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2019年4月17日 (水)

2019年危機(20)田布施の陰謀<本澤二郎の「日本の風景」(3287)

 

2019年危機(20)田布施の陰謀<本澤二郎の「日本の風景」(3287)

<明治の富国強兵=令和の覇権国家>

 薩摩と長州の地方侍が徳川300年体制を崩壊させた原動力は、欧米列強の先進的な武器弾薬だった。明治の富国強兵策の軍資金は、未婚の女性たちを、性奴隷貿易に巻き込んで手にしたものである。岩崎弥太郎の日本郵船が躍り出た瞬間である。恐ろしくも野蛮この上ない劣等国の手口だった。

 明治の富国強兵策の行き着く先が、広島・長崎の原爆投下による敗戦だった。いままた令和の維新と称して、アジア・インド洋・太平洋へと覇権国家を仕掛けている。それが日本国憲法破壊工作である。自民党派閥政治をとことん研究してきたジャーナリストの分析を、2019年危機連載の最終回として紹介したい。

<維新150年祭を主宰した田布施の安倍晋三>

 ほとんどの日本国民は、田布施という異様な政治色をまき散らす地区を知らない。郷土史家の研究で知ったばかりだが、6年間の安倍政略をつぶさに眺めていると、確かに田布施の陰謀に気づかされる。

 歴史の教訓を学ぶ、という観念が田布施の人間には全くない。明治維新に執着、そこから新しくも、不気味は政略を打ち出している。昨年に明治維新祭を政府が強行したことに思いを重ねると、維新政治を生み出した田布施の陰謀を膚で感じることができる。隣国との信頼関係の喪失は必然であろう。

 

 ちなみに大阪の維新党は、安倍の別動隊で知られる。9条改憲の際の先兵役となろう。9条破壊工作の先には、帆船・日本丸を沈没させて、核ミサイル国家への、自衛隊を国軍とする戦争国家への改編がある。大陸と半島への第二の挑戦であるが、これのエンジン役は、言うまでもなく財閥・死の商人ということになる。新聞テレビが決して書けない真実でもある。

 軍国主義の儲けは、すべて死の商人に流れる。

<明治天皇を尊敬する中曽根康弘>

 明治維新の研究は、正しくは存在しない。史家の怠慢だけではない。権力が封じ込めてしまっているためだ。維新前後の皇室の混乱と悲劇は、すべての日本人が知らない。

 皇室の人間は、その恵まれた生活環境も影響してか、屈強な男女はいない。品のいい人たちが目立つ。遺伝子故でもあろう。

 敗戦後の国会で青年将校を任じた中曽根康弘は、戦地で慰安婦を集めて「慰安所」を作って、大いに喜ばれた、という自慢話を活字にして非難を浴びた。彼が、首相になる前のインタビューで「尊敬する人物は明治天皇」と公言した。平成天皇に対しては「ひ弱な感じがする」という彼の雑談も記憶している。

 中曽根が尊敬する明治天皇は、確かに強そうな写真ばかりである。軍刀を手にした、強そうな将軍のようでもある。

 ひ弱な皇室の人間ではない。やはり田布施が生み出した大室寅之助なのだろう。

<維新前後の皇室の闇と大室寅之助>

 維新前後の、それまでの侍中心の日本で、皇室は京都に蟄居していた。欧米の支援を受けた薩長の台頭と皇室接近で、京都も政争に巻き込まれていく。京都も一本化していたわけではない。分裂と攻防に巻き込まれたろう。

 公武合体論というと、これは徳川幕府との激突を回避する立場である。皇室も千路に乱れていたろう。これらの史実を、明治はふたをしてしまった。

 あたかも、安倍政府に屈する日本の言論界のような事態を想定できる。歴史は、いつの時代も勝者に都合よく記録される。古事記や日本書紀に限らないだろう。

 ともかく血の雨が降る大混乱の中で、明治天皇は即位して、田布施の政略が動き出してゆく。強い明治は、天皇自ら主導する政治パフォーマンスによって、推進・強行されてゆく。

 明治を主導した時の大英帝国との深すぎる関係は、現在のワシントンとそっくりである。田布施で誕生した明治天皇のもとで、明るい近代化という歴史を刻むことになるのだろう。作られた明治史なのだ。

 それは政商から財閥へとのし上がる三菱を象徴するのだが、現在に至っても田布施の安倍家と三菱の関係からすると、母親の岸信介の長女・洋子がふと漏らした「晋三は運命の子」を理解することができる。

 天皇家を再構築して、再出発した明治維新、そして現在の令和維新である。大掛かりな仕掛けと装置を見て取れまいか。

<薩摩の田布施・小泉純一郎が長州の田布施・安倍を権力の座に>

 時代の流れが大きく変わるのは、小渕恵三の急死を幸いにして政権は、右翼の清和会の森喜朗の手に落ちた。こうして「天皇中心の神の国」が小泉純一郎へと継承される。彼は繰り返し靖国参拝を強行して、日本会議の優等生になった。薩摩の田布施に政権が移行すると、次は長州本家の田布施の番である。

 小泉は、安倍を官房長官・幹事長に起用して、政権につけると、安倍は真っ先に教育基本法に「教育勅語」の理念導入を強行した。参院選敗北で、いったん政権を投げたが、田布施が再び引き上げると、悲願の靖国神社参拝を強行した。2013年12月である。その前に公共放送NHKを安倍のNHKにして、世論操作の主導権を確保して、長期政権を確実にした。

<全国に無数の神社・家々に神棚強要の「天皇中心の神の国」>

 森喜朗首相が、いみじくも口にした「天皇中心の神の国」は、日本国憲法を排除する、元来た道に戻るという宣言である。

 愚かな無数の国民は、宗教に無知・無関心である。明治に強行された国家神道は、全国に無数の神社を建設させた。家々には神棚を作らせて、神道信仰を強要させた。それは戦後解体された財閥が復活したように、国家神道は神社本庁として、宗教政党・自民党の中枢を占めて、神道政治連盟として活躍してきた。

 

 明治は、財閥と国家神道と教育勅語と大日本帝国憲法の4本柱で成り立つ国家主義体制である。ここに注目すれば、いまの日本の姿がどういうものかが、理解できるだろう。

<教育基本法改悪・戦争法制の強行・五輪強行・皇位継承=野党壊滅>

 そのための布石の第一が、中道と平和の公明党創価学会を取り込むことだった。そうして3分の2議席を確保すると、特定秘密保護法・戦争する自衛隊・共謀罪という戦争法制を、瞬く間に実現してしまった。

 毒饅頭を公明党幹部に降り注いで完ぺきに抑え込むと、教育基本法に次いで一連の戦争法制で、自由な言論と政府批判を封じ込める憲法違反法を強行、2019年の憲法破壊工作に的を絞った。

 東北復興は二の次だ。放射能事件について嘘をついて、同時にIOCを買収して2020東京五輪を獲得した。並行して平成天皇を退陣に追い込んで、166億円の巨費を使っての、皇位継承というお祭り騒ぎで、愚かすぎる国民の目を曇らせて、夏の衆参同時選挙で野党を壊滅させ、あとは一気呵成に改憲発議と国民投票で、平和憲法を完全に制圧する、これが田布施の大掛かりな政略であろう。

 ナチスのワイマール体制を崩壊させた手口とも似ている。

<改憲で自衛隊=国軍=戦争する日本軍国主義=破滅する日本>

 安倍改憲論は、公明党創価学会が準備したものである。9条に自衛隊を明記するという異様な改憲・加憲論である。自衛隊を国軍として、戦争する軍隊に改編させるものだ。そのための空母「出雲」を出撃させる資金も、2019年に予算化した。

 最新鋭の欠陥ステルス戦闘機・F35を100機以上、1兆円以上の血税をつぎ込んで、時が来れば台湾とも連携して、大陸をにらむ。核兵器保有も時間の問題であろう。田布施を甘く見てはならない。

 戦争する日本軍国主義の再スタートといったら、オーバーな表現だろうか。

 これこそが、破滅への片道切符であるのだが、ゆでガエルの日本人は気づいていない。むろん、大陸も半島も?

2019年4月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

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