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2019年3月31日 (日)

2019年危機(3)逃げる防大生(3271A)

 

2019年危機(3)<本澤二郎の「日本の風景」(3271A

<逃げる防衛大学校の卒業生>

 どのような人間でも、一番大事なものは、命である。命あっての物種という。真実である。むろん、例外もある。例の南京大虐殺の場面では、隠れていた中国人女性を見つけた日本兵が彼女を強姦した後、そこに銃剣を突き刺した。もだえ苦しむ女性は「早く殺せ」と叫び続けた。その現場を巡察中の日本兵は、カメラのシャッターを切り続けた。これは貴重な真実の証言である。

 中国との戦争に備えるかのような首相から、恐怖で逃げ出す幹部候補生がいる。戦前なら軍人エリートだ。血税で学費免除どころか、月給11万円、ボーナス2回(38万円)の防衛大学校の卒業生の149人が、自衛隊から逃げた。今年の卒業生である。

<改憲軍拡・戦争屋首相に恐怖>

 危機をがなりたてて、改憲軍拡に狂奔する田布施の首相に違和感を抱いている日本国民は、本当に多い。新聞テレビが正確に調査すれば、はっきりするだろう。

 日本国憲法は、戦争を禁じているすばらしい憲法である。そう信じて、足を踏み入れた学生ばかりである。だが、入学してみると、様子がヘンである。

 毎年の入学・卒業式での首相発言は、いかにも戦争前夜のような雰囲気をみなぎらせている。教官も同じである。発足当初は、戦前の軍閥の生き残りが教壇に立った。

 おそらく学生は、神社参拝やら国家神道さえも押し付けられているに違いない。そう、戦前の日本軍とうり二つである。民主主義の軍隊ではない。

 神奈川県横須賀市の大学校を視察した際、校内の売店・書店をのぞいてみた。極右モノの本ばかりで、平和憲法を学べる本は全くない。

 死の商人が無辜の若者を変質させる学校といったほうがいい。右翼の軍隊に向けたステップが、教育の内容と言っていいだろう。

<国連平和維持活動の場面で「行かせないで」の直訴>

 PKOというと、国連の平和維持活動と説明され、なにかいいイメージを植え付ける名前だが、現場は戦場そのものである。鉄砲玉が飛び交う厳しい環境である。

 日本は9条のおかげで、そこから免除されてきた。その分、国連経費に大金を提供してきたのだが、右翼世論を背景に、これを強行した。確か公明党が賛成に回った、その成果である。

 この法律・PKO法が実現したとき、自衛隊内部は混乱して当然だった。隊員の家族は、もっと大変だった。防衛庁長官に直訴する家族は、後を絶たなかった。「うちの息子を行かせないで」という切実なものだった。

 「自衛隊になって死んだ」となると、戦前の日本軍と大差などないのだから。

 PKO時の防衛庁長官が、のちに語ってくれた、これも真実である。

<戦争しない憲法を信じて自衛隊員になった隊員家族>

 米海兵隊員というと、強姦事件の巣として知られているが、彼らは本気で戦争と向き合っている。他方、日本の自衛隊員は正反対である。「戦争をしない、してはいけない」という約束のもとに任官している。本来は、存在しなくていいのである。

 日本は海賊船を想定していない。海賊船をいる、いるとわめいているのは、1%の財閥と極右の面々、そこから宣伝費をもらっている悪しき言論人だけである。

 したがって、日本の船は帆船である。風力や太陽熱で走る日本丸である。乗り心地がよくて、最高に安全な乗り物である。こうして航海していれば、海賊船に襲われることなどない。

 日本国憲法の前文と9条に明記してある。そのことを約束して自衛隊員になった者たちで返済されている防衛省なのである。

 そうしてみると、この6年間の自民党と公明党は、やたらと改憲・9条破壊の憲法改悪を叫んできた。その点で、安倍晋三というA級戦犯の孫は、これ一筋に口走ってきた。

 自衛隊員の家族は、心配で夜もぐっすりと眠られないだろう。退官の日を待ち遠しく思いながら、生活しているのである。二つとない命、二度と存在しない命を本人も家族も大事にしているのだから、この6年間の異常さに辟易しているようなのだ。

<一連の戦争法制に仰天する自衛隊員>

 あれよあれよという間に、一連の戦争法制の強行に驚愕させられた日本人、とくに武器弾薬と生活してきている自衛隊員の精神は、安定どころか不安そのものである。

 とりわけ憲法が禁じる集団的自衛権の行使容認は、天地がひっくり返るほど自衛隊員とその家族に衝撃を与えた。「連立を組む公明党創価学会が必ずや反対して、強行は避けられる」と信じてきたリベラル派は、見事に裏切られてしまった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった公明党創価学会のまじめな信者のKT子さんは、戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された201312月に「安倍に服従した太田ショウコウは、池田大作先生の裏切り者。決して許されない」と叫んでいた。

 無念にも彼女は、介護施設「かけはし」の経営者で、やくざの浜名に殺害されてしまった。その後に自衛隊の参戦法、ついで共謀罪へと次々と強行されていく。公明党の大胆すぎる裏切りに対して日本国民は、はらわたが煮えくり返って、2019年を迎えている。これは公憤である。

<自衛隊9条明記に感動した空母「出雲」の統合幕僚長>

 連日のように官邸に飛び込んで、安倍に逐一、隣国の軍事情勢を報告していた河野という統合幕僚長が、3月で退官したのだが、彼の途方もない発言を共同通信が、単独会見の形で報道していた。

 

 それは2019年危機の核心である9条改憲の中身について、9条に自衛隊を明記するという安倍改憲論に対して、彼は「ありがたいことだ」と本心から感動していた。9条に自衛隊明記は公明党案である。

 

 河野こそが、空母「出雲」の強硬な推進論者でもある。戦前の戦艦「出雲」は、上海事変で大活躍した不沈の戦艦で知られる。それが戦後の今、不沈空母として生まれ変わる。

 

 標的は韓国か北朝鮮か、それとも中国かロシアか。9条改憲の象徴となった空母「出雲」が、東アジアの安定どころか、不安定の核となる。自公による2019年危機を読み解く時である。

2019331日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年危機(3)<本澤二郎の「日本の風景」(3271A

<逃げる防衛大学校の卒業生>

 どのような人間でも、一番大事なものは、命である。命あっての物種という。真実である。むろん、例外もある。例の南京大虐殺の場面では、隠れていた中国人女性を見つけた日本兵が彼女を強姦した後、そこに銃剣を突き刺した。もだえ苦しむ女性は「早く殺せ」と叫び続けた。その現場を巡察中の日本兵は、カメラのシャッターを切り続けた。これは貴重な真実の証言である。

 中国との戦争に備えるかのような首相から、恐怖で逃げ出す幹部候補生がいる。戦前なら軍人エリートだ。血税で学費免除どころか、月給11万円、ボーナス2回(38万円)の防衛大学校の卒業生の149人が、自衛隊から逃げた。今年の卒業生である。

<改憲軍拡・戦争屋首相に恐怖>

 危機をがなりたてて、改憲軍拡に狂奔する田布施の首相に違和感を抱いている日本国民は、本当に多い。新聞テレビが正確に調査すれば、はっきりするだろう。

 日本国憲法は、戦争を禁じているすばらしい憲法である。そう信じて、足を踏み入れた学生ばかりである。だが、入学してみると、様子がヘンである。

 毎年の入学・卒業式での首相発言は、いかにも戦争前夜のような雰囲気をみなぎらせている。教官も同じである。発足当初は、戦前の軍閥の生き残りが教壇に立った。

 おそらく学生は、神社参拝やら国家神道さえも押し付けられているに違いない。そう、戦前の日本軍とうり二つである。民主主義の軍隊ではない。

 神奈川県横須賀市の大学校を視察した際、校内の売店・書店をのぞいてみた。極右モノの本ばかりで、平和憲法を学べる本は全くない。

 死の商人が無辜の若者を変質させる学校といったほうがいい。右翼の軍隊に向けたステップが、教育の内容と言っていいだろう。

<国連平和維持活動の場面で「行かせないで」の直訴>

 PKOというと、国連の平和維持活動と説明され、なにかいいイメージを植え付ける名前だが、現場は戦場そのものである。鉄砲玉が飛び交う厳しい環境である。

 日本は9条のおかげで、そこから免除されてきた。その分、国連経費に大金を提供してきたのだが、右翼世論を背景に、これを強行した。確か公明党が賛成に回った、その成果である。

 この法律・PKO法が実現したとき、自衛隊内部は混乱して当然だった。隊員の家族は、もっと大変だった。防衛庁長官に直訴する家族は、後を絶たなかった。「うちの息子を行かせないで」という切実なものだった。

 「自衛隊になって死んだ」となると、戦前の日本軍と大差などないのだから。

 PKO時の防衛庁長官が、のちに語ってくれた、これも真実である。

<戦争しない憲法を信じて自衛隊員になった隊員家族>

 米海兵隊員というと、強姦事件の巣として知られているが、彼らは本気で戦争と向き合っている。他方、日本の自衛隊員は正反対である。「戦争をしない、してはいけない」という約束のもとに任官している。本来は、存在しなくていいのである。

 日本は海賊船を想定していない。海賊船をいる、いるとわめいているのは、1%の財閥と極右の面々、そこから宣伝費をもらっている悪しき言論人だけである。

 したがって、日本の船は帆船である。風力や太陽熱で走る日本丸である。乗り心地がよくて、最高に安全な乗り物である。こうして航海していれば、海賊船に襲われることなどない。

 日本国憲法の前文と9条に明記してある。そのことを約束して自衛隊員になった者たちで返済されている防衛省なのである。

 そうしてみると、この6年間の自民党と公明党は、やたらと改憲・9条破壊の憲法改悪を叫んできた。その点で、安倍晋三というA級戦犯の孫は、これ一筋に口走ってきた。

 自衛隊員の家族は、心配で夜もぐっすりと眠られないだろう。退官の日を待ち遠しく思いながら、生活しているのである。二つとない命、二度と存在しない命を本人も家族も大事にしているのだから、この6年間の異常さに辟易しているようなのだ。

<一連の戦争法制に仰天する自衛隊員>

 あれよあれよという間に、一連の戦争法制の強行に驚愕させられた日本人、とくに武器弾薬と生活してきている自衛隊員の精神は、安定どころか不安そのものである。

 とりわけ憲法が禁じる集団的自衛権の行使容認は、天地がひっくり返るほど自衛隊員とその家族に衝撃を与えた。「連立を組む公明党創価学会が必ずや反対して、強行は避けられる」と信じてきたリベラル派は、見事に裏切られてしまった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった公明党創価学会のまじめな信者のKT子さんは、戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された201312月に「安倍に服従した太田ショウコウは、池田大作先生の裏切り者。決して許されない」と叫んでいた。

 無念にも彼女は、介護施設「かけはし」の経営者で、やくざの浜名に殺害されてしまった。その後に自衛隊の参戦法、ついで共謀罪へと次々と強行されていく。公明党の大胆すぎる裏切りに対して日本国民は、はらわたが煮えくり返って、2019年を迎えている。これは公憤である。

<自衛隊9条明記に感動した空母「出雲」の統合幕僚長>

 連日のように官邸に飛び込んで、安倍に逐一、隣国の軍事情勢を報告していた河野という統合幕僚長が、3月で退官したのだが、彼の途方もない発言を共同通信が、単独会見の形で報道していた。

 

 それは2019年危機の核心である9条改憲の中身について、9条に自衛隊を明記するという安倍改憲論に対して、彼は「ありがたいことだ」と本心から感動していた。9条に自衛隊明記は公明党案である。

 

 河野こそが、空母「出雲」の強硬な推進論者でもある。戦前の戦艦「出雲」は、上海事変で大活躍した不沈の戦艦で知られる。それが戦後の今、不沈空母として生まれ変わる。

 

 標的は韓国か北朝鮮か、それとも中国かロシアか。9条改憲の象徴となった空母「出雲」が、東アジアの安定どころか、不安定の核となる。自公による2019年危機を読み解く時である。

2019331日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年危機(3)<本澤二郎の「日本の風景」(3271A

<逃げる防衛大学校の卒業生>

 どのような人間でも、一番大事なものは、命である。命あっての物種という。真実である。むろん、例外もある。例の南京大虐殺の場面では、隠れていた中国人女性を見つけた日本兵が彼女を強姦した後、そこに銃剣を突き刺した。もだえ苦しむ女性は「早く殺せ」と叫び続けた。その現場を巡察中の日本兵は、カメラのシャッターを切り続けた。これは貴重な真実の証言である。

 中国との戦争に備えるかのような首相から、恐怖で逃げ出す幹部候補生がいる。戦前なら軍人エリートだ。血税で学費免除どころか、月給11万円、ボーナス2回(38万円)の防衛大学校の卒業生の149人が、自衛隊から逃げた。今年の卒業生である。

<改憲軍拡・戦争屋首相に恐怖>

 危機をがなりたてて、改憲軍拡に狂奔する田布施の首相に違和感を抱いている日本国民は、本当に多い。新聞テレビが正確に調査すれば、はっきりするだろう。

 日本国憲法は、戦争を禁じているすばらしい憲法である。そう信じて、足を踏み入れた学生ばかりである。だが、入学してみると、様子がヘンである。

 毎年の入学・卒業式での首相発言は、いかにも戦争前夜のような雰囲気をみなぎらせている。教官も同じである。発足当初は、戦前の軍閥の生き残りが教壇に立った。

 おそらく学生は、神社参拝やら国家神道さえも押し付けられているに違いない。そう、戦前の日本軍とうり二つである。民主主義の軍隊ではない。

 神奈川県横須賀市の大学校を視察した際、校内の売店・書店をのぞいてみた。極右モノの本ばかりで、平和憲法を学べる本は全くない。

 死の商人が無辜の若者を変質させる学校といったほうがいい。右翼の軍隊に向けたステップが、教育の内容と言っていいだろう。

<国連平和維持活動の場面で「行かせないで」の直訴>

 PKOというと、国連の平和維持活動と説明され、なにかいいイメージを植え付ける名前だが、現場は戦場そのものである。鉄砲玉が飛び交う厳しい環境である。

 日本は9条のおかげで、そこから免除されてきた。その分、国連経費に大金を提供してきたのだが、右翼世論を背景に、これを強行した。確か公明党が賛成に回った、その成果である。

 この法律・PKO法が実現したとき、自衛隊内部は混乱して当然だった。隊員の家族は、もっと大変だった。防衛庁長官に直訴する家族は、後を絶たなかった。「うちの息子を行かせないで」という切実なものだった。

 「自衛隊になって死んだ」となると、戦前の日本軍と大差などないのだから。

 PKO時の防衛庁長官が、のちに語ってくれた、これも真実である。

<戦争しない憲法を信じて自衛隊員になった隊員家族>

 米海兵隊員というと、強姦事件の巣として知られているが、彼らは本気で戦争と向き合っている。他方、日本の自衛隊員は正反対である。「戦争をしない、してはいけない」という約束のもとに任官している。本来は、存在しなくていいのである。

 日本は海賊船を想定していない。海賊船をいる、いるとわめいているのは、1%の財閥と極右の面々、そこから宣伝費をもらっている悪しき言論人だけである。

 したがって、日本の船は帆船である。風力や太陽熱で走る日本丸である。乗り心地がよくて、最高に安全な乗り物である。こうして航海していれば、海賊船に襲われることなどない。

 日本国憲法の前文と9条に明記してある。そのことを約束して自衛隊員になった者たちで返済されている防衛省なのである。

 そうしてみると、この6年間の自民党と公明党は、やたらと改憲・9条破壊の憲法改悪を叫んできた。その点で、安倍晋三というA級戦犯の孫は、これ一筋に口走ってきた。

 自衛隊員の家族は、心配で夜もぐっすりと眠られないだろう。退官の日を待ち遠しく思いながら、生活しているのである。二つとない命、二度と存在しない命を本人も家族も大事にしているのだから、この6年間の異常さに辟易しているようなのだ。

<一連の戦争法制に仰天する自衛隊員>

 あれよあれよという間に、一連の戦争法制の強行に驚愕させられた日本人、とくに武器弾薬と生活してきている自衛隊員の精神は、安定どころか不安そのものである。

 とりわけ憲法が禁じる集団的自衛権の行使容認は、天地がひっくり返るほど自衛隊員とその家族に衝撃を与えた。「連立を組む公明党創価学会が必ずや反対して、強行は避けられる」と信じてきたリベラル派は、見事に裏切られてしまった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった公明党創価学会のまじめな信者のKT子さんは、戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された201312月に「安倍に服従した太田ショウコウは、池田大作先生の裏切り者。決して許されない」と叫んでいた。

 無念にも彼女は、介護施設「かけはし」の経営者で、やくざの浜名に殺害されてしまった。その後に自衛隊の参戦法、ついで共謀罪へと次々と強行されていく。公明党の大胆すぎる裏切りに対して日本国民は、はらわたが煮えくり返って、2019年を迎えている。これは公憤である。

<自衛隊9条明記に感動した空母「出雲」の統合幕僚長>

 連日のように官邸に飛び込んで、安倍に逐一、隣国の軍事情勢を報告していた河野という統合幕僚長が、3月で退官したのだが、彼の途方もない発言を共同通信が、単独会見の形で報道していた。

 

 それは2019年危機の核心である9条改憲の中身について、9条に自衛隊を明記するという安倍改憲論に対して、彼は「ありがたいことだ」と本心から感動していた。9条に自衛隊明記は公明党案である。

 

 河野こそが、空母「出雲」の強硬な推進論者でもある。戦前の戦艦「出雲」は、上海事変で大活躍した不沈の戦艦で知られる。それが戦後の今、不沈空母として生まれ変わる。

 

 標的は韓国か北朝鮮か、それとも中国かロシアか。9条改憲の象徴となった空母「出雲」が、東アジアの安定どころか、不安定の核となる。自公による2019年危機を読み解く時である。

2019331日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2019年危機(3)<本澤二郎の「日本の風景」(3271A

<逃げる防衛大学校の卒業生>

 どのような人間でも、一番大事なものは、命である。命あっての物種という。真実である。むろん、例外もある。例の南京大虐殺の場面では、隠れていた中国人女性を見つけた日本兵が彼女を強姦した後、そこに銃剣を突き刺した。もだえ苦しむ女性は「早く殺せ」と叫び続けた。その現場を巡察中の日本兵は、カメラのシャッターを切り続けた。これは貴重な真実の証言である。

 中国との戦争に備えるかのような首相から、恐怖で逃げ出す幹部候補生がいる。戦前なら軍人エリートだ。血税で学費免除どころか、月給11万円、ボーナス2回(38万円)の防衛大学校の卒業生の149人が、自衛隊から逃げた。今年の卒業生である。

<改憲軍拡・戦争屋首相に恐怖>

 危機をがなりたてて、改憲軍拡に狂奔する田布施の首相に違和感を抱いている日本国民は、本当に多い。新聞テレビが正確に調査すれば、はっきりするだろう。

 日本国憲法は、戦争を禁じているすばらしい憲法である。そう信じて、足を踏み入れた学生ばかりである。だが、入学してみると、様子がヘンである。

 毎年の入学・卒業式での首相発言は、いかにも戦争前夜のような雰囲気をみなぎらせている。教官も同じである。発足当初は、戦前の軍閥の生き残りが教壇に立った。

 おそらく学生は、神社参拝やら国家神道さえも押し付けられているに違いない。そう、戦前の日本軍とうり二つである。民主主義の軍隊ではない。

 神奈川県横須賀市の大学校を視察した際、校内の売店・書店をのぞいてみた。極右モノの本ばかりで、平和憲法を学べる本は全くない。

 死の商人が無辜の若者を変質させる学校といったほうがいい。右翼の軍隊に向けたステップが、教育の内容と言っていいだろう。

<国連平和維持活動の場面で「行かせないで」の直訴>

 PKOというと、国連の平和維持活動と説明され、なにかいいイメージを植え付ける名前だが、現場は戦場そのものである。鉄砲玉が飛び交う厳しい環境である。

 日本は9条のおかげで、そこから免除されてきた。その分、国連経費に大金を提供してきたのだが、右翼世論を背景に、これを強行した。確か公明党が賛成に回った、その成果である。

 この法律・PKO法が実現したとき、自衛隊内部は混乱して当然だった。隊員の家族は、もっと大変だった。防衛庁長官に直訴する家族は、後を絶たなかった。「うちの息子を行かせないで」という切実なものだった。

 「自衛隊になって死んだ」となると、戦前の日本軍と大差などないのだから。

 PKO時の防衛庁長官が、のちに語ってくれた、これも真実である。

<戦争しない憲法を信じて自衛隊員になった隊員家族>

 米海兵隊員というと、強姦事件の巣として知られているが、彼らは本気で戦争と向き合っている。他方、日本の自衛隊員は正反対である。「戦争をしない、してはいけない」という約束のもとに任官している。本来は、存在しなくていいのである。

 日本は海賊船を想定していない。海賊船をいる、いるとわめいているのは、1%の財閥と極右の面々、そこから宣伝費をもらっている悪しき言論人だけである。

 したがって、日本の船は帆船である。風力や太陽熱で走る日本丸である。乗り心地がよくて、最高に安全な乗り物である。こうして航海していれば、海賊船に襲われることなどない。

 日本国憲法の前文と9条に明記してある。そのことを約束して自衛隊員になった者たちで返済されている防衛省なのである。

 そうしてみると、この6年間の自民党と公明党は、やたらと改憲・9条破壊の憲法改悪を叫んできた。その点で、安倍晋三というA級戦犯の孫は、これ一筋に口走ってきた。

 自衛隊員の家族は、心配で夜もぐっすりと眠られないだろう。退官の日を待ち遠しく思いながら、生活しているのである。二つとない命、二度と存在しない命を本人も家族も大事にしているのだから、この6年間の異常さに辟易しているようなのだ。

<一連の戦争法制に仰天する自衛隊員>

 あれよあれよという間に、一連の戦争法制の強行に驚愕させられた日本人、とくに武器弾薬と生活してきている自衛隊員の精神は、安定どころか不安そのものである。

 とりわけ憲法が禁じる集団的自衛権の行使容認は、天地がひっくり返るほど自衛隊員とその家族に衝撃を与えた。「連立を組む公明党創価学会が必ずや反対して、強行は避けられる」と信じてきたリベラル派は、見事に裏切られてしまった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった公明党創価学会のまじめな信者のKT子さんは、戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された201312月に「安倍に服従した太田ショウコウは、池田大作先生の裏切り者。決して許されない」と叫んでいた。

 無念にも彼女は、介護施設「かけはし」の経営者で、やくざの浜名に殺害されてしまった。その後に自衛隊の参戦法、ついで共謀罪へと次々と強行されていく。公明党の大胆すぎる裏切りに対して日本国民は、はらわたが煮えくり返って、2019年を迎えている。これは公憤である。

<自衛隊9条明記に感動した空母「出雲」の統合幕僚長>

 連日のように官邸に飛び込んで、安倍に逐一、隣国の軍事情勢を報告していた河野という統合幕僚長が、3月で退官したのだが、彼の途方もない発言を共同通信が、単独会見の形で報道していた。

 

 それは2019年危機の核心である9条改憲の中身について、9条に自衛隊を明記するという安倍改憲論に対して、彼は「ありがたいことだ」と本心から感動していた。9条に自衛隊明記は公明党案である。

 

 河野こそが、空母「出雲」の強硬な推進論者でもある。戦前の戦艦「出雲」は、上海事変で大活躍した不沈の戦艦で知られる。それが戦後の今、不沈空母として生まれ変わる。

 

 標的は韓国か北朝鮮か、それとも中国かロシアか。9条改憲の象徴となった空母「出雲」が、東アジアの安定どころか、不安定の核となる。自公による2019年危機を読み解く時である。

2019331日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

2019年危機(3)<本澤二郎の「日本の風景」(3271A)
<逃げる防衛大学校の卒業生>
 どのような人間でも、一番大事なものは、命である。命あっての物種という。真実である。むろん、例外もある。例の南京大虐殺の場面では、隠れていた中国人女性を見つけた日本兵が彼女を強姦した後、そこに銃剣を突き刺した。もだえ苦しむ女性は「早く殺せ」と叫び続けた。その現場を巡察中の日本兵は、カメラのシャッターを切り続けた。これは貴重な真実の証言である。
 中国との戦争に備えるかのような首相から、恐怖で逃げ出す幹部候補生がいる。戦前なら軍人エリートだ。血税で学費免除どころか、月給11万円、ボーナス2回(38万円)の防衛大学校の卒業生の1割49人が、自衛隊から逃げた。今年の卒業生である。
<改憲軍拡・戦争屋首相に恐怖>
 危機をがなりたてて、改憲軍拡に狂奔する田布施の首相に違和感を抱いている日本国民は、本当に多い。新聞テレビが正確に調査すれば、はっきりするだろう。
 日本国憲法は、戦争を禁じているすばらしい憲法である。そう信じて、足を踏み入れた学生ばかりである。だが、入学してみると、様子がヘンである。
 毎年の入学・卒業式での首相発言は、いかにも戦争前夜のような雰囲気をみなぎらせている。教官も同じである。発足当初は、戦前の軍閥の生き残りが教壇に立った。
 おそらく学生は、神社参拝やら国家神道さえも押し付けられているに違いない。そう、戦前の日本軍とうり二つである。民主主義の軍隊ではない。
 神奈川県横須賀市の大学校を視察した際、校内の売店・書店をのぞいてみた。極右モノの本ばかりで、平和憲法を学べる本は全くない。
 死の商人が無辜の若者を変質させる学校といったほうがいい。右翼の軍隊に向けたステップが、教育の内容と言っていいだろう。
<国連平和維持活動の場面で「行かせないで」の直訴>
 PKOというと、国連の平和維持活動と説明され、なにかいいイメージを植え付ける名前だが、現場は戦場そのものである。鉄砲玉が飛び交う厳しい環境である。
 日本は9条のおかげで、そこから免除されてきた。その分、国連経費に大金を提供してきたのだが、右翼世論を背景に、これを強行した。確か公明党が賛成に回った、その成果である。
 この法律・PKO法が実現したとき、自衛隊内部は混乱して当然だった。隊員の家族は、もっと大変だった。防衛庁長官に直訴する家族は、後を絶たなかった。「うちの息子を行かせないで」という切実なものだった。
 「自衛隊になって死んだ」となると、戦前の日本軍と大差などないのだから。
 PKO時の防衛庁長官が、のちに語ってくれた、これも真実である。
<戦争しない憲法を信じて自衛隊員になった隊員家族>
 米海兵隊員というと、強姦事件の巣として知られているが、彼らは本気で戦争と向き合っている。他方、日本の自衛隊員は正反対である。「戦争をしない、してはいけない」という約束のもとに任官している。本来は、存在しなくていいのである。
 日本は海賊船を想定していない。海賊船をいる、いるとわめいているのは、1%の財閥と極右の面々、そこから宣伝費をもらっている悪しき言論人だけである。
 したがって、日本の船は帆船である。風力や太陽熱で走る日本丸である。乗り心地がよくて、最高に安全な乗り物である。こうして航海していれば、海賊船に襲われることなどない。
 日本国憲法の前文と9条に明記してある。そのことを約束して自衛隊員になった者たちで返済されている防衛省なのである。
 そうしてみると、この6年間の自民党と公明党は、やたらと改憲・9条破壊の憲法改悪を叫んできた。その点で、安倍晋三というA級戦犯の孫は、これ一筋に口走ってきた。
 自衛隊員の家族は、心配で夜もぐっすりと眠られないだろう。退官の日を待ち遠しく思いながら、生活しているのである。二つとない命、二度と存在しない命を本人も家族も大事にしているのだから、この6年間の異常さに辟易しているようなのだ。
<一連の戦争法制に仰天する自衛隊員>
 あれよあれよという間に、一連の戦争法制の強行に驚愕させられた日本人、とくに武器弾薬と生活してきている自衛隊員の精神は、安定どころか不安そのものである。
 とりわけ憲法が禁じる集団的自衛権の行使容認は、天地がひっくり返るほど自衛隊員とその家族に衝撃を与えた。「連立を組む公明党創価学会が必ずや反対して、強行は避けられる」と信じてきたリベラル派は、見事に裏切られてしまった。
 「木更津レイプ殺人事件」の被害者となった公明党創価学会のまじめな信者のK・T子さんは、戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された2013年12月に「安倍に服従した太田ショウコウは、池田大作先生の裏切り者。決して許されない」と叫んでいた。
 無念にも彼女は、介護施設「かけはし」の経営者で、やくざの浜名に殺害されてしまった。その後に自衛隊の参戦法、ついで共謀罪へと次々と強行されていく。公明党の大胆すぎる裏切りに対して日本国民は、はらわたが煮えくり返って、2019年を迎えている。これは公憤である。
<自衛隊9条明記に感動した空母「出雲」の統合幕僚長>
 連日のように官邸に飛び込んで、安倍に逐一、隣国の軍事情勢を報告していた河野という統合幕僚長が、3月で退官したのだが、彼の途方もない発言を共同通信が、単独会見の形で報道していた。

 それは2019年危機の核心である9条改憲の中身について、9条に自衛隊を明記するという安倍改憲論に対して、彼は「ありがたいことだ」と本心から感動していた。9条に自衛隊明記は公明党案である。

 河野こそが、空母「出雲」の強硬な推進論者でもある。戦前の戦艦「出雲」は、上海事変で大活躍した不沈の戦艦で知られる。それが戦後の今、不沈空母として生まれ変わる。

 標的は韓国か北朝鮮か、それとも中国かロシアか。9条改憲の象徴となった空母「出雲」が、東アジアの安定どころか、不安定の核となる。自公による2019年危機を読み解く時である。
2019年3月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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