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2019年9月12日 (木)

野党大攻勢向けの安倍人事<本澤二郎の「日本の風景」(3431)

 

野党大攻勢向けの安倍人事<本澤二郎の「日本の風景」(3431)

<外交も経済も転んで,いいとこなし極右内閣>

 史上最低の安倍首相も、とうとう内外政の失政を隠ぺいできなくなって,

呼吸も困難になってきている中での、いいとこなしの9・11人事で終始した。安倍に右ナラエしての右翼外交責任者の河野太郎が防衛相に、農家農民を切り捨てる日米経済交渉担当者の茂木を外相に、民意とは真逆に、それぞれ横滑りさせ、改めて人材枯渇の自民党を裏付けた。

 

 しかも、意外や森友事件の渦中の疑惑人物・萩生田を文科相に起用、火中の栗を拾わせる魂胆だ。ここは野党も本腰を入れるだろうから、臨時国会の見せ場となるだろう。

 

 本来であれば、いいとこなしの政権としては、新体制で一発逆転、反転攻勢の場面だが、その片鱗さえ見せてくれなかった。「目下、安倍の体調悪化が再燃しているが、ためにボスの健康不安が人事にも表れている」との政界雀の鋭い指摘も。

 

<そろそろ公明党国交相の腐敗にメスを入れる時だの声も>

 いまだに誰も追及をしてこなかったが、公明党国交相ポストについて、一部で「そろそろメスを入れる時ではないか」との声も野党の一部から出ている。それというのも、自民党のつっかえ棒の公明党を叩かないと、自公体制の暴政は止まらないためだ。

 

 国交省といえば、旧建設省である。土建利権は、腐敗官庁の一番手で知られてきた。そのポストにしがみつく公明党の、甘過ぎる利権にメスを入れる時だというのも、確かに理由がある。

 

 「公明党は、先の参院選でも党勢の沈下が著しかった。頂点を叩いて埃を出せば、一挙に沈む速度が速まることになる。安倍の方は、腹心の下村を選対委員長に担いで、あと一回解散する構えだ。しかし、それこそ野党の思うつぼ。選挙すれば、与野党は逆転するだろう」と事情通は分析している。

 

<玉はゼロで目立つ石ころ内閣>

 人は玉石混交というが、安倍内閣に限っていうと、石のように硬い御仁が目立っている。鳩が一匹もいない。鷹ばかりだ。

 

 鋭い爪は怖いが、防御には弱く、脇が甘い。身体検査をしかとしたのかどうか、永田町では疑問符が付く。攻める野党にとって好材料が目立つ。

 

 小選挙区制と比例を掛け合わせた選挙制度のため、失礼ながら石ころのような小物ばかりで、なかなか名前と顔が一致しない入閣者が多い。もともといい加減な人物が、与党に紛れ込んでいる。その分、醜聞も少なくない。

 

<新人起用、それでも滞貨一掃に程遠い内閣>

 今回は、珍しく新人を多く起用した。党内の怒りに満ちた怨念解消を狙ったものだが、しかし、それでもはじかれた入閣候補はたくさん残っている。

 

 今回こそは「安倍の家庭教師の平沢は入閣する」というのが、大方の予想だった。結果は大外れ。平沢は、できの悪い安倍家の家庭教師をしたおかげで、大臣にさえもなれなかったという肩書を、確実につけることになった。元警察官僚である。じっとしていないだろう。

 

 水面下では、安倍と平沢の死闘が繰り広げられるという。それにしても、幹事長留任の二階ほど愚劣な政治屋も珍しい。安倍再選支持を口走るほか、言葉のない人物である。しかし、安倍もしたたかだ。監視役に稲田朋美を起用した。

 女性の鷹は、忠誠心が強いためだ。再任した高市もそうである。安倍の女性論を、妻の昭恵から聞くと面白い、と周辺はにぎやかだ。

 

<野党結集が民意、改憲阻止と消費税ゼロで景気浮揚>

 野党が結束して自公維と対決すると、有権者は必ず野党統一候補に軍配を上げる。最近では、埼玉県知事選でも証明した。

 いまの与党は強くない。内外政の失敗が判明したせいだ。加えて、10月から消費税10%の大増税で、消費は冷え込むどころか凍結、一足早い冬到来である。

 

 国民生活を重視する山本太郎らの「消費税ゼロ」が、間違いなく民意である。大減税だ。不足は財閥や富裕層への増税で対応する。これが道理というものだろう。

 この時、初めて庶民の財布は開く。消費拡大による景気回復が、経済の大原則である。この点で野党が一致したらいい。確実に野党に軍配が上がるだろう。戦争やの改憲論など50メートル台風で吹き飛ばすのである。

 枝野・玉木・志位ら野党三人衆の、民意を踏まえた結束で、政権は交代することになる。世界の趨勢でもあろう。

2019912日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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