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2019年6月21日 (金)

「くだらない」<本澤二郎の「日本の風景」(3351)

 

「くだらない」<本澤二郎の「日本の風景」(3351)

<血税166億円の祭祀、祭祀の政教分離違反>

 信頼した人権派弁護士に、何かを問うと、言下に「くだらない」と一蹴されたものであるが、いまの日本には、このくだらないことが多すぎる。多くの日本人がそうであるように、天皇制に無関心を決め込んできたが、春先から始まった皇位継承という奇怪な宗教儀式なる祭祀は、まさに「くだらない」典型であろう。口には出さないが、国民の多くはそう感じている。

 空前絶後の借金大国の日本である。天皇交代は1日で十分であろう。それを半年以上もかけて、しかも血税166億円を投入する。実にくだらない。日本は古代の卑弥呼の時代に生きている証を、世界に発信している?

 

<皇室の失墜と前近代の日本を象徴>

 「166億円を貧困世帯に配れないものか」と誰しもが思っているに違いないわけだから、本当に「くだらない」のである。

 皇室を押しつぶそうとの国家神道の陰謀なのか、と考え込む日本人もいるかもしれない。

 よく宇都宮徳馬さんは「50、60は鼻たれ小僧。男盛りは真っ八十」と言っていた。平成の天皇交代劇をすっかり忘れてしまっているのだが、今は時間的にも余裕があるため、一連の祭祀なる政教分離違反の儀式を「くだらない」と言下に一蹴することができる。

 

 まるで、戦前の国家神道に生きる日本そのものではないか。岸信介を尊敬した森喜朗の「神の国」を印象付けたいのであろうが、逆効果もいいところであろう。新聞テレビが宣伝しようが、国民の心は笑って、かつ嘆いている。

 半年もかけての交代劇が、この地球に存在しようか。これ一つ見ても前近代を象徴していて「くだらない」のである。

 

<くだらない右翼の五輪劇>

 311放射能汚染を隠し、嘘をついて、かつ関係者を買収して獲得した2020東京五輪に大義はない。「くだらない」のであるが、これを推進した連中は、みな右翼のくだらない人物ばかりである。

 ヒトラーのベルリン五輪を見習っての東京五輪に相違ないが、とても拍手する気にはなれない。NHKを先頭にして五輪宣伝に躍起となっているが、これまた、実にくだらない。

 NHKも落ちるとこまで落ちてしまった。

 

 166億円と五輪経費を、東北復興や54基の原発廃炉や、貧困家庭救済に使うまともな善政が全く聞こえてこない。政治も落ちるところまで落ちてしまっているのである。

 

<史上最低の首相を支える国家神道と創価学会の異様>

 古代と前近代が混在する21世紀の、現在の日本である。違うだろうか。

 確か古代の天皇でも「民のカマドの煙」に注目していたという。現在、それも見られない。

 史上最低の首相とは、清和会OBの断固たる主張であるが、支えているのは国家神道の復活を夢見る靖国派である。いまは日本会議という秘密の右翼団体で身を包んでいる宗教勢力であるが、祭礼で無知な庶民をかき集めることはできても、選挙での集票力は弱い。

 

 補完する勢力が創価学会という、これまた新興宗教団体である。これでもって3分の2議席を確保して、武器弾薬で「強国」を目指している政権だ。実に、くだらない野望なのだが、当事者は本気のようだから困る。

 財閥は願ってもない、これに熱心なのだ。軍国主義は財閥を太らせる妙薬だ。歴史の教訓は、彼らには通用しない。

 

 史上最低の首相は、米国の死の商人から武器弾薬を爆買いして、結果として日本を衰退させている。同時に、多くの国民を貧困化させている。

 

 誰が見ても、考えても、実にくだらない悪政・暴政である。

 彼らにとって幸いなことは、野党がまた、くだらない点である。バラバラ大好き政党ときている。

 

 ここにきて金融庁の金融審議会という専門家会議が「姥捨て山」の日本を裏付けた報告書を公表した。やくざまがいのギャンブル投資で2000万円を稼げ、と発破をかけた。

 そのための党首討論を開催したものの、たったの45分。3分の2の壁である。くだらない党首討論でしかなかった。

 

 くだらないまま、沈没する日本に、起始再生策はあるのか。占いの宗教勢力から、まずは政治の主導権を、理性と道義・正義・法治の主権者が取り戻す必要があるのだが。無党派が覚醒するのかどうか。若者に期待したい。

2019年6月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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