安倍・小泉は議員失格<本澤二郎の「日本の風景」(3581)

 

安倍・小泉は議員失格<本澤二郎の「日本の風景」(3581)

<「桜」で公金横領の安倍は財政法違反>

 この国はどうなっているのだろうか。正義の黄金バットはいないのか。ひどすぎて脳が混乱してしまい、なすべきことを忘れてしまったのか。

 

 安倍の「桜」事件は、むろんのことで、過去に前例がない。財政法違反事件である。学者らが刑事告発している。法務検察は逃げることが出来ない。逃げれば、リンチを口にする人も出てくるだろう。

 

 安倍晋三はモリカケTBS山口強姦魔救済から抜け出すことはできないが、桜を見る会について、庶民でも理解できる犯罪である。韓国の前大統領と同じ運命が待ち構えている。

 

<小泉進次郎も捜査対象者となり、議員失格>

 環境大臣の小泉進次郎は、浮気費用を政治資金から流用していたと政治資金収支報告書に記載していた。議員辞職で済まないだろう。法律違反で逮捕されるしかない。むろん、育休どころの騒ぎではない。

 

 そもそも育休とは、専門家の説明によると、雇用される側の権利である。小泉は、環境省の責任者、雇用する側の人間として、省内の職員に奨励すればいい。それなのに、トップが雇用主が育休?本末転倒という。

 

 元首相の息子との甘えだけで育った進次郎が、国民の代表など務まるわけがない。国民はみな知っている。直ちに環境大臣と議員を辞めて、捜査当局に自首することを薦めたい。

 

 日本は法治国家である。法の下の平等は、首相大臣に関係がない。むろん、天皇一家も憲法と法令に従わねばならない。

 

<黒を白にする弁護人は弁護士法に違反する>

 伊藤詩織さんを強姦した人物が、逆に損害賠償という、途方もない金額を要求した民事訴訟には、あきれてモノをいう気がしない。

 

 日本弁護士会は、なにゆえに存在しているのだろうか。犯罪者を弁護する権利を有しているだろうが、それには一定の約束が存在している。犯罪者を白にする弁護は、不当な行為であろう。

 こうしたことに対する日本弁護士会の対応であるが、まともに機能していないと断罪したい。やり放題の弁護士の法意識が問われている。

 

<悪辣な河井案里選挙のヤメ検弁護士は金亡者>

 永田町監視人の一人が電話をしてきた。週刊文春最新号の記事を読んだ上で、長々と解説してくれた。

 

 例の案里選挙の違反行為の仕掛け人は、正義を貫く弁護士グループだったという、これも途方もない重大事件が明らかとなった。

 

 権力の不正腐敗は、TBS山口強姦魔救済事件に限らないだろう。安倍事件に限っても、次から次へと発覚している。安倍が犯罪首相だと、国民の多くは認識している。

 

 その場合、重大なことは無恥人間だという点である。武家社会ではアベ的な権力者は、いくつ命があっても足りない。恥の文化が定着しているためだ。悪いことをしても、相手が悪事の証拠を握っていなければ、やりたい放題なのだから。

 

 たとえていうと、強姦しても、相手は薬物で意識がもうろうとしているので「合意があった」と開き直る悪党はかなりいる。それを弁護する、正義を吹聴する弁護士もいるから、この世は真っ暗だ。

 

 そこで案里選挙違反事件の裏の責任者は、なんとヤメ検弁護士だった。しかも、検事の世界でも相当の地位をつかんだ、悪党検事であることも発覚した。

 興味のあるものは、図書館でも押しかけて週刊誌を読むといい。小銭のある諸兄は、コンビニで購入するといい。悪党検事の名前も判明する。しかも、問題の関西電力疑獄に関与している、正義のヤメ検もいるというのだ。

 

 安倍からの1億5000万円を懐に入れた案里選挙は、文句なしの安倍主導の違法金権選挙だった。しかも、安倍も菅も応援のため地元に入っている。二人とも官房機密費持参である。金額は500万円なのか、それ以上なのか?

 

 ヤメ検弁護士は、金亡者でもある。血税の上前を撥ねるハイエナなのであろうか。日本弁護士会の対応も注目を集めることになる。

 

 悪党が編成した補正予算が、昨夜成立した。次は超軍拡予算も成立させる、国権の最高機関なのであろうか。

2020年1月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

2023年12月 9日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5009)

本澤二郎の「日本の風景」(5009)

<脱税の専門家をあぶりだせ!安倍昭恵疑惑も浮上>

民衆の多くは相続税さえも支払う余裕がない。他方で、悪徳税理士や公認会計士、果ては財務省・国税庁のOBが関与すると、脱税のやり放題という話しを、元ベテランの自民党秘書・秘書官経験者から聞いたことがある。財閥経営陣や政商や自民党実力者の、例えば中曽根康弘もその口だろう。そのうち正義の言論人や評論家からも出るという。

怒り狂うような事態が安倍晋三の未亡人・昭恵にも?昨日の衆参予算委員会で表面化した。安倍・清和会の裏金疑惑の牙城・元凶なのか。その引き金を引いてくれたのは、安倍が銃撃死亡したその日に、安倍の政治団体を妻の昭恵が瞬時に引き継ぎ、1億円超が寄付されていた。政治団体「晋和会」と「自由民主党山口県第4選挙区支部」の代表になった昭恵!日ごろから子供が予習でもしていたかのような、素早い代表名義変更である。

 

安倍晋三が実父・晋太郎から相続した際、奥の間の金庫に6億円が秘匿されていた。100%の脱税・裏金だった。安倍家は代々脱税で繁栄してきた歴史を刻んできたのだろう。政治屋の醍醐味は、塀の上を歩いているのであると断じたい。

A級戦犯の岸信介もそうだったろうが、NHK女記者は多少はおこぼれをもらったものか。安倍家の遺産相続は、清和会の裏金問題をよりくっきりと国民に知らしめるだろう。国税庁の正義が試されている。

 

最近は韓流ドラマ「明成皇后」を見ている。李王朝末期と思われるが、国王の側が気が付くと、国の資産がまるで自民党派閥のような実力者によって分捕られていた。彼らが膨大な土地所有者になって、民衆からの消費税のような悪税を用いて、財を成していた。安倍1強時代の日本もそっくりである。皇室もそうだが、派閥も朝鮮仕込みと思ってしまいかねない。韓流ドラマは実に参考になる。一体、昭恵を操る闇の黒幕はだれなのか?

 

<裏金=秘密口座+αにメスを入れないと、日本財政は破綻!>

多かれ少なかれ、資産家は政治屋を含めて裏金・脱税で巨万の富を蓄財する。彼らから余分な金を吸い上げる、民主的な正義の組織が存在すれば、民衆から消費税のような金集めなど不要だ。国税庁大改革が不可欠である。人事院や会計検査院も。

「いまはすべての組織が腐敗している」と民衆は受け止めている。それが頂点に達した2023年の師走なのだ。

 

<政商・政治屋などワルの裏金=スイス銀行など海外に秘密口座>

新聞報道によると(立憲民主党の枝野幸男前代表は、政党支部の重要な意思決定は支部長や地方議員などの政治家が決めるのが一般的だと指摘。そのうえで「『江戸時代』『封建時代』か。領主さまが亡くなったら身内で引き継ぐ。自民党の支部はそういうものなのか」と批判した)また(安倍氏の他の政治団体からの寄付もあわせると、計2億1470万円が晋和会に寄付されている。立憲の蓮舫氏も質問に立ち、「2億円が非課税で相続されている。私物化ではないか」と指摘した)

よく二重帳簿の話を聞く。経済界では当たり前らしい。民衆には無関係であるが、資産家や政治屋は大事な事柄という。

秘密口座の存在はパナマ文書で暴露された。その時に知った金融音痴のジャーナリストにも困ったものである。スイス銀行には天皇の秘密口座があるとの話だが、租税回避地としてはケイマン諸島もよく聞く。99%の人類は1%に支配されている、明白な裏付けであろう。

「国税庁は隠し口座・秘密口座を掌握している」との話しは本当だろうか?民衆を搾り取る1%に安倍家も参画していた?国民の関心は、相当強まってきているに違いない。若手の反骨ジャーナリストの台頭が期待される!ネットのYouTubeは右翼のでたらめな報道が多い。

2023年12月9日記(政治評論家)

2023年12月 8日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5008)

本澤二郎の「日本の風景」(5008)

<岸田の女房役・官房長官の松野博一政治家失格>

風貌からして役人のメモを棒読みする岸田の女房役の官房長官・松野博一の正体が一部暴露された。政治家失格である。官房機密費のウクライナ関連支出にも注目が集まっている。崩壊寸前の清和会の元事務総長だったことからも、裏金関与疑惑は当然視されてきた。安倍派の松野起用は、岸田の失敗作となった。このまま官房長官を継続させることは不可能である。

 

<清和会には萩生田光一ら清廉潔白の政治家は一人もいない>

最近の政治評論家にまともな人物は一人もいない。昔は細川隆元など大物がいたが、昨今は自民党機関誌局育ちや、野党議員秘書ら政党派閥を学んだ本物がほとんどいない。それ以前は公明党を首になった矢野殉也もいたが。テレビの衰退とも比例している。そのため、繰り返し何度も書くしかない。清和会はA級戦犯の岸信介が元祖である。日本を反共の砦にするワシントンCIAの戦略の下で、戦争犯罪人が復権した戦前派政権である。

 

福田康夫を除く森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三と、祖父の吉田茂とは真逆の安倍に屈した麻生太郎の配下が、平和憲法破壊の勢力といえる。背後は神道カルト教ら天皇教団と軍事大国を目指す財閥、すなわち戦前の財軍閥と国家神道ら「死の商人」勢力だ。

対極は護憲リベラルの古くは三木派や大平正芳や宮澤喜一の宏池会、宇都宮徳馬の盟友・水田三喜男の派閥など。一匹オオカミは平和軍縮派の戦闘的リベラリストの宇都宮。大平正芳の盟友の田中角栄派には、もともと右翼議員は少なかった。

 

岸の別動隊で反中親台湾派の青嵐会は、森や中川一郎(大野伴睦秘書)、石原慎太郎ややくざの浜田幸一ら。言論人では左翼から右翼に転向した読売の渡辺恒雄は、大野に食らいつき、次いで中曽根康弘に心酔した。

宇都宮の政敵は岸、その後に面倒を見たナベツネが支援した中曽根である。宇都宮は、不肖の弟子となったツネに「忘恩の徒」と断罪したのは有名。言論界にも見識のある人物はほとんど姿を消してしまった。

以上が護憲派が消滅したことが、A級戦犯の岸信介の清和会が主導権を握った背景である。極右片肺内閣は日本を平和で安定した国にすることはしないし、出来ない。43兆円超軍事費一つ見ても理解できるだろう。

 

<安倍の官房長官・菅義偉も泥まみれの政治屋>

永田町には、一部に腐敗した安倍の官房長官・菅義偉を支援する動きもあるが、彼は安倍の犯罪を隠蔽することに長けた功労者として後継者となった、ただそれだけのことで、菅は安倍犯罪の共犯者である。神奈川県の小此木彦三郎の下で、天下狙いの人物を追いかけ失敗しながら、安倍に食らいついてまんまと政権を手にした。

出来の悪い息子を大臣秘書官にするという大失態を演じた。岸田も同じだった。政治屋こそが蓄財の基本と心得た不見識な人物で、到底民衆のための政治家とは無縁だった。

 

菅の官房長官時代の官房機密費について知りたいと思う国民は多い。いいことはしていないだろう。官房長官で成功した例は、池田勇人内閣の大平である。池田が首相に就任すると「これより料亭、ゴルフに行くことは禁止します」とくぎを刺した。民衆に目を向けた政治を心掛けた。大平はこの時点から、岸の反中政策を食い止めて、日中友好実現にかじを切っていた。そのためにも田中内閣を誕生させた。舌癌さえなければ池田の長期政権はありえたろう。

 

<民衆のための政治家にあらず=安倍の腰ぎんちゃく>

今の松野に戻るが、この人物に見識があるとは思えない。役人の用意したメモ読みに満足する国民はいない。しかし、松野も菅と同様である。民衆政治家としての、民衆のためのメッセージや、閣内の極右政治屋、特に高市の暴走発言などに注意しない。安倍に忠誠を尽くす側近としての政治屋でしかなかったことも判明した。

裏金処理による信頼が、彼の現在の地位を約束させたものだ。

目下、疑惑追及に逃げるだけの、情けない官房長官が、国民の怒りを増大させている。やくざが跋扈する千葉県の風土が誕生させた悪しき国会議員でしかない。問題議員ばかりの千葉県出身の議員に泣かされる国民なのか。

 

<地元の姉崎地区核汚染ごみ事件と水道汚染問題にそっぽ!>

やくざ系の市長が無投票で再選するという事態に泣いている千葉県袖ヶ浦市民に対して、今回の清和会裏金事件にも松野関与がはっきりしてきたことから、新たな衝撃が走っている。

君津郡市と松野の地元・市原市姉崎地区のおよそ40万人の水ガメが小櫃川の公益水道水。その河川の汚染問題が発覚して大分経つ。以前から安全な水道水確保に必死で取り組んできた市民の思いは、より深刻である。信じられないことだが、小櫃川に二つの場所(君津市JR亀山奥地の新井総合産廃場・袖ヶ浦市林高谷地区のワコー産廃場)に核汚染ごみが大量に投棄されていることが発覚して数年を経た。それが当局と民営化された水道事業関係者によって蓋をかけられていることに住民は気付いて、その怒りは沸騰している。

 

ここにきてようやく千葉県議会で、立憲民主党県議が初めて県当局に質問する。小沢一郎側近の青木愛参院議員も腰を上げた成果だが、当局が嘘答弁することも分かっている。また君津郡市を地盤にした千葉12区に出馬を決断したやくざに屈しない樋高剛も、環境問題の専門家として、小櫃川水道汚染水問題の解決に日々汗をかいている。袖ヶ浦市の住民の叫びが、3年越しにようやく日の目を見る瞬間といえるが、問題が問題であることから12月14日の県議会には青木自らも傍聴する。この核汚染ごみ事件追及に数年ブログを発信してきた凡人ジャーナリストも、傍聴席から千葉県の正体を見聞するつもりである。

この汚染水道問題について、全く関心を示さなかった松野がどう対応するのか、しないのか。裏金事件とともに地元民は、命の問題である水道水と核汚染ごみ事件について、官房長官の対応を厳しく監視するだろう。特に官房長官辞任前の、核汚染ごみ事件処理の対応に注目したい。

2023年12月8日記(政治評論家)



2023年12月 7日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5007)

本澤二郎の「日本の風景」(5007)

<岸田はふらついて目の前が見えない?>

池田勇人が創設した自民党きっての名門派閥・護憲リベラルの宏池会の現会長・岸田文雄首相が、内閣支持率低迷でいつ総辞職するか、伝家の宝刀を抜くのか?永田町は疑心暗鬼の状態だ。そこに降ってわいた二発の巨大な地雷の処理に、彼は途方に暮れている。森喜朗の4兆円五輪賭博疑惑の再燃と、もう一つが安倍・森のA級戦犯の岸信介や笹川ギャンブル財団・清和会の裏金政治。共に震源地は清和会の心臓をついた重大事件である。

 

後者を東京地検特捜部は、初めて本格的な捜査を開始した。自民党崩壊も予感させる。事態の深刻さに極右・闇の日本会議が支援する女が、岸田の後釜を狙い始め、一部右翼マスコミに売り込んで岸田を揺さぶっている。清和会に深い亀裂も入った。

党の主は「当面の集金パーティーの自粛」を呼び掛けた、と周辺が明らかにした。「10人のうち一人か二人の支持しかない死に体に、正常な判断を失った」ようだ。本来、細川護熙内閣が「政治改革」と称して小選挙区比例代表制を強行した際、国民に対して「政党助成金を出す代わりに金集めはしない」と約束したのだが。

 

<国民は政党助成金を認める代わりに金集めしない約束反故>

「派閥解消は金集めをしなければ消滅する」との嘘もマスコミが大宣伝したのだが。

小選挙区制は、A級戦犯の岸信介の憲法改悪に向けた策略だった。民意を反映しない最悪の選挙制度を導入すれば、少数の支持で改憲を可能にできる。当時の首相の細川や自民党総裁の河野洋平、現役組の小沢一郎はよくよく承知している。しっかりと猛省し、国民に理解させる責務がある。

結果は、岸の狙い通りとなった。孫の安倍晋三がどれほど改憲論を口にしたか。今を生きるNHK記者や国民も知っている。加藤紘一の宏池会を事実上、崩壊させた岸・安倍の清和会が、戦争法制を強行した遠因だ。岸・笹川の野望を闇の推進勢力・日本会議に、財閥が資金と作戦を企てていると見て間違いない。主体は財閥のほか戦前の国家神道そのものといえる神社本庁や靖国神社の戦争勢力も深く加担している。安倍の未亡人は、安倍が亡くなると即座に政治団体を継承し、2億円を無税で手にしたと一部で報じられているが、実際はその数十、数百倍と見られている。恐ろしい事態が安倍家でも起きている。安倍家の素早い対応に対して、岸田はふらついて目の前のことが理解できない。「金集めパーティーの自粛」に納得するはずもない。

<派閥や政党の金集めするなら血税投入は禁止>

小選挙区制下、自民党と公明党の連携によって、日本政治は清和会の極右片肺内閣が続いてきた。政党助成金だけでも自民党は200億円も懐に入れる。幹事長権力の象徴である。他方で、政府は無尽蔵とされる官房機密費を、国民のための施策のためではなく、政権延命策に活用している。政党助成金+派閥の金集め+官房機密費を総合すると、まさに政府与党はカネの宝庫だ。そして財閥の裏金もふんだんに流れている。アベノミクスによるまやかしのゼロ金利と円激安のための「異次元金融緩和」で、株高も操って財閥の内部留保は500兆円か600兆円、いやそれ以上かもしれない。財閥のカネの流れが判明できれば、日本の腐敗地獄は途方もない。細田博之さえも財閥の一角を明らかにしていたではないか。

<小選挙区制廃止が天の声!>

日本の国会議員は、アメリカの議員よりも高給を懐に入れている。自民党から共産党まで。永田町では太った豚のような輩がブーブー叫んで腐臭を放っている?コロナ禍でも高給を食んで、国民の懐に見向きもしなかった。この点で与野党とも失格であろう。いま政治を安定させる秘策は、民意の反映する中選挙区制か大選挙区制にするしかない。30年余の実績が示している。とんでもない非常識な人物までが、独裁者の好みで金バッジを着けていることも判明した。国民のための代表者がいない。やくざ系の悪しき政治屋ばかりしか目につかないような永田町の惨状である。油断すると、戦争さえも起こす極右の死の商人さえも目につく。小選挙区制を廃止せよ!これが天の声である。岸田よ、目覚よ!野党も声を挙げる機会である。

2023年12月7日記(政治評論家)

2023年12月 6日 (水)

本澤二郎の「日本の風景」(5006)

本澤二郎の「日本の風景」(5006)

<A級戦犯の岸信介の笹川ギャンブル財団に天罰か>

日本国憲法を敵視してきているA級戦犯の岸信介や笹川ギャンブル財団の極右片肺内閣に対して、ついに天罰が落ちたと指摘する向きが多い。統一教会を政界の中枢にまで招き入れて政治を壟断するだけではない、民意の反映しない小選挙区制で平和憲法を足蹴にする、不気味な神道「神の国」日本会議という闇組織で内外政をかき回し、大衆を高物価で悲惨な状況に追い込んでいる。43兆円超軍拡資金で、戦争も辞さない構えさえ見せる清和会の爆走に国民は悲鳴を上げている。他方で、一人財閥1%が甘い汁を吸いこんでいる。金満自民党清和会の悪政について、ようやく主権者である国民が覚醒した。A級戦犯の岸信介と笹川ギャンブル財団の政治体制にNOを突き付けている今である。

 

警察のみならず検察さえも政府・安倍清和会にひれ伏させてきたA級戦犯の岸信介・笹川良一路線を引きずる安倍・清和会によって、検察も警察も非民主的な三流国に落ち込まされてきた。

数々の安倍事件や森喜朗の取り調べさえも抑え込まれた東京五輪疑獄捜査を強いられてきた検察にとって、この10年は「はらわたが煮えくり返る」日々だった。正義・法治が消え去った日本であろう。検察不存在・言論の自由のない新聞テレビだった。野党も姿を消してしまっていた。72年から永田町に足を踏み入れてきた凡人ジャーナリストの率直な思いである。安倍の虜となったNHK記者も哀れといえよう。

 

そして今、国連国際社会の日本診断は厳しい。歴史の教訓を学ぼうとしない活動にも、警戒と懸念を抱いてきている。それはワシントンのリベラリストも。

 

<記者取材におびえる安倍・清和会関係者>

清和会事務総長の高木国対委員長の記者会見を見てびっくりした。怯えている。おどおどしている。誰もがそう思った。既に「裏金」事件を容認している会見だった。否定できないのだ。否定すれば国会での証人喚問と検察の事情聴取が待ち構えている。眠れない日々を過ごしている。

「驕る平家」も検察の本格捜査に、役人の書いた原稿を棒読みすることで記者会見してきた官房長官の松野も、原子力マフィアの大幹部の経産相・西村も、事実無根と否定発言ができない。安倍のように真っ向から大嘘をつけない懲りない面でしかない。

 

(朝日)自民党の派閥のパーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)がパーティー券販売ノルマの超過分や、所属議員にキックバック(還流)した分などを政治資金収支報告書に記載していなかった疑いについて、東京地検特捜部が還流を受けた疑いのある議員の秘書から任意で事情聴取していたことが5日、関係者への取材で分かった。特捜部は還流分が記載されなかった経緯について慎重に確認しているもようだ。

 

<匙を投げた岸田文雄首相>

国民の信頼を失った政権は、まさに死に体である。国際社会で老いたワシントンの老人とダンスに興じて「うまい」と誉められても、国連でも日本国民も誉めてくれない。まるで欧州の軍事同盟のNATOの属国のようなウクライナ支援をしても、ガザ大虐殺のイスラエルに媚びても逆効果に決まっている。

 

天文学的な借金大国の下での、さらなる借金による経済対策の負担は、招来を生きる孫や子供たちにツケが回る。判り切ったことだ。

人々はハイパーインフレにも怯えている。

世界一高給取りの国会議員と首長・地方議員の給与は、中曽根バブル当時よりも上がっている。公共放送のNHKのみならず、新聞テレビの高給取りは、貧者の代弁者ではない。むろん、捜査当局も。

 

このままの自民党清和会政治が続くと日本は、確実に滅びることになる。検察のどぶさらいに匙を投げた岸田であろう。

 

<日本危機と検察の怨念と日本危機に火がついて大噴火>

明日の日本が見えない中で、人は決断する。自己犠牲の精神が五体を包む。あれこれ詮索しても仕方ないだろう。検察は正義に燃えていると信じたい。

2023年12月6日記(政治評論家)

2023年12月 5日 (火)

本澤二郎の「日本の風景」(5005)

本澤二郎の「日本の風景」(5005)

<吉か凶か安倍・清和会の裏金疑獄事件発覚>

コレステロールにも悪玉と善玉があるという。人間にもいえるだろうが、ルーツを間違えると、悪玉に分類される。今の安倍派・清和会は、源流に問題がある。

A級戦犯の岸信介や右翼の笹川良一ら右翼・国家主義の戦争犯罪人が米CIAと協力して復権した戦前派。善玉とはとても言えない。岸・笹川の別動隊が統一教会国際勝共連合と維新である。改憲軍拡派の牙城でも知られる。戦前回帰派は、外交よりも武器弾薬にこだわる。外務省内においても支持派が少なくない。現に隣国との関係は、右翼の韓国政権と仲良くなったものの中国・ロシア・北朝鮮とは、小泉内閣以降、特に対立して久しい。歴史認識などの国際条理に無頓着だから、日本政府の信頼が低い。ワシントンのリベラリストも警戒しているほどだ。

 

その清和会が、政治資金の裏金疑惑をあぶりだされている。珍しく正義の検察と悪党派閥の関ケ原の戦いに、内外の関心が集まっている。岸田内閣は安倍の傀儡政権である。想定される清和会崩壊が吉となるのか、それとも凶となるのか?政局に発展する可能性が大きい。永田町は浮足立っている!

 

<西村・松野失脚で大改造後の解散も>

森喜朗内閣から始まった小泉・安倍・麻生・安倍のA級戦犯の岸信介の血肉を継承してきた自民党も、ついに検察の捜査が入った。派閥の資金は、派閥のトップと事務総長が掌握しているが、実際問題としてかなりいい加減である。そのため、特に安倍一強時代の安倍派事務総長経験者に注目が集まっている。経産相・原子力マフィアの一翼をになってきている西村と官房長官の松野が、すでに記者会見で火だるまになっている。「政府としてコメントできない」とみっともないふざけた対応に対して、国民は「議員辞職」を求めている。

 

なによりも東京地検の大掛かりな捜査に期待が集まる。裏金の事情は、国民がよく知っている。派閥記者は面食らっているようだが、裏金は常識の範囲にある。捜査はやりやすい。清和会の暴走政治を国民は、膚で感じてこの10年を過ごし、超物価高で困窮しているのだから、検察の捜査に期待して当然だろう。海外で「法の遵守」を金切り声で叫んできている岸田も、ブレーキなど踏めない。「清和会の拘束から離れたい岸田は内心喜んでいる」との報道もあるが、どうだろうか。

 

西村と松野の落馬ともなれば、急遽内閣は大改造、清和会排除の人事を強行しなければならなくなる。

 

手抜きなしの検察捜査だと安倍派壊滅>

五輪大疑獄捜査で検察は森喜朗逮捕ができなかった。清和会体制に身動きできなかった検察は、結局のところ雑魚を捕まえて臍をかむしかなかった。

したがって、今回は捲土重来・倍返しの時である。極右片肺内閣によって、日本政治は逆走し、国民生活は破綻に追い込まれてしまった。国民の精神的衰退はただ事ではない。コロナワクチンでも多くの日本人が亡くなり、現在も大衆は後遺症に泣き叫んでいる。

凡人ジャーナリストだけではあるまい。清和会叩きは天の声でもある。

検察が本腰を入れることができれば、悪玉コレステロールを退治することができるだろう。正義の検察が復活する!?

 

<岸田内閣総辞職して野党へ、もしくは国民に信を問う>

首相は12月4日の自民党の役員会に出て「派閥での対応」を繰り返し指示した。ボールを国対委委員長の高木に注目が集まっている。記者団の高木追及も始まった。

 

森喜朗の動向だけでなく、小泉や福田康夫にも取材攻勢が開始されよう。福田は安倍嫌いで有名だ。小泉の靖国参拝にも反対である。自民党きっての日中友好派でも知られる。笹川ギャンブル財団と深い仲の安倍・森主導の派閥に対して距離を保ってきた。それゆえ真相を語れる元首相かもしれない。

 

今回の事態は政局にも影響を与える。清和会一強体制の崩壊は必至の場面である。岸田は内閣を放り投げて、野党に政権を委ねる場面である。野党にその力がなければ、年内でも国民に信を問うべきだろう。憲政の常道に従うほかない。

腹をくくったものかは不明だが、清和会事務総長の国対委員長・高木は「事実関係を確認して適切に対応する」と12月4日記者団に語った。すべての真相を暴露することなど想定できないが、検察の対応次第ではわからない。

 

<裏金の本丸は財閥の裏献金=政治はカネで動く>

政策が先か、裏金が先か?国民は皆知っている。大衆の怒りの核心部分は、財閥の闇献金である。自民党の大物秘書経験者も知っている。むろん、読売のナベツネにとっても常識の世界である。

政治は夜作られることも真実に相違ないが、与党に闇献金が集中する。それらの莫大な金は、すべて闇である。

 

なぜ安倍や高市らが防衛費倍額を叫んだのか。財閥の意向を受けたものである。そして岸田が43兆円の防衛という名の軍事費を閣議決定した。清和会の指令によるものだが、実行者として岸田の政治責任は安倍に匹敵する。

 

財閥に限らない。日本医師会などの圧力団体もそうである。連合もしかりだ。政治資金として正確に規制法に記述されない事例が少なくないだろう。派閥記者10年の凡人ジャーナリストは、最近になってこれらの自民党の不正行為、特に憲法違反の財閥・軍閥(?)の裏献金に注目している。

 

野党は政治資金規正法の大改正を国会に提出する道義責任がある。

2023年12月5日記(政治評論家)

 

追記  一昨日、房総半島に霜が降りた。きれいに咲いていた庭先の皇帝ダリアが一斉に黒ずんでしおれてしまった。桜も梅の葉も落ちて丸裸。梅は小さな芽を出して春を待っている。房総半島の放射能も、自然の循環をまだ破壊できないが、いずれどうなるか。

小さな菜園に遅すぎた無農薬大根の葉が颯爽と育っている。これを雑炊にして食べている。完璧な健康食材だ。雑炊には数種類の野菜を入れるが、大根の葉は文句なしの緑の食材である。小さな根っこは大根おろしだ。主食は、冷えたご飯や稲庭うどん。昨日、初めてきしめんを買ってみた。冷凍の讃岐うどんもある。ともあれ日本の検察も、せめて霜のレベルの力強さがあればいいのだが。

2023年12月 4日 (月)

本澤二郎の「日本の風景」(5004)

本澤二郎の「日本の風景」(5004)

<泡沫候補からダークホースに浮上したロバート・ケネディJr>

日米の言論界がこぞって「泡沫候補」と喧伝してきた来年の米国大統領選挙に出馬するロバート・ケネディJr。目下、人気上昇中のダークホースに拍手したい。民主党からの出馬をやめ、堂々の無所属で挑戦している。さしずめ21世紀のヒーローであろう。世界が注目している。黒人大統領だったバラク・オババさえ足元に寄せ付けないアメリカン・リベラリスト。確実に選挙の投票率を上昇させる。彼の真の目的は、ジョンF・ケネディも果たせなかったワシントンの死の商人の塊である産軍複合体制にあると見たい。命がけの本物の国際政治家であろう。

彼の偉大さに気付いた日本の反米進歩的な法律家が、彼の書いた分厚い本を読んで、概要を電話してきた。いずれ筆者も目を通したい本である。時間と余裕のある日本人にも読んでほしい。アメリカが変わると、日本も変わる!悲しい現実だが、ロバートの戦いに注目したい。

 

<筋金入りの環境問題弁護士=米産軍体制に挑戦する戦闘的なリベラリスト>

もう出版されて2年も経つ。さすが弁護士だから緻密な文章で、一つ一つ証拠の資料を取り上げながら、そこから問題点をえぐりだす。そこに容赦なく、正義のメスを大胆に入れていく。小気味のいい見事な本だといって、概要を説明してくれた日本の弁護士にも敬意を表したい。

ロバートは、ワシントンの腐敗のトップである米国疾病予防管理センターのファウチ博士を、ジャーナリストに先んじて血祭りに挙げている。不完全なワクチンを「打て打て」と叫び続けたことで、アメリカ人は多く亡くなった。コロナワクチンの後遺症はひどい。

薬品メーカーの悪辣すぎる暴利と、これに掉さした世界最大の慈善団体のビル&メリンダ財団も、大出資して莫大な利益を手にした。金持ちのやり口はひどい。ビル・ゲイツも形無しである。人間の表と裏の顔、善良さと悪魔の正体を見せつけている。

 

<動物・人体テストをしないワクチンを強要した国家犯罪暴く>

既にアイスランド政府は全面的にコロナワクチンの使用を禁じている。ワクチン接種を煽りまくった日本の新聞テレビは報道していないという。それにしても動物によるテストもしていない。いわんや人体実験はゼロ。そんな短期間のコロナワクチンで人類は、日米だけではなく血税を使って大量に購入した。

 

緊急事態を煽るメディアと日本政府と与野党も自治体も、完全ではないワクチン投与を繰り返して宣伝してきた。ファウチのような人物が日本にもいた。結果、日本でも沢山の人が死んだ。後遺症で悩む人々は今も数知れない。

米国疾病予防管理センターと日本の厚労省とWHOと薬剤メーカーが手を組んだ国際的な犯罪でもあろう。

 

後遺症で泣いている人たちの救済はどうするのか。議会でも問題にしていない?これはどうしたことか。ここ数年の死者の急増はワクチン後遺症かフクシマ(首都圏を襲った315)の東電原発の放射能被ばくであろうが、政府も日本医師会も実態調査もせずに頬かむりしている。恐ろしい本当に怖い日本である。

 

<驚愕!日本でも緊急事態を理由に薬物承認が全会一致>

善良な法律家は、念のために参院の広報課に連絡した。日本の議会でも新薬承認について、しっかりとしたテストで安全を確認して、のちに承認をするというルールを廃止し、緊急承認することになったことを確認して驚いた。

緊急を口実にした新薬承認!安全を確保しないまま認可承認する、というのである。凡人ジャーナリストは知らなかった。

 

緊急事態を理由に何でも強行するというルールは、民主主義の根幹に反する独裁方式である。緊急事態を理由に、危ない新薬も承認される日本になっていた。しかも、全会一致だ。一人として反対者は出なかった。一人も民主主義に反するルールに反対者はいなかった。これこそが日本の危機を裏付けている。

 

<極右・清和会政治は緊急事態改憲に突進=国民はNO>

横道に逸れるが、改憲の主流が維新・自民などが、最も危険な、何でもできる緊急事態条項であることが判ってきた。天下の悪法にしようと画策している。とんでもない断固、容認できない独裁のための改憲案である。

戦前の「赤紙」で若者を戦場に狩りだすという危険極まりない悪法である。国民は命がけで阻止しなければ、孫や子供に顔向けすることができない。健康な老人は100歳でも国会・自民党に抗議のデモに結集するだろう。

万博とカジノに生き残りをかけている維新を退治し、同時に清和会候補をたたき落とす国民運動を展開し、政権交代を断行するほか、日本の未来はない。

 

<独裁は危機をあおり暴走=米ロだけではない日本も>

日本でも独裁は始まっている。安倍内閣は2015年に自衛隊を参戦させる法案を強行した。明白な憲法に違反する暴挙である。野党の責任も大きい。

独裁は危機を作り出す。静かな海面に波風を起こすことに長けている。ナチスのヒトラーだけではない。いまのイスラエルの政府も独裁だ。危機を利用した独裁国家である。ユダヤ民族の失墜である。パレスチナの過激派を作り上げた張本人は、イスラエルの独裁政治だと見たい。

トランプもバイデンもプーチン、ゼレンスキーも独裁の虜となって世界を混乱に陥れている。岸田の日本もまた、この輪にはまり込んでしまった。隣国との信頼関係は破壊されたままだ。アジアもまた暗闇に覆われてしまっている。

 

<本格派の戦闘的リベラリストに世界は注目>

武器弾薬を封じ込めて、外交で問題を処理する21世紀の国連・地球にする責任と義務がある。日本は先陣を切って取り組む。これが日本の戦闘的リベラリストの生きざま・政治姿勢でなければなるまい。それがワシントンで起きている。ロバート・ケネディJrの奮闘が、世界を変えようとしている。

アメリカン民主主義の復活が、世界の平和と安定の基礎である。

2023年12月4日記(政治評論家)

2023年12月 3日 (日)

本澤二郎の「日本の風景」(5003)

本澤二郎の「日本の風景」(5003)

<311でも懲りない正力・ナベツネの原子力マフィア>

凡人ジャーナリストは、今どうしていいか困惑している。欧州のウクライナ・ロシア戦争でさえも「核兵器の使用」が嘴から飛んで人類を恐怖に陥れている。

米ソを中心とした21世紀の「野蛮な帝国」は、ヒロシマ・ナガサキの惨状にもかかわらず、原発・核開発に突進している。311のフクシマや、それ以前のチエルノブイリやスリーマイルにも蓋をして、原発帝国へと地球を引きずり込んでいる。背後で操る国際的原子力マフィアの野望は止まらない。

 

ざっくりいうと、日本も歴史の教訓を放棄した「神の国」A級戦犯の岸信介が政権を担当すると、正力松太郎の読売が露骨な原発推進にかじを切った。中曽根康弘も従った。岸の下に東海村の原発基地が建設される。狙いは原発の先の核兵器開発だ。それゆえに311のフクシマ東電原発が地震で爆発炎上しても、岸の孫の安倍政権で「原発大国」の野望が促進される。ワシントンと連携しながら中止しようとはしない。ドイツのメルケル政権は、直ちに原発を止めると表明した。第二次世界大戦の敗者は、はるかにドイツ人に軍配が上がる。現在も日本のA級戦犯の岸信介の野望のルートを突き進んでいる。主役は清和会・神道性連盟・日本会議だ。改憲軍拡派の牙城である。

 

その推進メディアの読売は、正力の路線を、今の渡辺恒雄の下でも変わっていない。野球に手を出したりして世論を狂わせる姿勢は、昔のままだ。無知な大衆を操り、財閥と連携して改憲軍拡の流れを、岸田文雄も強力に推し進めている。

 

<第二のフクシマは房総半島で発生している!>

筆者は「試運転中の高速増殖原型炉もんじゅで、1995年12月8日19時47分、2次冷却系配管(Cループ中間熱交換器出口配管)からナトリウムが漏えいする事故が発生しました」との報道について全く無知だった。

この大惨事を封じ込める策略として一人の幹部が殺害され、当局はまんまと「自殺」として蓋をかけたことも知らなかった。社会部の仕事と割り切っていた。ようやく「もんじゅ西村謀殺事件」として自ら報じ、少しだけ核の脅威と闇を知った。この重大事件は現在も法廷で争われている。高齢の西村未亡人の正義の戦いの背後の、司法も操る「原子力ムラ」のことを学んだ。

次いで被ばくジャーナリスト・竹野内真理の見事な報道記事に接した。彼女の取材は、チエルノブイリから国際原子力機関のIAEAにまで及んでいた。驚くべき成果を知るに及んで、京都大学の核問題の大家でもある小出裕章のいう「原子力マフィア」の恐ろしい活動に頷いてしまった。

既に第二のフクシマが発生していた!

 

<君津・袖ヶ浦の水源地だけではない!産廃場総点検不可欠>

そこに降ってわいた事件が、自身の目の前で起きていたことを知り、度肝を抜かれた。何と袖ヶ浦市林の水源地に膨大な量のフクシマの核汚染ごみが不法投棄され、その惨状(ガン多発)の事実を地元住民から突き付けられたのだ。

 

新たな驚きは、住民の怒りの抗議に全く反応しない首長と市役所のみならず、千葉県もまともに応じないという、地方自治無縁の実情を知ったことだった。

核汚染ごみの大量投棄事件は、小さな環境問題では全くない。政府と自民党、特に清和会と日本会議、電力財閥など死の商人を巻き込んだ、間違いなくこれこそが原子力マフィアの影を感じてしまった。彼らは経産相OBの細田博之、岸の孫が亡くなっても変化が起きない。読売は相変わらず日米欧の核開発推進報道を止めようとしていない。高齢で動きの止まったナベツネの原発推進新聞と日本テレビに変化は起きていない。

 

強く叫びたい!房総半島の産廃場総点検が不可欠である。利権あさりの知事や市長では無理だ。第二フクシマの房総半島をしかと確認する必要がある。避けては通れない。

 

<やくざ投入の除染・核汚染ごみの搬送=問われる警察・検察

なぜ房総半島が、核汚染ごみ投棄の場所になったのか。東北復興資金32兆円は、事情通によれば「ゼネコンとやくざが仕切った。除染や運搬はやくざが独占した」という。この指摘は正しい。

やくざが跋扈する千葉県・房総半島である。その証拠が最近の週刊文春で証明された。やくざ代議士の倅もやくざ社会の人物であることが判明、岸田はあわてて防衛相を更迭した。

先ごろ、無投票再選した袖ヶ浦市のK市長は、やくざ系であることも発覚した。木更津・富津もやくざ系で知られる。やくざ代議士が育成した市議が、利権あさりをしている。恐ろしいやくざ天国である。

原子力マフィア」の狙いであろう。ちなみに危険すぎる軍用機・オスプレイも木更津駐屯地に配備されている。千葉県内の産廃場は、大半が核汚染ごみ投棄で暴利を稼いだ。原資は国民の血税である。

 

<小出裕章・竹野内真理の出番はフクシマから千葉県

原子力マフィアと対決できる専門家は、小出裕章だと見たい。彼は正論を吐く勇気ある学者だ。もう一人が竹野内真理だ。彼女の見識は国際的である。ただし、体調を崩している。何とか郷里・千葉県のために正義の報道を期待したい。

以下に読売の最新の記事の一部を載せる。

2023年12月3日記(政治評論家)

 

 次世代エネルギーとされる核融合発電の実用化に向けた日本政府と欧州連合(EU)の共同声明案が、判明した。発電時に二酸化炭素を排出しない脱炭素電源と位置づけ、日欧が共同運用する実験装置「JT―60SA」(茨城県那珂市)を活用した研究開発や人材育成を通じ、早期の実用化を目指すとした。盛山文部科学相とEUの執行機関・欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)が12月1日午後に会談し、発表した。

 核融合は、原子核同士の融合で膨大なエネルギーを生み出す。日米欧などは国際熱核融合実験炉(ITER)をフランスに建設中で、JT―60SAは、実験データの共有などでITERを支援するため、日欧が共同で建設。10月には、核融合反応を起こすための条件となる「プラズマ」の生成に初めて成功した。日本政府は4月、核融合開発の国家戦略を策定し、文部科学省の検討会は2050年までに実用化する目標

2023年12月 2日 (土)

本澤二郎の「日本の風景」(5002)

本澤二郎の「日本の風景」(5002)

<極右片肺内閣の牙城・清和会崩壊へ検察のメス!>

日本沈没の元凶・清和会の不正がついに始まった!政党助成金という血税だけでも巨額を懐に入れる自民党、並行して集金パーティー巻を売りさばいて莫大な資金も手にする自民党金権派閥。とりわけ最大派閥の清和会の集金力は別格。なかでも財閥は裏金で処理するため、政治資金収支報告書に顔を出すことはない。ここにメスを入れると、国民は度肝を抜かれるに違いない。したがって検察は、ここでは捜査をしないだろう。

派閥の金庫番にとって当たり前の金集めは、政権を担当すると、ODA一つとってもすごい。安倍晋三はそれに60兆円もはたいた。手数料などのキックバックはすさまじいはずである。安倍未亡人が政治団体を掌握した理由と、彼女を操る仕掛け人の狡猾さも見えてくるだろう。そこまでメスを入れなければ、自民党派閥を解体することは出来ない。財閥の闇資金にメスを入れると、この国は再生の機会を手にすることができる!

過去において財閥にメスを入れたことはない。財閥のやりたい放題の政府施策に終止符を打つ時でもある。以下の記事は朝日新聞だと思う。前文を貼り付ける。

 

 (自民党5派閥が政治資金パーティー収入を過少記載したとして告発された問題で、最大派閥の政治団体「清和政策研究会」(安倍派)がパーティー券の販売ノルマを超えた分を所属議員側に還流させ、政治資金収支報告書に記載せず「裏金」としていた疑いのあることがわかった。不記載額は年数千万円に上り、最近5年間で計1億円超に達する可能性がある。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載など)容疑での立件を視野に捜査を進める。)

<一度だけ政治資金を自民党3役の下に運んだ経験>

この国に限らないかもしれないが、この世はカネで動く。永田町・霞が関・大手町は特にそうだ。しかもこっそりやる。一部の野党議員も知っているだろう。それ以外は知らない。新聞テレビ週刊誌や雑誌記者らも同様である。幸運なのかどうか、一度だけの体験だが、思い出すと貴重な闇を知る機会となった。

消費税がらみの関係で、政府与党が新聞や雑誌にも課税強化の方針を打ち出した。真っ先に反対した新聞は、ナベツネが工作して処理した。問題は雑誌・週刊誌の方である。当時、雑誌関連の団体の政治担当を徳間書店の徳間康快がしていた。当時は徳間が東京タイムズ社長でもあった関係で、政治部長の筆者に工作のオハチが回ってきた。自民党3役(幹事長・総務会長・政調会長)に反対の直訴をするのだ。

3役との会見日程の設定が最初。それぞれに陳情するのだが、講談社社長の服部も熱心に動いた。新潮社の佐藤社長はおとなしい人という印象を受けた。集英社、学研の社長も。カネがらみ・税金対策というと、みな熱心になる。服部は派手な外車に乗っていた。政調会長の渡辺美智雄は、陳情の最中、講談社の日刊ゲンダイの政府自民党報道について怒りを爆発させた。彼は言論の自由を理解していなかった。公開すれば大問題になるところだった。

<「領収書がほしいの」と驚く金庫番に驚かされる>

結果は、新聞に次いで雑誌・週刊誌も課税を逃れたのだが、そのあとに謝礼という形の政治献金が続いた。誰一人雑誌協会の代表として献金を届けようとはしない。徳間は筆者に任せた。断れない。確か献金額は、一人100万円か200万円を協会が用意した。

子供の使いではない。当然、献金領収書をもらう。3者3様にも仰天した。「派閥に渡してほしい」というもの、中には、応対した金庫番が「領収書を書くの」と驚いたことにこちらが仰天した。ということは、多くの献金は、証拠を残さないための闇献金で処理していることを知った。政治とカネは不可分な、深刻重大なことなのだ。その点で「派閥任せ」はすっきりしている。党の利益は、派閥と心得ているのだろう。むろん、領収書は3人から受け取って徳間に渡した。幸いなことに、その後に日刊ゲンダイが政府寄りの広報新聞になったわけではなかったことだ。思うにメディアは、このような裏工作で処理するのではなく、公然と反対報道して政府の「言論弾圧」に屈しない態度をとるべきだった。その点で、後ろめたい思いをした。

<消費税関連でメディア課税に反対陳情=雑誌週刊誌を徳間が担当。東京タイムズ政治部長にオハチ回る=新聞はツネが処理>

要するに「政治とカネ」には裏があるということである。金庫番は承知しているが、それ以外は理解していない。カス券のことは、教えられて知ったばかりである。購入するものは、半額で買って経費で落とす。売る方も買い手も儲かる。誰が考えたのか、蛇の道は蛇である。

検察が、元金庫番から徹底して不正な手口を掌握すれば、自動的に清和会も、別動隊の統一教会も沈む。安倍の60兆円のODAの闇資金などもあぶり出す必要がある。武器弾薬購入資金のFOSも。日本が米国の属国でないことを証明することができる。軍事利権は想像を超えるほど悪質である。

改憲軍拡を叫ぶ輩は、そうして利権あさりをしている。血税をこっそり懐に入れている政治屋を叩き潰す時である。防衛族にメスを入れれば、不正の半分を明らかにできるだろう。政治は変わる、変えるときだろう。

2023年12月2日記(政治評論家)

怪しい西村経産相と松野官房長官のNOコメント! 

 清和会の塩谷立座長は11月30日、ノルマ超過分の議員側への還流について「あったと思う」と説明後、「事実確認しておらず、撤回したい」と釈明していた。鈴木総務相「受け取ったことない」? 岸田内閣の閣僚は鈴木氏を含む4人が安倍派に所属する。松野博一官房長官と西村康稔経済産業相はいずれも1日の会見で「政府の立場としてのお答えは差し控えたい」と回答を避けた。宮下一郎農林水産相は「私自身の事務所でキックバックという事実はない」と、還流を否定した。(朝日)

2023年12月 1日 (金)

本澤二郎の「日本の風景」(5001)

本澤二郎の「日本の風景」(5001)

<大阪万博は第二の東京五輪=断固中止せよ>

光陰矢の如し、もう2023年12月、師走である。中曽根バブル崩壊から立ち直れず、経済大国の座を中国に譲り、ここ20、30年前から落ち込んだ日本は、隣国の韓国にも経済力でも負けたような数値が並ぶ。それでも永田町と霞が関と大手町も、休日と高給を食んだまま中曽根バブル時代をいまだにをいまだ継続し、ついに大衆を地獄の一丁目に引きずり込んで、目下なすすべを知らない。

 

古来より為政者は、国家崩壊・緊急時には武器をすべて捨てて、非戦の国家に衣替えし、民衆を支える時であるが、

(驚いた!万博批判記事がそっくり消された。頭がくらくらする。AIという化け物が自動的に作動するものか。恐ろしい工作がネットの記事にまで繰り広げられている。政府・電通に国民の声が伝わらないデジタル操作が行われている。悔しい)

 

<恐ろしやAI操作で言論の自由を封じて万博強行!大衆はNO>

五輪疑獄は終わっていない。森喜朗の配下・石川県知事がIOC買収工作に、血税である官房機密費を悪用した事実を暴露した。「安倍晋三からカネはいくらでも出す。五輪をなんとしても勝ち取れ」と厳命されたという当時の自民党五輪獲得の責任者・馳という元レスラーは、おそらくその時に安倍ヒトラーを思い出したであろう?

 

独裁者ヒトラーと独裁者安倍は、為政者として同列に位置する。お祭り騒ぎで国民を騙すという手口は、国家神道・神の国信者にとってなじみが深い。国民操作の手段だ。4兆円東京五輪賭博は、森と安倍が中心になって始動した。その前には石原慎太郎がいた。A級戦犯の岸信介の一派である。これら極右の反共反中勢力は、改憲軍拡の日本会議・神道政治議員連盟でもある。4兆円五輪賭博は、こうして実現した。

 

<五輪大疑獄は終わっていない!検事総長責任が問われる>

五輪大疑獄事件はまだ終わっていない。森と馳を国会に呼んで証人喚問することが不可欠である。維新をあぶりだすろ過装置ともなる。与党は言うまでもなく野党は死力を尽くす好機であろう。検事総長の出番を作ることも忘れてはならない。

検察官適格審査会を始動させよ!

民主主義の原理をしっかりと活用する議会と言論でなければ、この国は終わるしかない。

 

<官房機密費は国家犯罪に悪用されている!>

悲劇的なことは、政府の官房機密費が犯罪事件に悪用されていることである。その点では、安倍の勤ちゃっ切りの菅義偉の証人喚問も求めなくてはならない。

野党の力量が問われている。同じく言論界・ジャーナリストの資質と編集権そして経営陣の資質も問われている。ナベツネ新聞に傾斜してきたこれまでの政府の御用聞きですますのか、それとも国民の怒りを代弁する正義の新聞テレビに戻るのか。

 

<民主主義を放棄した日本政府(自公+維新国民)!>

日本の民主主義は、首の皮一枚でかろうじて存続している。多くの国民は、この言論界の不条理に気付いてしまっている。

野党の無気力についても。

このまま大衆とともに立ち上がるのか、それとも地獄の一丁目に潜り込んでしまうのか。

 

<78年前の原点に戻ることで日本は再生できる!>

地獄に突っ込んでいる日本に万博もカジノも不要である。誰もが思っている真実である。正直なところ、78年前の歴史の教訓に耐えられる政党は、いない。自公も維新もいらない。

今の霞が関も不要だ。大刷新・大改革でのみ再生する日本である。大阪万博・カジノ建設を放棄することが、そのための踏み台となろう。元気を出そう。憲法が期待する帆船・日本丸に舵を切れ、と強く叫び続ける今である。

2023年12月1日記(政治評論家)

2023年11月30日 (木)

本澤二郎の「日本の風景」(5000)

本澤二郎の「日本の風景」(5000)

<政権交代に向けて=消費税廃止が大衆活力・生き残りの道=山本太郎に続け!>

政界の人物評では、田中真紀子がずば抜けていた。早稲田の演劇部出身。いまの国会質問NO1は山本太郎だろう。臨時国会の参院予算委員会で消費税廃止を首相に迫った。アベノミクスという財閥のための金融・経済政策は、日本の価値をとことん下げて、円安を強行してきた。その結果、大衆は物価の急騰で目も当てられない。筆者の目にはネギ1本100円。到底手が出ない。財閥優遇の清和会の極右政策について、誰も書いたり報道できないが、すべからく政策は、財閥のためといっていい。財閥の内部留保500兆、600兆円という。1%財閥が500分の1の資金をはたいて、賃上げをしてごく一部の労働者、むろん、連合の労働貴族にカネを回したのだが、90%以上の中小企業の労働者には縁がなかった。来年の春闘も、連合も政府も気勢を上げているが、大衆にとっては無縁。

昨夜すいすいと成立した総合経済対策は、国債頼みの無駄無駄補正予算。子供や孫たちの背中に背負わされる負債だ。本来の景気対策ではない。

 

本当の経済対策は、消費税を廃止することである。これに突進している山本太郎の政党が一番大衆にわかりやすい。池田大作の公明党の株を奪った形である。維新と国民民主党は健全な野党とは言えない不可解な政党のため、立憲民主党、日本共産党、山本党(令和という言葉は安倍が作った造語なので大嫌い)、社民党ということになる。野党4党が一本化して決死の戦いをすれば、必ずや勝利の女神が天から舞い降りてくるだろう。鳩山由紀夫・小沢一郎の最後の勝負、関ケ原の戦いとなろう。

国民は既に決断した。自公+維民を蹴散らすことができるだろう。野党4党は党利党略を放棄しなければならない。

 

<消費も増加し、日本経済は回転、GDPにも貢献>

消費税を廃止すれば、大衆の消費が増加し、経済循環を円滑にするだろう。年々低下しているGDPも上向く。政治は財閥のためではない。大衆の生活を維持・安定させることである。日本銀行は物価の番人である。いま日銀が大衆を殺している!政権交代は不可欠だ。実現すれば、異次元の円刷りまくりを止めて、金利を正常化すれば、1ドルは130円、120円に跳ね上がる。100円になってもいい。

奥の手は、いうまでもなく紙切れになりかねない米国債を売ればいいだろう。

 場合によっては、財閥の内部留保金を引き出せるようにすればいい。本来は大衆に入るカネなのだから。緊急避難として許されるだろう。当然、公正・効果的な行財政政策をすべきだ。鈴木内閣以来、大掛かりな行革は行われていない。多くのムダ金が政府の予算にこびりついている。政府・議会とも、血税との観念が喪失している。

今のような無様な財政を継続してゆくと、子供は生まれてこないだろう。FMSという莫大なムダ金にも驚く。軍拡が戦争を引きずり込む危険性は、戦前の教訓に照らせばよく分かるだろう。歴史を学ぼう。憲法を学ぼう。以上は、民意である護憲リベラルの立場である。

 

<太郎は早口で立て板に水=本人は満足?国民の理解は?>

昨日元国会議員と雑談したのだが、彼は国会での予算委の審議に耳をそばだてていたが、途中で止めたという。よく理解できる。

「国民のための審議というよりも、野党を含め自分のための質疑をしている。国民に分かりやすく理解させる努力をしていない」と切って捨てた。

それは山本太郎にもいえる。「時間制限もあろうが、早口で立て板に水を流すようにまくし立てているが、聞いてる国民はついていけない。じっくり、間を置いた抑揚が不可欠だ」と断じた。

NHKの視聴率は低いだろう。

 

<沖縄の赤嶺質問は「判りやすい」との声>

「沖縄の赤嶺政賢はべらべら調でなく、じっくりと味のある追及に聞きほれた」という。

国民にしっかりと聞いてもらうためには、間合いの取り方や抑揚にも気を使いながら、でないと、せっかくの質疑も「自分だけ今だけ」に終始するだろう。

国民は国会の議事録も知らない。知っていても読まない。政界を引退した後、引き出しから引き出して読む程度なのだから。

記者諸君にも苦言を一つ。やたらと英語をカタカナ文字にして、さも当たり前のように使用する。日本人らしく日本語をつかうべきだろう。

相変わらず横道に反れてしまったが、野党4党が消費税廃止で合意して候補者を絞れば、大勝利は間違いない。大衆の声である。

2013年11月30日記(政治評論家)

 

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1931年の満州事変後に、大洪水を起こした「日本スゴイ本」
「魚を食うから強い」「腰が世界一強い」「服従は美徳である」「報酬を求めるのは日本固有の精神ではない」「日本は世界の中心である」......。現代も氾濫する「日本スゴイ」言説。そのご先祖様とも言える、戦前戦中の書物から見えてくる世界とは。日本って何がそんなに「スゴイ」の?
目次:
第1章 「日本主義」大ブーム到来 ・「日本スゴイ」ネタの原型 ・日本主義は全人類の奉ずべき道徳精神である ・日本人の底力・粘り強さは米食からくる ・お墓マニアが語る日本精神 ・満洲事変で「日本人」はどう変わったのか ・「天才帝国日本」の栄光と崩壊 など第2章 「よい日本人」のディストピア・「日本人に生まれてよかった」?・学校教師を「ミニ天皇」化する「日本的学級経営」 ・学校は児童を日本的に鍛える道場である ・日本の少国民は、世界でいちばん知能がよいのですよ ・修学旅行で「神国日本」を実感 ・受験で試される愛国心 ・勝つために今日も体力向上の実践をしよう 第3章 礼儀正しい日本人――国民礼法の時代 ・便は便所にすべきで、庭や路傍にすべきではない ・祝祭日には赤飯炊いて ・よい子の諸君! カツアゲと痴漢には気をつけよう ・自由主義を撲滅し、交通道徳を守りましょう・弁当箱は左の手に持つ!・朝礼は心を込めて など第4章 よく働く日本人――勤労哲学の教化と錬成 ・「日本的勤労観」の暗黒 ・金銭のために働くのは、金銭の奴隷にすぎないいやしい根性 ・「お国のため」は「自分のため」 ・神国日本の有給休暇 ・勤労青少年の「不良」がスゴイ  など第5章 神がかり日本に敗戦はない ・大東亜皇道楽園の出現 ・大東亜戦争の神話的意義 ・神の国には敗戦はない・文部省の公式「日本スゴイ」本がヤバイ会社に酷似の件 など

«本澤二郎の「日本の風景」(4999)

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