安倍・小泉は議員失格<本澤二郎の「日本の風景」(3581)

 

安倍・小泉は議員失格<本澤二郎の「日本の風景」(3581)

<「桜」で公金横領の安倍は財政法違反>

 この国はどうなっているのだろうか。正義の黄金バットはいないのか。ひどすぎて脳が混乱してしまい、なすべきことを忘れてしまったのか。

 

 安倍の「桜」事件は、むろんのことで、過去に前例がない。財政法違反事件である。学者らが刑事告発している。法務検察は逃げることが出来ない。逃げれば、リンチを口にする人も出てくるだろう。

 

 安倍晋三はモリカケTBS山口強姦魔救済から抜け出すことはできないが、桜を見る会について、庶民でも理解できる犯罪である。韓国の前大統領と同じ運命が待ち構えている。

 

<小泉進次郎も捜査対象者となり、議員失格>

 環境大臣の小泉進次郎は、浮気費用を政治資金から流用していたと政治資金収支報告書に記載していた。議員辞職で済まないだろう。法律違反で逮捕されるしかない。むろん、育休どころの騒ぎではない。

 

 そもそも育休とは、専門家の説明によると、雇用される側の権利である。小泉は、環境省の責任者、雇用する側の人間として、省内の職員に奨励すればいい。それなのに、トップが雇用主が育休?本末転倒という。

 

 元首相の息子との甘えだけで育った進次郎が、国民の代表など務まるわけがない。国民はみな知っている。直ちに環境大臣と議員を辞めて、捜査当局に自首することを薦めたい。

 

 日本は法治国家である。法の下の平等は、首相大臣に関係がない。むろん、天皇一家も憲法と法令に従わねばならない。

 

<黒を白にする弁護人は弁護士法に違反する>

 伊藤詩織さんを強姦した人物が、逆に損害賠償という、途方もない金額を要求した民事訴訟には、あきれてモノをいう気がしない。

 

 日本弁護士会は、なにゆえに存在しているのだろうか。犯罪者を弁護する権利を有しているだろうが、それには一定の約束が存在している。犯罪者を白にする弁護は、不当な行為であろう。

 こうしたことに対する日本弁護士会の対応であるが、まともに機能していないと断罪したい。やり放題の弁護士の法意識が問われている。

 

<悪辣な河井案里選挙のヤメ検弁護士は金亡者>

 永田町監視人の一人が電話をしてきた。週刊文春最新号の記事を読んだ上で、長々と解説してくれた。

 

 例の案里選挙の違反行為の仕掛け人は、正義を貫く弁護士グループだったという、これも途方もない重大事件が明らかとなった。

 

 権力の不正腐敗は、TBS山口強姦魔救済事件に限らないだろう。安倍事件に限っても、次から次へと発覚している。安倍が犯罪首相だと、国民の多くは認識している。

 

 その場合、重大なことは無恥人間だという点である。武家社会ではアベ的な権力者は、いくつ命があっても足りない。恥の文化が定着しているためだ。悪いことをしても、相手が悪事の証拠を握っていなければ、やりたい放題なのだから。

 

 たとえていうと、強姦しても、相手は薬物で意識がもうろうとしているので「合意があった」と開き直る悪党はかなりいる。それを弁護する、正義を吹聴する弁護士もいるから、この世は真っ暗だ。

 

 そこで案里選挙違反事件の裏の責任者は、なんとヤメ検弁護士だった。しかも、検事の世界でも相当の地位をつかんだ、悪党検事であることも発覚した。

 興味のあるものは、図書館でも押しかけて週刊誌を読むといい。小銭のある諸兄は、コンビニで購入するといい。悪党検事の名前も判明する。しかも、問題の関西電力疑獄に関与している、正義のヤメ検もいるというのだ。

 

 安倍からの1億5000万円を懐に入れた案里選挙は、文句なしの安倍主導の違法金権選挙だった。しかも、安倍も菅も応援のため地元に入っている。二人とも官房機密費持参である。金額は500万円なのか、それ以上なのか?

 

 ヤメ検弁護士は、金亡者でもある。血税の上前を撥ねるハイエナなのであろうか。日本弁護士会の対応も注目を集めることになる。

 

 悪党が編成した補正予算が、昨夜成立した。次は超軍拡予算も成立させる、国権の最高機関なのであろうか。

2020年1月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2022年10月 1日 (土)

大波乱の統一教会国会<本澤二郎の「日本の風景」(4581)

大波乱の統一教会国会<本澤二郎の「日本の風景」(4581)

<統一教会大汚染の衆院議長・細田博之問題で入り口から議会機能不全>

 世論の怒りに耐えかねて安倍・清和会の前会長の細田博之と反社会的カルト教団・統一教会との深い関係の一部が露見した。国権の最高機関の長がカルト汚染発覚で、臨時国会は冒頭から大荒れになる。内外の世論と議会野党の追及が、10月3日からの国会冒頭から繰り広げられる。

 同時並行して、アベノミクスによる超格差社会と円激安による本格的な物価急騰が国民生活を破壊している。そうした怒りの矛先が、「安倍政治を引き継ぐ」という岸田・自民党と公明党に襲い掛かることになるだろう。

 この風圧から逃れようとして関西の維新政党が、立憲民主党にすり寄ってきた。野党共闘分断狙いだが、ことほどカルト教団恐怖が政党と議員に及んでいる証拠といえる。

 秋の臨時国会は冒頭から細田首切り騒動で、入り口から大混乱する。統一教会と自民党・統一教会と清和会の動向に主権者は、一喜一憂させられるだろう。背景には、カルト教団関係者やカルト信者2世の内部からの告発が露見していることが、追及する側に沢山の餌を撒いてくれているからでもある。安倍後継者の細田博之や後釜狙いの悪党と名指された萩生田光一・下村博文、ほかに現役大臣の西村康稔らも血祭りの対象になると見られている。

 

<怒り狂う世論はカルト教団の宗教法人解散迫る!>

 今回の安倍銃撃事件の犯人とされている山上徹也に対する批判を聞くことがない。被害者が余りにも人々に害悪を流し続けてきた史上最悪の政治屋の代表だったことと無関係ではない。

 確信犯を裏付けるように、安倍・清和会内部からも、山上に対する非難攻撃を聞いたことがない。地元の安倍側近の極右の女性大臣からも、である。不思議なことである。国民の怒りは安倍とカルト教団の、想像さえも出来ない信者獲得作戦と、その先の私財強奪信仰に集中している。

 国民誰もが「統一教会は宗教法人に非ず」との価値判断をして当然だろう。「宗教法人法によって解散させろ」との怒りの声が沸騰している。

 岸田文雄は、この問題の処理で正念場を迎える。本当に「関係が薄い」のであれば、文科相に指示すれば足りる。むろん、それなりの覚悟が求められるが。鈴をつけるのは誰か?国民はこの一点にも耳目を集中している。

 

<つるし上げられる学習院OBの女性文科相は耐えられるか>

 野党議員と国民多数は、宗教法人許認可権を有する女性文科相に対しても、追及の矛先を向けるだろう。彼女は既に統一教会解散について抵抗していると報じられている。理由は神道天皇教を教える学習院のOBである。

 

 安倍政治は、神道と統一教会による連携共闘関係にあった。よって統一教会を守ろうとするだろう。そこから野党と世論との間に、決定的ともいえる亀裂が生じるだろう。比例して国民の怒りは、文科相にも向かうだろう。既に元文科事務次官の前川喜平氏は「統一教会は宗教法人としての資格はない。解散させるべきだ」と野党のヒアリングに参加して強調している。前川発言が、世論を代表している。

 

<宗教法人の優遇税制廃止(政治と宗教)も国民の声>

 深く関連しているのが、宗教法人に対する優遇税制である。日本人は生まれた途端、1000万円の借金を抱えて生きなければならないほど借金漬けの国民である。

 「なぜ宗教法人に免税するのか」という怒りも世論の大勢である。カルト教団と政党の癒着は、根底に金がまとわりついている。教団自ら政党を立ち上げた創価学会公明党のみならず、自民との内部に神道政治連盟を抱える自民党もまた、憲法20条に違反している可能性が高い。

 

 安倍改憲論で多くの国民は、戦争放棄の9条を学んだ。いま統一教会問題で20条をとことん勉強させられるだろう。二度と国家神道を許してはならないという、そのためのカンヌキの役割が20条である。

 9条と20条が日本の宝物であることに人々は気付くことになるだろう。2022年の秋の臨時国会は、戦後の議会史上最も大事な国会なのである。1億2000万人注視の国会があさって開幕する!

2022年10月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(毎日)世界平和統一連合(旧統一教会)の被害者救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は16日、東京都内で集会を開き、文部科学相に対し、旧統一教会の解散命令を裁判所に請求することなどを求める声明を採択した。

 

2022年9月30日 (金)

突如、自民党党紀委員会!?<本澤二郎の「日本の風景」(4580)

突如、自民党紀委員会?<本澤二郎の「日本の風景」(4580)

<村上誠一郎氏の心臓一刺しに決起した「安倍派清和会」!?>


「飛んで火に入る夏の虫」という言葉を思い出す。自民党は言うまでもなく、日本国をがたがたにした史上最低の安倍晋三を、人びとは「国賊」「売国奴」と呼ぶ。「政教一致のカルト教団の日本乗っ取りの共犯者」となった岸・福田・安倍の清和会も、また売国奴と呼ばれている。笹川一族も。そこから声が上がったと、昨日、報じられた。

 

 国を乱す、国家に害を及ぼす輩を国賊という。安倍の8年間の大きな変化というと、その一つが日本を超格差・貧困社会に追い込んだアベノミクスだろう。財閥1%は500兆円の内部留保を懐に入れたが、特権的公務員を除いた90%以上の年金生活者に限らず、中小企業者の多くの日本国民は、目下円激安による超物価高に泣かされている。これからも!

 自民党の村上誠一郎が発した「安倍国賊」発言に賛同する国民は多い。彼は当たり前の勇気ある発言を、自民党の総務会などで公然と口にした。国民は、彼の立場からの発言に溜飲を下げた。国民の代表である国会議員は、全体の奉仕者として民意を反映する責任があるのだから。

 

 現に、いかに岸田内閣が「国葬」という慶事で、問題の元首相を装おうとしても、主権者は屈しなかった。NHKがデモ映像を封じ込めようとしても、欧米のメディアは安倍国葬反対の大掛かりな全国的な国民的抵抗運動を、しっかりと活字にして世界に発信した。昨日は、安倍犯罪の被害者として夫が命を落とした赤木雅子さん救済を叫んでいる加藤弘吉さんと連絡が取れた。有印公文書偽造同行使罪で、安倍に屈した佐川ら3人を刑事告発し、安倍事件追及にひるまない市民活動家だ。検察も変わった。

 

 安倍犯罪事件で泣いている人々はゴマンといる。村上は民意の反映として安倍国賊と断じたところ、突然清和会から横やりが入った。自民党の党紀委員会という、専門家でさえも記憶から遠ざかっていた組織の名前が浮上した。長期間、この組織は開店休業の状態にあった。安倍の犯罪に沈黙していた。仮に、この組織が正常に機能していれば、真っ先に安倍は裁かれて失職していたと誰もが思っていたのだから。

 

<期待される安倍・統一教会を焙り出す機会を提供するかも>

 党紀委員会が動き出すと、安倍事件の数々が浮上するだろう。その中には国民の知らなかったことも表面化するに違いない。

 安倍事務所には、統一教会担当の秘書もいた。安倍とカルト教団の深い関係は、祖父の岸信介、父親の安倍晋太郎の時代からだから、そのことも具体的に判明するだろう。安倍の母親の洋子さんも詳しい。NHK記者も、である。TBS強姦魔も、だろう。姿を隠している笹川関係者も。パンドラの箱が開く!大歓迎したい。

 

<三木武夫・河本敏夫に仕えた村上水軍の筋金入りの出番に期待も>

 村上誠一郎は、怖いもの知らずの勇気ある政治家である。自民党内のたった一人の政治屋でないステーツマンだ。売国派閥の崩壊寸前の清和会の脅しに屈するはずがない。現在野党から集中攻撃を受けている衆院議長の細田博之も、五体が倒れかけていてみっともない。さっさと辞めるしかないだろう。

 

 安倍の後見人の森喜朗も沈没寸前だ。台湾有事を口実に東アジアを混乱させようとしてきた極右・台湾派も、ワシントンの監視が指摘されている。三木武夫や河本敏夫の薫陶を受けた村上は、岸とは対極の筋金入りだ。自民党の党紀委員会監視も要注目だ。

 

<墓穴を掘るのはどっちかな?安倍派清和会は張り子の虎>

 米誌ニューズウィークが安倍国葬を「露骨で危険な安倍崇拝の儀式だった」と総括する記事を掲載した。「民主主義の危機を乗り越える」という岸田首相の掛け声とは裏腹に、「国家」という言葉ばかりが目立つ権威主義と安倍元首相の熱狂的ファンの集いとなったことには、引き続き批判と検証が必要だ」

とも警鐘を鳴らした。

 墓穴はどちらか?答えは分かりきっている。統一教団のいう「霊界に生きる」というカルト教団の作り話にいかほどの価値があろうか。

2022年9月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(追記)すっかりYoutubeファンになってしまった。紫蘇の実の醬油漬けがおいしい。おかず不要だ。新米に乗せて食べると最高。昨日はやや大目に漬けた。牛乳はコーヒーの苦み消しに使う程度にする。幼児の牛乳は厳禁だということも教えられた。衝撃は納豆だ。藁に包んでつくる納豆菌を使っていないという。輸入大豆は遺伝子組み換えや残留農薬で危ない。タレと辛子には添加物でよくない、と知らされた。大好きな納豆は、昔食べたものが、今はほとんどない。偽物だらけの納豆にうんざりだ。20年ほど前に中国の学者が「中国には安全な食材がない」とぼやいていたが、日本も同じだったのだ。政治も行政も腐敗すると、食べ物も腐敗している日本ということになろうか。日本も長生きは容易ではない時代に突入したのかもしれない?

2022年9月29日 (木)

50年の日中関係<本澤二郎の「日本の風景」(4579)

50年の日中関係<本澤二郎の「日本の風景」(4579)

<1972年9月29日に国交正常化に角さん茅台に酔って機内でイビキ>

 いま中国に本物の茅台酒はない。「特供」と記された本物は、外国に輸出されて国内にない。一般に出回っているものは偽物。幸運にも4、5年前、北京のチョウさんが秘密の場所から取り出してくれ、乾杯した。残りをいただいて大事に保管したつもりだったが、その価値が理解できず、いつの間にか消えてしまった。中国では幻の茅台である。50年前の日中関係は幻だったのか?安倍・清和会外交の歴史的な不始末に屈してしまうのか、それとも?

 

 50年前、この茅台で北京の田中角栄首相と周恩来総理が、共に歓喜して痛飲した。帰国後しばらくして大平正芳外相が、宏池会事務所で「周総理が日本の特別機の待つ上海まで、中国機を用意して見送ってくれたんだが、角は周総理の横で高いびきを始めた。礼の国での失礼な態度に、隣でひやひやしたよ」とエピソードを明かしたことが懐かしい。茅台のせいで二日酔いだった。田中にとっても大平にとっても、50年前が人生の最高を極めた日となった。

 

 ともあれ日本と中国は、めでたく国交を結んだ。その歴史的瞬間を茅台が両雄を満足させた。一躍中国の茅台の需要が膨らんで、大半の中国人も本物の茅台と縁が無くなった。国交正常化50年にして、日本と中国の外交は最悪、振り出しに戻ってしまった。強権的な北京政府に世界は翻弄されている。

 9・27安倍国葬で菅義偉は、自身を首相に押し上げてくれた安倍晋三を絶賛したものだが、世界最大の消費市場を放棄する日本会議・統一教会の愚かな安倍外交に東アジアは、緊張して危険極まりない。

 

<各社とも政治部長が同行、3歳長男と羽田の特別機見送り>

 戦後最大の歴史的な外交舞台に、田中と大平以外に官房長官の二階堂進も随行している。「趣味は角栄」を任じる二階堂への田中の配慮だった。

 この世紀の晴れ舞台に、各社とも政治部長が同行した。ヒラの出番などなかった。当時は政府専用機がなかった。おそらく日本航空をチャーターした特別機を羽田に用意したはずだ。

 中国は、史上最大ともいえる日本軍による空前絶後の侵略戦争の損害賠償を放棄するという決断をした。仮に損害賠償支払いが現実に実施されると、日本の経済成長は危うかった。中国の驚くべき配慮に親中派の日本政府は、自信を膨らませ、一気呵成、正常化へと突っ走った。

 一人抵抗した勢力は、A級戦犯の岸信介配下の福田赳夫の清和会だけだった。直前の自民党総裁選で大角連合が勝利し、7月7日に田中内閣が誕生していたにもかかわらず、台湾派の清和会の抵抗は続くことになる。

 当時、大田区の妻の実家に居候していた駆け出し記者は、3歳の長男・春樹の手を引いて羽田空港に駆けつけた。山口朝男政治部長を見送った。見送りゲートで息子を肩に乗せてから、もう50年経つ。

 

<中国外交部の肖向前氏が教えてくれた「大平正芳の対中長期戦略」

 大平さんは寡黙な人である。人前で自己をひけらかすことはない。人格識見を体現した政治家だった。池田内閣が誕生すると、池田は女房役の官房長官を大平に委ねた。大平は「今日よりゴルフ宴会はご法度ですよ」と首相に釘を刺した。安倍を礼賛した、一時的に宏池会に所属した菅など足元にも及ばない。

 

 大平の対中戦略に感服した人物が中国外交部にいた。知日派の肖向前さん。彼は大平と共に日中友好活動をした元内務官僚の古井喜実から、大平のすごい対中長期戦略を教えられて、頭を垂れた。

 「日本にこんな素晴らしい人物がいるのか」と驚いた。それを筆者にも打ち明けたのだ。大平番記者も全く知らない大平の見事な戦略に対して、感動して当然だった。

 ご存知鳩山一郎内閣は日ソ国交回復を実現した。次いで石橋湛山内閣は日中正常化を公約に掲げたが、体調を崩して果たせず、後釜に座った台湾派の岸内閣によって封じ込められた。この場面で大平は密かに心に誓った。まずは池田内閣の誕生である。池田政権では、官房長官として政府全体を掌握するや、続いて外相に就任して、岸外交を逆転させた。だが、池田の病気退陣で政権は、またしても岸の実弟・佐藤栄作に移行した。 

 ここから大平の苦闘が始まる。佐藤派の田中角栄を台頭させて、岸と佐藤の後継者・福田赳夫を抑え込む作戦である。大角連合は、親台湾派の岸・福田封じ込め作戦による田中内閣の実現だった。危うい綱渡り作戦だ。

 宏池会の会長就任も不可欠だった。優柔不断の前尾繁三郎追い落としも、やむを得ない決断だった。これらをやり遂げたあと佐藤後継争いとなった。

 大平の大作戦など全く知らなかった大平番記者は、田中内閣で幹事長にならずに外相に就任した大平に「おかしい」と懸念を抱いたものだった。

 

 田中内閣誕生と大平外相就任が、悲願の日中国交回復を約束した。大平の対中戦略には脱帽である。中国外交部きっての親日派も、古井の解説に感動した。大平の大戦略を知る日本人は、ほかに誰もいない。肖向前さんに出会うことがなければ、この大平戦略を誰も知らずに50年を迎えたことになる。

 かの40日抗争で解散総選挙の途上で、大平は許容しがたい運命を受け入れてこの世を去って逝った。武道館での大平葬儀に涙を流した凡人ジャーナリストを、50年の今、少しだけ誉めたい。肖向前さんではないが、大平は偉大な政治家だった。

 この貴重な実績を台無しにした森・小泉・安倍は、万死に値するだろう。アジアの平和と安定をぶち壊した安倍を国葬にした、こともあろうに宏池会の岸田文雄も同罪であろう。

 

<森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三で逆転、目下危機的な東京と北京>

 振り返ると、日中関係を破壊する工作の第一人者は、石原慎太郎である。そして山東昭子も、である。棚上げしていた尖閣諸島をダシにして日中間に亀裂のボールを投げ込んだ。それを松下政経塾1期生の民族神道派の野田某内閣が国有化して、パンドラの箱を開けてしまった。

 古い資料を開くと、日本は太刀打ちできない。棚上げして共同開発が鄧小平の知恵だったが、A級戦犯の岸の配下となって、反中の血盟団・青嵐会で暴れまくった石原都知事の撒いた毒矢が、50年前の大角連合の成果をぶち壊してしまったのである。

 いま石原が消え、安倍も。残る森喜朗は五輪疑惑の中心人物である。小泉は、日本会議の命を受けて靖国参拝を繰り返し、日中の友情を破壊した。東アジアに緊張を送り込んだ安倍の日本核武装化を、岸田も後継するのであろうか。安倍側近の萩生田、下村、西村は?半世紀を経て浮上した統一教会問題で、日本の政界は激しく揺れている。

 

<外相・林芳正が改善に向けて努力、清和会崩壊で台湾有事ゼロ>

 日中関係は、このまま対立の渦に巻き込まれてしまうだろうか。

 プーチンの二の舞はない。話し合い・外交の出番である。その責任者が反安倍の林芳正である。彼は大平の実績を理解する頭脳を持ち合わせているだろう。岸田に期待は持てないが、林の勇気に期待したい。

 

 安倍の清和会は崩壊する。統一教会の清和会は滅ぶしかない。従って台湾有事はない。林はいち早く北京へと足を向けるだろう。日中によるアジアの平和と安定の基礎を再構築することは、決して困難な道ではない。大平宏池会の伝統は、今も生きていると信じたい。

 大平と田中の遺産は、必ず蘇るだろう。懐の深い北京にも、いい人材が誕生するかもしれない。

2022年9月29日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月28日 (水)

国葬後も安倍追撃<本澤二郎の「日本の風景」(4578)

国葬後も安倍追撃<本澤二郎の「日本の風景」(4578)

<「まるで拷問のような時間だった」と国葬参加の元国会議員>

 東アジアの平和と安定に汗をかいてきた元国会議員は、本心は国葬反対だが「倅の結婚式に出てくれた恩義があるので」という事情から朝5時30分に家を出て、東京の武道館に入った。入ったら最後、午後1時前後から夕刻の6時ごろまで椅子に縛り付けられた。便所に行くと大混雑だが、その際、両足で立っての運動が唯一生きている証となった。本人が夜の8時に宿に倒れ込んだらしく、数十秒電話してきたが、その言葉は「拷問そのものだったよ」という悲鳴だった。4200人ほどの参加者の中には、体調を壊したお年寄りも出たはずである。

 修行僧がどういう状況か知らないが、それよりもきつかったのは国葬参列ではなかったろうか。腰を痛めた老人のことが気になる。長時間椅子に座った米国副大統領のハリスも、おそらく貴重な思い出となったであろう。むろん、岸田との会談内容はすっかり忘れているに違いない。

 

 およそ要人は一人も参加しなかった国葬だったことから、2万人の史上空前の警備体制を強行した警察員は、神経をすり減らすこともなくやり過ごせたわけだから、警備の特別手当に満足していたらしい。

 筆者は大平正芳首相の葬儀に取材を兼ねて国葬ではない葬儀に参列したことがあるが、そこには米国のジミー・カーター大統領や中国の華国鋒主席が参列した。日中友好の扉を開いてくれた大平さんの正義と勇気に惚れこんだ番記者は、涙が流れ落ちて困った思い出がある。安倍は、開いた扉を閉じようとしていたわけだから、そこに因果を感じる。

 

<吉田茂側近・小坂善太郎さんの改憲反対理由は「国内の分断」>

 米国で安倍の仲間(統一教会)となったトランプがホワイトハウスの主になると、米国社会の分断が表面化した。今回の安倍国葬に国民は反対した。当日も会場周辺や国会周辺その他で、国葬反対デモが発生し、安倍国葬の非を叫んだ。

 外国特派員は日本の分断と報じた。もうそれだけで岸田内閣の野望は、国内のみならず国際社会からも負の評価を受けた。回復できるかどうか?

 ふと思い出したのだが、憲法を制定した吉田茂内閣の側近に小坂善太郎さんという外相を何度か歴任した穏健な政治家がいた。彼は何度も「憲法改正は国内を二分化する。そうなると外国の介入が起きてきて、国が危うくなるので、自分は憲法改正に大反対だ」と筆者に語ってくれた。

 小坂さんは池田勇人や前尾繁三郎の宏池会の大幹部で知られていて、大平さんを「大平君」と呼んでいた。宏池会に改憲派はほとんどいなかった。憲法の国際協調主義を当たり前のように踏襲していた。岸田は宏池会の伝統を踏み外して、保守傍流の改憲軍拡派に変質している。そのことが9・27国葬という暴政を具体化させてしまった。

 宏池会の伝統は今も正しい。中興の祖が誕生するのかどうか。それとも消えていくのか?

 

<国会周辺は9・27国葬中・国葬後にも反対デモだらけ>

 葬儀の献花する場面で、清和会首相経験者3人が壇上に上った。五輪疑惑で検察の事情聴取を受けた犯罪容疑者の森喜朗は、杖を突いていた。靖国参拝派の小泉純一郎は、妙に髪が白かった。安倍嫌いの福田康夫は、そそくさと壇上を降りた。

 

 武道館の周辺でも、国葬反対デモの雄叫びは靖国を震撼させていた。市民の勇気ある活動に対して、足腰の弱くなった老人は心から敬意を表したい。

 国葬後には、新たな戦いが市民を待ち受けている。「安倍を豚箱に入れるまで闘う」といっていた市民活動家が「安倍犯罪者の子分5人衆」をメール送信してきた。この10年、日本を1%のためだけのアベノミクス経済に追い込んできた結果、円激安による物価の急騰が一段とひどくなって国民生活を不安に追い込んでいる。黒田日銀への怒りは本格化している。

 安倍国葬反対で目を覚ました国民は、時間のある老人を中心に反安倍・反清和会・反統一教会・反自公へと弾みをつけていく。

 

<顔向けできない安倍晋三の子分たち=TBS報道もすごい>

 TBSが岸・安倍父子の暴政を映像で見せている。それをYoutubeで見つけたので貼り付けよう。統一教会との歩みそのものである。政治とカルト教団の恐ろしさを伝えている。安倍の子分たちも、この輪の中で悪いことをしていたのだ。

 

 NHKの岩田という記者は、20年も安倍と共にあったという。本人がその一端を、問題の「文藝春秋」で公開した。さっそく法律家が図書館で見つけて読んでくれ、感想をメールしてきた。

 「岩田明子氏の文章ですが、よくも、このような安倍元総理との個人的関係まで、恥ずかしげもなく、むしろ得意げに公表するなど、一体どういう神経なのか理解できません」

 

 カルトに魅せられる人間から、せめて民意を代表するジャーナリストは、その世界から脱却することが求められるだろう。

2022年9月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

本澤先生、いつもお世話様です。世間に顔向け出来ない5人衆です。

「中村格、加計孝太郎、佐川宣寿、山口敬之、竹中平蔵」何れも安倍嘘つき犯罪者の子分です。
今までは安倍嘘つきに隠れて居ましたが、これからは司直の手が伸び枕は冷や汗で毎晩眠れぬ夜になることを期待します。

此のメールは森友問題の世話人加藤弘吉さんからの転送です。

      9/26     
仲村正昭(残念ながらアドレスを貼り付けが出来ない。操作されているのか)

-----
Original Message -----

こちらはTBS報道「日本はとんでもない間違いをした」岸信介・安倍晋太郎・安倍晋三

https://www.youtube.com/watch?v=xEI2kmdBv-0

 

昨日偶然見つけたYoutube=原子力ムラと闘う反骨のジャーナリスト(竹野内真理氏の講演)

https://www.youtube.com/watch?v=TvRnDsZ7lOg&t=96s

 

2022年9月27日 (火)

暗黒の日<本澤二郎の「日本の風景」(4577)

暗黒の日<本澤二郎の「日本の風景」(4577)

<国民に迷惑をかけ憲法をぶち壊した国賊を国葬する2022年9月27日>

 我が埴生の宿の彼岸花(曼殊沙華)数十本が、いま真っ赤に燃えている。まるで人々の怒りを象徴しているかのようだ。2022年9月27日の日本は、暗黒の日である。悔しい、悲しい日が到来するとは、考えもしなかったが、間違いなく暗黒の日である。詩人はどう記録するだろうか。岸田文雄の手帳にはどう記録されるのであろうか。

 

 人びとは「国民に迷惑をかけた人物を国民の税金で、権力で喪に服させるとは何事か」「血税を悪党のためになぜ使うのか。困っている人たちの生活費に充てるべきだ」と腹の底から叫び声を上げている。昨日も今日も反国葬デモは、日本列島を覆いつくしている。

 「安倍晋三と道連れはいやだ」と幼子の半狂乱の声も聞こえてくる、そんな暗黒日である。昨日は秋晴れだったが、本日はどうだろうか。いま時は午前8時前である。房総半島は曇ってきている。

 

<大金投入と警察・自衛隊の警備で統一教会向け反国民的国葬強行>

 岸信介・安倍晋太郎・晋三は善人ではない。敗戦後、平和を誓った日本国憲法を誇りに思って、平和に生きてきた日本人の敵である。彼らは悪人である。彼らは真っ当な日本人ではない。

 国家神道と統一教会という悪しきカルト教団を悪用し、再び「神の国」という覇権国家へと日本の航路を切り替えてきた。安倍晋三と公明党創価学会の太田昭宏と山口那津男らは、2015年に国民の反対を押しきって自衛隊参戦の「戦争の出来る日本」にした。

 これ一つで安倍は万死に値する。安倍は間違いなく国民の平和な生活を脅かし続けてきた国賊・売国奴である。

 

 国葬に2万人という史上最大の警備作戦一つとっても、国民に嫌われていることが証明されている。G7大国の首脳は一人として東京の武道館に訪れるものは現れなかった。安倍の死を本気で服喪する人たちはいない。それに在位70年の英国エリザベス女王の国葬費用13億円に比較して、安倍はざっと40億円。これはどういうことか。小学生でも納得しない。

 統一教会と神道というカルト教団まみれの自民党と、創価学会の公明党の政教一致体制を裏付けて余りあろう。彼らの野望に大義は全くない。そもそも民主的な憲法は、国葬そのものを否定している。

 

<それでも政府・電通によってNHKと民放の公共電波独占>

 恐ろしい事態が起きていることを、昨夜日刊ゲンダイ記者から知らされた。それは公共の電波をNHKはじめ民放テレビ局までも政府が独占し、一斉に安倍国葬礼賛報道を流すというのである。

 公共の電波を使って、史上最悪の人物の葬儀を宣伝するという。こんなことも過去になかった。おそろしい。民放はそれぞれ大手の新聞が操縦している。ということは、日本の言論界が政府と国策会社電通に買収されてしまったことになるだろう。

 言論界買収費用もまた大金だ。なんと恐ろしい政府であろうか。屈した言論界に言葉も出ない。国賊を礼賛する報道に国民は反対する。本日も都内では反国葬デモが繰り広げられる。主権者の反撃は止まらない。

 岸田も岸田内閣も、そして安倍の清和会も国賊の仲間である。人々の怒りは一段と強まっていくだろう。

 

<主権者の総意に背いた政府・自公政府は憲法の名において罷免の対象>

 公務員は憲法を尊重し、擁護する義務がある。この点で安倍晋三は失格であるが、岸田内閣も同じく失格となる。主権者の総意は憲法が保障している。

 

 安倍を国葬にするという要件はない、それどころか憲法は国葬を認めていない。にもかかわらず閣議決定でこれを強行した岸田もまた万死に値する。

 岸田・自公内閣が、主権者を裏切って安倍国葬を強行したことは、すなわち憲法の名において、岸田内閣は罷免される。内閣を総辞職するほかない。国賊を神格化させる今回の愚行を、国民は断じて容認することは出来ない。

 国際社会は知っている。バイデンもマクロンも来日しない。隣国のトップさえも来ない。当然のことである。

 

 暗黒の日のあとの処理に全国民は、一丸となって体当たりするほかない。その基は、日本国憲法に従うことである。三権の長の協議を直ちに開け!開けなければ即総辞職しか道はない!

2022年9月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月26日 (月)

名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)

名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)

G7から現役トップは一人も参加しない寂しい武道館>

 ハリケーン対策を優先するといって、突然のカナダ首相の欠席通知に岸田官邸は衝撃を受けている!閣議決定による「安倍国葬」に対して、大西洋の熱帯低気圧も、史上最低の国賊・安倍晋三の日本政府決定の「国葬」にへそを曲げた、との新たな世評がインド太平洋上に舞っている?

 

 かくして「二流、三流の国葬かな」と安倍国葬を前にして、国際社会はほぼ完全無視しながら冷笑している。「弔問外交」を事前に大宣伝してきた官邸御用聞き新聞テレビも、当てが外れてしまった。直前の英国エリザベス女王の国葬を見せつけられてきた人々の中には「まるで中世絵巻」とばかりうっとりする人もいた。それでも経費13億円、日本の憲法違反の国葬費用はざっと40億円に腹を立てる国民は7割前後。来月の臨時国会が乗り切れるか、との新たな不安が、官邸と自民党本部に襲い掛かっている。

 結局のところ「自公政権最後の線香花火」という珍事で終止符を打つかもしれない。

 

<時間のあるドイツ前首相・メルケルさんも参列拒否>

 安倍晋三の首脳外交の相手は、トランプとプーチンだった。その両者とも目下、息も絶え絶えで共倒れの事態に追い込まれている。安倍の国葬参列どころではない。安倍とトランプは、共に統一教会資金と言論の支援を受けて暴走を続けてきたことも発覚した。

 トランプ資金にも、民主党のワシントンは狙いをつけているようだ。統一教会資金は、ワシントンのメディアにも相応の影響力を与えてきていることも分かってきた。共和党びいきの日本の新聞テレビだったことも。

 

 最近までのG7の有能な政治家というと、ドイツのメルケル首相(当時)がずば抜けていた。彼女はフクシマ311を目にした後、即座にドイツの原発を止める決断をした。彼女は原発と気候変動について理解していたのだ。400基もある世界の原発の廃炉が、地球を救う道ということが分かっていた。

 歴史認識もそうだが、安倍とは水と油だった。彼女は今は時間があるが、それでも極東の右翼政治屋の参列に興味を示すことはなかった。弔問に値しないからだ。むろん、中世の冠をかぶったエリザベスの国葬もNOだった。

 

 英女王の葬儀に比較して比較できない大金・血税を投入しながら、国際社会に影響力を与える欧米からのトップは、安倍国葬を無視した。

 

<空前の2万人体制の要人警備=遺骨は自衛隊が死守の珍事>

 もう東京都内は、いたるところ警察官ばかりが徘徊している。史上最大の海外の要人警護作戦だという。

 

 元警視総監の秦野章さんとのやり取りの中に「閣僚に警備など要らない」「だれも狙われるような人物などいない。無駄使いもひどすぎる」との話に納得したものである。

 日本国憲法を尊重し、擁護する政治家を襲うような人物は、この日本にはいない。いうところの警備は、血税獲得目的にすぎなかった。敗戦後の混乱期に彼は、自ら拳銃を懐に入れてやくざ暴力団退治をした、その体験からの持論だった。日本ほど安全な国はない。今回、要人と思われる人物はいない。

 

<警察と自衛隊が主役の安倍国葬の珍事かな>

 思えば安倍官邸の中枢は、官邸の犯罪を消し去るという防護服に警察官僚で固めた。菅義偉がよく知っている。安倍は軍拡施策に熱心で、年中自衛隊・防衛省幹部を官邸に呼んでいた。官邸を去ると、最後っ屁とばかり実弟の岸信夫を防衛相にした。

 警察と防衛省を防護服にした最初で最後の、史上最低の首相だった。自民党の村上誠一郎が「安倍は国賊」という評価を下した覚悟を外野席の人間は理解できないだろうが、それはそれはすごい彼なりの決断だった。

 石破茂が「統一教会解散論」をちらと言いだした。はっきり言うべきだ。オウム真理教事件とも共通する点が多い。税金を免除される超優遇税制の宗教法人は、政府ではなく、主権者や国際社会から受け入れられる教義の存在が不可欠だろう。弱者を不幸にさせる邪教が宗教法人であるわけがない。

 誰が見ても、統一教会は信教の自由をひけらかせるような真っ当な教団ではない。国民は改めて宗教とはなにか、政治と宗教のこと、憲法20条についてしっかりした理解が不可欠である。そのうえで統一教会は宗教法人の資格がない。石破発言を岸田内閣は受け入れる必要がある。解散させることが、政府・議会・司法の責任である。

 安倍銃撃事件が、戦後の政治の危うさを次々と露見させてくれていることに反骨の凡人ジャーナリストは、心から感謝している。それにしても岸田文雄は、とんでもない新たな国葬ババをつかんだものである。安倍国葬という憲法が禁じる、あってはならない策略を考案した悪党の追及も忘れてはなるまい。麻生太郎のボンクラにそのような知恵はない。官房副長官に持ち込んだのは誰か。

 安倍側近の誰なのか。ワシントンではない。ソウルか東京か。御用記者たちか?目下、謎である。

2022年9月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月25日 (日)

消えた安倍後継と続く国葬問題<本澤二郎の「日本の風景」(4575)

消えた安倍後継と続く国葬問題<本澤二郎の「日本の風景」(4575)

<「ナベツネ入院」と日本テレビの統一教会報道に因果関係?>

 渡辺恒雄96歳、入院して4か月以上たつと週刊誌が報じていることを知った。ということは左翼から右翼に転向した、宇都宮徳馬のいう「忘恩の徒」は、ほぼ確実に「寝たきり」の病院生活を送っているのだろう。

 最近は、インターネットという化石人間も正体不明の電子機器を使うと、Youtubeという実に便利な情報源の存在を知った。日本記者クラブの仲間の民放テレビ局幹部に教えたところ、彼は知らなかった。昨日はそこで日本テレビのニュースを見てしまったのだが、なんと若いころ彼に紹介された伊佐治君が出ていた。彼に確かめると、いまは報道局長という。ついでにナベツネの様子を聞くと、一応は「意識はしっかりしていると聞いている」というはっきりしない説明である。

 ということは、ナベツネの意識ははっきりしたり、はっきりしないが正解であろう。時は動く。時が問題を解決するものだ。1980年代から中曽根機関紙に変身した読売も、40年を経て変化の時代に突入した。少なくとも日本テレビは変わっている。統一教会報道では、民放テレビ局では先行している。「本体は相変わらず原発推進報道に徹しているが、テレビはいち早く軌道修正している」ということなのだろう。

 ナベツネが面倒を見てきた安倍晋三が銃撃事件で即死したことは、本人の全神経を揺さぶり、一時は半狂乱になったであろう。そして銃撃の真犯人を割り出したはずである。それを知ったテレビは軌道修正した?との憶測は、ある程度当たっているだろう。時はナベツネ時代の終わりを告げている。

 54基もの原子力発電所を建設し、その挙句に東電フクシマ原発大炎上を目にしながら、それでも反省も謝罪もしなかったナベツネの読売は、現在も原発推進報道で、世論操作の先頭を走っている。「三期目の心臓」に賭けた読売に、天が遂に怒り出して安倍暴政にブレーキをかけた?との下衆の勘繰りに彼は頷いているに違いない。

 そういえば伊佐治報道局長は、以前と比べてどっしりと重みを見せていた。

 

<朝日新聞が安倍国葬に参列報道が事実なら、さらなるナベツネ化か>

 不動産稼業でやりくりしている、と冷やかされている朝日新聞の経営陣は、広告減に泣かされている。自民党の統一教会・政治と宗教の深刻な課題に向き合おうとしていない。そんな朝日新聞に、読者離れは相変わらずである。

 社説1本に100万円、150万円も支払ってきた殿様商売をやめれば、たちまちのうちに健全な体質に戻ることが出来る。ただ、やってることが間違っている。出来る記者を窓際に追い込んでいると聞いた。これはナベツネが読売を制圧した時と同じ手口だ。ナベツネ化は、さらなる朝日衰退を約束する。自業自得である。

 政治部長時代の朝日の松下政治部長を思い出す。泉下で涙を流している様子が目に浮かぶ。そういえば「木更津レイプ殺人事件」の取材をするように、わざわざ連絡してあげたのに、朝日新聞千葉支局の若い記者は「警察が動いたら書く」といって逃げた。公明党創価学会がらみの特ダネは、書かない、書けないということだった。

 同じく袖ヶ浦市林地区の水源地において、フクシマの放射能埋設重大事件が発覚しながら、これにも逃げている朝日新聞である。朝日はいつから原発推進新聞に変身したのか。恐ろしい時代は、ジャーナリズムの死が約束している、そのためである。

 

<毎日新聞がロシア情報に笹川平和財団を登場させた理由>

 毎日新聞にも注文したい。同紙が公明党創価学会のテコ入れを受けている事実を、毎日政治部記者が教えてくれて久しい。毎日の信濃町報道は、大きな枠をはめられてきている。

 創価大学の入社枠があるとも聞いたが、事実であるらしい。毎日新聞から公明党議員になると、これが信濃町エリートという。

 数日前に気になったことは、ロシア情報解説にわざわざ笹川平和財団の人物を登場させていた点である。これを見つけて頭を抱え込んでしまった。笹川一族と統一教会は仲間内の関係である。それ以前には、公共放送であるNHKまでもが、笹川関係者を起用していた。安倍10年の間における変化だ。

 

<「安倍国葬反対」世論と激しい反対デモに圧倒=後継者不在>

 林芳正外相を右翼メディアは批判しているようだが、反安倍の林が台頭することは、これまた時代の流れであろう。彼が反安倍路線を走ることが出来れば、世論はついていくだろう。

 日中友好はアジアの平和と安定の基礎であるという1972年9月29日の共同宣言は、永久に正しいアジアの進路である。

 それにしても、反安倍国葬の潮流は強まることこそあっても弱まることはない。それは国葬強行後も変わらない。熊本県では岸田文雄後援会が統一教会まみれであることが判明したが、熊日新聞のアンケート調査では、70%以上の県民が安倍国葬に反対している。

 これらの反安倍世論に安倍・岸家も屈した。安倍後継者不在であることも分かってきた。誰が出馬しても当選しない。安倍の1%向けの政治経済外交政策を、日本国民も理解したことである。遺骨の搬送に武装勢力の自衛隊を起用するという。これも前代未聞である。

 中国人学者が言っていたことだが、東洋の民族は支配者を特別扱いすることで、人民を支配する。分かりやすくすると、カルト人間を誕生させることで、人々を操るという。中曽根康弘も同じことを言っていた。天皇制がそうだったし、民間レベルではナベツネの支配方式もそうだろう。

 

<この世にカルト人間はいらない!>

 安倍の10年も、ナベツネらの安倍カルト化は、そうして具体化したものだろうが、しかし、独裁・暴政の下では、それも限界がある。悪の華は、それでも「国葬」による神格化を試みようとしている。安倍国葬の政治的野望に主権者は屈してはならない。

 

 日本国民は確実に覚醒してきている!永田町・霞が関も変わらざるを得ない。

2022年9月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月24日 (土)

勢いづく安倍国葬大反対<本澤二郎の「日本の風景」(4574)

勢いづく安倍国葬大反対<本澤二郎の「日本の風景」(4574)

<内閣支持率の激減=国民は心底から統一教会政治屋に怒っている>

 自民党の茂木・消防団はエンジンがかからないらしい。放水されない。萩生田や生稲、下村、西村など安倍側近が次々と火だるまになって倒れている。山際とかいう得体のしれない人物も辞任待ちという。

 それにしても文鮮明・韓鶴子夫妻という、これまた正体不明の人物を崇め奉る安倍以下の自民党議員の無様な姿を見ていると、正直なところ主権者は心底から腹が立つ。宗教の恐怖・政治と宗教の祭政一致の中世レベルの日本政治に、敗戦後に民主教育を受けた国民の大半は、本心から怒りが込み上げてくる。これを放置してきた日本の腐敗警察と腐敗検察は税金泥棒に過ぎなかったのか。従って日本人をここまで貶めて甘い汁を吸ってきた岸信介・福田赳夫・笹川良一・安倍晋三ら清和会を国賊・売国奴といわずして何というのか。 

 統一教会・国際勝共連合が日本国の政治・政策を自由自在に壟断してきたことに対して、それを由としてきた自民党政治・清和会政治に屈してきたことに、国民は怒っている。そしてそれらの事情を知っていた霞が関の官僚でさえも沈黙してきた全体の奉仕者は罷免の対象者だ。さらに野党議員や言論人らも、山上徹也の手製の花火銃2発のドカンドカンを待たないと気付かなかった!

 被害者は主に弱い立場の女性だった。彼女らの私財を根こそぎ巻き上げたことに、統一教会関係者は日本国民が納得する反省も謝罪もしない。それは岸田以下の自民党議員とその支援者にも言える。彼らによって政府の政策はゆがめられて、国民生活は貧困へと落ち込んだ。1%のための超格差社会下の貧困化にさえも反省謝罪しない岸田や麻生らだ。「菅や二階ら自民党ぼけ老人任せの自公体制に、これからも委ねる羊の群れでいいわけがない」との反発は正当な主張であろう。

 

<岸田文雄の地元・ヒロシマでも国葬反対の大規模デモが>

 安倍国葬反対デモが全国の各地で繰り広げられていることを知って大いに勇気をもらってきた。そんな時、昨日のネット情報で被爆地・ヒロシマでも安倍国葬反対デモが映像で確認した。

 中国新聞は、ややまともなブロック紙で知られる。若くして亡くなった山本一郎君の父親が経営する会社だ。大きく報道したはずである。河井1・5億円事件追及も注目を浴びていた。確か総務相の寺田は岸田側近のはずだ。

 岸田も寺田も統一教会との関係を指摘されている。足元での安倍国葬反対デモに、両者とも衝撃を受けたろう。

 

 お目当ての弔問外交の対象者は、インドのモディとカナダのトルドーだけだ。

これに40億円もの血税をはたくという。岸田も頭が狂ってしまっている。

 

<安倍銃撃事件の映画が9月2日に大公開!待ち遠しい国会>

 おなじく昨日の報道で知ったのだが、安倍銃撃事件の映画が、安倍国葬の当日から封切られるという。これにはびっくりだ。アメリカにはマイケルムーア監督が知られているが、日本にもムーア監督のような人物がいたのだ。以前、井上靖原作の「敦煌」を映画化した際、北京での特別試写会に国会の映画議員連盟の田村元と前田勲男の幹部を引率する役目をもらった。前田とは天津観光を楽しんだ思い出がある。

 俳優では三田佳子と西田敏行も。三田は今も現役。頑張っている。同い年だ。西田も活躍している。

 国会や日本記者クラブでも放映する機会があるだろう。清和会が横やりを入れるかもしれないが?

 

<人間は褒められると元気が出る!吉川良さんありがとう>

 本澤さんの冴え渡る文章に、胸の支えが落ちました。村上さんの弁も、気持ち良く、よくぞ、本音を吐露してくださった。久しぶりに、自民党議員らしくない発言に拍手。金まみれで汚れている中に、清く正しく輝く一点の光。自民党の末期症状。本澤さんいつも、ありがとうございます。

 

<読者から「宗教はいかなる宗教でも科学と真理に反しています。人が苦しみや困難に直面した時、宗教の出番なのか。私は、人間は、主権者としての自覚を持ち、世界の平和とすべての人間の基本的人権を擁護する自己を確立することができれば、宗教はいらないのではないかと思うのです>

 

<この驚くべき投書!誰かご存知なら詳細を知りたい=集団結婚夫妻?>

世田谷一家殺人事件

あれからずいぶん経ちますが、あの事件も、統一教会が関係しているかもしれません。あるサイトに詳しく載っていたのを、記憶しています。

一家の家に訪問者があったのは確かで、その訪問者は顔見知りの可能性が高いということです。なぜなら、いきなり強盗が入ってきたのなら、出くわした家族たちの悲鳴などが、隣の姉の家に(壁繋ぎの家)聞こえたはずで、悲鳴を聞いていない事です。しかも階段の所で家族と会っていた事もわかっており、その時も悲鳴が聞こえていなかった事、またこの夫婦は統一教会の集団結婚でした。旦那さんが統一教会への献金の減額を希望していた、という話もでていました。

犯人は韓国人ではないかと、服装などから言われていました。迷宮入りをしたのには、わけがあったとしか思えません。

2022年9月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

2022年9月23日 (金)

安倍国葬と文科省の癌<本澤二郎の「日本の風景」(4573)

安倍国葬と文科省の癌<本澤二郎の「日本の風景」(4573)

<現文科相は天皇教・学習院の麻生太郎の部下=統一教会解散反対

 小選挙区制になると、石ころのような政治屋が跋扈する。幸い、日刊ゲンダイのデジタル版で新文科相記事を読んで、なるほどそうか、と頷いてしまった。本人には失礼になろうが、名前は生涯記憶することは困難だ。但しはっきりした点は、彼女が学習院OB。すなわち天皇教の本山で学んだことになる。

 そうだとすると、神社神道と統一教会は、岸信介と笹川良一を間に挟んで、文鮮明の統一教会と一体化している。従って、いくら反社会的・公序良俗に違反する犯罪的カルト教団とはいえ、文科省・文化庁の小役人は動けない。動かせるようにするには、安倍国葬強行をなんとしても主権者の強固な意思で阻止することが先決となろう。

 

 反安倍国葬派がここまで人脈上の知識を有していれば、文科省を改革することが出来るのだが。OBの前川喜平さんのいら立ちと怒りを市民運動派は、うまく活用すればいい。昨日は統一教会が3度目の記者会見をして、新たな憎悪を国民と信者にばらまいた。二人の会見人の態度が著しく悪く、テレビで見た市民は、さもありなんと震え上がった。

(旧統一教会の解散命令「安易な請求はできない」文化庁宗務担当者が見解 福島氏「十分要件ある」)

<岸・福田・安倍の清和会が文科大臣ポストに執着した理由が、今わかる。歴史認識の捏造だけではなかった>

 護憲リベラル派のOさんが文部大臣国家公安委員長になった時、本人も周囲も失望したことを知っている。それほど教育の責任官庁の地位は低かった。しかし、よく眺めると、この教育の本山に自民党右翼議員が喜んで就任し、時折問題発言をして辞めていったことも。

 そう岸信介のA級戦犯グループは、好んで文科省ポストに執着した。歴史認識の捏造もお目当てだが、そればかりではなかった。宗教法人の認可権限は想定外の利権を約束していたのである。この点を元事務次官の前川さんは詳しいだろう。

 そのことをよく知って実践した最初の首相経験者が岸信介だった。岸や笹川、福田の後継者は、その恩恵を受けたろう。統一教会は岸の政治力で、ちなみにオウム真理教は、岸派別動隊で活躍した五輪利権推進派の石原慎太郎が宗教法人にした。石原の隠し財産はすごいらしい。

 誰もが「オウムも統一教会も同じ」と信じ込んでいる。被害者弁護団が「解散だ」と叫んでいる。日本共産党も同調している。多くの主権者も。それでも反省も謝罪も出来ない統一教会。宗教法人にする理由を、いまは探す材料がない。

 

 人びとは山上家の悲惨すぎる事件を知って、恐ろしいカルト教団の存在に慌てふためいている。それに応じない文科省に不信のボールを投げつけているが、相手は学習院OBの麻生太郎の後輩だ。怒りは麻生と文科省に。そういえば森喜朗は元文部大臣経験者で、文教族である。

 森は日本工業新聞の人間だが、本人は産経新聞だと偽っている。永田町でも一部の人に知られて有名である。とうてい銅像が立つような人物ではない。むろん安倍晋三も、である。

 

歴史認識の捏造で皇国史観教育=以前は3流の役所=国家公安委員長兼務の軽い大臣ポスト>

 確か清和会の文部大臣の暴言というと、朝鮮での36年間の植民地支配について「日本はいいこともやった」という趣旨の発言をして、野党と世論の反発で首を斬られたことがあった。彼らは国際社会から「戦争神社」と決めつけられている靖国神社を尊崇するだけではなく、侵略戦争を「アジア解放戦争」だと放言して恥じない面々で、安倍晋三もこの仲間だった。

 「天皇を神と崇める戦争派」としても有名な清和会で、筆者は自ずと距離をもって取材しなければならなかった。そうした中で清和会文科相は、真っ当な歴史教科書の改ざんだけでなく、安倍側近の下村博文などは、カルト教団のためになる名称変更に貢献した。彼らの政策を自民党の選挙公約にもした。現在は、その日本部隊の責任者の安倍を国葬にして「霊界に生きる安倍」という文字通りゾンビとして、これからも活用していく?お話にならない。現在も韓国政府の諜報機関と連携しているのかどうか、大いに気になる。

 

日本国憲法の致命的欠陥は第一章=歴史の趨勢・英国王政も衰退

 戦前のヒロヒトの正体を知ったのは、朝日新聞が侍従長の百武三郎日記を詳細に明かしてくれたお陰である。いかにも生物学者でも通用するような戦後のヒロヒトとは、全くの別人であったことに衝撃を受けてしまった。無知な凡人ジャーナリストであったことに恥じてしまった。彼は300万の死に向き合おうとはせずに生涯を終えてしまった。

 最近になって信頼する法律家から、憲法の致命的な欠陥が第一章だと教えられた。反論できなかった。確かにこれは日本人にとって深刻で重大なことである。しかし日本国民はこれと向き合わねばならない。

 

 先に在位70年の大英帝国の残滓を浴びながら生きてきたエリザベス女王の国葬があったが、その費用は13億円という、安倍国葬はその数倍という。ふざけるなと主権者は怒っている。英新国王は「自分は簡素に」と早くも宣告しながら、無事に生き延びようといじらしい?

 女王国葬後の大英帝国の残滓は、確実に清算を余儀なくされるだろう。王政の時代ではない。それは日本も同様である。警察官僚の宮内庁が対応できるレベルではない。あと50年、100年先になると、地球そのものが深く傷つく。気候変動が予告している。農薬と放射能で生き物はお陀仏するしかない。にもかかわらず、わが文科省は原子力ムラの先陣を切って核兵器開発にも執念をみなぎらせているという。岸の悲願だろうが悲劇を通り越している。

 

 庭先に彼岸花が咲いた。例年に比べて遅いという。近くの業務スーパーを見聞したばかりだが、大好きな魚類はなかった。放射能汚染魚にいち早く対応したものか?恐ろしい時代を生き残るための教育が、日本政府・文科省には全くない!修身斉家治国平天下の世は来ないのか。倫理道徳さえもない。

 筆者は50年先、100年先に生きる反骨ジャーナリストらの参考のために2009年から書き始めた「日本の風景」を活字にしている。その一部が国会図書館に届いたという。人々がそれぞれの立場で声を上げ、生きた証を孫や子供に遺すべきであろう。少しでも地球と人類の生存に貢献するしかない。人の道でなければならない。

2022年9月23日記(政治評論家)

 

2022年9月22日 (木)

切れない自民と統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4572)

切れない自民と統一教会<本澤二郎の「日本の風景」(4572)

<元大蔵OB議員秘書が明かした斬っても切れない両者の深すぎる仲>

 森喜朗の言う「天皇中心の神の国」のルーツは朝鮮半島だ。反共主義の岸・笹川・文鮮明の固い結びつきは、半世紀たってもなかなか破壊されない?昨日珍しく元自民党秘書から参院議員へ、現在は関西方面で気楽な人生を送っている友人が電話してきた。彼はもう30年前から「統一教会は詐欺集団・反社会的カルト教団」と認識していた。目下の自民党の対応を見て「単なるポーズ。両者が切れることはない」と断言した。

 

 斬っても切っても斬れないお化けのような、利権で結びついている両者の関係は、当面の乗り切りに四苦八苦しているだけで、再びゾンビのように復活する。「徹底的に解散させ、宗教法人の冠を外させて、国税のメスを入れるしかない。それは日本のゾンビ・神社神道も同じだ」と指摘した。

 そこに利権が転がっている限り、両者は離婚しない。頷ける!そもそも文鮮明は宗教者ではない。反共を武器にした利権政治屋なのだから。

 

<笹川財団と清和会の斬っても切れない関係=安倍国葬の震源地>

 岸の戦犯人脈は、遠く満洲からだ。敗戦後の日本で権力を掌握すると、そこに朝鮮半島の文鮮明を巻き込んだ大日本帝国復活の野望が膨らむ。岸と笹川良一とのコンビを当時の米謀略機関のCIAがテコ入れした。ギャンブル利権と宗教カルト利権の結びつきの鍵が「反共主義」だった。

 

 したがって清和会という自民党派閥は、神社神道の日本会議と笹川財団(昔は目くらましの船舶振興会を名乗った)と統一教会国際勝共連合のカルト勢力によって形成されている。国民のための政治が行われると思う方が狂っている。国民は、山梨の笹川別荘で現在の当主・陽平が、安倍晋三と小泉純一郎と森喜朗と麻生太郎を呼びつけて宴会をしている様子の、不気味すぎる映像を目撃している。安倍の妻・昭恵のいう「悪だくみ」の本体である。日本国憲法を根底から破壊しようという悪の巣窟とでも呼ぶべきだろうか。

 三匹の毒蜘蛛のうちの一匹は、民放テレビとネット情報で半分ほど退治したが、日本会議の国家神道復活を狙う野望は消えていない。笹川財団はというと、血税に手を突っ込んで、そのごく一部を福祉団体にばら撒いて、一部の人たちから歓迎されている。これが目下の清和会の実態といえる。

 議会と言論界が必死の闘争を展開しないと、三匹の毒蜘蛛を退治できない。

 

<今やってることはお芝居=暴力団と議員の関係と同じで斬れない>

 久しぶりの電話で「昔仕えていた元大蔵省の古だぬきに統一教会は関係していたのか」とこの時機としては、ごく当たり前の質問をした。なんと「いやすごかったよ。立正佼成会派遣の久保木という国際勝共連合会長と年中、家族同士の食事会をやっていた。すると間もなく国会の事務所に中堅の信者が押し寄せてきた。驚いて君たちは詐欺集団だ。ここに出入りすることは禁止する、と釘を刺した」とすらすらと語りだした。

 

<「詐欺集団は来るな」と追い返したら、親父から「お前代わりが出来るか」>

 「いまから30年ほど前だった」という。久保木という人物の著書から、安倍は「美しい国」という言葉を拝借している。安倍の薄っぺらな人格が分かろうというモノだ。久保木こそが岸や笹川の仲間、文鮮明の日本支部の親分だった。なぜ立正佼成会が?確か庭野日敬という名前について、中曽根康弘の口から聞いたものだ。

 

 久保木にまとわりついた大蔵OB代議士、しかし秘書は「詐欺集団が事務所に出入りするな」と追い返した。彼はその後、事務所を飛び出して参院議員のバッジをつけた。現在は元参院議員だ。今の林外相に「中国と喧嘩するな」と釘を刺したというから、なかなかの人物である。そのあと代議士が秘書を呼びつけた。

 「君の評判がよくないぞ」と突然怒り出した。「何のことですか」に「君は久保木の子分たちに来るなと言ったそうだな。なぜだ」と詰問してきた。秘書は「彼らはまともな連中ではないですよ。世間に知れたら問題になりますよ。それでもいいのですか」と負けてはいない。反論した。

 

 代議士は大蔵省の元事務次官、妻は有名な芸能人だ。それでも選挙は怖い。20人ほどの信者が手弁当で、戸別訪問からチラシのポスティング、電話かけから電話番をしてくれる。地方では空きの一軒家を借りて、そこで自炊してくれる。こんな運動員は他にいない。秘書の抵抗は止まった。

 彼に目下の岸田と茂木の対応を聞くと、笑って「いい加減そのもの。出鱈目で嘘をついている」と決めつけた。茂木も安倍同様に嘘つき政治屋の第一人者になった。

 

<国際勝共連合会長夫妻といつも会食、選挙になると20人の信者>

 政治家は金と票で動く。政治屋である。ステーツマンはいない。右翼・保守系の面々は特にそうである。憲法を読んでいない政治屋もたくさんいる。倫理道徳も軽視する輩が少なくない。正直なところ尊敬に値する人物などいない。

 改めて言う。修身斉家治国平天下の人はいない。安倍家の洋子・昭恵はよくよく承知しているだろう。

 元大蔵事務次官もこんな選挙をしていたとは、呆れてものも言えない。念のため「君はどうだった。頼んだのか」に彼は本気で怒り出した。彼はこの点では政治家だった。

 そうだ、本日は近所に業務スーパーが開店するという。早めに出かけて安物買いに精を出そうか。庶民のいじらしさを政治屋は理解しない。国民と為政者の溝は深すぎる。反骨ジャーナリストの採点は、誰よりも手厳しいかもしれないが、これも大事な生きている証であろう。

2022年9月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

9/21      
仲村

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02CnEfBjbsiXgu4G6gkkafRs4S4JGwMSE76QUKFvkmKhRUvFS7EiWW4D1tJ6Z6ungal&id=100009967697650&sfnsn=mo

URL

https://iss.ndl.go.jp/books?any=%E6%9C%AC%E6%BE%A4%E4%BA%8C%E9%83%8E%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%A2%A8%E6%99%AF&ar=4e1f&except_repository_nos%5B%5D=R100000038&except_repository_nos%5B%5D=R100000049&except_repository_nos%5B%5D=R100000073&sort=ud

 

«安倍国葬に超軍拡<本澤二郎の「日本の風景」(4571)

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ