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2019年9月27日 (金)

信濃町の新異変<本澤二郎の「日本の風景」(3447)

 

信濃町の新異変<本澤二郎の「日本の風景」(3447)

<日蓮正宗前法主・阿部日顕死去に静観?>

 信濃町の事情通が「阿部日顕が死んだ」と伝えてきた。9月20日という。念のため、ネットで確認すると、確かに亡くなっていた。96歳である。坊さんは長生きする人たちに違いない。俗世間とのかかわりあいが少ない分、ストレスがたまらない、そのせいかもしれない。

 ところで、日顕といっても、一般人になじみはない。肩書を調べると、日蓮正宗前法主という。かつて創価学会は、この宗派の信徒団体の一つだった。学会とは近親憎悪の間柄である。

 

 事情通が言うのに、「仇敵が死んだというのに、創価学会機関紙は静観している。このことが、いまの信濃町異変を象徴している」のだ。創価学会名誉会長・池田大作と日顕の攻防戦は、関係者の間ではよく知られていた。それでいて静観?このことから学会の実権が、すでに池田から別の勢力に移動していることを裏付けている。

 結果、池田親衛隊の怒りと反発は想像以上なのだ。先の参院選で、山本太郎の「れいわ新選組」が、沖縄の野原善正を擁立、大善戦した理由でもある。「池田先生をないがしろにした裏切り者を許さない」と叫ぶ彼らに大義がある。

 

 その先鞭をつけたのが、やくざに強姦・性奴隷の挙句、ドーカツ殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者で、戦争遺児のKT子さん。彼女は特定秘密保護法を強行成立させた場面で、安倍晋三のわき役となった太田ショウコウ(当時・国交大臣)を「裏切り者」と断罪した。

 

 創価学会内部の平和主義者が、池田親衛隊の核となっている。日顕問題の対応をめぐっても、信濃町の異変を伝えている。

 

<廃刊「財界にっぽん」と日顕批判>

 ご存じないかもしれないが、公明党創価学会の幹部連が読んでいた雑誌が、月刊誌「財界にっぽん」である。

 筆者は、最愛の息子の命を奪いながら、反省も謝罪もしない東芝経営の東芝病院の悪逆非道ぶりを、この雑誌で大連載しながら、告発を継続した。次いでやくざ報道から逃げる新聞テレビに代わって、実に20回にわたって「木更津レイプ殺人事件」を連載して、木更津の暴力団・浜名を同じく告発した。

 したがって、同誌には今も感謝している。

 

 この雑誌には、もう一つの特徴があった。表紙には、毎回「日顕」という活字が躍っていた。学会ライターが毎回、日顕批判を記事にしていた。その代わりに信濃町は、数千部購入して幹部に配布していた。

 だが、数年前に批判を止めた。結果、雑誌は経営に行き詰まって廃刊を余儀なくされた。最後は税務署までが、権力を傘に着て踏み込んできている。

 

 つまりは、この時点から、池田の神通力は消滅していたことになる。他方で、現会長の原田や公明党の太田や山口が、驚くなかれ、安倍の腰ぎんちゃくとなって、一連の戦争法制強行にのめりこんだ。公明党が戦争党に変質したわけで、池田の平和主義を完ぺきに放棄した。内紛の表面化は必然といえる。

 

 憲法の政教分離に違反して、教団が権力に与して、安倍暴政の一翼を担うという憲法破壊行為に対して、心ある池田親衛隊が全国で決起している。

 

 世上、こうした信濃町執行部の権力との癒着を「毒饅頭組」と呼んでいる。豚のように肥え太り、最近では「豚コレラ」に感染したため、殺処分するしかない、という池田親衛隊の言い分を正当化させることになる。

 

<ポスト山口で暗闘表面化>

 世論は、平和主義を放棄して、極右政権に癒着している現執行部を厳しく見つめている。ここは安倍ではないが、狐や狸になって「化ける」ことで、国民を騙すしかなくなる。

 

 案の定、信濃町の監視人から、早くもポスト山口が浮上していると連絡してきた。このことで新たな暗闘が起きている。現実は、腐ったリンゴなのか、玉ねぎ政党なのか、でしかないのだが。

 

 監視人は「太田や山口は前国交大臣で、カジノ法を強行した石井を推している。対して原田は、安倍の同期生で、側近を任じる高木に執着している」と内部の陰湿な暗闘の様子を語ってくれた。

 以前、JR総連での高木講演録を読んだことがある。自ら安倍側近を吹聴している。創価大学の枠で、毎日新聞に所属した後、政治屋になったような人物である。

 

 双方とも、中立・公正・正義・平和の基準から逸脱している?山本太郎や野原善正に打ち勝つ人材は見当たらない、現在の信濃町である。

2019年9月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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