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2019年8月 1日 (木)

男尊女卑とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3391B)

 

男尊女卑とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3391B

<自民党強姦議員を不起訴=あっぱれ名古屋地検>

 日本はレイプ・強姦文化が、昔からこびりついていることに、日本の女性どころか女性の運動家さえ認識していない。失礼ながら「殿方の癒し人形」でしかない。あまりにも人権意識が低い、というよりも低すぎる。戦後70余年にして、いまだ本物の女性運動指導者が生まれていないことも原因の一つであろう。

 その実例のような事件が、昨日、名古屋地検で証明してくれた。なんとなんと自民党の国会議員だった不埒な強姦魔を、正義の検察が不起訴にしたのだ。さすが日本の検察である。日本の女性が怒り狂う場面だが、いま何も起こっていない不思議日本である。

 

<遅かった伊吹元衆院議長の不見識な手ほどき?>

 強姦魔の田畑毅は、元二階派の、確か3回生である。表向きは国民の代表である。自公体制で無力化する野党に舞い上がっていたのかもしれないが、20代の女性をレイプ、盗撮までしたというから、これはやくざの手口そっくりである。覚せい剤使用はどうだったのか。

 強姦レイプは、殺人に相当する重い犯罪である。女性を奴隷として認識しているのである。

 被害者が告訴して事件は表面化した。これに二階派の重鎮・元衆院議長の伊吹文明が、同派の会合で「問題にならないように(強姦は)しないと駄目だ」と教訓を垂れた。

 三権の長である衆院議長は、見識豊かな人物とみられるのだが、これこそが男尊女卑に徹する自民党議員の正体そのものである。「見つからなければ人殺しも可」と言わぬばかりである。

 戦前の男尊女卑が今も生きている半封建国家の日本の実情を、女性はどう受け止めているのであろうか。

 

<逮捕しなかった警察と検察の法治・法の下の平等>

 調べると、この強姦魔は逮捕されていない。TBS山口強姦魔事件とそっくりだ。アベ自公権力に食らいついていると、逮捕もされない。そのことに怒りの世論が湧き起ころうともしない。

 これこそがレイプ文化の日本を象徴している。

 法治のはずの警察・検察が、国民を裏切っているのである。彼らは憲法で、罷免される悪人である。

 それこそ新聞テレビが怒り狂って、自民党と法務検察を追い詰め、市民が大掛かりなデモで、田畑逮捕を叫ぶ場面であろう。ごく普通の民主主義の国の国民はそうするのだが。

 

<従軍慰安婦・徴用工どこ吹く風で経済制裁するアベ自公>

 翻って国政はどうかというと、アベ自公内閣は、過去の悲惨な歴史を隠ぺいしようと隣国に攻勢をかけたのだが、結果は藪蛇となった。従軍慰安婦や徴用工の問題が表面化、それが法廷でも表面化した。

 36年間の植民地支配の怨念は、一片の約束事で決着がつくわけがない。財閥傀儡政権は、反対に財閥の悪しき過去を暴かれたのだ。これに真摯に向き合えば、ややまともなのだが、逆に居丈高に開き直って、経済制裁という報復措置を強行するというのだから、本末転倒もいいところである。

 

 男尊女卑・強姦文化に蓋する、日本政府の隣国外交に大義などはない。国際社会では通用しない。女性の人権を尊重しない政府の外交は、相手が弱いとなると、男尊女卑よろしく居丈高になって、強権を貫こうとする。

 

TBS山口強姦魔事件を「レイプ未遂容疑」と表現>

 7月号の月刊「TIMES」は、筆者が10数年使用してきたライブドアブログjlj001をつぶされるという、新型の言論弾圧事件を紹介してくれた反骨の雑誌である。

 8月号が届いたので、めくってみると、東京新聞社会部記者の望月衣塑子という難しい名前の人物が書いた「新聞記者」の映画化を、フリーのライターが紹介しているので、軽く目を通してみた。

 まずは彼女の素敵なマスクが飛び込んできた。東京新聞には美人記者が多い。昔、中国の観光地を旅した時、実に素敵な女性記者と一緒になった。彼女も東京新聞記者だった。確か敦煌で飛行機が飛ばなくて、バスで砂漠を走った。トイレのない世界に男は平気だが、彼女はとても苦労したようだった。そのさい、砂漠に貴重な健康食のネギが自生していることを知ったものだ。

 

 この映画を見ていないが、ライターは日本の諜報機関・内調(内閣情報調査室)を描こうと試みた、と評価した。内調のことなら、友人を紹介したかったものだ。第二弾を書く時は、忘れないで、と声をかけようと思う。

 記事の終わりの部分で、うれしい小見出しが踊っていた。「端緒は伊藤詩織さん事件」、いうところのTBS山口強姦魔事件が契機という。本紙で書けない真実を単行本で、というのか。

 いつの日か、新聞紙面で自由に書けるようになれば、朝日も東京も購読者が増えるだろう、と予告したい。

 実は、一番指摘したかったのは、TBS山口強姦魔事件についてライターは「山口敬之・元TBSワシントン支局長がレイプ未遂容疑で、逮捕予定日の1568日、成田空港で」と書いた事実誤認報道に、違和感というよりも怒りが込み上げてきたことである。

 詩織さんに非礼である。「レイプ未遂容疑」であろうはずがない。なぜ事実を隠ぺいしたのか。さっそく反骨雑誌の香村社長に抗議した。

 

 ともあれ、望月記者は立派なジャーナリストである。反骨ジャーナリストに間違いない。第二第三のジャーナリストが内閣記者会から誕生しなければおかしい。菅ごときを持ち上げる、今の官邸記者クラブの責任は重罪に相当する。

 

 自由なはずのライターまでが「強姦魔」と正確に表現しない、詩織さんの無念を活字にできない、ライターもまた男尊女卑・レイプ文化に呑み込まれていることが悔しい。

 

<注目の「木更津レイプ殺人事件」と千葉県警の対応>

 そこで注目されるのは、犯人も共犯者も特定されている「木更津レイプ殺人事件」の捜査を担当している千葉県警と木更津警察署だ。

 犯人は浜名というやくざだ。共犯者は吉田フミエ、協力者は大工の佐久間清、むろん、やくざの妻も事情を知る人物である。厚労省認可のデーサービス「かけはし」を経営している。

 

 関係者はほぼ全員が創価学会員である。真相を知る立場にある。犯人を警察に通報する道義的責任もある宗教団体である、と繰り返し指摘した。

 元法務大臣・森英介秘書官だった友人のY氏が木更津署に連絡してくれた。同署から二人の刑事が自宅に来てくれたので、事件の全容を説明して、捜査を開始したのだが、まだ逮捕の連絡が届いていない。

 

 想定できることは、政治への配慮なのか。確かに千葉県はやくざの街でも有名である。やくざ代議士の秘書から二人の国会議員が誕生している。公明党創価学会が支援している。そのことと関係があるのか?

 

 この事件は殺人事件である。いつまで引き延ばそうとするのか。これまたレイプ文化と無関係ではないだろう。日本の女性が決起するのはいつの日か!

2019年8月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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