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2019年4月23日 (火)

安倍訪仏の目的<本澤二郎の「日本の風景」(3293)

 

安倍訪仏の目的<本澤二郎の「日本の風景」(3293)

<マクロン大統領に直訴か>

 安倍のストレス解消法である外遊が22日から開始、真っ先にパリへと向かった。「妻と御手てつないで」という楽しい旅のようである。ただ、今回は従来とは違う。大事な用件がある。何としてもマクロン大統領に直訴することがある。G20のことではない。「東京五輪関係の事件のもみ消し依頼」と事情通は鋭く指摘している。

 近年、日本の首相には、どうしても事件・犯罪がまとわりつくものらしい。大阪と沖縄の衆院補選敗北の原因の一つでもある。具体的に言うと、もしもフランスの司法当局が、本気で日本検察のゴーン捜査のように対応すると、日本の国際オリンピック委員会(JOC)から逮捕者が出ることになる。

 事情通は「日本の身柄拘束による自白の強要は、フランスでも負けないくらい本格的。1年間でも、犯罪捜査のため豚箱に入れる」というから、それを、TBS強姦魔事件をチャラにしたように期待できるかどうか?それでも、政治力で頼み込むらしい、と憶測している。

<フランス司法当局に圧力を?>

 フランス司法当局は、日本検察の国策捜査以上に、中立公正に捜査に本腰をいれる。いい加減な手打ちをしない。

 すでに実績もある。東京五輪不正事件の証拠もそろっている。裏付けも取ってしまった。

 三権分立は、フランス革命で手にした民主主義の大原則である。フランス司法当局への圧力は、ほぼ不可能に近いという見方が強い。

 しかし、それでも放射能問題に対する嘘と国際オリンピック委員会買収で勝ち取った2020東京五輪の立役者だ。途中で断念するわけにはいかない。この辺のことが、真っ先にフランスに飛んだ理由とみていい。  

<東京五輪不正事件捜査をお手柔らかに?>  

 安倍晋三の今回のフランス 訪問は、そうしてみると、どう転んでも格好のいいものではないが、さりとて、現地の大使に指示しても、その力などない。首相自ら直訴、頭を下げるしか打つ手はない。どうやらこのヘンが大方の見方という。

 「日本の首相が見栄や外聞を捨てて、五輪捜査をお手柔らかに」と哀願する?本当だろうか。ありえない、と信じ込みたいが、事情通は否定している。 <低下するマクロン政治力>

 問題は、マクロンの昨今の政治力の低下である。もう以前からマクロン退陣を求める強力な市民デモが発生して、一向に収まりそうもない。

 一部の国民どころか、それ以上から強い批判が出ていて、その火は消えそうもない。「仮に本人が、気前よく応じたとしても、効き目はないだろう」と予想する見方も浮上している。

 心臓が激しく動く場面のようだ。 

<「フランスは三権分立の国、お国と違う」と断る?>

 現時点では、何とも言えないが、門前払いされることも覚悟しなければならないだろう、との声も聞こえてきている。

 どういうことかというと、フランスは革命の国である。民主主義の先輩国、近代法が確立している国である。おいそれと原則を曲げることはしない。

 格別なお土産もない。ゴーン事件での身柄拘束捜査は、国際的に批判を呼んでいる。「我が国は三権分立の国で、日本とは違う」とあっさりと蹴飛ばされる?

 今回の安倍フランス訪問は、何かと憶測を呼ぶに十分すぎる材料がそろっている。結果は、司法当局の今後の出方が証明することになるだろう。

2019年4月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

 

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