福沢諭吉を印刷しても、経済は回転していない。

 

 この間、経済の健全化の指標となる国の予算・財政は、天井知らずに膨れ上がっている。江戸時代から、健全財政の基本は「入りを測りて、出を制す」なのだが、安倍・自公内閣の7年間は、絶望的な財政悪化政策にのめりこんできた。その額は1000兆円を軽く超えてしまっている。

 

 景気対策としての金融政策も財政政策も、これではお手上げである。そこに国際的な超バブルが崩壊すると、打つ手はない。恐ろしい事態が列島に襲い掛かることになる。日本沈没は絵空事でなくなる。

 清和会・日本会議・自民党・公明党のぼんくらに対応能力などない。

 

<日本は日銀が国債・株式購入して株の吊り上げ>

 ひたすら安倍・自公内閣は、財閥のための政策に特化して、大衆を顧みることがない。財閥の500兆円資金を問題にせずに、彼らのまやかしの景気指標である株値上がりに集中している。

 

 すなわち、日本銀行が禁じ手である株や国債を大量に買い込んで、株価操作に必死なのだ。完全に狂ってしまっている。治療の施しようがない。人間であれば、末期がんである。

 

 日本政府も、年金基金という国民の財産をリスクの高い株式に流し込んで、恥じない。恐ろしい政府と日銀の暴走による原因は、確実に大きな負を伴うことになる。

 

<企業は自社株買いで経営陣はあぶく銭>

 企業の内情に疎い筆者は、そこでの「自社株買い」による効果を最近まで知らなかった。無知は犯罪である。確かだ。

 本来であれば、まともな新聞テレビは、これらの解説を正しく報道すべきところだが、事実を報道すると、財閥が困る。したがって、財閥が電通などを使って、報道規制をしてくる。これに屈服してしまう新聞テレビの編集者が、報道の世界の支配者なのだ。

 

 考えてみると、日本の新聞人は、堕ちるところまで落ちてしまった。

 

 財閥企業は、持てる金を少し動かして自社株を買うと、株が吊り上がる。その結果、経営陣と株主の懐は膨らむ。企業実績に変化がなくて、株が上がり、経営陣は莫大な収入を得ている。

 「自社株買い」を開放したのは誰か。財閥は金融緩和で円高を大幅に抑制して、貿易で大儲けできる。輸出品には消費税が全額返還されるという二重の利益で笑いが止まらない、それゆえの500兆円の儲けなのだ。

 まともな政府が、毎年50兆円を税収として取れば、むろん、消費税という悪税は不要となる。財閥で動く日本は、必ず崩壊の時期を迎える。

 

<ソフトバンク1兆円利益に課税なし>

 ネット掲示板で見て確認できたのだが、孫正義のソフトバンクの利益は1兆円、それなのに税金は納めていない。

 こんなからくりに、仰天するばかりのジャーナリストにも困ったものである。「声を上げない日本」にも問題がある。閉鎖的すぎる。

 

 税金をゼロにするからくりを、庶民がわかるように解説してもらいたい。これくらいなら、経済専門家も解説できるはずである。

 税金というと、庶民は税理士や公認会計士任せである。筆者はその口だから情けない。経済のからくり、税制のからくりに興味と関心を抱く日本人でありたいものだ。

 

 一方で、ソフトバンクの破産報道も見られる。これも多少の真実があるというのだが、莫大な金集めに成功した成金にとって、破産しても痛くもかゆくもないのだろう。ただし、みずほ銀行などの預金者はどうなるか。

 

<安倍効果と財閥500兆円のゆくえ>

 天皇家の莫大な財産の詳細を知りたい、という日本人が増えてきている。166億円の天皇交代劇から、これまで無関心を決め込んできたジャーナリストも、これからは公正・客観的に天皇制を眺めようと思うようになった。

 これまで保守派を代表していた友人は、天皇廃止論を公言するようになった。他方で、安倍・自公内閣は二人の認証官を首にして「天皇の顔に泥をなすりつけた。それでいて謝罪していない」といって怒っている。これらは全て安倍効果であろう。

 

 そして新たな安倍効果は、財閥の500兆円の行方である。経済専門家がどこまで分析できるか、それとも国民を騙すのか。この資金を国民のために使用すれば、人々の不安は解消されるかもしれない。

 

 トランプの暴走と、連動した安倍暴走の先に、バブル崩壊が目の前にちらついている。政治も経済も一寸先は闇か。

2019年11月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 4日 (月)

5・15事件と天皇責任<本澤二郎の「日本の風景」(3486)

 

515事件と天皇責任<本澤二郎の「日本の風景」(3486)

<犬養毅首相=満州国承認に抵抗=軍閥+昭和天皇=暗殺>

 数日前の毎日新聞の記事を読んだという友人が「515事件の責任は軍部だけでなく天皇の責任だ、知らなかった」と連絡してきた。ようやく立ち上がった政党政治を消滅させた515事件の黒幕は昭和天皇である、というのだ。近現代史に蓋をかけてきた日本政府の闇を暴くような本の紹介であるとも。筆者も含めて5・15で暗殺された犬養首相のことを、さらっと歴史で学んでいるが、暗殺原因を追及しようという姿勢はなかった。

 

 当時の関東軍が暴走に次ぐ暴走で、ついに中国・東北地方に「満州国」なる関東軍の傀儡政権が。これに時の犬養は反対した。天皇にも伝えた。これに天皇と軍閥が連携した犬養暗殺の可能性が強い。武器による犬養排除である。

 

<「狼と義」という本を開くと見えてくる>

 今の岡山県出身の犬養は、慶應義塾や二松学舎で学んだ後、西南戦争を記者として取材している。「日本及日本人」という雑誌では、財閥と軍閥を批判するリベラルなジャーナリストだった。1890年から42年間、実に18回、連続して衆議院当選の実績を残している。その記録は、尾崎行雄に次ぐ。

 

 神戸中華同文学校、横浜山手中華学校の名誉校長を引き受けている。大の中国派は、孫文の革命派の支援にも力を入れた。おそらく「狼と義」という本も、こうした彼の政治思想を取り上げているはずだ。

 

 政党政治が衰退する場面で、立憲政友会の総裁にかつがられて政権を担当するのだが、彼の政治基盤は弱かった。財閥と軍閥の侵略派が主導権を握る中で、苦しい妥協政治を強いられる。

 

 だが、武力で大陸・中国を制圧する関東軍と、そこから大陸の資材を収奪する財閥の暴走を容認することはできなかった。この間の天皇とのやり取りは、まさに現人神ゆえか、すべての記述から読み取ることはできない。

 

 ただし、5・15反乱兵士の処罰が軽微であるところから、天皇関与を推認することができる。「狼と義」がどこまで踏み込んでいるか?

 彼は対話・話し合いによる解決のため、密使を派遣するのだが、辛亥革命後の中国は、軍閥が跋扈する大混乱期である。蒋介石の国民党も北伐に成功していなかった。他方で、関東軍は東北軍閥の張作霖と提携しながらも、日本財閥が牛耳る大豆利権に手を出したことを知ると、鉄道を爆破して暗殺してしまう。

 「満州国傀儡政権」を発足させたものの、犬養政権はこれを容認しない。事件はそうして起きたのだが、反乱軍は陸軍ではなく、海軍である。ここに反乱軍の陰謀の巧妙さを見て取れる。

 

<閨閥で動く日本=緒方貞子さん(92歳)の曽祖父>

 今なぜ515事件と天皇責任かといえば、最近亡くなった国連高等弁務官を歴任した緒方貞子さんの曽祖父が犬養首相だったことと関係する。

 

 思うに、安倍や麻生に限らず、日本の政治経済などが明治の閨閥で動いてきていることに、改めて感じさせられる。庶民大衆が頂点に立つことは容易ではない。たとえ立っても、すぐに排除される。当時の犬養もそんな立場だった。いうことを聞かないと、武器弾薬でもって退治してしまうのだ。

 

 犬養家は、戦後の時代で芽を出したのだが、健は造船疑獄時の法務大臣として、詰め腹を切らされてしまった。外交官の娘である貞子さんは、吉田茂後継者の緒方竹虎の息子と結婚、閨閥の一角に組み込まれて、国際社会で活躍した。

 彼女は「満州事変」という本を書いている。犬養の信念も、ここで描いているかもしれない。5・15の後、2・26事件が起きている。こちらには厳罰、すなわち天皇も容認できなかった、という事件だったことがわかる。

 

 「昭和天皇は侵略戦争に関与していなかった」という天皇教の皇国史観をただす必要があろう。その機会を、今回は緒方貞子さんがくれた。近現代史を学ばない日本人は、国際社会では通用しない、ということを学ばせてくれる。

 

 犬養の言い分に「極端な右、左はダメ」がある。現在の安倍・自公政治は、極端な右だから、隣国との関係を壊してしまい、本日、タイでの日韓首脳会談11分とさえなかった。

2019114日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 3日 (日)

権威失墜の認証制度<本澤二郎の「日本の風景」(3485)

 

権威失墜の認証制度<本澤二郎の「日本の風景」(3485)

1週間二人の閣僚辞任で権威喪失の天皇の認証>

 日本の閣僚などは、その地位に就くと、わざわざ皇居に出向いて、天皇から認証をしてもらうことになっている。日本国民統合の象徴からのお墨付きである。興味も関心もなかったため、様子がわからないのだが、おそらく天皇のハンコ(御璽)をついた書状をもらうのであろう。

 天皇認証を受けて本人は、新たに発心して、仕事に専念する。仕事とは国民の公僕として、さらに励むというのである。そこには一点の曇りもない良心を前提としている。

 したがって大臣となるには、任命者が事前に、徹底して身体検査を行う。これは健康のみならず、これまでの行いに非はないのかどうか、文字通り修身斉家の人であるのかどうか、国民や家庭に迷惑をかけていないかどうかの検査・審査を受ける。

 

 問題のある人物は、自らの判断で閣僚推薦を断るのであるが、まずはこうした事例はない。それどころか、あれこれと口実をつけて、自分を売り込むのであるから、逆である。

 

 これは首相になったものについても、である。憲法尊重擁護義務を果たすのか、果たせるのか。まともな首相であれば、自問自答の日々が続くことになる。そうして政治は、治国平天下を約束されるのであるが。

 

<崩壊した天皇認証と重大な政治責任>

 昨日、突然に日本記者クラブ会員のS君が来訪、日本記者クラブ50年の記念品という一合升と麻で作ったと思われる手提げ袋を持参してくれた。

 駆け出しの記者のころは、この日本記者クラブ(Japan National
Press
Club
)は高嶺の花だった。門外漢には理解できないだろうが、新聞記者にとって、ここの会員になることが、いわば記者としての登竜門だった。

 

 首都圏紙・東京タイムズの政治部長になったのが、鈴木善幸内閣の時で、この時点で初めて基本会員の名誉に浴した。その時は、大いに一人満足した。ただそれだけのことでしかなかったが、その時の記者クラブ証を現在も使用している。ただし、現在は個人会員であるが。

 

 一度、北京の国際空港で若い男女が奪い取るように荷物を移動してくれた後、突然開き直って金を要求してきた。彼らの詐欺行為を諦めさせたのは、この記者クラブ証だった。


 日本記者クラブは昨今、権力監視を放棄してしまい、完ぺきに色あせてしまっている。権威などないわけだから、いただいた一合升は「記者クラブも50年の道を歩んだのか」と関係者が感慨にふける程度のものである。

 

 だが、天皇から認証を受けた菅原と河井という人物は、いうなれば天皇の顔に泥を塗ったことになる。明治が確立した天皇制だから、そのころなら切腹ということになろうか。

 

 腐敗・違法の人物を、自らの傲慢な野望達成のために任命した首相の任命・政治責任は、極めて重い。認証者である天皇を裏切ったわけだから、一片の口先での謝罪で済むわけではない。象徴である天皇と主権者に対する裏切りである。

 

<安倍晋三責任は「行政を前に進めることだ」と国民と天皇愚弄・開き直る>

 安倍の天皇利用は、日本一だと誰もが思っている。

 166億円の天皇交代劇で血税を使いつくすために、平成天皇の退位という前例のない手段を用いた、と今では、凡人でも理解している。「安倍・日本会議の作った令和など使用しない」という国民も多い。

 一連の時代絵巻のような166億円の宗教儀式を、歴史の伝統のある韓国・朝鮮や中国の人々も、口には出さないが「そういうことか」と納得している。日本文化の源流は、大陸と半島なのだ。「十二単は中国古来の服装」はその一つである。

 

 それにしても、安倍という人間の政治責任が、いかにもふるっている。「行政を前に進めること」が任命責任の取り方と独裁論をひけらかして、国民と天皇を愚弄して開き直っている。「日本語ではない」と清和会OBは反発している。

 

<菅攻撃が清和会内部で浮上!>

 統一教会の集まりに参加した自民党改憲派の代表格・細田は、元来、性格は穏健である。今回の事件に対しては、派内をまとめきれない。

 もともと安倍人事でうま味を吸った人物は、稲田と萩生田など数人。7年にわたる安倍人事に対して、派内は怒りが充満している。もともとが右翼的な派閥で、天皇制に共鳴している。天皇認証人事にケチをつけた菅人事だから、余計に菅攻撃に集中している。安倍にいいように利用された宏池会も、反撃の機会を狙っている。いまや四分五裂のよたよた自民党なのだ。

2019113日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 2日 (土)

安倍の悪政<本澤二郎の「日本の風景」(3484)

 

安倍の悪政<本澤二郎の「日本の風景」(3484)

<萩生田の「身の丈」発言のからくり判明>

 文科相の「身の丈」発言についての解説を、神戸外大OBがしてくれた。不勉強者は、さっぱり何のことか理解できなかった。いま判明した。そもそも英検という名前は知っていたが、どこがどのような試験をしているのか?これさえ不明だったのだが、そのからくりがわかると、安倍が萩生田を文科省に送り込んだ理由と、それが安倍悪政の最たるものであることも。

 受験生は知っている。受験生家族も分かっている。極右・日本会議から善政を見つけることは容易でないことは知っていたが、これは英検業者と文科官僚が編み出した利権の悪政である。これを実施させてはならない。断固反対すべきだ。

 

<英検7業者と文科官僚の莫大な利権制度、加計の比ではない!>

 英検というと、英語の検定試験を意味するのであろうが、確たる裏付けのある試験制度ではない。

 民間業者が、金もうけのために、勝手にビジネス化してきたものだ。その成果を私立大学の一部で拝借、受験生に一定の評価を与えてきた。

 

 語学力というと、英語というらしいが、中国語やスペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語にもいえる。英語に限ったことではない。英検の業者は7社も存在しているという。

 

 外語大OBによると、岡山のフクタケ書店も大手の業者だという。「かつては岡山の興行主だった。半やくざが、今では英検で暴利を得ている」というのだから、大分怪しい教育企業といえる。

 

 「これら民間業者が、文科省有識者会議を牛耳って、国立大学受験生に押し付けようと、今回の制度導入計画となったもので、各方面から反発が広がっている」「私立大学どころか、国立大学受験にも制度化するという、かなりいかがわしいものだ」などと説明を受けると、筆者でなくとも、誰もが反対することになる。

 

<国立大学に導入して受験生・受験生家族いじめの悪政>

 こうした中での「身の丈」発言が飛び出した。そして、これが新たな安倍・萩生田の教育利権となる。安倍が側近を文科省に送り込んだ理由も判明する。

 

 NHKや新聞テレビは、以上のような解説をしない。追及する野党議員は、この莫大な利権構造狙いを理解しているのであろうか。新聞テレビもごまかして真実の報道をしていない。

 新聞テレビでも、真相がつかめない現在の日本社会が、国民の不安要因といえる。

 説明によると、英検は何度でも受験できるが、この受験料が5万円とべら棒に高い。繰り返し受験して、得点を上げようとするため、もうそれだけで数十万円をかけねばならない。

 

 文科省有識者会議のこうした決定には、もちろん、裏がある。会議メンバーは、英検業者7社の代表が参加しているというのである。

 「受験生は参考書を購入する。そこでも業者は利益を上げることができる」という。

 

 得点を上げようとして受験生は、繰り返し大金を払って受験する。そのうえ、そのための業者は、参考書販売で二重の儲け、というのだ。文科省官僚と民間業者の守銭奴ぶりも極まっていよう。

 

 役人も業者も受験生とその家族から、とことん絞り上げようという魂胆なのだ。延期で誤魔化されてはならない。悪知恵は役人と業者によってひねり出したのであろうが、これが実現すると、かの加計事件どころではなくなる。

 

<英検制度は悪政の最たるもの、廃止せよ!>

 安倍の悪辣さの最たるものであろうが、これでは貧乏人は高等教育を受ける機会を失ってしまう。有能な人材を排除する教育制度であろう。

 

 廃止が当然である。これを強行しようとした萩生田という日本会議の極右政治屋に徹底してメスを入れるべきだろう。

 

 教育は現在の国立大学のやり方でいいのだろうか。東大法学部任せで国のかじ取りは可能だろうか。NOである。菅原や河井や萩生田を評価できるであろうか。

 

 修身斉家の人であることが不可欠だ。正義を貫ける人間、道理をわきまえた人間教育に重点を切り替えるべきだ。人間らしいいい人間つくりに目を向けよ、である。悪党を許さない法治の人が、今の日本に必要で、英検導入ではない。

2019112日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年11月 1日 (金)

安倍と菅の心理戦争<本澤二郎の「日本の風景」(3483)

 

安倍と菅の心理戦争<本澤二郎の「日本の風景」(3483)

<安倍改憲戦略を狂わせた菅原・河井も菅の子分>

 こともあろうに、この1週間で二人の腐敗閣僚事件が発覚、首切りしなければならなかった安倍晋三首相と日本会議は、この7年で初めての政権の危機に立たされている。首相の女房役で政府スポークスマンの裏切り人事発覚という深刻な場面での安倍任命責任は、総辞職に相当する。経済産業省と法務省は、安倍の改憲軍拡路線の中枢を担ってきた役所である。

 トップは、いずれも菅が押し込んだ「適材適所」の入閣のはずだったが、就任1か月半で化けの皮がはがされてしまった。衝撃を受ける安倍と菅の信頼関係は、ことごとく切れてしまった。

 普通であれば、殴り合いの場面である。今後は、両者の心理戦争が政権の帰趨を決めることになる。

 

<「俺を貶めたな」「もう信用できない」と思い込んだ心臓>

 安倍の心臓は破裂しそうに鼓動を早めている。安眠どころの騒ぎではない。即位外交で小国の元首と繰り返し名刺交換、くたびれてしまっている中での相次ぐスキャンダル発覚である。

 

 二人とも確たる証拠がある。得意の嘘で逃げ切ることはできない。任命責任者として打ち首にしたものの、これで終わったわけではない。国会での徹底した追及が待ち構えている。そのうえで両者の刑事責任へと進行する。自公政権の失墜である。

 

 まともな野党が存在すれば、審議が相次いでストップ、法案審議どころではなくなる。国民は10%消費税と、信じられないほどの不正・腐敗を前提とした高額の原発電力料金に泣かされている事実を、関電疑獄事件で知ったばかりである。

 国民の怒りは、文字通り天を衝く勢いだ。議会も捜査当局も、これを止めたり無視することは不可能であろう。

 

<菅の安倍後継が消えて、内閣はガタガタ、野党に好機>

 先の人事で主役となった菅は、よたよたの二階の幹事長留任を勝ち取った上での強行人事作戦の成果だった。いうところの岸田外しだった。安倍も応じたが、どっこい、それによって菅への反発は党内に燃え広がっていた。

 

 そうした怒りの線上で、菅原と河井夫妻への、まだ新しい1か月前の腐敗が次々と炸裂して、閣僚失格となったものである。

 しかも、この二人は安倍の改憲軍拡路線を推進するエンジンの役割を担っていたものである。「菅に裏切られた」との安倍の思いは、容易に想像できる。心臓が次々と破裂した瞬間である。忠臣が見事に裏切って見せたのだから。しかも、菅が安倍後継に名乗りを上げたことを、象徴・裏付けた人事でもあった。

 

 幹事長に留任した二階は、安倍4選ラッパを吹き鳴らす一方で、菅の安倍後継者ラッパをも、内外に吹聴していた。その土台が、菅原であり、河井夫妻だった。

 そこで地雷がさく裂した。内閣は根幹が崩壊してガタガタである。天は、防災小国の日本に対して、相次ぐ台風で傷めつけ、同時並行して政権の中枢さえも直撃したかに見える。

 

<スパイ合戦さながらの疑心暗鬼の自民党・公明党>

 先の参院選で、菅を喜ばせた選挙戦は、岸田の故郷である広島に、岸田派現職に、新人の河井の妻を擁立、勝利したことである。菅は過去に宏池会に所属したが、そこを抜け出して安倍に食らいついて、官房長官の要職に就いた。

 岸田宏池会にただならぬ敵対心を抱いていることが、この河井の妻を擁立したことから判断できる。菅は手玉に取っている公明党創価学会を、そこに集中させて勝った。

 公明党創価学会に対して、相当の資金を流したとされる。結果は、岸田派の現職を落として、菅が担いだ河井の妻が当選した。このような熾烈な選挙の場合、双方とも、スパイを相手陣営に送り込むという戦国時代さながらの戦いを繰り広げることになる。

 

 河井の妻の公選法違反事件も、あっけなく発覚した。夫妻そろっての腐敗が暴露されてしまった。

 

<菅と公明党創価学会に敗北した宏池会の巻き返し>

 河井の妻の当選は、そのまま岸田の安倍後継総裁の芽を摘んだことになる。岸田の無念はいかばかりか。安倍に服従した自業自得とはいえ、あまりにも無残な敗北となってしまった。

 「菅原と河井辞任で多少留飲を下げた宏池会」なのかもしれないが、ここは宏池会の巻き返しの行方が注目されよう。2019年危機本番を迎えたことになるだろう。

2019111日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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